JP5307824B2 - 光半導体装置用パッケージおよびこれを用いた光半導体装置、並びにこれらの製造方法 - Google Patents

光半導体装置用パッケージおよびこれを用いた光半導体装置、並びにこれらの製造方法 Download PDF

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Description

本発明は光半導体装置用リードフレームに関し、特に短波長領域(400〜500nm)で発光する発光素子を搭載する光半導体装置の発光効率の低下を防止する技術に関する。
従来より、LED素子等を光源に利用した光半導体装置は、各種の表示用・照明用・バックライト用光源として広く使用されている。
最近の光半導体装置の主な構成は、例えば基板にリードフレームを配し、リードフレーム上に発光素子をマウントした後、熱、湿気、酸化などによる光源の劣化やその周辺部位の劣化を防止するため、光源とその周囲を封止樹脂で封止してなるものや、窪み部に金属配線を有したセラミック成形体に発光素子をマウントした後、熱、湿気、酸化などによる光源の劣化やその周辺部位の劣化を防止するため、光源とその周囲を封止樹脂で封止してなるものや、金属基体とリード線と封着ガラスとからなるハーメチックシール部品に発光素子をマウントした後、熱、湿気、酸化などによる光源の劣化やその周辺部位の劣化を防止するため、光源とその周囲を封止樹脂で封止してなるものがある。
封止樹脂の材料としては、透明性に優れ、且つ光源の高輝度を保持できる特性が求められる。
近年の照明用途等では、光の三原色を組み合わせて白色発光するものや、青色若しくは青紫色の発光素子を使用して蛍光体が含有した封止樹脂で封止して白色発光するものがあり、白色発光且つ高出力で使用するニーズが高まっており、短波長領域での発光と光透過性の劣化耐性が要求されている。
また、いずれの場合にも封止樹脂は、エポキシ樹脂よりも耐熱性・光透過性の保持特性に優れるシリコーン樹脂が用いられている(例えば、非特許文献1参照)。
一方、優れた光源特性を得るためには、光源の発光効率を高めるとともに、光源から発せられる光を有効利用することも重要である。このため光半導体装置では、光源の周囲に配されたリードフレームに対し、反射率の優れるメッキ層を施す技術がある。メッキ材料としては、広範囲な発光波長に対して高い反射率を有する金属であるAgが広く用いられる。
このように現在では、光半導体装置に対して種々の工夫を施すことにより、白色発光・高出力用途においても優れた性能を呈するように工夫が講じられている。
ここで、光半導体装置については以下の課題がある。本願発明者らが光半導体装置を駆動して信頼性加速試験を行ったところ、シリコーン樹脂で封止された発光素子のマウント部周辺におけるAgメッキ層の表面が黒褐色に変色することを確認した。その原因を検討した結果、この変色の原因は、金属硫化物や、塩化白金酸を代表とする金属塩化物等の樹脂硬化触媒が含まれるシリコーン樹脂を用いた場合に、当該触媒成分がAgメッキ層と反応し、AgCl(塩化銀)やAg2S(硫化銀)、その他のハロゲン化銀を生じて起きることを明らかにした。
また、駆動時に発光素子の発する近紫外線により、ハロゲン化銀(硫化銀、塩化銀等)への反応が促進され、特に青色若しくは青紫色の近紫外領域の光によって前記反応が顕著になることも分かった。シリコーン樹脂中に含有される塩化白金酸などの触媒は、これに接するAgメッキ層と非常に反応性が高く、シリコーン樹脂とAgメッキ層との界面において、Agメッキ層がイオン化し易くなる。このため前記触媒は、硫化銀や塩化銀等のハロゲン化銀への反応を高くする触媒としての効果も有する。さらに、シリコーン樹脂は非常に高いガス透過性を有しているため、封止樹脂の外部からもAgメッキ層に対してハロゲンガスや硫黄ガス(SO2等のSOxガス)が侵入し易い。このため製造後も、外界由来のハロゲンガスや硫黄ガスがAgメッキ表面と接触し、硫化銀や塩化銀等の不要な銀化合物の生成反応を引き起こすおそれがある。
発光素子が搭載されるパット部付近のAgメッキ層表面が黒褐色に変色してしまうと、本来は高い反射率を有するAgの特性が損なわれ、著しく反射率が低下する。これにより、光半導体装置として充分な光の取出し効率を得ることが出来なくなるおそれがある。
そこで本願発明者らは、Agメッキ層が黒褐色に変色する課題を克服すべく、純Agメッキ層とAu-Ag合金メッキ層とを積層体構造とする発明を成し得ている(特許文献2)。このメッキ積層体構造では、最上層に配置されたAu-Ag合金メッキが黒褐色への変色を抑制する効果を発揮し、光の反射率が向上して一定の光源特性の改善が期待できる。
特開平9-266280号公報 特開2008-91818号公報
松下電工技法Vol.53 No1
しかしながら、上記した従来技術では、単に純Agメッキ層を最上層として利用した構成に比べ、一部の波長領域の光の反射率が10%程度低下する場合があった。具体的には、純Agメッキ層を用いた場合、450nmの波長領域における反射率は約90%の反射率である。これに対して、Au-Ag合金メッキを最上層とするメッキ積層体を用いた場合、同じ波長領域の反射率は約80%に止まっている。
そのため、Agメッキ層の黒褐色への変色を防止しながらも、従来以上のAgメッキ層の反射率と高い発光輝度の発揮が期待できる光半導体装置用パッケージとこれを用いた光半導体装置への要求が高まっている。
本発明は上記課題に鑑みてなされたものであり、以前に本願発明者らが考案した純Agメッキ層とAu-Ag合金メッキ層の積層体構造の一部の弱点を克服したものである。
すなわち本発明は、封止樹脂にシリコーン樹脂を用いる光半導体装置であっても、光半導体装置用パッケージ上に設けたメッキ層の発光素子搭載部位周辺の光反射面の反射率をAgメッキ層より著しく低下させること無く、且つ、信頼性試験あるいは実使用中に、光半導体装置のリードフレーム上に設けたメッキ層の発光素子搭載部位周辺の黒褐色変色に対し非常に有効な、長期にわたり高い発光効率を発揮させることが可能な光半導体装置用パッケージとこれを用いた光半導体装置、並びにそれらの製造方法を提供することを目的とする。
上記課題を解決する為に、本発明は、外囲器と、リード電極と、端子電極とを有し、前記リード電極の表面の少なくとも一部に複数のメッキ層からなるメッキ積層体が形成された光半導体装置用パッケージであって、前記メッキ積層体は、純Agメッキ層と、最上層として、前記純Agメッキ層よりも薄い薄膜の反射メッキ層と、中間層として、金属塩化物または金属硫化物の少なくとも何れかに対して化学耐性を有する、全率固溶体のAu-Ag合金メッキ層からなる耐性メッキ層が含まれている構成とした。
ここで、前記Au-Ag合金メッキ層は、Auが主成分として含まれ、且つ、Agが27.0wt%以上50.0wt%以下で含まれた構成が好ましい。
また、前記耐性メッキ層は、層厚みを0.05μm以上0.3μm以下とするのが好適である。
一方、前記反射メッキ層は、純Agからなる薄膜で構成するのが好適である。この場合、前記反射メッキ層の厚みは、0.003μm以上0.010μm以下が望ましい。
また、前記純Agメッキ層は、層厚みが1.6μm以上8.0μm以下であることが好適である。さらに前記純Agメッキ層は、光沢度が1.2以上であることが望ましい。
また本発明は、さらに、封止樹脂と接する外囲器の表面の少なくとも一部に対して、前記メッキ積層体が配設された構成とすることもできる。
一方、本発明は、リード電極に発光素子が電気的に接続するように配設され、前記発光素子およびリード電極を封止するように封止樹脂が配設されてなる光半導体装置であって、前記リード電極の反射率が、前記発光素子による400nmの発光波長に対して50%以上、前記発光素子による450nmの発光波長に対して80%以上、前記発光素子による500nmから700nmの発光波長領域に対して85%以上である構成とした。
また、上記した本発明の光半導体装置用パッケージのリード電極に発光素子が電気的に接続され、前記発光素子およびリード電極を封止するように封止樹脂が配設されてなる光半導体装置であって、メッキ積層体は、少なくとも発光素子が配設されるリード電極の表面領域に配設され、前記リード電極の反射率が、前記発光素子による400nmの発光波長に対して50%以上、前記発光素子による450nmの発光波長に対して80%以上、前記発光素子による500nmから700nmの発光波長領域に対して85%以上である構成とした。
ここで前記封止樹脂は、金属塩化物触媒を含む光透過性樹脂とすることもできる。この場合、前記光透過性樹脂としてはシリコーン樹脂が例示できる。また、金属塩化物触媒としては塩化白金酸塩が例示できる。
また、本発明の光半導体装置用パッケージの製造方法は、光半導体装置用パッケージの少なくともリード電極表面に複数のメッキ積層体を形成するメッキ工程を経る光半導体装置用パッケージの製造方法であって、前記メッキ工程では、メッキ積層体の構成層として純Agメッキ層を形成する第一メッキステップと、メッキ積層体の中間層として、Au-Ag合金メッキ層を形成する第二メッキステップと、前記メッキ積層体の最上層として、純Agフラッシュメッキ層を形成する第三メッキステップと、メッキ積層体に加熱処理を施し、全率固溶体とする加熱ステップとを備えている。
また、本発明の光半導体装置の製造方法は、光半導体装置用パッケージのリード電極に発光素子を載置するとともに、発光素子およびリード電極に対し、封止樹脂を付着させてこれを封止する光半導体装置の製造方法であって、本発明の光半導体装置用パッケージの製造方法を経た光半導体装置用パッケージのうち、メッキ積層体が形成された領域をシリコーン樹脂からなる封止樹脂で封止する光半導体装置の製造方法である。
以上の構成を有する本発明の光半導体装置用パッケージとこれを用いた光半導体装置では、光半導体装置用パッケージ表面にメッキ積層体として形成された純Agメッキ層は、常にAu-Ag合金メッキ層からなる耐性メッキ層に被覆される。さらに耐性メッキ層は、最上層に薄膜の純Agフラッシュメッキ層が被覆されている。
ここで本発明では、メッキ積層体の中間層である耐性メッキ層が、一例としてAg含有率27.0wt%以上50.0wt%以下のAu-Ag合金メッキ層として構成されることにより、メッキ積層体表面側からS(硫黄)やCl(塩素)等のイオンが純Agメッキ層へ進入して直接接触するのが抑制され、黒褐色への変色の原因となる不要な銀化合物(硫化銀、塩化銀等)の発生が防止される。
特にAgがS(硫黄)と反応する硫化反応は、メッキ層の厚み(深さ)方向に進行していくことが知られているが、本発明のメッキ積層体の場合、中間層である耐性メッキ層が介在することによって、その比較的浅い深さにおいて、S(硫黄)が純Agメッキ層へ進入するのが食い止められる。
なお、メッキ積層体の最上層が薄膜の純Agフラッシュメッキ層で構成されていると、当該メッキ層もS(硫黄)やCl(塩素)等のイオンと反応しやすいものと考えられるが、本発明では耐性メッキ層の存在より、当該メッキ層も黒褐色への変色が効果的に防止されることが分かっている。すなわち、メッキ積層体に対し、たとえば300℃〜360℃の範囲で熱履歴を加えることにより、それまでAu-Ag合金メッキの析出状態が、金原子単体、銀原子単体同士であったものが、本来の金銀合金の性質である全率固溶体になる。メッキ積層体中間層においてこのような合金構成を得た結果、発明者らの確認によれば、耐性メッキ層のみならず、メッキ積層体全体の耐食性が改善され、且つ反射率も改善されることが明らかになっている。
