JP5316181B2 - ツアー参加者管理システム、ツアー参加者管理サーバ、ツアー参加者管理方法、およびプログラム - Google Patents

ツアー参加者管理システム、ツアー参加者管理サーバ、ツアー参加者管理方法、およびプログラム Download PDF

Info

Publication number
JP5316181B2
JP5316181B2 JP2009093856A JP2009093856A JP5316181B2 JP 5316181 B2 JP5316181 B2 JP 5316181B2 JP 2009093856 A JP2009093856 A JP 2009093856A JP 2009093856 A JP2009093856 A JP 2009093856A JP 5316181 B2 JP5316181 B2 JP 5316181B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
tour
tour participant
participant
information
unit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2009093856A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2010244392A (ja
Inventor
千里 大平
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NEC Corp filed Critical NEC Corp
Priority to JP2009093856A priority Critical patent/JP5316181B2/ja
Publication of JP2010244392A publication Critical patent/JP2010244392A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5316181B2 publication Critical patent/JP5316181B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)

Description

本発明は、団体旅行などのツアーのツアー参加者の行動予定を管理するツアー参加者管理システム、ツアー参加者管理サーバ、ツアー参加者管理方法、およびプログラムに関する。
団体旅行などのツアーでは、添乗員などのツアーを管理するツアー管理者が、ツアーに同行して、ツアー参加者の集合確認やスケジュール調整などのツアーの管理を行っている。
このようなツアーにおいては、ツアー参加者が自由に行動することができる自由時間が設定されている場合が多く、ツアー管理者が、ツアー参加者に、あらかじめ所定の集合地点や、集合予定時刻を通知したのち、自由時間に入るのが一般的である。
ここで、自由時間の後、ツアー参加者が集合予定時刻までに集合地点に戻ることが、ツアーの管理上、重要である。
そこで、特許文献1には、ツアー参加者に、集合予定時刻までに集合地点に戻ることを促すツアー参加者管理システムが記載されている。
特許文献1に記載のツアー参加者管理システムは、RFIDタグを備え、ツアー参加者に携帯されるバッジと、バッジのRFIDタグに対してRFIDライタにより情報を送信する端末装置とを有する。
バッジは、例えば、ツアー参加者がバスなどから降車する際などの、自由時間に入る前に、バスに設置された端末装置から送信される集合予定時刻の情報を取得し、集合予定時刻より所定の時間だけ前に、バッジに備えられた警告手段により、バッジを携帯するツアー参加者に警告を行う。これにより、特許文献1に記載のツアー参加者管理システムは、集合予定時刻までに集合地点に戻ることを促すことができる。
特開2005−190072号公報
しかしながら、特許文献1に記載のツアー参加者管理システムは、自由時間に入る前にバッジが取得した集合予定時刻の情報に基づき、集合予定時刻より所定の時間だけ前に、ツアー参加者に警告を行うだけである。
従って、ツアー参加者の位置と集合地点までの距離に関わりなく、全てのツアー参加者に対して、同じ時刻に警告が行われるだけで、ツアー参加者の位置を考慮した、適切な警告を行うことができないという課題がある。
本発明の目的は、ツアー参加者の位置に基づき、適切な警告を行うことができるツアー参加者管理サーバ、ツアー参加者管理システム、およびツアー参加者管理方法を提供することにある。
上記目的を達成するために本発明のツアー参加者管理システムは、
ツアーに参加するツアー参加者の行動予定を管理するツアー参加者管理サーバと、前記ツアー参加者管理サーバとネットワークを介して接続され、前記ツアーに設定された出発地点から集合地点までの所定の地点に設置され、前記ツアー参加者が前記行動予定に関する情報を取得するために利用する端末装置と、を有するツアー参加者管理システムであって、
前記ツアー参加者管理サーバは、
前記端末装置が設置された地点の位置情報と、前記ツアーに設定された集合地点および集合時刻の情報とを記録する記録部と、
前記ツアー参加者が利用した前記端末装置が設置された地点の位置情報を、前記記録部により記録された位置情報から取得する現在位置取得部と、
前記現在位置取得部により取得された、前記ツアー参加者が利用した前記端末装置が設置された地点の位置情報と、前記ツアー参加者が前記端末装置を利用した時刻である端末利用時刻と、前記記録部により記録された前記ツアーに設定された集合地点および集合時刻の情報とに基づき、前記ツアー参加者に前記集合時刻に関する警告を行うかを判定する警告部と、を有する。
上記目的を達成するために本発明のツアー参加者管理サーバは、
ツアーに設定された出発地点から集合地点までの所定の地点に設置され、前記ツアーに参加するツアー参加者が行動予定に関する情報を取得するために利用する端末装置と、ネットワークを介して接続され、前記ツアー参加者の前記行動予定を管理するツアー参加者管理サーバであって、
前記端末装置が設置された地点の位置情報と、前記ツアーに設定された集合地点および集合時刻の情報とを記録する記録部と、
前記ツアー参加者が利用した前記端末装置が設置された地点の位置情報を、前記記録部により記録された位置情報から取得する現在位置取得部と、
前記現在位置取得部により取得された、前記ツアー参加者が利用した前記端末装置が設置された地点の位置情報と、前記ツアー参加者が前記端末装置を利用した時刻である端末利用時刻と、前記記録部により記録された前記ツアーに設定された集合地点および集合時刻の情報とに基づき、前記ツアー参加者に前記集合時刻に関する警告を行うかを判定する警告部と、を有する。
上記目的を達成するために本発明のツアー参加者管理方法は、
ツアーに設定された出発地点から集合地点までの所定の地点に設置され、前記ツアーに参加するツアー参加者が行動予定に関する情報を取得するために利用する端末装置と、ネットワークを介して接続され、前記ツアー参加者の前記行動予定を管理するツアー参加者管理サーバに適用されるツアー参加者管理方法であって、
前記端末装置が設置された地点の位置情報と、前記ツアーに設定された集合地点および集合時刻の情報とを記録する記録ステップと、
前記ツアー参加者が利用した前記端末装置が設置された地点の位置情報を、前記記録ステップにより記録された位置情報から取得する現在位置取得ステップと、
前記現在位置取得ステップにより取得された、前記ツアー参加者が利用した前記端末装置が設置された地点の位置情報と、前記ツアー参加者が前記端末装置を利用した時刻である端末利用時刻と、前記記録ステップにより記録された前記ツアーに設定された集合地点および集合時刻の情報とに基づき、前記ツアー参加者に前記集合時刻に関する警告を行うかを判定する警告ステップと、を有する。
上記目的を達成するために本発明のプログラムは、
ツアーに設定された出発地点から集合地点までの所定の地点に設置され、前記ツアーに参加するツアー参加者が行動予定に関する情報を取得するために利用する端末装置と、ネットワークを介して接続され、前記ツアー参加者の前記行動予定を管理するツアー参加者管理サーバに、
前記端末装置が設置された地点の位置情報と、前記ツアーに設定された集合地点および集合時刻の情報とを記録する手順と、
前記ツアー参加者が利用した前記端末装置が設置された地点の位置情報を、前記記録部により記録された位置情報から取得する手順と、
前記現在位置取得部により取得された、前記ツアー参加者が利用した前記端末装置が設置された地点の位置情報と、前記ツアー参加者が前記端末装置を利用した時刻である端末利用時刻と、前記記録部により記録された前記ツアーに設定された集合地点および集合時刻の情報とに基づき、前記ツアー参加者に前記集合時刻に関する警告を行うかを判定する手順と、を実行させるものである。
本発明によれば、ツアー参加者管理サーバは、ツアー参加者が、ツアーの出発地点から集合地点までの所定の地点に設置された端末装置を利用した時刻と、その端末装置が設置された地点の位置情報とに基づき、ツアー参加者に対して警告を行う。
そのため、管理サーバは、ツアー参加者の位置から集合地点までの移動に必要な時間を考慮して、集合予定時刻までに集合地点に戻ることを促す適切な警告を行うことができる。
本発明の第1の実施形態のツアー参加者管理システムの構成の一例を示す図である。 図1に示す管理サーバの構成の一例を示すブロック図である。 図2に示すデータベースに登録される情報の構成の一例を示す図である。 図2に示すスケジュール表作成部により作成されるスケジュール表の一例を示す図である。 図2に示す案内図作成部により作成される案内図の一例を示す図である。 図2に示す管理サーバによる、ツアー参加者の登録動作の一例を示すフローチャートである。 図2に示す管理サーバによる、経路の作成動作の一例を示すフローチャートである。 ツアー参加者により端末装置が利用された場合の、図2に示す管理サーバの動作の一例を示すフローチャートである。 図2に示す管理サーバによる、警告判定の動作の一例を示すフローチャートである。 本発明の第2の実施形態のツアー参加者管理システムの構成の一例を示す図である。 図10に示す管理サーバの構成の一例を示すブロック図である。 データベースおよびカードに登録される情報の構成の一例を示す図である。 図11に示す管理サーバによる、ツアー参加者の登録動作の一例を示すフローチャートである。 ツアー参加者により端末装置が利用された場合の、図11に示す管理サーバの動作の一例を示すフローチャートである。 本発明の第3の実施形態のツアー参加者管理システムの構成の一例を示す図である。 図15に示す管理サーバの構成の一例を示すブロック図である。 図16に示すデータベースに登録される情報の構成の一例を示す図である。 図16に示す管理サーバによる、ツアー参加者の登録動作の一例を示すフローチャートである。 ツアー参加者により端末装置が利用された場合の、図16に示す管理サーバの動作の一例を示すフローチャートである。 本発明の第4の実施形態のツアー参加者管理システムの構成の一例を示す図である。 図20に示す管理サーバの構成の一例を示すブロック図である。 図21に示すデータベースに登録される情報の構成の一例を示す図である。 図21に示す管理サーバによる、ツアー参加者の登録動作の一例を示すフローチャートである。 ツアー参加者により携帯端末装置が利用された場合の、図21に示す管理サーバの動作の一例を示すフローチャートである。
