JP5303303B2 - 流路切替スイッチおよびポジショナ - Google Patents
流路切替スイッチおよびポジショナ Download PDFInfo
- Publication number
- JP5303303B2 JP5303303B2 JP2009031196A JP2009031196A JP5303303B2 JP 5303303 B2 JP5303303 B2 JP 5303303B2 JP 2009031196 A JP2009031196 A JP 2009031196A JP 2009031196 A JP2009031196 A JP 2009031196A JP 5303303 B2 JP5303303 B2 JP 5303303B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- passage
- housing
- valve body
- switch
- valve
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 claims description 13
- 239000000428 dust Substances 0.000 abstract description 20
- 238000012423 maintenance Methods 0.000 description 9
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 6
- 238000004140 cleaning Methods 0.000 description 5
- 230000007246 mechanism Effects 0.000 description 4
- 238000005192 partition Methods 0.000 description 4
- 230000008713 feedback mechanism Effects 0.000 description 3
- 238000006073 displacement reaction Methods 0.000 description 2
- 230000005856 abnormality Effects 0.000 description 1
- 238000006243 chemical reaction Methods 0.000 description 1
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 1
- 230000005284 excitation Effects 0.000 description 1
- 230000000087 stabilizing effect Effects 0.000 description 1
- 239000000126 substance Substances 0.000 description 1
Images
Landscapes
- Servomotors (AREA)
- Lift Valve (AREA)
- Details Of Valves (AREA)
Description
このような流路切替スイッチ7を備えたポジショナ2において、調節弁1を自動制御する際には、流路切替スイッチ7をオートモードに切り替える。図17は流路切替スイッチ7をオートモードに切り替えた状態を示している。この場合、弁体7aは着座面11と着座部17が離間した弁開状態に保持され、ノズル通路14と背圧通路15とが共に空気供給通路12に連通した状態とされる。
一方、メンテナンスや零調整等のために調節弁1をマニュアルモードに切り替える場合は、弁体7aを回転させることによって図示左方向へ移動(前進)させ、弁体7aの着座面11を着座部17に当接させて弁閉状態とする(図18)。これにより、ノズル通路14と空気供給通路12との連通が遮断され、背圧通路15と空気供給通路12のみが連通状態となり、減圧弁28を操作して供給空気圧PSUPを変更することによって、調節弁1の開度を手動で調節することが可能となる。
〔参考例1〕
図1はこの発明に係る流路切替スイッチの実施の形態の説明に入る前の参考例(参考例1)を示す断面図である。同図において、図17と同一符号は図17を参照して説明した構成要素と同一或いは同等構成要素を示し、その説明は省略する。
この流路切替スイッチ100を備えたポジショナ2(図16)において、調節弁1を自動制御する際には、流路切替スイッチ100をオートモードに切り替える。図1は流路切替スイッチ100をオートモードに切り替えた状態を示している。この場合、弁体100aは着座面11と着座部17が離間した弁開状態に保持され、ノズル通路14と背圧通路15とが共に弁体100aの先端部に形成された流出口100a2を介して空気供給路12に連通した状態とされる。
一方、メンテナンスや零調整等のために調節弁1をマニュアルモードに切り替える場合は、弁体100aを回転させることによって図示左方向へ移動(前進)させ、着座面11を着座部17に当接させて弁閉状態とする(図2)。これにより、ノズル通路14と空気供給通路12との連通が遮断され、背圧通路15と空気供給通路12のみが連通状態となり、減圧弁28を操作して供給空気圧PSUPを変更することによって、調節弁1の開度を手動で調節することが可能となる。
図3は流路切替スイッチの他の参考例の第1例(参考例2)を示す断面図である。この参考例2の流路切替スイッチ101は、ハウジング(筐体)8の肉厚内に形成されたスイッチ収容部9内にOリングO1およびO2を介してねじ込まれる弁体101aを備え、弁体101aのくびれ部にテーパ状の着座面11が形成されており、弁体101aの後端部のねじ部101bに、図4に示す如く、平面カットされた段部101cが形成されている。なお、図3において、弁体101aについては、その断面ではなく、外観を示している。
この流路切替スイッチ101を備えたポジショナ2(図16)において、調節弁1を自動制御する際には、流路切替スイッチ101をオートモードに切り替える。図3は流路切替スイッチ101をオートモードに切り替えた状態を示している。この場合、弁体101aは着座面11と着座部17が離間した弁開状態に保持され、ノズル通路14と背圧通路15とが共に弁体101aの先端部に形成された流出口101a2を介して空気供給路12に連通した状態とされる。
一方、メンテナンスや零調整等のために調節弁1をマニュアルモードに切り替える場合は、弁体101aを回転させることによって図示左方向へ移動(前進)させ、着座面11を着座部17に当接させて弁閉状態とする(図5)。これにより、ノズル通路14と空気供給通路12との連通が遮断され、背圧通路15と空気供給通路12のみが連通状態となり、減圧弁28を操作して供給空気圧PSUPを変更することによって、調節弁1の開度を手動で調節することが可能となる。
異常時など緊急排気を行いた場合には、図6に示す如く、弁体101aを回転させることによって右方向へ移動(後退)させ、弁体101aの後端部のねじ部101bに形成されている段部101cをネジ溝からはみ出すようにする。これにより、背圧通路15への供給空気が逆流し、段部101cとハウジング8との隙間から排出されるものとなる。
図7は流路切替スイッチの他の参考例の第2例(参考例3)を示す断面図である。図8はこの参考例3の流路切替スイッチ102を用いたポジショナを示す断面図である。
次に、この流路切替スイッチ102による動作モードの切り替えを図9〜図12に基づいて説明する。図9はオートモード時の状態を示す図である。このオートモード時において、第1、第2のストップバルブ61,63は共に弁開状態に保持される。この状態においては、着座面67が着座部66から離間し、着座面81が着座部82から離間している。このため、空気供給通路12は、通路孔68,連通孔76,第1環状通路84,第2環状通路85を経てノズル通路14と背圧通路15に連通している。したがって、空気供給源PSよりパイロットリレー5を介して供給される一定の供給空気圧Psup は、ノズル13に供給され、そのノズル背圧PNをパイロットリレー5によって増幅し、その出力空気圧PO を駆動装置6に出力することにより調節弁1の弁開度が自動調整される。
図10はオートモードからマニュアルモードに切り替えた状態を示す図である。この状態においては、第1のストップバルブ61が閉止し、第2のストップバルブ63が開いている。第1のストップバルブ61を閉止するには、ドライバの先端部を溝83に差し込んで第1のストップバルブ61を前進方向に回転させ、着座面67を着座部66に当接させればよい。このマニュアルモードにおいては、空気供給通路12が通路孔68,連通孔76,第1環状通路84を介して背圧通路15と連通し、第1環状通路84と第2環状通路85の連通が遮断される。したがって、供給空気圧PSUPはノズル13に供給されず、ノズル背圧PNは供給空気圧PSUPと等しくなる。この場合、パイロットリレー5からは一定の出力空気圧PO (=PSUP)が駆動装置6に出力されるので、減圧弁28を操作し、PSUPを調節することで調節弁1の弁開度を調節できる。
図11はオートモードからフェイルモードに切り替えた状態を示す図である。この状態においては、第1のストップバルブ61が開き、第2のストップバルブ63が閉止している。第2のストップバルブ63を閉止するには、ドライバの先端部を溝87に差し込んで第2のストップバルブ63を前進方向に回転させ、着座面81を着座部82に当接させればよい。このフェイルモードにおいては、通路孔68と連通孔76の連通が遮断され、第2のストップバルブ63を閉止する直前のノズル背圧PNがノズル13を通って外部に排気される。そのため、ノズル背圧PNは零となる。この状態において、供給空気圧PSUPは消費されることがないので、減圧弁28を閉じて供給空気圧PSUPの供給を一時停止させる必要がなく、出力空気圧PO を零とすることができる。
図12はオートモードからホールドモードに切り替えた状態を示す図である。この状態においては、第1のストップバルブ61と第2のストップバルブ63が共に閉止しており、通路孔68と連通孔76の連通を遮断するとともに、第1環状通路84と第2環状通路85の連通を遮断している。したがって、閉止直前のノズル背圧PNが保持され、このノズル背圧PNに比例した出力空気圧PO によって調節弁1の開度を維持する。したがって、ノズル13の掃除、交換等のメンテナンスをポジショナ2が調節弁1の制御を維持した状態のままで行うことができる。
図13はこの発明に係る流路切替スイッチの一実施の形態(実施の形態1)を示す断面図である。この実施の形態1の流路切替スイッチ103は、ハウジング(筐体)8の肉厚内に形成されたスイッチ収容部9内にOリングO1〜O24介してねじ込まれる弁体103aを備えている。この弁体103aには、その先端にテーパ状の着座面11が形成されている。
この流路切替スイッチ103を備えたポジショナ2(図16)において、調節弁1を自動制御する際には、流路切替スイッチ103をオートモードに切り替える。図13は流路切替スイッチ103をオートモードに切り替えた状態を示している。この場合、弁体103aは着座面11を着座部17に着座させた状態に保持され、流入口103a1より流入した空気供給源PSからの供給空気は連通路103a5を通り、固定絞り18を通って通路Lに至り、ノズル通路14および背圧通路15へ送られる。
一方、メンテナンスや零調整等のために調節弁1をマニュアルモードに切り替える場合は、弁体103aを回転させることによって図示右方向へ移動(後退)させ、着座面11と着座部17とを離間させた状態とする(図14)。この場合、流入口103a1より流入した供給空気は連通路103a5を通り、固定絞り18および流出口103a3,103a4を通って通路Lに至り、ノズル通路14および背圧通路15へ送られる。
上述した実施の形態1では、流路切替スイッチ103を電空変換器4等を収納するハウジング(筐体)8に設けたが、パイロットリレー5のケース(筐体)44(図8)に設けるようにしてもよい。図15にパイロットリレー5のケース44に流路切替スイッチ103を設けた例を示す。この場合、ケース44の肉厚内にスイッチ収容部9を形成し、このスイッチ収容部9に弁体103aを収容する。また、弁体103aをケース44の外側から手動操作によって回転させることができるような構造とする。
Claims (2)
- 筐体の肉厚内に形成されたスイッチ収容部に前記筐体の外部から進退操作可能に収容される弁体を備え、前記弁体を弁座に着座させた状態と弁座から離間させた状態とでノズル通路および背圧通路に連通する通路への供給空気の流路を切り替える流路切替スイッチにおいて、
前記弁体の中央部に設けられた前記筐体の外部からの供給空気の流入口と、
前記弁体の先端部に設けられた前記筐体の外部からの供給空気の流出口と、
前記流入口と前記流出口とを連通する前記弁体に設けられた連通路と、
前記流入口を覆うようにして前記弁体の中央部に装着された前記連通路を通過する供給空気に混入する異物を除去するフィルタと、
前記弁体の先端部の外周面と前記スイッチ収容部の内壁面との間に装着された第1および第2のOリングとを備え、
前記流出口は、
前記ノズル通路および背圧通路に連通する通路に開口する第1の流出口と、
前記スイッチ収容部内の前記第1および第2のOリングとで仕切られる空間に開口する第2の流出口とを備え、
前記第1の流出口には固定絞りが設けられ、
前記弁体を弁座に着座させた状態では、
前記流入口より流入した前記筐体の外部からの供給空気が前記連通路を通り前記固定絞りのみを通って前記ノズル通路および背圧通路に連通する通路に至り、
前記弁体を弁座から離間させた状態では、
前記流入口より流入した前記筐体の外部からの供給空気が前記連通路を通り前記固定絞りおよび前記第2の流出口を通って前記ノズル通路および背圧通路に連通する通路に至る
ことを特徴とする流路切替スイッチ。 - 外部からの供給空気を利用して電気信号を空気圧信号に変換する電空変換器と、この電空変換器からの空気圧信号を増幅するパイロットリレーと、前記電空変換器を少なくとも収容する筐体とを備えたポジショナにおいて、
前記筐体は、
前記パイロットリレーへの空気圧信号を導く通路を備え、
この通路中に形成されたスイッチ収容部に前記筐体の外部から進退操作可能に請求項1に記載された流路切替スイッチの弁体が収容されている
ことを特徴とするポジショナ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009031196A JP5303303B2 (ja) | 2009-02-13 | 2009-02-13 | 流路切替スイッチおよびポジショナ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009031196A JP5303303B2 (ja) | 2009-02-13 | 2009-02-13 | 流路切替スイッチおよびポジショナ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2010185540A JP2010185540A (ja) | 2010-08-26 |
JP5303303B2 true JP5303303B2 (ja) | 2013-10-02 |
Family
ID=42766317
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2009031196A Active JP5303303B2 (ja) | 2009-02-13 | 2009-02-13 | 流路切替スイッチおよびポジショナ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5303303B2 (ja) |
Families Citing this family (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5130339B2 (ja) * | 2010-10-05 | 2013-01-30 | 株式会社鷺宮製作所 | 電動弁 |
JP5673015B2 (ja) * | 2010-11-24 | 2015-02-18 | 株式会社Ihi | サーボバルブ |
JP6291330B2 (ja) * | 2014-04-11 | 2018-03-14 | アズビル株式会社 | 空気圧変換装置 |
JP7084240B2 (ja) * | 2018-07-27 | 2022-06-14 | アズビル株式会社 | ポジショナの動作モード判定装置および方法 |
CN109826997B (zh) * | 2019-03-26 | 2023-09-22 | 无锡凯尔克仪表阀门有限公司 | 用于喷嘴挡板式定位器的节流结构 |
CN112594242B (zh) * | 2020-12-14 | 2023-04-28 | 河南平高电气股份有限公司 | 一种压力表阀 |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3028405B2 (ja) * | 1995-09-08 | 2000-04-04 | 株式会社山武 | ポジショナ |
JP4490700B2 (ja) * | 2004-02-17 | 2010-06-30 | 株式会社エスピー研究所 | ポジショナーのパイロット弁に用いる固定絞り装置 |
-
2009
- 2009-02-13 JP JP2009031196A patent/JP5303303B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2010185540A (ja) | 2010-08-26 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5303303B2 (ja) | 流路切替スイッチおよびポジショナ | |
US7090190B2 (en) | Flow control valve | |
US7857173B2 (en) | Solenoid control valve with quick-connect fittings for mating with an adhesive control module assembly of a hot melt adhesive dispensing system | |
US9086701B2 (en) | Pressure reducing apparatus | |
CN101128349B (zh) | 控制阀系统 | |
WO2018074460A1 (ja) | 混合ガス供給装置 | |
WO2012157398A1 (ja) | パイロット式減圧弁 | |
JP3028405B2 (ja) | ポジショナ | |
JP2007040513A (ja) | ポジショナーのパイロット弁 | |
US20120061606A1 (en) | Volume booster with variable asymmetry | |
JP7469131B2 (ja) | 流路切替機構およびポジショナ | |
CN211145501U (zh) | 模块化阀系统 | |
GB2448418A (en) | A filter unit | |
WO1988001706A1 (en) | Hydraulic pilot type direction control valve | |
JP4247576B2 (ja) | 排気弁 | |
WO2023281870A1 (ja) | バルブモジュール | |
JPH10337632A (ja) | 切削液・切削気体の供給装置 | |
JP6539820B2 (ja) | 開閉弁 | |
JP2018194067A (ja) | ポジショナ | |
KR101670992B1 (ko) | 유체 리타더의 충진 제어 장치 | |
JP2001025939A (ja) | 高圧クーラントバルブ | |
WO2023281871A1 (ja) | 流体制御システム及びバルブモジュール | |
WO2023079597A1 (ja) | 工具着座確認装置 | |
JP2006283967A (ja) | 比例電磁弁 | |
US20040163531A1 (en) | Machine comprising a safety valve for the supply of pressurised fluid |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20110927 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20121019 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20121106 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20121217 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20130618 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20130624 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 5303303 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |