JP2017150852A - 液面検出装置 - Google Patents

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寿人 市沢
Hisato Ichizawa
寿人 市沢
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Abstract

【課題】成形中や使用中に熱による伸縮による接続不良を防止することができる液面検出装置を提供する。【解決手段】液面検出装置は、液面の変動に伴うフロートの変位に応じて回動する回動ホルダと、回動ホルダに固定され回動ホルダとともに回動する磁石と、磁石の回動動作に伴う磁力変化を検出し、複数の側面と、複数の側面のうち一つの側面から延びるリード端子42とを有する磁気検出素子41と、リード端子42と接続される接続端子60を内蔵し、磁気検出素子41を保持する本体部50と、を備える。磁気検出素子41は、複数の側面のうち他の側面に設けられる被固定部43を備え、接続端子60は、金属製で板状に構成されるとともに、リード端子42と被固定部43とに導通した状態で固定される。【選択図】図6

Description

本発明は液面検出装置に関する。
液体燃料のタンクなどの液面を検出する液面検出装置として、液面の変動に伴うフロートの変位に応じて回動するホルダと、ホルダに固定した磁石と、磁石の回動に伴う磁力変化を検出する磁気検出素子とで行うものがある。
例えば特許文献1に開示された液面検出装置では、磁石の回動に伴う磁力変化を検出する磁気検出素子と電気的に接続される端子が内蔵される本体部に、複数の端子を設け、少なくとも本体部の両側に設けた端子の長手方向に変形防止部を設けておき、本体部を成形する際の成形材料の射出圧力による端子の変形を防止するようにしている。
特開2015−010913号公報
特許文献1に記載の液面検出装置は、本体部の両側の端子に変形防止部を設けて本体部を成形したのち、端子と変形防止部とを接続していた接続片を除去するようにしている。このため本体部に固定されている磁気検出素子が樹脂に固定されるのに対し、本体部に内蔵された金属製の端子と磁気検出素子が電気的に接続されているため、成形中や使用中の温度変化によって、樹脂と金属の線膨張係数の差による応力が加わり、磁気検出素子と端子との電気的な接続部が断線するなど接続不良が生じる恐れがある。
本発明は、上記問題点に鑑みてなされたものであり、成形中や使用中に熱による伸縮による接続不良を防止することができる液面検出装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明に係る液面検出装置は、
液面の変動に伴うフロートの変位に応じて回動する回動ホルダと、
前記回動ホルダに固定され前記回動ホルダとともに回動する磁石と、
前記磁石の回動動作に伴う磁力変化を検出し、複数の側面と、前記複数の側面のうち一つの側面から延びるリード端子とを有する磁気検出素子と、
前記リード端子と接続される接続端子を内蔵し、前記磁気検出素子を保持する本体部と、を備える液面検出装置において、
前記磁気検出素子は、前記複数の側面のうち他の側面に設けられる被固定部を備え、
前記接続端子は、金属製で板状に構成されるとともに、前記リード端子と前記被固定部とに導通した状態で固定される、
ことを特徴とする。
本発明によれば、成形中や使用中に熱による伸縮による接続不良を防止することができる。
本発明の液面検出装置の一実施の形態を示す正面図である。 本発明の一実施の形態の図1中のA−A断面図である。 本発明の一実施の形態の本体部の外観斜視図である。 本発明の一実施の形態の磁気検出部の正面図である。 本発明の一実施の形態の第1の樹脂体の外観斜視図である。 本発明の一実施の形態の第1の樹脂体の平面図である。
以下に、本発明の一実施の形態に係る液面検出装置を添付図面に基づいて説明する。
本発明の液面検出装置1は、液面の変動に伴うフロート10の変位に応じて回動する回動ホルダ20と、回動ホルダ20に固定され回動ホルダ20とともに回動する磁石30と、磁石30の回動動作に伴う磁力変化を検出し、複数の側面と、この複数の側面のうち一つの側面から延びるリード端子42とを有する磁気検出素子41と、リード端子42と接続される接続端子60を内蔵し、磁気検出素子41を保持する本体部50と、を備える液面検出装置1において、磁気検出素子41は、複数の側面のうち他の側面に設けられる被固定部43を備え、接続端子60は、金属製で板状に構成されるとともに、リード端子42と被固定部43とに導通した状態で固定されて構成される。
液面検出装置1は、例えば、ガソリンなどの液体燃料を貯留する図示しない燃料タンク内に設置されるもので、液位に応じて液体中に浮くフロート10の上下動を回動ホルダ20に伝達し、回動ホルダ20の回動中心部に磁石30を取り付けておく。一方、回動ホルダ20が水平軸回りに回動可能に支持される本体部50には、磁気検出素子41を備えた磁気検出部40が設けられ、磁石30と対向させて磁気検出素子41を設けておく。これにより、磁気検出素子41で回動ホルダ20の回動に伴う磁石30の磁力変化を検出することで、液面を検出できるようにしてある。
液面検出装置1では、本体部50が樹脂材料で構成され、内側となる第1の樹脂体51と、第1の樹脂体51を覆って外側となる第2の樹脂体52とで構成される。本体部50の詳細については、後述する。
以下の説明では、燃料タンクの液体貯留側を表側とし、燃料タンクの側壁やブラケット等への取付側を裏側とする。
本体部50の表側(図2中の左側)に円柱状の回動支持軸53が一体に形成され、回動支持軸53に回動ホルダ20のホルダ軸受部21が回動可能に装着されている。すなわち、回動支持軸53は、本体部50を構成する第2の樹脂体52に形成されている。
これにより、回動ホルダ20が本体部50の回動支持軸53に対して水平軸回りに回動可能に支持される。
回動ホルダ20には、中間部の外周にアーム保持部22が形成されており、アーム保持部22に、液位に応じて上下動するフロート10に連結されたフロートアーム11が固定されている。これにより、フロート10の上下動がフロートアーム11に伝達され、フロートアーム11を介して回動ホルダ20が本体部50の回動支持軸53とホルダ軸受部21を中心に回動される。
回動ホルダ20は、ホルダ軸受部21の表側に、ホルダ軸受部21の回動中心と同軸上に磁石収納部23が形成されており、磁石収納部23に円柱状の磁石30が収納される。回動ホルダ20の磁石収納部23への磁石30の収納は、例えばインサート成形により、磁石30をセットした金型に樹脂を注入することで成形される。成形樹脂は、例えばポリアセタールなどの樹脂が用いられる。
回動ホルダ20は、磁石収納部23の表側にホルダ回動軸24がホルダ軸受部21と同軸上に形成されている。ホルダ回動軸24は、本体部50に固定されるカバー70のカバー軸受部71に装着されて回動可能に支持される。カバー70は、本体部50を構成する第2の樹脂体52に固定されている。
これにより、回動ホルダ20は、一端部が本体部50の回動支持軸53とホルダ軸受部21で回動可能に支持され、他端部がホルダ回動軸24とカバー軸受部71で回動可能に支持される。
なお、カバー70の詳細については、後述する。
磁石30は、円柱形状とされ、回動ホルダ20の磁石収納部23に収納され、ホルダ回動軸24と同心上で回動する。磁石30は、例えば、ネオジムやフェライト材料などからなり、磁石30は、例えば、2極着磁されたものが使用される。
本体部50は、図2及び図3に示すように、本体部50の裏側で、外側に突き出す固定用位置決め部54が、例えば上下2箇所に形成されとともに、側面の両側に、固定側の図示しない係止孔に係止して固定する固定用フック55が一体に形成されている。すなわち、固定用位置決め部54及び固定用フック55は、本体部50を構成する第2の樹脂体52に一体に形成されている。
これにより、上下2箇所の固定用位置決め部54で位置決めし、両側の固定用フック55を係止することで、所定の位置に液面検出装置1を設置することができる。
本体部50には、表側の内部に磁気検出素子41を備える磁気検出部40が設けられる。磁気検出部40は、回動ホルダ20に収納された磁石30と対向して磁気検出素子41が配置され、回動ホルダ20の回動動作に伴う磁石30の磁力変化を磁気検出素子41によって検出する。磁気検出素子41は、例えば、ホールICなどで構成される。
磁気検出部40は、図4に示すように、磁気検出素子41及び電子部品45を樹脂に内蔵した樹脂体44として構成される。樹脂体44は、磁気検出素子41が内蔵された樹脂体44aと電子部品45が内蔵された樹脂体44bとで構成されている。
磁気検出素子41が内蔵された樹脂体44aでは、樹脂体44a(磁気検出素子41)の4角形状の4側面の内の1側面、図示例では、下方となる側面にリード端子42が突き出すように設けられている。さらに、磁気検出素子41が内蔵された樹脂体44aは、樹脂体44a(磁気検出素子41)からリード端子42が突き出す側面の両側の側面(図示例の左右側面)に1対の被固定部43が対角位置(右側は上方で、反対の左側は下方)に突き出すように設けられている。被固定部43は、板状に形成され、樹脂体44の厚みより薄く形成してある。
被固定部43は、後述する本体部50への位置決めに用いられるほか、磁気検出素子41の接地用の端子と兼用される。
磁気検出部40は、ノイズ吸収用のコンデンサや抵抗で構成された電子部品45を備えており、電子部品45は、磁気検出素子41のリード端子42と電気的に接続される。電子部品45は、樹脂に内蔵されて樹脂体44bとして構成されている。
電子部品45が内蔵された樹脂体44bでは、樹脂体44b(電子部品45)の4角形状の1側面である下方の側面からリード端子42aがリード端子42と同様に、下方に突き出すように設けられ、樹脂体44b(電子部品45)の左右両側の側面からは、被固定部43aが対角位置(右側は下方に、反対の左側は上方)に突き出すように設けられている。被固定部43aは、板状に形成され、樹脂体44の厚みより薄く形成してある。
被固定部43aは、被固定部43と同様、後述する本体部50への位置決めに用いられるほか、電子部品45の接地用の端子と兼用される。
磁気検出部40では、リード端子42aは、図4に示すように、3つの端子で構成されている。
3つの端子のうち接地される接地リード端子42agが、樹脂体44の内部で、磁気検出素子41及び電子部品45の周囲を囲むように配置される。そして、接地リード端子42agは、被固定部43,43aと樹脂体44a,44bの内部で電気的に接続されている。
2つのリード端子42aと接地リード端子42agとは、後述する本体部50の3つの接続端子(外側端部60a)60を介して3本のリード線61と接続されて外部に導出され、電源供給や検出信号の伝達が行われる。
次に、樹脂体44に内蔵された磁気検出部40の本体部50への実装について説明する。
本体部50は、樹脂材料、例えばガラス繊維入りポリアセタール等が用いられ、内側となる第1の樹脂体51と、第1の樹脂体51を覆って外側となる第2の樹脂体52とで構成される。本体部50は、ガラス繊維入り樹脂を用いることにより線膨張係数を小さくし、磁気検出部40の樹脂体44をアウトサート成型する際に、樹脂体44への熱による樹脂の膨張収縮による応力を緩和させ、リード端子42,42aの断線など接続不良を防ぐようにする。
本体部50を構成する内側となる第1の樹脂体51には、図5及び図6に示すように、導電性を備えた金属製で板状の接続端子60がインサート成形されている。接続端子60は、例えば3つの接続端子60で構成されており、接続端子60の外側端部60aが第1の樹脂体51の先端部の表側に露出し、接続端子60の内側端部60bは、第1の樹脂体51の中間部の表側に露出し、接続端子60の外側端部60aと内側端部60bの中間部が第1の樹脂体51に埋設(インサート)されて固定されている。
3つの接続端子60のうちの1つが電気に接地される接地端子62とされており、接地端子62は、図6に示すように、磁気検出部40の樹脂体44の外側で周囲を囲むように略コ字状に形成されて、第1の樹脂体51にインサート成形されている。
接地端子62には、磁気検出素子41の被固定部43及び電子部品45の被固定部43aを両側から挟んで位置決めする位置決め部62aが4箇所に一体に形成してある。
第1の樹脂体51にインサート成形された接続端子60には、外側端部60aにリード線61が電気的に接続され、内側端部60bに磁気検出素子41のリード端子42が電気的に接続される。
接続端子60が内蔵された第1の樹脂体51には、磁気検出部40を接続端子60上に載置するようにセットし、接地端子62の位置決め部62aに樹脂体44,44aの4箇所の設置用の端子と兼用された被固定部43,43aを入れるようにして位置決めする。
この後、樹脂体44,44aの4箇所の設置用の端子と兼用された被固定部43,43aを接地端子62と電気的に接続して、位置決め状態を保持する。
さらに、接続端子60の外側端部60aとリード線61を電気的に接続するとともに、内側端部60bと磁気検出素子41のリード端子42を電気的に接続する。電気的な接続は、抵抗溶接や半田付けなどで行われる。
このように本体部50を構成する第1の樹脂体51にインサート成形された接続端子60の接地端子62に、樹脂体44の設置用の端子と兼用した被固定部43,43aをレーザ溶接や抵抗溶接で接続することで、略コ字状の接地端子62の内側の4箇所で樹脂体44が第1の樹脂体51に固定される。
これにより、金属板状の接地端子62に囲まれて磁気検出部40が内蔵された樹脂体44が第1の樹脂体51に強固に固定された状態となる。
次に、磁気検出部40が固定された第1の樹脂体51は、第2の樹脂体52によってインサート成形し、本体部50が形成される。
第2の樹脂体52は、第1の樹脂体51と同一の樹脂材料(例えば、ガラス繊維入りポリアセタール)が用いられ、第1の樹脂体51の外側を覆っている。
これにより、第1の樹脂体51に取り付けた磁気検出部40が内蔵された樹脂体44は、気密的に封止される。また、第1の樹脂体51が第2の樹脂体52で覆われて一体に成形されることで、本体部50は強固な一体構造となり、内蔵された磁気検出部40を確実に固定することができ、熱による伸び縮みの影響を抑えることができ、リード端子42の断線など接続不良が防止される。
すなわち、本体部50では、磁気検出部40を内蔵した樹脂体44をアウトサート成形した際に、樹脂体44への熱による樹脂の膨張収縮が生じるが、第1の樹脂体51と第2の樹脂体52が同一樹脂材料であり、第1の樹脂体51の樹脂体44を囲んでいる接続端子60(接地端子62)と樹脂体44のリード端子42,42aとが固定されているので、第2の樹脂体52の熱による第1の樹脂体51の膨張収縮を抑えて、リード端子42,42aの断線など接続不良を防止することができる。
また、第1の樹脂体51の接続端子60(接地端子62)が金属製の板状としてあるので、第1の樹脂体51や第2の樹脂体52の樹脂材料と比較して線膨張率が小さく、第2の樹脂体52の熱による接続端子60の膨張収縮を抑えて、リード端子42,42aの断線など接続不良を防止することができる。
また、磁気検出部40が内蔵された樹脂体44が金属製の板状の接続端子60に囲まれ、接続端子60が電気的に接地された接地端子62で構成してあるので、シールド効果によって耐ノイズ性を向上すことができ、検出精度を高めることができる。
このような本体部50の外側の第2の樹脂体52を覆うように、カバー70が取り付けられる。カバー70は、ポリアセタールなどの樹脂材料からなり、横断面形状がハット状に形成され、円板状の表側の壁面部72にカバー軸受部71が、既に説明したように、形成されている。カバー軸受部71は、回動ホルダ20のホルダ回動軸24を回動可能に支持している。
カバー70は、環状の側壁部に開口部73が形成され、開口部73を介してフロートアーム11がアーム保持部22に取り付けられている。フロートアーム11の回動範囲に応じて開口部73の大きさが定めてあり、開口部73をストッパとして機能させている。
カバー70のつば部分に対応して、本体部50を構成する第2の樹脂体52の表側に溶着用の突起部が複数設けられ、レーザ溶着などで本体部50に固定される。
これにより、回動ホルダ20のホルダ回動軸24の回動を支持すると同時に、回動ホルダ20の脱落を防止する。
以上のように構成した液面検出装置1では、本体部50の裏側の上下2箇所の固定用位置決め部54で位置決めし、両側の固定用フック55を係止することで、燃料タンクなどの所定の位置に液面検出装置1を設置する。
この状態では、回動ホルダ20が水平軸回りに本体部50に回動可能に支持され、液位の変化に応じてフロート10が上下動すると、フロートアーム11を介して回動ホルダ20が回動されて磁石30がホルダ回動軸24を中心に回動される。
磁石30の回動による磁力変化が本体部50に内蔵した磁気検出部40の磁気検出素子41によって検出され、検出結果がリード線61を介して外部に取り出され、液面の変化を検知することができる。
以上、実施の形態とともに、具体的に説明したように、本発明の液面検出装置1によれば、液面の変動に伴うフロート10の変位に応じて回動する回動ホルダ20と、回動ホルダ20に固定され回動ホルダ20とともに回動する磁石30と、磁石30の回動動作に伴う磁力変化を検出し、複数の側面と、複数の側面のうち一つの側面から延びるリード端子42とを有する磁気検出素子41と、リード端子42と接続される接続端子60を内蔵し、磁気検出素子41を保持する本体部50と、を備える液面検出装置1において、磁気検出素子41は、複数の側面のうち他の側面に設けられる被固定部43を備え、接続端子60は、金属製で板状に構成されるとともに、リード端子42と被固定部43とに導通した状態で固定されているので、磁気検出素子41のリード端子42が延びる側面と異なる側面に設けた被固定部43,43aを、本体部50の金属製の板状に構成された接続端子60と導通状態で接続し固定することで、本体部50に加わる成形時や液面検出装置1の使用中の熱などよって本体部50が伸び縮みしても線膨張係数の小さい金属製の接続端子60に固定された磁気検出素子41の熱による影響を抑えることができ、リード端子42の断線など接続不良を防止することができる。
本発明の液面検出装置1によれば、本体部50は、接続端子60及び接続端子60に固定される磁気検出素子41を保持する第1の樹脂体51と、接続端子60及び磁気検出素子41の周囲に充填される第2の樹脂体52と、を備えているので、第1の樹脂体51に接続端子60を設けて接続端子60に磁気検出素子41を保持することで、磁気検出素子41の保持固定を高精度かつ確実に行うことができる。また、第1の樹脂体51の周囲に樹脂を充填して第2の樹脂体52を設けることで、接続端子60と磁気検出素子41のリード端子42との接続状態や磁気検出素子41の固定状態を一層確実に保持することができ、本体部50が伸び縮みしても線膨張係数の小さい金属製の接続端子60に固定された磁気検出素子41の熱による影響を抑えてリード端子42の断線など接続不良を防止することができる。
本発明の液面検出装置1によれば、接続端子60は、被固定部43が接続端子60に当接した状態で、被固定部43を押さえて磁気検出素子41を位置決めする位置決め部62aを備えているので、本体部50の第1の樹脂体51に設けた接続端子60の位置決め部62aを利用して磁気検出素子41を位置決めすることができ、磁気検出素子41を本体部50に簡単に位置決めすることができる。これにより、液面検出の精度を向上することができる。
本発明の液面検出装置1によれば、接続端子60は、電気的に接地される接地端子62と兼用されているので、接地端子62に接続することで、電気的な接続と同時に接地することができ、接地端子62によって耐ノイズ性を向上することもできる。
なお、上記の実施の形態では、磁気検出素子41の被固定部43を用いて、接続端子60の位置決め部62aで位置決めすようにしたが、位置決め部を省略して、磁気検出素子41の位置決めは、別に用意した治具を用いて位置決めするようにしても良く、被固定部43は、単に接続端子60に固定するだけとする。
また、本発明は、上記の実施の形態に何ら限定するものでない。
1 液面検出装置
10 フロート
11 フロートアーム
20 回動ホルダ
21 ホルダ軸受部
22 アーム保持部
23 磁石収納部
24 ホルダ回動軸
30 磁石
40 磁気検出部
41 磁気検出素子
42 リード端子
42a リード端子
42ag 接地リード端子
43 被固定部
43a 被固定部
44 樹脂体
44a 樹脂体
44b 樹脂体
45 電子部品
50 本体部
51 第1の樹脂体
52 第2の樹脂体
53 回動支持軸
54 固定用位置決め部
55 固定用フック
60 接続端子
60a 外側端部
60b 内側端部
61 リード線
62 接地端子
62a 位置決め部
70 カバー
71 カバー軸受部
72 壁面部
73 開口部

Claims (4)

  1. 液面の変動に伴うフロートの変位に応じて回動する回動ホルダと、
    前記回動ホルダに固定され前記回動ホルダとともに回動する磁石と、
    前記磁石の回動動作に伴う磁力変化を検出し、複数の側面と、前記複数の側面のうち一つの側面から延びるリード端子とを有する磁気検出素子と、
    前記リード端子と接続される接続端子を内蔵し、前記磁気検出素子を保持する本体部と、を備える液面検出装置において、
    前記磁気検出素子は、前記複数の側面のうち他の側面に設けられる被固定部を備え、
    前記接続端子は、金属製で板状に構成されるとともに、前記リード端子と前記被固定部とに導通した状態で固定される、
    ことを特徴とする液面検出装置。
  2. 前記本体部は、
    前記接続端子及び前記接続端子に固定される前記磁気検出素子を保持する第1の樹脂体と、
    前記接続端子及び前記磁気検出素子の周囲に充填される第2の樹脂体と、を備える、
    ことを特徴とする請求項1に記載の液面検出装置。
  3. 前記接続端子は、前記被固定部が前記接続端子に当接した状態で、前記被固定部を押さえて前記磁気検出素子を位置決めする位置決め部を備える、
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の液面検出装置。
  4. 前記接続端子は、電気的に接地される接地端子と兼用される、
    ことを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の液面検出装置。
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WO2020147351A1 (zh) * 2019-01-16 2020-07-23 浙江湖州新京昌电子有限公司 一种磁阻式密封非接触液位传感器

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