以下に、本発明を実施するための形態について図面を参照して説明する。
(第1の実施形態)
図1は、本発明の第1の実施形態のツアー参加者管理システムの構成の一例を示す図である。
図1に示すツアー参加者管理システムは、複数の端末装置10と、複数の端末装置10と通信ネットワーク90を介して接続される管理サーバ20と、を有する。
端末装置10は、例えば、ツアーの出発地点、集合地点、およびツアー参加者の立ち寄り先の候補の店舗などの、出発地点から集合地点までの所定の地点に設置される。また、端末装置10は、ツアー参加者からの端末装置10の利用に応じて、ツアー管理者やツアー参加者から入力された種々の情報の管理サーバ20への送信や、管理サーバ20から送信された種々の情報を示すコンテンツの、ツアー参加者への提供などを行う。
管理サーバ20は、ツアー参加者の管理や、ツアー参加者への種々の情報を示すコンテンツの作成を行う。
通信ネットワーク90は、例えば、LAN(Local Area Network)、NGN(Next Generation Network)、インターネット、専用回線網、公衆回線網、携帯電話網、無線ネットワークなどであるが、これらに限られるものではない。
次に、端末装置10の構成について説明する。
図1に示す端末装置10は、ディスプレイ部110と、登録・検索用入力部120と、認証部130と、警告部140と、制御部150と、を有する。
また、認証部130は、バイオメトリクス認証部131を有する。
ディスプレイ部110は、管理サーバ20から送信されたコンテンツを表示する。
登録・検索用入力部120は、ツアーのグループを示すグループIDやツアー参加者を示す参加者IDなどの、管理サーバ20でツアー参加者を管理するために必要な情報の入力を受け付ける。また、登録・検索用入力部120は、ツアー参加者が管理サーバ20に提供を求める情報を検索するためのキーワードの入力の受付を行う。なお、これらの入力は、ツアー管理者またはツアー参加者により行われる。
そして、登録・検索用入力部120は、受け付けた入力を示す情報を、通信ネットワーク90を介して、管理サーバ20に送信する。
認証部130は、ツアー参加者が管理サーバ20に登録されているか認証を行うための情報を取得し、取得した情報を、通信ネットワーク90を介して、管理サーバ20に送信する。
バイオメトリクス認証部131は、ツアー参加者の顔、指紋、虹彩、血管などの人体的特徴に基づく情報を取得する。なお、バイオメトリクス認証部131が取得した情報を、バイオメトリクス情報という。
また、バイオメトリクス認証部131は、取得したバイオメトリクス情報を、通信ネットワーク90を介して、管理サーバ20に送信する。
なお、ツアー参加者が管理サーバ20に登録されているか認証を行うため情報には種々の情報を用いることが考えられるが、本実施形態においては、バイオメトリクス認証部131で取得したバイオメトリクス情報を用いた例を説明する。
警告部140は、管理サーバ20から送信される、ツアー参加者に対して警告を行うことを示す警告信号に基づき、ツアー参加者に対して警告を行う。
制御部150は、上述した各部を制御する。
次に、管理サーバ20の構成について説明する。
図2は、管理サーバ20の構成の一例を示すブロック図である。
図2に示す管理サーバ20は、データベース210と、認証部220と、登録・管理部230と、店舗検索部240と、経路作成部250と、コンテンツ作成部260と、制御部270と、を有する。
また、認証部220は、バイオメトリクス認証部221を有する。
また、登録・管理部230は、グループ登録・管理部231と、年齢層・性別推定部232と、個人登録・管理部233と、を有する。
また、店舗検索部240は、目的店検索部241と、嗜好分析部242と、お勧め店抽出部243と、を有する。
また、経路作成部250は、経路候補作成部251と、距離計算部252と、時刻計算部253と、妥当性確認部254と、経路確定部255と、現在位置取得部256と、警告部257と、を有する。
また、コンテンツ作成部260は、スケジュール表作成部261と、広告作成部262と、案内図作成部263と、を有する。
また、案内図作成部263は、地図情報取得部264と、位置埋め込み部265と、時刻埋め込み部266と、経路埋め込み部267と、を有する。
なお、データベース210は、記録部の一例である。
また、バイオメトリクス認証部221は、取得部の一例である。
データベース210は、管理サーバ20が管理するツアーに関する情報や、ツアーに参加するツアー参加者の属性情報を登録する。また、データベース210は、出発地点、集合地点、端末装置10が設置された店舗などの位置情報などを登録する。
図3は、データベース210に登録される情報の構成の一例を示す図である。
図3に示すように、データベース210は、グループ情報310と、個人属性情報320と、端末情報330と、個人スケジュール情報340と、地図情報350と、を登録する。
なお、データベース210に登録される情報の詳細については、後述する。
認証部220は、バイオメトリクス認証部221が取得したツアー参加者のバイオメトリクス情報と、後述するデータベース210の個人属性情報320に登録されている、ツアー参加者のバイオメトリクス情報とを比較し、そのツアー参加者が、管理サーバ20による管理の対象として、データベース210に登録されているかを判定する。
また、バイオメトリクス認証部221は、取得したバイオメトリクス情報を、登録・管理部230に出力する。
登録・管理部230は、バイオメトリクス認証部221から出力されたバイオメトリクス情報や、端末装置10から送信されたグループIDや参加者IDなどを、データベース210に登録する。
グループ登録・管理部231は、登録・検索用入力部120から送信された、管理サーバ20が管理するツアーのグループを示すグループIDと、そのグループの出発地点、出発予定時刻、集合地点、および集合予定時刻の情報とを、データベース210のグループ情報310として登録する。
年齢層・性別推定部232は、バイオメトリクス認証部221から出力されたツアー参加者のバイオメトリクス情報に基づき、そのツアー参加者の年齢層および性別の推定をする。
なお、バイオメトリクス情報に基づくツアー参加者の年齢層および性別の推定方法としては、以下のような方法がある。
ツアー参加者の顔の画像データに基づくバイオメトリクス情報の場合、あらかじめ年齢層や性別ごとの顔の画像データの特徴を登録しておき、ツアー参加者の顔の画像データに基づくバイオメトリクス情報と、登録した年齢層や性別ごとの顔の画像データの特徴とを比較することで、そのツアー参加者の年齢層や性別を推定する方法がある。
また、ツアー参加者の血管のパターンに基づくバイオメトリクス情報の場合、一般に、血管のパターンを撮影する際の血管の映り易さは、生体の年齢や性別に応じて異なることが知られているので、この血管の映り易さの違いに基づき、そのツアー参加者の年齢層や性別を推定する方法がある。
個人登録・管理部233は、登録・検索用入力部120から送信された、ツアー参加者の参加者ID、およびそのツアー参加者が所属するグループを示すグループIDと、バイオメトリクス認証部221から出力されたバイオメトリクス情報と、年齢層・性別推定部232により推定されたツアー参加者の年齢層および性別を示す情報とを、データベース210の個人属性情報320として登録する。
店舗検索部240は、データベース210に登録された端末情報330から、店舗の検索を行う。
ここで、端末情報330は、端末装置10が設置された出発地点や、集合地点や、立ち寄り先の候補の店舗の位置情報、端末装置10が設置されたのが店舗であるか、端末装置10が設置されたのが店舗である場合には、店舗名やジャンル、評判などを登録する。
なお、位置情報は、単に所定の地点からの距離であってもよいし、脇道や碁盤の目状の通りを想定した二次元座標や、ビルを想定した三次元座標であってもよい。
目的店検索部241は、登録・検索用入力部120から送信された、ツアー参加者が入力したキーワードに基づき、端末情報330に含まれる店舗の中から、ツアー参加者が入力したキーワードに合致する、ツアー参加者が訪れる目的となる目的店を検索する。そして、目的店検索部241は、検索した目的店を示す情報を経路作成部250に出力する。
嗜好分析部242は、個人属性情報320に登録された、キーワードを入力したツアー参加者の推定される年齢層および性別に基づき、ツアー参加者の嗜好を分析する。そして、嗜好分析部242は、ツアー参加者の嗜好を分析した結果を、お勧め店抽出部243に出力する。
お勧め店抽出部243は、嗜好分析部242から出力されたツアー参加者の嗜好を分析した結果に基づき、端末情報330に含まれる店舗の中から、ツアー参加者の嗜好に合致するお勧め店を抽出する。そして、お勧め店抽出部243は、抽出したお勧め店の候補を示す情報を経路作成部250に出力する。
経路作成部250は、ツアー参加者の行動予定の経路を作成する。
経路候補作成部251は、目的店検索部241から出力された目的店を示す情報と、お勧め店抽出部243から出力されたお勧め店の候補を示す情報と、グループ情報310に登録された、そのツアー参加者が所属するグループの出発地点、出発予定時刻、集合地点、および集合予定時刻に基づき、出発地点から目的店とお勧め店を経由して集合地点に到着する経路の候補を作成する。そして、経路候補作成部251は、作成した経路の候補を示す情報を、距離計算部252に出力する。
距離計算部252は、端末情報330に登録された端末装置10の位置情報に基づき、経路候補作成部251から出力された経路の候補ごとに、経路に含まれる各地点間の距離を計算する。そして、距離計算部252は、計算した各地点間の距離を示す情報を、時刻計算部253に出力する。
時刻計算部253は、距離計算部252から出力された各地点間の距離を示す情報と、ツアー参加者の移動速度とに基づき、各経路の移動に必要な時間を計算する。
なお、ツアー参加者の移動速度は、ツアー参加者ごと、あるいは、そのツアー参加者が所属するグループごとに設定された速度を用いてもよいし、あらかじめ定められた速度を用いてもよい。
そして、時刻計算部253は、計算した各経路の移動に必要な時間を示す情報を、経路候補作成部251に出力する。
経路候補作成部251は、時刻計算部253から出力された各経路の移動に必要な時間を示す情報と、想定される各店舗での滞在時間とに基づき、経路に含まれる各地点の到着予定時刻や出発予定時刻などの時刻の情報を含む経路の候補を作成し、作成した時刻の情報を含む経路の候補を示す情報を妥当性確認部254に出力する。
妥当性確認部254は、経路候補作成部251から出力された時刻の情報を含む経路の候補の集合地点への到着予定時刻が、ツアー参加者が所属するグループの集合予定時刻よりも早いかを判定する。そして、妥当性確認部254は、経路の候補の集合地点への到着予定時刻が、グループの集合予定時刻よりも早ければ、その経路が妥当であると確認する。
経路確定部255は、妥当性確認部254での判定の結果、妥当であると確認された経路を、ツアー参加者の行動予定の経路として確定する。
そして、経路確定部255は、確定した経路に基づき、ツアー参加者ごとに、参加者IDと、出発地点からの出発予定時刻、目的店への到着予定時刻と目的店からの出発予定時刻と、お勧め店への到着予定時刻とお勧め店からの出発予定時刻と、集合地点への到着予定時刻とを、データベース210の個人スケジュール情報340として登録する。
現在位置取得部256は、ツアー参加者が端末装置10を利用した際に、端末情報330に登録された端末装置10の位置情報に基づき、そのツアー参加者の現在位置の情報を取得する。そして、現在位置取得部256は、取得したツアー参加者の現在位置の情報を、警告部257に出力する。
警告部257は、現在位置取得部256から出力されたツアー参加者の現在位置の情報と、データベース210に登録されたそのツアー参加者の個人スケジュール情報340とに基づき、ツアー参加者に警告が必要かを判定し、警告が必要な場合には、警告の内容を示す警告信号を、端末装置10に送信する。
コンテンツ作成部260は、データベース210に登録された情報に基づき、ツアー参加者に種々の情報を提供するコンテンツを作成し、作成したコンテンツを端末装置10に送信する。
スケジュール表作成部261は、データベース210に登録された個人スケジュール情報340に基づき、図4に示すようなスケジュール表を作成する。
図4に示すスケジュール表は、ツアー参加者に対して推奨する情報として、出発地点からの出発予定時刻、目的店への到着予定時刻と目的店からの出発予定時刻、お勧め店への到着予定時刻とお勧め店からの出発予定時刻、集合地点への到着予定時刻を示す情報を含んでいる。
そして、スケジュール表作成部261は、作成したスケジュール表を、端末装置10に送信する。
広告作成部262は、データベース210に登録された個人スケジュール情報340と端末情報330とに基づき、ツアー参加者の行動予定の経路に含まれる目的店やお勧め店に関する広告のデータを作成し、作成した広告のデータを端末装置10に送信する。
案内図作成部263は、データベース210に登録された個人スケジュール情報340と地図情報350とに基づき、ツアー参加者の行動予定の経路を示す案内図を作成し、作成した案内図を端末装置10に送信する。
地図情報取得部264は、データベース210に登録された地図情報350を取得し、取得した地図情報を、位置埋め込み部265に出力する。
位置埋め込み部265は、地図情報取得部264から出力された地図情報に、個人スケジュール情報340に登録されたツアー参加者の現在位置、出発地点、目的店、お勧め店、集合地点などの位置の情報を埋め込む。また、位置埋め込み部265は、同じグループに所属する他のツアー参加者の個人スケジュール情報340に基づき、地図情報に、同じグループの他のツアー参加者が最後に立ち寄った地点の端末装置10の位置の情報を埋め込む。そして、位置埋め込み部265は、出発地点などの位置の情報を埋め込んだ地図情報を、時刻埋め込み部266に出力する。
時刻埋め込み部266は、位置埋め込み部265から出力された地図情報に、個人スケジュール情報340に登録された出発地点、目的店、お勧め店、集合地点における到着予定時刻や出発予定時刻の情報を埋め込む。また、時刻埋め込み部266は、同じグループに所属する他のツアー参加者の個人スケジュール情報340に基づき、位置埋め込み部265から出力された地図情報に、同じグループの他のツアー参加者が最後に立ち寄った地点に、他のツアー参加者が立ち寄った時刻の情報を埋め込む。そして、時刻埋め込み部266は、出発予定時刻などの情報を埋め込んだ地図情報を経路埋め込み部267に出力する。
経路埋め込み部267は、時刻埋め込み部266から出力された地図情報に、個人スケジュール情報340に登録された行動予定の経路の情報を埋め込むことで、図5に示すような案内図を作成する。
図5は、案内図作成部263により作成される案内図の一例を示す図である。
図5に示すように、案内図作成部263により作成される案内図は、ツアー参加者の現在地、目的店・お勧め店の場所、集合地点、同じグループに所属する他のツアー参加者が最後に立ち寄った地点の情報、それらの地点の到着予定時刻や出発予定時刻の情報、および出発地点から目的店とお勧め店を経由して集合地点に到着する経路を示す情報を含んでいる。
制御部270は、上述した各部を制御する。
次に、図2に示す管理サーバ20の動作について、図6から図9を参照して説明する。
(1)管理サーバ20によるツアー参加者の登録動作
まず、管理サーバ20による、ツアー参加者の登録動作について説明する。
図6は、管理サーバ20による、ツアー参加者の登録動作の一例を示すフローチャートである。
まずグループ登録・管理部231は、ツアー管理者により登録・検索用入力部120から入力された、管理するツアーのグループを示すグループIDと、そのツアーの出発地点、出発予定時刻、集合地点、および集合予定時刻の情報とを取得する。そして、グループ登録・管理部231は、取得した管理するツアーのグループを示すグループIDと、そのツアーの出発地点、出発予定時刻、集合地点、および集合予定時刻の情報とを、データベース210のグループ情報310として登録する(ステップA1)。
次に、個人登録・管理部233は、登録・検索用入力部120から入力された、ツアー参加者の参加者IDと、そのツアー参加者が所属するグループを示すグループIDとを、データベース210の個人属性情報320として登録する(ステップA2)。
次に、バイオメトリクス認証部221は、バイオメトリクス認証部131から入力されたツアー参加者のバイオメトリクス情報を取得し、取得したツアー参加者のバイオメトリクス情報を、登録・管理部230に出力する。
次に、個人登録・管理部233は、バイオメトリクス認証部221から出力されたツアー参加者のバイオメトリクス情報を、データベース210の個人属性情報320として登録する(ステップA3)。
なお、ツアー参加者のバイオメトリクス情報は、ツアー参加者の顔写真等に基づいて、ツアー管理者により入力されてもよい。
次に、年齢層・性別推定部232は、バイオメトリクス認証部221から出力されたツアー参加者のバイオメトリクス情報に基づき、そのツアー参加者の年齢層および性別を推定する(ステップA4)。
そして、年齢層・性別推定部232は、推定したツアー参加者の年齢層および性別を示す情報を、個人登録・管理部233に出力する。
次に、個人登録・管理部233は、年齢層・性別推定部232から出力されたツアー参加者の年齢層および性別を示す情報を、データベース210の、そのツアー参加者の個人属性情報320として登録する(ステップA5)。
次に、目的店検索部241は、登録・検索用入力部120から入力されたキーワードに基づき、端末情報330に含まれる店舗の中から、ツアー参加者が入力したキーワードに合致する目的店を検索する(ステップA6)。
そして、目的店検索部241は、検索した目的店を示す情報を経路作成部250に出力する。
次に、経路作成部250は、目的店検索部241から出力された目的店を示す情報と、データベース210に登録された個人属性情報320とに基づき、ツアー参加者の行動予定である経路を作成する(ステップA7)。
なお、経路の作成については、後述する。
そして、経路作成部250は、ツアー参加者の参加者IDと、作成した経路に含まれる、ツアー参加者が立ち寄る予定の地点(出発地点、目的店、お勧め店、および集合地点を含む)と、その地点に設置された端末装置10を示す端末IDと、その地点への到着予定時刻、その地点からの出発予定時刻と、作成した経路の情報を、データベース210の個人スケジュール情報340として登録する(ステップA8)。
次に、コンテンツ作成部260は、データベース210に登録された情報に基づき、ツアー参加者に提供するコンテンツ(スケジュール表、広告、および案内図)を作成し(ステップA9)、作成したコンテンツを端末装置10に送信する。
次に、制御部270は、全てのツアー参加者に対して、上述の登録動作を行ったかを判定する(ステップA10)。そして、制御部270は、全てのツアー参加者に対して、登録が終了するまで、ステップA2からステップA9までの処理を繰り返す。
なお、コンテンツ作成部260から端末装置10に送信されたコンテンツは、端末装置10のディスプレイ部110に表示され、ツアー参加者が、作成されたスケジュール表や案内図に満足しなければ、ツアー参加者が不満を持つ店舗を除外して、ステップA2からステップA9の処理を、再度行うことも可能である。
(2)管理サーバ20による経路の作成動作
次に、管理サーバ20による、経路の作成動作について説明する。
図7は、管理サーバ20による、経路の作成動作の一例を示すフローチャートである。
まず、嗜好分析部242は、登録・検索用入力部120から入力されたキーワードに基づき目的店検索部241が検索した目的店と、データベース210の個人属性情報320に登録されたそのツアー参加者の年齢層および性別とに基づき、そのツアー参加者の嗜好を分析する(ステップB1)。
そして、嗜好分析部242は、ツアー参加者の嗜好を分析した結果を、お勧め店抽出部243に出力する。
お勧め店抽出部243は、嗜好分析部242から出力されたツアー参加者の嗜好を分析した結果に基づき、ツアー参加者の嗜好に合致するお勧め店を検索し、お勧め店の候補を抽出する(ステップB2)。
ここで、お勧め店の候補は複数であってもよい。
なお、お勧め店を抽出する基準は、例えば、ツアー参加者の目的店と同種の店舗を抽出したり、ツアー参加者が高齢である場合には、移動距離が少ない、あるいは、バリアフリーが進んでいる店舗を抽出したりするなど、ツアー参加者の年齢層および性別に適した店舗を抽出する様々な基準がある。
そして、店舗検索部240は、目的店検索部241で検索したツアー参加者の目的店と、お勧め店抽出部243で抽出したお勧め店の候補とを示す情報を、経路作成部250に出力する。
次に、経路候補作成部251は、ツアーの出発地点、店舗検索部240から出力されたツアー参加者の目的店とお勧め店の候補、ツアーの集合地点の、位置情報に基づき、出発地点から、目的店およびお勧め店の候補を経由して、集合地点に到着する経路の候補を作成する(ステップB3)。
なお、出発地点、目的店およびお勧め店の候補、集合地点の位置情報は、データベース210の端末情報330に登録されている。
そして、経路候補作成部251は、作成した経路の候補を示す情報を、距離計算部252に出力する。
距離計算部252は、経路候補作成部251から出力された経路の候補に対して、出発地点から集合地点に到着するまでの各地点間の距離を、データベース210の端末情報330に登録されている位置情報に基づき計算する(ステップB4)。
そして、距離計算部252は、計算した各地点間の距離を示す情報を、時刻計算部253に出力する。
次に、時刻計算部253は、距離計算部252から出力された各地点間の距離と、ツアー参加者の移動速度とに基づき、ツアー参加者が各地点間を移動するのに必要な時間を計算する(ステップB5)。
そして、時刻計算部253は、計算したツアー参加者が各地点間を移動するのに必要な時間を示す情報を、経路候補作成部251に出力する。
次に、経路候補作成部251は、時刻計算部253から出力された、ツアー参加者が各地点間を移動するのに必要な時間を示す情報と、想定される目的店やお勧め店での滞在時間とに基づき、各地点の到着予定時刻や出発予定時刻などの時刻の情報を含む経路の候補を作成する(ステップB6)。
そして、経路候補作成部251は、作成した時刻の情報を含む経路の候補を示す情報を、妥当性確認部254に出力する。
