JP5307326B2 - 輸送装置 - Google Patents
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Description
また、請求項5に記載の発明の輸送装置によれば、開口を有して被輸送物を収容する収容体の内部に回転体を備え、該回転体の回転に伴って被輸送物を輸送路内へ供給し、供給された前記被輸送物を前記輸送路内に圧送された輸送気体によって外部へ輸送する輸送装置において、前記回転体は、筒状に形成されて内域と外域とを連通する開口を周方向において複数有する外筒と、筒状に形成されて内域と外域とを連通する開口を有し前記外筒の内域に配置される内筒とを備え、外筒及び内筒の少なくとも一方が軸線を回転中心として回転し、この回転に伴って外筒の開口と内筒の開口との相対位置が変化することで、前記回転体は、外筒の収容体側外域と内筒の内域との連通面積が最大となる開状態と、外筒の収容体側外域と内筒の内域との連通面積が最小となる閉状態との間で変更配置され、前記収容体は、前記回転体の上方において前記回転中心に対して平行に延びる回転軸と、前記回転中心に沿って延びるように前記回転軸に支持された撹拌板とを備え、前記撹拌板は、前記回転軸に対して周方向に複数設けられており、前記撹拌板の先端同士の離間長さが前記外筒の開口同士の離間長さと同一になるように形成されており、前記回転軸の回転に伴って複数の前記撹拌板が揺動されることによって前記収容体に収容された被輸送物を撹拌する。
以下、本発明の輸送装置を具体化した実施形態1を図1〜図4に基づいて説明する。
図1は、被輸送物を輸送気体に混合させて輸送する輸送システム10の全体構成を概略的に示している。なお、本実施形態では、NC旋盤11を用いた金属製品の加工により生じた金属屑を被輸送物とする輸送装置20について説明する。この種の金属屑は硬質であるとともに、形状が複雑で均一ではなく、例えば螺旋状に渦巻いているものや、長さが数ミリメートルから数センチメートルのものが混在している。このような金属屑の種類としては鉄、鋳鉄、鋳鋼、アルミニウム等が挙げられる。
NC旋盤11を用いた金属加工により生じた金属屑は、その排出口11aからホッパー37を通して収容体21の内部に収容される。この状態で輸送装置20を作動すると、回転体22及び撹拌板52が回転して、収容された金属屑が撹拌装置23の撹拌板52によって撹拌され、回転体22まで速やかに落下していく。本実施形態では、撹拌板52を揺動するものであり、撹拌装置23に要する動力を抑制している。
(1)本実施形態では、撹拌装置23によって収容体21の内部に収容された金属屑が撹拌される。これにより、金属屑が収容体21の内部で塊状となって詰まることが抑制され、金属屑を円滑に輸送することができる。また、撹拌板52は回転体22の軸線方向における内ケース33の幅のほぼ全域にわたって形成されている。したがって、ある特定の部分だけ撹拌できないなどの不都合が起きず、効率よく撹拌することができる。
(実施形態2)
次に、実施形態2を図6及び図7にしたがって説明する。この実施形態では回転体が実施形態1と異なっている。なお、実施形態1と同様の構成部分は同一符号を付して説明を省略又は簡略する。
NC旋盤11を用いた金属加工により生じた金属屑は、ホッパー75の内部に収容される。この状態において、撹拌装置23の撹拌板52が回転するとホッパー75の内部に収容された金属屑は、撹拌板52によって撹拌され、塊状となったりせず、速やかに下方に向かって落ち出るとともにケーシング71内の各仕切り室Rに供給される。本実施形態では、撹拌装置23が、通路断面積が最も狭くなるホッパー75の最下方に設けられている。つまり、金属屑の詰りが発生しやすい場所に撹拌装置23が設けられている。
(14)本実施形態の撹拌板52は、回転体62に向けて移動する金属屑の通路を大きく2つに区画し、撹拌板52の揺動によって、一方の通路を主とする場合、他方の通路を主とする場合、一方の通路と他方の通路とを均等とする場合のように通路に変化を与える。この通路構成の変化によって金属屑の詰まりを抑制することができる。また、撹拌板52の構成は、ホッパー75の下部の外観形状を小さくしなくとも、その通路断面積については好適に絞り込むように設定することができる。
・ 上記実施形態1及び2では、被輸送物として金属屑を輸送する輸送システム10を採用したが、この被輸送物は金属屑に限られるものではない。すなわち、ガラス、プラスチック、板材、生ごみ、ビニール等の粉砕体や、セメント、木の粉等の粉体、あるいは、含水状態の粉体(ゲル様体)を輸送する輸送システムを採用してもよい。
(a) 開口を有して被輸送物を収容する収容体の内部に回転体を備え、該回転体の回転に伴って被輸送物を輸送路内へ供給し、供給された前記被輸送物を前記輸送路内に圧送された輸送気体によって外部へ輸送する輸送装置において、
前記回転体は、筒状に形成されて内域と外域とを連通する開口を有する外筒と、筒状に形成されて内域と外域とを連通する開口を有し前記外筒の内域に配置される内筒とを備え、外筒及び内筒の少なくとも一方が軸線を回転中心として回転し、この回転に伴って外筒の開口と内筒の開口との相対位置が変化することで、前記回転体は、外筒の外域と内筒の内域との連通面積が最大となる開状態と、外筒の外域と内筒の内域との連通面積が最小となる閉状態との間で変更配置される輸送装置。
(c) 開口を有する外筒と開口を有する内筒からなる回転体を有する輸送装置において、外筒の開口及び内筒の開口の周縁部の少なくとも一部に被輸送物の破砕を可能とする破砕刃を設けた輸送装置。
Claims (5)
- 開口を有して被輸送物を収容する収容体の内部に回転体を備え、該回転体の回転に伴って被輸送物を輸送路内へ供給し、供給された前記被輸送物を前記輸送路内に圧送された輸送気体によって外部へ輸送する輸送装置において、
前記収容体は、前記回転体の上方において前記回転体の回転軸線方向に対して平行に延びる回転軸と、前記回転軸線方向に沿って延びるように前記回転軸に支持される撹拌板とを備え、前記回転軸の回転に伴って複数の前記撹拌板が揺動されることによって前記収容体に収容された被輸送物を撹拌し、
前記撹拌板は、前記回転軸に対して周方向に複数設けられており、
複数の前記撹拌板の先端は、撹拌板が揺動範囲の中央に位置している状態において前記回転体側を指向しているとともに撹拌板の揺動に拘わらず前記収容体の内部壁面に当接しないことを特徴とする輸送装置。 - 前記回転体は、筒状に形成されて内域と外域とを連通する開口を有する外筒と、筒状に形成されて内域と外域とを連通する開口を有し前記外筒の内域に配置される内筒とを備え、外筒及び内筒の少なくとも一方が軸線を回転中心として回転し、この回転に伴って外筒の開口と内筒の開口との相対位置が変化することで、前記回転体は、外筒の収容体側外域と内筒の内域との連通面積が最大となる開状態と、外筒の収容体側外域と内筒の内域との連通面積が最小となる閉状態との間で変更配置される請求項1に記載の輸送装置。
- 前記撹拌板及び前記回転体は互いに連動されて所定角度範囲内を往復動回転するものであり、前記回転体に対する撹拌板の配置は回転体の開状態と閉状態とで同一となる請求項2に記載の輸送装置。
- 前記撹拌板は該撹拌板の回転軌跡の最下位置が前記回転体の外筒の最上部に近接配置されている請求項2又は請求項3に記載の輸送装置。
- 開口を有して被輸送物を収容する収容体の内部に回転体を備え、該回転体の回転に伴って被輸送物を輸送路内へ供給し、供給された前記被輸送物を前記輸送路内に圧送された輸送気体によって外部へ輸送する輸送装置において、
前記回転体は、筒状に形成されて内域と外域とを連通する開口を周方向において複数有する外筒と、筒状に形成されて内域と外域とを連通する開口を有し前記外筒の内域に配置される内筒とを備え、
外筒及び内筒の少なくとも一方が軸線を回転中心として回転し、この回転に伴って外筒の開口と内筒の開口との相対位置が変化することで、前記回転体は、外筒の収容体側外域と内筒の内域との連通面積が最大となる開状態と、外筒の収容体側外域と内筒の内域との連通面積が最小となる閉状態との間で変更配置され、
前記収容体は、前記回転体の上方において前記回転中心に対して平行に延びる回転軸と、前記回転中心に沿って延びるように前記回転軸に支持された撹拌板とを備え、
前記撹拌板は、前記回転軸に対して周方向に複数設けられており、前記撹拌板の先端同士の離間長さが前記外筒の開口同士の離間長さと同一になるように形成されており、前記回転軸の回転に伴って複数の前記撹拌板が揺動されることによって前記収容体に収容された被輸送物を撹拌することを特徴とする輸送装置。
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