JP2007272399A - サービス提供システム - Google Patents

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Yasunobu Watanabe
康延 渡辺
Masaki Kurosu
正樹 黒須
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Abstract

【課題】容易な操作で安全なサイトに接続させて情報提供を受けることができるサービス提供システムを提供。
【解決手段】情報サービスシステム10は、情報管理サーバ12および複数のZigBeeネットワーク14、16および18により構築される。情報管理サーバ12は、たとえばIP(Internet Protocol)ネットワークに属する。情報管理サーバ12は、サイトに格納する情報、位置情報に基づく警告情報等をサービス情報として無料で提供する機能を有する。とくに、情報管理サーバ12は位置情報に基づき距離を算出し、算出した距離が所定の距離以上ある判定に応じて警告情報を報知する。
【選択図】図1

Description

本発明は、サービス提供システムに関するものであり、とくに、公共の場所における情報提供サービス、たとえばジグビー(ZigBee:登録商標)を利用したセンサネットワークによる情報提供サービスに関するものである。
従来、公衆の場において、たとえば近隣の店舗やレストランなどの情報を得ようとした場合、携帯電話や携帯用のパーソナルコンピュータ(PC)、いわゆるモバイル端末装置は電話回線等を介してネットワークに接続する。利用者はモバイル端末装置にてこの装置に情報を入力したり、この装置に提供される情報を選択したりすることにより自分の場所を特定し、サービスを受ける。
特許文献1は、情報案内システムおよび方法であり、WGML(Worker's Guide Markup Language)と情報案内通信システムを適用し、ピア・ツー・ピア方式の情報交換により案内を受けることを開示する。具体的な開示は段落番号0015〜0024にある。
また、特許文献2は、広告配信システム、広告配信サーバおよび広告主装置であり、各企業がインターネット上に提供しているホームページを広告媒体の資源として、公共の広告表示倍体を用いて、新規で良質な広告効率を確保することを目的にする。広告配信システムは、広告配信サーバ、広告主装置および広告表示装置のそれぞれをネットワークに接続して、構築される。広告配信サーバは、広告表示装置の広告スケジュールを作成し、広告主装置は広告配信サーバに自己のホームページの広告を依頼し、広告表示装置は広告配信サーバから指示されたスケジュールと広告主装置のホームページ情報とを受信して、スケジュールに従って広告を表示する。これにより新たな広告媒体をローコストに利用できる。
特開2002−366465号公報 特開2001−325520号公報 特開2004−356677号公報 特開平11−178041号公報
従来の方法において公共の場にてサービスを得ようとした場合、利用者には、携帯電話の操作にある程度慣れること、モバイル端末装置の操作の習熟やインターネット等情報提供をするサービス機関に関するある程度の理解が求められる。
また、情報を提供する側にも、問題がある。この問題とは、いわゆる悪徳業者が接続しただけで法外な料金を請求する等の社会的な問題である。また、悪徳業者でないサイトに接続したとしても、操作ミス等によって誤って有料サイトヘつながってしまう問題点が見られる。
本発明はこのような従来技術の欠点を解消し、容易な操作で安全なサイトに接続させて情報の提供を受けることができるサービス提供システムを提供することを目的とする。
本発明は上述の課題を解決するために、第1の端末装置と、サーバと、PAN(Personal Area Network)機能を有するコーディネータおよび複数のルータとを含み、第1の端末装置とサーバとの間で伝送される信号を中継するネットワークが形成されるサービス提供システムにおいて、第1の端末装置は、コーディネータおよび複数のルータに接続する規格のエンドデバイスを含み、このエンドデバイスを用いて、コーディネータまたはルータとの通信により第1の端末装置の情報に関する第1の信号を送信し、ネットワークにおけるコーディネータおよびルータのうち、少なくとも1つでの第1の信号の受信に応じて第1の信号にこの1つに関する情報を付加した第2の信号を送信し、サーバは、コーディネータに関する第1の位置情報、ルータに関する第2の位置情報、第1の位置情報と第2の位置情報に対応するサービス情報、第1の端末装置のデバイス情報、第1の端末装置を用いる利用者の情報を格納する格納手段と、受信した第2の信号から、第1の位置情報および第2の位置情報のうち、少なくとも1つの位置情報を用いて、第1の端末装置の位置を判断する判断手段と、判断に対応したサービス情報に関する第3の信号を、第1の端末装置に送信する送信手段とを含むことを特徴とする。
本発明に係るサービス提供システムによれば、コーディネータおよび複数のルータに接続する規格のエンドデバイスを含む第1の端末装置からコーディネータまたはルータに第1の信号を送信し、ネットワークにおけるコーディネータおよびルータのうち、少なくとも1つでの第1の信号の受信に応じて第1の信号にこの1つに関する情報を付加した第2の信号を送信し、サーバは、格納手段でコーディネータに関する第1の位置情報、ルータに関する第2の位置情報、第1の位置情報と第2の位置情報に対応するサービス情報、第1の端末装置のデバイス情報、第1の端末装置を用いる利用者の情報を格納し、判断手段で受信した第2の信号から、第1の位置情報および第2の位置情報のうち、少なくとも1つの位置情報を用いて、第1の端末装置の位置を判断し、送信手段で判断に対応したサービス情報に関する第3の信号を、第1の端末装置に送信することにより、利用者は自分の位置を気にすることなく、メニューから情報提供のサービスメニューを選択するだけで情報が入手できる。このとき、とくに、パソコンやインターネット等の知識がなくとも、簡単に情報の入手ができる。また、誤動作がなくなることから、誤って有料サイトに繋がるなどの料金に対するトラブルも防止でき、情報、すなわちコンテンツは、情報管理サーバ12上で管理されていることから、いわゆる悪徳業者の締め出しも可能となる。
情報提供者は、情報管理サーバに情報、すなわちコンテンツを提供するだけでよく、とくに、自らホームページを立ち上げずに済む。また、利用者がより簡単にアクセスすることができることから、より多くの人に情報を見てもらうことができるようになる。利用者、情報提供者の双方がメリットを享受できるという効果を奏することができる。
次に添付図面を参照して本発明によるサービス提供システムの一実施例を詳細に説明する。図1を参照すると、本発明によるサービス提供システムの実施例は、ZigBeeネットワーク14内のZigBeeエンドデバイスを含む利用端末装置である携帯電話機50からZigBeeコーディネータ42またはZigBeeルータ44、46および48にサービス要求信号を送信し、ZigBeeネットワーク14におけるZigBeeコーディネータ44およびZigBeeルータ44、46および48のうち、少なくとも1つでのサービス要求信号の受信に応じてサービス要求信号にこの1つに関する情報を付加したサービス要求信号を送信し、情報管理サーバ12は、図示しない格納部でZigBeeコーディネータ42に関する第1の位置情報、ZigBeeルータに関する第2の位置情報、第1の位置情報と第2の位置情報に対応するサービス情報、第1の端末装置のデバイス情報、携帯電話機50を用いる利用者の情報を格納し、判断部で受信した第2の信号から、第1の位置情報および第2の位置情報のうち、少なくとも1つの位置情報を用いて、携帯電話機50の位置を判断し、送信部で判断に対応したサービス情報に関するサービス提供信号を、携帯電話機50に送信する。
これにより、利用者は自分の位置を気にすることなく、メニューから情報提供のサービスメニューを選択するだけで情報が入手できる。このとき、とくに、パソコンやインターネット等の知識がなくとも、簡単に情報の入手ができる。また、誤動作がなくなることから、誤って有料サイトに繋がるなどの料金に対するトラブルも防止でき、情報、すなわちコンテンツは、情報管理サーバ12上で管理されていることから、いわゆる悪徳業者の締め出しも可能となる。
情報提供者は、情報管理サーバに情報、すなわちコンテンツを提供するだけでよく、とくに、自らホームページを立ち上げずに済む。また、利用者がより簡単にアクセスすることができることから、より多くの人に情報を見てもらうことができるようになる。利用者、情報提供者の双方がメリットを享受できるという効果を奏することができる。
本実施例は、本発明のサービス提供システムを情報サービスシステム10に適用した場合である。本発明と直接関係のない部分について図示および説明を省略する。以下の説明で、信号はその現れる接続線の参照番号で指示する。
情報サービスシステム10は、図1に示すように、情報管理サーバ12および複数のZigBeeネットワーク14、16および18により構築される。情報管理サーバ12は、たとえばIP(Internet Protocol)ネットワークに属する。情報管理サーバ12は、サイトに格納する情報、位置情報に基づく警告情報等をサービス情報として無料で提供する機能を有する。とくに、情報管理サーバ12は位置情報に基づき距離を算出し、算出した距離が所定の距離以上ある判定に応じて警告情報を報知する。
情報管理サーバ12は、図2に示すように、格納部12aでZigBeeコーディネータ42に関する第1の位置情報、ZigBeeルータに関する第2の位置情報、第1の位置情報と第2の位置情報に対応するサービス情報、第1の端末装置のデバイス情報、携帯電話機50を用いる利用者の情報を格納し、判断部12bで受信した第2の信号から、第1の位置情報および第2の位置情報のうち、少なくとも1つの位置情報を用いて、携帯電話機50の位置を判断し、送信部12cで判断に対応したサービス情報に関するサービス提供信号を、携帯電話機50に送信する。情報管理サーバ12は、回線20を介してIPネットワークであるWAN(Wide Area Network)またはLAN(Local Area Network)22に接続される。
WANまたはLAN 22はネットワークインタフェース(I/F)24、26および28の間に回線30、32および34が敷設される。ネットI/F 24、26および28は、たとえばLANインタフェース装置である。ネットI/F 24、26および28は、さらに、ZigBeeネットワーク14、16および18に回線36、38および40を介して接続される。
ZigBeeネットワーク14、16および18は、それぞれ、少なくとも、一つのZigBeeコーディネータ、複数のZigBeeルータおよびZigBeeエンドデバイス、すなわち利用者が所有する情報端末装置により構築される。
ZigBeeネットワーク14は、センサネットワークであり、ZigBeeコーディネータ42、ZigBeeルータ44、46および48、ならびに携帯電話機50で構築される。ZigBeeコーディネータ42は、たとえば、図3に示すOSI(Open Systems Interconnection)モデルを用いる。OSIモデルは、下層から物理層52、MAC(Media Access Control)層54、ネットワーク/セキュリティ層56、アプリケーション・フレームワーク58およびアプリケーション/プロファイル60が階層化される。物理層52は、半導体規格の一例として概略的に、無線周波数を2.4GHz帯、伝送速度を最大250kビット/秒、使用チャネルを16チャネルおよび消費電力を数mWで規定される。また、物理層52は、受信電力測定やリンク品質通知、チャネルの使用状況を確認するCSMA-CA(Carrier Sense Multiple Access with Collision Avoidance)等の機能を有し、干渉回避および高品質な通信を可能にする。
MAC層54は、ビーコンモードおよびノンビーコンモードを規定する。ビーコンモードは、間欠動作や帯域保証して通信するモードである。また、ノンビーコンモードは、全ノード間で直接通信するモードである。さらに説明すると、ビーコンモードは、PAN(Personal Area Network)のネットワーク管理ノードであるZigBeeコーディネータ42を中心に配したスター型ネットワークで使われる。ZigBeeコーディネータ42は定期的にビーコンを送信し、割り当てたノードだけがチャネルを占有する。これにより通信の衝突を防止し、低遅延を可能にする。ノンビーコンモードは、CSMA-CAで常にチャネルアクセスし、メッシュリンク、すなわち周辺ノードと直接通信する。この場合、常に受信待機していることから、ビーコンモードに比べて省電力化できない。また、親機だけを常に受信とし、エンドデバイス側を停止または待機させるスターリンクでは、省電力化を図ることができる。物理層52およびMAC層54は、IEEE(Institute of Electrical and Electronics Engineers)が標準化した近距離無線規格IEEE 802.15.4を利用する。
ネットワーク/セキュリティ層56は、規格IEEE 802.15.4で想定するスター型トポロジとメッシュ型トポロジを融合したクラスタツリー構造を有する。ネットワーク/セキュリティ層56およびアプリケーション・フレームワーク58は、ZigBeeプラットフォーム・スタックであり、ZigBee Allianceによりたとえばマルチポップ通信が可能になるように検討されている。アプリケーション/プロファイル60は、さらに、ZigBee Allianceまたはベンダが規定する。
また、ZigBeeコーディネータ42は、ZigBeeネットワーク14が含む自機、ZigBeeルータ44、46および48、ならびに携帯電話機50、すなわちネットワークのノードすべての位置関係を把握する機能を有する。ZigBeeコーディネータ42は、これによりZigBeeネットワーク14のトポロジを決定する。ZigBeeコーディネータ62および72もZigBeeネットワーク16および18のトポロジを決定する。
ZigBeeルータ44、46および48も、それぞれ、たとえば、図3に示したOSIモデルを用い、IEEEが標準化した近距離無線規格IEEE 802.15.4を利用して、自機以外のZigBeeルータ、情報端末装置である携帯電話機50と通信する機能を有する。
図1に戻って、ZigBeeネットワーク16も、センサネットワークであり、ネットワーク16内にZigBeeコーディネータ62、ZigBeeルータ64、66および68、ならびにPDA(Personal Digital Assistance)70を含む。さらに、ZigBeeネットワーク18も、センサネットワークであり、ネットワーク18内にZigBeeコーディネータ72、ZigBeeルータ74、76および78、ならびにPC(Personal Computer)80を含む。
携帯電話機50、PDA 70およびPC 80はZigBeeエンドデバイスを含む。ZigBeeエンドデバイスの一例が図4に示す近距離高周波通信規格に基づく高周波LSI(Large-Scale Integration)82である。高周波LSI 82は、RF(Radio Frequency)部84、アンテナ86、復調器88、変調器90、2面RAM(Random Access Memory)92および94、ホストインタフェース(I/F)96、ならびに物理層部98を含む。高周波LSI 82は、MAC層にプログラム手順で制御されるホストCPU(Central Processor Unit)100における機能させる。RF部84は、アンテナ86に接続される。
高周波LSI 82には、図示しない発振器から供給されるクロック102に応じて操作される。高周波LSI 82には、内部のRF部84にクロック100が供給される。RF部84は近距離無線規格IEEE 802.15.4を利用する。RF部84は図示しないがアナログ回路を含む送受信機を含む。送受信機は、アンテナ86を介する2.4GHzの高周波信号を送受信する。RF部84は、復調器88に接続された出力部104および変調器90に接続された入力部106を有する。
復調器88は、近距離無線規格IEEE 802.15.4に準拠する。復調器88には、図示しないが中間周波数(Intermediate Frequency: IF)インタフェースを介してRF部84から受信データ108が取り込まれ、受信データ108を復調データ110に出力するように復調する。復調器88は物理層部98に接続され、復調データ110を物理層部98に出力する。変調器90は、近距離無線規格IEEE 802.15.4に準拠する。変調器90は、IQ(Inphase-Quadrature component)データ形式で入力される変調データをRF部84に変調信号112を出力して変調させる。変調器90には、物理層部98から入力データ114が入力される。
物理層部98も近距離無線規格IEEE 802.15.4に準拠する。物理層部98は、たとえば記憶面を有する2面RAM 92を含む。各面は、送受信データを格納する128バイトの記憶容量を有する。物理層部98は、受信操作において、復調器88から復調データ110を取り込み、送信操作において、変調データ114をIQデータ形式で変調器90に出力する。また、物理層部98とRAM 94およびホストインタフェース96に接続され、RAM 94はワーキングデータの格納に6kバイトの記憶容量を有する。ホストインタフェース96は、信号が物理層部98と外部に配されるホストCPU 100との間で転送されるインタフェース機能を有する。
物理層部98は、従来の物理層機能と同様に、データ送受信制御部116を含む。データ送受信制御部116は、受信信号強度測定のような送受信制御機能、リンク品質通知機能およびチャネル使用を確認するCSMA-CA機能を含む。従来の物理層の場合、データ送受し制御部116は、O-QPSK(Quadrature Phase Shift Keying)の変調手順を適用した16チャネルにおける周波数2.4GHzおよび250 kbit/sのデータレートでのDSSS(Direct Sequence Spread Spectrum)の拡散手順を有し特徴付けられ、全世界で使用される。
物理層部98には、転送モードの判定部118を含む。判定部118には、フレーム制御およびアドレスフィールドのように、転送モードおよびスルーモードのセキュリティモードの判定に必要なデータがラッチされ、そしてMAC層にそのデータを転送する。MAC層への転送はデータリンク層で通常行なわれる。転送モードの判定部118は、ラッチ120、デコーダ122、比較器124およびホストI/Fインタフェース126を含む。ラッチ120は、フィールド、すなわち復調器88からの復調データ110のフレーム制御およびアドレスフィールドのフィールドデータをラッチする機能を有する。デコーダ122は、ラッチ120で保持した、フィールド、フレーム制御の値をデコードまたは解析する機能を有する。比較器124は、ラッチ120で保持される、フィールド値、アドレスフィールドと、フィールドのデータ長、アドレスフィールドを測定するデコードの結果とを比較し、比較結果のホストCPU 96に通知するか否かを測定する機能を有する。ホストI/Fインタフェース126は、ホストI/F 96に比較器124の測定結果を転送する機能を有する。
ホストCPU 100は、図示しないが、発振器から供給されるクロック信号102に応じて動作する。ホストCPU 100は、近距離無線規格IEEE 802.15.4のMAC層が有するデータリンク層128、ネットワーク層130、トランスポート層132、セッション管理層またはセッション層134、プレゼンテーション層136およびアプリケーション層138として機能する。また、ホストCPU 100は、種々の信号の入力/出力(I/O)、ディジタル信号を対応するアナログ信号にディジタル/アナログ(D/A)変換し結果のアナログ信号の出力、および供給されるアナログ信号を対応するディジタル信号にアナログ/ディジタル(A/D)変換し結果のディジタル信号をRF LSI 82に入力するような機能を有する。
データリンク層128は、MAC層を有し、この層はデータ形式処理層である。MAC層のいくつかの機能は、転送モード(スルーモード/セキュリティモード)の測定に必要なデータの保持やMAC層へのデータ転送のような、MAC層から除かれたデータリンク層128で処理される。それら除かれた機能は、無線LANにおける物理層部98に与えられる。残りの層は、従来の層と同じにしてもよい。とくに、ネットワーク層130は、ネットワークに接続される2つのノード間を転送するデータを管理する。トランスポート層132は通信を管理する。セッション層134は通信の開始から終了までを管理する。プレゼンテーション層136はアプリケーション層138とセッション層134との間のインタフェースを管理する。
このように携帯電話機50、PDA 70およびPC 80は、ZigBeeエンドデバイスを含み、ZigBeeコーディネータ42、62、72や各ネットワーク14、16および18内のノードであるZigBeeルータそれぞれとIEEEが標準化した近距離無線規格IEEE 802.15.4を利用して、通信する。
さらに、通信を具体的に説明する。ZigBeeネットワーク14においてZigBeeコーディネータ42は、ZigBeeルータ44、46および48と通信できる。ここで、ZigBeeルータ46は、メッシュ型ネットワークの構築により、ZigBeeルータ44および48と通信してもよい。また、携帯電話機50は、ZigBeeネットワーク14の通信可能領域内の位置に存在すれば、ZigBeeコーディネータ42、ZigBeeルータ44、46および48と通信できる。これにより、携帯電話機50は、ZigBeeコーディネータ42、ZigBeeルータ44、46および48の内、通信状態が最も良好となる位置的に近いZigBeeと利用者情報および提供情報に関する信号をやり取りする。
同様に、ZigBeeネットワーク16においてZigBeeコーディネータ62は、ZigBeeルータ64、66および68と通信する。PDA 70は、ZigBeeコーディネータ62、ならびにZigBeeルータ64、66および68との通信において、通信状態が最も良好となる位置的に近いZigBeeと利用者情報および提供情報に関する信号をやり取りする。また、ZigBeeネットワーク18においてもZigBeeコーディネータ72は、ZigBeeルータ74、76および7と通信する。PC 80は、ZigBeeコーディネータ72、ならびにZigBeeルータ74、76および78との通信において、通信状態が最も良好となる位置的に近いZigBeeと利用者情報および提供情報に関する信号をやり取りする。
このようにして情報管理サーバ12は、ZigBeeネットワーク14、16および18内のZigBeeコーディネータ42、62および72のそれぞれを介して利用者端末装置である携帯電話機50、PDA 70やPC 80と通信する。
ここで、再び、情報管理サーバ12の機能について開示する。情報管理サーバ12は、上述したような利用者端末装置、すなわち携帯電話機、PDAおよびPC等を利用する利用者に関わる利用者情報を登録する機能を有する。利用者情報は、所定の手続きにより登録される、利用者情報は、利用者端末装置とネットワークのノードであるZigBeeルータ44、46および48やZigBeeコーディネータ42を介して情報管理サーバ12との通信により登録される。情報管理サーバ12は、単なる利用者情報に限定されるものでなく、利用者情報に関連した情報を提供する提供情報も所定の手続きにより登録する。この登録を受けて、情報管理サーバ12は、利用者端末装置の利用者に関わる利用者情報に対応した提供情報を、利用者端末装置に送信する。
ZigBeeネットワーク、すなわちセンサネットワークは、たとえば、商店街、デパート、空港および観光地等が示すように公共の場所に構築される。ZigBeeエンドデバイスを有する情報端末装置を携帯したりこの情報端末装置が設置されたりする場所で利用者は移動する。情報端末装置は、移動中であってもサービス要求を最も近いデバイスを介して情報管理サーバ12にアップロードし、このアップロードに対するサービス情報を情報管理サーバ12は出力する。利用者の情報端末装置は、この情報端末装置に対して最も近いデバイスを介してサービス情報をダウンロードする。情報端末装置はダウンロードした情報を表示し、サービスを受ける。
ところで、ZigBeeネットワークのようなアドホックネットワークは、各ノードに対応するZigBeeエンドデバイスやZigBeeルータの位置を把握することができない。そこで、特許文献3は、ホップ数を用いることにより、位置が未知である通信装置の位置を検出する技術を開示する。特許文献3の開示技術を適用した場合、各通信装置の概略的な位置の把握において、たとえば1つの通信装置の周囲に多数の通信装置が存在すると、ある通信装置が特定できない問題がある。また、特許文献4では、位置が既知の複数のアクセスポイントから、位置が未知の通信装置の位置を測定する方法が開示されている。特許文献4の開示技術を適用した場合、位置検出において、通信装置すべてにはアクセスポイントとの通信が要求される。しかしながら、すべての通信装置が、アクセスポイントのような位置が既知の通信装置と通信できるわけではない。したがって、この場合、たとえば3つ以上のアクセスポイントと通信できない通信装置の位置は検出できない。
これらの問題に対処する位置検出方法が提案されている。この位置検出方法は、位置が既知の装置の位置座標および隣り合う通信装置間の距離を用いる条件から、位置が未知の通信装置の位置座標を検出する方法である。より具体的に説明すると、位置検出方法では、位置が既知の通信装置の位置座標を少なくとも2つ登録しておく。次に隣り合う通信装置間の距離を求める。この距離は、電波の強度や電波の遅延から求めることができる。次にこの求められた距離を基に位置を登録した一方の通信装置から他方の通信装置までの位置が未知の通信装置を介した最短経路を作成する。
この最短経路とは、経由する通信装置の数が最も少なく、この通信装置を経由した際の距離が最も短い経路である。次にこの最短経路を形成した一方の通信装置を基準、すなわち原点にした直交座標を設定し、この直交座標の一方の軸が、最短経路に対してなす角度を求める。この求められた角度、および距離を用いることで、位置が未知の通信装置の位置座標を求めることができる。この一方の軸と最短経路とのなす角度は、最短経路を形成するそれぞれの通信装置と、この通信装置と隣り合う通信装置との距離情報を用いることで求めることが可能である。
このように位置検出において、たとえば位置が既知の通信装置との距離が1つだけ既知の条件で通信装置間の距離を求めても、位置が未知の通信装置の位置を検出できる。したがって、前述したような位置が未知の通信装置が、位置が既知の通信装置3つと通信してこれらとの距離を求めることができない場合や電波の遅延や強度を用いて隣り合う通信装置間の距離を求めることから、位置が既知の通信装置の周囲に位置が未知の通信装置が多数存在する場合であっても、各無線装置の正確な位置を検出することができる。
情報サービスシステム10における上述の条件を満足させ、位置検出が可能になるように検出情報が情報管理サーバ12に供給される。情報管理サーバ12は、供給される検出情報を基に位置検出する。情報管理サーバ12には、位置が既知の通信装置の位置座標を少なくとも2つ登録されている。また、検出情報は、電波の強度や電波の遅延等である。情報管理サーバ12は隣り合う通信装置間の距離を求める。
次に本発明のサービス提供システムを適用した情報サービスシステム10の動作手順について説明する。ここで、サービス提供は、利用者端末装置の所有者が、ZigBeeネットワーク14、16および18内を移動する。ZigBeeネットワーク14、16および18は公共の場所、すなわち商店街、デパート、空港、観光地等に構築される。
情報サービスシステム10が、図5に示すように、情報管理サーバ12から利用者端末装置に対してサービス情報を提供する場合について開示する。時刻T10にて利用者は、公共の場であるZigBeeネットワーク14の領域内を移動する。時刻T12にて利用者は携帯電話機50のメニューに従って利用したいサービスを選択する。時刻T14にて携帯電話機50は、ZigBeeネットワーク14の領域内のZigBeeルータ44、46または48にサービス要求信号SERVICE_REQ 140を第1の信号として送信する。サービス要求信号SERVICE_REQ 140には、携帯電話機50の自アドレスが付加される。この送信によりサービス要求信号SERVICE_REQ 140が、ZigBeeルータ44、46または48に供給される。本実施例では、この供給でサービス要求がZigBeeルータ44に上げられる。ただし、ZigBeeコーディネータ42が携帯電話機50に近い場合、サービス要求がZigBeeコーディネータ42に上げられる。
ZigBeeルータ44は、時刻T16にて供給された要求内容と自らのアドレスを付加したサービス要求信号SERVICE_REQ 142を生成する。ZigBeeルータ44は、生成したサービス要求信号SERVICE_REQ 142を他のZigBeeルータを介してZigBeeコーディネータ42に出力する。
ZigBeeコーディネータ42は、本実施例では時刻T18にて生成したサービス要求信号SERVICE_REQ 144をWANまたはLAN 22などのIPネットワークを介して情報管理サーバ12に送信する。
ところで、時刻T16とT18の手順を総括すると、ZigBeeネットワーク14におけるZigBeeコーディネータ42ならびにZigBeeルータ44、46および48の内、少なくとも1つがサービス要求信号を受信したとき、サービス要求信号に受信した1つに関する情報を付与したサービス要求信号を第2の信号として送信する。
時刻T20にて情報管理サーバ12は、格納部12a、判断部12bおよび送信部12cを用い、サービス要求信号SERVICE_REQ 144が有するZigBeeルータ44のアドレスや電波受信強度等を基に携帯電話機50、すなわち利用者の位置を認識する。情報管理サーバ12は、時刻T20にてZigBeeルータ44のアドレスと配設位置とを登録しているならば、取得した位置と電波受信強度を用いて携帯電話機50の位置を算出する。情報管理サーバ12は、時刻T22にて算出した利用者の位置にあった要求に対する提供情報を選び、携帯電話機50のアドレスを付加したサービス提供信号SERVICE_OFFER 146を生成する。情報管理サーバ12は、時刻T24にてサービス提供信号SERVICE_OFFER 146を第3の信号としてZigBeeコーディネータ42に送信する。
ZigBeeコーディネータ42は、時刻T26にてPAN内のZigBeeルータ44、46および48に対してサービス提供信号SERVICE_OFFER 148を送信する。ZigBeeルータ44、46および48は、時刻T28にてZigBeeルータ44、46および48から受信信号をサービス提供信号SERVICE_OFFER 150として携帯電話機50に送信する。携帯電話機50は、時刻T30にて供給されたサービス提供信号SERVICE_OFFER 150に含まれるコンテンツ内容を抽出し、たとえば画面にコンテンツ内容を表示する。利用者は、携帯電話機50に表示されるコンテンツ内容を確認する。
具体例として利用者端末装置より利用者がメニューを参照し、公共の場所である空港における空港ターミナルおよび近隣のレストラン情報の提供をサービスとして要求される。この場合、ZigBeeルータ44にその要求が通信される。ZigBeeルータ44は、レストラン情報の提供要求とZigBeeルータ44のアドレスを付加したサービス要求信号を、ZigBeeコーディネータ42およびWALまたはLAN 22などのIPネットワークを介して、情報管理サーバ12に送信する。情報管理サーバ12は、ZigBeeルータ44のアドレスにより、利用者の位置を特定し、所定の手続きにより情報管理サーバ12に登録された利用者の位置の近隣のレストラン情報を含んだサービス提供信号を、WALまたはLAN 22、ZigBeeコーディネータ42、ZigBeeルータ44、46および48を介して利用者端末装置へ送信する。
サービス情報の送信、すなわち第3の信号については、利用者端末装置が有するレストランファイルを表示するように情報管理サーバ12より指示を出すという形態でもよい。利用者は、利用者端末装置へ送信されたレストラン情報を参照して、好みのレストランへ行くことができる。したがって、利用者端末装置に対して、利用者の位置にあった要求に対する提供情報を含んだサービス提供信号を送信することにより、サービスを提供する。
また、利用者端末装置の情報、利用者端末装置における利用者情報は、あらかじめ、利用者端末装置が情報管理サーバ12にアクセスすることにより登録される。利用者端末装置の情報、利用者端末装置の利用者情報は、あらかじめ利用者端末装置がZigBeeネットワーク14と通信可能な状態ならば、通信可能状態に関わる情報管理サーバ12に、ZigBeeネットワーク14を介して利用者端末装置が情報管理サーバ12にアクセスすることにより登録されるように利用者端末装置を設定してもよい。
このようにシステムを動作させることにより利用者は自分の位置を気にすることなく、メニューから情報提供のサービスメニューを選択するだけで情報が入手できる。このとき、とくに、パソコンやインターネット等の知識がなくとも、簡単に情報の入手ができる。また、誤動作がなくなることから、誤って有料サイトに繋がるなどの料金に対するトラブルも防止でき、情報、すなわちコンテンツは、情報管理サーバ12上で管理されていることから、いわゆる悪徳業者の締め出しも可能となる。
情報提供者は、情報管理サーバに情報、すなわちコンテンツを提供するだけでよく、とくに、自らホームページを立ち上げずに済む。また、利用者がより簡単にアクセスすることができることから、より多くの人に情報を見てもらうことができるようになる。利用者、情報提供者の双方がメリットを享受できるという効果を奏することができる。
次に情報サービスシステム10における他の動作について開示する。情報管理サーバ12から利用者端末装置に対する情報提供手順を図6に示す。ここでは、利用者端末装置、すなわち携帯電話機50の所有者はZigBeeネットワークの構築された空港内を移動する。また、条件として、さらに、利用者端末装置の利用者情報には、所定の時間と所定の場所が含まれるものである。携帯電話機50は、所定の時間間隔または定期的に利用者が操作を意識することなく、送信する。時刻T32にて携帯電話機50は、ユーザ情報User_INF 152を第1の信号として送信する。
この送信をZigBeeネットワーク14内のZigBeeルータ44、46および48、ならびにZigBeeコーディネータ42のいずれかで受信する。本実施例では、ZigBeeルータ44は、時刻T34にて携帯電話機50の利用者情報とZigBeeルータ44の情報を含むユーザ情報User_INF 154をZigBeeコーディネータ42に送信する。ZigBeeコーディネータ42は、受信後、時刻T36にて携帯電話機50の利用者情報およびZigBeeルータ44の情報にZigBeeコーディネータ42の情報を付加したユーザ情報User_INF 156を、WANまたはLAN 22を介して情報管理サーバ12に送信する。
ここで、情報管理サーバ12は、図示しないが、タイマ、格納部12a、判断部12bを含む。格納部12aは、所定の場所とZigBeeコーディネータに関する位置情報、所定の場所とZigBeeルータに関する位置情報、および各々の位置情報から所定の場所まで利用者端末装置、たとえば携帯電話機50、PDA 70およびPC 80の利用者に要する移動時間を格納する。また、格納部12aは、登録情報として利用者の持つ利用者端末装置の端末番号等を端末情報に扱い、さらに、利用者の属性、たとえば、性別、年齢、趣味、食べ物の嗜好等が所定の手順により格納する。判断部12bは、時刻T38にて判断された位置と、所定の時間と、タイマの時間とを用いて、格納部12bが格納する利用者端末装置における利用者に要する移動時間を判断する。さらに、所定の時間は、利用者端末装置が利用する飛行機の搭乗時間であり、所定の場所は、利用者端末装置が利用する飛行機の搭乗ゲートである。情報管理サーバ12は、利用者端末装置の利用者の位置から利用する搭乗ゲートまでの移動に要する時間を含むサービス情報Content_DISP 158を第3の信号として生成する。また、サービス情報Content_DISP 158は、表示コンテンツ番号を含めてもよい。情報管理サーバ12は、時刻T40にて生成したサービス情報Content_DISP 158をZigBeeコーディネータ42に出力する。
ZigBeeコーディネータ42は、時刻T42にてサービス情報Content_DISP 160をZigBeeルータ44に送信する。ZigBeeルータ44は、時刻T44にてサービス情報Content_DISP 162を携帯電話機50に送信する。携帯電話機50は、供給されるサービス情報Content_DISP 160から情報を抽出し、表示させる。利用者は、表示から情報内容を確認する。
より具体的に情報サービスシステム10の動作を説明する。利用者が、ZigBeeネットワーク14のエリアへ移動してきたり、ある一定の時間経過したり、所定の時刻になった等の条件が満たされたとき、情報管理サーバ12は、この条件から利用者の属性に相応しい情報を、WANまたはLAN 22等のネットワークおよびZigBeeコーディネータ、ZigBeeルータを介して利用者端末装置に送信する。たとえば、利用者が、利用者端末装置を持って空港内を移動する。この際、情報管理サーバ12には、利用者の利用者端末装置の装置番号、氏名、便名や出発時間といった搭乗便に関する情報が所定の手続きにて登録されている。搭乗締切りの30分前になったとき、情報管理サーバ12は、利用者端末装置が発信する無線信号を、たとえばZigBeeルータ46、ZigBeeコーディネータ42、WANまたはLAN 22を介して収集する。
これにより、情報管理サーバ12は、ZigBeeコーディネータ42を介して受信し、利用者端末装置が発信する無線信号に関わる信号を受信するZigBeeルータ46のアドレスより位置を特定する。情報管理サーバ12は、情報管理サーバ12に登録されるZigBeeルータ46の位置を基に利用者から搭乗ゲートまでの時間および搭乗締切り時間前までに搭乗ゲートに来るようにとアナウンスする。「お客様の位置から搭乗ゲートまでは10分掛かります。出発時間の20分前までには搭乗ゲートへおいでください。」とアナウンスすることにより、利用者の搭乗ゲートまでの移動を促す。情報の送信については、利用者端末装置が有する音声ファイルをアナウンスするように情報管理サーバ12より指示を出す形態、利用者端末装置が有するテキストデータ、イメージデータを利用者端末装置に表示と、表示される旨の音、振動を利用者端末装置に発生されるように情報管理サーバ12により指示を出す形態でもよい。
なお、公共の場所については、空港の一例で説明したが、この他、商店街、デパート等でもよい。商店街やデパートの場合は、利用者端末装置があるお店の近くに来ると、利用者情報に対応する提供情報として、15時から“・・・店”で始まる特売を情報管理サーバ12から利用者端末装置に対して送信する。この際、利用者端末装置の位置から“・・・店”に15時までに到着できる時間ならば、情報管理サーバ12から利用者端末装置に対して特売情報、“・・・店”までの移動時間、“・・・店”のマップ等の情報を送信する。
このように動作させることにより利用者は、エリアに入る、あるいはある一定の時間になると自動的に個人属性に合った情報を入手できる。一例としては、搭乗ゲートに誘導してくれる。サービス情報の提供者側は、情報管理サーバ12にコンテンツ情報を登録するだけで利用者に対してサービスを提供できる等利用者、情報提供者双方がメリットを享受できる。
次に情報サービスシステム10において利用者端末装置である携帯電話機50aおよび50bのように複数台をグルーピングして利用する場合について説明する。
なお、グルーピングの情報は、情報管理サーバ12にて管理される。グルーピングされた利用者端末装置を持つ利用者がZigBeeネットワークの構築された公共の場所の領域内を移動する。図7を用いて、携帯電話機50aを親が持ち、さらに携帯電話機50bを親の子供が持つ迷子防止に関わるサービス提供である。情報管理サーバ12は、携帯電話機50aおよび50bが発信する無線信号を、ZigBeeネットワーク14、WANまたはLAN 22等のネットワークを介して収集することを前提する。
情報サービスシステム10において親が持つ携帯電話機50aは、所定の時間間隔で、時刻T50にてユーザ情報User_INF 164を第1の信号として送信する。ユーザ情報User_INF 164を受信したZigBeeルータ44、46および48のいずれかがZigBeeコーディネータ42にユーザ情報User_INF 166を送信する。本実施例ではZigBeeルータ46が受信する。ZigBeeルータ46は、時刻T52にて携帯電話機50aの情報およびZigBeeルータ46の情報を含むユーザ情報User_INF 166を生成し、出力する。
また、親の子供が持つ携帯電話機50bもZigBeeエンドデバイスを有し、これを用いて、時刻T54にてZigBeeコーディネータ42またはZigBeeルータ44、46および48のいずれかと通信したときに、ユーザ情報User_INF 168を第4の信号として送信する。ユーザ情報User_INF 168には、携帯電話機50bの情報が含まれる。携帯電話機50bも所定の時間間隔で、ユーザ情報User_INF 168を送信する。本実施例では、ZigBeeルータ48が受信する。ZigBeeルータ48は、時刻T56にて携帯電話機50bの情報およびZigBeeルータ48の情報を含むユーザ情報User_INF 170を第5の信号として生成し、出力する。
このようにZigBeeネットワーク14におけるZigBeeコーディネータおよびZigBeeルータの内、少なくとも1つが、さらに、携帯電話機50bからのユーザ情報を受信したときに、ユーザ情報に受信した装置に関する情報を付与したユーザ情報User_INF 170を送信する。また、ZigBeeコーディネータ42は、時刻T58にて携帯電話機50aの情報、ZigBeeルータ46の情報およびZigBeeコーディネータ42の情報を含むユーザ情報User_INF 172を生成し、出力する。さらに、ZigBeeコーディネータ42は、時刻T60にて携帯電話機50bの情報、ZigBeeルータ48の情報およびZigBeeコーディネータ42の情報を含むユーザ情報User_INF 174を生成し、出力する。
情報管理サーバ12において、格納部12aは、携帯電話機50aおよび50bの情報、携帯電話機50aおよび50bの利用者情報、これらの情報をグルーピングしたグルーピング情報を格納する。判断部12bは、時刻T62にて携帯電話機50aの位置を判断し、認識する。判断部12bは、時刻T64にてさらに、受信した第5の信号から、ZigBeeコーディネータに関する位置情報およびZigBeeルータに関する位置情報の内、少なくとも1つの位置情報を用いて、携帯電話機50bの位置を判断し、認識する。
次に時刻T66にて格納部12bは、格納されるグルーピング情報を基に判断した携帯電話機50aと判断した携帯電話機50bの位置との間の距離が所定の距離より離れているか否かを判断する。送信部12cは、判断部12bにて携帯電話機50aの位置と携帯電話機50bの位置との間の距離が所定の距離より離れている判断されたならば、対応したサービス情報として警報情報を含んだサービス情報SERVICE_INF 176を第3の信号として生成し、携帯電話機50aおよび50bに向けて送信する。
ZigBeeコーディネータ42は、時刻T68にて警報情報を含んだサービス情報SERVICE_INF 178をZigBeeルータ46および48に送信する。ZigBeeルータ46は、時刻T70にて離れたことを示す警報情報を含んだサービス情報SERVICE_INF 180として携帯電話機50aに送信する。また、ZigBeeルータ48も、時刻T70にて離れたことを示す警報情報を含んだサービス情報SERVICE_INF 182として携帯電話機50bに送信する。
携帯電話機50aおよび50bは、サービス情報から警報情報を抽出し、抽出した警報情報に応じた表現により警報を報知する。このとき、グルーピングした互いの利用者の位置を表示させる。
また、空港における利用形態として、ZigBeeネットワークが構築された空港を見学者が訪れた場合、見学者それぞれに利用者端末装置を持たせる。利用者端末装置は、見学者とともに空港内を移動する。また、利用者端末装置のグルーピングは、空港内で貸し出される端末装置を用いるならば、この貸し出し時に利用者端末装置はあらかじめグルーピングされている。このグルーピングの情報は情報管理サーバ12に格納されている。携帯電話機50aおよび50bは、まず、近距離に位置するZigBeeルータ46と通信することから、情報管理サーバ12は、携帯電話機50aおよび50bのそれぞれが発信する無線信号を、ZigBeeルータ46とZigBeeコーディネータ42を経由しZigBeeネットワーク14、WANまたはLAN 22のネットワークを介して収集することができる。
次に時間が経ち、携帯電話機50aは、ZigBeeルータ46と通信できる位置にいるが、携帯電話機50bは、ZigBeeルータ46以外のZigBeeルータ44と通信できる位置と移動される。情報管理サーバ12は、携帯電話機50aが発信する無線信号をZigBeeルータ44、ZigBeeコーディネータ42を介して収集する。この収集した情報を基に情報管理サーバ12は、親子が離れたと判断し、携帯電話機50bを所有する子供が迷子になったと判断する。情報管理サーバ12は、携帯電話機50aを持つ親に対して、子供が離れていること、子供のいる位置、すなわち子供が持つ携帯電話機50bの位置を含むサービス情報をZigBeeネットワーク14に送信する。
ここで、サービス情報の送信については、携帯電話機50aが有するファイルを表示するように、情報管理サーバ12より指示を出すという形態でもよいし、携帯電話機50aが有するファイルが作動するように、情報管理サーバ12より指示、すなわちコードを出すという形態でもよい。また、携帯電話機50bを持つ子供に対してブザーを発信するように指示する情報、携帯電話機50aで表わされる親のいる位置を含む情報信号をWANまたはLAN 22のネットワーク、ZigBeeネットワーク14を介して送信してもよい。このときは同様に、情報信号の送信については、携帯電話機50bが有するファイルを表示するように、情報管理サーバ12より指示を出すという形態でもよいし、携帯電話機50bが有するファイルが作動するように、情報管理サーバ12より指示を出すという形態でもよい。
なお、前述した実施例に限定されるものでなく、利用者端末装置を組み合せて、情報やサービスの提供も可能である。たとえば利用者端末装置を持った利用者が、ZigBeeルータが受け持つ受信範囲に移動してきた場合、利用者端末装置はZigBeeルータから送信される無線を受信する。この無線には、特定の位置を示すコードが含まれており、利用者端末装置がこのコードを受信すると、コード特有のアプリケーションを起動し、利用者の利用端末装置に表示することにより情報やサービスの提供を可能にする。
このように動作させることによりグルーピングした利用者同士の位置が離れてもサービスを的確に得ることができる。また、たとえば、空港のような馴染みの少ない場所において子供の迷子を防止することができ、子供の親は安心して空港内を見学できる。
さらに、子供の親は、安心して空港の各施設を回ることができるので、空港の各施設の売り上げが期待できる等、利用者、サービス情報の提供者双方がメリットを享受できる。
本発明に係るサービス提供システムを適用した情報サービスシステムの概略的な構成を示す図である。 図1の情報管理サーバの概略的な構成を示すブロック図である。 図1のZigBeeネットワークが用いるOSIモデルの各階層を説明する図である。 図1の情報サービスシステムにおけるZigBeeエンドデバイスの概略的な構成を示すブロック図である。 図1の情報サービスシステムにおけるサービス要求に対応した動作手順を説明するシーケンシャルチャートである。 図1の情報サービスシステムにおけるサービス提供の動作手順を説明するシーケンシャルチャートである。 図1の情報サービスシステムにおけるグルーピング対応によるサービス提供の動作手順を説明するシーケンシャルチャートである。
符号の説明
10 情報サービスシステム
12 情報管理サーバ
14, 16, 18 ZigBeeネットワーク
42, 62, 72 ZigBeeコーディネータ
44, 46, 48, 64, 66, 68, 74, 76, 78 ZigBeeルータ
50 携帯電話機
60 PDA
80 PC

Claims (7)

  1. 第1の端末装置と、サーバと、PAN(Personal Area Network)機能を有するコーディネータおよび複数のルータとを含み、第1の端末装置と前記サーバとの間で伝送される信号を中継するネットワークが形成されるサービス提供システムにおいて、
    第1の端末装置は、前記コーディネータおよび複数のルータに接続する規格のエンドデバイスを含み、該エンドデバイスを用いて、前記コーディネータまたは前記ルータとの通信により第1の端末装置の情報に関する第1の信号を送信し、前記ネットワークにおける前記コーディネータおよび前記ルータのうち、少なくとも1つでの第1の信号の受信に応じて第1の信号に該1つに関する情報を付加した第2の信号を送信し、
    前記サーバは、前記コーディネータに関する第1の位置情報、前記ルータに関する第2の位置情報、第1の位置情報と第2の位置情報に対応するサービス情報、第1の端末装置のデバイス情報、第1の端末装置を用いる利用者の情報を格納する格納手段と、
    受信した第2の信号から、第1の位置情報および第2の位置情報のうち、少なくとも1つの位置情報を用いて、第1の端末装置の位置を判断する判断手段と、
    前記判断に対応したサービス情報に関する第3の信号を、第1の端末装置に送信する送信手段とを含むことを特徴とするサービス提供システム。
  2. 請求項1に記載のシステムにおいて、前記ネットワークは、ZigBee(商標)ネットワークであり、前記コーディネータ、複数のルータおよびエンドデバイスは、IEEE(Institute of Electrical and Electronics Engineers)が標準化した近距離無線規格IEEE 802.15.4に準拠することを特徴とするサービス提供システム。
  3. 請求項1または2に記載のシステムにおいて、第1の信号は、さらに、第1の端末装置の利用者が利用したいサービスに関する情報が付与されていることを特徴とするサービス提供システム。
  4. 請求項1または2に記載のシステムにおいて、第1の端末装置の利用者の情報は、所定の時間と所定の場所を含むものであり、
    第1の端末装置は、所定の時間間隔で、第1の信号を送信し、
    前記サーバは、時間を計測する時計手段を含み、
    前記格納手段は、さらに、前記所定の場所と第1の位置情報および前記所定の場所と第2の位置情報を基に、位置情報それぞれから前記所定の場所まで前記端末装置の利用者が移動に要する時間を格納し、
    前記判断手段は、さらに、前記判断された位置と前記所定の時間と前記時計手段の時間とから、前記格納手段より第1の端末装置の利用者が移動に要する時間を判断することを特徴とするサービス提供システム。
  5. 請求項4に記載のシステムにおいて、前記所定の時間は、搭乗時間であり
    前記所定の場所は、搭乗ゲートであり、
    第3の信号における前記サービス情報は、第1の端末装置の利用者の位置から搭乗ゲートまでの移動に要する時間を含むことを特徴とするサービス提供システム。
  6. 請求項4に記載のシステムにおいて、さらに、第2の端末装置を含み、
    第1の端末装置は、前記所定の時間間隔で、第1の信号を送信し、
    第2の端末装置は、第2のエンドデバイスを含み、第2のエンドデバイスを用いて、前記コーディネータまたは前記ルータとの通信に応じて第2の端末の情報に関する第4の信号を、所定の時間間隔で送信し、
    前記ネットワークにおける前記コーディネータおよび前記ルータのうち少なくとも1つは、さらに、第4の信号の受信に応じて第4の信号にこの1つに関する情報を付与した第5の信号を送信し、
    前記サーバにおいて前記格納手段は、さらに、第2の端末装置の情報、第2の端末装置の利用者の情報、第1の利用者の情報と第2の利用者の情報をグルーピングしたグルーピング情報を格納し、
    前記判断手段は、さらに、受信した第5の信号から第1の位置情報および第2の位置情報のうち、少なくとも1つの位置情報を用いて、第2の端末装置の位置を判断し、前記グルーピング情報に基づいて判断した第1の端末装置の位置と判断した第2の端末装置の位置との間の距離が所定の距離より離れているかを判断し、
    前記送信手段は、前記判断手段にて第1の端末装置の位置と第2の端末装置の位置との間の距離が所定の距離より離れているとの判断に応じて対応したサービス情報として警報情報を含む第3の信号を、第1の端末装置に送信することを特徴とするサービス提供システム。
  7. 請求項1に記載のシステムにおいて、前記ネットワークは公共の場に構築されることを特徴とするサービス提供システム。
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