JP5307374B2 - フォーカス調整ユニットおよび光走査型顕微鏡 - Google Patents

フォーカス調整ユニットおよび光走査型顕微鏡 Download PDF

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本発明は、フォーカス調整ユニットおよび光走査型顕微鏡に関するものである。
従来、光源と対物レンズの間に正屈折力と負屈折力の光学素子を配置し、物理的距離を変化させて、対物レンズの作動距離を変化させる顕微鏡が知られている(例えば、特許文献1参照。)。
また、有限遠型の対物レンズに、アダプタレンズが着脱可能となっている顕微鏡も開示されている(例えば、特許文献2参照。)。これによれば、細径の有限遠対物とアダプタレンズとを組み合わせ、アダプタレンズを光軸方向に移動させることにより、対物レンズの作動距離を変化させる用になっている。
また、有限遠型の対物レンズが着脱可能となっている顕微鏡も知られている(例えば、特許文献3参照。)。これによれば、有限遠対物と結像レンズとを組み合わせ、結像レンズを光軸方向に移動させることにより、対物レンズの作動距離を変化させるようになっている。
特開2005−70477号公報 特開2006−79000号公報 特開2006−139181号公報
しかしながら、これらの特許文献1〜3に開示されている顕微鏡においては、対物レンズおよび結像レンズと、フォーカスを変化させる光学系との位置関連については何も述べられておらず、光学系の位置関係を考慮しない場合には、光学系を構成するレンズを光軸方向に動かして対物レンズの作動距離を変化させると、観察倍率が大きく変化してしまう不都合が考えられる。
本発明は、上述した事情に鑑みてなされたものであって、対物レンズの作動距離を変化させても、観察倍率をさほど変化させないフォーカス調整ユニットおよび光走査型顕微鏡を提供することを目的としている。
上記目的を達成するために、本発明は以下の手段を提供する。
本発明は、試料からの光を略平行光に変換する対物光学系と、該対物光学系からの略平行光を所定の位置に結像する結像光学系とを備える顕微鏡システムに使用され、前記対物光学系と前記結像光学系との間に配置され、前記対物光学系の作動距離を変化させるためにフォーカス調整ユニットであって、前記対物光学系側を前側、結像光学系を後側として、少なくとも前側から順に配置された、屈折力を有する前群光学系および後群光学系と、前記前群光学系を光軸方向に駆動して、両光学系の光軸方向の距離を相対的に変化させるレンズ駆動手段とを備え、前記前群光学系は、その前側焦点が前記対物光学系の後側焦点の近傍に位置するように配置され、以下の条件式(1)を満たすフォーカス調整ユニットを提供する。
|D1a×Δs|/(Fla) ≦0.05 (1)
ここで、Δs:前群光学系の全移動距離、D1a:前群光学系の移動で中間位置に来たときの前記対物光学系の後側焦点と前記前 群光学系の前側焦点との間隔、Fla:前群光学系の焦点距離である。
また、本発明の参考例は、試料からの光を略平行光に変換する対物光学系と、該対物光学系からの略平行光を所定の位置に結像する結像光学系とを備える顕微鏡システムに使用され、前記対物光学系と前記結像光学系との間に配置され、前記対物光学系の作動距離を変化させるためにフォーカス調整ユニットであって、前記対物光学系側を前側、結像光学系を後側として、少なくとも前側から順に配置された、屈折力を有する前群光学系および後群光学系と、該後群光学系を光軸方向に駆動して、両光学系の光軸方向の距離を相対的に変化させるレンズ駆動手段とを備え、前記前群光学系は、その前側焦点が前記対物光学系の後側焦点の近傍に位置するように配置され、以下の条件式(2)を満たすフォーカス調整ユニットを提供する。
|D1×δs|/(Fla) ≦0.05 (2)
ここで、δs:後群光学系の全移動距離、D1:前記対物光学系の後側焦点と前記前群光学系の前側焦点との間隔、Fla:前群光学系の焦点距離である。
本発明によれば、前群光学系または後群光学系の少なくとも一方が光軸方向に駆動されることにより、対物レンズの作動距離が変化する。この場合において、前群光学系の前側焦点を対物光学系の後側焦点の近傍に配置することにより、前群光学系または後群光学系のいずれかを光軸方向に移動させたときの倍率の変化を抑えることができる。
ここで、略平行光は、厳密な平行光のみならず、緩い角度の発散光および収束光を含む。
上記発明においては、前記前群光学系および前記後群光学系が、互いにアフォーカル光学系として成立する位置を中心として移動させられることとしてもよい。このようにすることで、対物レンズの作動距離を変化させたときの倍率の変化をより小さく抑えることができる。
記発明においては、D1a=0であることとしてもよい。
このようにすることで、作動距離を変化させたときの倍率の変化を非常に小さくすることができる
また、上記発明においては、前群光学系の前側焦点が、前記対物光学系の後側焦点に一致していることが好ましい。
このようにすることで、作動距離を変化させたときの倍率の変化をなくすことができる。
また、上記発明においては、|Fla|>|Flb|であることが好ましい。
このようにすることで、対物光学系の瞳径を小さくすることができ、その結果、対物光学系の外形寸法を小さくすることができる。
また、上記発明においては、前記前群光学系の焦点距離が負の値であることとしてもよい。
このようにすることで、フォーカス調整ユニットの全長を短くすることができる。
また、上記発明においては、前記対物光学系の後側焦点が前記対物光学系の胴付位置より後側にあることとしてもよい。
このようにすることで、前群光学系の前側焦点と対物光学系の後側焦点の間隔を小さし、作動距離を変えたときの倍率変化を小さくすることができる。
また、上記発明においては、前記対物光学系の後側焦点と前記前群光学系の前側焦点の間隔を調整する調整機構を有することとしてもよい。
このようにすることで、対物光学系の後側焦点位置が胴付き位置に対して異なったものでも、調整機構によって、倍率の変化が非常に小さく、線形に近くなるように調整することができる。
また、上記発明においては、前記後群光学系の後側焦点が、前記結像光学系の前側焦点の近傍に配置されていることとしてもよい。
また、上記発明においては、前記後群光学系の後側焦点と前記結像光学系の前側焦点の間隔を調整する調整機構を有することとしてもよい。
このようにすることで、像面でテレセントリック光学系(射出瞳が無限大)に近くすることができる。
また、本発明は、試料からの光を集光する対物光学系と、該対物光学系により集光された光を所定の位置に結像する結像光学系と、上記いずれかのフォーカス調整ユニットと、前記結像レンズの後側に配置され該結像レンズで所定の位置に結像された試料の像を平行光束にする瞳投影光学系と、該瞳投影光学系により略平行光束にされた光を横方向に走査する横方向走査手段と、試料を照明または励起する光を射出する光射出部と、試料からの光を受光する光受光部と、前記光射出部からの光を略平行光にする第1のコリメート光学系と、前記試料からの光を前記光受光部に集光する第2のコリメート光学系と、前記光射出部からの光と試料からの光とを分離する検出光分離手段とを備えるスキャン光学系とを備える光走査型顕微鏡を提供する。
上記発明においては、前記スキャン光学系を前記瞳投影光学系の光軸方向に移動させて前記横方向走査手段近傍に瞳位置を一致させる瞳位置合わせ手段を備えていてもよい。
本発明によれば、観察倍率をさほど変化させることなく対物レンズの作動距離を変化させることができるという効果を奏する。
以下、本発明の一実施形態に係るフォーカス調整ユニット1について、図1〜図3を参照して以下に説明する。
本実施形態に係るフォーカス調整ユニット1は、図1に示されるように、レーザ走査型顕微鏡2に備えられている。
本実施形態に係るレーザ走査型顕微鏡2は、レーザ光を出射するレーザ光源3と、該レーザ光源3からのレーザ光を集光するカップリング光学系4と、該カップリング光学系4により集光されたレーザ光を導光する光ファイバ5と、該光ファイバ5によってレーザ光源と接続された顕微鏡本体6と、検出光学系15と、これらを制御する制御部16と、検出光学系15で検出された蛍光または反射光の画像を表示する表示部(図示略)とを備えている。
顕微鏡本体6は、光ファイバ5から出射されたレーザ光を略平行光に変換するコリメート光学系7と、該コリメート光学系7により略平行光にされたレーザ光を偏向するダイクロイックミラー8と、該ダイクロイックミラー8により偏向されたレーザ光を2次元的に走査する近接ガルバノミラー9と、該近接ガルバノミラー9により走査されたレーザ光を集光する瞳投影光学系10、結像光学系11および対物光学系12と、結像光学系11および対物光学系12の間に配置される本実施形態に係るフォーカス調整ユニット1とを備えている。
また、顕微鏡本体6は、対物光学系12、フォーカス調整ユニット1、結像光学系11、瞳投影光学系10および近接ガルバノミラー9を介して戻ってきた試料Aからの蛍光または反射光を透過させるダイクロイックミラー8と、その光を光ファイバ14に集光するカップリング光学系13と、該カップリング光学系13により集光された試料Aからの蛍光または反射光を検出光学系15に導光する光ファイバ14とを備えている。
顕微鏡本体6は、相互に直交する3軸(XYZ)方向に移動可能に設けられるとともに、各軸回りに回転可能に設けられており、対物光学系12の先端の位置および角度を任意に調節することができるようになっている。
近接ガルバノミラー9は、観察位置を対物光学系12の光軸に対して略垂直方向で走査するようになっている。そして、近接ガルバノミラー9の振り角に対応した範囲の試料Aからの光の強度分布が表示部に表示されるようになっている。
対物光学系12は、その先端を試料Aに密着させることにより、試料Aの呼吸や拍動による観察像のブレを抑えるようになっている。
本実施形態に係るフォーカス調整ユニット1は、前群光学系Gaと後群光学系Gbと、前群光学系Gaを駆動するレンズ駆動手段18とを備えている。
前群光学系Gaと後群光学系Gbは、ともに正の屈折力を有するレンズ群であり、前群光学系Gaと後群光学系Gbとの間に中間結像点を有している。
この場合において、以下の式(1)の条件が満たされていることが望ましい。
|D1a×Δs|/(Fla)2≦0.05 (1)
ここで、Δs:前群光学系Gaの全移動距離、D1a:前群光学系Gaの移動で中間位置に来たときの対物光学系12の後側焦点と前群光学系Gaの前側焦点との間隔、Fla:前群光学系Gaの焦点距離である。
検出光学系15は、光ファイバ14により導光されてきた蛍光または反射光を略平行光にするコリメートレンズ19と、波長ごとに分岐する複数のダイクロイックミラー20およびミラー21と、バリアフィルタ22と、集光レンズ23と、光検出器24とを備えている。
このように構成された本実施形態に係るフォーカス調整ユニット1およびレーザ走査型顕微鏡2の作用について説明する。
本実施形態に係るレーザ走査型顕微鏡2を使用して試料Aの観察を行うには、対物光学系12の先端を試料Aに密着させた状態で、レーザ光源3から光ファイバ5を介して顕微鏡本体6に導かれたレーザ光をダイクロイックミラー8により偏向し、近接ガルバノミラー9によって2次元的に走査し、瞳投影光学系10、結像光学系11、フォーカス調整ユニット1および対物光学系12を介して試料Aに集光する。
レーザ光が照射された試料Aにおいては、蛍光物質が励起されることにより蛍光が発生し、発生した蛍光は、対物光学系12によって略平行光を含む緩い角度の発散光または収束光に変換され、フォーカス調整ユニット1で略平行光にされた後、結像光学系11で結像され、瞳投影光学系10で略平行光にされて、近接ガルバノミラー9を介して戻り、ダイクロイックミラー8を透過してカップリング光学系13によって光ファイバ14の端部に集光され、光ファイバ14によって導光された後に検出光学系15により検出される。
この場合において、例えば、図2および図3に示されるように、レンズ駆動手段18によって前群光学系Gaを光軸方向に移動すると、フォーカス調整ユニット1と対物光学系12との間の光の広がり角が変化するので、対物光学系12の作動距離(対物光学系先端を基準として焦点が合う距離)が変化する。
したがって、対物光学系12を動かすことなく、試料A内の任意の深さの画像を観察することができる。さらに、前群光学系Gaを動かしながら複数の画像を取得すれば、試料Aの3次元画像を取得することができる。
ここで、本発明の原理を、図4を参照して説明する。
図4において、
Δ:フォーカス調整ユニット1の前群光学系Gaの位置
δ:フォーカス調整ユニット1の後群光学系Gbの位置
Fla:フォーカス調整ユニット1の前群光学系Gaの焦点距離
Flb:フォーカス調整ユニット1の後群光学系Gbの焦点距離
n:試料Aの屈折率
Fob:対物光学系12の焦点距離
Ftl:結像光学系11の焦点距離
D1:対物光学系12の後側焦点を基準としたときのフォーカス調整ユニット1の前群光学系Gaの前側焦点のZ座標
D2:フォーカス調整ユニット1の後群光学系Gbの後側焦点を基準としたときの結像光学系11の前側焦点のZ座標である。
なお、対物光学系12側が前、結像光学系11側が後とし、後側を正として光軸をZ軸をとっている。各光学系の焦点の座標およびΔ,δ,D1,D2はフォーカス調整ユニット1がアフォーカル光学系として成立しているときの位置を基準としている。
また、図4において、FFob:対物光学系12の前側焦点、FBob:対物光学系12の後側焦点、Zob:観察位置、FFga:フォーカス調整ユニット1の前群光学系Gaの前側焦点、FBla:フォーカス調整ユニット1の前群光学系Gaの後側焦点、FFga:フォーカス調整ユニット1の後群光学系Gbの前側焦点、FBgb:フォーカス調整ユニット1の後群光学系Gbの後側焦点、FFtl:結像光学系11の前側焦点である。
前群光学系GaがΔ、後群光学系Gbがδだけ移動する場合、対物光学系12の作動距離の変化量Zwdは、
Zwd=n(Δ−δ)x(Fob/Fla)/(1+A) (3)
横倍率Mは、
M=(Ftl/Fob)(Fla/Flb)(1+A) (4)
ただし、
A=(D1+Δ)(Δ−δ)/Fla (5)
である。
なお、これらの式(3)〜(5)は、各光学系が負の屈折率を有しても成り立つ式である。
式(3)より、後群光学系Gbは固定(すなわちδ=0)とすると、Zwdの変化する範囲は主にΔの動く範囲できまることが分かる。
ここで、前群光学系Gaは、Δ=0(後群光学系Gbと前群光学系Gaがアフォーカルになる位置)の近傍で動かし、かつ、対物光学系12の後側焦点を前群光学系Gaの前側焦点近傍にする、すなわちD1を小さくするように各光学系を配置する。
こうすると、式(5)より、Δ=0近傍でのΔに対するAの変化量が小さくなるので、前群光学系Gaを動かしても(Δを変えても)横倍率Mの変化を小さくすることができる。
具体的には、D1aは、前記式(1)を満足するように設定することが望ましく、この条件により式(5)のAおよび横倍率Mの変化をほぼ5%以下に抑えることができる。
(実施例1)
次に、本実施形態に係るフォーカス調整ユニット1の実施例について、具体的に数値を挙げて説明する。図2において、対物光学系12の焦点距離Fob=9mm、前群光学系Gaの焦点距離Fla=22.5mm、後群光学系Gbの焦点距離Flb=22.5mm、結像光学系11の焦点距離Ftl=60mmとする。
また、図2において、D1=D1a=10mm,D2=0mm,Δを−1mmから+1mmまで変化させ、したがって、Δs=2mmとする。図5および図6に、前群光学系Gaの変位Δ(横軸)に対する対物光学系12の作動距離の変化量Zwdおよび横倍率Mの変化を破線で示す。
上記数値を式(1)にあてはめると、
D1a×Δs/(Fla)2=10×2/22.5≒0.0395<0.05
となり、式(1)が満たされていることがわかる。
すなわち、対物光学系12の作動距離を変化させても、倍率Mの変化を十分に小さく(5%以下)に抑えることができる。
一方、この式(1)の条件からから外れる場合には、対物光学系12の作動距離を変化させると倍率Mの変化が大きくなるという不都合がある。
また、図3に示されるように、図2の状態からさらに、
D1=D1a=0mm
に設定すると、Δ=0近傍でのΔに対する式(5)のAの変化量が0になるので、さらに倍率Mの変化を小さくすることができる。
前群光学系Gaの変位Δ(横軸)に対する対物光学系12の作動量の変化量Zwd、および横倍率Mの変化を図5および図6に実線で示す。これによれば、倍率Mの変化を非常に小さくすることができる。
また、この光学系の射出瞳位置をZpimとすると、1/Zpim=0に近い値をとることが望ましく、このためには、D2はできるだけ小さな値にすることが望ましい。
(実施例2)
なお、実施例1においては、レンズ駆動手段18が前群光学系Gaを光軸方向に移動させる場合について説明したが、これに代えて、図7〜図9に示されるように、前群光学系Gaを固定(すなわちΔ=0)し、後群光学系Gbを光軸方向に移動させることにしてもよい。
ここで、対物光学系12の後側焦点を前群光学系Gaの前側焦点近傍にする、すなわちD1を小さくするように各光学系を配置することが望ましい。
こうすると、式(5)より、δに対するAの変化量が小さくなるので、後群光学系Gbを動かしても(δを変えても)横倍率Mの変化を小さくすることができる。
具体的には、D1aは、以下の式(2)を満足するように設定することが望ましい。
|D1×δs|/(Fla)2≦0.05 (2)
この条件により式(5)のAの変化をほぼ5%以下に抑えることができる。
ここで、δs:後群光学系Gbの全移動距離、D1:結像光学系11の後側焦点と前群光学系Gaの前側焦点との間隔、Fla:前群光学系Gaの焦点距離である。
この場合においても同様に、δが−1mmから+1mmまで変化させられることとすると、δs=2mmであり、後群光学系Gbの変位δ(横軸)に対する対物光学系12の作動距離の変化量Zwdおよび横倍率Mの変化は、図9および図10にそれぞれ破線で示されるようになる。各光学系の焦点距離を実施例1と同じに設定すれば、実施例1と同様にして式(2)の条件が満たされていることがわかる。また、実施例1においては倍率Mが非線形に変化していたのが、この例によれば倍率Mの変化は線形である。
式(5)において、D1=0、Δ=0ならば、Aは常に0となるので、δを変えて作動距離を変えても倍率Mは変化しないことになる。また、Δに対して作動距離も線形に変化する。
したがって、図8に示されるように、図7の状態からさらに、D1=0mmに設定すると、図9および図10にそれぞれ実線で示されるようにさらに倍率Mの変化を全くなくすことができる。
(実施例3)
また、上記実施例1,2においては光学系Ga,Gbとして焦点距離の同じものを用いたが、これに代えて前群光学系Gaと後群光学系Gbとして焦点距離が互いに異なるものを用いてもよい。
従来の顕微鏡システムでは、結像光学系11および対物光学系12の瞳径は一般的には数mm〜十数mmである。
フォーカス調整ユニット1において、|Fla|<|Flb|とすると、結像光学系11の大きい瞳径を対物光学系12側で|Fla/Flb|に縮小することができる。これにより、対物光学系12の外径を小さくすることが可能になり、小動物に対して侵襲度を低くしたり、対物光学系12を生体に刺したままの状態に留置したりすることができる。
これにより、システムとして従来の顕微鏡対物レンズと小動物用の小型の対物光学系12の互換性を保つシステムが実現できる。
図11は前群光学系Gaと後群光学系Gbの両方に正の焦点距離を有する光学系を用いた場合の例であり、レンズ駆動手段18によって後群光学系Gbが移動する。δは−0.5mm〜+0.5mm、したがってδs=1.0mmである。
対物光学系12の焦点距離Fob=−9mm、前群光学系Gaの焦点距離Fla=9mm、後群光学系Gbの焦点距離Flb=36mm、結像光学系11の焦点距離Ftl=72mm、D1=0mm、D2=0mm、結像光学系11に対する対物光学系12の瞳径は1/4となっている。対物光学系12は鏡筒長を長くするため、内部で一回結像したあと、正レンズで略平行光にするようになっている。このため、対物光学系12の焦点距離は負の値である。
これによれば、図13に示されるように、後側光学系Gbを光軸方向に変位させて対物光学系の作動距離を変化させても、図14に破線で示されるように、倍率を変化させずに済むことになる。
また、図12は前群光学系Gaとして負の焦点距離を有する光学系、後群光学系Gbとして正の焦点距離を有する光学系を用いた場合の例であり、レンズ駆動手段18によって後群光学系Gbが移動する。δは−0.5mm〜+0.5mm、したがって、δs=1.0mmである。
対物光学系12の焦点距離Fob=−9mm、前群光学系Gaの焦点距離Fla=−9mm、後群光学系Gbの焦点距離Flb=36mm、結像光学系11の焦点距離Ftl=72mm、D1=0mm、D2=0mmである。
対物光学系12は上記と同様の理由により、焦点距離が負の値である。結像光学系11に対する対物光学系12の瞳径は1/4となっている。
前群光学系Gaの焦点距離を負にすることで、フォーカス調整ユニット1内で結像する必要がなくなる。これにより、フォーカス調整ユニット1全体の長さを図13の場合より短くすることができる。
また、前群光学系Gaの焦点距離を負にすると、前群光学系Gaの前側焦点を対物光学系12の胴付位置より前側に持ってくることが難しくなる。この構成をとる場合には、対物光学系12の後側焦点を対物光学系12の胴付位置より後側になるようすることが望ましく、本実施例でもこのように構成している。
これにより、図12に示されるように、後側光学系Gbを光軸方向に変位させて対物光学系12の作動距離を変化させても、図13に実線で示されるように、倍率Mを変化させずに済むことになる。
(実施例4)
本実施例は、使用する対物光学系12が複数ある場合であって、使用する対物光学系12によって、対物光学系12の胴付位置(取り付け位置)を基準としたときに、対物光学系12の後側焦点の位置Dobが異なる場合があることを想定したものである。
この場合には、フォーカス調整ユニット1全体を動かす機構を設けて、対物光学系12の後側焦点位置Dobを調整し、式(2)に合うようにする。
図15および図16は対物光学系12と結像光学系11の胴付位置が予め決まっていて、内部にあるレンズ駆動手段18を含むフォーカス調整ユニット1を一体的に光軸方向に移動させる移動機構25により、対物光学系12の後側焦点位置Dobを調整する方法である。このようにすることで、対物光学系12の同焦位置を変化させずに済むという利点がある。
図17は、移動機構25により、フォーカス調整ユニット1の前後(対物光学系12側と結像光学系11側)が各々調整できるようになっている例である。これにより、対物光学系12の後側焦点位置Dobを調整するのと同時に、D2も調整できるようになっており、結像光学系11の後側の射出瞳位置の調整もできるという利点がある。
本実施例では対物光学系12の作動距離を変化させるのに、後群光学系Gbを駆動するようにしているが、前群光学系Gaを駆動するようにしてもよい。その際は、フォーカス調整ユニット1およびレンズ駆動手段18が式(1)を満たすように調整すればよい。
(実施例5)
通常のレーザ走査型光学系では、横方向走査手段の近傍(近接ガルバノミラー9では、2つのミラーの中間近傍)に射出瞳位置が来るようにしている。
しかし、フォーカス調整ユニット1が後群光学系Gb(または前群光学系Ga)を動かして、対物光学系12の作動距離を変化させると、瞳投影光学系10の射出瞳位置が変化してしまう。通常は対物光学系12で光線のケラレ具合が決まっているので、瞳位置が多少変化しても、あまり問題にならない。
しかし、対物光学系12の瞳と比較して、それ以外の部分で決まる瞳がほぼ同じ場合か小さい場合、作動距離が変化すると、光線のケラレ具合が変わり不都合が生じる場合がある。
本実施例では、図18に示されるように、近接ガルバノミラー9と、ダイクロイックミラー8、コリメ−ト光学系7、カップリング光学系4、光ファイバ5,14先端部で構成されるスキャン光学系26を一体的に瞳位置合わせ手段27で瞳投影光学系10の光軸方向に動かして瞳位置を合わせる構成にして、上記不都合を解決している。
スキャン光学系26の位置Zpは以下のようにすると、対物光学系12の入射瞳位置が無限遠のときの射出瞳位置をガルバノミラー9近傍に一致させることができる。ただし、位置Zpの原点は瞳投影光学系10の後側焦点にとる。
Zp=−(Fpl/Ftl)・{(D2−δ)+(D1+Δ)・(Flb/Fla)/(1+A)}
ただし、
A=(D1+Δ)(Δ−δ)/Fla
Fpl:瞳投影光学系10の焦点距離である。
後群光学系Gbのみ動く(Δ=0)場合のスキャン光学系26の動かし方は以下の通りである。
D1=0,D2=0の場合、Zp=δ・(Fpl/Ftl)
すなわち、後群光学系Gbの動き量に対して(Fpl/Ftl)倍した値だけスキャン光学系26を動かせばよい。
また、D1=0の場合、Zp=(δ−D2)・(Fpl/Ftl)
すなわち、はじめに、−D2・(Fpl/Ftl)だけずらしておき、その位置を基準に後群光学系Gbの動き量に対して(Fpl/Ftl)倍した値だけスキャン光学系26を動かせばよい。
また、D1,D2が0でない場合、式(2)より、(1+A)=1なので、
Zp=−(Fpl/Ftl)・{(D2−δ)+D1・(Flb/Fla)
=δ・(Fpl/Ftl)−D2・(Fpl/Ftl)−D1・(Fpl/Ftl)・(Flb/Fla)2
すなわち、はじめに、−D2・(Fpl/Ftl)−D1・(Fpl/Ftl)・(Flb/Fla)だけずらしておき、その位置を基準に後群光学系Gbの動き量に対して、(Fpl/Ftl)倍した値だけスキャン光学系26を動かせばよい。
また、前群光学系Gaのみが動く(δ=0)場合のスキャン光学系26の動かし方は以下の通りである。
この場合、式(1)または式(2)より、(1+A)=1、Zp=−(Fpl/Ftl)・{(D2−δ)+(D1+δ)・(Flb/Fla)}である。
D1=0,D2=0のとき、Zp=−Δ・(Fpl/Ftl)・(Flb/Fla)なので、前群光学系Gaの動き量に対して−(Fpl/Ftl)・(Flb/Fla)倍した値だけスキャン光学系26を動かせばよい。
また、D1=0の場合、Zp=−(Fpl/Ftl)・{D2+Δ・(Flb/Fla)}なので、はじめに、−D2・(Fpl/Ftl)だけずらしておき、前群光学系Gaの動き量に対して−(Fpl/Ftl)・(Flb/Fla)倍した値だけスキャン光学系26を動かせばよい。
また、D1,D2が0でない場合、Zp=−(Fpl/Ftl)・{D2+(D1+Δ)・(Flb/Fla)}なので、はじめに、−D2・(Fpl/Ftl)−D1・(Fpl/Ftl)だけずらしておき、前群光学系Gaの動き量に対して−(Fpl/Ftl)・(Flb/Fla)倍した値だけスキャン光学系26を動かせばよい。
本発明の一実施形態に係るレーザ走査型顕微鏡を示す全体構成図である。 図1のレーザ走査型顕微鏡に用いられる第1の実施形態に係るフォーカス調整ユニット(実施例1)を示す図である。 図2のフォーカス調整ユニットの前群光学系の前側焦点と対物レンズの後側焦点とを一致させた状態を示す図である。 図1のレーザ走査型顕微鏡に用いられる本実施形態に係るフォーカス調整ユニットの原理を説明する図である。 図2および図3の位置におけるフォーカス調整ユニットの前群光学系の変位と横倍率との関係を示すグラフである。 図2および図3の位置におけるフォーカス調整ユニットの前群光学系の変位と対物レンズの作動距離の変化量との関係を示すグラフである。 図1のレーザ走査型顕微鏡に用いられる実施例2のフォーカス調整ユニットを示す図である。 図7のフォーカス調整ユニットの前群光学系の前側焦点と対物レンズの後側焦点とを一致させた状態を示す図である。 図7および図8のフォーカス調整ユニットの後群光学系の変位と対物レンズの作動距離の変化量との関係を示すグラフである。 図7および図8のフォーカス調整ユニットの後群光学系の変位と横倍率との関係を示すグラフである。 図1のレーザ走査型顕微鏡に用いられる実施例3のフォーカス調整ユニットを示す図である。 図1のレーザ走査型顕微鏡に用いられる実施例3のフォーカス調整ユニットの変形例を示す図である。 図11および図12のフォーカス調整ユニットの後群光学系の変位と対物レンズの作動距離の変化量との関係を示すグラフである。 図11および図12のフォーカス調整ユニットの後群光学系の変位と横倍率との関係を示すグラフである。 図1のレーザ走査型顕微鏡に用いられる実施例4のフォーカス調整ユニットを示す図である。 図15のフォーカス調整ユニットの前群光学系の前側焦点と対物レンズの後側焦点とを一致させた状態を示す図である。 図7のフォーカス調整ユニットが前後に各々光軸方向に位置調整できるようになっている例を示す図である。 図1のレーザ走査型顕微鏡の変形例であって、光軸方向に移動可能なスキャン光学系を有するレーザ走査型顕微鏡の顕微鏡本体を示す図である。
符号の説明
A 試料
Ga 前群光学系
Gb 後群光学系
1 フォーカス調整ユニット
2 レーザ走査型顕微鏡(顕微鏡システム)
5 光ファイバ(光射出部)
6 コリメート光学系(第1のコリメート光学系)
8 ダイクロイックミラー(検出光分離手段)
9 近接ガルバノミラー(横方向走査手段)
10 瞳投影光学系
11 結像光学系
12 対物光学系
13 カップリング光学系(第2のコリメート光学系)
14 光ファイバ(光受光部)
18 レンズ駆動手段
26 スキャン光学系
27 瞳位置合わせ手段

Claims (11)

  1. 試料からの光を略平行光に変換する対物光学系と、該対物光学系からの略平行光を所定の位置に結像する結像光学系とを備える顕微鏡システムに使用され、前記対物光学系と前記結像光学系との間に配置され、前記対物光学系の作動距離を変化させるためにフォーカス調整ユニットであって、
    前記対物光学系側を前側、結像光学系を後側として、
    少なくとも前側から順に配置された、屈折力を有する前群光学系および後群光学系と、
    前記前群光学系を光軸方向に駆動して、両光学系の光軸方向の距離を相対的に変化させるレンズ駆動手段とを備え、
    前記前群光学系は、その前側焦点が前記対物光学系の後側焦点の近傍に位置するように配置され、
    以下の条件式(1)を満たすフォーカス調整ユニット。
    |D1a×Δs|/(Fla) ≦0.05 (1)
    ここで、
    Δs:前群光学系の全移動距離、
    D1a:前群光学系の移動で中間位置に来たときの前記対物光学系の後側焦点と前記前群光学系の前側焦点との間隔、
    Fla:前群光学系の焦点距離
    である。
  2. D1a=0
    である請求項1に記載のフォーカス調整ユニット。
  3. 前記前群光学系および前記後群光学系が、互いにアフォーカル光学系として成立する位置を中心として移動させられる請求項1または請求項2に記載のフォーカス調整ユニット。
  4. |Fla|>|Flb|
    である請求項1から請求項のいずれかに記載のフォーカス調整ユニット。
  5. 前記前群光学系の焦点距離が負の値である請求項に記載のフォーカス調整ユニット。
  6. 前記対物光学系の後側焦点が前記対物光学系の胴付位置より後側にある請求項に記載のフォーカス調整ユニット。
  7. 前記対物光学系の後側焦点と前記前群光学系の前側焦点の間隔を調整する調整機構を有する請求項1から請求項のいずれかに記載のフォーカス調整ユニット。
  8. 前記後群光学系の後側焦点が、前記結像光学系の前側焦点の近傍に配置されている請求項1から請求項のいずれかに記載のフォーカス調整ユニット。
  9. 前記後群光学系の後側焦点と前記結像光学系の前側焦点の間隔を調整する調整機構を有する請求項1から請求項のいずれかに記載のフォーカス調整ユニット。
  10. 試料からの光を集光する対物光学系と、
    該対物光学系により集光された光を所定の位置に結像する結像光学系と、
    請求項1から請求項のいずれかのフォーカス調整ユニットと、
    前記結像レンズの後側に配置され該結像レンズで所定の位置に結像された試料の像を平行光束にする瞳投影光学系と、
    該瞳投影光学系により略平行光束にされた光を横方向に走査する横方向走査手段と、試料を照明または励起する光を射出する光射出部と、試料からの光を受光する光受光部と、前記光射出部からの光を略平行光にする第1のコリメート光学系と、前記試料からの光を前記光受光部に集光する第2のコリメート光学系と、前記光射出部からの光と試料からの光とを分離する検出光分離手段とを備えるスキャン光学系とを備える光走査型顕微鏡。
  11. 前記スキャン光学系を前記瞳投影光学系の光軸方向に移動させて前記横方向走査手段近傍に瞳位置を一致させる瞳位置合わせ手段を備える請求項10に記載の光走査型顕微鏡。
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