JP5303777B2 - 特典情報提供装置、特典情報提供システム、特典情報提供方法、及びプログラム - Google Patents

特典情報提供装置、特典情報提供システム、特典情報提供方法、及びプログラム Download PDF

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Description

本発明は、特典情報提供方法に関する。
例えば、特許文献1には、顧客の商品購入履歴から累計購入金額を参照し、この金額に応じて、割引率や割引金額の異なるクーポンを発行するクーポン発行システムが開示されている。
また、特許文献2には、同時間帯の過去の発券実績と比較して、現在の発券枚数が少ないときは、インセンティブを強化するようインセンティブ情報を変更する販売促進システムが開示されている。
また、特許文献3には、来店客数や販売数量に応じて自動的に割引処理を行う商品販売データ処理装置が開示されている。
特開2007−299104号公報 特開2004−272463号公報 特開平7−160950号公報
本発明は、上述した背景からなされたものであり、来場者に提供する特典情報をより効果的に更新する特典情報提供装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明に係る特典情報提供装置は、既定の時間帯における来場者数と、既定の時間帯における特典情報の提供数とに基づいて、特典情報の更新を行うか否かを判断する判断手段と、前記判断手段による判断結果に応じて、来場者に提供する特典情報の内容を更新する更新手段とを有する。
好適には、前記判断手段は、前記来場者数と、前記提供数とに基づいて、既定の時間帯における特典情報の提供率を算出し、算出された提供率と、既定の基準値とを比較して、特典情報の更新を行うか否かを判断する。
好適には、前記特典情報は、商品又はサービスに対する値引き情報であり、前記判断手段は、算出された提供率が前記基準値未満である場合に、値引き情報の更新を行うと判断し、前記更新手段は、前記判断手段による判断結果に応じて、値引き率が上がるように値引き情報を更新する。
また、本発明に係る特典情報提供装置は、既定の時間帯における特典情報の提案回数と、既定の時間帯における特典情報の提供数とに基づいて、特典情報の更新を行うか否かを判断する判断手段と、前記判断手段による判断結果に応じて、来場者に提供する特典情報の内容を更新する更新手段とを有する。
また、本発明に係る特典情報提供システムは、既定の時間帯における来場者数を計数する来場者数計数手段と、既定の時間帯における特典情報の提供数を計数する提供数計数手段と、特典情報を来場者に提供する特典提供手段と、前記来場者数計数手段により計数された来場者数と、前記提供数計数手段により計数された提供数とに基づいて、特典情報の更新を行うか否かを判断する判断手段と、前記判断手段による判断結果に応じて、前記特典提供手段により提供される特典情報の内容を更新する更新手段とを有する。
好適には、来場者に対して、来場を促す来場インセンティブ情報を提供する来場インセンティブ提供手段をさらに有し、前記来場者数計数手段は、前記来場インセンティブ提供手段による来場インセンティブ情報の提供数に基づいて、来場者数を計数する。
また、本発明に係る特典情報提供方法は、コンピュータが、既定の時間帯における来場者数と、既定の時間帯における特典情報の提供数とに基づいて、特典情報の更新を行うか否かを判断し、コンピュータが、この判断結果に応じて、来場者に提供する特典情報の内容を更新する。
また、本発明に係るプログラムは、既定の時間帯における来場者数と、既定の時間帯における特典情報の提供数とに基づいて、特典情報の更新を行うか否かを判断するステップと、この判断結果に応じて、来場者に提供する特典情報の内容を更新するステップとコンピュータに実行させる。
本発明によれば、来場者に提供する特典情報をより効果的に更新できる。
[システム構成]
まず、特典情報提供システム1の全体構成を説明する。
図1は、特典情報提供システム1のシステム構成を例示する図である。
図1に例示するように、特典情報提供システム1は、クーポン提供装置10と、広告表示装置20と、管理サーバ30とを含む。
クーポン提供装置10は、特典情報提供装置の一例であり、来場者に対して特典情報を提供する。ここで、来場者とは、既定の場所(例えば、店舗、デパート、商店街、アミューズメント施設など)にいる人であり、本例では、商店街に来た顧客を具体例とする。また、特典情報とは、特典の付与に必要な情報であり、本例では、クーポン900に印字された割引情報を具体例とする。
本例のクーポン提供装置10は、来場者の操作を受け付けるタッチパネル100と、ポイントカードの挿入口102と、クーポン900を排出するクーポン排出口とを有する。
広告表示装置20は、画像の表示機能を有し、ユーザ端末40により登録されたキャンペーン情報を表示する。キャンペーン情報とは、商店街の各店舗が実施するキャンペーンに関する情報であり、各店舗が提供する特典(クーポンの持参者に対する割引)に関する情報も含まれる。
本例の広告表示装置20は、有線ケーブルを介してクーポン提供装置10に接続しており、クーポン提供装置10により管理されている特典情報(クーポン900の内容)を順番に表示する。
管理サーバ30は、サーバ装置であり、キャンペーン情報(特典情報が含まれうる)の登録を受け付け、受け付けたキャンペーン情報をクーポン提供装置10に登録する。
本例の管理サーバ30は、インターネットを介してユーザ端末40に接続しており、ユーザ端末40を介して、キャンペーン情報の新規登録、登録内容の変更削除などを受け付ける。
ユーザ端末40は、コンピュータ端末である。本例では、商店街の各店舗のコンピュータ端末をユーザ端末40Aとし、各店舗に商品などを供給するサプライヤのコンピュータ端末をユーザ端末40Bとする。すなわち、キャンペーン情報の登録及び変更は、商店街の各店舗で行うことができると共に、商品などのサプライヤでも行うことができる。
本例の特典情報提供システム1は、上記システム構成により、ユーザ端末40により登録されたキャンペーン情報に従って、特典情報の内容を更新しながら、特典情報が印字されたクーポン900を来場者に発行する。特に、クーポンによって顧客の購買意欲を高揚させることができるか否かは、クーポンを実際に配布してみないとわからないため、本例の特典情報提供システム1は、クーポンの発行率を監視しながら、クーポンに印字される特典情報を更新する。
図2は、クーポン提供装置10の機能構成と、管理サーバ30の機能構成とを例示する図である。
図2に例示するように、クーポン提供装置10には、ポイント発行プログラム5と、クーポン発行プログラム6とがインストールされており、さらに、販促情報管理データベース110(販促情報管理DB110)と、広告情報配信部800とが設けられている。
また、管理サーバ30には、販促情報受付部300と、販促情報更新部305とが設けられている。
ポイント発行プログラム5及びクーポン発行プログラム6は、例えば、CD−ROM等の記録媒体に記録されており、この記録媒体を介してクーポン提供装置10(図1)にインストールされる。なお、ポイント発行プログラム5及びクーポン発行プログラム6の一部又は全部は、ネットワークを介して、クーポン提供装置10にインストールされてもよい。また、ポイント発行プログラム5及びクーポン発行プログラム6の全部又は一部が、クーポン提供装置10内に設けられたASIC等のハードウェアによって実現されてもよい。
管理サーバ30において、販促情報受付部300は、キャンペーン情報の登録又は変更などを指示する情報を、ユーザ端末40から受け付ける。
販促情報更新部305は、販促情報受付部300により受け付けた情報(すなわち、キャンペーン情報の登録又は変更などを指示する情報)に応じて、販促情報管理DB110に管理されているキャンペーン情報を更新する。例えば、販促情報更新部305は、販促情報受付部300により受け付けた情報に応じて、キャンペーン情報の新規登録、登録されているキャンペーン情報の変更、又は、登録されているキャンペーン情報の削除などを販促情報管理DB110に指示する。
ポイント発行プログラム5は、ポイント付与部500と、来場数計数部505とを有する。
ポイント付与部500は、来場インセンティブ提供手段の一例であり、来場者に対して、来場を促す来場インセンティブ情報を提供する。
本例のポイント付与部500は、挿入口102から来場者のポイントカードが挿入されると、挿入されたポイントカードから顧客IDを読み取り、読み取られた顧客IDに対して来場ポイントを付与する。来場ポイントは、例えば、買い物代金の一部として利用することができる。
来場数計数部505は、来場者数計数手段の一例であり、既定の時間帯における来場者数を計数する。
本例の来場数計数部505は、ポイント付与部500により来場ポイントが付与されると、現在時刻が含まれる営業時間帯(以下、現在営業時間帯)の来場者数をカウントアップする。
クーポン発行プログラム6は、特典抽出部600と、クーポン発行部605と、発行数計数部610と、更新判断部615と、特典更新部620とを有する。
特典抽出部600は、ユーザ端末40により登録されたキャンペーン情報の中から、現在利用可能な特典情報を抽出し、抽出された特典情報のリストを来場者に提供する。
本例の特典抽出部600は、抽出された特典情報のリストをタッチパネル100に表示して、来場者による選択操作を受け付ける。
クーポン発行部605は、特典提供手段の一例であり、クーポン提供装置10のプリントエンジン(不図示)を制御して、特典情報をクーポン用紙に印字させる。
本例のクーポン発行部605は、特典抽出部600により抽出された特典情報のうち、来場者によって選択された特典情報をクーポン用紙に印字させ、特典情報が印字されたクーポンを排出させる。
発行数計数部610は、提供数計数手段の一例であり、既定の時間帯における特典情報の提供数を計数する。
本例の発行数計数部610は、クーポン発行部605により発行されるクーポンの発行数を営業時間帯毎に計数する。
更新判断部615は、判断手段の一例であり、既定の時間帯における来場者数と、既定の時間帯における特典情報の提供数とに基づいて、特典情報の更新を行うか否かを判断する。
より具体的には、更新判断手段615は、各営業時間帯における来場者数及びクーポン発行数に基づいて、各営業時間帯におけるクーポンの発行率を算出し、算出された発行率と、既定の基準値とを比較して、特典情報(すなわち、クーポンに印字すべき情報)の更新を行うか否かを判断する。ここで、クーポンの発行率とは、特典情報の提供率の一例であり、所定の来場者数当たりのクーポン発行数である。本例では、各特典情報についてクーポンの発行率が算出され、特典情報毎に更新を行うか否かが判断される。
本例の更新判断手段615は、来場数計数部505により計数された直前営業時間帯の来場者数(実績値)と、発行数計数部610により計数された直前営業時間帯の発行数(実績値)とに基づいて、直前営業時間帯におけるクーポンの発行率(実績値)を算出し、算出された直前営業時間帯のクーポンの発行率(実績値)と、この直前営業時間帯の発行率(予定値)とを比較して、直前営業時間帯における発行率の実績値が発行率の予定値を下回る場合に、割引率が上がるように特典情報を更新することを決定する。
特典更新部620は、更新手段の一例であり、更新判断手段615による判断結果に応じて、特典情報の内容を更新する。
本例の特典更新部620は、更新判断手段615により特典情報の更新を行う旨が決定された場合に、販促情報管理DB110に管理されているキャンペーンファイル120(図4を参照して後述)に従って、割引率が上がるように特典情報の内容を更新する。
広告情報配信部800は、販促情報管理DB110に管理されているキャンペーン情報の中から、広告表示装置20で表示すべきキャンペーン情報を抽出し、抽出されたキャンペーン情報を広告表示装置20に送信する。
本例の広告情報配信部800は、販促情報管理DB110に管理されている特典情報の中から、現在利用可能な特典情報を抽出し、抽出された特典情報の内容を順番に広告表示装置20に送信し表示させる。
次に、販促情報管理DB110により管理される情報を説明する。
図3及び図4は、販促情報管理DB110により管理されるファイルを例示する図である。
図3(A)に例示するように、販促情報管理DB110は、営業パターンファイル112を格納する。営業パターンファイル112には、営業のパターン(本例では、「平日営業」と「休日営業」)に対応付けて、各営業パターンにおける営業開始時刻、営業終了時刻、及び、営業時間帯が登録されている。営業時間帯とは、営業開始時刻から営業終了時刻までの間を、所定の時間幅で区切られた時間帯である。
また、図3(B)に例示するように、販促情報管理DB110は、来店実績ファイル114を格納する。来店実績ファイル114には、各営業日に対応付けて、その営業日の営業パターン(「平日営業」又は「休日営業」)、各営業時間帯における来場者数(「来店者数」)、当該営業日における総来場者数(「来店者実績」)、及び、直前営業時間帯(「現在済時間帯」)が登録されている。来店実績ファイル114に登録される来場者数は、来場数計数部505により計数された値である。
また、図3(C)に例示するように、販促情報管理DB110は、来店パターンファイル116を格納する。来店パターンファイル116には、営業パターン(「平日営業」又は「休日営業」)に対応付けて、各営業パターンにおける各営業時間帯の平均来場者数(図中の「時間帯別来店者数」)、及び、各営業パターンにおける一営業日の平均総来場者数(図中の「総来店者数」)が登録されている。平均来場者数とは、同一営業時間帯における来場者数の平均を営業パターン毎に算出したものである。同様に、平均総来場者数とは、一営業日における総来場者数の平均を営業パターン毎に算出したものである。
また、図3(D)に例示するように、販促情報管理DB110は、ポイント残高ファイル118を格納する。ポイント残高ファイル118には、各顧客の顧客IDに対応付けて、各顧客のポイント残高が登録されている。ポイント残高は、例えば、これまでに付与された来店ポイント及び買い物ポイントの合計から、使用したポイントを差し引いた値である。
また、図4に例示するように、販促情報管理DB110は、キャンペーンファイル120を格納する。キャンペーンファイル120には、キャンペーン名に対応付けて、キャンペーン情報が登録されている。キャンペーン情報には、キャンペーンの実施日(図中の「実施日」)、キャンペーンの「開始時間帯」及び「終了時間帯」、予定来場者数(図中の「予定来店者数」)、発行率の予定値(図中の「発行率(予定値)」)、発行枚数の予定値(図中の「発行枚数(予定値)」)、発行枚数の実績値(図中の「発行枚数(実績値)」)、発行率の実績値(図中の「発行率(実績値)」)、割引単位、割引下限値、値引き加算値、割引上限値、並びに、現在割引値が含まれている。なお、値引き加算値とは、特典情報(割引率)の更新が決定された場合の更新量である。すなわち、現在割引値は、更新判断部615による判断結果に応じて、割引下限値から割引上限値の間で更新され、一度の更新処理では、値引き加算値だけ更新される。
また、予定来場者数は、例えば、来店パターンファイル116に登録された同一営業パターンにおける同一営業時間帯の平均来場者数(時間帯別来店者数)である。さらに、発行率の予定値は、例えば、各営業時間帯の予定来場者数(キャンペーン実施時間帯における予定来場者数)と、ユーザ端末40から登録された配布数(予定値)とに基づいて算出された値である。
次に、特典情報提供システム1の動作を説明する。
図5は、クーポン提供装置10の動作(S10)を説明するフローチャートである。
図5に示すように、ステップ100(S100)において、クーポン提供装置10のポイント付与部500(図2)は、ポイントカードの挿入口102にポイントカードが挿入されると、挿入されたポイントカードから顧客IDを読み取る。
ステップ110(S110)において、ポイント付与部500は、読み取られた顧客IDに対して、来店ポイントを付与し、付与された来店ポイントに基づいて、販促情報管理DB110のポイント残高ファイル118(図3)を更新する。
ステップ120(S120)において、来場数計数部505は、ポイント付与部500が来店ポイントを付与したことを検知すると、販促情報管理DB110の来店実績ファイル114において、現在時刻が属する営業時間帯の来場者数(時間帯別来店者数)と、来店者実績(総来店者数)とに、それぞれ1を加算する。
ステップ130(S130)において、クーポン発行プログラム6は、クーポン発行処理を行う。
ステップ150(S150)において、クーポン提供装置10は、現在時刻が営業時間内であるか否かを判断する。
クーポン提供装置10は、現在時刻が営業時間内である場合に、S100の処理に戻り、現在時刻が営業時間外である場合(すなわち、営業時間が終了した場合)に、S160の処理に移行する。
ステップ160(S160)において、来場者数計数部505は、販促情報管理DB110の来店実績ファイル114(図3)を参照して、各営業時間帯の来場者数の平均値と、一日の総来場者数の平均値とを営業パターン毎に算出し、算出された時間帯別の平均退場者数及び平均総来場者数で、来店パターンファイル116の時間帯別来店者数及び総来店者数を更新する。
図6は、図5のクーポン発行処理(S130)をより詳細に説明するフローチャートである。
図6に示すように、ステップ132(S132)において、特典抽出部600は、販促情報管理DB110のキャンペーンファイル120を参照して、現在実施中のキャンペーン(現在利用可能な特典情報)を抽出する。具体的には、特典抽出部600は、キャンペーンファイル120に登録されている「実施日」、「開始時間帯」及び「終了時間帯」を参照して、現在日時に対応するキャンペーン情報を抽出する。
ステップ134(S134)において、特典抽出部600は、抽出されたキャンペーンの中から、クーポンの残枚数が存在するキャンペーンを抽出する。具体的には、特典抽出部600は、抽出されたキャンペーンそれぞれについて、発行枚数(予定値)と、発行枚数(実績値)とを比較し、発行枚数の実績値が予定値未満となるキャンペーンを抽出する。
クーポン提供装置10は、クーポンの残枚数が存在するキャンペーンがある場合に、S136の処理に移行し、クーポンの残枚数が存在するキャンペーンがない場合に、S144の処理に移行する。
ステップ136(S136)において、特典抽出部600は、抽出されたキャンペーンのキャンペーン名をタッチパネル100にリスト表示する。
ステップ138(S138)において、特典抽出部600は、リスト表示したキャンペーン名の選択操作を受け付ける。
クーポン提供装置10は、リスト表示されたキャンペーン名のいずれかが来場者により選択された場合に、S140の処理に移行し、いずれのキャンペーン名も選択されなかった場合に、S144の処理に移行する。
ステップ140(S140)において、クーポン発行部605は、クーポン提供装置10のプリントエンジンを制御して、選択されたキャンペーンの特典情報をクーポン用紙に印字させ、特典情報が印字されたクーポン900を排出させる。これにより、例えば、図8に例示するクーポン900が来場者に配布される。クーポン900には、例えば、特典情報として、割引を受けるための権利情報が記載されている。
ステップ142(S142)において、発行数計数部610は、クーポン発行部605によりクーポンが発行されると、発行されたクーポンのキャンペーンに対応する発行枚数(実績値)及び発行率(実績値)を更新する。具体的には、発行数計数部610は、販促情報管理DB110のキャンペーンファイル120の中から、発行されたクーポンのキャンペーンに対応するエントリ(発行枚数(実績値)及び発行率(実績値))を抽出し、抽出された発行枚数(実績値)に1を加算し、加算された発行枚数(実績値)に基づいて発行率(実績値)を再計算して、再計算された発行率(実績値)で更新する。
ステップ144(S144)において、クーポン提供装置10は、ポイントカードを返却する。
次に、特典情報の更新処理を説明する。
図7は、特典情報の更新処理(S20)を説明するフローチャートである。なお、本図の更新処理(S20)は、図5で説明したポイント付与処理及びクーポン発行処理と並行して実施される。
図7に示すように、ステップ200(S200)において、クーポン提供装置10の更新判断部615(図2)は、現在時刻をタイマなどから取得する。
ステップ210(S210)において、更新判断部615は、現在時刻が現在営業時間帯内である場合(すなわち、営業時間帯が切り替わっていない場合)、S200の処理に戻り、現在時刻が現在営業時間帯外である場合(すなわち、営業時間帯が切り替わった場合)、S220の処理に移行する。すなわち、更新判断部615は、現在の営業時間帯を来店実績ファイル114(図3)に書き込んでおき、書き込まれた営業時間帯の時間枠と、現在時刻とを比較して、書き込まれている営業時間帯の時間枠から現在時刻が外れた場合に、営業時間帯が切り替わったものと判断する。
ステップ220(S220)において、更新判断部615は、現在時刻が営業時間内であるか否かを判断し、現在時刻が営業時間内である場合に、S230の処理に移行し、現在時刻が営業時間外である場合に、特典情報の更新処理(S20)を終了する。
ステップ230(S230)において、更新判断部615は、キャンペーンファイル120の開始時間帯及び終了時間帯を参照して、現在実施中のキャンペーンを順に抽出する。
ステップ240(S240)において、更新判断部615は、抽出されたキャンペーンの発行率(予定値)と発行率(実績値)とを比較して、発行率(実績値)が発行率(予定値)未満である場合に、S250の処理に移行し、発行率(実績値)が発行率(予定値)以上である場合に、S260の処理に移行する。
ステップ250(S250)において、更新判断部615は、特典情報の更新を行うよう特典更新部620に指示する。
特典更新部620は、更新判断部615からの指示に応じて、キャンペーンファイル120に登録されている「値引き加算値」、「割引下限値」及び「割引上限値」に従って、キャンペーンファイル120の「現在割引値」を更新する。これにより、図8のクーポン900に印字される割引率(特典情報)がリアルタイムに変更される。
ステップ260(S260)において、更新判断部615は、現在実施中のキャンペーン全てについて更新の可否をチェックした場合に、S270の処理に移行し、現在実施中のキャンペーンのうち更新の可否をチェックしていないものが存在する場合に、S230の処理に戻る。
ステップ270(S270)において、更新判断部615は、現在の営業時間帯を、現在時刻が属する営業時間帯に更新して、S200の処理に戻る。
このように、本実施形態における特典情報提供システム1では、営業時間帯におけるクーポンの発行枚数と、この営業時間帯における来場者数とに基づいて、クーポンの発行率(実績値)を算出し、算出された発行率(実績値)が基準値(本例では、発行率の予定値)を下回る場合には、クーポンの内容(特典情報の内容)を自動的に更新する。
これにより、クーポンの魅力をその発行率から推定して、より魅力的な特典情報を動的に提供することができると期待される。また、クーポン自体には十分な魅力があるにも関わらず、クーポンの発行枚数が少ないという理由から不要に割引を行うことを防止することが期待できる。
[変形例]
次に、上記実施形態の変形例を説明する。
上記実施形態では、来店ポイントの付与回数を来場者数と擬制して、クーポンの発行率を算出しているが、他の方法で来場者数を見積もってもよい。
また、上記実施形態では、更新判断部615が、所定の来場者数あたりのクーポン発行数を発行率として算出し、算出された発行率に基づいて特典情報の更新を行うか否かを判断しているが、これに限定されるものではなく、例えば、営業時間帯におけるキャンペーンリストの提示回数(特典情報の提案回数)と、この営業時間帯におけるクーポンの発行数とに基づいて、キャンペーンリストの提示回数当たりの発行枚数を発行率として算出し、算出された提示回数当たりの発行枚数(発行率)に基づいて、特典情報の更新を行うか否かを判断してもよい。
また、上記実施形態では、キャンペーン情報の登録等に関する機能以外は、クーポン提供装置10に設けられているが、クーポン提供装置10の機能の一部を管理サーバ30に移して、クーポン提供装置10と管理サーバ30とが互いに協働して上記実施形態で説明した機能を実現してもよい。例えば、クーポン提供装置10の機能の一部(例えば、更新判断部615及び特典更新部620)を管理サーバ30に設けてもよい。
特典情報提供システム1のシステム構成を例示する図である。 クーポン提供装置10の機能構成と、管理サーバ30の機能構成とを例示する図である。 営業パターンファイル112、来店実績ファイル114、来店パターンファイル116及びポイント残高ファイル118を例示する図である。 キャンペーンファイル120を例示する図である。 クーポン提供装置10の動作(S10)を説明するフローチャートである。 図5のクーポン発行処理(S130)をより詳細に説明するフローチャートである。 特典情報の更新処理(S20)を説明するフローチャートである。 クーポン900を例示する図である。
符号の説明
1・・・特典情報提供システム
10・・・クーポン提供装置
110・・・販促情報管理データベース
20・・・広告表示装置
30・・・管理サーバ
300・・・販促情報受付部
305・・・販促情報更新部
40・・・ユーザ端末
5・・・ポイント発行プログラム
500・・・ポイント付与部
505・・・来場数計数部
6・・・クーポン発行プログラム
600・・・特典抽出部
605・・・クーポン発行部
610・・・発行数計数部
615・・・更新判断部
620・・・特典更新部
800・・・広告情報配信部

Claims (6)

  1. 既定の時間帯における来場者数と、既定の時間帯における特典情報の提供数とに基づいて、特典情報の更新を行うか否かを判断する判断手段と、
    前記判断手段による判断結果に応じて、来場者に提供する特典情報の内容を更新する更新手段と
    を有し、
    前記判断手段は、前記来場者数と、前記提供数とに基づいて、既定の時間帯における特典情報の提供率を算出し、算出された提供率と、既定の基準値とを比較して、特典情報の更新を行うか否かを判断する
    特典情報提供装置。
  2. 前記特典情報は、商品又はサービスに対する値引き情報であり、
    前記判断手段は、算出された提供率が前記基準値未満である場合に、値引き情報の更新を行うと判断し、
    前記更新手段は、前記判断手段による判断結果に応じて、値引き率が上がるように値引き情報を更新する
    請求項1に記載の特典情報提供装置。
  3. 既定の時間帯における特典情報の提案回数と、既定の時間帯における特典情報の提供数とに基づいて、特典情報の更新を行うか否かを判断する判断手段と、
    前記判断手段による判断結果に応じて、来場者に提供する特典情報の内容を更新する更新手段と
    を有する特典情報提供装置。
  4. 既定の時間帯における特典情報の提案回数と、既定の時間帯における特典情報の提供数とに基づいて、特典情報の更新を行うか否かを判断する判断手段と、
    前記判断手段による判断結果に応じて、来場者に提供する特典情報の内容を更新する更新手段と
    を有する特典情報提供システム。
  5. コンピュータが、既定の時間帯における特典情報の提案回数と、既定の時間帯における特典情報の提供数とに基づいて、特典情報の更新を行うか否かを判断し、
    コンピュータが、この判断結果に応じて、来場者に提供する特典情報の内容を更新する
    特典情報提供方法。
  6. 既定の時間帯における特典情報の提案回数と、既定の時間帯における特典情報の提供数とに基づいて、特典情報の更新を行うか否かを判断するステップと、
    この判断結果に応じて、来場者に提供する特典情報の内容を更新するステップと
    コンピュータに実行させるプログラム。
JP2008150020A 2008-06-09 2008-06-09 特典情報提供装置、特典情報提供システム、特典情報提供方法、及びプログラム Expired - Fee Related JP5303777B2 (ja)

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