JP5310798B2 - 液面検出装置 - Google Patents

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Description

本発明は、容器に貯留される液体の液面高さを検出する液面検出装置に関する。
従来、液体の液面に浮かぶフロートを用いることにより、液面の高さを検出する液面検出装置が知られている。このような液面検出装置の一種として、例えば特許文献1〜4に開示の構成は、容器に固定される本体部、本体部に回転自在に支持されるアームホルダ、及びフロートを保持すると共に本体部に回転自在に支持されるフロートアームを備えている。加えて、特許文献1〜4に開示の液面検出装置は、アームホルダの回転角度に応じて電気抵抗値が変化する電気抵抗体を備えている。以上の構成による液面検出装置では、フロートの上下移動は、フロートアームによって回転運動に変換され、アームホルダに伝達される。故に、アームホルダの回転角度によって変化する電気抵抗体の電気抵抗値を測定することによって、液面検出装置は、液面の高さを検出することができる。
さて、特許文献1〜4に開示のフロートを用いる形態の液面検出装置では、液面に浮かぶフロートと液体との摩擦によって、フロートに電荷が生じる。フロート及びフロートアームに多量の電荷が蓄積された場合、蓄積された電荷は、電気抵抗体に放電されることにより、液面高さの検出を妨げることがある。
この放電を抑制するために、特許文献1及び2に開示されている液面検出装置のアームホルダは、導電性の材料により形成されている。また、特許文献3及び4に開示されている液面検出装置におけるアームホルダには、フロートアームと電気抵抗体とを接続する導電性の部材が設けられている。これらの構成によって、電荷は、フロート及びフロートアームに多量に蓄積されることなく、電気抵抗体に逃がされる。
特許第3941735号公報 米国特許第7591178号明細書 米国特許第6877373号明細書 米国特許第7089918号明細書
さて、特許文献1〜4に記載の液面検出装置では、放電による多量の電荷の流入は生じない。しかし、液面に浮かぶフロートと液体との摩擦によって生じた電荷は、フロートアーム及びアームホルダを通じて、電気抵抗体に随時流入する。故に、フロート及び液体間にて生じた電荷が、可変抵抗器への流入することによってノイズとなり、電気抵抗体による液面高さの検出を妨げる事態は、依然として生じ得る。これにより、正確に液面の高さを検出できなくなるおそれがあった。
本願発明は、上記問題点に鑑みてなされたものであって、その目的は、正確に液面の高さを検出する液面検出装置を提供することである。
上記目的を達成するために、請求項1に記載の発明は、容器に貯留される液体の液面高さを検出する液面検出装置であって、容器に固定される固定体と、固定体に相対回転自在に支持される回転体と、液体の液面に浮かぶフロートと、フロートを一端側にて保持し、他端側にて固定体に回転自在に支持され、フロートの上下移動を回転体の回転運動に変換する導電性のフロートアームと、固定体に保持され、回転体の回転角度に応じて電気抵抗値が変化する可変抵抗器を有し、可変抵抗器の電気抵抗値によって液面高さを検出する検出部と、液面検出装置の外部に検出部を接続することにより、当該検出部を接地させるグラウンド端子と、を備え、固定体には、絶縁性の樹脂材料によって形成される本体部と、導電性の樹脂材料によって形成され、フロートアームとグラウンド端子とを接続し、本体部と一体で成形される導電性の導電部と、が設けられ、導電部は、フロートアームの他端側を回転自在に支持する軸受部、を有することを特徴とする。
また、請求項6に記載の発明は、容器に貯留される液体の液面高さを検出する液面検出装置であって、容器に固定される固定体と、固定体に相対回転自在に支持される回転体と、液体の液面に浮かぶフロートと、フロートを一端側にて保持し、他端側にて固定体に回転自在に支持され、フロートの上下移動を回転体の回転運動に変換する導電性のフロートアームと、固定体に保持され、回転体の回転角度に応じて電気抵抗値が変化する可変抵抗器を有し、可変抵抗器の電気抵抗値によって液面高さを検出する検出部と、液面検出装置の外部に検出部を接続することにより、当該検出部を接地させるグラウンド端子と、を備え、固定体には、絶縁性の樹脂材料によって形成される本体部と、導電性の樹脂材料によって形成され、フロートアームとグラウンド端子とを接続し、本体部と一体で成形される導電性の導電部と、が設けられ、導電部は、グラウンド端子と嵌合することにより、固定体に当該グラウンド端子を固定する嵌合部、を有することを特徴とする。
さらに、請求項8に記載の発明は、容器に貯留される液体の液面高さを検出する液面検出装置であって、容器に固定される固定体と、固定体に相対回転自在に支持される回転体と、液体の液面に浮かぶフロートと、フロートを一端側にて保持し、他端側にて固定体に回転自在に支持され、フロートの上下移動を回転体の回転運動に変換する導電性のフロートアームと、固定体に保持され、回転体の回転角度に応じて電気抵抗値が変化する可変抵抗器を有し、可変抵抗器の電気抵抗値によって液面高さを検出する検出部と、液面検出装置の外部に検出部を接続することにより、当該検出部を接地させるグラウンド端子と、液面検出装置の外部と検出部とを接続することにより、可変抵抗器に印加される電圧を検出部に供給する正極端子と、正極端子を保持すると共に固定体に保持され、正極端子と固定体との間を絶縁する絶縁部材と、を備え、固定体は、導電性の樹脂材料によって成形されることにより、フロートアームとグラウンド端子とを接続する導電性の導電部、を形成し、導電部は、フロートアームの他端側を回転自在に支持する軸受部、を有することを特徴とする。
れらの発明によれば、液面に浮かぶフロートと液体との摩擦によって生じる電荷は、一端側にてフロートを保持する導電性のフロートアームに移動する。このフロートアームは、導電性の導電部によって、液面検出装置の外部に接地されたグラウンド端子に接続されている。故に、フロートアームに移動した電荷は、導電部を通じてグラウンド端子に落とされるので、フロートアームを支持する回転体を通じて、当該回転体の回転角度によって電気抵抗値が変化する可変抵抗器に流入し難くなる。以上により、フロート及び液体間にて生じた電荷がノイズとして可変抵抗器に流入し、検出部による液面高さの検出の妨げになる事態は、未然に防がれ得る。したがって、正確に液面の高さを検出する液面検出装置の提供が実現される。
加えて請求項1及び請求項6に記載の発明のように、固定体の本体部を絶縁性の樹脂材料によって成形する形態では、導電部は、導電性の樹脂材料によって、本体部と一体で成形されるのがよい。導電部が本体部と一体で成形されることにより、導電部を備える液面検出装置であっても、部品点数の増加は抑えられる。これにより、導電部を組み付ける工数を低減できるので、価格の上昇を抑制したうえで、液面高さを正確に検出する液面検出装置の提供が実現される。
また請求項8に記載の発明によれば、固定体は、導電性の樹脂材料によって成形されることにより、導電部を有することができる。これにより、導電部を備える液面検出装置であっても、部品点数の増加は抑えられる。しかし、導電性の樹脂材料によって固定体を成形した場合において、可変抵抗器に印加される電圧を検出部に供給する正極端子を、固定体に直接的に保持させてしまうと、正極端子及びグラウンド端子間に、固定体を通じて電流が流れてしまう。すると、可変抵抗器の電気抵抗値は、検出部から正しく出力されなくなるおそれがある。そこで、正極端子を保持すると共に固定体に保持される絶縁部材を正極端子と固定体との間に介在させることにより、正極端子と固定体との間は、絶縁される。これにより、正極端子及びグラウンド端子間の固定体を通じた電流の流れは抑制される。以上により、可変抵抗器の正確な電気抵抗値が検出部から外部に出力され得るので、液面検出装置は、正確な液面高さを検出できるようになる。
さらに請求項1及び請求項8に記載の発明のように、固定体が導電部を有する形態では、フロートアームを回転自在に支持する軸受部は、導電部に設けられるのがよい。導電部が軸受部を有することにより、フロートアームは、フロートの上下移動によって回転しても、当該他端部を支持する当該軸受部を介して、導電部との接続を確実に維持し続けられる。故に、フロートアームに蓄積された電荷は、確実に導電部に移動し、グラウンド端子に落とされ得る。したがって、正確に液面の高さを検出する液面検出装置の提供が実現される。
請求項2及び請求項9に記載の発明では、導電部は、グラウンド端子と嵌合することにより、固定体に当該グラウンド端子を固定する嵌合部、を有することを特徴とする。
請求項2、請求項6、及び請求項9に記載の発明のように、固定体が導電部を有する形態では、グラウンド端子を固定するための嵌合部は、導電部に設けられるのがよい。導電部が嵌合部を有することにより、グラウンド端子は、当該嵌合部を介して、導電部との接続を確実に維持しつつけられる。故に、フロートアームを通じて導電部に移動した電荷は、確実にグラウンド端子に落とされ得る。したがって、正確に液面の高さを検出する液面検出装置の提供が実現される
請求項3及び請求項7に記載の発明では、固定体は、本体部によって形成される底壁、を有し、導電部は、底壁に立設されフロートアームの他端側を回転自在に支持する軸受部、及び底壁と一体に形成され軸受部と嵌合部とを接続する接続部、を有し、底壁は、軸受部の軸方向に沿った特定方向から接続部を支持する第一支持壁部、及び特定方向とは反対方向から接続部を支持する第二支持壁部、を形成することを特徴とする。これらの発明によれば、嵌合部と軸受部とを接続する接続部が、軸受部の軸方向に沿った特定方向から第一支持壁部によって支持されると共に、当該特定方向とは反対方向から第二支持壁部によって支持されている。このように、導電部の接続部が本体部によって形成される底壁に挟持されることにより、当該接続部と接続された軸受部は、本体部に十分に密着していなくても、当該本体部に対して軸方向にずれを生じ難くなる。以上により、軸受部は、フロートアームからの入力を受けても、当該フロートアームを回転自在に確実に支持し得る。よって、フロートアームの回転角度は液体の液面高さに的確に対応するので、検出部による正解な検出が可能となる。以上のようなフロートアームの確実な作動を可能とする第一支持壁部及び第二支持壁部の作用が、フロートアームに移動した電荷をグラウンド端子に落とす導電部の作用と共に発揮されることにより、液面検出装置による液面高さの検出の正確性は、さらに向上する
請求項4に記載の発明では、固定体は、本体部によって形成される底壁、を有し、軸受部は、筒状に形成されて底壁に立設され、本体部は、軸受部の軸方向に沿って底壁から突出し当該軸受部を外周側にて支持する支持部、を有することを特徴とする。
この発明のように、絶縁性の樹脂材料と導電性の樹脂材料とによって固定体が形成される形態では、一方の樹脂材料は、他方の樹脂材料に密着し難い。そこで、筒状に形成されて底壁から立設される軸受部が、当該軸受部の軸方向に沿って底壁から突出する支持部によって支持される。故に、このように本体部の支持部によって支持されることにより、軸受部は、本体部に十分に密着していなくても、当該本体部に対して傾きを生じ難くなる。以上により、軸受部は、フロートアームからの入力を受けても、当該フロートアームを回転自在に確実に支持し得る。よって、フロートアームの回転角度は液体の液面高さに的確に対応するので、検出部による正解な検出が可能となる。以上のようなフロートアームの確実な作動を可能とする支持部の作用が、フロートアームに移動した電荷をグラウンド端子に落とす導電部の作用と共に発揮されることにより、液面検出装置による液面高さの検出の正確性は、さらに向上する
請求項に記載の発明は、支持部は、軸受部を周方向に囲むことを特徴とする。
この発明のように、支持部が軸受部を周方向に囲む形態であれば、支持部による軸受部の支持は、さらに強固なものとなり得る。以上により、軸受部によるフロートアームの支持の確実性が向上するので、フロートアームの回転角度は、液体の液面高さに正確に対応可能となる。このようにして、支持部を囲む形態の支持部は、液面検出装置による液面高さ検出の正確性向上に貢献できる
本発明の第一実施形態による燃料レベルゲージの正面図である。 本発明の第一実施形態による燃料レベルゲージの側面図であって、図1のII矢視図である。 本発明の第一実施形態による燃料レベルゲージの背面図であって、図2のIII矢視図である。 本発明の特徴部分である導電部を説明するための図であって、図3のIV−IV線断面視図である。 本発明の特徴部分である導電部を説明するための図であって、図1のV部分の拡大図である。 本発明の第二実施形態による燃料レベルゲージの特徴部分を説明するための図であって、図1のVI−VI線断面視図である。 図6のVII−VII線断面視図である。 本発明の第三実施形態による燃料レベルゲージの背面図であって、図3の変形例を示す図である。 本発明の第三実施形態による燃料レベルゲージの特徴部分を説明するための図であって、図8のIX−IX線断面視図である。 本発明の第三実施形態による燃料レベルゲージの特徴部分を説明するための図であって、図8のX−X線断面視図である。 図9の変形例を示す図である。 図9の変形例を示す図である。 本発明の第六実施形態による燃料レベルゲージの斜視図である。 本発明の第六実施形態によるハウジングを説明するための図であって、(a)はハウジングの正面図であり、(b)は(a)の向きにおける導電部の部品図である。 本発明の第六実施形態によるハウジングを説明するための図であって、(a)はハウジングの側面図であり、(b)は(a)の向きにおける導電部の部品図である。 本発明の特徴部分である導電部の斜視図である。 ハウジングの底壁に埋設された状態の導電部を説明するための図であって、図14(a)のXVII−XVII線断面視図である。
以下、本発明の複数の実施形態を図面に基づいて説明する。尚、各実施形態において対応する構成要素には同一の符号を付すことにより、重複する説明を省略する場合がある。各実施形態において構成の一部分のみを説明している場合、当該構成の他の部分については、先行して説明した他の実施形態の構成を適用することができる。また、各実施形態の説明において明示している構成の組み合わせばかりではなく、特に組み合わせに支障が生じなければ、明示していなくても複数の実施形態の構成同士を部分的に組み合せることができる。
(第一実施形態)
以下、本発明の第一実施形態による液面検出装置を、燃料タンク90に貯留されている燃料91の液面91aの高さを検出する燃料レベルゲージ100に適用した例を示す。燃料レベルゲージ100によって検出された検出結果は、コンビネーションメータ(図示しない)等に向けて出力されることにより、運転者等に向けて表示される。
図1は、本発明の第一実施形態による燃料レベルゲージ100の正面図である。図1に示されるように、燃料レベルゲージ100は、容器である燃料タンク90内に配置されている。燃料レベルゲージ100は、燃料91を内燃機関に供給するための燃料ポンプモジュール93の壁面に取付けられており、当該燃料ポンプモジュール93と共に燃料タンク90に固定されている。尚、燃料レベルゲージ100の燃料タンク90への取り付け方法は、上記の形態に限定されるものではなく、ステー等(図示しない)を介して燃料タンク90の内部に直接的に固定されていてもよい。
(基本構成)
まず、燃料レベルゲージ100の基本構成について図1〜図3に基づいて説明する。図2は、燃料レベルゲージ100の側面図である。また図3は、燃料レベルゲージ100の背面図である。燃料レベルゲージ100は、フロート60、アームホルダ30、フロートアーム50、ハウジング20、正極端子71、グラウンド端子76、及び検出回路40aが形成された回路基板40を備えている。
フロート60は、例えば発泡させたエボナイト等の比重の小さい材料により形成されている。フロート60は、液体である燃料91よりも比重が小さい材料によって、燃料91の液面91aに浮かぶように形成されている。フロート60には、当該フロート60をフロートアーム50に取り付けるための貫通孔61が設けられている。貫通孔61は、フロート60の重心を通るよう形成されている。尚、フロート60の形状は、上記した直方体形状に限らず、円柱状等であってもよい。
アームホルダ30は、耐油・耐溶剤性が良く、機械的性質に優れる、例えばポリアセタール(POM)樹脂等によって、板状に形成されている。アームホルダ30は、軸受面32(図4参照)及びアーム係止部31を有している。軸受面32は、アームホルダ30の板厚方向に沿う円筒孔の内周壁である。軸受面32がハウジング20に取り付けられることにより、アームホルダ30は、ハウジング20に相対回転自在に支持される。アーム係止部31は、アームホルダ30にフロートアーム50を係止させる。アーム係止部31によってアームホルダ30にフロートアーム50が係止されることにより、アームホルダ30は、フロートアーム50と一体的にハウジング20に対して相対回転する。
フロートアーム50は、ステンレス鋼等の導電性の金属材料からなる丸棒状の心材によって形成されている。フロートアーム50の一端側には、フロート保持部53が形成されている。フロート保持部53は、アームホルダ30の回転軸と同一方向に、フロートアーム50の一端側を90度程度屈曲させることによって形成されている。また、フロートアーム50の他端側には、回転軸51が形成されている。回転軸51は、フロートアーム50の他端側をアームホルダ30の回転軸と同一方向且つハウジング20側に90度程度屈曲させることによって形成されている。フロートアーム50は、フロート60を一端側のフロート保持部53にて保持し、他端側の回転軸51にてハウジング20に回転自在に支持されている。以上の構成によるフロートアーム50は、フロート60の上下移動をアームホルダ30の回転運動に変換する。
ハウジング20は、燃料ポンプモジュール93に取り付けられており、当該燃料ポンプモジュール93を介して燃料タンク90に固定されている。ハウジング20には、燃料ポンプモジュール93の壁面に沿う底壁20a、及び底壁20aの外縁から燃料ポンプモジュール93とは反対側に向かって立設された側壁20bが設けられている。ハウジング20は、本体部21、嵌合部23,27(図5参照)、筒部26、及び基板収容部28を有している。
本体部21は、絶縁性の樹脂材料、例えばPOM樹脂等によって形成されている。ハウジング20の底壁20a及び側壁20bは、第一実施形態では、主に本体部21によって形成されている。嵌合部23,27は、側壁20bに形成されている。これら嵌合部23,27は、側壁20bの立設方向に沿って形成される孔部を有している。嵌合部23の有する孔部には、側壁20bの立設方向に沿って、正極端子71が嵌め込まれている。嵌合部23は、正極端子71と嵌合することにより、ハウジング20に当該正極端子71を固定する。嵌合部27の孔部には、側壁20bの立設方向に沿って、グラウンド端子76が嵌め込まれている。嵌合部27は、グラウンド端子76と嵌合することにより、ハウジング20に当該グラウンド端子76を固定する。
筒部26は、円筒状を呈しており、底壁20aに設けられている。このように底壁20aに立設される筒部26の軸方向は、底壁20aの板面方向に対して垂直である。筒部26は、外周壁に形成された円筒面26aによって、アームホルダ30の軸受面32を回転自在に支持している(図4参照)。加えて筒部26は、内周壁の軸受面26bによって、フロートアーム50の回転軸51を回転自在に支持している(図4参照)。基板収容部28は、底壁20a及び側壁20bによって囲まれた空間である。基板収容部28には、回路基板40が収容される。
正極端子71は、コンビネーションメータ等に接続されている正極配線72を有している。正極端子71は、燃料レベルゲージ100の外部と検出回路40aとを接続することにより、正極配線72を通じて供給される電圧を、検出回路40aに印加する。この正極端子71は、銅等の導電性の金属材料によって形成されている。正極端子71は、嵌合部23に挿入される挿入部73(図5参照)を有している。挿入部73の挿入方向と直交する方向の幅は、嵌合部23の内法よりも僅かに大きくされている。挿入部73は、嵌合部23に押し込まれることにより、正極端子71の備える弾性によって、嵌合部23の内周壁に嵌合する。これにより、正極端子71は、嵌合部23に固定される。
グラウンド端子76は、コンビネーションメータ等に接続されているグラウンド配線77を有している。グラウンド端子76は、グラウンド配線77を通じて供給される接地電圧を、可変抵抗器41に印加する。このグラウンド端子76は、正極端子71と同様に銅等の導電性の金属材料によって形成されている。グラウンド端子76は、嵌合部27に挿入される挿入部78(図5参照)を有している。挿入部78の挿入方向と直交する方向の幅は、嵌合部27の内法よりも僅かに大きくされている。挿入部78は、嵌合部27に押し込まれることにより、正極端子71の備える弾性によって、嵌合部27の内周壁に嵌合する。これにより、グラウンド端子76は、嵌合部27に固定される。
回路基板40は、ハウジング20の基板収容部28に収容されており、当該ハウジング20に保持されている。回路基板40には、アームホルダ30の回転角度を検出するための検出回路40aが形成されている。検出回路40aは、可変抵抗器41を有しており、可変抵抗器41の電気抵抗値によって、アームホルダ30の回転角度、ひいては液面91a高さを検出する。
可変抵抗器41は、摺動プレート45、一組の抵抗体パターン43等によって構成されている。摺動プレート45は、金属材料よりなる板状の部材であって、アームホルダ30の回路基板40と対向する面に取り付けられている。摺動プレート45は、アームホルダ30と一体で回転する。摺動プレート45には、一組の摺動接点46が設けられている。各摺動接点46は、摺動プレート45の弾性によって回路基板40に向けて付勢されている。
一組の抵抗体パターン43は、回路基板40のアームホルダ30と対向する面に形成されている。各抵抗体パターン43は、アームホルダ30の回転軸を中心とした円弧状に形成されており、アームホルダ30と一体で回転する摺動プレート45の摺動接点46の軌道に沿っている。これら一組の抵抗体パターン43のうちの一方は、正極端子71に接続されている。また一組の抵抗体パターン43のうちの他方は、グラウンド端子76に接続されている。
各抵抗体パターン43には、摺動プレート45の弾性によって各摺動接点46が接触し続ける。アームホルダ30と一体で回転する摺動プレート45の各摺動接点46と、各抵抗体パターン43との接触位置が各端子71,76に最も近接している場合、可変抵抗器41の電気抵抗値は、最小となる。この状態からのアームホルダ30の特定方向への回転により、接触位置が各端子71,76から遠ざかると、可変抵抗器41の電気的抵抗は、漸増する。さらにアームホルダ30の特定方向へ回転することにより、接触位置が各端子71,76から最も離間した場合、可変抵抗器41の電気抵抗値は、最大になる。以上のように、可変抵抗器41は、アームホルダ30の回転角度に応じて電気抵抗値が変化する。故に、各端子71,76を介して検出回路40aと接続されているコンビネーションメータは、可変抵抗器41の電気抵抗値に応じた各端子71,76間の電位差を、液面91a高さの検出情報として取得することができる。
(特徴部分)
次に、第一実施形態による燃料レベルゲージ100の特徴部分である導電部25について、以下図3〜図5に基づいて詳細に説明する。
第一実施形態のハウジング20は、二色成形によって形成されている。ハウジング20は、絶縁性の樹脂材料により形成される本体部21と、導電性の樹脂材料によって形成され本体部21と一体で成形される導電部25を有している。導電部25を形成する樹脂材料は、例えば重量比で5パーセント程度のカーボンを含有するPOM樹脂等である。
導電部25は、筒部26、グラウンド端子76を固定する嵌合部27、及び接続部29を有している。筒部26は、フロートアーム50の回転軸51を支持しているので、当該回転軸51に確実に接触し得る。また、嵌合部27は、グラウンド端子76と嵌合しているので、当該グラウンド端子76と確実に接触し得る。接続部29は、ハウジング20の底壁20aの一部であって、筒部26と嵌合部27とを接続させている。以上により、導電部25は、フロートアーム50とグラウンド端子76を接続し、これらの導通を図ることができる。第一実施形態では、フロートアーム50及びグラウンド端子76間における導電部25の電気抵抗値は、1メガオーム(MΩ)を下回るように調整されている。
本体部21は、複数の支持リブ22を有している。各支持リブ22は、筒部26の軸方向に沿って、本体部21によって形成される底壁20aからアームホルダ30とは反対側に突出している。第一実施形態では、支持リブ22は、筒部26を周方向に囲むようにして、互いに間隔を開けて三つ配置されている。支持リブ22は、筒部26と接触することにより、外周側にて当該筒部26を支持している。
次に、ハウジング20を成形する工程を説明する。ハウジング20は、導電部25を成形する工程及び本体部21を成形する工程を経ることにより形成される。先ず、最初の成形工程では、導電性の樹脂材料を溶融し金型内に充填することによって、導電部25が形成される。次の成形工程では、最初の成形工程によって形成された導電部25を金型内に設置する。そして、絶縁性の樹脂材料を溶融し金型内に充填することにより、導電部25と一体の本体部21が形成される。
ここまで説明した第一実施形態によれば、液面91aに浮かぶフロート60と燃料91との摩擦によって生じる電荷は、導電性のフロートアーム50に移動する。このフロートアーム50は、導電部25によってグラウンド端子76に接続されている。故に、フロートアーム50に移動した電荷は、導電部25を通じてグラウンド端子76に落とされるので、フロートアーム50を支持するアームホルダ30を通じて、可変抵抗器41に流入し難くなる。以上により、フロート60及び燃料91間にて生じた電荷がノイズとして可変抵抗器41に流入し、検出回路40aによる液面91a高さの検出の妨げになる事態は、未然に防がれ得る。したがって、正確に液面91aの高さを検出する燃料レベルゲージ100の提供が実現される。
加えて第一実施形態のように、ハウジング20を絶縁性の樹脂材料によって成形する形態では、導電部25は、導電性の樹脂材料によって、本体部21と一体で成形されるのがよい。導電部25が本体部21と一体で成形されることにより、導電部25を備える燃料レベルゲージ100あっても、部品点数の増加は抑えられる。これにより、導電部25を組み付ける工数等を低減できるので、価格の上昇を抑制したうえで、液面91a高さを正確に検出する燃料レベルゲージ100の提供が実現される。
また第一実施形態のように、ハウジング20に導電部25が形成される形態では、フロートアーム50を回転自在に支持する軸受面26bは、本体部21及び導電部25のうち、導電部25に設けられるのがよい。導電部25が軸受面26bを有することにより、フロートアーム50は、フロート60の上下移動によって回転しても、回転軸51を支持する軸受面26bを介して、導電部25との接続を確実に維持し続けられる。故に、フロートアーム50に蓄積された電荷は、確実に導電部25に移動し、グラウンド端子76に落とされ得る。したがって、正確に液面91aの高さを検出する燃料レベルゲージ100の提供が実現される。
さらに第一実施形態のように、グラウンド端子76を固定するための嵌合部27は、本体部21及び導電部25のうち、導電部25に設けられるのがよい。導電部25が嵌合部27を有することにより、グラウンド端子76は、当該嵌合部27を介して、導電部25との接続を確実に維持しつつけられる。故に、フロートアーム50を通じて導電部25に移動した電荷は、確実にグラウンド端子76に落とされ得る。したがって、正確に液面91aの高さを検出する燃料レベルゲージ100の提供が実現される。
また加えて第一実施形態のように、絶縁性の樹脂材料により形成される本体部21と導電性の樹脂材料により形成される導電部25とが一体で形成される形態では、本体部21と導電部25とが密着し難くなるおそれがある。そこで、筒部26を支持リブ22によって支持させることで、当該筒部26は、本体部21を形成する絶縁性のPOM樹脂等に十分に密着できなくても、当該本体部21に対して傾きを生じ難くなる。以上により、筒部26は、フロートアーム50からの入力を受けても、当該フロートアーム50を回転自在に確実に支持し得る。よって、フロートアーム50の回転角度は燃料91の液面91aの高さに的確に対応するので、検出回路40aによる正解な検出が可能となる。以上のようなフロートアーム50の確実な作動を可能とする支持リブ22の作用が、フロートアーム50に移動した電荷をグラウンド端子76に落とす導電部25の作用と共に発揮されることにより、燃料レベルゲージ100による液面高さの検出の正確性は、さらに向上する。
尚、第一実施形態において、ハウジング20が特許請求の範囲に記載の「固定体」に相当し、支持リブ22が特許請求の範囲に記載の「支持部」に相当し、筒部26が特許請求の範囲に記載の「軸受部」に相当し、嵌合部27が特許請求の範囲に記載の「嵌合部」に相当し、アームホルダ30が特許請求の範囲に記載の「回転体」に相当し、検出回路40aが特許請求の範囲に記載の「検出部」に相当し、フロート保持部53が特許請求の範囲に記載の「フロートアームの一端側」に相当し、回転軸51が特許請求の範囲に記載の「フロートアームの他端側」に相当し、燃料タンク90が特許請求の範囲に記載の「容器」に相当し、燃料91が特許請求の範囲に記載の「液体」に相当し、燃料レベルゲージ100が特許請求の範囲に記載の「液面検出装置」に相当する。
(第二実施形態)
図1、図6、及び図7に示される本発明の第二実施形態は、第一実施形態の変形例である。第二実施形態による燃料レベルゲージ200は、第一実施形態のハウジング20と実質的に同じ形状のハウジング220を備えている。第二実施形態のハウジング220は、上述したカーボンを含有するPOM樹脂のような導電性の樹脂材料によって全体が形成されている。これによりハウジング220は、フロートアーム50とグラウンド端子76とを導通させる導電部225を有することができる。故に、導電部225を備える形態であっても、燃料レベルゲージ200の部品点数の増加は抑えられる。
しかし、導電性の樹脂材料によってハウジング220を成形した場合において、正極端子71を、ハウジング220に直接的に保持させてしまうと、正極端子71及びグラウンド端子76間に、ハウジング220を通じて電流が流れてしまう。すると、可変抵抗器41の電気抵抗値が、検出回路40aから正しく出力されなくなるおそれがある。
そこで、第二実施形態による燃料レベルゲージ200は、絶縁部材281を備えている。絶縁部材281は、例えば絶縁性の樹脂材料によって形成されている。絶縁部材281は、嵌合部223を形成する側壁220bの形状に沿って板状の部材を屈曲させた形状であって、側壁220bを覆う袋状を呈している。絶縁部材281は、嵌合部223に嵌め込まれている。正極端子71の挿入部73は、嵌合部223の内周壁との間で絶縁部材281を挟みつつ、当該嵌合部223に嵌合している。以上により、絶縁部材281は、正極端子71を保持すると共にハウジング220に保持され、正極端子71とハウジング220との間を絶縁する。
以上のように、正極端子71とハウジング220との間に絶縁部材281を介在させることにより、正極端子71及びハウジング220間は、確実に絶縁される。これにより、正極端子71及びグラウンド端子76間のハウジング220を通じた電流の流れは抑制される。以上により、可変抵抗器41の正確な電気抵抗値が検出回路40aから外部に出力されるので、燃料レベルゲージ200は、正確な液面91aの高さを検出できるようになる。
尚、第二実施形態において、ハウジング220が特許請求の範囲に記載の「固定体」に相当し、燃料レベルゲージ200が特許請求の範囲に記載の「液面検出装置」に相当する。
(第三実施形態)
図8〜図10に示される本発明の第三実施形態は、第一実施形態の別の変形例である。第三実施形態による燃料レベルゲージ300は、第一実施形態のハウジング20(図3参照)に相当するハウジング320を備えている。第三実施形態のハウジング320は、絶縁性のPOM樹脂によって全体が形成されている。加えて燃料レベルゲージ300は、フロートアーム350とグラウンド端子76とを接続する導電性のターミナル386を備えている。以下、第三実施形態による燃料レベルゲージ300の特徴部分を詳細に説明する。
ターミナル386は、金属材料によって板状に成形されている。ターミナル386は、アーム接触部387、端子接触部388、及びターミナル本体部389を有している。アーム接触部387は、フロートアーム350の回転軸351の端面351aに接触している。アーム接触部387は、ターミナル386の備える弾性によって、フロートアーム350の端面351aに、回転軸351の軸方向に沿って付勢されている。端子接触部388は、グラウンド端子76に接触している。端子接触部388は、ターミナル386の備える弾性によって、グラウンド端子76の背面に付勢されている。ターミナル本体部389は、アーム接触部387と端子接触部388とを接続している。ターミナル本体部389は、ハウジング320の底壁320aに沿って延伸している。ターミナル本体部389は、ハウジング320の底壁320aに形成された複数の爪部(図示しない)によって、当該ハウジング320に係止されている。
さらに、フロートアーム350の端面351aは、回転軸351の軸方向に沿って、アーム接触部387に向かって突出している(図9参照)。これにより、フロートアーム350の端面351aと、ターミナル386のアーム接触部387との接触面積の低減が図られている。
ここまで説明した第三実施形態のように、ハウジング320とは別の構成であるターミナル386によって、フロートアーム350とグラウンド端子76との導通が図られていてもよい。このような構成の場合、ターミナル386は、金属材料によって形成されることにより、金属材料の有する高い弾性を利用して、アーム接触部387をフロートアーム350に確実に接触させることができる。加えてターミナル386は、金属材料の弾性を利用して、端子接触部388をグラウンド端子76に確実に接触させることができる。これらにより、ターミナル386及びグラウンド端子76間、並びにターミナル386及びフロートアーム350間の接続は、共に確実なものとなる。故に、フロート60(図1参照)において生じた電荷は、フロートアーム350及びターミナル386を通じて、確実にグラウンド端子76に落とされる。
加えて第三実施形態では、フロートアーム350の回転によっては移動しない回転軸351の端面351aに、当該回転軸351の軸方向に沿って、アーム接触部387は付勢させている。故に、ターミナル386は、アーム接触部387とフロートアーム350との接触を確実に維持し続けられる。以上により、ターミナル386とフロートアーム350との接続が確実なものとなるので、フロート60(図1参照)にて生じた電荷は、フロートアーム350からターミナル386に確実に移動し、グラウンド端子76に落とされる。
以上により、第三実施形態による燃料レベルゲージ300は、電荷によって妨げられることなく、正確な液面91a(図1参照)の高さの検出を行うことができる。
また、フロートアーム350の端面351aとターミナル386のアーム接触部387との接触面積の低減が図られている第三実施形態では、フロートアーム350の回転は、回転軸351に接触しているアーム接触部387によって妨げられ難い。故に、液面91a(図1参照)に確実に追従するフロートアーム350の回転変位によって、燃料レベルゲージ300は、正確な液面91aの高さの検出を行うことができる。
尚、第三実施形態において、ハウジング320が特許請求の範囲に記載の「固定体」に相当し、回転軸351が特許請求の範囲に記載の「フロートアームの他端側」に相当し、ターミナル386が特許請求の範囲に記載の「導電部」に相当し、燃料レベルゲージ300が特許請求の範囲に記載の「液面検出装置」に相当する。
(第四、第五実施形態)
図11に示される本発明の第四実施形態、及び図12に示される本発明の第五実施形態は、それぞれ第三実施形態の変形例である。
図11に示される第四実施形態の燃料レベルゲージ400は、第三実施形態のターミナル386(図8参照)に相当するターミナル486を備えている。ターミナル486のアーム接触部487は、軸受孔487aを有している。軸受孔487aの内径は、フロートアーム350の回転軸351の外径よりも僅かに小さくされている。これによりフロートアーム350は、回転軸351を軸受孔487aに対して摺動させつつ、液面91a(図1参照)の高さに追従して相対回転する。
図12に示される第五実施形態の燃料レベルゲージ500は、第三実施形態のターミナル386(図8参照)に相当するターミナル586を備えている。ターミナル586のアーム接触部587は、回転軸351の側面351bに接触している。アーム接触部587は、ターミナル586の備える弾性によって、フロートアーム350の側面351bに、回転軸351の径方向に沿って付勢されている。
これら第四及び第五実施形態でも、各ターミナル486,586は、各アーム接触部487,587と、フロートアーム350との接触を確実に維持し続けられる。故に、各ターミナル486,586とフロートアーム350との接続は確実なものとなり得る。これにより、フロート60(図1参照)にて生じた電荷は、フロートアーム350からそれぞれのターミナル486,586に確実に移動し、グラウンド端子76(図10参照)に落とされる。このように、各アーム接触部487,587とフロートアーム350とは、それぞれの接触位置にて、互いに確実に接触状態を維持している。故に、燃料レベルゲージ400,500は、電荷によって妨げられることなく、正確な液面91a(図1参照)の高さの検出を行うことができる。
尚、第四実施形態において、ターミナル486が特許請求の範囲に記載の「導電部」に相当し、燃料レベルゲージ400が特許請求の範囲に記載の「液面検出装置」に相当する。また、第五実施形態において、ターミナル586が特許請求の範囲に記載の「導電部」に相当し、燃料レベルゲージ500が特許請求の範囲に記載の「液面検出装置」に相当する。
(第六実施形態)
図13〜17に示される本発明の第六実施形態は、第一実施形態のさらに別の変形例である。第六実施形態による燃料レベルゲージ600のハウジング620は、第一実施形態のハウジング20(図1参照)と同様に回路基板40を収容しつつ、正極端子71及びグラウンド端子76を固定している。加えてハウジング620では、絶縁性の本体部621が導電性の導電部625に埋設されている。このような二色成形によって、導電部625及び本体部621を有するハウジング620が、形成されている。
導電部625は、図1及び図14〜17に示されるように、第一実施形態と実質的に同一の筒部26、嵌合部27と共に、第一実施形態の接続部29(図3参照)に相当する接続部629を有している。筒部26は、底壁20aに立設されており、フロートアーム50の回転軸51を回転自在に支持している。嵌合部27は、グラウンド端子76と嵌合することにより、ハウジング620に当該グラウンド端子76を固定している。
接続部629は、ハウジング620の底壁20aと一体に形成されており、筒部26と嵌合部27とを接続している。接続部629は、第一延伸部分629a及び第二延伸部分629b等によって構成されている。第一延伸部分629aは、筒部26の径方向に沿って当該筒部26から延伸している。第二延伸部分629bは、第一延伸部分629aに対して屈曲されており、当該第一延伸部分629aから嵌合部27に向かって延伸している。
第一延伸部分629aには、凸部629c及び凹部629dが形成されている。凸部629cは、第一延伸部分629aにおいてアームホルダ30とは反対側の側面629eから、当該アームホルダ30に向かって突出している。凸部629cは、直方体形状を呈している。凸部629cの頂面629fは、ハウジング620に成型後において、底壁20aを挟んでアームホルダ30とは反対側に露出している。凹部629dは、第一延伸部分629aにおいて側面629eとは反対側の側面629gを凸部629cに向けて窪ませることにより、形成されている。凹部629dは、筒部26の軸方向において凸部629cと並んで位置している。凹部629dの形成される側面629gは、ハウジング620の成形後において、アームホルダ30に向かい露出している。
本体部621は、第一実施形態と実質的に同一の支持リブ22に加えて囲繞壁622を有している。また本体部621は、ハウジング620の底壁20aを形成している。囲繞壁622は、円筒状に形成されており、全周に亘って筒部26を周方向に囲んでいる。加えて囲繞壁622は、軸方向の全域において筒部26の外周を囲んでいる。このように筒部26を囲む囲繞壁622は、支持リブ22により外周側を底壁20aに対して支持されている。
底壁20aには、導電部625が埋設されている。底壁20aには、第一支持壁部621a及び第二支持壁部621bが形成されている(図17参照)。第一支持壁部621aは、第一延伸部分629aの延伸方向に沿って凸部629cと並んで形成されており、底壁20aを挟んでアームホルダ30とは反対側から筒部26の軸方向に沿って接続部629の側面629eを支持している。第二支持壁部621bは、凹部629dを補完するように形成されており、第一支持壁部621aとは反対方向、即ちハウジング620側から接続部629における凹部629dの底面629hを支持している。以上のようにして底壁20aは、当該底壁20aの板厚方向である筒部26の軸方向において、接続部629を両側から支持している。これにより、接続部629は、底壁20aに挟持される。
以上の構成のような、本体部621と導電部625とが一体で形成されるハウジング620では、これら本体部621及び導電部625は、互いに密着し難くなるおそれがある。そこで、第六実施形態では、筒部26を囲繞壁622が支持すると共に、第一支持壁部621a及び第二支持壁部621bが接続部629を挟持する。以上によれば、異なる樹脂材料同士が十分に密着していなくても、筒部26は、本体部621に対して傾きを生じ難く且つ本体部621に対する軸方向のずれを生じ難くなる。このようにして筒部26は、フロートアーム50からの入力を受けても、当該フロートアーム50を回転自在に確実に支持し得る。以上により、フロートアーム50の回転角度は燃料91の液面91aの高さに的確に対応するので、検出回路40aによる正解な検出が可能となる。
このような第六実施形態では、フロートアーム50の確実な作動を可能とする囲繞壁622の作用が、フロートアーム50に移動した電荷をグラウンド端子76に落とす導電部625の作用と共に発揮され得る。したがって、燃料レベルゲージ600による液面高さの検出の正確性は、さらに向上する。
加えて第六実施形態のように囲繞壁622が筒部26の周方向の全体を囲む形態であれば、囲繞壁622による筒部26の支持は、さらに強固なものとなり得る。以上により、筒部26によるフロートアーム50の支持の確実性が向上するので、フロートアーム50の回転角度は、燃料90の液面91aの高さに正確に対応可能となる。このようにして、筒部26を囲む形態の囲繞壁622は、燃料レベルゲージ600による液面91a高さ検出の正確性の向上に貢献できる。
尚、第六実施形態において、ハウジング620が特許請求の範囲に記載の「固定体」に相当し、囲繞壁622が特許請求の範囲に記載の「支持部」に相当し、燃料レベルゲージ600が特許請求の範囲に記載の「液面検出装置」に相当する。また、筒部26の軸方向に沿って燃料ポンプモジュール93から底壁20aに向かう方向が特許請求の範囲に記載の「特定方向」に相当し、筒部26の軸方向に沿ってアームホルダ30から底壁20aに向かう方向が特許請求の範囲に記載の「反対方向」に相当する。
(他の実施形態)
以上、本発明による複数の実施形態について説明したが、本発明は、上記実施形態に限定して解釈されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々の実施形態及び組み合わせに適用することができる。
上記第一実施形態では、二色成形によって、絶縁性の本体部21と導電性の導電部25とを有するハウジング20を形成していた。しかし、本体部と導電部25とは、互いに一体で成形されていなくてもよい。例えば、絶縁性の樹脂材料によって形成された本体部に、導電性の樹脂材料によって形成された導電部を組み付けることによって、ハウジングが形成されていてもよい。
上記第一実施形態では、軸受面26b及び嵌合部27を導電部25に設けることにより、導電部25とフロートアーム50及びグラウンド端子76との導通は、形成されていた。しかし、導電部とフロートアーム50との導通が維持できるのであれば、導電部によって形成されるのは、軸受面の一部であってもよい。また、導電部とグラウンド端子76との導通が維持できるのであれば、導電部によって形成されるのは、嵌合部の一部であってもよい。さらには、フロートアーム50及びグラウンド端子76と導電部との間の接続を、ハウジングとは別部材であるターミナル等を用いて形成する形態では、軸受面及び嵌合部は、共に絶縁性の本体部に設けられてもよい。
上記第一実施形態では、フロートアーム50とグラウンド端子76との間における導電部25の電気抵抗値は、1MΩを下回るように調整されていた。しかし、導電部の電気抵抗値は、上記の値に限定されない。導電部が金属材料によって形成される場合、電気抵抗値は、さらに低く抑えることができる。導電部の電気抵抗値は、フロート及びフロートアームに蓄積する電荷量や、検出回路のノイズへの耐性等を鑑みて、適宜調整されてよい。
上記第三〜第五実施形態では、ターミナルは、金属材料によって形成されていた。しかし、導電部に必要とされる導電性が上記実施形態のように1MΩを下回ればよい場合には、ターミナルは、導電性の樹脂材料によって形成されていてもよい。
上記第六実施形態では、第一延伸部分629aの一方の側面629eに凸部629cが形成されると共に、他方の側面629gに凹部629dが形成されていた。これにより、第一支持壁部621a及び第二支持壁部621bは、ハウジング620の底壁20aにおいて、第一延伸部分629aの延伸方向に沿って互い違いとなるように形成されていた。しかし、第一支持壁部及び第二支持壁部の形態は、上記実施形態に限定されない。例えば、第一支持壁部が一方の側面629eの全域を覆うと共に、第二支持壁部が他方の側面629gの全域を覆っていてもよい。この形態では、底壁20aは、絶縁性の樹脂材料によって導電性の樹脂材料を両側から挟む三層構造になる。又は、凸部及び凹部が、各側面から省略されていてもよい。或いは、複数の凹部及び凸部が接続部に形成されることにより、これらを補完する形状の複数の第一支持壁部及び第二支持壁部が本体部によって形成されていてもよい。尚、第一支持壁部が接続部を支持する「特定方向」は、第六実施形態の方向とは反対の方向であってもよい。
以上、本発明を車両の燃料タンク90に貯留された燃料91の液面91aの高さを検出する燃料レベルゲージに適用した複数の例に基づいて説明したが、本発明の適用対象は、燃料の液面高さの検出に限られない。車両に搭載される他の液体、例えばブレーキフルード、エンジン冷却水、エンジンオイル等の容器内の液面検出システムに本発明が適用されてもよい。さらに、車両用に限らず、各種民生用機器、各種輸送機械が備える容器内の液面検出システムに、本発明は適用されてもよい。
20,220,320,620 ハウジング(固定体)、20a,320a 底壁、20b,220b 側壁、21,621 本体部、621a 第一支持壁部、621b 第二支持壁部、22 支持リブ(支持部)、622 囲繞壁(支持部)、23,223 嵌合部、25,225,625 導電部、26 筒部(軸受部)、26a 円筒面、26b 軸受面、27 嵌合部、28 基板収容部、29,629 接続部、629a 第一延伸部分、629b 第二延伸部分、629c 凸部、629d 凹部、629e,629g 側面、629f 頂面、629h 底面、30 アームホルダ(回転体)、31 アーム係止部、32 軸受面、40 回路基板、40a 検出回路(検出部)、41 可変抵抗器、42 正極パターン、43 抵抗体パターン、45 摺動プレート、46 摺動接点、50,350 フロートアーム、51,351 回転軸(フロートアームの他端側)、351a 端面、351b 側面、53 フロート保持部(フロートアームの一端側)、60 フロート、61 貫通孔、71 正極端子、72 正極配線、73 挿入部、76 グラウンド端子、77 グラウンド配線、78 挿入部、281 絶縁部材、386,486,586 ターミナル(導電部)、387,487,587 アーム接触部、487a 軸受孔、388 端子接触部、389 ターミナル本体部、90 燃料タンク(容器)、91 燃料(液体)、91a 液面、93 燃料ポンプモジュール、100,200,300,400,500,600 燃料レベルゲージ(液面検出装置)

Claims (9)

  1. 容器に貯留される液体の液面高さを検出する液面検出装置であって、
    前記容器に固定される固定体と、
    前記固定体に相対回転自在に支持される回転体と、
    前記液体の液面に浮かぶフロートと、
    前記フロートを一端側にて保持し、他端側にて前記固定体に回転自在に支持され、前記フロートの上下移動を前記回転体の回転運動に変換する導電性のフロートアームと、
    前記固定体に保持され、前記回転体の回転角度に応じて電気抵抗値が変化する可変抵抗器を有し、前記可変抵抗器の電気抵抗値によって前記液面高さを検出する検出部と、
    前記液面検出装置の外部に前記検出部を接続することにより、当該検出部を接地させるグラウンド端子と、を備え
    前記固定体には、
    絶縁性の樹脂材料によって形成される本体部と、
    導電性の樹脂材料によって形成され、前記フロートアームと前記グラウンド端子とを接続し、前記本体部と一体で成形される導電性の導電部と、が設けられ、
    前記導電部は、前記フロートアームの前記他端側を回転自在に支持する軸受部、を有することを特徴とする液面検出装置。
  2. 前記導電部は、前記グラウンド端子と嵌合することにより、前記固定体に当該グラウンド端子を固定する嵌合部、を有することを特徴とする請求項1に記載の液面検出装置。
  3. 前記固定体は、前記本体部によって形成される底壁、を有し、
    前記導電部は、前記底壁に立設される前記軸受部、及び前記底壁と一体に形成され前記軸受部と前記嵌合部とを接続する接続部、を有し、
    前記底壁は、前記軸受部の軸方向に沿った特定方向から前記接続部を支持する第一支持壁部、及び前記特定方向とは反対方向から前記接続部を支持する第二支持壁部、を形成することを特徴とする請求項2に記載の液面検出装置。
  4. 前記固定体は、前記本体部によって形成される底壁、を有し、
    前記軸受部は、筒状に形成されて前記底壁に立設され、
    前記本体部は、前記軸受部の軸方向に沿って前記底壁から突出し当該軸受部を外周側にて支持する支持部、を有することを特徴とする請求項1〜のいずれか一項に記載の液面検出装置。
  5. 前記支持部は、前記軸受部を周方向に囲むことを特徴とする請求項4に記載の液面検出装置。
  6. 容器に貯留される液体の液面高さを検出する液面検出装置であって、
    前記容器に固定される固定体と、
    前記固定体に相対回転自在に支持される回転体と、
    前記液体の液面に浮かぶフロートと、
    前記フロートを一端側にて保持し、他端側にて前記固定体に回転自在に支持され、前記フロートの上下移動を前記回転体の回転運動に変換する導電性のフロートアームと、
    前記固定体に保持され、前記回転体の回転角度に応じて電気抵抗値が変化する可変抵抗器を有し、前記可変抵抗器の電気抵抗値によって前記液面高さを検出する検出部と、
    前記液面検出装置の外部に前記検出部を接続することにより、当該検出部を接地させるグラウンド端子と、を備え、
    前記固定体には、
    絶縁性の樹脂材料によって形成される本体部と、
    導電性の樹脂材料によって形成され、前記フロートアームと前記グラウンド端子とを接続し、前記本体部と一体で成形される導電性の導電部と、が設けられ、
    前記導電部は、前記グラウンド端子と嵌合することにより、前記固定体に当該グラウンド端子を固定する嵌合部、を有することを特徴とする液面検出装置。
  7. 前記固定体は、前記本体部によって形成される底壁、を有し、
    前記導電部は、前記底壁に立設され前記フロートアームの前記他端側を回転自在に支持する軸受部、及び前記底壁と一体に形成され前記軸受部と前記嵌合部とを接続する接続部、を有し、
    前記底壁は、前記軸受部の軸方向に沿った特定方向から前記接続部を支持する第一支持壁部、及び前記特定方向とは反対方向から前記接続部を支持する第二支持壁部、を形成することを特徴とする請求項6に記載の液面検出装置。
  8. 容器に貯留される液体の液面高さを検出する液面検出装置であって、
    前記容器に固定される固定体と、
    前記固定体に相対回転自在に支持される回転体と、
    前記液体の液面に浮かぶフロートと、
    前記フロートを一端側にて保持し、他端側にて前記固定体に回転自在に支持され、前記フロートの上下移動を前記回転体の回転運動に変換する導電性のフロートアームと、
    前記固定体に保持され、前記回転体の回転角度に応じて電気抵抗値が変化する可変抵抗器を有し、前記可変抵抗器の電気抵抗値によって前記液面高さを検出する検出部と、
    前記液面検出装置の外部に前記検出部を接続することにより、当該検出部を接地させるグラウンド端子と、
    前記液面検出装置の外部と前記検出部とを接続することにより、前記可変抵抗器に印加される電圧を前記検出部に供給する正極端子と、
    前記正極端子を保持すると共に前記固定体に保持され、前記正極端子と前記固定体との間を絶縁する絶縁部材と、を備
    前記固定体は、導電性の樹脂材料によって成形されることにより、前記フロートアームと前記グラウンド端子とを接続する導電性の導電部、を形成し、
    前記導電部は、前記フロートアームの前記他端側を回転自在に支持する軸受部、を有することを特徴とする液面検出装置。
  9. 前記導電部は、前記グラウンド端子と嵌合することにより、前記固定体に当該グラウンド端子を固定する嵌合部、を有することを特徴とする請求項8に記載の液面検出装置
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