JP4889455B2 - 管継手 - Google Patents
管継手 Download PDFInfo
- Publication number
- JP4889455B2 JP4889455B2 JP2006314815A JP2006314815A JP4889455B2 JP 4889455 B2 JP4889455 B2 JP 4889455B2 JP 2006314815 A JP2006314815 A JP 2006314815A JP 2006314815 A JP2006314815 A JP 2006314815A JP 4889455 B2 JP4889455 B2 JP 4889455B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- port
- receiving port
- circumferential direction
- bulging portion
- opening
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- Joints With Sleeves (AREA)
Description
流体管路を構成する受口を備えた受口管と、該受口の内方に所定長さ嵌挿される嵌挿部を有する挿口を備えた挿口管と、該挿口の嵌挿部の外面と前記受口の内面との間隙を周方向に沿って水密的に密封するリング状のシール部材と、を備えた管継手であって、
前記受口の端部の外周面に、径方向に膨出する受口膨出部が周方向に沿って形成されているとともに、前記挿口の嵌挿部を除いた外周面に、径方向に膨出する挿口膨出部が周方向に沿って形成されており、
前記受口膨出部と前記挿口膨出部とを収容し、且つ管軸方向に所定の間隙寸法を形成する収容凹部を有する環状のカバーリングが、軸方向への移動が拘束された状態で周方向に沿って取付けられており、
前記受口における開口端近傍の外周面に、前記カバーリングよりも径方向に膨出するとともに管軸方向に開口するボルト孔を有する受口フランジが、周方向に沿って形成されていることを特徴としている。
この特徴によれば、管継手を構成する受口管の受口と挿口管の挿口とにおいて、受口膨出部と挿口膨出部とが当接することで挿口管の過挿入を止め、また、受口膨出部と挿口膨出部とを収容したカバーリングにより抜け止めされている。更に、例えば地震等の不測の外力が生じても、管軸方向に形成された所定の間隙寸法分だけ、受口管と挿口管の相対的な移動が拘束できる。
また、カバーリングよりも径方向に膨出する受口フランジを利用して、カバーリングの外面と当接可能にボルトをボルト孔に挿通することで、カバーリングの位置決めができるばかりか、このボルトにより、例えば地震等の不測の外力が生じても、カバーリングの径方向外方側への動きを規制できる。
前記収容凹部の間隙寸法は、前記挿口の開口端から前記挿口の前記シール部材までの管軸方向の先端寸法よりも短寸に形成されていることを特徴としている。
この特徴によれば、受口と挿口とが間隙寸法分だけ相対的に軸方向に伸長しても、挿口の開口端までの先端寸法分の外周面を利用して、シール部材と当接させる当接状態を維持することができるため、受口膨出部と挿口膨出部が収容凹部内においてどの位置にあっても、常に水密性を維持できる。
前記カバーリングの一部は、前記受口膨出部と前記受口フランジとの間に嵌合されていることを特徴としている。
この特徴によれば、カバーリングの一部が、受口膨出部と受口フランジとの間に嵌合されていることにより、カバーリングの軸方向の移動を確実に拘束することができる。
前記挿口膨出部に、前記シール部材に向けて開口した開口部が開設されていることを特徴としている。
この特徴によれば、挿口の嵌挿部を受口の内面に嵌挿することで、嵌挿部の外面と受口の内面との間隙を密封するシール部材が、挿口膨出部により外方から隠れている状況下でも、挿口膨出部に形成された開口部を利用し、例えば、開口部に挿通可能な薄板状体をシール部材に向けて挿通し当接するなどして、シール部材が間隙を所定位置において密封しているか否か確認出来る。
前記カバーリングは、互いの周方向の対向端部同士を接続して環状に形成される複数のカバー片から成り、該複数のカバー片は、夫々のカバー片が一方の対向端部に嵌合凸部と他方の対向端部に嵌合凹部とを有する略同一の形状に形成されており、周方向に隣り合ったカバー片の嵌合凸部と嵌合凹部とを嵌合して接続していることを特徴としている。
この特徴によれば、カバーリングを構成する夫々のカバー片が、周方向に隣り合ったカバー片と、嵌合凸部と嵌合凹部とにより凹凸嵌合しているため、カバー片同士の接続前の位置決めを容易にできるばかりか、複数のカバー片が略同一の形状で構成されているため、カバーリングの製造コストが低減される。
2 挿口
3 挿口膨出部
5 嵌挿部
6 開口部
9 シール部材
10 間隙
12 受口
13 受口膨出部
15 受口管
17 受口フランジ
18 ボルト孔
30 本管(流体管)
40 カバーリング
41 カバー片
42 カバー片
46 鉤部
47 収容凹部
50 分岐部材
61 嵌合凸部
62 嵌合凸部
63 嵌合凹部
64 嵌合凹部
X 間隙寸法
Y、Y’ 先端寸法
Claims (5)
- 流体管路を構成する受口を備えた受口管と、該受口の内方に所定長さ嵌挿される嵌挿部を有する挿口を備えた挿口管と、該挿口の嵌挿部の外面と前記受口の内面との間隙を周方向に沿って水密的に密封するリング状のシール部材と、を備えた管継手であって、
前記受口の端部の外周面に、径方向に膨出する受口膨出部が周方向に沿って形成されているとともに、前記挿口の嵌挿部を除いた外周面に、径方向に膨出する挿口膨出部が周方向に沿って形成されており、
前記受口膨出部と前記挿口膨出部とを収容し、且つ管軸方向に所定の間隙寸法を形成する収容凹部を有する環状のカバーリングが、軸方向への移動が拘束された状態で周方向に沿って取付けられており、
前記受口における開口端近傍の外周面に、前記カバーリングよりも径方向に膨出するとともに管軸方向に開口するボルト孔を有する受口フランジが、周方向に沿って形成されて
いることを特徴とする管継手。 - 前記収容凹部の間隙寸法は、前記挿口の開口端から前記挿口の前記シール部材までの管軸方向の先端寸法よりも短寸に形成されていることを特徴とする請求項1に記載の管継手。
- 前記カバーリングの一部は、前記受口膨出部と前記受口フランジとの間に嵌合されていることを特徴とする請求項1に記載の管継手。
- 前記挿口膨出部に、前記シール部材に向けて開口した開口部が開設されていることを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載の管継手。
- 前記カバーリングは、互いの周方向の対向端部同士を接続して環状に形成される複数のカバー片から成り、該複数のカバー片は、夫々のカバー片が一方の対向端部に嵌合凸部と他方の対向端部に嵌合凹部とを有する略同一の形状に形成されており、周方向に隣り合ったカバー片の嵌合凸部と嵌合凹部とを嵌合して接続していることを特徴とする請求項1ないし4のいずれかに記載の管継手。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006314815A JP4889455B2 (ja) | 2006-11-21 | 2006-11-21 | 管継手 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006314815A JP4889455B2 (ja) | 2006-11-21 | 2006-11-21 | 管継手 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2008128386A JP2008128386A (ja) | 2008-06-05 |
JP4889455B2 true JP4889455B2 (ja) | 2012-03-07 |
Family
ID=39554412
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2006314815A Expired - Fee Related JP4889455B2 (ja) | 2006-11-21 | 2006-11-21 | 管継手 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4889455B2 (ja) |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US3797087A (en) * | 1972-12-18 | 1974-03-19 | Chrysler Corp | Method of preparing oxidation-resistant brazed regenerator cores |
JPS5849082A (ja) * | 1981-09-18 | 1983-03-23 | Hitachi Ltd | 高圧電源装置 |
JPS63182391A (ja) * | 1987-01-23 | 1988-07-27 | Daiichi Kasei Kogyo Kk | 多孔性剛性物体用含浸剤 |
-
2006
- 2006-11-21 JP JP2006314815A patent/JP4889455B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2008128386A (ja) | 2008-06-05 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP6948372B2 (ja) | 管継手 | |
JP4190502B2 (ja) | 管接続構造 | |
JP2024009299A (ja) | 管継手離脱防止構造 | |
JP2008196607A (ja) | 管継手 | |
JP4889455B2 (ja) | 管継手 | |
KR20190024024A (ko) | 풀림 및 누설이 방지되는 플랜지 | |
JP4889458B2 (ja) | 分岐部材用の管継手 | |
JP4762864B2 (ja) | 分岐部材用の管継手 | |
JP2010270771A (ja) | 移動防止手段 | |
JP2007292270A (ja) | 流体管の移動防止手段 | |
JP5998003B2 (ja) | 分岐管接続装置 | |
JP4675699B2 (ja) | 受口用栓 | |
JP4140873B2 (ja) | 管の固定装置 | |
JP4603137B2 (ja) | 管離脱防止装置 | |
JP2007113644A (ja) | 管継手部の離脱防止構造及び管継手部の離脱防止強化方法 | |
JP2006009884A (ja) | 管継手 | |
JP2007192368A (ja) | 管継手 | |
JP2002310350A (ja) | 管継ぎ手 | |
JP2012036936A (ja) | 管継手 | |
JP5377095B2 (ja) | 管継手構造および接続管 | |
JP5307599B2 (ja) | 離脱防止管継手 | |
JP6813183B2 (ja) | 管継手の組付方法及び管継手 | |
JP3191551U (ja) | 管継手 | |
JP2023145677A (ja) | 管接続部の離脱防止構造 | |
JPH11270762A (ja) | 離脱防止管継手 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20091104 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20110531 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20110607 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20110719 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20111213 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20111213 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20141222 Year of fee payment: 3 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |