JP5311790B2 - 画像表示装置 - Google Patents
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C1(λ)=I(λ)*I(λ)
で表される特性C1(λ)として第1、第2の色選択性位相差板でともに偏光方向が90度回転される光量の割合(率)を表すことができる。C1(λ)を図35に示す。
で表される特性C2(λ)として第1、第2の色選択性位相差板でともに偏光方向が回転されない光量の割合を表すことができる。C2(λ)を図36に示す。
C3(λ)=I(λ)*(1−I(λ))
で表される特性C3(λ)として第1での色選択性位相差板で偏光方向が90度回転され、第2の色選択性位相差板で偏光方向が回転されない光量の割合を表すことができる。C3(λ)を図37に示す。
C4(λ)=(1−I(λ))*I(λ)
で表される特性C4(λ)として第1での色選択性位相差板で偏光方向が偏光方向が回転されず、第2の色選択性位相差板で90度回転される光量の割合を表すことができる。C4(λ)はC3(λ)と同じ特性となる。
第1の反射型の画像表示素子と、
第2の反射型の画像表示素子と、
第3の反射型の画像表示素子と、
光源から発する光を第1の色成分の光と第2の色成分の光とに分離するダイクロイックミラーと、
前記ダイクロイックミラーにより分離された光を合成して投射レンズへ導く色合成手段と、
前記ダイクロイックミラーにより分離された前記第1の色成分の光を前記第1の反射型の画像表示素子に導くとともに、前記第1の反射型の画像表示素子により変調された光を前記色合成手段へ導く第1の偏光ビームスプリッターと、
前記ダイクロイックミラーにより分離された前記第2の色成分の光を第3の色成分の光と第4の色成分の光とに分離して前記第2及び第3の反射型の画像表示素子へと導くとともに、前記第2及び第3の反射型の画像表示素子により変調された光を合成し、前記色合成手段へ導く第2の偏光ビームスプリッターと、
前記ダイクロイックミラーと前記第2の偏光ビームスプリッターとの間に配置され、第1の波長領域の光の偏光方向を90度変換する第1の色選択性位相差板と、
前記第2の偏光ビームスプリッターと前記色合成手段との間に配置され、第2の波長領域の光の偏光方向を90度変換する第2の色選択性位相差板とを有し、
前記第1の色選択性位相差板において偏光方向が90度変換される割合が50%となる波長をλ1とし、前記第2の色選択性位相差板において偏光方向が90度変換される割合が50%となる波長をλ2とするとき
λ1<λ2
なる条件を満足しており、
前記ダイクロイックミラーにより分離された前記第2の色成分の光は、前記第2の偏光ビームスプリッターに対してS偏光であり、
前記第1の色選択性位相差板は、前記第3の色成分の光をS偏光からP偏光に変換することを特徴とする。
本発明の他の一側面としての画像表示装置は、
第1の反射型の画像表示素子と、
第2の反射型の画像表示素子と、
第3の反射型の画像表示素子と、
光源から発する光を第1の色成分の光と第2の色成分の光とに分離するダイクロイックミラーと、
前記ダイクロイックミラーにより分離された光を合成して投射レンズへ導く色合成手段と、
前記ダイクロイックミラーにより分離された前記第1の色成分の光を前記第1の反射型の画像表示素子に導くとともに、前記第1の反射型の画像表示素子により変調された光を前記色合成手段へ導く第1の偏光ビームスプリッターと、
前記ダイクロイックミラーにより分離された前記第2の色成分の光を第3の色成分の光と第4の色成分の光とに分離して前記第2及び第3の反射型の画像表示素子へと導くとともに、前記第2及び第3の反射型の画像表示素子により変調された光を合成し、前記色合成手段へ導く第2の偏光ビームスプリッターと、
前記ダイクロイックミラーと前記第2の偏光ビームスプリッターとの間に配置され、第1の波長領域の光の偏光方向を90度変換する第1の色選択性位相差板と、
前記第2の偏光ビームスプリッターと前記色合成手段との間に配置され、第2の波長領域の光の偏光方向を90度変換する第2の色選択性位相差板とを有し、
前記第1の色選択性位相差板において偏光方向が90度変換される割合が50%となる波長をλ1とし、前記第2の色選択性位相差板において偏光方向が90度変換される割合が50%となる波長をλ2とするとき
λ1<λ2
なる条件を満足しており、
前記ダイクロイックミラーにより分離された前記第2の色成分の光は、前記第2の偏光ビームスプリッターに対してP偏光であり、
前記第1の色選択性位相差板は、前記第1及び第4の色成分の光をP偏光からS偏光に変換することを特徴とする。
図1は本発明の第1の実施例を表す図である。図中、1は連続スペクトルで白色光を発光する光源で、2は光を所定の方向に集光するリフレクターで、3aは矩形のレンズをマトリックス状に配置した第1のフライアイレンズで、3bは第1のフライアイレンズの個々のレンズに対応したレンズアレイからなる第2のフライアイレンズで、4は非偏光光を所定の偏光光に揃える偏光変換素子で、5aはコンデンサーレンズで、5bはミラーで、6は第1の色分解手段である青(B)と赤(R)の波長領域の光を反射、緑(G)の波長領域の光を透過するダイクロイックミラーで、7はBとRの中間の波長領域の光をカットするカラーフィルターで、8aはBの光の偏光方向を90度変換し、Rの光の偏光方向は変換しない第1の色選択性位相差板、8bはRの光の偏光方向を90度変換し、Bの光の偏光方向は変換しない第2の色選択性位相差板で、10a、10b、10cはP偏光を透過し、S偏光を反射する第1の偏光ビームスプリッター、第2の偏光ビームスプリッター、第3の偏光ビームスプリッターで、11r、11g、11bは光を反射し、画像変調して画像を表示する赤用の反射型液晶表示素子、緑用の反射型液晶表示素子、青用の反射型液晶表示素子で、12r、12g、12bは赤用の1/4波長板、緑用の1/4波長板、青用の1/4波長板で、13は投射レンズ、14は投射光学系の光路長を調整するためのガラス板である。ここで第2の偏光ビームスプリッターは第2の色分解手段および第1の色合成手段であり、第3の偏光ビームスプリッターが第2の色合成手段である。
λ11≠λ12
かつ
λ11<λ12
となるように設定してある。これにより2つの波長λ11、λ12の間の波長領域の光はS偏光として第2の偏光ビームスプリッターに入射する。
λ10=(λ11+λ12)/2
とするとき
λc11<λ10<λc12
となるように設定してある。
図4は第1の参考例を表す図で実施例1と同じ要素には同じ符号が付けられている。実施例1との違いはRの反射型液晶表示素子とBの反射型液晶表示素子の配置が逆になっており、このためにRの光の偏光方向を90度変換しBの光の偏光方向は変換しない第1の色選択性位相差板28aとBの光の偏光方向を90度変換しRの光の偏光方向は変換しない第2の色選択性位相差板28bを設けているところである。
λ21≠λ22
かつ
λ21>λ22
となるように設定してある。これにより2つの波長λ21、λ22の間の波長領域の光はS偏光として第2の偏光ビームスプリッターに入射する。
図6は第2の実施例を表す図で実施例1と同じ要素には同じ符号が付けられている。実施例1との違いは無偏光光をP偏光に揃える偏光変換素子34を設けており、このためにRの光の偏光方向を90度変換しBの光の偏光方向は変換しない第1の色選択性位相差板38aとRの光の偏光方向を90度変換しBの光の偏光方向は変換しない第2の色選択性位相差板38bを設け、Gの偏光方向を90度回転する1/2波長板31を第1の偏光板10aの入射側に設け、P偏光に対して所望の波長の光に分割するダイクロミラー36を設けているところである。
λ31≠λ32
かつ
λ31<λ32
となるように設定してある。これにより2つの波長λ31、λ32の間の波長領域の光はS偏光として第2の偏光ビームスプリッターに入射する。
図9は第2の参考例を表す図で実施例2と同じ要素には同じ符号が付けられている。実施例2との違いはRの反射型液晶表示素子とBの反射型液晶表示素子の配置が逆になっており、このためにBの光の偏光方向を90度変換しRの光の偏光方向は変換しない第1の色選択性位相差板48aとBの光の偏光方向を90度変換しRの光の偏光方向は変換しない第2の色選択性位相差板48bを設けているところである。
λ41≠λ42
かつ
λ41>λ42
となるように設定してある。これにより2つの波長λ41、λ42の間の波長領域の光はS偏光として第2の偏光ビームスプリッターに入射する。
図11は本発明の第3の実施例を表す図で実施例1と同じ要素には同じ符号が付けられている。実施例1との違いは、Gの光を反射する特性のダイクロミラー56を用いているところであり、さらにBの光の偏光方向を90度変換しRの光の偏光方向は変換しない第1の色選択性位相差板58a、Bの光の偏光方向を90度変換しRの光の偏光方向は変換しない第2の色選択性位相差板58b、1/2位相板51を用いている。
本実施例のダイクロイックミラー56のS偏光成分での特性を図12の太線で示し、第1の色選択性位相差板の特性を図13の太線で示し、第2の色選択性位相差板を図13の細線で示す。カラーフィルターの特性は実施例1と同じである。
λ51≠λ52
かつ
λ51<λ52
となるように設定してある。これにより2つの波長λ51、λ52の間の波長領域の光はS偏光として第2の偏光ビームスプリッターに入射する。
図14は第3の参考例を表す図で実施例3と同じ要素には同じ符号が付けられている。実施例3との違いはRの反射型液晶表示素子とBの反射型液晶表示素子の配置が逆になっており、このためにRの光の偏光方向を90度変換しBの光の偏光方向は変換しない第1の色選択性位相差板68aとRの光の偏光方向を90度変換しBの光の偏光方向は変換しない第2の色選択性位相差板68bを設けているところである。
λ61≠λ62
かつ
λ61>λ62
となるように設定してある。これにより2つの波長λ61、λ62の間の波長領域の光はS偏光として第2の偏光ビームスプリッターに入射する。
図16は第4の実施例を表す図で実施例3と同じ要素には同じ符号が付けられている。実施例3との違いは無偏光光をP偏光に揃える偏光変換素子34を設けており、このためにRの光の偏光方向を90度変換しBの光の偏光方向は変換しない第1の色選択性位相差板78aとBの光の偏光方向を90度変換しRの光の偏光方向は変換しない第2の色選択性位相差板78bを設け、P偏光に対して所望の波長の光に分割するダイクロミラー76を設けているところである。
λ71≠λ72
かつ
λ71<λ72
となるように設定してある。これにより2つの波長λ71、λ72の間の波長領域の光はS偏光として第2の偏光ビームスプリッターに入射する。
図19は第4の参考例を表す図で実施例4と同じ要素には同じ符号が付けられている。実施例4との違いはRの反射型液晶表示素子とBの反射型液晶表示素子の配置が逆になっており、このためにBの光の偏光方向を90度変換しRの光の偏光方向は変換しない第1の色選択性位相差板88aとRの光の偏光方向を90度変換しBの光の偏光方向は変換しない第2の色選択性位相差板88bを設けているところである。
λ81≠λ82
かつ
λ81>λ82
となるように設定してある。これにより2つの波長λ81、λ82の間の波長領域の光はS偏光として第2の偏光ビームスプリッターに入射する。
図21は本発明の第5の実施例を表す図である。図中、実施例1と同じ構成要素にはおなじ番号を付している。この実施例において、96は青(B)と緑(G)の波長領域の光を透過するダイクロイックミラーで、97はBとGの中間の波長領域の光を一部カットするカラーフィルターで、98aはBの光の偏光方向を90度変換し、Gの光の偏光方向は変換しない第1の色選択性位相差板、98bはBの光の偏光方向を90度変換し、Gの光の偏光方向は変換しない第2の色選択性位相差板98bで、91は1/2波長板である。
λ91≠λ92
かつ
λ91<λ92
となるように設定してある。これにより2つの波長λ91、λ92の間の波長領域の光はS偏光として第2の偏光ビームスプリッターに入射する。
λ90=(λ91+λ92)/2
とするとき
λc91<λ90<λc92
となるように設定してある。
図24は第6の実施例を表す図で実施例5と同じ要素には同じ符号が付けられている。実施例5との違いは無偏光光をP偏光に揃える偏光変換素子34を設けており、このためにGの光の偏光方向を90度変換しBの光の偏光方向は変換しない第1の色選択性位相差板108aとBの光の偏光方向を90度変換しGの光の偏光方向は変換しない第2の色選択性位相差板108bを設け、P偏光に対して所望の波長の光に分割するダイクロミラー106を設けているところである。
λ101≠λ102
かつ
λ101<λ102
となるように設定してある。これにより2つの波長λ101、λ102の間の波長領域の光はS偏光として第2の偏光ビームスプリッターに入射する。
前記第2の色分解手段は、偏光が揃えられた色光を所定の波長領域において偏光方向を90度変換し異なる偏光方向の色光に変換する第1の色選択性位相差板と偏光ビームスプリッターからなり、前記第1の色合成手段は、偏光ビームスプリッターと偏光方向が異なる2つの色光の偏光方向を所定の波長領域において偏光方向を90度変換しそろった偏光方向に変換する第2の色選択性位相差板からなり、前記第1の色選択性位相差板において偏光方向が90度変換される割合が50%となる波長をλ1とし、前記第2の色選択性位相差板において偏光方向が90度変換される割合が50%となる波長をλ2とするとき
λ1≠λ2
なる条件を満足し、
前記波長λ1と前記λ2の間の波長領域の光が、前記偏光ビームスプリッターに入射する偏光状態がS偏光成分を多く含むような状態になるように設定したことを特徴とする画像投射装置。
λ0=(λ1+λ2)/2
とするとき、
λc1<λ0<λc2
の条件を満足することを特徴とする実施態様1に記載の画像投射装置。
λ0=(λ1+λ2)/2
とするとき、
λc1<λ0<λc2
となるように、前記カラーフィルターの特性を決めることにより、前記第4の状態における漏れ光をさらに抑えることが可能となる。
第1の画像表示素子と、第2の画像表示素子と、第3の画像表示素子と、光源から発する光を第1の色成分の光と第2の色成分の光とに分解する第1の色分解手段と、第1の偏光分離面を用いて(第1の偏光分離面で)前記第2の色成分の光を第3の色成分の光と第4の色成分の光とに分解する第2の色分解手段とを有し、前記第1の色成分の光を前記第1の画像表示素子に導き、前記第3の色成分の光を前記第2の画像表示素子に導き、前記第4の色成分の光を前記第3の画像表示素子に導く画像表示装置であって、
第2の偏光分離面を用いて(第2の偏光分離面で)前記第2の画像表示素子を介した光と前記第3の画像表示素子を介した光とを合成する第1の色合成手段と、前記第1の色合成手段を介した光と前記第1の画像表示素子を介した光とを合成する第2の色合成手段と、
前記第1の色分解手段と前記第2の色分解手段との間に、第1の波長領域の光の偏光方向を90度変換する第1の色選択性位相差板と、
前記第1の色合成手段と前記第2の色合成手段との間に、第2の波長領域の光の偏光方向を90度変換する第2の色選択性位相差板とを有し、
前記第1の色選択性位相差板において偏光方向が90度変換される割合が50%となる波長をλ1とし、前記第2の色選択性位相差板において偏光方向が90度変換される割合が50%となる波長をλ2とするとき
λ1≠λ2
なる条件を満足することを特徴とする画像表示装置。
前記第1の偏光分離面に入射する光のうち、前記波長λ1と前記λ2との間の波長領域の光は、P偏光よりS偏光の方が多いことを特徴とする実施態様1記載の画像表示装置。
前記第1の偏光分離面に入射する光のうち、前記波長λ1と前記λ2との間の波長領域の光のうち、8割以上がS偏光であることを特徴とする実施態様1記載の画像表示装置。
前記第1の偏光分離面に入射する光のうち、前記波長λ1と前記λ2との間の波長領域の光のうち、95%以上がS偏光であることを特徴とする実施態様1記載の画像表示装置。
前記第1の偏光分離面に入射する光のうち、前記波長λ1と前記λ2との間の波長領域の光は、実質的にS偏光であることを特徴とする実施態様1記載の画像表示装置。
第1の色選択性位相差板と前記第1の色分解手段との間に、短波長側から長波長側にかけて第1の光透過帯、光不透過帯、第2の光透過帯がほぼ連続的に存在するラーフィルターを設け、前記第1の光透過帯から前記光不透過帯に遷移する領域の透過率が50%となる波長をλc1、前記光不透過帯から前記第2の光透過帯に遷移する領域の透過率が50%となる波長をλc2とし、λ0を
λ0=(λ1+λ2)/2
とするとき、
λc1<λ0<λc2
の条件を満足することを特徴とする実施態様1乃至5いずれかに記載の画像表示装置。
第1の画像表示素子と、第2の画像表示素子と、第3の画像表示素子と、光源から発する光を第1の色成分の光と第2の色成分の光とに分解する第1の色分解手段と、第1の偏光分離面を用いて前記第2の色成分の光を第3の色成分の光と第4の色成分の光とに分解する第2の色分解手段とを有し、前記第1の色成分の光を前記第1の画像表示素子に導き、前記第3の色成分の光を前記第2の画像表示素子に導き、前記第4の色成分の光を前記第3の画像表示素子に導く画像表示装置であって、
第2の偏光分離面を用いて前記第2の画像表示素子を介した光と前記第3の画像表示素子を介した光とを合成する第1の色合成手段と、前記第1の色合成手段を介した光と前記第1の画像表示素子を介した光とを合成する第2の色合成手段と、
前記第1の色分解手段と前記第2の色分解手段との間に、第1の波長領域の光の偏光方向を90度変換する第1の色選択性位相差板と、
前記第1の色合成手段と前記第2の色合成手段との間に、第2の波長領域の光の偏光方向を90度変換する第2の色選択性位相差板と、
前記第1の色分解手段と前記第1の色選択性位相差板との間に、短波長側から長波長側にかけて第1の光透過帯、光不透過帯、第2の光透過帯がほぼ連続的に存在するラーフィルターとを有し、
前記第1の色選択性位相差板において偏光方向が90度変換される割合が50%となる波長をλ1、前記第2の色選択性位相差板において偏光方向が90度変換される割合が50%となる波長をλ2、前記カラーフィルターの前記第1の光透過帯から前記光不透過帯に遷移する領域の透過率が50%となる波長をλc1、前記光不透過帯から前記第2の光透過帯に遷移する領域の透過率が50%となる波長をλc2、そしてλ0を
λ0=(λ1+λ2)/2
とするとき、
λc1<λ0<λc2
の条件を満足することを特徴とする画像表示装置。
前記第1の画像表示素子、前記第2の画像表示素子、前記第3の画像表示素子は反射型の画像表示素子であることを特徴とする実施態様1乃至7いずれかに記載の画像表示装置。
前記第1の画像表示素子、前記第2の画像表示素子、前記第3の画像表示素子は反射型の液晶画像表示素子であることを特徴とする実施態様1乃至8いずれかに記載の画像表示装置。
前記第1の偏光分離面と前記第2の偏光分離面とは同じ偏光分離面であることを特徴とする実施態様1乃至9いずれかに記載の画像表示装置。
2 リフレクター
3a 第1のフライアイレンズ
3b 第2のフライアイレンズ
4 偏光変換素子
5a コンデンサーレンズ
5b ミラー
6 ダイクロイックミラー
7 カラーフィルター
8a、8b 色選択性位相差板
10a、10b、10c 偏光ビームスプリッター
11r、11g、11b 反射型液晶表示素子
12r、12g、12b 1/4波長板
13 投射レンズ
Claims (7)
- 第1の反射型の画像表示素子と、
第2の反射型の画像表示素子と、
第3の反射型の画像表示素子と、
光源から発する光を第1の色成分の光と第2の色成分の光とに分離するダイクロイックミラーと、
前記ダイクロイックミラーにより分離された光を合成して投射レンズへ導く色合成手段と、
前記ダイクロイックミラーにより分離された前記第1の色成分の光を前記第1の反射型の画像表示素子に導くとともに、前記第1の反射型の画像表示素子により変調された光を前記色合成手段へ導く第1の偏光ビームスプリッターと、
前記ダイクロイックミラーにより分離された前記第2の色成分の光を第3の色成分の光と第4の色成分の光とに分離して前記第2及び第3の反射型の画像表示素子へと導くとともに、前記第2及び第3の反射型の画像表示素子により変調された光を合成し、前記色合成手段へ導く第2の偏光ビームスプリッターと、
前記ダイクロイックミラーと前記第2の偏光ビームスプリッターとの間に配置され、第1の波長領域の光の偏光方向を90度変換する第1の色選択性位相差板と、
前記第2の偏光ビームスプリッターと前記色合成手段との間に配置され、第2の波長領域の光の偏光方向を90度変換する第2の色選択性位相差板とを有し、
前記第1の色選択性位相差板において偏光方向が90度変換される割合が50%となる波長をλ1とし、前記第2の色選択性位相差板において偏光方向が90度変換される割合が50%となる波長をλ2とするとき
λ1<λ2
なる条件を満足しており、
前記ダイクロイックミラーにより分離された前記第2の色成分の光は、前記第2の偏光ビームスプリッターに対してS偏光であり、
前記第1の色選択性位相差板は、前記第3の色成分の光をS偏光からP偏光に変換することを特徴とする画像表示素子。 - 第1の反射型の画像表示素子と、
第2の反射型の画像表示素子と、
第3の反射型の画像表示素子と、
光源から発する光を第1の色成分の光と第2の色成分の光とに分離するダイクロイックミラーと、
前記ダイクロイックミラーにより分離された光を合成して投射レンズへ導く色合成手段と、
前記ダイクロイックミラーにより分離された前記第1の色成分の光を前記第1の反射型の画像表示素子に導くとともに、前記第1の反射型の画像表示素子により変調された光を前記色合成手段へ導く第1の偏光ビームスプリッターと、
前記ダイクロイックミラーにより分離された前記第2の色成分の光を第3の色成分の光と第4の色成分の光とに分離して前記第2及び第3の反射型の画像表示素子へと導くとともに、前記第2及び第3の反射型の画像表示素子により変調された光を合成し、前記色合成手段へ導く第2の偏光ビームスプリッターと、
前記ダイクロイックミラーと前記第2の偏光ビームスプリッターとの間に配置され、第1の波長領域の光の偏光方向を90度変換する第1の色選択性位相差板と、
前記第2の偏光ビームスプリッターと前記色合成手段との間に配置され、第2の波長領域の光の偏光方向を90度変換する第2の色選択性位相差板とを有し、
前記第1の色選択性位相差板において偏光方向が90度変換される割合が50%となる波長をλ1とし、前記第2の色選択性位相差板において偏光方向が90度変換される割合が50%となる波長をλ2とするとき
λ1<λ2
なる条件を満足しており、
前記ダイクロイックミラーにより分離された前記第2の色成分の光は、前記第2の偏光ビームスプリッターに対してP偏光であり、
前記第1の色選択性位相差板は、前記第1及び第4の色成分の光をP偏光からS偏光に変換することを特徴とする画像表示装置。 - 前記波長λ2は、550nmよりも短い波長であることを特徴とする請求項1又は2に記載の画像表示装置。
- 前記第1の色成分の光は、緑の波長領域の光であることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の画像表示装置。
- 前記波長λ1は、550nmよりも短い波長であることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の画像表示装置。
- 前記光源と前記ダイクロイックミラーとの間に配置され、非偏光光を前記P偏光又は前記S偏光に変換する偏光変換素子を有することを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の画像表示装置。
- 前記偏光変換素子は、前記S偏光を出射し、
前記第1、第3、第4の色成分の光は、それぞれ緑、赤、青の波長領域の光であり、
前記第1、第2、第3の画像表示素子は、それぞれ緑、赤、青用の画像表示素子であり、
前記ダイクロイックミラーは、前記緑の波長領域の光を反射させて前記第1の偏光ビームスプリッターへ導き、前記青及び赤の波長領域の光を透過させて前記第2の偏光ビームスプリッターへ導き、
前記第1の色選択性位相差板は、前記ダイクロイックミラーを透過した光のうち、前記青の波長領域の光をS偏光からP偏光に変換し、
黒表示の際に、
前記第2の偏光ビームスプリッターは、前記第1の色選択性位相差板を透過したP偏光の前記青の波長領域の光を透過させて前記青用の画像表示素子へ導き、S偏光の前記赤及び緑の波長領域の光を反射させて前記赤用の画像表示素子へ導き、
前記第2の色選択性位相差板は、前記青用の画像変調素子により反射され、前記第2の偏光ビームスプリッターにより反射されたP偏光の偏光方向をS偏光に変換し、
前記色合成手段は、前記第2の色選択性位相差板により変換されたS偏光を反射させ、前記投射レンズとは異なる方向へ導くことを特徴とする請求項6に記載の画像表示素子。
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