JP5303215B2 - 干渉プラス雑音のレベルを推定するための方法および装置、ならびにコンピュータプログラム - Google Patents

干渉プラス雑音のレベルを推定するための方法および装置、ならびにコンピュータプログラム Download PDF

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Description

本発明は、受信パイロットシンボルの組を表す受信信号に影響を及ぼしている、干渉プラス雑音(interference plus noise)のレベルを、通信システム内で、推定するための方法に関する。
通信システムは、一般に、干渉および雑音を受ける。干渉は、通常、さまざまな装置またはさまざまなシステムによるシステムリソースの同時使用によって発生する、望ましくない受信信号を意味し、一方、雑音は、不完全なトランシーバ回路に主に起因する。
使用可能なさまざまなリソース上の、さまざまな装置が受ける干渉プラス雑音のレベルに関する知識は、堅牢な、干渉プラス雑音を意識した送信および受信技術による、システム性能の向上を可能にする。さらにこれは、干渉プラス雑音を意識した、効率的なリンク適応化およびリソース割り当ておよび管理の機構を可能にする。
例として、受信機側において、干渉プラス雑音レベルの知識は、堅牢な、最小平均二乗誤差(Minimum Mean Square Error)(MMSE)推定、等化、および検出のために使用されてもよく、そしてさらに、対数尤度比(Log Likelihood Ratios)(LLR)のような信頼性の高いソフトビットによる、向上したチャネル復号のためにも使用されてもよい。
適応的な変調および符号化(Adaptive Modulation and Coding)(AMC)、ハイブリッド自動再送要求(Hybrid-Automatic Repeat Request)(H−ARQ)、スケジューリング、電力制御、およびハンドオーバも、リンク適応化およびリソース割り当ておよび管理の機構の例であり、干渉プラス雑音レベルの知識によりシステム性能を向上させる可能性がある。
最新技術において、干渉プラス雑音のレベルの推定のための、いくつかのソリューションが提案されている。一部のソリューションは、平均レベルの推定を提供する。この平均は、受信信号が受ける伝播および干渉条件について、時間および周波数変動にわたって取られる。一方、その他のソリューションは、所与の周波数および時間インターバルにわたる、伝播および干渉条件の所与の実現について定義される、瞬間的レベルの推定を提供する。それらの細かい粒度のおかげで、所与の周波数および時間インターバルにわたる、瞬間的レベルの推定を扱うソリューションは、平均レベルソリューションよりも魅力的である。
所与の周波数および時間インターバルにわたる、干渉プラス雑音の瞬間的レベルの推定を扱うソリューションは、2つのカテゴリに分類される。第1のカテゴリは、信頼性の高いチャネル推定器の存在を仮定する、チャネル推定後(posterior-to-channel estimation)のソリューションを再グループ化する。このチャネル推定器は、所与の周波数および時間インターバルにわたる、瞬間的チャネルフェージングの正確な推定を提供する。一方、第2のカテゴリは、チャネル推定の前に(したがって、所与の周波数および時間インターバルにわたる、瞬間的チャネルフェージングの推定を使用せずに)実行可能な、チャネル推定前(prior-to-channel estimation)のソリューションを再グループ化する。
チャネル推定前のソリューションは、本質的に、チャネル推定後ソリューションよりも魅力的である。その理由は、第1に、それらはチャネル推定器の存在を必要としないため、実装がより単純であるからであり、第2に、それらはチャネル推定誤差の影響を受けないからであり、第3に、それらは、チャネル推定器の入力において干渉プラス雑音の正確なレベルを提供することにより、チャネル推定精度の向上を可能にするからである。しかし、チャネル推定前ソリューションの主要な課題は、チャネル推定出力を使用せずに、妥当な計算量において、高い精度を依然として達成することである。
