JP2004235957A - 位置確認システムおよび位置確認方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】限られたエリア内において、比較的精度の高い位置確認を行うことを課題とする。
【解決手段】利用者が売り場1に入ると、貸出窓口4において無線送信機14が貸与される。子供21は、無線送信機14を携帯して売り場1内を行動する。登録端末11では、無線送信機14のID番号と利用者情報が入力され、センタサーバ10に登録される。無線送信機14は、自機のID番号を常時配信し、このID番号を受信機13が受信する。センタサーバ10には、受信機13の位置情報が登録されているので、受信機13がID番号を取得することにより、無線送信機14の位置が特定される。親20が案内端末12において利用者情報を入力すると、センタサーバ10より無線送信機14の現在位置の情報が送られ、モニタ上に表示される。
【選択図】 図1
【解決手段】利用者が売り場1に入ると、貸出窓口4において無線送信機14が貸与される。子供21は、無線送信機14を携帯して売り場1内を行動する。登録端末11では、無線送信機14のID番号と利用者情報が入力され、センタサーバ10に登録される。無線送信機14は、自機のID番号を常時配信し、このID番号を受信機13が受信する。センタサーバ10には、受信機13の位置情報が登録されているので、受信機13がID番号を取得することにより、無線送信機14の位置が特定される。親20が案内端末12において利用者情報を入力すると、センタサーバ10より無線送信機14の現在位置の情報が送られ、モニタ上に表示される。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、デパートなどの限られたエリア内で主に利用可能な位置確認システムに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、GPSやPHSなどを利用した位置確認システムが存在する。これらは、利用者の所在地を広域的な範囲の中から特定するものである。
【0003】
たとえば、GPSを利用したシステムでは、衛星の電波の届く範囲で詳細な位置特定が可能である。また、PHSや携帯電話を利用したシステムでは、対象者がどの交差点に位置するのか、あるいは、どの建物の周辺に位置するのか、といった程度の確認が可能である。これらは、道路案内の表示や行方不明者の捜索といった目的で、有効に利用することが可能である。
【0004】
この出願の発明に関する先行技術情報としては次のものがある。
【0005】
【非特許文献】
NTTドコモホームページ[平成15年1月22日検索]、<URL:http://www.nttdocomo.co.jp/p_s/service/phs/ichi.html>
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
上述したように、GPSを利用した位置確認システムは、衛星を利用するため、衛星の電波が届かない屋内や地下での位置特定ができないという問題がある。
【0007】
また、PHSや携帯電話などを利用した位置確認システムでは、その位置特定範囲が広いため、限られたエリア内で、さらに正確な位置を確認したいような用途には向いていない。
【0008】
正確な位置を確認したい場合とは、たとえば、デパートなどの建物の中で、迷子になった子供がどの場所に位置するのか、テーマパークの中で、離れ離れになった友人がどの場所に位置するのか、といったような場合である。
【0009】
しかも、これらの用途にあったサービスを、広く一般の人々が受けることを可能とするためには、各利用者にかかる費用負担をなるべく小さくする必要がある。
【0010】
そこで、本発明は前記問題点に鑑み、限られたエリア内において、比較的精度の高い利用者位置を特定するためのシステムを、利用者の費用負担を軽減させながら構築することを課題とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するため、請求項1記載の発明は、所定のエリア内で利用者の位置を確認するシステムであって、前記利用者が前記エリア内において携帯する無線送信機と、前記エリア内の所定箇所に設置され、前記無線送信機と通信を行うことにより前記無線送信機に固有に与えられたID情報を取得する受信機と、前記ID情報と、前記受信機の前記エリア内における位置情報とを保持することにより、前記受信機から前記受信機の取得したID情報を受信した際、前記無線送信機の現在位置の情報を出力する制御手段と、を備えることを特徴とする。
【0012】
請求項2記載の発明は、請求項1に記載の位置確認システムにおいて、前記無線送信機と前記受信機との間の通信は、近距離無線通信であることを特徴とする。
【0013】
請求項3記載の発明は、請求項1または請求項2に記載の位置確認システムにおいて、前記無線送信機は、前記利用者が前記エリア内に入る際に、前記エリアの管理者側から前記利用者に対して貸与されることを特徴とする。
【0014】
請求項4記載の発明は、請求項1ないし請求項3のいずれかに記載の位置確認システムにおいて、さらに、前記エリア内に設置され、前記制御手段の出力した情報に基づいて、前記利用者の現在位置を案内する情報をモニタに表示する案内端末、を備えることを特徴とする。
【0015】
請求項5記載の発明は、請求項1ないし請求項4のいずれかに記載の位置確認システムにおいて、さらに、前記エリアの出入り口に設置され、前記無線送信機の通過時に警告を通知する手段、を備えることを特徴とする。
【0016】
請求項6記載の発明は、請求項1ないし請求項5のいずれかに記載の位置確認システムにおいて、前記無線送信機は、撮影手段と、前記撮影手段が撮影した映像を前記受信機に送信する手段と、を備え、前記制御手段が、前記受信機から受信した前記映像を出力することにより、前記案内端末は、モニタ上に、前記無線送信機が撮影した映像を表示することを特徴とする。
【0017】
請求項7記載の発明は、所定のエリア内で利用者の位置を確認する方法であって、前記エリア内に設置される受信機の位置情報と、無線送信機に固有に与えられるID情報とを登録する工程と、利用者が前記エリア内に入る際に、当該利用者に対して無線送信機が貸与される工程と、前記エリア内の所定箇所に設置された受信機により前記無線送信機のID情報が取得される工程と、前記受信機が前記無線送信機のID情報を取得することにより、登録されている当該受信機の位置情報に基づいて、当該ID情報が与えられている無線送信機の現在位置を特定し、前記エリア内に設置された案内端末のモニタ上に、前記利用者の現在位置を案内する情報が表示される工程と、を備えることを特徴とする。
【0018】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照しつつ本発明の実施の形態について説明する。図1は、本発明のシステムのイメージ概略図である。図2は、図1で示した各システム構成要素の機能ブロック図である。ここでは、本発明の位置確認システムをデパートの売り場1における迷子確認システムとして適用した場合を例に説明する。
【0019】
売り場1には、広いフロア内に多数の商品陳列棚2,2・・・が配列されている。この売り場1には、出入り口3を介して出入り可能である。
【0020】
たとえば、子連れ客(子供21を連れた親20)が売り場1に訪れているものとする。出入り口3を通過した後、親20は、貸出窓口4において、無線送信機14の貸出を申し出る。貸出窓口では、無線送信機14を貸し出すとともに、登録端末11において、貸し出した無線送信機14のID番号を登録する。この際、登録端末11において、同時に、利用者(子連れ客)の名前など、利用者を特定する情報(以下、利用者情報とする。)も登録される。
【0021】
また、利用者情報としてパスワードを登録するようにしてもよい。登録したパスワードは利用者に通知される。あるいは、利用者自身がパスワードを決定するようにしてもよい。
【0022】
なお、無線送信機14には、それぞれ固有のID番号が付与されており、図2にも示すように、無線送信機14のメモリ142には、固有のID番号が記録されている。
【0023】
ここでは、二人の子供21,21にそれぞれ無線送信機14,14を貸し出したものとする。したがって、親20は、二人の子供に無線送信機14,14を携帯させ、売り場1内でショッピングを行うのである。
【0024】
登録端末11において、各無線送信機14のID番号や利用者情報が登録されると、この情報はセンタサーバ10に送られる。図2に示すように、登録端末11から送られた情報は、センタサーバ10の通信部101によって受信され、DB管理部102によって、登録されたID番号と利用者情報とが利用者DB104に登録される。このようにして、センタサーバ10では、迷子確認システムのサービスを申し出て売り場1内に入った利用者を管理するようにしている。したがって、サービスを受ける対象者のみに機器を貸与すればよいので、システムコストを低減させることが可能である。また、利用者の費用負担も低減させることが可能である。
【0025】
なお、登録端末11とセンタサーバ10とを兼用させる構成でもよい。
【0026】
このようにして、センタサーバ10の利用者DB104に、子連れ客の情報が登録されると、無線送信機14(つまりは子供21)の監視状態がスタートする。監視は、無線送信機14と売り場1内の各地に設置された受信機13との間の無線通信により行われる。
【0027】
図2に示すように、無線送信機14と受信機13との間は、たとえば、IEEE802.11bやbluetoothなどの近距離無線通信のプロトコルを利用して通信が行われる。そして、無線送信機14が、自機のID番号を無線通信部141を介して常時配信しており、このID番号を受信機13が受信するようにしている。
【0028】
なお、無線送信機14は、携帯型の端末であるため、バッテリーはなるべく小型化されることが望ましい。しかし、その一方で、バッテリーの持続時間はなるべく長くしたい。ここで、無線送信機14が常時一方的に電波を送信し続け、受信機13がそれをキャッチする方式では、無線送信機14の電力の消費が大きくなるという問題がある。そこで、本実施の形態における無線送信機14と受信機13にそれぞれ送受信機能を持たせ(この意味においては、送信機と受信機という言葉は不適切になるので、両者を無線通信機14、通信機13とでも呼ぶべきであるが)、定期的に互いに通信を行う方式とすれば、無線送信機14のバッテリーの小型化・長寿命化を実現することが可能である。あるいは、無線送信機14は自身が検索対象となるまでは、受信モードで待機しておき、受信機13からの検索要求信号を受けた時点で、無線送信機13が信号を送信し始めるという方式によっても、省電力化を図ることが可能である。
【0029】
一方、センタサーバ10の位置情報DB103には、売り場1に設置された各受信機13の位置情報が登録されている。したがって、ID番号を受信した受信機13の位置から無線送信機14の位置を特定することが可能となる。このような位置特定処理は、DB管理部102によって行われる。このようにして特定される無線送信機14の位置の精度は、近距離無線通信の通信可能な距離によって決まることになる。
【0030】
また、複数の受信機13で同一のID番号の無線送信機14を受信した際には、これら複数の受信機13の位置関係から、さらに、精度の高い位置特定を行うことも可能である。
【0031】
あるいは、指向性のある受信機を利用することにより、さらに、精度の高い位置特定を行うようにしてもよい。
【0032】
受信機13のID番号取得部132が無線通信部131を介して無線端末機14のID番号を取得すると、通信部133は、ネットワークを介して接続されたセンタサーバ10に対して、取得したID番号を送信する。
【0033】
センタサーバ10の通信部101が、受信機13からID番号を取得すると、DB管理部102は、取得したID番号と、当該ID番号を送信した受信機13の位置情報とから、当該ID番号が付与されている無線送信機14の位置を特定し、この無線送信機14の現在位置の情報を位置情報DB103に登録するのである。
【0034】
このように監視状態がスタートすると、親20は、比較的安心して子供21から目を離して買い物を行うことが可能である。
【0035】
そして、実際に、親20が子供21を見失い、子供21を見つけられなくなった場合には、親20は、案内端末12の設置場所に行き、案内端末12を操作するのである。
【0036】
案内端末12は、タッチパネル式モニタ123を備えている。親20は、このタッチパネル式モニタ123を利用し、自身の名前など利用者情報を入力する。これにより、位置紹介情報作成部122は、現在位置の情報の問合せ指示を行う。この問合せ指示は、通信部121により、ネットワークを介して接続されたセンタサーバ10に対して送信される。
【0037】
なお、利用者情報の登録時に、パスワードを登録している場合には、親20は、案内端末12においてパスワードの入力を要求される。
【0038】
センタサーバ10では、位置紹介情報作成部122からの問合せに応じて、DB管理部102が該当する利用者に対応した位置情報を位置情報DB103より取得する。具体的には、利用者情報からID番号が特定され、このID番号をキーとして無線送信機14の現在位置の情報を取得する。DB管理部102は、現在位置の情報を取得すると、この情報を、位置紹介情報作成部122に送信する。
【0039】
なお、案内端末12において、パスワードを入力させる方式をとっている場合には、位置紹介情報作成部122は、センタサーバ10に対する問合せの際に、パスワードを通知するようにしている。そして、DB管理部102は、パスワードの照合がとれた場合のみ、現在位置の情報を返信するようにする。
【0040】
位置紹介情報作成部122は、センタサーバ10より受け取った現在位置の情報に基づいて、タッチパネル式モニタ123上に、無線送信機14の現在位置を案内する情報を表示するのである。この表示方法は特に限定されるものではないが、たとえば、売り場1の見取り図上に、無線送信機14の位置(つまりは子供21の位置)を表示するようにすればよい。
【0041】
また、出入り口3には、ゲートセンサ15が設けられている。このゲートセンサ15も、同じく無線通信により、無線送信機14からのID番号を取得する認識部152を備えている。
【0042】
認識部152は、無線送信機14からのID番号を取得すると、このID番号の内容に関わらず、警報装置153を起動して、警報を鳴らすようにしている。これによって、子供21が、親20から離れて勝手に、出入り口3から外に出ようとした場合などに、店員、その他の人に通知することが可能である。
【0043】
また、利用者(子連れ客)が、無線送信機14の返却を忘れて、出入り口3から外に出ようとした場合などにも注意を促すことが可能である。
【0044】
そして、ゲートセンサ15の認識部152が無線送信機14のID番号を取得すると、この情報が通信部151を介してセンタサーバ10に送信されるようにしている。これによって、センタサーバ10では、利用者DB104を参照することにより、ゲートセンサ15を通過しようとした無線送信機14を特定することが可能である。
【0045】
このようにして、ゲートセンサ15を通過しようとした無線送信機14が特定されれば、これをもとに、場内放送などで親20に対して連絡を取ることなども可能である。
【0046】
また、本発明の必須の機能ではないが、本実施の形態においては、無線送信機14に撮像部143が取り付けられている。そして、撮像部143で撮像された映像は、受信機13の無線通信部131、通信部133を介してセンタサーバ10に転送されるようになっている。なお、この際、映像とともにID番号が送信される。あるいは、映像データのヘッダ情報にID番号を埋め込むようにしてもよい。
【0047】
センタサーバ10は、通信部101を介して、無線送信機14が撮像した映像を取得すると、その映像がID番号と関連付けられた上で、映像DB105に登録される。
【0048】
そして、案内端末12の位置紹介情報作成部122より利用者情報を特定した、現在位置情報の案内要求を受けると、センタサーバ10は、現在位置の情報とともに映像データを案内端末12に送信するのである。
【0049】
これにより、案内端末12のモニタ123には、売り場1内のマップ上に示された現在位置の情報とともに、子供21が携帯している無線送信機14から送られてくる映像が表示されるのである。
【0050】
親20は、この映像を見ることにより、子供21の居場所を特定し易いという利点がある。また、この映像を見る限り、すぐに子供21の居場所に駆けつける必要がないといった判断をすることもできる。たとえば、子供21がおもちゃ売り場で遊んでいる様子が分かれば、もうしばらく様子を見ることも可能である。
【0051】
以上、本発明の位置確認システムを、迷子確認システムを一例として説明したが、本発明は、その他、所定のエリア内で位置を確認する様々な場面で利用可能である。
【0052】
たとえば、テーマパーク内に入った際に、仲間同士でそれぞれ無線送信機を携帯するようにすれば、離れ離れになった場合にも、容易に仲間を見つけることが可能である。また、それぞれが別のアトラクションに行きたい場合などにも、安心して別行動をとることが可能である。
【0053】
そして、デパートやテーマパークなどの管理者側の立場になれば、迷子などの案内放送を行うことや、子供を保護するといった仕事を削減できるといったメリットがある。
【0054】
【発明の効果】
以上説明したように、請求項1記載の発明では、利用者が携帯している無線送信機によりエリア内での位置特定を行うので、位置確認を行う対象と、位置確認を行う範囲が絞られ、比較的精度の高い位置確認が可能となり、利便性が高い。
【0055】
請求項2記載の発明では、無線送信機と受信機は近距離の無線通信を行うので、エリア内において比較的精度の高い位置特定が可能である。
【0056】
請求項3記載の発明では、無線送信機はエリアに入る利用者に貸与されるので、システムコストを低減させることが可能である。また、利用者にかかる負担も低減させることが可能である。
【0057】
請求項4記載の発明では、案内端末で無線送信機の位置を確認できるので、確認作業が容易であり、利便性がよい。
【0058】
請求項5記載の発明では、エリアの出入り口において、無線送信機の通過に対して警告を通知するので、無線送信機の保持者がエリア外に出てしまうことに注意を促すことが可能である。
【0059】
請求項6記載の発明では、無線送信機の備える撮像装置からの映像が案内端末に表示されるので、無線送信機の保持者の周囲環境を映像で確認可能である。
【0060】
請求項7記載の発明では、エリア内に入る利用者に無線送信機を貸与して、位置確認を行う方法であり、位置確認を行う対象と、位置確認を行う範囲が絞られ、比較的精度の高い位置確認が可能となり、利便性が高い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施の形態にかかる位置確認システムの全体イメージ図である。
【図2】本実施の形態にかかる位置確認システムの機能ブロック図である。
【符号の説明】
1 (デパート)売り場
3 出入り口
4 貸出窓口
10 センタサーバ
11 登録端末
12 案内端末
13 受信機
14 無線送信機
20 親
21 子供
【発明の属する技術分野】
本発明は、デパートなどの限られたエリア内で主に利用可能な位置確認システムに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、GPSやPHSなどを利用した位置確認システムが存在する。これらは、利用者の所在地を広域的な範囲の中から特定するものである。
【0003】
たとえば、GPSを利用したシステムでは、衛星の電波の届く範囲で詳細な位置特定が可能である。また、PHSや携帯電話を利用したシステムでは、対象者がどの交差点に位置するのか、あるいは、どの建物の周辺に位置するのか、といった程度の確認が可能である。これらは、道路案内の表示や行方不明者の捜索といった目的で、有効に利用することが可能である。
【0004】
この出願の発明に関する先行技術情報としては次のものがある。
【0005】
【非特許文献】
NTTドコモホームページ[平成15年1月22日検索]、<URL:http://www.nttdocomo.co.jp/p_s/service/phs/ichi.html>
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
上述したように、GPSを利用した位置確認システムは、衛星を利用するため、衛星の電波が届かない屋内や地下での位置特定ができないという問題がある。
【0007】
また、PHSや携帯電話などを利用した位置確認システムでは、その位置特定範囲が広いため、限られたエリア内で、さらに正確な位置を確認したいような用途には向いていない。
【0008】
正確な位置を確認したい場合とは、たとえば、デパートなどの建物の中で、迷子になった子供がどの場所に位置するのか、テーマパークの中で、離れ離れになった友人がどの場所に位置するのか、といったような場合である。
【0009】
しかも、これらの用途にあったサービスを、広く一般の人々が受けることを可能とするためには、各利用者にかかる費用負担をなるべく小さくする必要がある。
【0010】
そこで、本発明は前記問題点に鑑み、限られたエリア内において、比較的精度の高い利用者位置を特定するためのシステムを、利用者の費用負担を軽減させながら構築することを課題とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するため、請求項1記載の発明は、所定のエリア内で利用者の位置を確認するシステムであって、前記利用者が前記エリア内において携帯する無線送信機と、前記エリア内の所定箇所に設置され、前記無線送信機と通信を行うことにより前記無線送信機に固有に与えられたID情報を取得する受信機と、前記ID情報と、前記受信機の前記エリア内における位置情報とを保持することにより、前記受信機から前記受信機の取得したID情報を受信した際、前記無線送信機の現在位置の情報を出力する制御手段と、を備えることを特徴とする。
【0012】
請求項2記載の発明は、請求項1に記載の位置確認システムにおいて、前記無線送信機と前記受信機との間の通信は、近距離無線通信であることを特徴とする。
【0013】
請求項3記載の発明は、請求項1または請求項2に記載の位置確認システムにおいて、前記無線送信機は、前記利用者が前記エリア内に入る際に、前記エリアの管理者側から前記利用者に対して貸与されることを特徴とする。
【0014】
請求項4記載の発明は、請求項1ないし請求項3のいずれかに記載の位置確認システムにおいて、さらに、前記エリア内に設置され、前記制御手段の出力した情報に基づいて、前記利用者の現在位置を案内する情報をモニタに表示する案内端末、を備えることを特徴とする。
【0015】
請求項5記載の発明は、請求項1ないし請求項4のいずれかに記載の位置確認システムにおいて、さらに、前記エリアの出入り口に設置され、前記無線送信機の通過時に警告を通知する手段、を備えることを特徴とする。
【0016】
請求項6記載の発明は、請求項1ないし請求項5のいずれかに記載の位置確認システムにおいて、前記無線送信機は、撮影手段と、前記撮影手段が撮影した映像を前記受信機に送信する手段と、を備え、前記制御手段が、前記受信機から受信した前記映像を出力することにより、前記案内端末は、モニタ上に、前記無線送信機が撮影した映像を表示することを特徴とする。
【0017】
請求項7記載の発明は、所定のエリア内で利用者の位置を確認する方法であって、前記エリア内に設置される受信機の位置情報と、無線送信機に固有に与えられるID情報とを登録する工程と、利用者が前記エリア内に入る際に、当該利用者に対して無線送信機が貸与される工程と、前記エリア内の所定箇所に設置された受信機により前記無線送信機のID情報が取得される工程と、前記受信機が前記無線送信機のID情報を取得することにより、登録されている当該受信機の位置情報に基づいて、当該ID情報が与えられている無線送信機の現在位置を特定し、前記エリア内に設置された案内端末のモニタ上に、前記利用者の現在位置を案内する情報が表示される工程と、を備えることを特徴とする。
【0018】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照しつつ本発明の実施の形態について説明する。図1は、本発明のシステムのイメージ概略図である。図2は、図1で示した各システム構成要素の機能ブロック図である。ここでは、本発明の位置確認システムをデパートの売り場1における迷子確認システムとして適用した場合を例に説明する。
【0019】
売り場1には、広いフロア内に多数の商品陳列棚2,2・・・が配列されている。この売り場1には、出入り口3を介して出入り可能である。
【0020】
たとえば、子連れ客(子供21を連れた親20)が売り場1に訪れているものとする。出入り口3を通過した後、親20は、貸出窓口4において、無線送信機14の貸出を申し出る。貸出窓口では、無線送信機14を貸し出すとともに、登録端末11において、貸し出した無線送信機14のID番号を登録する。この際、登録端末11において、同時に、利用者(子連れ客)の名前など、利用者を特定する情報(以下、利用者情報とする。)も登録される。
【0021】
また、利用者情報としてパスワードを登録するようにしてもよい。登録したパスワードは利用者に通知される。あるいは、利用者自身がパスワードを決定するようにしてもよい。
【0022】
なお、無線送信機14には、それぞれ固有のID番号が付与されており、図2にも示すように、無線送信機14のメモリ142には、固有のID番号が記録されている。
【0023】
ここでは、二人の子供21,21にそれぞれ無線送信機14,14を貸し出したものとする。したがって、親20は、二人の子供に無線送信機14,14を携帯させ、売り場1内でショッピングを行うのである。
【0024】
登録端末11において、各無線送信機14のID番号や利用者情報が登録されると、この情報はセンタサーバ10に送られる。図2に示すように、登録端末11から送られた情報は、センタサーバ10の通信部101によって受信され、DB管理部102によって、登録されたID番号と利用者情報とが利用者DB104に登録される。このようにして、センタサーバ10では、迷子確認システムのサービスを申し出て売り場1内に入った利用者を管理するようにしている。したがって、サービスを受ける対象者のみに機器を貸与すればよいので、システムコストを低減させることが可能である。また、利用者の費用負担も低減させることが可能である。
【0025】
なお、登録端末11とセンタサーバ10とを兼用させる構成でもよい。
【0026】
このようにして、センタサーバ10の利用者DB104に、子連れ客の情報が登録されると、無線送信機14(つまりは子供21)の監視状態がスタートする。監視は、無線送信機14と売り場1内の各地に設置された受信機13との間の無線通信により行われる。
【0027】
図2に示すように、無線送信機14と受信機13との間は、たとえば、IEEE802.11bやbluetoothなどの近距離無線通信のプロトコルを利用して通信が行われる。そして、無線送信機14が、自機のID番号を無線通信部141を介して常時配信しており、このID番号を受信機13が受信するようにしている。
【0028】
なお、無線送信機14は、携帯型の端末であるため、バッテリーはなるべく小型化されることが望ましい。しかし、その一方で、バッテリーの持続時間はなるべく長くしたい。ここで、無線送信機14が常時一方的に電波を送信し続け、受信機13がそれをキャッチする方式では、無線送信機14の電力の消費が大きくなるという問題がある。そこで、本実施の形態における無線送信機14と受信機13にそれぞれ送受信機能を持たせ(この意味においては、送信機と受信機という言葉は不適切になるので、両者を無線通信機14、通信機13とでも呼ぶべきであるが)、定期的に互いに通信を行う方式とすれば、無線送信機14のバッテリーの小型化・長寿命化を実現することが可能である。あるいは、無線送信機14は自身が検索対象となるまでは、受信モードで待機しておき、受信機13からの検索要求信号を受けた時点で、無線送信機13が信号を送信し始めるという方式によっても、省電力化を図ることが可能である。
【0029】
一方、センタサーバ10の位置情報DB103には、売り場1に設置された各受信機13の位置情報が登録されている。したがって、ID番号を受信した受信機13の位置から無線送信機14の位置を特定することが可能となる。このような位置特定処理は、DB管理部102によって行われる。このようにして特定される無線送信機14の位置の精度は、近距離無線通信の通信可能な距離によって決まることになる。
【0030】
また、複数の受信機13で同一のID番号の無線送信機14を受信した際には、これら複数の受信機13の位置関係から、さらに、精度の高い位置特定を行うことも可能である。
【0031】
あるいは、指向性のある受信機を利用することにより、さらに、精度の高い位置特定を行うようにしてもよい。
【0032】
受信機13のID番号取得部132が無線通信部131を介して無線端末機14のID番号を取得すると、通信部133は、ネットワークを介して接続されたセンタサーバ10に対して、取得したID番号を送信する。
【0033】
センタサーバ10の通信部101が、受信機13からID番号を取得すると、DB管理部102は、取得したID番号と、当該ID番号を送信した受信機13の位置情報とから、当該ID番号が付与されている無線送信機14の位置を特定し、この無線送信機14の現在位置の情報を位置情報DB103に登録するのである。
【0034】
このように監視状態がスタートすると、親20は、比較的安心して子供21から目を離して買い物を行うことが可能である。
【0035】
そして、実際に、親20が子供21を見失い、子供21を見つけられなくなった場合には、親20は、案内端末12の設置場所に行き、案内端末12を操作するのである。
【0036】
案内端末12は、タッチパネル式モニタ123を備えている。親20は、このタッチパネル式モニタ123を利用し、自身の名前など利用者情報を入力する。これにより、位置紹介情報作成部122は、現在位置の情報の問合せ指示を行う。この問合せ指示は、通信部121により、ネットワークを介して接続されたセンタサーバ10に対して送信される。
【0037】
なお、利用者情報の登録時に、パスワードを登録している場合には、親20は、案内端末12においてパスワードの入力を要求される。
【0038】
