JP5309580B2 - ネットワーク・プロセッサ - Google Patents

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Description

本発明は、IP(インターネット・プロトコル)によるパケットデータの通信制御処理を行うネットワーク・プロセッサ、特にその処理能力向上に関するものである。
ネットワーク・プロセッサは、ブロードバンド・ルータ等に使用されるネットワーク周辺機能を備えたCPU(中央処理装置)で、WAN(広域通信網)とLAN(ローカルエリア通信網)の間やLAN内部での、IPパケットに対する各種の処理を行うものである。ネットワーク・プロセッサによる処理の例としては、予め設定された規則に従って特定のアドレスやポート番号に一致するIPパケットを破棄したり通過させたりするパケット・フィルタリング処理、IPパケットに含まれるIPアドレスやポート番号領域等を書き換えてから配送するアドレス/ポート変換処理、予め決められた経路制御規則に基づいてIPパケットを適切なインタフェースへ送信するルーティング処理等が挙げられる。更に高機能な処理としては、VPN(仮想私設網)のサポートや暗号化通信、無線LANの制御等がある。
図2は、従来のネットワーク・プロセッサを用いたブロードバンド・ルータの概略の構成図である。
このブロードバンド・ルータは、CPU1、記憶装置(MEM)2、RGMII(Reduced Gigabit Media Independent Interface)回路3W,3L、PLL(位相同期)回路4、PHY(物理インタフェース)回路5、及びスイッチ回路6を備えている。
CPU1は、OSI(Open Systems Interconnection:開放型システムの相互接続)に規定されたネットワーク層の各種の処理をソフトウエア的に実行するもので、記憶装置2はこのCPU1で実行する処理プログラムやデータ等を記憶するROM(読み出し専用の不揮発性メモリ)やRAM(随時読み書き可能な揮発性メモリ)等である。また、RGMII回路3W,3Lは、それぞれCPU1とWAN及びLANとの間で送受信するIPパケットをデータ・リンク層のプロトコルに従って受け渡しをするためのインタフェースであり、PLL回路4は、これらのRGMII回路3W,3Lに対して送信用の基準クロック信号RCKを供給する発振器である。
更に、PHY回路5は、RGMII回路3WとWANとの間でデータ・リンク層の信号と通信線路に適合する物理層の信号との間の変換を行うもので、スイッチ回路6は、LANに接続される複数の端末装置の配線を集線し、RGMII回路3LとLANとの間でデータ・リンク層の信号と物理層の信号との間の変換を行うものである。
このような構成のうち、CPU1とRGMII回路3W,3L等のイーサネット(登録商標)・インタフェース回路を一体化したものを、ネットワーク・プロセッサと呼んでいる。
このブロードバンド・ルータでは、ネットワーク・プロセッサとPHY回路5の間、及びネットワーク・プロセッサとスイッチ回路6の間は、共に光ケーブル等の高速通信に対応するイーサネット(登録商標)規格の1つであるRGMIIで接続され、IPパケットの送受信が行われる。このとき、ネットワーク・プロセッサからPHY回路5やスイッチ回路6へ転送するIPパケットは、PLL回路4で生成された基準クロック信号RCK(例えば、125MHz)である第1のクロック信号に従って送信される。
「新世代ブロードバンド・ルータの性能を検証する」http://www.atmarkit.co.jp/fpc/experiments/010bbrouter_perf/bbrouter_perf_01.html
しかしながら、前記ブロードバンド・ルータでは、ネットワーク・プロセッサの処理能力によってスループット(単位時間内に処理できるIPパケットの総数)が決まってしまい、RGMII回路のクロック速度も基準クロック信号RCKの周波数(125MHz)で決まっているため、装置のスループットに限界があった。本発明は、通信網の通信速度に対応するように、ネットワーク・プロセッサの処理能力を向上させることを目的としている。
本発明のネットワーク・プロセッサは、入力されるパケットデータに対してOSIで規定されたネットワーク層の処理を記憶装置に格納されたプログラムに基づいて実行し、出力するパケットデータを生成すると共に、設定条件または処理状況に応じて送信動作を通常モードとバイパスモードに切り替えるためのモード信号を出力するCPUと、該CPUで処理する前記パケットデータを該OSIのデータ・リンク層のプロトコルに従って通信網との間で受け渡すインタフェース回路と、前記通信網と前記インタフェース回路との間に挿入され、前記中央処理装置から与えられる前記モード信号に従って送信する前記パケットデータを制御する送信制御回路と、を備え、前記送信制御回路は、前記中央処理装置から前記モード信号によって前記通常モードが指定されたときに、前記通信網に送信する前記パケットデータを一時的に保持し、保持した前記パケットデータを読み出し要求に従って古いものから順番に基準クロック信号である第1のクロック信号に同期したタイミングで読み出して出力すると共に、空き領域が所定量以下になったときに満信号を出力するバッファメモリと、前記バッファメモリから前記満信号が出力されていないときは、前記第1のクロック信号よりも周波数の高い第2のクロック信号を出力し、前記満信号が出力されているときには、前記第2のクロック信号を1サイクル毎にハイレベルになるタイミングをローレベルに固定することにより、間欠クロック信号を生成して出力するクロック制御部と、前記中央処理装置から前記モード信号によって前記通常モードが指定されたときに、前記クロック制御部から出力される前記第2のクロック信号または前記間欠クロック信号を出力し、前記バイパスモードが指定されたときに、前記第1のクロック信号を出力するクロック切り替え手段と、前記中央処理装置から前記モード信号によって前記通常モードが指定されたときに、前記クロック切り替え手段から出力される前記第2のクロック信号または前記間欠クロック信号に従って前記パケットデータを前記バファメモリに書き込む書き込み手段と、前記中央処理装置から前記モード信号によって前記通常モードが指定されたときに、前記バッファメモリに書き込まれた前記パケットデータを前記第1のクロック信号に従って読み出して前記通信網に出力する読み出し手段と、前記中央処理装置から前記モード信号によって前記バイパスモードが指定されたときに、前記第1のクロック信号に従って前記パケットデータを前記バッファメモリを介さず、前記通信網に直接出力するバイパス手段と、を有することを特徴とする。
本発明のネットワーク・プロセッサは、該CPUからモード信号によって通常モードが指定されたときに、通信網に送信するパケットデータを一時的に保存し、保持した該パケットデータを読み出し要求に従って古いものから順番に基準クロック信号である第1クロック信号に同期したタイミングで読み出して出力すると共に、空き領域が所定量以下になったときに満信号を出力するバッファメモリと、前記バッファメモリから前記満信号が出力されていないときは、前記第1のクロック信号よりも周波数の高い第2のクロック信号を出力し、前記満信号が出力されているときには、前記第2のクロック信号を1サイクル毎にハイレベルになるタイミングをローレベルに固定することにより、間欠クロック信号を生成して出力するクロック制御部と、該CPUから前記モード信号によって前記通常モードが指定されたときに、前記クロック制御部から出力される前記第2のクロック信号または前記間欠クロック信号を出力し、前記バイパスモードが指定されたときに、前記第1のクロック信号を出力するクロック切り替え手段と、該CPUから前記モード信号によって前記通常モードが指定されたときに、前記クロック切り替え手段から出力される前記第2のクロック信号または前記間欠クロック信号に従って前記パケットデータを前記バファメモリに書き込む書き込み手段と、該CPUから前記モード信号によって前記通常モードが指定されたときに、前記バッファメモリに書き込まれた前記パケットデータを前記第1のクロック信号に従って読み出して前記通信網に出力する読み出し手段と、該CPUから前記モード信号によって前記バイパスモードが指定されたときに、前記第1のクロック信号に従って前記パケットデータを前記バッファメモリを介さず、前記通信網に直接出力するバイパス手段と、を有するように送信制御回路を構成している。これにより、ネットワーク・プロセッサの処理速度を、通信網の通信速度に設定することが可能になり、ネットワーク・プロセッサの処理能力を向上させることができるという効果がある。
この発明の前記並びにその他の目的と新規な特徴は、次の好ましい実施例の説明を添付図面と照らし合わせて読むと、より完全に明らかになるであろう。但し、図面は、もっぱら解説のためのものであって、この発明の範囲を限定するものではない。
図1は、本発明の実施例を示すブロードバンド・ルータの構成図であり、図2中の要素と共通の要素には共通の符号が付されている。
このブロードバンド・ルータは、図2のブロードバンド・ルータと同様のCPU1、記憶装置2、RGMII回路3W,3L、PLL回路4、PHY回路5及びスイッチ回路6に加えて、PLL回路7と送信制御回路10W,10Lを備えている。
CPU1は、OSIに規定されたネットワーク層の各種の処理をソフトウエア的に実行するもので、記憶装置2はこのCPU1で実行する処理プログラムやデータ等を記憶するROMやRAM等である。なお、CPU1は、設定条件または処理状況に応じて送信動作を通常動作モードとバイパスモードに切り替えるためのモード信号MODを出力する機能を有している。
RGMII回路3W,3Lは、それぞれCPU1とWAN及びLANの通信網との間で送受信するIPパケットをデータ・リンク層のプロトコルに従って処理して受け渡しをするためのインタフェースであり、光ケーブル等の高速通信に対応するイーサネット(登録商標)規格の1つであるRGMIIをサポートするものである。例えば、RGMII回路3Wは、送信制御回路10Wから送信タイミングとなるクロック信号CKが与えられ、この送信制御回路10Wに、クロック信号CKと同じ速度の送信クロック信号TCWに同期して送信データ信号TDWを出力するようになっている。また、このRGMII回路3Wには、PHY回路5から受信クロック信号RCWと受信データ信号RDWが与えられるようになっている。
PLL回路4は、これらのRGMII回路3W,3Lに対して送信用の基準クロック信号RCK(例えば、125MHz)である第1のクロック信号を発生する発振器であり、本実施例で追加されたPLL回路7は、基準クロック信号RCKよりも周波数の高い第2のクロック信号である高速クロック信号OCK(例えば、130MHz)を発生する発振器である。これらの基準クロック信号RCKと高速クロック信号OCKは、共に送信制御回路10W,10Lに供給されるようになっている。
また、PHY回路5は、RGMII回路3W及び送信制御回路10WとWANとの間で、データ・リンク層の信号と通信線路に適合する物理層の信号との変換を行うものである。スイッチ回路6は、LANに接続される複数の端末装置の配線を集線し、RGMII回路3L及び送信制御回路10LとLANとの間で、データ・リンク層の信号と物理層の信号との変換を行うものである。
送信制御回路10W,10Lは、それぞれWAN側のRGMII回路3WとPHY回路5の間、及びLAN側のRGMII回路3Lとスイッチ回路6の間に挿入して、CPU1から与えられるモード信号MODに従って、WAN側及びLAN側へ送信するIPパケットの制御を行うものである。送信制御回路10W,10Lは、何れも同様の回路構成となっている。以下、図1中に具体例を記載した送信制御回路10Wについて説明するが、送信制御回路10も同様である。
即ち、送信制御回路10Wは、メモリバッファとしてのFIFO(First In First Out)バッファ11、書き込み手段としての書き込み制御部12、読み出し手段としての読み出し制御部13クロック制御部14、バイパス手段としての切替スイッチ15,16及びクロック切り替え手段としての切替スイッチ17で構成されている。この送信制御回路10Wは、FPGA(Field Programmable Gate Array)で構成しても良いし、ASIC(Application Specified Integrated Circuit)で構成しても良い。
FIFOバッファ11は、WAN側へ送信するIPパケットを一旦保持し、保持したIPパケットを読み出し要求に従って古いものから順番に読み出して出力する先入れ先出し型のバッファメモリである。なお、FIFOバッファ11は、バッファメモリの使用状況を監視し、空き領域が所定量以下になったときには、満信号FULを出力するようになっている。
書き込み制御部12は、RGMII回路3W側から送信クロック信号TCWに同期して転送される送信データ信号TDWを受け取って、FIFOバッファ11に書き込むものである。読み出し制御部13は、PLL回路4から与えられる基準クロック信号RCKに従ってFIFOバッファ11からIPパケットを読み出し、この基準クロック信号RCKと同じ速度の送信クロック信号TCWに同期して、送信データ信号TDWをWAN側へ出力するものである。
クロック制御部14は、FIFOバッファ11から満信号FULが出力されていないときは、高速クロック信号OCKをそのままクロック信号CKとして出力し、満信号FULが出力されているときには、この高速クロック信号OCKを1サイクル毎に“H”レベルになるタイミングを“L”レベルに固定することにより、間欠クロックを生成してクロック信号CKとして出力するものである。
切替スイッチ15,16は、CPU1からモード信号MODによってバイパスモードが指定されたときに、RGMII回路3Wから出力される送信クロック信号TCWと送信データ信号TDW信号を、FIFOバッファ11を介さず直接PHY回路5に出力するためのスイッチである。また、切替スイッチ17は、通常動作モードが指定されたときに高速クロック信号OCKを選択し、バイパスモードが指定されたときには基準クロック信号RCKを選択して、クロック信号CKとして出力するものである。
なお、このブロードバンド・ルータでは、CPU1、RGMII回路3W,3L及び送信制御回路10W,10L等のイーサネット(登録商標)・インタフェース回路を一体化したものがネットワーク・プロセッサとなる。
次に、図1のブロードバンド・ルータの動作を説明する。
ここで、CPU1から出力されるモード信号MODは通常動作モードに設定されており、FIFO11には所定量以上の空き領域が存在し、満信号FULは出力されていないものとする。これにより、送信制御回路10W,10Lのクロック制御部14から130MHzの高速クロック信号OCKがそのまま出力され、切替スイッチ17を通してクロック信号CKとしてRGMII回路3W,3Lに与えられる。
WAN側から送信されて来るIPパケットはPHY回路5で受信され、受信クロック信号RCWと、これに同期した受信データ信号RDWがRGMII回路3Wに与えられる。RGMII回路3Wは、受信データ信号RDWをネットワーク層のプロトコルに従ってCPU1へ転送する。同様に、LAN側から送信されて来るIPパケットはスイッチ回路6で受信され、受信クロック信号RCWと、これに同期した受信データ信号RDWがRGMII回路3Lに与えられる。RGMII回路3Lは、受信データ信号RDWをネットワーク層のプロトコルに従ってCPU1へ転送する。
CPU1は、WAN側及びLAN側から受信したIPパケットに対して、記憶装置2に格納されたプログラムに従ってパケット・フィルタリング処理、アドレス/ポート変換処理、ルーティング処理等の各種の処理を行い、送信すべきIPパケットを生成して該当するRGMII回路3W(または3L)に転送する。
IPパケットが、CPU1から例えばRGMII回路3Wに転送されると、RGMII回路3Wでは、送信制御回路10Wから与えられる高速(130MHz)のクロック信号CKを送信クロック信号TCWとして使用して送信処理が行われ、この送信クロック信号TCWとこれに同期した送信データ信号TDWが送信制御回路10Wに出力される。
送信クロック信号TCWと送信データ信号TDWは、送信制御回路10Wの切替スイッチ15を通して書き込み制御部17に与えられ、送信すべきIPパケットがFIFOバッファ11に書き込まれる。
FIFOバッファ11に書き込まれたIPパケットは、125MHzの基準クロック信号RCKに従って動作する読み出し制御部13によって読み出され、この基準クロック信号RCKと同じ周波数の送信クロック信号TCWとこれに同期した送信データ信号TDWがPHY回路5に出力される。これにより、IPパケットは、PHY回路5からWAN側に送信される。
ここで、FIFOバッファ11に対する書き込みデータはRGMII回路3Wから高速送信クロック信号OCKの速度で入力され、このFIFOバッファ11からの読み出しデータは基準クロック信号RCKの速度でPHY回路6に出力される。このため、書き込みデータが連続すると、FIFOバッファ11の空き領域が減少し、所定量以下になると満信号FULが出力される。
満信号FULが出力されると、クロック制御部14は、高速クロック信号OCKを1サイクル毎に“H”レベルになるタイミングを“L”レベルに固定することにより、間欠クロックを生成してクロック信号CKとして出力する。従って、RGMII回路3Wに与えられるクロック信号CKの実質的な周波数が低下し、このRGMII回路3WからFIFOバッファ11に対する書き込みデータの入力速度が低下する。これにより、FIFOバッファ11のオーバーフローが防止される。
また、CPU1から出力されるモード信号MODによってバイパスモードが設定されると、切替スイッチ17によって標準クロック信号RCKが選択されてクロック信号CKとしてRGMII回路3Wに与えられる。更に、切替スイッチ15,16によって書き込み制御回路15、FIFOバッファ11及び読み出し制御回路13がバイパスされ、RGMII回路3Wから出力される送信クロック信号TCWと送信データ信号TDWは、直接PHY回路5に与えられる。
なお、CPU1からRGMII回路3Lに転送されるIPパケットも、RGMII回路3Lと送信制御回路10Lによって同様の処理が行われ、スイッチ回路6からLAN側に送信される。
以上のように、本実施例のブロードバンド・ルータは、WANやLAN側へ送信するIPパケットを一旦保持し、ネットワーク・プロセッサ側の標準クロック信号RCKに従って読み出して送信するFIFOバッファ11を有する送信制御回路10W,10Lを備えている。このため、標準クロック信号RCKよりも周波数が高い高速クロック信号OCKを、送信処理用のクロック信号CKとして、RGMII回路3W,3Lに供給することができる。これにより、RGMII回路3W,3Lの処理速度が向上し、ネットワーク・プロセッサの処理能力を向上させることができるという利点がある。
なお、本発明は、上記実施例に限定されず、種々の変形が可能である。この変形例としては、例えば、次のようなものがある。
(a) 基準クロック信号RCKと高速クロック信号OCKの周波数は一例である。高速クロック信号OCKを基準クロック信号RCKよりも高い周波数に設定してあれば良い。
(b) PLL回路4,7は、位相固定ループによる発振器に限定するものではない。
(c) RGMII回路3W,3Lは、データ・リンク層であるイーサネット(登録商標)規格のRGMIIをサポートするものに限定されない。例えば、GMII/MII等のイーサネット(登録商標)規格のインタフェースに対しても同様に適用可能である。
(d) クロック制御部14は、FIFOバッファ11から満信号FULが出力されたときに、高速クロック信号OCKから間欠クロックを生成するようにしているが、満信号FULが出力されたときに標準クロック信号RCKを選択するようにしても良い。即ち、満信号FULが出力されたときに、クロック信号CKの速度を、標準クロック信号RCKまたはそれ以下に低下させるようにすれば良い。例えば、クロック制御部14を削除し、バイパスモードが指定されたときと満信号FULが出力されたときに、スイッチ17で標準クロック信号RCKを選択するように構成しても良い。
(e) モード信号MODは、CPU1から出力するのではなく、外部からの制御信号または内部回路による固定設定で与えるようにしても良い。
本発明の実施例を示すブロードバンド・ルータの構成図である。 従来のブロードバンド・ルータの概略の構成図である。
符号の説明
1 CPU
2 記憶装置
3W,3L RGMII回路
4,7 PLL回路
5 PHY回路
6 スイッチ回路
10W,10L 送信制御回路
11 FIFOバッファ
12 書き込み制御部
13 読み出し制御部
14 クロック制御部
15〜17 切替スイッチ

Claims (3)

  1. 入力されるパケットデータに対して開放型システムの相互接続で規定されたネットワーク層の処理を記憶装置に格納されたプログラムに基づいて実行し、出力するパケットデータを生成すると共に、設定条件または処理状況に応じて送信動作を通常モードとバイパスモードに切り替えるためのモード信号を出力する中央処理装置と、
    前記中央処理装置で処理する前記パケットデータを前記開放型システムのデータ・リンク層のプロトコルに従って通信網との間で受け渡すインタフェース回路と、
    前記通信網と前記インタフェース回路との間に挿入され、前記中央処理装置から与えられる前記モード信号に従って送信する前記パケットデータを制御する送信制御回路と、を備え、
    前記送信制御回路は、
    前記中央処理装置から前記モード信号によって前記通常モードが指定されたときに、前記通信網に送信する前記パケットデータを一時的に保持し、保持した前記パケットデータを読み出し要求に従って古いものから順番に基準クロック信号である第1のクロック信号に同期したタイミングで読み出して出力すると共に、空き領域が所定量以下になったときに満信号を出力するバッファメモリと、
    前記バッファメモリから前記満信号が出力されていないときは、前記第1のクロック信号よりも周波数の高い第2のクロック信号を出力し、前記満信号が出力されているときには、前記第2のクロック信号を1サイクル毎にハイレベルになるタイミングをローレベルに固定することにより、間欠クロック信号を生成して出力するクロック制御部と、
    前記中央処理装置から前記モード信号によって前記通常モードが指定されたときに、前記クロック制御部から出力される前記第2のクロック信号または前記間欠クロック信号を出力し、前記バイパスモードが指定されたときに、前記第1のクロック信号を出力するクロック切り替え手段と、
    前記中央処理装置から前記モード信号によって前記通常モードが指定されたときに、前記クロック切り替え手段から出力される前記第2のクロック信号または前記間欠クロック信号に従って前記パケットデータを前記バファメモリに書き込む書き込み手段と、
    前記中央処理装置から前記モード信号によって前記通常モードが指定されたときに、前記バッファメモリに書き込まれた前記パケットデータを前記第1のクロック信号に従って読み出して前記通信網に出力する読み出し手段と、
    前記中央処理装置から前記モード信号によって前記バイパスモードが指定されたときに、前記第1のクロック信号に従って前記パケットデータを前記バッファメモリを介さず、前記通信網に直接出力するバイパス手段と、
    を有することを特徴とするネットワーク・プロセッサ。
  2. 前記クロック制御部は、更に、
    前記バッファメモリの前記空き領域が所定量以下になったときに、前記間欠クロック信号を前記第1のクロック信号の速度以下に低下させることを特徴とする請求項1記載のネットワーク・プロセッサ。
  3. 前記バイパス手段は、
    切替スイッチにより構成されていることを特徴とする請求項1または2記載のネットワーク・プロセッサ。
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