BULTAN A他:『Channel estimation in noisy conditions using time-frequency domain filtering(時間−周波数領域フィルタリングを使用した、雑音のある条件におけるチャネル推定)』SIGNALS, SYSTEMS, AND COMPUTERS、1999、1999年10月24〜27日開催の第33回アシロマ会議の議事録、米国ニュージャージー州ピスカタウェイ、IEEE,US,vol.2、1999年10月24日、p.1642-1646, XP010373908、ISBN:0-7803-5700-0 GHOGHOL M他:『Improved channel estimation using superimposed training(重畳トレーニングを使用して改良されたチャネル推定)』SIGNAL PROCESSING ADVANCES IN WIRELESS COMMUNICATIONS、2004年7月11〜14日にポルトガル国リスボンにおいて開催された2004年IEEE第5回ワークショップ、米国ニュージャージー州ピスカタウェイ、IEEE、2004年7月11日、p.110-114, XP010805982、ISBN:0-7803-8337-0
本発明の目的は、したがって、チャネル推定の前に、かつ、低複雑度の実装において、干渉プラス雑音の瞬間的レベルを正確に推定することを可能にする、方法および装置を提案することである。
その目的のために、本発明は、受信パイロットシンボルの組を表す受信信号に影響を及ぼしている干渉プラス雑音のレベルを、通信システム内において、推定するための方法に関し、
本方法は、
−受信パイロットシンボルの組を、パイロットシンボルの対応する組によって除算するステップと、
−受信パイロットシンボルの除算された組を、フィルタによってフィルタリングするステップであって、フィルタの係数は、パイロットシンボルの組に影響を及ぼしている複数のチャネル係数の間の相関を表すチャネルフェージング相関行列の、最低固有値のうちの1つに関連付けられた固有ベクトルから決定される、ステップと、
−受信信号に影響を及ぼしている干渉プラス雑音のレベルを推定するために、フィルタの出力において得られたシンボルの絶対値の二乗の平均を出すステップと、を含むことを特徴とする。
本発明は、受信パイロットシンボルの組を表す送信された信号に影響を及ぼしている干渉プラス雑音のレベルを、通信システム内において、推定するための装置にさらに関し、
装置は、
−受信パイロットシンボルの組を、パイロットシンボルの対応する組によって除算するための手段と、
−受信パイロットシンボルの除算された組を、フィルタによってフィルタリングするための手段であって、フィルタの係数は、受信パイロットシンボルの組に影響を及ぼしている複数のチャネル係数の間の相関を表すチャネルフェージング相関行列の、最低固有値のうちの1つに関連付けられた固有ベクトルから決定される、手段と、
−受信信号に影響を及ぼしている干渉プラス雑音のレベルを推定するために、フィルタの出力において得られたシンボルの絶対値の二乗の平均を出すための手段と、を具備することを特徴とする。
したがって、チャネルフェージング相関行列の最低固有値のうちの1つに関連付けられた固有ベクトルから得られる係数を有するフィルタを使用することによって、受信信号の総エネルギーに対する、受信信号のうち送信されたパイロットシンボルを表す部分の寄与を無視することが可能になる。結果として、受信信号のうち干渉プラス雑音を表す部分の寄与のみが残り、それにより、フィルタリングされた信号のエネルギーから、干渉プラス雑音のエネルギーを推定することが可能になる。
特定の特徴によれば、係数は、チャネルフェージング相関行列の最低固有値に関連付けられた固有ベクトルから得られる。
したがって、チャネルフェージング相関行列の最低固有値に関連付けられた固有ベクトルから得られるフィルタ係数を使用することによって、受信信号の総エネルギーに対する、受信信号のうち送信されたパイロットシンボルを表す部分の寄与を無視することが可能になる。結果として、受信信号のうち干渉プラス雑音を表す部分の寄与のみが残り、それにより、フィルタリングされた信号のエネルギーから、干渉プラス雑音のエネルギーを推定することが可能になる。
特定の特徴によれば、係数は、チャネルフェージング相関行列の最低固有値に関連付けられた固有ベクトルから、および、対角行列であって、その係数はパイロットシンボルの組の関数である対角行列から得られ、方法は、結果として得られた平均エネルギーを、フィルタ係数とパイロットシンボルの組とから得られたスカラー値によって除算する、さらなるステップを含む。
したがって、本発明は、パイロットシンボルが、それらの絶対値を、単位値(unitary value)に等しくないようにする場合に、適用可能である。
特定の特徴によれば、パイロットシンボルの複数の組が、異なる複数の周波数サブキャリアおよび/または時間インターバル上で受信され、あるいは、周波数サブキャリアの異なる複数のグループおよび/または時間インターバルの異なる複数のグループ上で受信される。
したがって、異なる複数の周波数サブキャリアおよび/または時間インターバル上で、あるいは、周波数サブキャリアの異なる複数のグループおよび/または時間インターバルの異なる複数のグループ上で、干渉プラス雑音のレベルを推定することが可能である。
パイロットシンボルが、同じ時間インターバルにおいて、しかし、異なる周波数インターバル上で送信される場合、フィルタリングは、周波数次元上で実行される。チャネルフェージング相関行列は、この場合、パイロットシンボルの組に影響を及ぼしている複数のチャネル係数の間の周波数自己相関を表す。チャネルフェージング相関行列は、考慮されているシステムおよび環境に適したチャネル電力遅延プロファイルのモデルから決定される。
パイロットシンボルが、同じ周波数インターバル上で、しかし、異なる時間インターバル内で送信される場合、フィルタリングは、時間次元上で実行される。チャネルフェージング相関行列は、この場合、パイロットシンボルの組に影響を及ぼしているチャネル係数の間の時間自己相関を表す。チャネルフェージング相関行列は、考慮されているシステムおよび環境に適したチャネルドップラースペクトルのモデルから決定される。
パイロットシンボルが、異なる周波数インターバルおよび異なる時間インターバル上で送信される場合、フィルタリングは、周波数および時間の両方の次元上で実行される。チャネルフェージング相関行列は、この場合、パイロットシンボルの組に影響を及ぼしている複数のチャネル係数の間の、周波数および時間自己相関を表す。チャネルフェージング相関行列は、考慮されているシステムおよび環境に適した、チャネル電力遅延プロファイルおよびドップラースペクトルのモデルから決定される。
特定の特徴によれば、フィルタは、有限個の係数を含む有限インパルス応答フィルタである。
特定の特徴によれば、受信パイロットシンボルの組に影響を及ぼしている複数のチャネル係数の間の自己相関を表すチャネルフェージング相関行列は、チャネル電力遅延プロファイルおよびドップラースペクトルの、理論的または実験的なモデルから決定される。
したがって、パイロットシンボルの組に影響を及ぼしている複数のチャネル係数の間の相関を表す、チャネル相関行列は、オフラインで決定されてもよい。そして、フィルタの係数は、所与の周波数および時間インターバルにわたる、干渉プラス雑音のレベルを推定する装置のメモリ内に記憶されてもよい。
特定の特徴によれば、受信信号が、例えば不完全な同期に起因する、位相誤差を受ける場合、パイロットシンボルの組に影響を及ぼしている複数のチャネル係数の間の相関を表すチャネルフェージング相関行列は、位相誤差の統計的分布に関する入手可能な情報を考慮に入れることによって決定される。
したがって、パイロットシンボルの組に影響を及ぼしている複数のチャネル係数の間の相関を表すチャネル相関行列は、オフラインで決定されてもよい。フィルタの係数は、次に、所与の周波数および時間インターバルにわたる、干渉プラス雑音のレベルを推定する装置のメモリ内に記憶されてもよい。
さらに別の態様によれば、本発明は、プログラマブル装置内に直接ロード可能なコンピュータプログラムに関し、前記コンピュータプログラムは、プログラマブル装置上で実行された場合に、本発明による方法のステップを実施するための、命令またはコード部分を含む。
コンピュータプログラムに関する特徴および利点は、本発明による方法および装置に関して上に記載したものと同じなので、ここでは繰り返さない。
本発明の特性は、例示的実施形態の以下の説明を読むことにより、より明確に明らかになるであろう。以下の説明は、添付の図面を参照して提示される。
図1は、通信システムのアーキテクチャを表す図である。
通信システムにおいて、放射器20は、少なくとも1つの受信機10に、通信チャネル50を介して信号を送信する。信号は、パイロットシンボルまたはデータを表す。
例として、および非限定的な方法で、本発明は、直交周波数分割多重(OFDM)をベースとする無線通信システムに適用可能である。
好ましくは、信号は、周波数インターバルまたはサブキャリアのブロック上で、および/または、時間インターバルのブロック上で送信される。これらのブロックは、「リソースブロック」または「チャンク」と呼ばれる。1つのチャンクは、少なくとも1つの周波数サブキャリアと1つの時間インターバルとを含むか、あるいは、1つのチャンクは、周波数サブキャリア(好ましくは連続したもの)のグループ、または、時間インターバル(好ましくは連続したもの)のグループを含む。
本発明によれば、チャネル推定の前に、すなわち、瞬間的チャネルフェージングのいかなる推定も使用せずに、干渉プラス雑音のレベルが推定される。
本発明は、少なくとも1つのチャンク上の、干渉プラス雑音の瞬間的レベルの推定を提案する。このチャンクは、周波数サブキャリアおよび時間インターバルのものであり、少なくとも1つのパイロットシンボルがマッピングされている。
p個のパイロットシンボルを含むチャンクについて、n番目の受信パイロットシンボルは、次の標準形を有する。
Figure 0005303215
上式で、Esは、受信信号のうち送信されたパイロットシンボルを表す部分の受信エネルギーであり、hnは、瞬間的チャネルフェージングであり、snは、n番目の送信されたパイロットシンボルであり、vnはこれに対応するn番目の干渉プラス雑音成分(分散Evを有する)である。
上記の式で与えられるn番目の受信パイロットシンボルは、位相誤差なしを仮定している。位相誤差が発生する場合、n番目の受信パイロットシンボルは、次のように表されてもよい。
Figure 0005303215
上式で、φnは、n番目の受信パイロットシンボルに影響を及ぼしている位相誤差を示す。φnは、一般に、インターバル[φ0,φ1]内の一様分布によってモデル化され、φ0およびφ1は、考慮中のシステムに固有の2つのパラメータである。
本発明の発明者は、少なくとも1つの受信パイロットシンボルに、適切なフィルタリングを適用することによって、所与のチャンクに影響を及ぼしている干渉プラス雑音のレベルEvを正確に抽出することが可能であることを見出した。
長さLの、有限インパルス応答フィルタの係数の列ベクトルを、
Figure 0005303215
によって示すと、フィルタのm番目の出力は、
Figure 0005303215
として得られる。
上式で、[.]*は[.]の共役を示し、[.]Hは[.]の転置共役を示し、そして、
Figure 0005303215
は、フィルタのm番目の出力ymを提供するために使用される、L個の受信パイロットシンボルのベクトルに関連付けられている。
上記の式に示されているように、
Figure 0005303215
は、m番目のフィルタ出力ymを提供するために使用されるL個の受信パイロットシンボル{rl (m)}を、それらに対応するパイロットシンボル{sl (m)}で除算することによってもたらされる。
パイロットシンボルは、送信機および受信機によって知られているため、対応するパイロットシンボルは、送信機によって送信されたパイロットシンボルである。
所与のチャンクについて、フィルタの出力におけるシンボルのエネルギーを計算することによって、次が得られる。
Figure 0005303215
上式で、Mは、所与のチャンクに関連付けられたフィルタ出力の数を示す。
Figure 0005303215
は、次元L×Lの行列であり、次のように分解されてもよい。
Figure 0005303215
次元L×Lの行列
Figure 0005303215
は、L個のフィルタ入力の組に影響を及ぼしている複数のチャネル係数の実際の相関を表す。行列
Figure 0005303215
は、エルミート行列、すなわち、
Figure 0005303215
である。次元L×Lの行列
Figure 0005303215
は、対角行列であり、その要素は正で、かつ、以下で与えられるような、送信されたパイロットシンボルの関数である。
Figure 0005303215
所与のチャンクについての、フィルタ出力{ym}のエネルギーは、したがって、次のように書かれてもよい。
Figure 0005303215
上式で、SIR=Es/Evは、信号対干渉プラス雑音比(Signal to Interference plus noise Ratio)である。
上記の式中のSIRを含む第2項を、1よりもはるかに小さく保つやり方で、フィルタ
Figure 0005303215
の係数を選択することにより、干渉プラス雑音レベルEvの推定を、次のように抽出することができる。
Figure 0005303215
本発明によれば、最適なフィルタ
Figure 0005303215
の係数は、次の基準に従って決定される。
Figure 0005303215
上記の最小化問題に対する解は、
Figure 0005303215
として見出され、上式で、
Figure 0005303215
は、行列
Figure 0005303215
の最小固有値に関連付けられた固有ベクトルであり、上式で、
Figure 0005303215
は、行列
Figure 0005303215
の要素の平方根の逆数から構成される対角行列である。
一変形においては、
Figure 0005303215
は、行列
Figure 0005303215
の最小固有値のうちの1つに関連付けられた固有ベクトルであることに、ここで留意すべきである。
その変形によれば、
Figure 0005303215
は、所定のしきい値未満の最小固有値のうちの1つに関連付けられた固有ベクトルである。
実際のチャネル相関行列
Figure 0005303215
についての近似を使用し、そして、行列
Figure 0005303215
の知識を有していれば、最適フィルタ
Figure 0005303215
は、所与のフィルタサイズLについて、オフラインで決定されてもよい。
チャネル相関行列
Figure 0005303215
は、チャネルの、電力遅延プロファイルおよびドップラースペクトルの、理論的または実験的なモデルから決定され、そして位相誤差がある場合には、さらに位相誤差の理論的または実験的な統計的分布から決定されるということに、ここで留意すべきである。
第1の例として、第三世代パートナーシッププロジェクト(Third Generation Partnership Project)(3GPP)−ロングタームエボリューション(Long Term Evolution)(LTE)においてアップリンクエアインタフェースのために規定された、シングルキャリア周波数分割多元接続(Single Carrier Frequency Division Multiple Access)(SC−FDMA)において、長さL=3の有限インパルス応答フィルタが、隣接する複数のサブキャリア上で伝送される12個のパイロットシンボルの入力セットに対して適用される場合、最大遅延が4.6875μsのガードインターバル期間(システムに固有のパラメータ)に等しい矩形の電力遅延プロファイルから、チャネル相関行列
Figure 0005303215
の以下の近似
Figure 0005303215
が得られる。
Figure 0005303215
最適なフィルタ係数は、したがって、
Figure 0005303215
として見出される。
3GPP−LTEでSC−FDMAシステムについて規定されているように、パイロットシンボルは、要素の絶対値がすべて単位値に等しいZadoff-Chuシーケンスから決定され、したがって、行列
Figure 0005303215
は、恒等行列に等しいということに、ここで留意すべきである。
そのような場合、最小化問題
Figure 0005303215
に対する解は、
Figure 0005303215
として見出され、上式で、
Figure 0005303215
は、チャネル相関行列
Figure 0005303215
の最小固有値に関連付けられた固有ベクトルであり、
Figure 0005303215
によって与えられる干渉プラス雑音レベルの推定は、
Figure 0005303215
であるため、
Figure 0005303215
に単純化される。
第2の例として、3GPP−LTEにおいてダウンリンクエアインタフェースのために規定された、直交周波数分割多元アクセス(Orthogonal Frequency Division Multiple Access)(OFDMA)システムにおいて、長さL=7の有限インパルス応答フィルタが、6に等しい規則的なインターバルを有する異なるサブキャリア上で伝送される10個のパイロットシンボルの入力セットに対して適用される場合、チャネル電力遅延プロファイルの実験的モデルと、インターバル[0,13°]内での位相誤差の一様分布とから、チャネル相関行列
Figure 0005303215
の近似
Figure 0005303215
が決定される。
Figure 0005303215
の最小固有値に関連付けられた固有ベクトルによって与えられる、最適なフィルタの係数は、
Figure 0005303215
として見出される。
3GPP−LTEでOFDMAシステムについて規定されているように、パイロットシンボルは、要素の絶対値がすべて単位値に等しいZadoff-Chuシーケンスから決定され、したがって、行列
Figure 0005303215
は、恒等行列に等しいということに、ここで留意すべきである。
そのような場合、最小化問題
Figure 0005303215
に対する解は、
Figure 0005303215
として見出され、上式で、
Figure 0005303215
は、チャネル相関行列
Figure 0005303215
の最小固有値に関連付けられた固有ベクトルであり、
Figure 0005303215
によって与えられる干渉プラス雑音レベルの推定は、
Figure 0005303215
であるため、
Figure 0005303215
に単純化される。
図2は、本発明による受信機のブロック図である。
受信機10は、バス201によって一緒に接続された構成要素に基づくアーキテクチャと、図4で開示されるプログラムによって制御されるプロセッサ200とを有する。
バス201は、プロセッサ200を、読み出し専用メモリROM202と、ランダムアクセスメモリRAM203と、インタフェース206とに結び付ける。
メモリ203は、変数を受信することを目的としたレジスタと、図4で開示されるアルゴリズムに関連するプログラム命令とを含む。
プロセッサ200は、全体の動作と、インタフェース206とを制御する。
読み出し専用メモリ202は、図4で開示されるアルゴリズムに関連するプログラムの命令を含み、命令は、受信機の電源が入れられた場合、ランダムアクセスメモリ203に転送される。
インタフェース206は、少なくとも1つの、干渉レベル推定装置を含む。干渉レベル推定装置については、図3を参照してより詳細に後述する。
インタフェース206は、例えば、電力線ネットワーク(electric power line network)または公衆交換電話網(public switched telephone network)(PSTN)のような、有線ネットワークに接続される。
別の実現のモードにおいては、インタフェース206は、少なくとも1つのアンテナを含み、そして、無線インタフェースである。
図3は、本発明による受信機のインタフェース内に含まれる、干渉レベル推定装置のブロック図である。
干渉レベル推定装置30は乗算器300を具備する。乗算器300は、データベクトル
Figure 0005303215

Figure 0005303215
を形成するために、受信パイロットシンボルr0〜rN-1を、パイロットシンボルs0〜sN-1の逆数によって乗算する。すなわち、受信パイロットシンボルr0〜rN-1を、パイロットシンボルs0〜sN-1で除算する。
干渉レベル推定装置30は、本発明によれば、フィルタ310を具備する。フィルタ310の係数[c0,…,cL-1Tは、
Figure 0005303215
から決定され、上式で、
Figure 0005303215
は、行列
Figure 0005303215
の最小固有値に関連付けられた固有ベクトルである。
チャネル相関行列
Figure 0005303215
は既知でないため、チャネル相関行列の近似
Figure 0005303215
が選択される。近似
Figure 0005303215
は、チャネルの、理論的または実験的な、電力遅延プロファイルおよびドップラースペクトルを仮定して、そして受信機における位相誤差がある場合は、さらに、位相誤差の統計情報に関して得られる情報も考慮に入れて、選択される。
各データベクトル
Figure 0005303215
は、出力フィルタ
Figure 0005303215
を形成するために、有限インパルス応答フィルタ310によってフィルタリングされる。上式で、mは、0からM=N−L+1までの範囲であり、x(m) lは、フィルタ310のm番目の出力ymを提供するためにフィルタ310のl番目の係数によって乗算される、除算されたパイロットシンボルである。
干渉レベル推定装置30は、次の式に従ってフィルタ310の出力のエネルギーを計算する、エネルギー計算モジュール320をさらに具備する。
Figure 0005303215
干渉レベル推定装置30は乗算器330をさらに具備する。乗算器330は、干渉プラス雑音レベルEvの推定
Figure 0005303215
を得るために、計算されたエネルギーを、
Figure 0005303215
に等しい倍率によって乗算する。
図4は、本発明に従って干渉レベルを推定するために、受信機によって実行されるアルゴリズムである。
ステップS400において、パイロットシンボルが受信される。
次のステップS401において、データベクトル
Figure 0005303215

Figure 0005303215
を形成するために、受信パイロットシンボルr0〜rN-1は、パイロットシンボルs0〜sN-1によって除算され、ここで、
Figure 0005303215
であり、mは、0〜M−1の範囲である。
次のステップS402において、各データベクトル
Figure 0005303215
は、それぞれ関連する出力フィルタymを提供するためにフィルタリングされる。
次のステップS403において、フィルタ出力のエネルギーが、次の式に従って計算される。
Figure 0005303215
次のステップS403において、干渉プラス雑音レベルEvの推定
Figure 0005303215
を得るために、計算されたエネルギーは、
Figure 0005303215
に等しい倍率によって乗算される。
図5は、3GPP LTEでアップリンクエアインフェースのために規定された、シングルインプットシングルアウトプット(SISO)の状況、すなわち放射器における1つのアンテナおよび受信機における1つのアンテナにおいて、帯域幅20MHzのSC−FDMAシステムに、上記で決定されたフィルタを使用する場合の、干渉プラス雑音推定方法の性能を示す。
性能は、デシベル(dB)dB単位での二乗平均平方根誤差(Root Mean Square Error)(RMSE)・対・dB単位でのSIR比によって評価される。RMSEが低いほど推定の精度は高い。
曲線500は、位相誤差が発生しない場合のRMSE性能を示し、一方、曲線501は、位相誤差がインターバル[0,13°]内での一様分布に従って発生する場合のRMSE性能を示す(後者の値13°は、実験データから得られる)。チャネルモデルは、図7に詳細に示すITU Vehicular Aである。
図5から、提案されるフィルタは、位相誤差がある場合でもない場合でも、30dBまでのSIRに対してRMSEが1.5dB未満であることに反映される、高い推定精度を達成することが示される。曲線501では、30dBを超える非常に高いSIRにおいてのみ、位相誤差が、わずかに性能を低下させることが示されている。
図5に示す性能は、いくつかのチャネルモデルについて、ほぼ同じに保たれることに、ここで留意することが重要である。
マルチプルインプットマルチプルアウトプット(MIMO)の状況、すなわち放射器における複数のアンテナおよび受信機における複数のアンテナでは、平均化のために使用されるパイロットの数がより多いおかげで、RMSEは大幅に低下して理想的な理論的下限に近付くということも、指摘しておく価値がある。
図6は、3GPP LTEでダウンリンクエアインフェースのために規定された、シングルインプットシングルアウトプット(SISO)の状況、すなわち放射器における1つのアンテナおよび受信機における1つのアンテナでの、帯域幅10MHzのOFDMAシステムに、適切なフィルタを使用する場合の、干渉プラス雑音推定方法の性能を示す。
性能は、dB単位での二乗平均平方根誤差(RMSE)・対・dB単位でのSIR比によって評価される。RMSEが低いほど推定の精度は高い。曲線600は、位相誤差が発生しない場合のRMSE性能を示し、一方、曲線601は、位相誤差がインターバル[0,13°]内での一様分布に従って発生する場合のRMSE性能を示す(後者の値13°は、実験データから得られる)。チャネルモデルは、図7に詳細に示すITU Vehicuar Aである。
図6から、提案されるフィルタは、位相誤差がある場合でもない場合でも、30dBまでのSIRに対してRMSEが2dB未満であることに反映される、高い推定精度を達成することが示される。曲線601では、30dBを超える非常に高いSIRにおいてのみ、位相誤差が、RMSE性能を低下させることが示されている。
図6に示す性能は、いくつかのチャネルモデルについて、ほぼ同じに保たれることに、ここで留意することが重要である。
マルチプルインプットマルチプルアウトプット(MIMO)の状況、すなわち放射器における複数のアンテナおよび受信機における複数のアンテナでは、平均化のために使用されるパイロットの数がより多いおかげで、RMSEは大幅に低下して理想的な理論的下限に近付くということも、指摘しておく価値がある。
図7は、国際電気通信連合(International Telecommunication Union)によって与えられるチャネルモデルVehicular Aである。
チャネルモデルVehicular Aは、6つの経路を有し、移動端末の変位速度30km/hを考慮する。最大ドップラー周波数は、55.56Hzに等しい。
減衰電力は、第1の経路については0dBに等しく、第2の経路については−1dBに等しく、第3の経路については−9dBに等しく、第4の経路については−10dBに等しく、第5の経路については−15dBに等しく、第6の経路については2.5dBに等しい。
伝播遅延は、第1の経路については0μsに等しく、第2の経路については0.31μsに等しく、第3の経路については0.71μsに等しく、第4の経路については1.09μsに等しく、第5の経路については1.73μsに等しく、第6の経路については2.51μsに等しい。
当然のことながら、上述の本発明の実施形態に対して、多くの修正が、本発明の範囲を逸脱することなく行われてもよい。
通信システムのアーキテクチャを表す図である。 本発明による受信機のブロック図である。 本発明による受信機内に含まれる、干渉プラス雑音レベル推定装置のブロック図である。 本発明に従って干渉プラス雑音レベルを推定するために、受信機によって実行されるアルゴリズムである。 シングルインプットシングルアウトプット(SISO)の状況での、帯域幅20MHzのSC−FDMAシステムに、適切なフィルタを使用する場合の、干渉プラス雑音推定方法の性能を示す。 シングルインプットシングルアウトプット(SISO)の状況での、帯域幅10MHzのOFDMAシステムに、適切なフィルタを使用する場合の、干渉プラス雑音推定方法の性能を示す。 国際電気通信連合によって与えられるチャネルモデルVehicular Aである。

Claims (10)

  1. 受信パイロットシンボルの組を表す受信信号に影響を及ぼしている干渉プラス雑音のレベルを、通信システム内において、推定するための方法であって、