センタサーバ10では、位置紹介情報作成部122からの問合せに応じて、DB管理部102が該当する利用者に対応した位置情報を位置情報DB103より取得する。具体的には、利用者情報からID番号が特定され、このID番号をキーとして無線送信機14の現在位置の情報を取得する。DB管理部102は、現在位置の情報を取得すると、この情報を、位置紹介情報作成部122に送信する。
【0039】
なお、案内端末12において、パスワードを入力させる方式をとっている場合には、位置紹介情報作成部122は、センタサーバ10に対する問合せの際に、パスワードを通知するようにしている。そして、DB管理部102は、パスワードの照合がとれた場合のみ、現在位置の情報を返信するようにする。
【0040】
位置紹介情報作成部122は、センタサーバ10より受け取った現在位置の情報に基づいて、タッチパネル式モニタ123上に、無線送信機14の現在位置を案内する情報を表示するのである。この表示方法は特に限定されるものではないが、たとえば、売り場1の見取り図上に、無線送信機14の位置(つまりは子供21の位置)を表示するようにすればよい。
【0041】
また、出入り口3には、ゲートセンサ15が設けられている。このゲートセンサ15も、同じく無線通信により、無線送信機14からのID番号を取得する認識部152を備えている。
【0042】
認識部152は、無線送信機14からのID番号を取得すると、このID番号の内容に関わらず、警報装置153を起動して、警報を鳴らすようにしている。これによって、子供21が、親20から離れて勝手に、出入り口3から外に出ようとした場合などに、店員、その他の人に通知することが可能である。
【0043】
また、利用者(子連れ客)が、無線送信機14の返却を忘れて、出入り口3から外に出ようとした場合などにも注意を促すことが可能である。
【0044】
そして、ゲートセンサ15の認識部152が無線送信機14のID番号を取得すると、この情報が通信部151を介してセンタサーバ10に送信されるようにしている。これによって、センタサーバ10では、利用者DB104を参照することにより、ゲートセンサ15を通過しようとした無線送信機14を特定することが可能である。
【0045】
このようにして、ゲートセンサ15を通過しようとした無線送信機14が特定されれば、これをもとに、場内放送などで親20に対して連絡を取ることなども可能である。
【0046】
また、本発明の必須の機能ではないが、本実施の形態においては、無線送信機14に撮像部143が取り付けられている。そして、撮像部143で撮像された映像は、受信機13の無線通信部131、通信部133を介してセンタサーバ10に転送されるようになっている。なお、この際、映像とともにID番号が送信される。あるいは、映像データのヘッダ情報にID番号を埋め込むようにしてもよい。
【0047】
センタサーバ10は、通信部101を介して、無線送信機14が撮像した映像を取得すると、その映像がID番号と関連付けられた上で、映像DB105に登録される。
【0048】
そして、案内端末12の位置紹介情報作成部122より利用者情報を特定した、現在位置情報の案内要求を受けると、センタサーバ10は、現在位置の情報とともに映像データを案内端末12に送信するのである。
【0049】
これにより、案内端末12のモニタ123には、売り場1内のマップ上に示された現在位置の情報とともに、子供21が携帯している無線送信機14から送られてくる映像が表示されるのである。
【0050】
親20は、この映像を見ることにより、子供21の居場所を特定し易いという利点がある。また、この映像を見る限り、すぐに子供21の居場所に駆けつける必要がないといった判断をすることもできる。たとえば、子供21がおもちゃ売り場で遊んでいる様子が分かれば、もうしばらく様子を見ることも可能である。
【0051】
以上、本発明の位置確認システムを、迷子確認システムを一例として説明したが、本発明は、その他、所定のエリア内で位置を確認する様々な場面で利用可能である。
【0052】
たとえば、テーマパーク内に入った際に、仲間同士でそれぞれ無線送信機を携帯するようにすれば、離れ離れになった場合にも、容易に仲間を見つけることが可能である。また、それぞれが別のアトラクションに行きたい場合などにも、安心して別行動をとることが可能である。
【0053】
そして、デパートやテーマパークなどの管理者側の立場になれば、迷子などの案内放送を行うことや、子供を保護するといった仕事を削減できるといったメリットがある。
【0054】
【発明の効果】
以上説明したように、請求項1記載の発明では、利用者が携帯している無線送信機によりエリア内での位置特定を行うので、位置確認を行う対象と、位置確認を行う範囲が絞られ、比較的精度の高い位置確認が可能となり、利便性が高い。
【0055】
請求項2記載の発明では、無線送信機と受信機は近距離の無線通信を行うので、エリア内において比較的精度の高い位置特定が可能である。
【0056】
請求項3記載の発明では、無線送信機はエリアに入る利用者に貸与されるので、システムコストを低減させることが可能である。また、利用者にかかる負担も低減させることが可能である。
【0057】