妥当性確認部254は、経路候補作成部251から出力された時刻の情報を含む経路の候補の妥当性を確認する。すなわち、妥当性確認部254は、経路候補作成部251から出力された、時刻の情報を含む経路の候補の集合地点への到着予定時刻が、ツアー参加者が所属するグループの集合予定時刻よりも早いかを確認する(ステップB7)。
妥当性確認部254による確認の結果、時刻の情報を含む経路の候補の集合地点への到着予定時刻が、ツアー参加者が所属するグループの集合予定時刻よりも遅い場合(ステップB7:NO)、経路作成部250は、お勧め店の候補から1ヶ所を削除し(ステップB8)、ステップB2からステップB7までの処理を繰り返す。
一方、妥当性確認部254による確認の結果、時刻の情報を含む経路の候補の集合地点への到着予定時刻が、ツアー参加者が所属するグループの集合予定時刻よりも早い場合(ステップB7:YES)、経路確定部255は、経路の候補に含まれるお勧め店の候補を、お勧め店として確定し、経路を確定する(ステップB9)。
(3)ツアー参加者により端末装置10が利用された場合の、管理サーバ20の動作
次に、ツアー参加者により端末装置10が利用された場合の、管理サーバ20の動作について説明する。
図8は、ツアー参加者により端末装置10が利用された場合の、管理サーバ20の動作の一例を示すフローチャートである。
ツアー参加者により端末装置10の利用が開始されると、バイオメトリクス認証部221は、バイオメトリクス認証部131から入力されたツアー参加者のバイオメトリクス情報を取得する(ステップC1)。
なお、以下の説明において、ツアー参加者が利用している端末装置10を、端末装置10−iという。
次に、認証部220は、バイオメトリクス認証部221で取得されたツアー参加者のバイオメトリクス情報と、データベース210の個人属性情報320に登録されているバイオメトリクス情報とを比較し、そのツアー参加者がデータベース210に登録済みかを判定する(ステップC2)。
データベース210にツアー参加者が登録されていない場合(ステップC2:NO)、管理サーバ20は、図6のステップA1に進み(ステップC3)、ツアー参加者の登録を行う。
一方、データベース210にツアー参加者が登録されている場合(ステップC2:YES)、現在位置取得部256は、データベース210の端末情報330に基づき、端末装置10−iの位置情報を取得する(ステップC4)。
次に、個人登録・管理部233は、データベース210に登録された個人スケジュール情報340のうち、端末装置10−iの情報の更新を行う(ステップC5)。
具体的には、個人登録・管理部233は、ツアー参加者により端末装置10−iが利用された時刻を示す端末利用時刻と、ツアー参加者が個人スケジュール情報340に登録された地点に立ち寄ったことを示すYesの立ち寄り済みフラグとを登録する。
なお、個人スケジュール情報340に端末装置10−iが登録されていない場合には、個人登録・管理部233は、端末装置10−iの端末IDなどの情報を個人スケジュール情報340に追加した後、端末利用時刻や立ち寄り済みフラグを登録する。
次に、コンテンツ作成部260は、更新された個人スケジュール情報340に基づき、スケジュール表、広告、および案内図を作成し(ステップC6)、作成したスケジュール表、広告、および案内図を端末装置10−iに送信する。
次に、警告部257は、更新された個人スケジュール情報340に基づき、ツアー参加者に対して、警告を行うかを判定する警告判定を行う(ステップC7)。
なお、警告判定の詳細については、後述する。
(4)管理サーバ20による警告動作
次に、管理サーバ20による、警告判定の動作について説明する。
図9は、管理サーバ20による警告判定の動作の一例を示すフローチャートである。
まず、距離計算部252は、データベース210に登録された個人スケジュール情報340と端末情報330とに基づき、ツアー参加者が利用している端末装置10−iと集合地点との距離を計算し(ステップD1)、計算した端末装置10−iと集合地点との距離を示す情報を時刻計算部253に出力する。
時刻計算部253は、距離計算部252から出力された端末装置10−iと集合地点との距離を示す情報とツアー参加者の移動速度とに基づき、そのツアー参加者が集合地点に到着するまでに必要な時間を計算する(ステップD2)。
次に、警告部257は、個人スケジュール情報340に登録されている端末装置10−iの端末利用時刻に、時刻計算部253により計算された、ツアー参加者が集合地点に到着するまでに必要な時間を足した時刻が、グループ情報310に登録されたそのツアー参加者が所属するグループの集合予定時刻よりも早いかを判定する(ステップD3)。
端末装置10−iの端末利用時刻に、ツアー参加者が集合地点に到着するまでに必要な時間を足した時刻が、グループの集合予定時刻よりも遅い場合(ステップD3:NO)、警告部257は、ツアー参加者に集合予定時刻に間に合わないことを警告するために、端末装置10−iの警告部140に警告「集合予定時刻に間に合いません」を表示させる警告信号を、端末装置10−iに送信する(ステップD4)。
また、警告部257は、ツアー管理者にもツアー参加者が集合予定時刻に間に合わないことを警告するために、集合地点に設置された端末装置10に対しても警告信号を送信する(ステップD5)。
一方、端末装置10−iの端末利用時刻に、ツアー参加者が集合地点に到着するまでに必要な時間を足した時刻が、グループの集合予定時刻よりも早い場合(ステップD3:YES)、警告部257は、グループの集合予定時刻までに余裕があるか、すなわち、端末装置10−iの端末利用時刻に、ツアー参加者が集合地点に到着するまでに必要な時間を足した時刻と、グループの集合予定時刻とに、所定の時間以上の時間差があるかを判定する(ステップD6)。
端末装置10−iの端末利用時刻に、ツアー参加者が集合地点に到着するまでに必要な時間を足した時刻と、グループの集合予定時刻とに、所定の時間以上の時間差がない場合(ステップD6:NO)、警告部257は、ツアー参加者に集合予定時刻までに余裕がないことを警告するために、端末装置10−iの警告部140に警告「すぐ集合地点に向かわないと集合予定時刻に間に合わなくなるおそれがあります」を表示させる警告信号を、端末装置10−iに送信する(ステップD7)。
一方、端末装置10−iの端末利用時刻に、ツアー参加者が集合地点に到着するまでに必要な時間を足した時刻と、グループの集合予定時刻とに、所定の時間以上の時間差がある場合(ステップD6:YES)、警告部257は、個人スケジュール情報340に登録された立ち寄り済みフラグから、まだツアー参加者が立ち寄っていない地点のうち、到着予定時刻が最も遅い地点の端末装置10を端末装置10−kとする(ステップD8)。
次に、距離計算部252は、データベース210に登録された端末情報330に基づき、端末装置10−iと端末装置10−kとの距離を計算する。(ステップD9)。
そして、距離計算部252は、計算した端末装置10−iと端末装置10−kとの距離を示す情報を、時刻計算部253に出力する。
次に、時刻計算部253は、距離計算部252から出力された端末装置10−iと端末装置10−kとの距離とツアー参加者の移動速度とに基づき、そのツアー参加者が端末装置10−iから端末装置10−kまで移動するのに必要な時間を計算する(ステップD10)。
次に、警告部257は、端末装置10−iの端末利用時刻に、時刻計算部253で計算された、ツアー参加者が端末装置10−iから端末装置10−kまで移動するのに必要な時間を足した時刻が、個人スケジュール情報340に登録された端末装置10−kが設置された地点への到着予定時刻よりも早いかを判定する(ステップD11)。
端末装置10−iの端末利用時刻に、ツアー参加者が端末装置10−iから端末装置10−kまで移動するのに必要な時間を足した時刻が、端末装置10−kが設置された地点への到着予定時刻よりも遅い場合(ステップD11:NO)、警告部257は、ツアー参加者に端末装置10−kが設置された地点に立ち寄ると集合予定時刻に遅れるおそれがあるので、端末装置10−kが設置された地点への立ち寄りを止めることを警告するために、端末装置100−iの警告部140に警告「端末装置10−kまで飛ばして次の地点に向かって下さい」を表示させる警告信号を、端末装置10−iに送信する(ステップD12)。
次に、経路作成部250は、ツアー参加者の個人スケジュール情報340に登録された地点のうち、端末装置10−iが設置された地点から、端末装置10−kが設置された地点までを飛ばした、新しい経路を作成し、(ステップD13)、作成した新しい経路を個人スケジュール情報340として登録する。
一方、端末装置10−iの端末利用時刻に、ツアー参加者が端末装置10−iから端末装置10−kまで移動するのに必要な時間を足した時刻が、端末装置10−kが設置された地点への到着予定時刻よりも早い場合(ステップD11:YES)、警告部257は、個人スケジュール情報340に登録された立ち寄り済みフラグから、まだツアー参加者が立ち寄っていない地点のうち、端末装置10−kの次に、到着予定時刻が遅い端末装置10が存在するかを判定する(ステップD14)。
端末装置10−kの次に、到着予定時刻が遅い端末装置10が存在する場合(ステップD14:YES)、警告部257は、その端末装置10を、新たに端末装置10−kとする(ステップD15)。
そして、管理サーバ20は、ステップD9からステップD14までの処理を繰り返す。
一方、端末装置10−kの次に、到着予定時刻が遅い端末装置10が存在しない場合、管理サーバ20は、警告判定の動作を終了する。
このように本実施形態によれば、管理サーバ20は、ツアー参加者が、ツアーの出発地点から集合地点までの所定の地点に設置された端末装置10を利用した時刻と、その端末装置10が設置された地点の位置情報とに基づき、ツアー参加者に対して警告を行う。
そのため、管理サーバ20は、ツアー参加者の位置から集合地点までの移動に必要な時間を考慮して、集合予定時刻までに集合地点に戻ることを促す適切な警告を行うことができる。
また、本実施形態によれば、管理サーバ20は、ツアー参加者に対して、そのツアー参加者と同じグループに所属する他のツアー参加者が最後に立ち寄った地点とその時刻の情報を、ツアー参加者に提供する。
そのため、ツアー参加者は、同じグループに所属する他のツアー参加者と容易に落ち合うことができ、道に迷って、集合予定時刻に遅れることを防ぐことができる。
また、本実施形態によれば、管理サーバ20は、端末装置10から送信されたツアー参加者のバイオメトリクス情報に基づき、そのツアー参加者の嗜好や年齢・性別を考慮して、ツアー参加者の行動予定の経路を作成する。
そのため、管理サーバ20は、ツアー参加者の嗜好に合致した経路を作成することができるとともに、生年月日や性別などのツアー参加者の個人情報の入力が必要なく、ツアー参加者の管理において、セキュリティを保つことができる。
(第2の実施形態)
図10は、本発明の第2の実施形態のツアー参加者管理システムの構成の一例を示す図である。
なお、以下の説明において、第1の実施形態と同様の構成については、同じ符号を付して、その説明を省略し、第1の実施形態と相違する点について説明する。
図10に示すツアー参加者管理システムは、ツアーの出発地点、集合地点、およびツアー参加者の立ち寄り先の候補となる店舗などに設置される複数の端末装置30が、通信ネットワーク90を介して、管理サーバ40に接続される点で、図1に示すツアー参加者管理システムと共通する。
一方、図10に示すツアー参加者管理システムは、ツアー参加者の認証において、ツアー参加者のバイオメトリクス情報ではなく、ツアー参加者が携帯するカード300に登録された情報に基づき、ツアー参加者の認証を行う点で、図1に示すツアー参加者管理システムと相違する。
なお、カード300は、例えば、ICチップを内蔵したものでもよいし、文字やQRコードを印字しただけの簡易なものでもよい。
次に、図10に示す端末装置30の構成について説明する。
図10に示す端末装置30は、図1に示す端末装置10と比較して、カード発行・読取・書込部310を追加した点と、バイオメトリクス認証部131に代えてカード認証部320を設けた点とが異なる。
また、カード発行・読取・書込部310は、カード発行部311と、カード読取部312と、カード書込部313と、を有している。
カード発行・読取・書込部310は、ツアー参加者に対するカード300の発行や、カード300に登録された情報の読取りや、管理サーバ40から送信された種々の情報のカード300への書込みを行う。
カード発行部311は、ツアー参加者に対してカード300の発行を行う。
カード読取部312は、カード300に登録された情報の読取りを行う。
カード書込部313は、カード300に対して、管理サーバ40から送信された種々の情報の書込みを行う。
カード認証部320は、ツアー参加者のカード300に、そのツアー参加者の参加者IDが登録されているか読み取りを行う。そして、読取りの結果を示す情報を管理サーバ40に送信する。
図11は、本発明の第2の実施形態の管理サーバ40の構成を示す図である。
図11に示す管理サーバ40は、図2に示す管理サーバ20と比較して、バイオメトリクス認証部131に代えてカード認証部411を設けた点と、ID生成部421を追加した点と、年齢層・性別推定部232を除いた点とが異なる。
カード認証部411は、カード認証部320から送信された、ツアー参加者のカード300に、そのツアー参加者の参加者IDが登録されているか読み取りを行った結果を示す情報を取得する。
ID生成部421は、グループIDと参加者IDとを生成し、生成したグループIDをグループ登録・管理部231に、参加者IDを個人登録・管理部233に出力する。
次に、データベース210およびカード300に登録される情報について説明する。
図12は、データベース210およびカード300に登録される情報の構成の一例を示す図である。
本実施形態においては、図12に示すように、ツアー参加者の年齢や性別、あるいは、ツアー参加者の行動予定といったツアー参加者の個人情報を含む、個人属性情報320と個人スケジュール情報340は、カード300に登録されるのに対して、ツアー参加者の個人情報を含まない、グループ情報310、端末情報330、および地図情報350は、データベース210に登録される。
次に、図11に示す管理サーバ40の動作について、図13と図14を参照して説明する。
(1)ツアー参加者の登録動作
まず、管理サーバ40による、ツアー参加者の登録動作について説明する。
図13は、管理サーバ40による、ツアー参加者の登録動作の一例を示すフローチャートである。
なお、図13において、図6に示す管理サーバ20によるツアー参加者の登録動作と同様の処理については同じ符号を付し、その説明を省略する。
まず、ID生成部421は、ツアーのグループの出発地点、出発予定時刻、集合地点、および集合予定時刻の情報が、ツアー管理者により、登録・検索用入力部120から入力されると、そのツアーのグループを示すグループIDを生成し、生成したグループIDをグループ登録・管理部231に出力する。
次に、グループ登録・管理部231は、グループID生成部421から出力されたグループIDと、そのグループの出発地点、出発予定時刻、集合地点、および出発予定時刻の情報とを、データベース210のグループ情報310として登録する(ステップE1)。
次に、ID生成部421は、ツアー参加者が所属するグループのグループIDが、登録・検索用入力部120から入力されると、そのツアー参加者の参加者IDを生成し、生成した参加者IDを個人登録・管理部233に出力する。
次に、個人登録・管理部233は、グループID生成部421から出力された参加者IDと、その参加者IDが示すツアー参加者が所属するグループのグループIDとを、カード300の個人属性情報320として登録するために、参加者IDとグループIDの情報を、端末装置30に送信する(ステップE2)。
次に、個人登録・管理部233は、ツアー参加者の年齢層および性別の情報が、登録・検索用入力部120から入力されると、そのツアー参加者の年齢層および性別の情報を、カード300の個人属性情報320として登録するために、ツアー参加者の年齢層および性別の情報を、端末装置30に送信する(ステップE3)。
図6のステップA6の処理が行われた後、経路作成部250は、経路の作成を行う(ステップE4)。
なお、ステップA7の経路作成の動作においては、バイオメトリクス情報から推定されたツアー参加者の年齢層および性別に基づいて、お勧め店の候補の抽出を行うのに対し、ステップE4の経路作成の動作においては、ツアー参加者による入力された年齢層および性別に基づいて、お勧め店の候補の抽出を行う点のみが相違する。
次に、経路作成部250は、作成した経路に含まれる、ツアー参加者が立ち寄る予定の地点(出発地点、目的店、お勧め店、および集合地点を含む)と、その地点に設置された端末装置10を示す端末IDと、その地点への到着予定時刻と、その地点からの出発予定時刻と、作成した経路の情報を、カード300の個人スケジュール情報340として登録するために、これらの情報を、端末装置30に送信する(ステップE5)。
その後、図6のステップA9とA10の処理が行われる。
(2)ツアー参加者により端末装置30が利用された場合の、管理サーバ40の動作
次に、ツアー参加者により端末装置30が利用された場合の、管理サーバ40の動作について説明する。
図14は、ツアー参加者により端末装置10が利用された場合の、管理サーバ20の動作の一例を示すフローチャートである。
なお、図14において、図8に示すツアー参加者により端末装置10が利用された場合の、管理サーバ20の動作と同様の処理については同じ符号を付し、その説明を省略する。
まず、カード認証部411は、カード認証部320から送信された、ツアー参加者のカード300に、そのツアー参加者の参加者IDが登録されているか読み取りを行った結果を示す情報を取得する(ステップF1)。
次に、認証部220は、カード認証部411により取得された読み取りを行った結果を示す情報に基づき、カード300に参加者IDが登録されているかを判定する(ステップF2)。
カード300にツアー参加者の参加者IDが登録されていない場合(ステップF2:NO)、参加者の登録を行うため、管理サーバ40は、図13のステップE1に進み(ステップF3)、ツアー参加者の登録を行う。
一方、カード300にツアー参加者の参加者IDが登録されている場合(ステップF2:YES)、現在位置取得部256はデータベース210に登録された端末情報330に基づき、ツアー参加者が利用した端末装置30の位置情報を取得する(ステップC4)。
次に、個人登録・管理部233は、ツアー参加者のカード300に登録された個人スケジュール情報340の更新を行うため、ツアー参加者が利用した端末装置30の端末IDと、ツアー参加者が端末装置30を利用した端末利用時刻と、立ち寄り済みフラグを示す情報を、端末装置30に送信する(ステップF4)。
その後、図8のステップC6とC7の処理が行われる。
このように本実施形態によれば、ツアー参加者の個人情報を、管理サーバ40のデータベース210には登録せず、ツアー参加者が携帯するカード300に登録する。
そのため、管理サーバ40はツアー参加者の個人情報を登録する必要がなく、ツアー参加者の個人情報に配慮しつつ、ツアー参加者の管理を行うことができる。
また、管理サーバ40は、入力されたツアー参加者の年齢層や性別の情報基づき、ツアー参加者の嗜好の分析を行うので、バイオメトリクス情報に基づきツアー参加者の年齢層や性別を推定するのに比べて、より精度の高い嗜好の分析を行うことができる。
(第3の実施形態)
図15は、本発明の第3の実施形態のツアー参加者管理システムの構成の一例を示す図である。
なお、以下の説明において、第1の実施形態と同様の構成については、同じ符号を付して、その説明を省略し、第1の実施形態と相違する点について説明する。
図15に示すツアー参加者管理システムは、ツアーの出発地点、集合地点、およびツアー参加者の立ち寄り先の候補となる店舗などに設置される複数の端末装置50が、通信ネットワーク90を介して、管理サーバ60に接続される点で、図1に示すツアー参加者管理システムと共通する。
一方、図15に示すツアー参加者管理システムは、ツアー参加者の認証において、ツアー参加者のバイオメトリクス情報ではなく、ツアー参加者が入力したパスワードに基づき、ツアー参加者の認証を行う点で、図1に示すツアー参加者管理システムと相違する。
次に、図15に示す端末装置50の構成について説明する。
図15に示す端末装置50は、図1に示す端末装置10と比較して、バイオメトリクス認証部131に代えてカード認証部520を設けた点が異なる。
パスワード認証部520は、ツアー参加者から入力されたパスワードを取得し、取得したパスワードを、管理サーバ60に送信する。
図16は、本発明の第3の実施形態の管理サーバ60の構成を示す図である。
図16に示す管理サーバ60は、図2に示す管理サーバ20と比較して、バイオメトリクス認証部131に代えてパスワード認証部611を設けた点と、年齢層・性別推定部232を除いた点とが異なる。
パスワード認証部611は、登録・検索用入力部120から入力された参加者IDと、パスワード認証部520から入力されたツアー参加者のパスワードとを取得し、取得した参加者IDとパスワードを、登録・管理部230に出力する。
個人登録・管理部233は、パスワード認証部611から出力された参加者IDとパスワードを、データベース210に登録する。
次に、データベース210に登録される情報について説明する。
図17は、データベース210に登録される情報の構成の一例を示す図である。
本実施形態においては、図17に示すように、図3に示す個人属性情報320に登録されるバイオメトリクス情報に代えて、パスワードが登録される。
次に、図16に示す管理サーバ60の動作について、図18と図19を参照して説明する。
(1)ツアー参加者の登録動作
まず、管理サーバ60による、ツアー参加者の登録動作について説明する。
図18は、管理サーバ60による、ツアー参加者の登録動作の一例を示すフローチャートである。
なお、図18において、図6に示す管理サーバ20によるツアー参加者の登録動作と同様の処理については同じ符号を付し、その説明を省略する。
まず、図6のステップA1とA2の処理が行われる。
次に、個人登録・管理部233は、パスワード認証部611から出力された、ツアー参加者が入力したパスワードを、データベース210の個人属性情報710として登録する(ステップG1)。
次に、個人登録・管理部233は、ツアー参加者の年齢層および性別の情報が登録・検索用入力部120から入力されると、そのツアー参加者の年齢層および性別の情報を、データベース210の個人属性情報710として登録する(ステップG2)。
その後、図6のステップA6からA10の処理が行われる。
(2)ツアー参加者により端末装置50が利用された場合の、管理サーバ60の動作
次に、ツアー参加者により端末装置50利用された場合の、管理サーバ60の動作について説明する。
図19は、ツアー参加者により端末装置50が利用された場合の、管理サーバ60の動作の一例を示すフローチャートである。
なお、図19において、図8に示すツアー参加者により端末装置10が利用された場合の、管理サーバ20の動作と同様の処理については同じ符号を付し、その説明を省略する。
まず、パスワード認証部611は、登録・検索用入力部120から入力された参加者IDと、パスワード認証部520から入力されたツアー参加者のパスワードとを取得する(ステップH1)。
次に、認証部220は、パスワード認証部611により取得されたツアー参加者の参加者IDおよびパスワードと、データベース210の個人属性情報710に登録されている参加者IDおよびパスワードとを比較し、データベース210にそのツアー参加者が登録されているかを判定する(ステップH2)。
データベース210にツアー参加者の参加者IDが登録されていない場合(ステップH2:NO)、参加者の登録を行うため、管理サーバ40は、図19のステップA1に進み(ステップH3)、ツアー参加者の登録を行う。
一方、データベース210にツアー参加者の参加者IDが登録されている場合(ステップH2:YES)、図8のステップC4からC7の処理が行われる。
このように本実施形態によれば、管理サーバ60は、ツアー参加者が入力したパスワードに基づき、ツアー参加者がデータベース210に登録されているかの認証を行うため、
より簡易にツアー参加者の認証を行うことができる。
(第4の実施形態)
図20は、本発明の第4の実施形態のツアー参加者管理システムの構成の一例を示す図である。
なお、以下の説明において、第1の実施形態と同様の構成については、同じ符号を付して、その説明を省略し、第1の実施形態と相違する点について説明する。
図20に示すツアー参加者管理システムは、ツアーの出発地点、集合地点、およびツアー参加者の立ち寄り先の候補となる店舗などに設置される複数の端末装置70が、通信ネットワーク90を介して、管理サーバ80に接続される点で、図1に示すツアー参加者管理システムと共通する。
一方、図20に示すツアー参加者管理システムは、ツアー参加者に携帯される携帯端末装置700を有する点で、図1に示すツアー参加者管理システムと相違する。
携帯端末装置700は、自端末の識別情報である携帯端末識別情報を、自端末の近くに存在する端末装置70に送信する。また、携帯端末装置700は、ツアー参加者から年齢層および性別が入力された場合には、入力されたツアー参加者の年齢層および性別を示す情報を端末装置70に送信する。
なお、ツアー参加者の参加者IDと、そのツアー参加者が携帯する携帯端末装置700の携帯端末識別情報とは、あらかじめ対応つけられて端末装置70や管理サーバ80に登録されてもよいし、携帯端末装置700が携帯端末識別情報を送信する際に、ツアー参加者の参加者IDも送信するようにしてもよい。
次に、端末装置70の構成について説明する。
図20に示す端末装置70は、図1に示す端末装置10と比較して、携帯端末認証部710を追加した点が異なる。
携帯端末認証部710は、携帯端末装置700から送信された携帯端末識別情報を取得し、取得した携帯端末識別情報を、管理サーバ80に送信する。
また、登録・検索用入力部120は、携帯端末装置700から送信されたツアー参加者の年齢層および性別を示す情報を取得し、取得したツアー参加者の年齢層および性別を示す情報を、管理サーバ80に送信する。
管理サーバ80は、端末装置70から送信された、ツアー参加者のバイオメトリクス情報、またはツアー参加者が携帯する携帯端末装置700の端末識別情報に基づき、ツアー参加者の認証を行う。
図21は、本発明の第4の実施形態の管理サーバ80の構成を示す図である。
図21に示す管理サーバ80は、図2に示す管理サーバ20と比較して、携帯端末認証部811追加した点が異なる。
携帯端末認証部811は、端末装置70から送信された携帯端末識別情報を取得し、取得した携帯端末識別情報を、登録・管理部230に出力する。
個人登録・管理部233は、携帯端末認証部811から出力された携帯端末識別情報をデータベース210に登録する。
次に、データベース210に登録される情報について説明する。
図22は、データベース210に登録される情報の構成の一例を示す図である。
本実施形態においては、図22に示すように、図3に示す個人属性情報320に対して、携帯端末識別情報が付加して登録される。
次に、図21に示す管理サーバ80の動作について、図23と図24を参照して説明する。
(1)ツアー参加者の登録動作
まず、管理サーバ80による、ツアー参加者の登録動作について説明する。
図23は、管理サーバ80による、携帯端末識別情報に基づく、ツアー参加者の登録動作の一例を示すフローチャートである。
なお、図23において、図6に示す管理サーバ20によるツアー参加者の登録動作と同様の動作については同じ符号を付し、その説明を省略する。
まず、図6のステップA1とA2の処理が行われる。
次に、携帯端末認証部811は、携帯端末認証部710から送信された、ツアー参加者が携帯する携帯端末装置700携帯端末識別情報を取得し、取得した携帯端末識別情報を登録・管理部230に出力する。
個人登録・管理部233は、携帯端末認証部811から出力された携帯端末装置700の携帯端末識別情報と、その携帯端末装置700を携帯するツアー参加者の参加者IDとを、データベース210の個人属性情報910として登録する(ステップI1)。
次に、個人登録・管理部233は、端末装置10から送信されたツアー参加者のバイオメトリクス情報に基づき推定したツアー参加者の年齢層および性別、または端末装置70から送信された年齢層および性別を、データベース210の個人属性情報910として登録する(ステップI2)。
その後、図6のステップA6からA10の処理が行われる。
(2)ツアー参加者により携帯端末装置700が利用された場合の、管理サーバ80の動作
次に、ツアー参加者により携帯端末装置700が利用された場合の、管理サーバ80の動作について説明する。
図24は、ツアー参加者により携帯端末装置700が利用された場合の、管理サーバ80の動作の一例を示すフローチャートである。
なお、図24においては、管理サーバ80が、携帯端末識別情報に基づき、ツアー参加者の認証を行う例を説明する。
また、図24において、図8に示すツアー参加者により端末装置10が利用された場合の、管理サーバ20の動作と同様の処理については同じ符号を付し、その説明を省略する。
まず、携帯端末認証部811は、携帯端末認証部710から送信された、ツアー参加者が携帯する携帯端末装置700携帯端末識別情報を取得する(ステップJ1)。
次に、認証部220は、パスワード認証部811により取得された、ツアー参加者が携帯する携帯端末装置700の携帯端末識別情報と、データベース210の個人属性情報910に登録されている、そのツアー参加者の携帯端末識別情報とを比較し、そのツアー参加者がデータベース210に登録されているかを判定する(ステップJ2)。
データベース210に、ツアー参加者が登録されていない場合(ステップJ2:NO)、参加者の登録を行うため、管理サーバ80は、図23のステップA1に進み(ステップJ3)、ツアー参加者の登録を行う。
一方、データベース210に、ツアー参加者が登録されている場合(ステップJ2:YES)、図8のステップC4からC7の処理が行われる。
なお、ステップC4において、管理サーバ80は、携帯端末装置700から携帯端末識別情報を送信され、その携帯端末識別情報を管理サーバ80に送信した端末装置70の位置情報を取得する。
上述したように、携帯端末装置700は、自端末の近くに存在する端末装置70に携帯端末識別情報を送信するので、携帯端末識別情報を送信した端末装置70の位置情報から、ツアー参加者の位置を推定することができる。
なお、本実施形態においては、携帯端末装置700は、携帯端末識別情報や、入力された年齢層や性別を示す情報を、端末装置70に送信する例を説明したが、本発明はこれに限られるものではなく、携帯端末装置700が、管理サーバ80に対して、直接、携帯端末識別情報や、入力された年齢層や性別を示す情報を、送信することも可能である。
この場合には、携帯端末装置700は、自端末の近くに存在する端末装置70の端末IDや、携帯端末装置700にGPSなどの自端末の位置を取得する手段を設け、取得した携帯端末装置700の位置情報を、管理サーバ80に送信することで、管理サーバ80は、携帯端末装置700を携帯するツアー参加者の位置を推定することができる。
また、同様に、管理サーバ80が作成したスケジュール表や、広告や、案内図を、端末装置70だけでなく、携帯端末装置700に送信することも可能である。
このように本実施形態によれば、管理サーバ80は、端末装置70だけでなく、ツアー参加者に携帯される携帯端末装置700からも、ツアー参加者の情報の入力を受けたり、ツアー参加者へ情報を提供したりすることができる。
そのため、ツアー参加者が、端末装置70の設置されている地点に移動する必要がなくなり、より簡易に、ツアー参加者の管理を行うことができる。
なお、上述した実施形態においては、地域商店街、ショッピングモールなどの複数の店舗が存在する地点での、ツアー参加者の管理を例として説明したが、本発明はこれに限られるものではなく、観光地、遊園地、スタンプラリー、宝探し、オリエンテーリングなどにおける参加者の管理に適用することも可能である。
また、上述した実施形態におけるツアー参加者への警告は、例えば、イベントの開示時刻やタイムサービスの開示時刻に合わせた警告などにも適用することも可能である。
また、本発明は、認証を行う情報を、自動車にナンバープレートの情報にすれば、参加者の個人単位ではなく、自動車単位での管理に適用することも可能である。
なお、本発明の管理サーバにて行われる方法は、コンピュータに実行させるためのプログラムに適用してもよい。また、そのプログラムを記憶媒体に格納することも可能であり、ネットワークを介して外部に提供することも可能である。
10,30,50,70 端末装置
110 ディスプレイ部
120 登録・検索用入力部
130 認証部
131 バイオメトリクス認証部
140 警告部
150 制御部
20,40,60,80 管理サーバ
210 データベース
220 認証部
221 バイオメトリクス認証部
230 登録・管理部
231 グループ登録・管理部
232 年齢層・性別推定部
233 個人登録・管理部
240 店舗検索部
241 目的店検索部
242 嗜好分析部
243 お勧め店抽出部
250 経路作成部
251 経路候補作成部
252 距離計算部
253 時刻計算部
254 妥当性確認部
255 経路確定部
256 現在位置取得部
257 警告部
260 コンテンツ作成部
261 スケジュール表作成部
262 広告作成部
263 案内図作成部
264 地図情報取得部
265 位置埋め込み部
266 時刻埋め込み部
267 経路埋め込み部
270 制御部
300 カード
310 カード発行・読取・書込部
311 カード発行部
312 カード読取部
313 カード書込部
320 カード認証部
411 カード認証部
421 ID生成部
520 パスワード認証部
611 パスワード認証部
700 携帯端末装置
710 携帯端末認証部
811 携帯端末認証部
90 通信ネットワーク

Claims (19)

  1. ツアーに参加するツアー参加者の行動予定を管理するツアー参加者管理サーバと、前記ツアー参加者管理サーバとネットワークを介して接続され、前記ツアーに設定された出発地点から集合地点までの所定の地点に設置され、前記ツアー参加者が前記行動予定に関する情報を取得するために利用する端末装置と、を有するツアー参加者管理システムであって、
    前記ツアー参加者管理サーバは、
    前記端末装置が設置された地点の位置情報と、前記ツアーに設定された集合地点および集合時刻の情報とを記録する記録部と、
    前記ツアー参加者が利用した前記端末装置が設置された地点の位置情報を、前記記録部により記録された位置情報から取得する現在位置取得部と、
    前記現在位置取得部により取得された、前記ツアー参加者が利用した前記端末装置が設置された地点の位置情報と、前記ツアー参加者が前記端末装置を利用した時刻である端末利用時刻と、前記記録部により記録された前記ツアーに設定された集合地点および集合時刻の情報とに基づき、前記ツアー参加者に前記集合時刻に関する警告を行うかを判定する警告部と、
    前記ツアー参加者の属性情報である個人属性情報を取得する取得部と、
    前記ツアー参加者の行動予定の経路を作成する経路作成部と、
    前記経路作成部により作成された前記ツアー参加者の行動予定の経路に従って、前記ツアー参加者が利用した前記端末装置が設置された地点から、前記集合地点まで移動するのに必要な移動時間を計算する時刻計算部と、
    前記ツアー参加者の嗜好を分析する嗜好分析部と、有し、
    前記警告部は、前記端末利用時刻に、前記時刻計算部により計算された、前記移動時間を足した時刻と、前記集合時刻とに基づき、前記ツアー参加者に前記集合時刻に関する警告を行うかを判定し、
    前記取得部は、前記個人属性情報として前記ツアー参加者の生体的特徴を示すバイオメトリクス情報を取得し、
    前記嗜好分析部は、前記取得部により取得された前記ツアー参加者のバイオメトリクス情報に基づき前記ツアー参加者の嗜好を分析し、
    前記経路作成部は、前記嗜好分析部により分析された前記ツアー参加者の嗜好に基づき、前記経路を作成する、ツアー参加者管理システム。
  2. 前記ツアー参加者管理サーバは、
    前記取得部により取得された前記ツアー参加者の個人属性情報に基づき、前記ツアー参加者が、前記ツアー参加者管理サーバによる管理の対象であるかを認証する認証部と、を有する請求項1に記載のツアー参加者管理システム。
  3. 前記記録部は、前記ツアー参加者のバイオメトリクス情報を、さらに記録し、
    前記認証部は、前記取得部により取得された前記ツアー参加者のバイオメトリクス情報と、前記記録部により記録された前記ツアー参加者のバイオメトリクス情報とに基づき、前記ツアー参加者が、前記ツアー参加者管理サーバによる管理の対象であるかを認証する請求項に記載のツアー参加者管理システム。
  4. 前記個人属性情報は、前記ツアー参加者により設定されたパスワードであり、
    前記記録部は、前記ツアー参加者により設定されたパスワードを、さらに記録し、
    前記認証部は、前記取得部により取得された前記ツアー参加者のパスワードと、前記記録部により記録された前記ツアー参加者により設定されたパスワードとに基づき、前記ツアー参加者が、前記ツアー参加者管理サーバによる管理の対象であるかを認証する請求項に記載のツアー参加者管理システム。
  5. 前記ツアー参加者に携帯され、自端末の識別情報である携帯端末識別情報を送信する携帯端末装置を、さらに有し、
    前記個人属性情報は、前記ツアー参加者が携帯する前記携帯端末装置の前記携帯端末識別情報であり、
    前記記録部は、前記ツアー参加者が携帯する前記携帯端末装置の前記携帯端末識別情報を、さらに記録し、
    前記認証部は、前記取得部により取得された前記ツアー参加者が携帯する前記携帯端末装置の前記携帯端末識別情報と、前記記録部により記録された前記ツアー参加者が携帯する前記携帯端末装置の前記携帯端末識別情報とに基づき、前記ツアー参加者が、前記ツアー参加者管理サーバによる管理の対象であるかを認証する請求項に記載のツアー参加者管理システム。
  6. 前記ツアー参加者の個人属性情報が記録されるカードを、さらに有し、
    前記ツアー参加者管理サーバは、
    前記カードに前記ツアー参加者の個人属性情報の記録を行う前記端末装置に、前記取得部により取得された前記ツアー参加者の個人属性情報を、送信する送信部を有し、
    前記認証部は、前記カードに前記ツアー参加者の個人属性情報が記録されているかに基づき、前記ツアー参加者が、前記ツアー参加者管理サーバによる管理の対象であるかを認証する請求項に記載のツアー参加者管理システム。
  7. ツアーに設定された出発地点から集合地点までの所定の地点に設置され、前記ツアーに参加するツアー参加者が行動予定に関する情報を取得するために利用する端末装置と、ネットワークを介して接続され、前記ツアー参加者の前記行動予定を管理するツアー参加者管理サーバであって、
    前記端末装置が設置された地点の位置情報と、前記ツアーに設定された集合地点および集合時刻の情報とを記録する記録部と、
    前記ツアー参加者が利用した前記端末装置が設置された地点の位置情報を、前記記録部により記録された位置情報から取得する現在位置取得部と、
    前記現在位置取得部により取得された、前記ツアー参加者が利用した前記端末装置が設置された地点の位置情報と、前記ツアー参加者が前記端末装置を利用した時刻である端末利用時刻と、前記記録部により記録された前記ツアーに設定された集合地点および集合時刻の情報とに基づき、前記ツアー参加者に前記集合時刻に関する警告を行うかを判定する警告部と、
    前記ツアー参加者の属性情報である個人属性情報を取得する取得部と、
    前記ツアー参加者の行動予定の経路を作成する経路作成部と、
    前記経路作成部により作成された前記ツアー参加者の行動予定の経路に従って、前記ツアー参加者が利用した前記端末装置が設置された地点から、前記集合地点まで移動するのに必要な移動時間を計算する時刻計算部と、
    前記ツアー参加者の嗜好を分析する嗜好分析部と、を有し、
    前記警告部は、前記端末利用時刻に、前記時刻計算部により計算された、前記移動時間を足した時刻と、前記集合時刻とに基づき、前記ツアー参加者に前記集合時刻に関する警告を行うかを判定し、
    前記取得部は、前記個人属性情報として前記ツアー参加者の生体的特徴を示すバイオメトリクス情報を取得し、
    前記嗜好分析部は、前記取得部により取得された前記ツアー参加者のバイオメトリクス情報に基づき前記ツアー参加者の嗜好を分析し、
    前記経路作成部は、前記嗜好分析部により分析された前記ツアー参加者の嗜好に基づき、前記経路を作成する、ツアー参加者管理サーバ。
  8. 前記取得部により取得された前記ツアー参加者の個人属性情報に基づき、前記ツアー参加者が、前記ツアー参加者管理サーバによる管理の対象であるかを認証する認証部と、を有する請求項に記載のツアー参加者管理サーバ。
  9. 前記記録部は、前記ツアー参加者のバイオメトリクス情報を、さらに記録し、
    前記認証部は、前記取得部により取得された前記ツアー参加者のバイオメトリクス情報と、前記記録部により記録された前記ツアー参加者のバイオメトリクス情報とに基づき、前記ツアー参加者が、前記ツアー参加者管理サーバによる管理の対象であるかを認証する請求項に記載のツアー参加者管理サーバ。
  10. 前記個人属性情報は、前記ツアー参加者により設定されたパスワードであり、
    前記記録部は、前記ツアー参加者により設定されたパスワードを、さらに記録し、
    前記認証部は、前記取得部により取得された前記ツアー参加者のパスワードと、前記記録部により記録された前記ツアー参加者により設定されたパスワードとに基づき、前記ツアー参加者が、前記ツアー参加者管理サーバによる管理の対象であるかを認証する請求項に記載のツアー参加者管理サーバ。
  11. 前記個人属性情報は、前記ツアー参加者が携帯する携帯端末装置により送信される、自端末の識別情報である携帯端末識別情報であり、
    前記記録部は、前記ツアー参加者が携帯する前記携帯端末装置の前記携帯端末識別情報を、さらに記録し、
    前記認証部は、前記取得部により取得された前記ツアー参加者が携帯する前記携帯端末装置の前記携帯端末識別情報と、前記記録部により記録された前記ツアー参加者が携帯する前記携帯端末装置の前記携帯端末識別情報とに基づき、前記ツアー参加者が、前記ツアー参加者管理サーバによる管理の対象であるかを認証する請求項に記載のツアー参加者管理サーバ。
  12. 前記ツアー参加者の個人属性情報が記録されるカードに、前記ツアー参加者の個人属性情報の記録を行う前記端末装置に、前記取得部により取得された前記ツアー参加者の個人属性情報を送信する送信部を有し、
    前記認証部は、前記カードに前記ツアー参加者の個人属性情報が記録されているかに基づき、前記ツアー参加者が、前記ツアー参加者管理サーバによる管理の対象であるかを認証する請求項に記載のツアー参加者管理サーバ。
  13. ツアーに設定された出発地点から集合地点までの所定の地点に設置され、前記ツアーに参加するツアー参加者が行動予定に関する情報を取得するために利用する端末装置と、ネットワークを介して接続され、前記ツアー参加者の前記行動予定を管理するツアー参加者管理サーバが実行するツアー参加者管理方法であって、
    前記端末装置が設置された地点の位置情報と、前記ツアーに設定された集合地点および集合時刻の情報とを記録する記録ステップと、
    前記ツアー参加者が利用した前記端末装置が設置された地点の位置情報を、前記記録ステップにより記録された位置情報から取得する現在位置取得ステップと、
    前記現在位置取得ステップにより取得された、前記ツアー参加者が利用した前記端末装置が設置された地点の位置情報と、前記ツアー参加者が前記端末装置を利用した時刻である端末利用時刻と、前記記録ステップにより記録された前記ツアーに設定された集合地点および集合時刻の情報とに基づき、前記ツアー参加者に前記集合時刻に関する警告を行うかを判定する警告ステップと、
    前記ツアー参加者の属性情報である個人属性情報を取得する取得ステップと、
    前記ツアー参加者の行動予定の経路を作成する経路作成ステップと、
    前記経路作成ステップにより作成された前記ツアー参加者の行動予定の経路に従って、前記ツアー参加者が利用した前記端末装置が設置された地点から、前記集合地点まで移動するのに必要な移動時間を計算する時刻計算ステップと、
    前記ツアー参加者の嗜好を分析する嗜好分析ステップと、を有し、
    前記警告ステップは、前記端末利用時刻に、前記時刻計算ステップにより計算された、前記移動時間を足した時刻と、前記集合時刻とに基づき、前記ツアー参加者に前記集合時刻に関する警告を行うかを判定し、
    前記取得ステップは、前記個人属性情報として前記ツアー参加者の生体的特徴を示すバイオメトリクス情報を取得し、
    前記嗜好分析ステップは、前記取得ステップにより取得された前記ツアー参加者のバイオメトリクス情報に基づき、前記ツアー参加者の嗜好を分析し、
    前記経路作成ステップは、前記嗜好分析ステップにより分析された前記ツアー参加者の嗜好に基づき、前記経路を作成する、ツアー参加者管理方法。
  14. 前記取得ステップにより取得された前記ツアー参加者の個人属性情報に基づき、前記ツアー参加者が、前記ツアー参加者管理サーバによる管理の対象であるかを認証する認証ステップ、を有する請求項13に記載のツアー参加者管理方法。
  15. 前記記録ステップは、前記ツアー参加者のバイオメトリクス情報を、さらに記録し、
    前記認証ステップは、前記取得ステップにより取得された前記ツアー参加者のバイオメトリクス情報と、前記記録ステップにより記録された前記ツアー参加者のバイオメトリクス情報とに基づき、前記ツアー参加者が、前記ツアー参加者管理サーバによる管理の対象であるかを認証する請求項14に記載のツアー参加者管理方法。
  16. 前記個人属性情報は、前記ツアー参加者により設定されたパスワードであり、
    前記記録ステップは、前記ツアー参加者により設定されたパスワードを、さらに記録し、
    前記認証ステップは、前記取得ステップにより取得された前記ツアー参加者のパスワードと、前記記録ステップにより記録された前記ツアー参加者により設定されたパスワードとに基づき、前記ツアー参加者が、前記ツアー参加者管理サーバによる管理の対象であるかを認証する請求項14に記載のツアー参加者管理方法。
  17. 前記個人属性情報は、前記ツアー参加者が携帯する携帯端末装置により送信される、自端末の識別情報である携帯端末識別情報であり、
    前記記録ステップは、前記ツアー参加者が携帯する前記携帯端末装置の前記携帯端末識別情報を、さらに記録し、
    前記認証ステップは、前記取得ステップにより取得された前記ツアー参加者が携帯する前記携帯端末装置の前記携帯端末識別情報と、前記記録ステップにより記録された前記ツアー参加者が携帯する前記携帯端末装置の前記携帯端末識別情報とに基づき、前記ツアー参加者が、前記ツアー参加者管理サーバによる管理の対象であるかを認証する請求項14に記載のツアー参加者管理方法。
  18. 前記ツアー参加者の個人属性情報が記録されるカードに、前記ツアー参加者の個人属性情報の記録を行う前記端末装置に、前記取得ステップにより取得された前記ツアー参加者の個人属性情報を送信する送信ステップを有し、
    前記認証ステップは、前記カードに前記ツアー参加者の個人属性情報が記録されているかに基づき、前記ツアー参加者が、前記ツアー参加者管理サーバによる管理の対象であるかを認証する請求項14に記載のツアー参加者管理方法。
  19. ツアーに設定された出発地点から集合地点までの所定の地点に設置され、前記ツアーに参加するツアー参加者が行動予定に関する情報を取得するために利用する端末装置と、ネットワークを介して接続され、前記ツアー参加者の前記行動予定を管理するツアー参加者管理サーバに、
    前記端末装置が設置された地点の位置情報と、前記ツアーに設定された集合地点および集合時刻の情報とを記録する手順と、
    前記ツアー参加者が利用した前記端末装置が設置された地点の位置情報を、前記記録された位置情報から取得する手順と、
    記取得された、前記ツアー参加者が利用した前記端末装置が設置された地点の位置情報と、前記ツアー参加者が前記端末装置を利用した時刻である端末利用時刻と、前記記録部により記録された前記ツアーに設定された集合地点および集合時刻の情報とに基づき、前記ツアー参加者に前記集合時刻に関する警告を行うかを判定する手順と、
    前記ツアー参加者の属性情報である個人属性情報を取得する手順と、
    前記ツアー参加者の行動予定の経路を作成する手順と、
    前記作成された前記ツアー参加者の行動予定の経路に従って、前記ツアー参加者が利用した前記端末装置が設置された地点から、前記集合地点まで移動するのに必要な移動時間を計算する手順と、
    前記ツアー参加者の嗜好を分析する手順と、を実行させ、
    前記判定する手順では、前記端末利用時刻に、前記計算された移動時間を足した時刻と、前記集合時刻とに基づき、前記ツアー参加者に前記集合時刻に関する警告を行うかを判定し、
    前記取得する手順では、前記個人属性情報として前記ツアー参加者の生体的特徴を示すバイオメトリクス情報を取得し、
    前記分析する手順では、前記取得された前記ツアー参加者のバイオメトリクス情報に基づき、前記ツアー参加者の嗜好を分析し、
    前記作成する手順では、前記分析された前記ツアー参加者の嗜好に基づき、前記経路を作成する、プログラム
JP2009093856A 2009-04-08 2009-04-08 ツアー参加者管理システム、ツアー参加者管理サーバ、ツアー参加者管理方法、およびプログラム Expired - Fee Related JP5316181B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009093856A JP5316181B2 (ja) 2009-04-08 2009-04-08 ツアー参加者管理システム、ツアー参加者管理サーバ、ツアー参加者管理方法、およびプログラム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009093856A JP5316181B2 (ja) 2009-04-08 2009-04-08 ツアー参加者管理システム、ツアー参加者管理サーバ、ツアー参加者管理方法、およびプログラム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2010244392A JP2010244392A (ja) 2010-10-28
JP5316181B2 true JP5316181B2 (ja) 2013-10-16