以上のように、本発明の光半導体装置用パッケージおよび光半導体装置によれば、最上層にAgフラッシュメッキ層を配設するとともに、本メッキ積層体に熱履歴を加えることにより、これらのメッキ層の耐食性を大幅に向上させることができる。その結果、例えば特許文献2記載の発明に対し、黒褐色への変色を更に抑制・低減しながら、反射率の高いメッキ積層体を提供できるものである。
従って、封止樹脂にシリコーン樹脂を用いた場合であっても、長期にわたり封止樹脂中のリードフレームに施したメッキ層の良好な反射作用を維持でき、優れた光の取出効率の発揮ができるものである。
実施の形態1の光半導体装置用パッケージとこれを用いた光半導体装置の構成を示す図である。 実施の形態2の光半導体装置用パッケージとこれを用いた光半導体装置の構成を示す図である。 実施の形態3の光半導体装置用パッケージとこれを用いた光半導体装置の構成を示す図である。 光半導体装置の初期反射率(発光波長350〜800nm)を示すグラフである。 光半導体装置の初期反射率(発光波長450nm)を示すグラフである。 光半導体装置の硫化試験後の反射率(発光波長350〜800nm)を示すグラフである。 光半導体装置の硫化試験後の反射率(発光波長450nm)を示すグラフである。
以下本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。
(実施の形態1及び2)
図1(a)及び図2(a)は本発明による樹脂成形タイプの半導体装置用パッケージ1、1Aと、これを用いた半導体装置10、10Aの構成を示す断面図である。
図1(b)は図1(a)のA部拡大断面図であり、図2(b)は図2(a)のB部拡大断面図である。
図1及び図2に示される半導体装置10、10Aは、全体的には、いずれも一方のリード電極3a表面に発光素子7がマウントされており、発光素子7は他方のリード電極3aとボンディングワイヤー8でボンディングされる。この状態で、発光素子7を囲繞するように配設された擂り鉢状の樹脂外囲器2の内部に封止樹脂9が充填された構成を有する。
具体的に、樹脂外囲器2は、半導体装置用パッケージ1、1Aにおいて、それぞれリードフレーム(図示せず)に対して射出成形等により一体成形されている。樹脂外囲器2の発光側(発光素子7がマウントされる側)の主面には、窪み部2aが形成され、全体として擂り鉢状となっている。窪み部2a底面には、少なくとも一対のリード電極3aがそれぞれ露出している。それぞれのリード電極3aをなす金属部材は、樹脂外囲器2を貫通して外部に露出した側が端子電極3bとなっている。実施の形態1及び2は、主にリード電極3a及び端子電極3bの構成が異なっている。
そして、少なくとも樹脂外囲器2から露出しているリード電極3aと端子電極3bの表面には、複数のメッキ層を積層してなるメッキ積層体15が施されている(図1(b)、図2(b))。
好ましいメッキ積層体15の構成としては、リード電極3a側から純Agメッキ層6、耐性メッキ層5、純Agフラッシュメッキ層(反射メッキ層4)の順に積層されてなる。メッキ積層体15の合計厚みは、以下に示す各メッキ層の好ましい厚みを積層した合計として、約2.657μmとしている。
反射メッキ層4は、純Ag材料で構成された薄膜である。厚みは0.003μm以上0.010μm以下が好適であり、より好ましくは0.007μmとすることができる。
純Agメッキ層4は、発光素子7とリード電極3aとを電気接続用のボンディングワイヤー8で良好に接続するために配設される。純Agメッキ層4は、1.6μm以上8.0μm以下の厚みが好適である。より好ましくは、2.5μmとすることができる。光沢度は1.2以上が好適である。
耐性メッキ層5は、金属塩化物または金属硫化物の少なくとも何れかに対して化学耐性を有するメッキ層であり、Au-Ag合金メッキで構成される。メッキ積層体15では、中間層として含まれている。その厚みは反射メッキ層4よりも厚く、0.05μm以上0.3μm以下の厚みが好適である。より好ましくは0.15μmとすることができる。
ここで、耐性メッキ層5は、Au-Ag合金の全率固溶体として構成されている。耐性メッキ層5としてのAu-Ag合金メッキ層では、Auを主成分とし、Agが27.0wt%以上50.0wt%以下の範囲で含まれている。
メッキ積層体の製造方法としては、各メッキ層4、5、6を順次個別にメッキ処理する方法が挙げられる。すなわち、まずリード電極3aの表面に、純Agメッキ層6を形成する(第一メッキステップ。次に純Agメッキ層6の表面に対し、メッキ積層体15の中間層として、Au-Ag合金メッキ層5を形成する(第二メッキステップ)。続いて前記メッキ積層体15の最上層として、純Agフラッシュメッキ層4を形成する(第三メッキステップ)。
ここで、第三メッキステップ直後のAu-Ag合金メッキ層は、Au原子単体とAg原子単体が混在した状態で析出されており、全率固溶体が形成されていない。この状態ではメッキ中のAg原子がハロゲンガスと反応し易く、耐食性に優れるように処理する必要がある。そこで、第三メッキステップ直後のAu-Ag合金メッキ層を、光半導体装置の実使用もしくは信頼性試験実施までに、大気中もしくは窒素雰囲気中やグリーンガス雰囲気中で300℃〜360℃の範囲で加熱して熱履歴を与える(加熱ステップ)。熱履歴における加熱雰囲気は光半導体の組立工程の特性のため、好ましくは窒素雰囲気中やグリーンガス雰囲気中が良い。また加熱時間は20秒〜80秒の範囲が良い。この加熱を行うことで、Au-Ag合金メッキ層が全率固溶体として形成され、耐性メッキ層5が得られる。
一方、樹脂外囲器2は、光反射性に優れた擂り鉢状の断面形状を持ち、例えば光反射性に優れた酸化チタンを含有する熱可塑性のポリマー樹脂を射出成形することで形成される。
封止樹脂9は、耐熱性及び透明性に優れる樹脂材料から構成されている。そして、光半導体装置10、10Aにおいては、発光素子7がリード電極3aの一方に電気的に接続され、さらに発光素子7が他方のリード電極3aとボンディングワイヤー8を介して接続された状態で、発光素子7とその周囲を封止し、熱、湿気、酸化などによる発光素子の劣化やその周辺部位の劣化を防止する。封止樹脂9の材料としては、発光素子7の発光特性に合わせ、比較的短波長領域での発光に適したシリコーン樹脂材料を用いている。なお、封止樹脂9は前記シリコーン樹脂材料が主成分であるが、前記樹脂材料を用いる場合に不可欠な硬化触媒として、金属硫化物や塩化白金酸塩が不純物レベルで含まれている。
以上の構成を有する本実施の形態1及び2の光半導体装置1、1Aでは、メッキ積層体15に中間層として耐性メッキ層5が含まれているため、たとえ封止樹脂9を構成するシリコーン樹脂材料中に、金属硫化物や塩化白金酸塩等の樹脂硬化触媒が含まれている場合でも、メッキ積層体15の最上層の反射メッキ層4が黒褐色に変色するのが防止され、良好な反射率を維持できる効果が奏される。従って、リード電極3aの表面で純Agメッキ層6が直接上記したシリコーン樹脂材料と接触する場合に比べ、リード電極3aに形成されたメッキの耐食性、耐塩化性、耐硫化性、耐酸化性等の諸特性が著しく向上している。
これにより、光半導体装置1、1Aでは、本発願者らが以前発明した特許文献2記載のメッキ積層体よりも初期反射率が改善され、純Agメッキ層にも劣らない初期反射率を得ることができる。
ここで図4、図5は、それぞれ製造後初期における光半導体装置について、一定の発光波長領域に対する反射率を示したものである。実施例1は、実施の形態1におけるメッキ積層体を形成したリードフレームを表す。比較例1は、純Agメッキ層のみを形成したリードフレームを表す。比較例2は、Agフラッシュメッキを省いたメッキ積層体(Au-Ag合金層が最上層)を形成したリードフレームを表す。
この図4、5に示すように、発光波長350〜800nmのいずれの範囲においても、実施例1では本発願者らが以前発明した特許文献2記載のメッキ積層体(比較例2)よりも初期反射率が改善されている。また、純Agメッキのみからなる比較例1に比べても遜色のない初期反射率が発揮されることがわかる。
次に示す表1は、温度85℃の環境下で1000時間にわたり電流15mAを通電して駆動した場合の、メッキ層の変色の有無を確認した結果を示す。
[表1]
Figure 0005307824
表1に示すように、比較例1の光半導体装置用パッケージのAgメッキ層は黒褐色への変色が確認されたのに対し、実施例1の光半導体装置用パッケージでは、黒褐色への変色は確認されなかった。この結果から、実施例1は純Agメッキ層が直接シリコーン樹脂と接触する比較例1に比べ、メッキの耐食性、耐塩化性、耐硫化性、耐酸化性のいずれの性能においても向上しており、その結果として良好な反射率を維持できることが分かった。
次に、本発明の効果として、反射効率と耐食性との特性の確認と、それを両立できる原因を加速硫化試験で調べた。
調査対象のサンプルとしては、上記実施例1、比較例1及び2を用意した。
加速硫化試験として、各サンプルのリードフレームへの前処理として、350℃で1分間の加熱を行った。この加熱は、光半導体装置の組立工程にかかる熱履歴を想定したものである。
次に、JIS規格H8621耐変色性試験方法に基づく硫化アンモニウム溶液(0.2ml/L硫化アンモニウム水溶液)を作成した。これに、上記のようにリードフレームに熱履歴を加えた各サンプルを、超音波を加えながら浸漬し、5分間経過後、充分に水洗して乾燥させた。
その後の反射率を発光波長350〜800nmの範囲で測定した結果を図6、図7に示す。
これらの各図に示されるように、Agメッキ(比較例1)は硫化により反射率が著しく低下している。これに対し、本発明メッキ積層体(実施例1)及び比較例2では、Agフラッシュメッキ層4の有無によらず、図4、5に示した初期反射率からの落込みは少なく、硫化反応が抑制されていることが分かる。
一方、実施例1と比較例2とを比較すると、Agフラッシュメッキ層4を積層している実施例1が比較例2よりも反射率が若干高く維持されている。これは、前処理として350℃で1分間の加熱を行うことにより、Au-Ag合金メッキ層が全率固溶体化されるのと同時に、薄膜のAgフラッシュメッキ層4が全率固溶体層に金属拡散を起こすことで、より安定な全率固溶体が形成されたことを示している。
(実施の形態3)
以下、実施の形態3について、実施の形態1及び2との差異を中心に説明する。
図3は、実施の形態3の光半導体装置用パッケージ1Bとこれを用いた光半導体装置10Bの構成を示す図である。
当図に示す光半導体装置10Bは、ハーメチック封止タイプの半導体装置用パッケージ1Bを用いて構成される。そして、硬化触媒の塩化白金酸塩を不純物レベルで含有するシリコーン樹脂からなる封止樹脂9の内部において、リード電極3aの表面に、純Agメッキ層6、最上層として薄膜の純Agフラッシュメッキ層4、その中間層としてAu-Ag合金メッキ層5を含んでなるメッキ積層体15が配設された積層されている。
具体的に半導体装置用パッケージ1Bでは、CuまたはCuを主成分とする金属外囲器2を備え、金属外囲器2の発光側となる主面に窪み部2aが形成されている。窪み部2a底面には、パッケージの厚み方向(図面の上下方向)に貫通孔11が貫通して形成されている。貫通孔11にはリード線12が挿通され、絶縁ガラス13を介して封着されている。リード線12は窪み部2aの底面と平行に折り曲げられた状態にされ、リード電極3aが露出している。リード電極3aは金属外囲器2底面で平行に折り曲げられた状態で露出し、端子電極3bを形成している。
そして、少なくとも金属外囲器2から露出しているリード電極3aと端子電極3bの表面領域に対してメッキ積層体15が施されている。メッキ積層体15の構成は実施の形態1及び2と同様に、純Agメッキ層6、耐性メッキ層5、純Agフラッシュメッキ層6の積層構造として構成されている。当該メッキ積層体15の厚み及び構成は、実施の形態1及び2と同様である。
なお、図示していないが、金属外囲器2とリード電極3aとの間は絶縁層で絶縁されている。そして、図3(b)に示すように、窪み部2の表面にもメッキ積層体15が形成されている。すなわち、実施の形態3では、封止樹脂9と接する金属外囲器2の少なくとも一部の窪み部2の表面(ここでは略全面)にわたってメッキ積層体15を配設することによって、駆動時の可視光の取り出し効率をさらに向上させ、いっそうの輝度向上が図れるように工夫されている。
以上の構成を有する本実施の形態3の光半導体装置用パッケージ1B及びこれを用いた光半導体装置10Bでも、実施の形態1及び2とほぼ同様に、リード電極3a上に形成されたメッキ層の反射率が長期にわたり良好に維持される効果が奏される。
これに加え、金属外囲器2の広範囲な反射面となる窪み部2aに形成されたメッキ積層体15によって、良好な可視光反射率が維持される。その結果、光半導体装置用パッケージ1B及びこれを用いた光半導体装置10B良好な輝度向上を図ることができるようになっている。
ここで、図6及び図7は、本実施の形態3における光半導体装置用パッケージを実施例2として作製し、前記した実施例1、比較例1、2について行ったものと同様の実験を行った結果を示す。
図6及び7に示すように、本実施の形態3では、Agメッキ層のみを用いた構成(比較例1)と遜色のない反射効率が得られることが分かる。
さらに表2に示すように、リード電極3aにおいて、純Agメッキ層6が直接シリコーン樹脂と接触する場合に比べ、リード電極3aにおけるメッキの耐食性、耐塩化性、耐硫化性、耐酸化性が著しく向上する効果が得られることが確認できる。
[表2]
Figure 0005307824
このように、本願発明者らの創意工夫による研究結果によれば、いずれの実施の形態でも、メッキ積層体15において0.003μm以上0.010μm以下の範囲の厚みの反射メッキ層4を設けた場合と、反射メッキ層を設けなかった場合(すなわち、純Agメッキ層のみ又はこれに加えて耐性メッキ層を積層した比較例1又は2の構成)の耐食性を比較すると、変色度合い、及び、反射率については、明らかに純Agフラッシュメッキ層が積層されているメッキ積層体15(実施例1及び2)において良好な特性の改善が確認できた。
具体的には図4,5、6、7の結果から、本発明におけるメッキ積層体15の採用により、リード電極の反射率は、発光素子による400nmの発光波長に対して50%以上、前記発光素子による450nmの発光波長に対して80%以上、前記発光素子による500nmから700nmの発光波長領域に対して85%以上にまで改善されることが分かった。
本発明は、例えば照明用途や車載用途の光半導体装置として利用が可能である。その場合、白色発光における光源の発光輝度を向上させる技術等として高い効果を発揮できるものである。
1、1A、1B 半導体装置用パッケージ
2 外囲器
2a 窪み部
3a リード電極
3b 端子電極
4 反射メッキ層
5 耐性メッキ層
6 メッキ層
7 発光素子
8 ボンディングワイヤー
9 封止樹脂
10、10A、10B 光半導体装置
11 貫通孔
12 リード線
13 絶縁ガラス
15 メッキ積層体

Claims (15)

  1. 外囲器と、リード電極と、端子電極とを有し、前記リード電極の表面の少なくとも一部に複数のメッキ層からなるメッキ積層体が形成された光半導体装置用パッケージであって、
    前記メッキ積層体は、純Agメッキ層と、
    最上層として、前記純Agメッキ層よりも薄い薄膜の反射メッキ層と、
    中間層として、金属塩化物または金属硫化物の少なくとも何れかに対して化学耐性を有する、全率固溶体のAu-Ag合金メッキからなる耐性メッキ層が含まれている
    ことを特徴とする光半導体装置用パッケージ。
  2. 前記Au-Ag合金メッキ層は、Auが主成分として含まれ、且つ、Agが27.0wt%以上50.0wt%以下で含まれてなる
    ことを特徴とする請求項1に記載の光半導体装置用パッケージ。
  3. 前記耐性メッキ層は、層厚みが0.05μm以上0.3μm以下である
    ことを特徴とする請求項1または2のいずれかに記載の光半導体装置用パッケージ。
  4. 前記反射メッキ層は、純Agからなる薄膜である
    ことを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の光半導体装置用パッケージ。
  5. 前記反射メッキ層の厚みは、0.003μm以上0.010μm以下である
    ことを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の光半導体装置用パッケージ。
  6. 前記純Agメッキ層は、層厚みが1.6μm以上8.0μm以下である
    ことを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の光半導体装置用パッケージ。
  7. 前記純Agメッキ層は、光沢度が1.2以上である
    ことを特徴とする請求項1〜6のいずれかに記載の光半導体装置用パッケージ。
  8. さらに、封止樹脂と接する外囲器の表面の少なくとも一部に対して、前記メッキ積層体が配設されている
    ことを特徴とする請求項1〜7のいずれかに記載の半導体装置用パッケージ。
  9. 請求項1〜8のいずれかに記載の光半導体装置用パッケージのリード電極に発光素子が電気的に接続され、前記発光素子およびリード電極を封止するように封止樹脂が配設されてなる光半導体装置であって、
    前記メッキ積層体は、少なくとも発光素子が配設されるリード電極の表面領域に配設され、
    前記リード電極の反射率が、前記発光素子による400nmの発光波長に対して50%以上、前記発光素子による450nmの発光波長に対して80%以上、前記発光素子による500nmから700nmの発光波長領域に対して85%以上である
    ことを特徴とする光半導体装置。
  10. 前記封止樹脂は、金属塩化物触媒を含む光透過性樹脂である
    ことを特徴とする請求項9に記載の光半導体装置。
  11. 前記光透過性樹脂はシリコーン樹脂である
    ことを特徴とする請求項10に記載の光半導体装置。
  12. 前記金属塩化物触媒は塩化白金酸塩である
    ことを特徴とする請求項10または11に記載の光半導体装置。
  13. 光半導体装置用パッケージのリード電極の表面に複数のメッキ積層体を形成するメッキ工程を経る光半導体装置用パッケージの製造方法であって、
    メッキ工程は、純Agメッキ層を形成する第一メッキステップと、
    前記純Agメッキ層の上にAu-Ag合金メッキ層を形成する第二メッキステップと、
    前記Au-Ag合金メッキ層の上に、最上層として純Agフラッシュメッキ層を形成する第三メッキステップを有し、
    メッキ工程後に、前記メッキ積層体に加熱処理を施して全率固溶体とする加熱ステップを経る
    ことを特徴とする光半導体装置用パッケージの製造方法。
  14. 前記加熱ステップでは、大気中、窒素雰囲気中、グリーンガス雰囲気中のいずれかにおいて、300℃〜360℃の範囲で加熱処理を行う
    ことを特徴とする請求項13に記載の光半導体装置用パッケージの製造方法。
  15. 光半導体装置用パッケージのリード電極に発光素子を電気的に接続するとともに、前記発光素子およびリード電極に対し、封止樹脂を付着させてこれを封止する光半導体装置の製造方法であって、
    請求項13または14のいずれかに記載の製造方法で製造した光半導体装置用パッケージを用い、
    前記光半導体装置用パッケージのうち、前記メッキ積層体が形成された領域をシリコーン樹脂からなる封止樹脂で封止する
    ことを特徴とする光半導体装置の製造方法。
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