請求項4記載の発明では、案内端末で無線送信機の位置を確認できるので、確認作業が容易であり、利便性がよい。
【0058】
請求項5記載の発明では、エリアの出入り口において、無線送信機の通過に対して警告を通知するので、無線送信機の保持者がエリア外に出てしまうことに注意を促すことが可能である。
【0059】
請求項6記載の発明では、無線送信機の備える撮像装置からの映像が案内端末に表示されるので、無線送信機の保持者の周囲環境を映像で確認可能である。
【0060】
請求項7記載の発明では、エリア内に入る利用者に無線送信機を貸与して、位置確認を行う方法であり、位置確認を行う対象と、位置確認を行う範囲が絞られ、比較的精度の高い位置確認が可能となり、利便性が高い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施の形態にかかる位置確認システムの全体イメージ図である。
【図2】本実施の形態にかかる位置確認システムの機能ブロック図である。
【符号の説明】
1 (デパート)売り場
3 出入り口
4 貸出窓口
10 センタサーバ
11 登録端末
12 案内端末
13 受信機
14 無線送信機
20 親
21 子供
Claims (7)
- 所定のエリア内で利用者の位置を確認するシステムであって、
前記利用者が前記エリア内において携帯する無線送信機と、
前記エリア内の所定箇所に設置され、前記無線送信機と通信を行うことにより前記無線送信機に固有に与えられたID情報を取得する受信機と、
前記ID情報と、前記受信機の前記エリア内における位置情報とを保持することにより、前記受信機から前記受信機の取得したID情報を受信した際、前記無線送信機の現在位置の情報を出力する制御手段と、
を備えることを特徴とする位置確認システム。 - 請求項1に記載の位置確認システムにおいて、
前記無線送信機と前記受信機との間の通信は、近距離無線通信であることを特徴とする位置確認システム。 - 請求項1または請求項2に記載の位置確認システムにおいて、
前記無線送信機は、前記利用者が前記エリア内に入る際に、前記エリアの管理者側から前記利用者に対して貸与されることを特徴とする位置確認システム。 - 請求項1ないし請求項3のいずれかに記載の位置確認システムにおいて、さらに、
前記エリア内に設置され、前記制御手段の出力した情報に基づいて、前記利用者の現在位置を案内する情報をモニタに表示する案内端末、
を備えることを特徴とする位置確認システム。 - 請求項1ないし請求項4のいずれかに記載の位置確認システムにおいて、さらに、
前記エリアの出入り口に設置され、前記無線送信機の通過時に警告を通知する手段、
を備えることを特徴とする位置確認システム。 - 請求項1ないし請求項5のいずれかに記載の位置確認システムにおいて、
前記無線送信機は、
撮影手段と、
前記撮影手段が撮影した映像を前記受信機に送信する手段と、
を備え、
前記制御手段が、前記受信機から受信した前記映像を出力することにより、前記案内端末は、モニタ上に、前記無線送信機が撮影した映像を表示することを特徴とする位置確認システム。 - 所定のエリア内で利用者の位置を確認する方法であって、
前記エリア内に設置される受信機の位置情報と、無線送信機に固有に与えられるID情報とを登録する工程と、
利用者が前記エリア内に入る際に、当該利用者に対して無線送信機が貸与される工程と、
前記エリア内の所定箇所に設置された受信機により前記無線送信機のID情報が取得される工程と、
前記受信機が前記無線送信機のID情報を取得することにより、登録されている当該受信機の位置情報に基づいて、当該ID情報が与えられている無線送信機の現在位置を特定し、前記エリア内に設置された案内端末のモニタ上に、前記利用者の現在位置を案内する情報が表示される工程と、
を備えることを特徴とする位置確認方法。
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JP2003021919A JP2004235957A (ja) | 2003-01-30 | 2003-01-30 | 位置確認システムおよび位置確認方法 |
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JP2007272399A (ja) * | 2006-03-30 | 2007-10-18 | Oki Electric Ind Co Ltd | サービス提供システム |
JP2010244392A (ja) * | 2009-04-08 | 2010-10-28 | Nec Corp | ツアー参加者管理システム、ツアー参加者管理サーバ、ツアー参加者管理方法、およびプログラム |
JP2016014966A (ja) * | 2014-07-01 | 2016-01-28 | 冨士雄 羽土 | 捜索支援システム、および捜索支援プログラム |
-
2003
- 2003-01-30 JP JP2003021919A patent/JP2004235957A/ja active Pending
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