JP5313630B2 - 熱間等方圧加圧装置用断熱構造体 - Google Patents

熱間等方圧加圧装置用断熱構造体 Download PDF

Info

Publication number
JP5313630B2
JP5313630B2 JP2008281830A JP2008281830A JP5313630B2 JP 5313630 B2 JP5313630 B2 JP 5313630B2 JP 2008281830 A JP2008281830 A JP 2008281830A JP 2008281830 A JP2008281830 A JP 2008281830A JP 5313630 B2 JP5313630 B2 JP 5313630B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
heat insulating
insulating structure
flexible graphite
heat insulation
graphite sheet
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2008281830A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2010107160A (ja
Inventor
惠生 小舟
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kobe Steel Ltd
Original Assignee
Kobe Steel Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kobe Steel Ltd filed Critical Kobe Steel Ltd
Priority to JP2008281830A priority Critical patent/JP5313630B2/ja
Publication of JP2010107160A publication Critical patent/JP2010107160A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5313630B2 publication Critical patent/JP5313630B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B30PRESSES
    • B30BPRESSES IN GENERAL
    • B30B11/00Presses specially adapted for forming shaped articles from material in particulate or plastic state, e.g. briquetting presses, tabletting presses
    • B30B11/001Presses specially adapted for forming shaped articles from material in particulate or plastic state, e.g. briquetting presses, tabletting presses using a flexible element, e.g. diaphragm, urged by fluid pressure; Isostatic presses
    • B30B11/002Isostatic press chambers; Press stands therefor

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Fluid Mechanics (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Furnace Details (AREA)
  • Powder Metallurgy (AREA)
  • Furnace Housings, Linings, Walls, And Ceilings (AREA)

