JP5312158B2 - 画像処理装置及び画像処理方法 - Google Patents
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Description
本発明は前述の問題点に鑑み、複雑な処理を追加する必要なく、ディザ法や誤差拡散法の欠点を除去し、画質劣化を抑制可能な画像処理装置を提供できるようにすることを目的とする。
前記解析手段の解析結果に応じて、前記入力画像の濃度値を前記擬似中間調処理手段のそれぞれに分配する濃度分配手段と、前記濃度分配手段により分配された濃度値を、ディザ法を用いて擬似中間調処理することによりNビット/画素(Nは2以上の整数)のデータを出力する第1の擬似中間調処理手段と、前記濃度分配手段により分配された濃度値を、前記第1の疑似中間調処理とは異なる擬似中間調処理することによりNビット/画素のデータを出力する第2の擬似中間調処理手段と、前記第1の擬似中間調処理手段の出力及び第2の擬似中間調処理手段の出力とを画素ごと混合することにより、Nビット/画素のデータを出力する混合手段とを備えることを特徴とする。
図1は、本発明の第1の実施形態における画像処理装置の構成例を説明するブロック図である。
不図示の外部装置(例えば、コンピュータ装置やコントローラ、原稿読み取り装置)等から受信した入力画像データは、分配率決定部102と濃度分配部103にそれぞれ入力される。
C1=D*a
C2=D*(1−a)
まず、前述のディザと同様に分配率aで分配された後の濃度データC1が入力される。次に、設定した閾値をa倍して新たな閾値を算出する。もし、画素ごとに閾値を変動させる方式の誤差拡散を使用する場合は、その変動した閾値をa倍して新たな閾値とすればよい。次に、入力された濃度データC1と処理済の周辺画素から拡散されてきた誤差の和をとり、算出した閾値と比較して閾値以上であれば255aを出力し、閾値以下であれば0を出力する。ここでは2値の誤差拡散処理について説明したが、ディザと同様に多値の誤差拡散処理を行ってもよい。
まず、画像データが入力されると、ステップS41において、入力された画像データを解析する処理が行われる。この画像データ解析処理は、前述したように分配率決定部102において行われる。
第2の実施形態では、出力端に量子化部を設けることで、入力分解能の低いプリンタでも安定したドットの生成が可能になる構成を示す。
図2は、本発明の第2の実施形態における画像処理装置の構成例を説明するブロック図である。
図2中、201は本実施形態の画像処理装置、102は分配率決定部、103は濃度分配部、104は第1のハーフトーン処理部、202は加算器、105は第2のハーフトーン処理部、106は混合処理部、203は量子化部、204はプリンタである。以降で各構成要素について詳細な説明をしていくが、第1の実施形態と同じ動作をするものについては第1の実施形態と同じ符号を付与し、説明を省略する。まず、分配率決定部102と濃度分配部103、第1のハーフトーン処理部104は第1の実施形態と同じ動作をするので、説明を省略する。
第2のハーフトーン処理部105は、第1の実施形態での同処理部の説明において、入力される濃度データC2を加算器202の出力値へと読み替えるだけで、動作としては同様の処理を行う。混合処理部106は、第1の実施形態で記載したものと同じ動作をするので、説明を省略する。
0≦D<64 の時、Dq=0、Dfb=D
64≦D<192 の時、Dq=1、Dfb=D−128
192≦D の時、Dq=2、Dfb=D−255
プリンタ204は、量子化部203からのM値量子化された値を入力として、プリント処理を行う。
第3の実施形態では、第1のハーフトーンの出力を第2のハーフトーンの入力にフィードバックすることで、ドットの排他生成を可能とする構成を示す。
図3は、本発明の第3の実施形態における画像処理装置の構成例を説明するブロック図である。図3中、301は本実施形態の画像処理装置、102は分配率決定部、303は濃度分配部、304は第1のハーフトーン処理部、302は加算器、305は第2のハーフトーン処理部、306は混合処理部、307はプリンタである。
分配率決定部102は第1の実施形態及び第2の実施形態と同じ動作をするので説明を省略する。
(0,1)の時、混合処理部306の出力コードは1である。
(1,0)の時、混合処理部306の出力コードは1である。
前記より、混合処理部306ではOR演算をする回路を実装すればよいことが分かる。プリンタ307では、混合処理部306からの2値化された値を入力として、プリント処理を行う。
第4の実施形態では、3つ以上のハーフトーン処理部を設けても同様の処理が可能であることを示す。
第1の実施形態において、分配率決定部102はLUTを参照するところで、以下の式を満たすように、第1のハーフトーン処理部への分配率a1、第2のハーフトーン処理部への分配率a2、・・・、第Nのハーフトーン処理部への分配率aNを決定する。
a1+a2+・・・+aN=1
Ck=D*ak (k=1,2,・・・,N)
第kのハーフトーン処理部では、出力レンジを0以上255ak以下の範囲に制限して出力する。
前述した実施の形態における画像処理装置を構成する各手段は、コンピュータのRAMやROMなどに記憶されたプログラムが動作することによって実現できる。このプログラム及び前記プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体は本発明に含まれる。
Claims (5)
- 入力画像に対して擬似中間調処理を行う擬似中間調処理手段を複数有する画像処理装置であって、
前記入力画像のデータを解析する解析手段と、
前記解析手段の解析結果に応じて、前記入力画像の濃度値を前記擬似中間調処理手段のそれぞれに分配する濃度分配手段と、
前記濃度分配手段により分配された濃度値を、ディザ法を用いて擬似中間調処理することによりNビット/画素(Nは2以上の整数)のデータを出力する第1の擬似中間調処理手段と、
前記濃度分配手段により分配された濃度値を、前記第1の疑似中間調処理とは異なる擬似中間調処理することによりNビット/画素のデータを出力する第2の擬似中間調処理手段と、
前記第1の擬似中間調処理手段の出力及び第2の擬似中間調処理手段の出力とを画素ごと混合することにより、Nビット/画素のデータを出力する混合手段とを備えることを特徴とする画像処理装置。 - 前記擬似中間調処理手段は、出力値の最大値を前記濃度分配手段における濃度分配率にて制限し、
前記混合手段では、前記擬似中間調処理手段からの出力を加算して出力することを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。 - 前記混合手段により混合された前記擬似中間調処理手段の擬似中間調処理の結果を量子化する量子化手段を備え、
前記量子化手段は、前記混合手段により混合された前記擬似中間調処理手段の夫々から出力される擬似中間調処理の結果の量子化を行い、量子化誤差を前記複数の擬似中間調処理手段の何れかへフィードバックすることを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。 - 入力画像に対して擬似中間調処理を行う擬似中間調処理工程を複数有する画像処理方法であって、
前記入力画像のデータを解析する解析工程と、
前記解析工程の解析結果に応じて、前記入力画像の濃度値を前記擬似中間調処理工程のそれぞれに分配する濃度分配工程と、
前記濃度分配工程において分配された濃度値を、ディザ法を用いて擬似中間調処理することによりNビット/画素(Nは2以上の整数)のデータを出力する第1の擬似中間調処理工程と、
前記濃度分配工程において分配された濃度値を、前記第1の疑似中間調処理とは異なる擬似中間調処理することによりNビット/画素のデータを出力する第2の擬似中間調処理工程と、
前記第1の擬似中間調処理工程の出力及び第2の擬似中間調処理工程の出力とを画素ごと混合することにより、Nビット/画素のデータを出力する混合工程とを備えることを特徴とする画像処理方法。 - 入力画像に対して擬似中間調処理を行う擬似中間調処理工程を複数有する画像処理方法の各工程をコンピュータに実行させるプログラムであって、
前記入力画像のデータを解析する解析工程と、
前記解析工程の解析結果に応じて、前記入力画像の濃度値を前記擬似中間調処理工程のそれぞれに分配する濃度分配工程と、
前記濃度分配工程において分配された濃度値を、ディザ法を用いて擬似中間調処理することによりNビット/画素(Nは2以上の整数)のデータを出力する第1の擬似中間調処理工程と、
前記濃度分配工程において分配された濃度値を、前記第1の疑似中間調処理とは異なる擬似中間調処理することによりNビット/画素のデータを出力する第2の擬似中間調処理工程と、
前記第1の擬似中間調処理工程の出力及び第2の擬似中間調処理工程の出力とを画素ごと混合することにより、Nビット/画素のデータを出力する混合工程とをコンピュータに実行させることを特徴とするプログラム。
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