JP5307599B2 - 離脱防止管継手 - Google Patents

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本発明は、受口とこれに挿入接続された挿口とが管軸方向に離脱するのを防止する離脱防止管継手に関する。
図7は、下記特許文献1に記載された離脱防止管継手の断面図である。受口81の内部にはシール材83が装着され、このシール材83が受口81の内周とこれに挿入された挿口82の外周との間を密封している。挿口82の先端の外周には、受口81の内部に収容されたロックリング84と係合する突起86が設けられ、受口81からの挿口82の離脱を防止できるように構成されている。ゴム輪85は、ロックリング84の芯出しを行うために装着されている。
この種の管継手では、接続時に挿口82の突起86が通過できるように、受口81の開口部87の内径が大きく形成されているため、開口部87の内周面と挿口82の外周面との間に或る程度の隙間が生じる。この隙間は、受口挿口間に屈曲機能を付与するのに役立つものではあるが、曲管等の異形管が接続されている場合には、不平均力の作用により接続状態を不安定にするものである。そこで、図7の管継手では、この隙間を埋める隆起部88を挿口82の外周に設け、それにより受口挿口間の屈曲を防止している。ライナ91は、受口挿口間の伸縮防止のために装着され、ゴム輪92により芯出しされている。
この管継手は、スリップオンタイプの管継手であり、受口81内に挿口82を挿入することによってシール材83を圧縮し、受口81と挿口82とを密封状態で接続することができる。一般には、レバーブロック等の連結具で受口81と挿口82を連結し、その連結具に設けたジャッキを介して挿口82を受口81に近接移動させ、受口81内に挿口82を引き入れる。挿口82の外周に設けたストッパ89は、この連結具との係合に利用される。
ところで、管継手としては、下記特許文献2,3に開示されているように、上記のようなロックリングに代えて、シール材と受口の開口部の端面との間に離脱防止部材を設けたものがある。かかる構造の管継手では、挿口の外周面に離脱防止部材を係合させることにより、受口からの挿口の離脱を防止することができる。しかし、受口の開口部の近くに離脱防止部材が設けられることから、下記に示すような問題があった。
(i)挿口の仮預けが難しく不安定になるため、接続時に受口内に引き入れた挿口が斜めになり易く、挿口がシール材を押圧して損傷させる恐れがある。ここで言う「挿口の仮預け」とは、挿口の先端を受口の開口部に僅かばかり載せて仮置きすることを指す。
(ii)挿口に設けた屈曲防止用の隆起部が離脱防止部材と干渉する位置に配されることにより、離脱防止部材による離脱防止機能を阻害してしまう。
特開平7−332555号公報 特開昭61−88091号公報 特開2006−342954号公報
本発明は上記実情に鑑みてなされたものであり、その目的は、挿口を受口内に適正な姿勢で簡単に引き入れることができ、挿口に設けた屈曲防止用の隆起部と離脱防止部材との干渉を防止することができる離脱防止管継手を提供することにある。
上記目的は、下記の如き本発明により達成することができる。即ち、本発明の離脱防止管継手は、受口の内周と前記受口に挿入された挿口の外周との間を密封するシール材と、前記シール材と前記受口の開口部の端面との間に配設され、前記挿口の外周面に係合して前記受口からの前記挿口の離脱を防止する離脱防止部材と、前記挿口の外周に設けられ、前記受口の開口部の内周面と前記挿口の外周面との間の隙間を埋める隆起部と、前記挿口の外周に、前記隆起部よりも管径方向外側に突き出して設けられたストッパと、前記受口の開口部から管軸方向に延出し、前記隆起部の挿入を許容しつつ前記ストッパを管軸方向から受け止め、前記離脱防止部材と干渉しないように前記隆起部の進入を規制する鍔部とを備えるものである。
本発明に係る離脱防止管継手では、受口の開口部から管軸方向に延出する鍔部を備えていることにより、接続時には、挿口の先端を鍔部上に載置することで安定して仮預けでき、しかも鍔部によるガイド作用を奏し得ることから、挿口を斜めにすることなく適正な姿勢で簡単に引き入れることができる。また、挿口の外周には、受口の開口部の内周面と挿口の外周面との間の隙間を埋める隆起部が設けられているため、受口挿口間に屈曲防止機能が付与される。それでいて、挿口のストッパを鍔部が受け止めて隆起部の進入を規制することにより、隆起部と離脱防止部材との干渉を防いで、管継手の離脱防止機能を確保することができる。
本発明の好ましい実施形態として、前記離脱防止部材が、前記受口の開口部を側壁とする収容溝に収容されているものが挙げられる。かかる場合には、開口部において挿口を載置可能な領域が少なくなり、挿口の仮預けが非常に難しくなるため、鍔部を利用して挿口を安定して仮預けできる本発明が特に有用となる。
本発明の管継手では、前記鍔部が前記ストッパを受け止めたときに、前記受口の開口部から前記鍔部の先端までの範囲に亘って、前記受口の内周面と前記挿口の外周面との間の隙間を前記隆起部が埋めるものが好ましい。かかる構成によれば、隆起部が隙間を埋める範囲を広くできることから、受口挿口間の屈曲防止機能を良好に確保できる。
本発明の管継手では、前記鍔部が周方向に沿った帯状に形成されていることが好ましい。これにより、挿口を仮預けし易くなるため、施工性が向上する。また、管外の異物が離脱防止部材に混入し難くなるため、防塵効果を高めて離脱防止機能を良好に保持できる。
本発明の管継手では、前記鍔部が、前記離脱防止部材から離れる方向に向かって内径を漸増させることが好ましい。これにより、挿口を仮預けし易くなるうえ、受口内に挿口を容易く引き入れることができるため、施工性が向上する。
本発明の管継手では、前記鍔部に形成した嵌入孔に前記ストッパを嵌入することにより、前記受口と前記挿口との相対回転を防止可能に構成されているものでもよい。かかる構成によれば、ストッパと鍔部とを周方向に係止させて受口挿口間の相対回転を防止できることから、管継手の接続状態を良好に安定化できる。
また、管は、シール材を内周側に装着可能な受口を有する管において、前記受口の開口部の内周面を延長させるようにして、前記開口部の端面から管軸方向に延出する鍔部が設けられたものである。この管は上記の如き管継手に使用できるものであり、既述のように挿口を受口内に適正な姿勢で簡単に引き入れたり、挿口に設けた屈曲防止用の隆起部と離脱防止部材との干渉を防止したりできる。なお、この管であれば、受口に挿入される挿口が屈曲防止用の隆起部を具備しないものであっても、接続時に挿口を仮預けし易くなるという利点があり、施工性を向上することができる。
本発明の一実施形態に係る離脱防止管継手を示す図 受口の正面図 挿口の側面図 図3のA−A矢視断面図 挿口を仮預けした状態を示す断面図 本発明の別実施形態に係る離脱防止管継手を示す側面図 特許文献1に記載された離脱防止管継手を示す断面図
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら説明する。図1は、本発明の一実施形態に係る離脱防止管継手を示す図であり、上半分が断面図を、下半分が側面図を示している。本実施形態では、直線状に延びる直管10と異形管である曲管20との接続部分に、本発明の管継手を適用したものを例示する。図1の管継手は、直管10の受口1に曲管20の挿口2を挿入接続しており、直管10及び曲管20は、何れも水道管として利用可能なダクタイル鋳鉄管である。
受口1の開口部11よりも奥側の内周面には嵌合溝12が形成され、この嵌合溝12に環状のシール材3が装着されている。シール材3は受口1の内周と挿口2の外周との間を密封し、それにより直管10と曲管20とが水密に接続される。また、シール材3と開口部11の端面11aとの間には離脱防止部材4が配設され、これが挿口2の外周面に係合することにより、受口1からの挿口2の離脱を防止できるように構成されている。離脱防止部材4は、開口部11を側壁とする収容溝13に収容され、その内周面には爪部41が形成されている。
開口部11には受口1を貫通するネジ孔14が穿設されており、このネジ孔14に螺合された押ボルト5を操作して離脱防止部材4を管径方向外側から押圧することで、挿口2の外周面に爪部41が食い込み、離脱防止部材4を挿口2に強固に係合させることができる。そのうえ、受口1から挿口2を引き抜く方向の力が作用した際に楔効果が発揮されるように、離脱防止部材4の外周面が傾斜しており、爪部41の食い込み作用との協働によって、管継手の離脱を強固に防止することができる。
図2は、受口1を開口部11側(図1左側)から見た正面図である。図2では隠れていて見えないが、離脱防止部材4は、正面視にて円弧状になすと共に周方向の複数箇所(本実施形態では六箇所)に配設され、その各々に対応して押ボルト5が取り付けられている。受口1の周方向の二箇所には、受口1と挿口2とを接続するに際して、受口1に連結具を取り付けるための連通孔15が設けられている。
受口1は、挿口2の周方向全域に爪部41の接触領域を形成可能に構成されており、周方向に隣り合った離脱防止部材4同士の間では、それぞれが挿口2の外周面に係合した状態で、一方の爪部41と他方の爪部41とが管軸方向に互いに重なるように配置される。かかる構造の離脱防止部材は、本出願人による特開2008−309186号公報に詳しい。この場合、周方向の何処の箇所においても離脱防止部材4に挿口2の隆起部22が干渉し得ることになるため、本発明が極めて有用となる。
図1に示すように、挿口2の先端の外周には突起21が設けられており、管継手が接続された状態では、シール材3よりも奥側に突起21が配置される。突起21は、図7で示したような受口81と接続した場合には、ロックリングと係合して離脱防止機能を発揮し得るものであるが、本発明の管継手では直接的に機能しないため、無くても構わない。本発明の管継手では、離脱防止部材4よりも奥側にシール材3が配設されることから、離脱防止部材4を管内の水に接触させることなく、錆の発生を避けることができる。
受口1内に挿口2を適正量だけ挿し込んだ状態において、離脱防止部材4よりも受口1の開口側となる挿口2の外周には、開口部11の内径よりも小さい外径を有する隆起部22が設けられており、これらが受口1の開口部11の内周面と挿口2の外周面との間の隙間を埋めることで、受口挿口間の屈曲を防止できるように構成されている。隆起部22は、図3,4に示すように、周方向の複数箇所(本実施形態では八箇所)に設けられ、正面視にて台形状をなすが、本発明はこれに限られない。
また、挿口2の外周には、開口部11の端面11aから少し距離を置いた位置にて、隆起部22や開口部11の内周面よりも管径方向外側に突き出したストッパ23が設けられている。ストッパ23は、図3,4に示すように、周方向の複数箇所(本実施形態では四箇所)に設けられており、その各々が円柱状に形成されている。本実施形態では、一つ置きの隆起部22に対応した位置にストッパ23を設けているが、本発明はこれに限られない。隆起部22とストッパ23は、それぞれが挿口2の外周に一体的に設けられている。
図1に示すように、受口1には、開口部11の端面11aの内周部から管軸方向に沿って延出した鍔部16が設けられている。鍔部16は、隆起部22の外径よりも大きい内径を有し、受口1内に挿口2を引き入れたときに隆起部22の挿入を許容する。更に、挿口2を受口1内に適正量を挿し込んだ時点で、ストッパ23を管軸方向から受け止め、離脱防止部材4と干渉しないように隆起部22の進入を規制する。この状態において、隆起部22は、受口1の開口部11から鍔部16の先端までの範囲に亘り、受口1の内周面と挿口2の外周面との間の隙間を埋めている。
この管継手は、スリップオンタイプの管継手であるため、受口1内に挿口2を挿入することによってシール材3を圧縮し、受口1と挿口2とを水密に接続できる。以下、この管継手の接続手順の一例を説明する。
まず、受口1の嵌合溝12にシール材3を装着すると共に、押ボルト5を操作して離脱防止部材4を管径方向外側に移動させておく。次に、受口1と挿口2をレバーブロック等の連結具(不図示)で連結した後、その連結具に設けたジャッキを介して挿口2を受口1に近接移動させ、受口1内に挿口2を引き入れる。この連結具を用いた作業は、施工性や安全性を考慮して、受口1と挿口2とを適度に芯出しした状態で行われ、この芯出しのために挿口2の仮預けが実施される。
この管継手では、図5に示すように、挿口2の先端を鍔部16上に載置できることから、挿口2を安定して仮預けできる。この仮預けの状態から、受口1と挿口2に連結具を連結し、ジャッキを介して挿口2を受口1に近接移動させることで、挿口2が受口1内に引き入れられる。このとき、安定した仮預けにより芯出しが適切になされていると共に、鍔部16によりガイド作用が奏されることから、挿口2を斜めにすることなく適正な姿勢で簡単に引き入れることができる。また、鍔部16が周方向に沿った帯状をなし、離脱防止部材4から離れる方向に向かって内径を僅かに漸増させていることから、挿口2の仮預けと受口1内への引き込みが更に簡便になり、施工性が向上する。
これに対して、受口1に鍔部16を設けていない場合には、開口部11を側壁とする収容溝13に離脱防止部材4が収容されていることから、挿口2の先端を仮置きできる領域が少なく、挿口2の仮預けが非常に困難である。そのため、挿口2を受口1内に引き入れるに際し、挿口2が偏心して斜めになり易く、挿口2がシール材3を押圧して損傷させてしまう場合がある。
本発明の管継手では、受口1に挿口2を挿し込んでいく過程で、挿口2の先端が離脱防止部材4やシール材3の内周を通過し、隆起部22が鍔部16や開口部11の内周に侵入する。そして、適正量が挿し込まれた時点で、図1に示すように鍔部16がストッパ23を管軸方向から受け止め、受口1と挿口2との相対移動が規制される。したがって、接続時には、鍔部16がストッパ23を受け止めるまで挿入作業を続ければよく、挿口2の挿入に関して寸法計測等の作業が不要であるため、管軸方向の位置決めが非常に簡単になる。
挿口2の挿入を完了した後は、連結具を取り外し、押ボルト5を操作して離脱防止部材4の爪部41を挿口2の外周面に食い込ませる。既述のように、鍔部16がストッパ23を受け止めた図1の状態では、隆起部22のそれ以上の進入が規制され、隆起部22と離脱防止部材4とが干渉しないため、管継手の離脱防止機能が良好に確保される。また、隆起部22が、受口1の開口部11から鍔部16の先端までの範囲に亘り、受口1の内周面と挿口2の外周面との間の隙間を埋めることから、受口挿口間の屈曲防止機能も良好に確保される。
また、この管継手では、鍔部16がストッパ23を受け止めた状態において、離脱防止部材4を挿口2に係合させることにより、管軸方向での受口1と挿口2との相対移動を規制して、受口挿口間に伸縮防止機能を付与できる。したがって、図1では、挿口2の先端が受口1の奥側端面17に接近しているものの、本発明はこれに限られない。加えて、この管継手では、鍔部16が周方向に沿った帯状をなすことにより、管外の異物が離脱防止部材4に混入し難くなるため、防塵効果を高めて離脱防止機能を良好に保持できる。
本発明では、各部位の位置関係が適切に得られる範囲において、挿口2を仮預けするときの作業性や、挿口2を引き込むときのガイド作用などを考慮して、鍔部16の端面11aからの延出長さLを適宜に設定可能である。本実施形態のようなダクタイル鋳鉄管であれば、延出長さLとして15〜25mmが例示され、呼び径φ100では例えば22mm程度である。鍔部16の厚みは特に限られないが、接続後の外観性を高める観点から、鍔部16の外周面がストッパ23の外周面に揃うものが好ましい。
図6は、上述した管継手の変形例を示す側面図である。この管継手は、上記の鍔部16よりも延出長さを長くした帯状の鍔部18を備え、その鍔部18にストッパ23を嵌入するための嵌入孔19を形成している。接続時には、鍔部18がストッパ23を嵌入孔19にて管軸方向から受け止め、隆起部22のそれ以上の進入を規制する。しかも、鍔部18とストッパ23とが周方向にも係止することから、受口1と挿口2との相対回転を防止できる。これにより、異形管を接続した管継手において、受口挿口間の屈曲、伸縮及び回転を規制し、接続状態を良好に安定化できる。
本発明の管継手は、受口挿口間に屈曲防止機能を付与し得ることから、不平均力が作用し易い異形管の接続において特に有用である。かかる異形管には、上述したような曲管だけでなく、T字管や十字管なども含まれる。
本発明は上述した実施形態に何ら限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲内で種々の改良変更が可能であり、離脱防止部材の構造並びに隆起部及びストッパの形状などは、適宜に変更することができる。
本発明に係る管継手は、水道管路の接続部分に適用できるものであるが、これに限られず、水以外の各種の液体・気体などの流体に用いる流体管路に幅広く適用できる。
1 受口
2 挿口
3 シール材
4 離脱防止部材
11 開口部
11a 端面
13 収容溝
16 鍔部
19 嵌入孔
22 隆起部
23 ストッパ

Claims (6)

  1. 受口の内周と前記受口に挿入された挿口の外周との間を密封するシール材と、
    前記シール材と前記受口の開口部の端面との間に配設され、前記挿口の外周面に係合して前記受口からの前記挿口の離脱を防止する離脱防止部材と、
    前記挿口の外周に設けられ、前記受口の開口部の内周面と前記挿口の外周面との間の隙間を埋める隆起部と、
    前記挿口の外周に、前記隆起部よりも管径方向外側に突き出して設けられたストッパと、
    前記受口の開口部から管軸方向に延出し、前記隆起部の挿入を許容しつつ前記ストッパを管軸方向から受け止め、前記離脱防止部材と干渉しないように前記隆起部の進入を規制する鍔部とを備える離脱防止管継手。
  2. 前記離脱防止部材が、前記受口の開口部を側壁とする収容溝に収容されている請求項1に記載の離脱防止管継手。
  3. 前記鍔部が前記ストッパを受け止めたときに、前記受口の開口部から前記鍔部の先端までの範囲に亘って、前記受口の内周面と前記挿口の外周面との間の隙間を前記隆起部が埋める請求項1又は2に記載の離脱防止管継手。
  4. 前記鍔部が周方向に沿った帯状に形成されている請求項1〜3のいずれか1項に記載の離脱防止管継手。
  5. 前記鍔部が、前記離脱防止部材から離れる方向に向かって内径を漸増させる請求項1〜4のいずれか1項に記載の離脱防止管継手。
  6. 前記鍔部に形成した嵌入孔に前記ストッパを嵌入することにより、前記受口と前記挿口との相対回転を防止可能に構成されている請求項1〜5のいずれか1項に記載の離脱防止管継手。
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