JP5307077B2 - 電気泳動用ゲルカセット、およびプレキャストゲルカセットの製造方法 - Google Patents
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従来、電気泳動用のゲルを形成するために、実験者自らが所望の組成のゲル溶液を調製し、樹脂やガラス等によって形成された容器形状の電気泳動用ゲルカセットの内部にゲル溶液を充填してゲルを重合させていた。
近年、多くのサンプルを短時間に精度よく解析することが求められている。このため、実験者自らがゲルを作成する手間を省き、またゲルの品質のばらつきを抑える目的で、電気泳動に必要な組成および形状に予め成形されたプレキャストゲルカセットを用いることが知られている。
である。
また、本発明のプレキャストゲルカセットの製造方法によれば、分離ゲルと濃縮ゲルとの境界面に設置された溝構造または凸条構造によって分離ゲルと濃縮ゲルとの境界面を再現よく水平に形成することができる。このため、プレキャストゲルカセットを製造するときの不良品率を抑えることができる。
さらに、同製造方法によって製造されたプレキャストゲルカセットによれば、分離ゲルと濃縮ゲルとの境界面を溝構造または凸条構造によって再現よく水平に形成することができるので、このプレキャストゲルカセットを使用して電気泳動を行った場合においてシャープなバンドパターンが得られる可能性をさらに高めることができる。その結果、電気泳動を用いた解析の信頼性および検出感度を向上させることができる。
本発明に係る電気泳動用ゲルカセットを構成する第1および第2の電気泳動用ゲルカセット基材(1a、1b)の材質は、公知のガラス、PMMAなどのアクリル、高密度ポリエチレン、ポリエチレンテレフタレート、ポリプロピレン、ポリスチレンなどの材質が利用可能であるが、ゲル形成ならびに電気泳動等に影響を与えない材質であればこれらに限定されない。
本発明に係る溝構造(2)は、電気泳動用ゲル形成領域に充填される第1のゲルと第2のゲルとの境界部に位置し、電気泳動用ゲルカセット基材の内側表面に直線状に形成されている。電気泳動ゲルカセットに、この溝構造(2)の高さまで第1のゲル溶液を充填、重合させることにより、界面の均一な形成を達成しえる。なお、この溝構造(2)は、第1および第2の電気泳動用ゲルカセット基材(1a、1b)の内側表面の一方のみ、あるいは両方に対称的に形成する、いずれの場合でも差し支えないが、第1および第2の電気泳動用ゲルカセット基材(1a、1b)の材質が疎水性の場合、第1および第2の電気泳動用ゲルカセット基材(1a、1b)の内側表面の一方のみでは、もう一方の平滑面の疎水性が作用して、ゲル界面形成に影響を及ぼす可能性が考えられるため、両方に設置するのが好ましい。また、この溝構造(2)の幅ならびに深さは電気泳動に影響を与えない範囲であれば、特に限定されない。加えて、疎水性材質からなる電気泳動用ゲルカセット基材を用いた場合、電気泳動用ゲルカセット基材の内側表面または溝構造部分のいずれか、あるいは双方ともに親水化処理がなされていてもよい。
本発明に係る端面封止テープ(3)の材質としては、ゴム系、アクリル系、シリコン系ならびにウレタン系いずれも利用可能である。密着性ならびに密封性が高いものであれば特に限定されないが、電気泳動用ゲルカセットにゾル状のゲル溶液を充填すること、また、充填した電気泳動用ゲルカセットの保存性の観点から、水系溶媒に耐性のあること、ならびに、使用直前に着脱することの容易な材質がより好ましい。
本発明に係る電気泳動用ゲルである第1のゲルおよび第2のゲルは、サンプルをゲル中において電気泳動することによって、サンプル中に含まれる分子のサイズ、性状等の違いに基づいて分離するものであり、単にゲルと称することもある。電気泳動用ゲルは、ゲル中をサンプルが移動できるように、重合体分子が複雑な網目構造を形成している。ゲルを構成する主材料としてポリアクリルアミドまたはアガロースのように、従来から一般に電気泳動に用いられるゲル材料を好適に使用可能である。
次に、本実施形態の電気泳動用ゲルカセットの変形例の構成について、図3を参照して説明する。図3は、本変形例の電気泳動用ゲルカセット(10)の構成を示す図であり、a)は本発明の電気泳動用ゲルカセットの変形例の構成を示す正面図、b)はa)のX1−X1線における断面図である。なお、以下では、上述の実施形態において説明した電気泳動用ゲルカセット(1)と同様の構成を有する要素には同一の符号を付し、重複する説明を省略する。
また、電気泳動用ゲルカセット基材(11a)に形成された凸条構造(12)は、電気泳動用ゲルカセット基材(11b)側へ突出して形成されており、電気泳動用ゲルカセット基材(11b)に形成された凸条構造(12)は、電気泳動用ゲルカセット基材(11a)側へ突出して形成されている。本実施形態では、凸条構造(12)は互いに正対して配置されている。
第2のゲル溶液が第1のゲル溶液上に重層された後、第1のゲル溶液と第2のゲル溶液とを重合させるために電気泳動用ゲルカセット(10)を静置する。第1のゲル溶液および第2のゲル溶液の重合が終了したら、図3c)に示すように、重合した第1のゲル4の上に重合した第2のゲル5が積層された状態となる。これで、プレキャストゲルカセット(10A)の製造は終了し、乾燥を防止する適宜のパッケージにプレキャストゲルカセット(10A)を封入するなどの後工程へと進む。
図4a)は、溝構造(2)および凸条構造(12)を有していないプレキャストゲルカセットによって電気泳動を行う場合のシミュレーションをしたときの電気力線を示す図、図4b)は、溝構造(2)を有するプレキャストゲルカセット(1A)において同様のシミュレーションをしたときの電気力線を示す図、図4c)は、凸条構造(12)を有するプレキャストゲルカセット(10A)において同様のシミュレーションをしたときの電気力線を示す図である。
また、本シミュレーションにおいて電気泳動を行う対象とするサンプルとしては、リゾチームタンパク質(分子量14307Da、等電点11.1)を採用した。本シミュレーションでは、上記設定の下、リゾチームタンパク質が電気泳動されるときの電気力線を画面上に表示するように設定した。
〔1.材料および方法〕
(1−1.溝形成ならびに電気泳動用ゲルカセットの作成)
上述の特許文献1に記載の、アクリル樹脂製の2つの電気泳動ゲルカセット基材のゲル形成面上方に、幅1mmの直線の溝構造を、ゲル形成面の水平方向に形成させた。続いて、この2つの電気泳動ゲルカセット基材を、超音波溶着装置にて溶着することで作成した。
13%、または4%アクリルアミド、375mM トリス塩酸・pH8.8、0.1%過硫酸アンモニウム、0.1%テトラメチルエチレンジアミンを含むポリアクリルアミドゲル溶液を用いた。29.2%アクリルアミドー0.8%メチレンビスアクリルアミド混合溶液を添加して、ポリアクリルアミドゲル溶液中の、アクリルアミドの最終濃度が分離ゲルの場合は13%、濃縮ゲルの場合は4%になるように調製した。
上記の1−1.に示すようにして作成した電気泳動用ゲルカセットの下端面を端面封止テープにて封止した後、上端面より上記の分離ゲル溶液を溝形成部まで充填し、静置してゲルを重合させた。
本発明に係る電気泳動用ゲルカセットを用いて、ゲル形成試験を実施した。
次に、溝構造(2)を有する電気泳動用ゲルカセット(1)を用いてプレキャストゲルカセット(1A)を製造する実施例2について、実施例2において製造されたプレキャストゲルカセット(1A)を使用して電気泳動を行った結果とともに説明する。なお、本実施例に対する比較例として、溝構造(2)を有しない一般的な電気泳動用ゲルカセットを使用して溝構造(2)を有しないプレキャストゲルカセットを製造する例を示す。
図6a)および図6b)は、本発明の実施例2を説明するための図で、図6a)は本発明の電気泳動用ゲルカセット(1)を用いて製造されたプレキャストゲルカセット(1A)の構造を示す側面断面図、図6b)はプレキャストゲルカセット(1A)によって電気泳動を行った結果を示す写真である。また、図7a)は、実施例2に対する比較例として用いた一般的なプレキャストゲルカセットの構造を示す側面断面図、図7b)は、比較例のプレキャストゲルカセットによって電気泳動を行った結果を示す写真である。
また、本実施例におけるゲルの組成は、第1のゲル溶液は、13%ポリアクリルアミド溶液であり、第2のゲル溶液は、4%ポリアクリルアミド溶液である。すなわち、実施例2においては第1のゲル溶液は分離ゲルとなる溶液であり、第2のゲル溶液は濃縮ゲルとなる溶液である。
第1のゲル溶液の組成を下記表1に示す。
また、本実施例および比較例のプレキャストゲルカセットにおける4レーンを使用して電気泳動を行った結果、本実施例のプレキャストゲルカセット(1A)においては同一分子量のタンパク質からなるバンドは4レーンのそれぞれにおいて同距離の位置に泳動された。すなわち、溝構造(2)が形成されたプレキャストゲルカセット(1A)によって、シャープなバンドパターンが再現よく得られた。
また、本実施例では、第1のゲル溶液に対して第2のゲル溶液を重層する前に従来のように水を重層する必要がないので、プレキャストゲルカセット(1A)を製造するために要する作業時間が水を重層する場合よりも約30分短縮し、従来より簡易にプレキャストゲルカセット(1A)を製造することができた。
1a・第1の電気泳動用ゲルカセット基材
1b・第2の電気泳動用ゲルカセット基材
1c・電気泳動用ゲルカセットスペーサー
2・溝構造
3・端面封止テープ
4・第1のゲル
5・第2のゲル
10・電気泳動用ゲルカセット
11a・第1の電気泳動用ゲルカセット基材
11b・第2の電気泳動用ゲルカセット基材
12・凸条構造
A・電気泳動用ゲル形成領域
A1・第1のゲル形成領域
A2・第2のゲル形成領域
Claims (3)
- 板状に形成された第1の電気泳動用ゲルカセット基材と、前記第1の電気泳動用ゲルカセット基材に対して少なくとも一部が離間して配置された板状の第2の電気泳動用ゲルカセット基材とを備え、前記第1の電気泳動用ゲルカセット基材と前記第2の電気泳動用ゲルカセット基材との間が、互いに異なる第1のゲル溶液と第2のゲル溶液とを充填するための電気泳動用ゲル形成領域となる電気泳動用ゲルカセットであって、
前記第1の電気泳動用ゲルカセット基材と前記第2の電気泳動用ゲルカセット基材とのそれぞれにおいて前記電気泳動用ゲル形成領域を規定し互いに向き合う面の少なくともいずれかには、前記面に沿い且つ泳動方向に対して直交する方向へ延び、前記第1のゲル溶液が充填される第1のゲル形成領域と前記第2のゲル溶液が充填される第2のゲル形成領域とに前記電気泳動用ゲル形成領域を区分けする凸条構造が形成されている
ことを特徴とする電気泳動用ゲルカセット。 - 前記第1の電気泳動用ゲルカセット基材と前記第2の電気泳動用ゲルカセット基材とのそれぞれにおいて前記電気泳動用ゲル形成領域を規定し互いに向き合う面のそれぞれに、前記凸条構造が形成されていることを特徴とする請求項1に記載の電気泳動用ゲルカセット。
- 請求項1または2に記載の電気泳動用ゲルカセットを用いたプレキャストゲルカセットの製造方法であって、
前記第1のゲル形成領域に前記第1のゲル溶液を充填する第1充填工程と、
前記第2のゲル形成領域に前記第2のゲル溶液を充填する第2充填工程と、
を備えることを特徴とするプレキャストゲルカセットの製造方法。
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