Family

ID=43097330

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2009093856A Expired - Fee Related JP5316181B2 (ja) 2009-04-08 2009-04-08 ツアー参加者管理システム、ツアー参加者管理サーバ、ツアー参加者管理方法、およびプログラム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5316181B2 (ja)

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5930931B2 (ja) * 2012-01-10 2016-06-08 サトーホールディングス株式会社 搭乗者案内システム
JP6358936B2 (ja) * 2014-11-26 2018-07-18 株式会社ゼンリンデータコム 団体旅行参加者支援システム、旅行管理サーバ装置、参加者端末、管理者端末及び団体旅行参加者支援方法
JP2017111497A (ja) * 2015-12-14 2017-06-22 株式会社日立システムズ 旅行者位置情報確認システム、旅行者位置情報確認方法
WO2019186964A1 (ja) * 2018-03-29 2019-10-03 本田技研工業株式会社 ツアー客の案内システム

Family Cites Families (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002071378A (ja) * 2000-09-05 2002-03-08 Hitachi Koukiyou Syst Eng Kk 自動集合判別システム
JPWO2004008355A1 (ja) * 2002-07-10 2005-11-10 富士通株式会社 商品の購入動向解析システム
JP2004062792A (ja) * 2002-07-31 2004-02-26 Sharp Corp 道案内システム及び道案内方法
JP2004235957A (ja) * 2003-01-30 2004-08-19 Mega Chips Corp 位置確認システムおよび位置確認方法
JP2004294377A (ja) * 2003-03-28 2004-10-21 Toshiba Corp 携帯端末装置、監視装置及び携帯端末装置の監視システム
JP4694428B2 (ja) * 2006-07-07 2011-06-08 株式会社ナビタイムジャパン 生体認証に基づく認証情報提供システムおよび情報配信サービス提供システム、生体認証サーバおよび情報配信サーバ、ならびに認証情報提供方法および情報配信方法
JP2009053798A (ja) * 2007-08-24 2009-03-12 Oki Electric Ind Co Ltd 情報提供システム、情報提供装置、情報取得装置、情報提供方法及びプログラム

Also Published As

Publication number Publication date
JP2010244392A (ja) 2010-10-28

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN103488666B (zh) 信息处理设备和方法、电子装置以及计算机可读存储介质
US20180341985A1 (en) Provision and management of advertising via mobile entity
JPWO2020026368A1 (ja) 情報処理装置、情報処理方法及びプログラム
JP2012212225A (ja) 情報処理装置、方法およびプログラム
US20200242869A1 (en) Information processing apparatus, information processing method, and storage medium
JP2010019641A (ja) 情報提供装置、方法およびプログラムならびにアルバム作成装置、方法およびプログラム
JP2007079656A (ja) チケットレス搭乗システム及びチケットレス搭乗方法
JP5316181B2 (ja) ツアー参加者管理システム、ツアー参加者管理サーバ、ツアー参加者管理方法、およびプログラム
JP2014126912A (ja) 情報処理装置、通信端末装置および記憶媒体
CN105849751A (zh) 用于推荐目标位置的系统和方法
JP2010230813A (ja) 情報提供装置、情報提供方法およびプログラム
JP2024043539A (ja) チケット発券システム、検札装置、およびプログラム
CN108701280A (zh) 确定语义行进模式
JP2022081395A (ja) 情報端末、情報処理装置、情報処理方法及びプログラム
WO2022097276A1 (ja) サーバ装置、来場者通知システム、来場者通知方法及び記憶媒体
WO2022003766A1 (ja) 情報処理装置、顔認証促進システム、情報処理方法、プログラムが記憶された非一時的なコンピュータ可読媒体
JP2017120617A (ja) 情報処理システム、情報処理装置、情報処理方法および情報処理プログラム
JP2019109556A (ja) 行動履歴を用いた本人認証方法
KR20200095057A (ko) 놀이공원 실행 시스템
JP6767138B2 (ja) ゲート通過者に対する個別処理方法および個別処理システム
CN112565165B (zh) 基于光通信装置的交互方法和系统
KR101861248B1 (ko) 여행 가이드 서비스 장치 및 그 동작 방법
JP2022030060A (ja) 情報処理装置、情報処理方法、及び、プログラム
WO2023095318A1 (ja) 案内装置、システム及び方法、並びに、コンピュータ可読媒体
WO2022176339A1 (ja) 情報処理装置、情報処理システム、情報処理方法及び非一時的なコンピュータ可読媒体

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20120308

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20130410

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20130416

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20130517

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20130611

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20130624

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees