JP5316138B2 - 曲げ加工装置及び曲げ加工機 - Google Patents
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Description
回動軸(15)を中心に回動自在に連結される第一の治具(13)及び第二の治具(14)と、
該第一の治具(13)と第二の治具(14)との何れかに配置され、前記回動軸(15)から前記素材(W)の回動側に所定量オフセットして配置され、前記両治具(13,14)の回動により該素材(W)を曲げるオフセット曲げ部(18)と、を備え、
前記第一の治具(13)は、回動方向と反対側に前記素材(W)の変位を抑える抑え部(16)を有し、
前記第二の治具(14)は、前記第一の治具(13)と回動自在に連結される基部(19)と、該基部(19)に対し前記素材(W)を所定量スライドさせるスライド部(20)と、前記基部(19)に固定され、前記スライド部(20)のスライドにより前記素材(W)を曲げる固定曲げ部(21)と、を有し、
前記スライド部(20)は、前記素材(W)の回動方向両側の変位を抑える抑え部(23a,23b)と、該スライド部(20)のスライドにより該素材(W)を曲げるスライド曲げ部(24)と、を有し、
前記両治具(13,14)を回動させると共に前記スライド部(20)をスライドさせ、前記素材(W)を該両治具(13,14)を構成する各抑え部(16,23a,23b)に対し変位させることなく、該素材(W)に3個所の曲げ加工を施すことを特徴とするものである。
前記スライド部は、前記始点(Q)を通る前記第二の治具(14)の前記素材(W)を配設する方向と平行な仮想線上の、該始点(Q)及び前記終点(R)から同じ距離に存在する点(G)を中心とし、該始点(Q)及び終点(R)を通る円弧に沿ってスライドする。
該両第二の治具(14a,14b,14c)を互いに近づく方向に回動させた場合に、それぞれのスライド部(20a,20b,20c)と当接するスライド部当接部材(29a,29b)を備え、
前記両第二の治具(14a,14b,14c)を回動させ、該両第二の治具(14a,14b,14c)のスライド部(20a,20b,20c)をそれぞれ前記スライド部当接部材(29a,29b)に当接させた状態で、該両第二の治具(14a,14b,14c)を更に回動させることにより、前記各スライド部(20a,20b,20c)をそれぞれ回動方向と反対側にスライドさせる。
該各治具のうち、真中に配置される第二の治具(14b)は、分割され相対変位可能な2個の基部(19b,19c)と、該両基部(19b,19c)同士に掛け渡すように配置される単一のスライド部(20b)と、を有し、
曲げ加工の際に、前記両基部(19b,19c)が相対変位することにより、該単一のスライド部(20b)が該両基部(19b,19c)に対しそれぞれスライドする。
該真中の第二の治具(14b)を回動させ、該一方の基部(19c)を該基部当接部材(34)に当接させた状態で、該真中の第二の治具(14b)を更に回動させることにより、該一方の基部(19c)に連結される第一の治具(13b)、及び、該第一の治具(13b)を介して連結される端部の第二の治具(14c)と共に、前記一方の基部(19c)が、前記真中の第二の治具(14b)を構成する他方の基部(19b)に対し変位する。
図3に示すように、本実施の形態の曲げ加工装置12は、第一の治具13と第二の治具14とを回動軸15を中心に回動自在に連結してなる。そして、両治具13,14に、前述のコイル4を構成する平角線等の素材Wを配置し、該両治具13,14を回動させることにより、該素材Wに曲げ加工を施す。
X=(r+T×α)×θ/2
Y=(r+T×α)×θ/2/tan(θ/2)
0<θ≦π/2
を満たす位置に設置される。
図7〜13は、本発明の第二の実施の形態に係る曲げ加工機28を示すものであり、前述したような曲げ加工装置12を複数組み合わせたものである。曲げ加工装置12単体の構成は、前述の第一の実施の形態と同様である。先ず、本実施形態の曲げ加工機28の概略について、図7により説明する。
2 ステータコア
3 マグネットワイヤ
4 コイル
5 スロット
6 ティース
7 一端面
8 一端側コイルエンド部
9 他端面
10 他端側コイルエンド部
11 スロット導体部
12 曲げ加工装置
13,13a,13b 第一の治具
14,14a,14b,14c 第二の治具
15 回動軸
16 抑え部
17 抑え面
18 オフセット曲げ部
19,19a,19b,19c,19d 基部
20,20a,20b,20c スライド部
21 固定曲げ部
22 固定ブロック
23a,23b 抑え部
24 スライド曲げ部
25a,25b 抑え面
26 スライド孔
27 ピン
28 曲げ加工機
29a,29b スライド部当接部材
30a,30b ブロック部
31a,31b 当接円柱部
32 切り欠き
33a,33b 突部
34 基部当接部材
35 仕上げ押付部材
W 素材
Claims (9)
- 所定の素材に3個所の曲げ加工を施す曲げ加工装置において、
回動軸を中心に回動自在に連結される第一の治具及び第二の治具と、
該第一の治具と第二の治具との何れかに配置され、前記回動軸から前記素材の回動側に所定量オフセットして配置され、前記両治具の回動により該素材を曲げるオフセット曲げ部と、を備え、
前記第一の治具は、回動方向と反対側に前記素材の変位を抑える抑え部を有し、
前記第二の治具は、前記第一の治具と回動自在に連結される基部と、該基部に対し前記素材を所定量スライドさせるスライド部と、前記基部に固定され、前記スライド部のスライドにより前記素材を曲げる固定曲げ部と、を有し、
前記スライド部は、前記素材の回動方向両側の変位を抑える抑え部と、該スライド部のスライドにより該素材を曲げるスライド曲げ部と、を有し、
前記両治具を回動させると共に前記スライド部をスライドさせ、前記素材を該両治具を構成する各抑え部に対し変位させることなく、該素材に3個所の曲げ加工を施すことを特徴とする曲げ加工装置。 - 前記スライド部が移動する方向及び量は、前記素材の中立線上の前記固定曲げ部及び前記スライド曲げ部よりも前記第二の治具側の所定の点が、該両曲げ部で曲げられなかったと仮定した場合と、該両曲げ部で曲げられた場合とで、それぞれ存在する位置に基づいて定める、請求項1に記載の曲げ加工装置。
- 前記固定曲げ部及びスライド曲げ部で曲げられなかったと仮定した場合に前記所定の点が存在する位置を始点と、該両曲げ部で曲げられた場合に前記所定の点が存在する位置を終点とした場合に、
前記スライド部は、前記始点を通る前記第二の治具の前記素材を配設する方向と平行な仮想線上の、該始点及び前記終点から同じ距離に存在する点を中心とし、該始点及び終点を通る円弧に沿ってスライドする、請求項2に記載の曲げ加工装置。 - 前記スライド部は、前記基部に対し回動方向と反対側にスライドし、前記固定曲げ部は、前記オフセット曲げ部と前記素材を挟む位置に配置され、前記スライド曲げ部は、該素材の回動側に配置される、請求項1ないし3のうちの何れか1項に記載の曲げ加工装置。
- 前記所定の素材が、回転電動用のコイルを構成する平角線である、請求項1ないし4のうちの何れか1項に記載の曲げ加工装置。
- 請求項1ないし5のうちの何れか1項に記載の曲げ加工装置を、前記第一の治具と前記第二の治具とを前記回動中心で交互に連結することにより、複数個直列状に配置して、前記所定の素材を複数個所で曲げ加工をし得ることを特徴とする、曲げ加工機。
- 前記第一の治具の両端部に前記第二の治具をそれぞれ回動自在に連結し、
該両第二の治具を互いに近づく方向に回動させた場合に、それぞれのスライド部と当接するスライド部当接部材を備え、
前記両第二の治具を回動させ、該両第二の治具のスライド部をそれぞれ前記スライド部当接部材に当接させた状態で、該両第二の治具を更に回動させることにより、前記各スライド部をそれぞれ回動方向と反対側にスライドさせる、請求項6に記載の曲げ加工機。 - 前記第一の治具及び第二の治具を、第一の治具の両端部に第二の治具が配置されるように交互に5個の治具を回動自在に連結し、
該各治具のうち、真中に配置される第二の治具は、分割され相対変位可能な2個の基部と、該両基部同士に掛け渡すように配置される単一のスライド部と、を有し、
曲げ加工の際に、前記両基部が相対変位することにより、該単一のスライド部が該両基部に対しそれぞれスライドする、請求項6又は7に記載の曲げ加工機。 - 前記真中の第二の治具を回動させた場合に、該真中の第二の治具を構成する一方の基部に当接する基部当接部材を有し、
該真中の第二の治具を回動させ、該一方の基部を該基部当接部材に当接させた状態で、該真中の第二の治具を更に回動させることにより、該一方の基部に連結される第一の治具、及び、該第一の治具を介して連結される端部の第二の治具と共に、前記一方の基部が、前記真中の第二の治具を構成する他方の基部に対し変位する、請求項8に記載の曲げ加工機。
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