Description

熱間等方圧加圧装置は、圧力容器内に、被処理物を加熱する加熱装置と、この加熱装置を囲み、断熱層として機能する倒立コップ状の断熱構造体とを配置して構成されており、アルゴンなどの不活性ガスを圧力媒体とし、通常98MPa以上の高い等方圧力と1000℃以上の温度との相乗効果を利用して、金属粉末、セラミックスあるいはこれらの混合物からなる被処理物を高温高圧処理して加圧焼結する装置である。本発明は、熱間等方圧加圧装置(以下、HIP装置ともいう)用の断熱構造体に関するものである。
従来技術1として、特公平1−32917号公報に、HIP装置用断熱層(HIP装置用断熱構造体)が開示されている。この断熱層は、可撓性黒鉛シートを多層配置した円筒部を含んで構成されており、該円筒部は、一層おきに、矩形あるいは円形の穴(開孔)を有する穴あき可撓性黒鉛シートと、穴を有しない可撓性黒鉛シートとを積層配置し、穴あき可撓性黒鉛シートを挟む両側の穴を有しない可撓性黒鉛シートを直接接触させることなく組み上げられている。
そして、前記円筒部を形成する可撓性黒鉛シートは、断熱層内の炉内容積を有効に利用するための断熱層薄肉化の観点から、通常、その厚みが0.1mm〜1.0mm程度のものが用いられている。また、一層おきに配置される穴あき可撓性黒鉛シートにおける穴の占める面積割合は、穴あき可撓性黒鉛シートにより保持されるシート間の隙間にアルゴンガス(圧力媒体)を閉じ込めることによる断熱効果に関連があり、好ましい面積割合として1層あたり70〜95%が適正であるとされている。すなわち、穴の占める面積割合が約70%位から隙間による断熱効果が顕著にあらわれる一方、薄いシートに穴を設けて製作する上の制約から上限を95%とすることが適切とされている。
また、穴あき可撓性黒鉛シートと穴を有しない可撓性黒鉛シートとの交互配置からなる円筒部は、穴を有しない長尺の可撓性黒鉛シートと、長尺の穴あき可撓性黒鉛シートとを重ね合わせたものを巻成することにより、作製することが記載されている。さらに、円筒部の真円度を出し、かつ全体の機械的強度を向上するために、円筒部の内側に黒鉛、又は炭素−炭素繊維複合材よりなる円筒芯材を配置することがあり、この場合、円筒部は、前記芯材に前記重ね合わされた可撓性黒鉛シートをスパイラルに巻き上げて作製されている。
断熱層が倒立コップ状をなすものでは、その上蓋部が、前記円筒部と同様に、穴あき可撓性黒鉛シートと穴のない可撓性黒鉛シートとを交互に積層することによって形成されている。
また、穴を有しない可撓性黒鉛シート間の隙間におけるアルゴンガスの対流については、隙間の間隔をある値以下にすることにより対流が実質上生じない状態になり、本従来技術では、内外シート間の間隔がシート厚である1mm以下に抑えられるため、十分な熱絶縁性を得ることができるようになされている。
さらに、穴あき可撓性黒鉛シートと穴を有しない可撓性黒鉛シートとを重ね合わせたままでは円筒部上端と下端が開口し、下方より上方へ向かってのアルゴンガスの流れが生じ、熱絶縁性が充分に得られない場合は、これを回避すべく円筒部の上端部をリング等を介して気密結合するか、又は上端部を開口して下端部を気密にするなどの手段を講ずることも有効であるとされている。
しかし、前記従来技術1のHIP装置用断熱層では、良好な断熱効果を得るために、前記穴あき可撓性黒鉛シートにおける穴の占める面積割合を70〜95%としているが、可撓性黒鉛シートの強度が小さいため、穴の占める面積割合を80%以上とした場合には、該穴あき可撓性黒鉛シートが破れやすくなり、組立時にシートを巻き付ける際に極めて慎重な取り扱いを要し、断熱層の製作に際し、作業効率が低いという問題点があった。
また、断熱機能発揮用の加工が施された可撓性黒鉛シートである前記穴あき可撓性黒鉛シートを製作するには、穴を有しない可撓性黒鉛シートに穴あけ加工を施すため、穴あけ加工のために多くの労力と時間を要している。さらに、穴あき可撓性黒鉛シートを製作するには、必ずしも安価でない可撓性黒鉛シートの穴あけで切除された部分は使用されず廃棄されることになるため、材料歩留まりが極めて悪く、材料費の点からも製作コストが高いものとなっている。
また、前記従来技術1のHIP装置用断熱層では、可撓性黒鉛シートの厚みを0.1〜1.0mm程度としており、断熱層薄肉化の観点からは薄いほど好ましいが、シート厚みが0.2mmよりも小さい場合には、穴を有しない可撓性黒鉛シート間に形成される隙間が狭いため、穴面積を大きく採った場合には、該穴あき可撓性黒鉛シートの両側に配置される穴を有しない可撓性黒鉛シート同士の接触が穴の部分において起こり易くなり、所定の断熱性能が得られないというおそれがあった。
次に、従来技術2として、実公平2−30715号公報に、HIP装置用断熱構造体(高温炉用断熱構造体)が開示されている。このHIP装置用断熱構造体は、表面に多数の島状の突起を有する可撓性黒鉛シートを多層に配置した円筒状断熱構造体となされ、あるいは、表面に多数の島状の突起を有する可撓性黒鉛シートと平坦な可撓性黒鉛シートとを交互に多層に配置した円筒状断熱構造体となされ、前記突起により隣接シート間に隙間を形成し、かつ、シート間の接触を該突起部のみに限定するものとなされている。
そして、前記した表面に突起を有する可撓性黒鉛シートは、シート片面のみに突起を有しているものと、シート両面に突起を有しているものとがあり、その突起のない部分のシートの厚みが、断熱構造体薄肉化や取り扱い性を勘案して、0.1〜1.0mmとしている。そして、断熱性能の観点から突起の寸法及び個数が適宜選択され、シート片面の突起の先端の総断面積(伝導熱通過面積)がシート片面の面積の3〜30%に設定することにより、効果的な断熱効果をもたせるようにしている。さらに、突起高さについては、円筒状断熱構造体の場合では、組立を安定に行うという観点から、突起のない部分のシート厚みと同様に、0.1〜1.0mmとしている。
また、円筒状断熱構造体の上端と下端が開口し、該円筒状断熱構造体を下方より上方へ向かって起きる高温ガスの流れの発生を防ぐため、円筒状断熱構造体の端部にシール効果を持たせるための手段として、可撓性黒鉛シートに設ける突起を端部のみ円周方向に連続的に延びる帯状突起とする例などが開示されている。 さらに、円筒状断熱構造体の上端部に短キャップ状の黒鉛キャップを嵌合させることにより、炉室内の高温ガスが断熱構造体外に流出することを防いでいる。
ところが、前記従来技術2のHIP装置用断熱構造体では、これに用いる可撓性黒鉛シートであって、断熱機能発揮用の加工が施された可撓性黒鉛シートである前述の、突起を有する可撓性黒鉛シートの製作に際し、つぎのような問題点があった。
通常の平坦な長尺の可撓性黒鉛シートは、化学処理された膨張黒鉛をロールで圧延してシート状に成形される。表面に突起を有する可撓性黒鉛シートの場合には、同様に、ロールによる圧延によって製作されるが、突起に相当する多数の凹みをロール表面に設けたロールを準備し、該多数の凹み付きロールによる圧延によって製作されることとなり、そのため、つぎのような問題点があった。
すなわち、1)表面に多数の凹みを有するロールの製作に多額の費用がかかること、2)圧延ラインでの製造となるため少量生産に不向きであること、3)突起を有する可撓性黒鉛シートの製作のためにロール交換作業等の余分な作業が必要となるとともに、形成される突起の破損を防ぐためにロール回転速度を落とすことが必要となり、ラインとしての製造効率(生産性)が低いこと、4)突起部と平坦部の圧縮率が異なるため突起部の強度が小さくなり破断し易いため、突起高さがシート厚み以上のものを製作することが困難なこと、等の問題点がある。
また、突起を有する可撓性黒鉛シートの成形をロールではなく、一軸のプレスで行う場合には、大型のHIP装置で必要となる広幅長尺シートを製作することが困難となる。
また、円筒状断熱構造体の端部にシール効果を持たせるために、シート端部に帯状の突起を設けたり、あるいは、帯状のシートを追加で設置したりすることで円筒状断熱構造体の上端部又は下端部にシール性をもたせるようにしているため、突起を有する可撓性黒鉛シートの突起形状を特殊形状とする必要があったり、帯状シートを追加設置するために材料コスト及び組立工数が増加したりするという問題点もあった。
特公平1−32917号公報 実公平2−30715号公報
そこで、本発明の課題は、可撓性黒鉛シートを用いて構成された熱間等方圧加圧装置用断熱構造体において、歩留まり良く、短時間で、また、低コストで製作可能な、断熱機能発揮用の加工が施された可撓性黒鉛シートを用いて構成することができ、従来に比べて低コスト化を図ることができる熱間等方圧加圧装置用断熱構造体を提供することにある。
前記の課題を解決するため、本願発明では、次の技術的手段を講じている。
請求項1の発明は、倒立コップ状をなす内側倒立コップと、該内側倒立コップの外側にこれに重ね合わせて配置され、断熱構造体円筒部と該断熱構造体円筒部の上端部に配された断熱構造体上蓋部とを有して倒立コップ状をなす断熱構造体本体とを備え、圧力媒体が供給される圧力容器内に配置され、被処理物を加熱する加熱装置を囲み、断熱層として機能する熱間等方圧加圧装置用断熱構造体において、前記断熱構造体本体は、少なくとも前記断熱構造体円筒部が、エンボス加工が施されて厚み方向に凹凸形状が付与されたエンボス加工可撓性黒鉛シートと、平坦な可撓性黒鉛シートとが交互に、かつ、凹凸部における頂点部分で接触した状態で多層配置された構造を有していることを特徴とする熱間等方圧加圧装置用断熱構造体である。
請求項2の発明は、請求項1記載の熱間等方圧加圧装置用断熱構造体において、前記エンボス加工可撓性黒鉛シートは、そのシート厚みが0.1〜0.8mmの範囲を満たし、エンボス加工後の凹凸部で形成されている有効厚みが、前記シート厚みに対して、その1.5〜5.0倍の範囲を満たすものであることを特徴とするものである。
請求項3の発明は、請求項1又は2記載の熱間等方圧加圧装置用断熱構造体において、前記断熱構造体本体の上端部又は下端部に、前記断熱構造体円筒部の一部を締め付ける締付手段を備えることにより、前記断熱構造体円筒部の上端部又は下端部に、前記エンボス加工可撓性黒鉛シートと前記平坦な可撓性黒鉛シートとが密接に重ねられたシール部が形成されていることを特徴とするものである。
請求項4の発明は、請求項3記載の熱間等方圧加圧装置用断熱構造体において、前記締付手段が、前記断熱構造体円筒部の外径よりも小さい内径を有して倒立コップ状をなし、前記断熱構造体本体の上端部に被せられたキャップ部材であることを特徴とするものである。
請求項5の発明は、請求項3記載の熱間等方圧加圧装置用断熱構造体において、前記締付手段が、前記断熱構造体円筒部の外径よりも小さい内径を有して短寸円筒状をなし、断熱構造体本体下端部における前記断熱構造体円筒部に外嵌された円筒部材であることを特徴とするものである。
請求項6の発明は、請求項3記載の熱間等方圧加圧装置用断熱構造体において、前記締付手段が、断熱構造体本体下端部における前記断熱構造体円筒部の外周に装着された紐状部材であることを特徴とするものである。
本発明によるHIP装置用断熱構造体は、断熱層として機能する倒立コップ状をなす断熱構造体本体の少なくとも断熱構造体円筒部が、エンボス加工が施されて厚み方向に凹凸形状が付与されたエンボス加工可撓性黒鉛シートと、平坦な可撓性黒鉛シートとが交互に、かつ、凹凸部における頂点部分のみで接触した状態で多層配置された構造を有している。したがって、一対のローラーを持つ汎用のエンボス加工機により、廃棄部分が生じることがなくて歩留まり良く、破損の心配がなく高いローラー回転速度にて短時間で、また、低コストで製作可能な、前記エンボス加工可撓性黒鉛シートを用いて、断熱構造体本体を構成することができるので、従来に比べてHIP装置用断熱構造体の低コスト化を図ることができる。
また、本発明によるHIP装置用断熱構造体は、断熱構造体本体の上端部又は下端部に、断熱構造体円筒部の一部を締め付ける締付手段を備え、前記エンボス加工可撓性黒鉛シートの特徴を利用して該シートの凹凸部を平坦に戻すことにより、エンボス加工可撓性黒鉛シートと平坦な可撓性黒鉛シートとが密接に重ねられて、断熱構造体円筒部を下方より上方へ向かって起る高温ガスの流れの発生を防止するシール部を容易に形成することができる。
以下、図面を参照して、本発明の実施形態について説明し、本発明の理解に供する。
本発明によるHIP装置用断熱構造体は、後述の図3に示すように、倒立コップ状をなす内側倒立コップ4と、該内側倒立コップ4の外側にこれに重ね合わせて配置され、断熱構造体円筒部6と該断熱構造体円筒部6の上端部に配された円板状の断熱構造体上蓋部7とを有して倒立コップ状をなす断熱構造体本体5とを備えている。
図1は本発明のHIP装置用断熱構造体の断熱構造体本体におけるエンボス加工可撓性黒鉛シートと平坦な可撓性黒鉛シートとを多層配置した構造の一例を示す断面図である。
断熱構造体本体5の少なくとも断熱構造体円筒部6が、この例では、断熱構造体円筒部6及び断熱構造体上蓋部7が、図1に示すように、エンボス加工が施されて厚み方向に凹凸形状が付与されたエンボス加工可撓性黒鉛シート1と、平坦な可撓性黒鉛シート2とが交互に、かつ、凹凸部1aにおける頂点部分で接触した状態で多層配置された構造を有している。
この例のエンボス加工可撓性黒鉛シート1は、表面に多数の半球状凸部が形成された第1ローラーと前記半球状凸部と合致する位置に半球状凹部が形成された第2ローラーとを有するエンボス加工機を用いて、両ローラーを回転させながら両ローラー間に平坦な可撓性黒鉛シートを通すことにより、シート片面にエンボス加工を施して製作されたものである。
前記エンボス加工可撓性黒鉛シート1は、そのシート厚みTに対して、エンボス加工後の凹凸部1aで形成されている有効厚み(厚み方向における山谷頂点間距離)Dとして、この例では、シート厚みの2倍の厚み(D=2T)を有している。そして、凹凸部1aによってシート1,2間に隙間が確保されるとともに、シート1,2間の接触が凹凸部1aにおける頂点部分のみに限定されている。
このような、両シート1,2による多層配置構造により、1)放射に対する高い断熱性能、2)ガス対流が生じない狭いシート間隙間とすることでガスによる対流熱伝達の抑止、3)熱伝導がシート間の接触面のみに限定されることによる伝導伝熱減少、という効果を得ることができる。これにより、断熱構造体本体5は、HIP装置で使用される高温高圧環境下で良好な断熱効果を発揮する。
また、エンボス加工可撓性黒鉛シート1の製作については、可撓性黒鉛シートの強度が比較的小さいため、紙、アルミ等を加工対象とした汎用のエンボス加工機が使用できることで加工コストを小さく抑えることができる。加工時間についても大型HIP装置用の断熱構造体の製作で使用する幅1m×長さ30mの長尺シートの場合でも10分程度の時間でのエンボス加工が可能であり、前述の従来技術1での穴あけ加工による穴あき可撓性黒鉛シートの製作に比べて極めて大きい省力化を図ることができる。
図2は本発明のHIP装置用断熱構造体の断熱構造体本体におけるエンボス加工可撓性黒鉛シートと平坦な可撓性黒鉛シートとを多層配置した構造の別の例を示す断面図である。
断熱構造体本体5の少なくとも断熱構造体円筒部6が、この例では、断熱構造体円筒部6及び断熱構造体上蓋部7が、図2に示すように、エンボス加工が施されて厚み方向に凹凸形状が付与されたエンボス加工可撓性黒鉛シート3と、平坦な可撓性黒鉛シート2とが交互に、かつ、凹凸部3aにおける頂点部分で接触した状態で多層配置された構造を有している。なお、図2において細線で記した形状は、凹凸部をシート長さ方向で所定長さ毎に交互に配置していることを表したものである。
この例のエンボス加工可撓性黒鉛シート3は、表面に多数の半球状の凹部と凸部が形成された第1ローラーと、表面に第1ローラーとは反転する状態で多数の半球状の凹部と凸部が形成された第2ローラーとを有するエンボス加工機を用いて、両ローラーを回転させながら両ローラー間に平坦な可撓性黒鉛シートを通すことにより、シート両面にエンボス加工を施して製作されたものである。エンボス加工可撓性黒鉛シート3は、そのシート厚み(T)に対して、エンボス加工後の凹凸部3aで形成されている有効厚みDとして、この例では、シート厚みの3倍の厚み(D=3T)を有している。
このように、シート両面にエンボス加工が施されたエンボス加工可撓性黒鉛シート3は、シート片面にエンボス加工が施された前記エンボス加工可撓性黒鉛シート1に比べてシート3,2間の隙間を大きくとることができ、さらにシート3,2間の接触面積を小さくすることができる。その結果、このような両シート3,2による多層配置構造により、断熱構造体本体に占める可撓性黒鉛シートの体積割合を減らすことができるので、断熱構造体本体の熱容量の低減が可能となり、HIP装置における昇温速度の向上及び冷却時間の短縮、また、ヒータ容量の低減に寄与することができる。
本発明のHIP装置用断熱構造体では、断熱構造体本体5に用いる平坦な可撓性黒鉛シートの厚みは、断熱構造体薄肉化及び取り扱い性を勘案し、0.1〜1.0mmの範囲が適正である。また、エンボス加工可撓性黒鉛シートの厚み(T)は、断熱構造体薄肉化及び取り扱い性に加えて、エンボス加工性をも加味し、0.1〜0.8mmの範囲が適正である。エンボス加工が施される可撓性黒鉛シートの厚みが0.1mm未満では、エンボス加工後の凹凸部強度が充分でないため、シート間の隙間を確保することが難しくなり、一方、シート厚みが0.8mmを超えると、柔軟性に乏しくなりエンボス加工が困難となる。よって、エンボス加工可撓性黒鉛シートの厚み(T)は、0.1〜0.8mmの範囲を満たすものがよい。
また、エンボス加工可撓性黒鉛シートは、エンボス加工後の凹凸部で形成されている有効厚みDが、シート厚みTに対して、その1.5〜5.0倍の範囲を満たすものであることがよい。エンボス加工可撓性黒鉛シートの有効厚みDがシート厚みTの1.5倍を下回ると、隣り合うシート間の隙間が狭いため、凹凸部における頂点部分以外の部位でシート間の接触が起こり、十分な断熱効果を得ることが難しくなり、また、有効厚みDがシート厚みTの5.0倍を上回ると、エンボス加工時のシート変形が過大となり、エンボス加工時に可撓性黒鉛シートに破れが発生しやすくなる。よって、前記有効厚みDは、シート厚みTの1.5〜5.0倍の範囲であることがよい。
なお、前記の図1,図2ではエンボス加工可撓性黒鉛シートと平坦な可撓性黒鉛シートとはその厚みを同一としてあるが、それぞれのシート厚みは独立に選択できるため、エンボス加工可撓性黒鉛シートと平坦な可撓性黒鉛シートとは、そのシート厚みを互いに異なる厚みとすることもできる。また、エンボス加工による凹凸部の形状、寸法、ピッチ等は、エンボス加工可撓性黒鉛シートと平坦な可撓性黒鉛シートとによるシート間の隙間を確保した状態で接触面積を小さくするという条件下で、適宜選択可能である。この場合、形状については、可撓性黒鉛シートの伸びが少ないという特性から、角張った凹凸形状では角部から破損しやすくなるため、半球面状等の連続曲面とすることが好ましい。また、エンボス加工可撓性黒鉛シートは、シート間の接触部分による伝熱を均等とするため、凹凸部がシート全体にわたって均等に配置されることが好ましい。
また、エンボス加工可撓性黒鉛シートは、該シート片面での凹凸部による平坦な可撓性黒鉛シートとの接触面積(凹凸部における平坦な可撓性黒鉛シートとの接触部分の面積)が、該シート片面の面積の3〜30%であることがよい。前記接触面積が30%を超えると断熱構造体本体の必要な断熱性能が得られず、3%未満ではシート間の隙間を確保することが困難となる。
図3は本発明のHIP装置用断熱構造体の要部縦断面図であって、断熱構造体本体の上端部に被せられたキャップ部材によってシール部が形成されていることを説明するための図である。
図3に示すように、高温高圧のガス雰囲気下で使用されるHIP装置用断熱構造体は、高圧室内高温ガスが該断熱構造体外に流出することを避けるため、内側に、通気抵抗の大きな材料からなる倒立コップ状をなす内側倒立コップ4を配置し、この内側倒立コップ4の外側にこれに重ね合わせて断熱構造体本体5を配置してある。倒立コップ状をなす断熱構造体本体5は、前述したように、断熱構造体円筒部6と該断熱構造体円筒部6の上端部に配された円板状の断熱構造体上蓋部7とを有している。セラミックスのHIP処理で使用されるHIP装置では、内側倒立コップ4は、黒鉛、又は、炭素−炭素繊維複合材等の耐熱性の高い材料からなっている。
断熱構造体円筒部6では、エンボス加工可撓性黒鉛シート3と平坦な可撓性黒鉛シート2とによるシート3,2間の隙間が上下方向に沿う形態に形成される。このため、断熱構造体円筒部6では、その上端及び下端が開口していると、断熱構造体円筒部6内を下方より上方への自然対流によるガス流れが発生し、ガス流れによる熱損失が生じることとなる。
この高温ガスの流れの発生を防止するため、図3に示すように、この実施形態では、断熱構造体本体5の上端部に、倒立コップ状をなし、断熱構造体円筒部6の外径よりも小さい内径を有し、下端部内側に該下端へ行くに従って徐々に拡径するテーパ部が形成されたキャップ部材8を被せてある。
このキャップ部材8により、断熱構造体円筒部6の上端部に、凹凸部3aが平坦に戻されたエンボス加工可撓性黒鉛シート3’と平坦な可撓性黒鉛シート2とが密接に重ねられたシール部6aが形成されている。断熱構造体円筒部6の一部を締め付ける締付手段としての前記キャップ部材8は、黒鉛、又は、炭素−炭素繊維複合材等からなっている。
この場合、前記キャップ部材8は、断熱構造体円筒部6と断熱構造体上蓋部7との隙間を通るガス流れをも抑止している。なお、断熱構造体円筒部6上端部へのシール性を付与するだけの目的では、倒立コップ状をなすキャップ部材に代えて、断熱構造体円筒部6に単に短寸円筒部品を外嵌するようにすることもできる。
可撓性黒鉛シートは、機械的強度が比較的小さい上に、強度の加工を加えた際に金属材料にしばしば見られるような、加工硬化がほとんど起こらない材料である。このような特性の特徴を利用することにより、一旦エンボス加工により付与された凹凸部を比較的小さな荷重でほぼ平坦な状態に戻すことが可能であることが確認でき、前記シール部6aを実現することができた。
図4は本発明のHIP装置用断熱構造体を構成する断熱構造体円筒部を示す要部横断面図、図5は本発明のHIP装置用断熱構造体を構成する断熱構造体円筒部におけるシール部を示す要部横断面図である。
図4において、断熱構造体円筒部6は、1枚の長尺をなすエンボス加工可撓性黒鉛シート3と1枚の長尺をなす平坦な可撓性黒鉛シート2とを予め重ね合わせたものを、芯材となる内側倒立コップ4の外周に必要な層数となるよう連続的に巻き付けることにより、設けられている。そして、前記図3における前記キャップ部材8が装着されることにより、断熱構造体円筒部6の上端部に、図5に示すように、凹凸部3aが平坦に戻されたエンボス加工可撓性黒鉛シート3’と平坦な可撓性黒鉛シート2とが密接に重ねられてなるシール部6aが形成されている。なお、シール部6aは、シート2,3’間のガス対流を抑止できる程度のシール性が保たれておれば良く、エンボス加工可撓性黒鉛シート3の凹凸部をシート全体にわたって完全に平坦に戻す必要は無く、シート2,3’間にある程度の隙間が残存する状態も許容される。
図6は本発明のHIP装置用断熱構造体の要部縦断面図であって、断熱構造体本体下端部における断熱構造体円筒部に外嵌された円筒部材によってシール部が形成されていることを説明するための図である。
図6において、9は下端リングであり、上方へ突出するフランジ部を有して円環状をなしている。内側倒立コップ4の下端に前記フランジ部が外側となる状態で下端リング9が固定されている。断熱構造体円筒部6は、その下端が下端リング9の前記フランジ部上面に接する状態で、内側倒立コップ4の外周に設けられている。
そして、図6に示すように、断熱構造体本体5下端部における断熱構造体円筒部6には、短寸円筒状をなし、断熱構造体円筒部6の外径よりも小さい内径を有し、上端部内側に該上端へ行くに従って徐々に拡径するテーパ部が形成された円筒部材10を、断熱構造体円筒部6下端側より外嵌してある。
この円筒部材10により、断熱構造体円筒部6の下端部に、凹凸部3aが平坦に戻されたエンボス加工可撓性黒鉛シート3’と平坦な可撓性黒鉛シート2とが密接に重ねられたシール部6bが形成されている。円筒部材10は、断熱構造体円筒部6の一部を締め付ける締付手段を構成している。この円筒部材10の材質は、この領域の温度に耐えられる材料が選択され、黒鉛、炭素−炭素繊維複合材等の耐熱材料の他、断熱構造体円筒部6の下端部では高圧室内の他の部分に比べて比較的温度が低いため、インコネル、ステンレス鋼等を用いることもできる。
図7は本発明のHIP装置用断熱構造体の要部縦断面図であって、断熱構造体本体下端部における断熱構造体円筒部の外周に装着された縛り紐部材によってシール部が形成されていることを説明するための図である。
図7に示すように、内側倒立コップ4’は、その下端部に、該下端へ行くに従って徐々に拡径するテーパ部及びこのテーパ部に連なる大径部を有している。この内側倒立コップ4’の下端に、フランジ部を有する下端リング9が固定されている。断熱構造体円筒部6は、その下端が下端リング9のフランジ部上面に接する状態で、内側倒立コップ4’の外周に設けられている。
そして、断熱構造体円筒部6における前記内側倒立コップ4’大径部外側に位置する部分の外周に装着され、断熱構造体円筒部6を縛る紐状部材11により、凹凸部3aが平坦に戻されたエンボス加工可撓性黒鉛シート3’と平坦な可撓性黒鉛シート2とが密接に重ねられたシール部6bが形成されている。紐状部材11は、断熱構造体円筒部6の一部を締め付ける締付手段を構成している。紐状部材11の材質としては、炭素繊維、モリブデン線、インコネル線、ステンレス線等が挙げられる。なお、シール部6bを形成するための締付手段としては、本実施形態以外にも同等の効果があるものを採用することができる。さらに、本実施形態では内側倒立コップとして下端部に前記大径部を有する内側倒立コップ4’を採用したが、下端部に前記大径部を持たない形状のものでも採用可能である。
図8は本発明のHIP装置用断熱構造体の別の例を示す要部縦断面図である。
図8に示すように、本実施形態のHIP装置用断熱構造体は、内側倒立コップ4と、該内側倒立コップ4の外側にこれに重ね合わせて配置された倒立コップ状をなす内側用断熱構造体本体5と、この内側用断熱構造体本体5の上端部に被せられた倒立コップ状をなす内側用キャップ部材8と、さらに、内側用キャップ部材8が被せられた内側用断熱構造体本体5の外側にこれに重ね合わせて配置された倒立コップ状をなす外側用断熱構造体本体5と、この外側用断熱構造体本体5の上端部に被せられた倒立コップ状をなす外側用キャップ部材8とを備えている。9は前記内側倒立コップ4の下端に固定された下端リングである。
そして、前記内側用断熱構造体本体5は、内側用断熱構造体円筒部6内側用断熱構造体上蓋部7とを有している。また、前記外側用断熱構造体本体5は、外側用断熱構造体円筒部6と外側用断熱構造体上蓋部7とを有している。これらの断熱構造体円筒部6,6及び断熱構造体上蓋部7,7は、エンボス加工可撓性黒鉛シートと平坦な可撓性黒鉛シートとが交互に、かつ、凹凸部における頂点部分で接触した状態で多層配置された構造を有している。内側用断熱構造体円筒部6の上端部には、内側用キャップ部材8によってシール部6aが形成されている。また、外側用断熱構造体円筒部6の上端部には、外側用キャップ部材8によってシール部6aが形成されている。
このように、本実施形態のHIP装置用断熱構造体は、断熱構造体本体が内側用断熱構造体本体5と外側用断熱構造体本体5とによる二重構造となされている。本発明のHIP装置用断熱構造体では、断熱構造体本体の数、また、各断熱構造体本体を構成する断熱構造体円筒部及び断熱構造体上蓋部の可撓性黒鉛シートによる層数については、適用されるHIP装置の温度、圧力、装置サイズ等の条件に応じて適宜増減可能である。
本発明のHIP装置用断熱構造体の断熱構造体本体におけるエンボス加工可撓性黒鉛シートと平坦な可撓性黒鉛シートとを多層配置した構造の一例を示す断面図である。 本発明のHIP装置用断熱構造体の断熱構造体本体におけるエンボス加工可撓性黒鉛シートと平坦な可撓性黒鉛シートとを多層配置した構造の別の例を示す断面図である。 本発明のHIP装置用断熱構造体の要部縦断面図であって、断熱構造体本体の上端部に被せられたキャップ部材によってシール部が形成されていることを説明するための図である。 本発明のHIP装置用断熱構造体を構成する断熱構造体円筒部を示す要部横断面図である。 本発明のHIP装置用断熱構造体を構成する断熱構造体円筒部におけるシール部を示す要部横断面図である。 本発明のHIP装置用断熱構造体の要部縦断面図であって、断熱構造体本体下端部における断熱構造体円筒部に外嵌された円筒部材によってシール部が形成されていることを説明するための図である。 本発明のHIP装置用断熱構造体の要部縦断面図であって、断熱構造体本体下端部における断熱構造体円筒部の外周に装着された縛り紐部材によってシール部が形成されていることを説明するための図である。 本発明のHIP装置用断熱構造体の別の例を示す要部縦断面図である。
符号の説明
1,3…エンボス加工可撓性黒鉛シート
3’…凹凸部3aが平坦に戻されたエンボス加工可撓性黒鉛シート
1a,3a…凹凸部
2…平坦な可撓性黒鉛シート
4,4’…内側倒立コップ
5…断熱構造体本体
…内側用断熱構造体本体 5…外側用断熱構造体本体
6…断熱構造体円筒部
6a,6b,6a,6a,…シール部
…内側用断熱構造体円筒部 6…外側用断熱構造体円筒部
7…断熱構造体上蓋部
…内側用断熱構造体上蓋部 7…外側用断熱構造体上蓋部
8…キャップ部材
…内側用キャップ部材 8…外側用キャップ部材
9…下端リング
10…円筒部材
11…紐状部材

Claims (6)

  1. 倒立コップ状をなす内側倒立コップと、該内側倒立コップの外側にこれに重ね合わせて配置され、断熱構造体円筒部と該断熱構造体円筒部の上端部に配された断熱構造体上蓋部とを有して倒立コップ状をなす断熱構造体本体とを備え、圧力媒体が供給される圧力容器内に配置され、被処理物を加熱する加熱装置を囲み、断熱層として機能する熱間等方圧加圧装置用断熱構造体において、
    前記断熱構造体本体は、少なくとも前記断熱構造体円筒部が、エンボス加工が施されて厚み方向に凹凸形状が付与されたエンボス加工可撓性黒鉛シートと、平坦な可撓性黒鉛シートとが交互に、かつ、凹凸部における頂点部分で接触した状態で多層配置された構造を有していることを特徴とする熱間等方圧加圧装置用断熱構造体。
  2. 前記エンボス加工可撓性黒鉛シートは、そのシート厚みが0.1〜0.8mmの範囲を満たし、エンボス加工後の凹凸部で形成されている有効厚みが、前記シート厚みに対して、その1.5〜5.0倍の範囲を満たすものであることを特徴とする請求項1記載の熱間等方圧加圧装置用断熱構造体。
  3. 前記断熱構造体本体の上端部又は下端部に、前記断熱構造体円筒部の一部を締め付ける締付手段を備えることにより、前記断熱構造体円筒部の上端部又は下端部に、前記エンボス加工可撓性黒鉛シートと前記平坦な可撓性黒鉛シートとが密接に重ねられたシール部が形成されていることを特徴とする請求項1又は2記載の熱間等方圧加圧装置用断熱構造体。
  4. 前記締付手段が、前記断熱構造体円筒部の外径よりも小さい内径を有して倒立コップ状をなし、前記断熱構造体本体の上端部に被せられたキャップ部材であることを特徴とする請求項3記載の熱間等方圧加圧装置用断熱構造体。
  5. 前記締付手段が、前記断熱構造体円筒部の外径よりも小さい内径を有して短寸円筒状をなし、断熱構造体本体下端部における前記断熱構造体円筒部に外嵌された円筒部材であることを特徴とする請求項3記載の熱間等方圧加圧装置用断熱構造体。
  6. 前記締付手段が、断熱構造体本体下端部における前記断熱構造体円筒部の外周に装着された紐状部材であることを特徴とする請求項3記載の熱間等方圧加圧装置用断熱構造体。
JP2008281830A 2008-10-31 2008-10-31 熱間等方圧加圧装置用断熱構造体 Active JP5313630B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008281830A JP5313630B2 (ja) 2008-10-31 2008-10-31 熱間等方圧加圧装置用断熱構造体

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008281830A JP5313630B2 (ja) 2008-10-31 2008-10-31 熱間等方圧加圧装置用断熱構造体

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2010107160A JP2010107160A (ja) 2010-05-13
JP5313630B2 true JP5313630B2 (ja) 2013-10-09

Family

ID=42296780

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2008281830A Active JP5313630B2 (ja) 2008-10-31 2008-10-31 熱間等方圧加圧装置用断熱構造体

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5313630B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN106584856B (zh) * 2017-01-09 2018-12-11 上海复志信息技术有限公司 一种用于3d打印机的防护罩及包含其的3d打印机

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60177927U (ja) * 1984-05-07 1985-11-26 株式会社神戸製鋼所 高温炉用断熱構造体
JPS61289288A (ja) * 1985-06-17 1986-12-19 株式会社神戸製鋼所 高温炉
JP2535402B2 (ja) * 1989-02-22 1996-09-18 株式会社神戸製鋼所 高温炉用断熱構造体

Also Published As

Publication number Publication date
JP2010107160A (ja) 2010-05-13

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6173349B2 (ja) 接続ピンに電気接続された多数のシートメタル層を有する電気加熱可能なハニカム体
JP5031659B2 (ja) 複合ガスケット
JP6837155B2 (ja) 複合鋼管の製造方法
JP2013100977A (ja) 冷却器
CN101842621B (zh) 垫片
US20150123353A1 (en) Spiral gasket
JP5313630B2 (ja) 熱間等方圧加圧装置用断熱構造体
ES2690666T3 (es) Elemento tubular radiante para plantas industriales, uso del mismo y método para tratamiento de calor
JPH0323834B2 (ja)
JP5714964B2 (ja) 渦巻形ガスケット
WO2019106868A1 (ja) ガスケットの製造方法及びガスケット
JP2010100337A (ja) 真空二重構造体およびその製造方法
JP2010156066A (ja) 断熱シートの製造装置、及び断熱シートの製造方法
JP5335972B2 (ja) 複合ガスケット
JP2014508645A (ja) 圧力シリンダー容器の溶接シーリング
JP2007092148A (ja) ハースロール
JPH018954Y2 (ja)
JP2008500912A6 (ja) 耐熱性積層体およびそのような積層体の製造方法
JP2008500912A (ja) 耐熱性積層体およびそのような積層体の製造方法
JP2014009723A (ja) 断熱材及びこれを備えた加熱装置
JP2010106958A (ja) ガスケット
JPH0464000B2 (ja)
RU2177092C1 (ru) Способ изготовления уплотнения из расширенного графита
US6960274B2 (en) Tooling and method of manufacturing a mesh laminate
JP5080306B2 (ja) 改良された触媒反応器

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20110204

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821

Effective date: 20110413

RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20110413

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20130516

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20130611

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20130704

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Ref document number: 5313630

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150