    前記方法は、
    −受信パイロットシンボルの前記組を、パイロットシンボルの対応する組によって除算するステップであって、前記対応するパイロットシンボルは、送信機によって送信されたパイロットシンボルである、ステップと、
    −受信パイロットシンボルの前記除算された組を、フィルタによってフィルタリングするステップであって、前記フィルタの係数は、パイロットシンボルの前記組に影響を及ぼしている複数のチャネル係数の間の自己相関を表すチャネルフェージング相関行列の、最低固有値のうちの1つに関連付けられた固有ベクトルから決定される、ステップと、
    −前記受信信号に影響を及ぼしている干渉プラス雑音の前記レベルを推定するために、前記フィルタの出力において得られたシンボルの絶対値の二乗の平均を出すステップと、を含み、
    受信パイロットシンボルの前記組に影響を及ぼしている前記複数のチャネル係数の間の自己相関を表す前記チャネルフェージング相関行列は、チャネル電力遅延プロファイルおよびドップラースペクトルの、理論的または実験的なモデルから決定される
    ことを特徴とする、方法。
  2. 前記フィルタの前記係数は、前記チャネルフェージング相関行列の最低固有値に関連付けられた固有ベクトルから得られることを特徴とする、請求項1に記載の方法。
  3. 前記係数は、前記チャネルフェージング相関行列の最低固有値に関連付けられた固有ベクトルから、および、対角行列から得られ、前記対角行列の係数はパイロットシンボルの前記対応する組の関数であることを特徴とし、かつ、
    前記方法は、結果として得られた平均エネルギーを、前記フィルタ係数とパイロットシンボルの前記対応する組とから得られたスカラー値によって除算する、さらなるステップを含むことを特徴とする、請求項2に記載の方法。
  4. パイロットシンボルの複数の組が、
    異なる周波数サブキャリアおよび/または時間インターバル上で受信され、あるいは、
    周波数サブキャリアの異なる複数のグループおよび/または時間インターバルの異なる複数のグループ上で受信される
    ことを特徴とする、請求項1〜3のいずれか一項に記載の方法。
  5. 前記フィルタは、有限個の係数を含む有限インパルス応答フィルタであることを特徴とする、請求項3に記載の方法。
  6. 受信パイロットシンボルの前記組に影響を及ぼしている前記複数のチャネル係数の間の自己相関を表す前記チャネルフェージング相関行列は、さらに、位相誤差の統計的分布に関して得られる情報を考慮に入れることによって決定されることを特徴とする、請求項1〜5のいずれか一項に記載の方法。
  7. 受信パイロットシンボルの組を表す受信信号に影響を及ぼしている干渉プラス雑音のレベルを、通信システム内において、推定するための装置であって、
    前記装置は、
    −受信パイロットシンボルの前記組を、パイロットシンボルの対応する組によって除算するための手段であって、前記対応するパイロットシンボルは、送信機によって送信されたパイロットシンボルである、手段と、
    −受信パイロットシンボルの前記除算された組を、フィルタによってフィルタリングするための手段であって、前記フィルタの係数は、受信パイロットシンボルの前記組に影響を及ぼしている複数のチャネル係数の間の自己相関を表すチャネルフェージング相関行列の、最低固有値のうちの1つに関連付けられた固有ベクトルから決定される、手段と、
    −前記受信信号に影響を及ぼしている干渉プラス雑音の前記レベルを推定するために、前記フィルタの出力において得られたシンボルの絶対値の二乗の平均を出すための手段と、を具備し、
    受信パイロットシンボルの前記組に影響を及ぼしている前記複数のチャネル係数の間の自己相関を表す前記チャネルフェージング相関行列は、チャネル電力遅延プロファイルおよびドップラースペクトルの、理論的または実験的なモデルから決定される
    ことを特徴とする、装置。
  8. 前記係数は、前記チャネルフェージング相関行列の最低固有値に関連付けられた固有ベクトルから得られることを特徴とする、請求項に記載の装置。
  9. 前記係数は、前記チャネルフェージング相関行列の最低固有値に関連付けられた固有ベクトルから、および、対角行列から得られ、前記対角行列の係数はパイロットシンボルの前記対応する組の関数であることを特徴とし、かつ、
    前記装置は、結果として得られた平均エネルギーを、前記フィルタ係数とパイロットシンボルの前記対応する組とから得られたスカラー値によって除算するための手段をさらに具備することを特徴とする、請求項に記載の装置。
  10. プログラマブル装置内に直接ロード可能なコンピュータプログラムであって、前記コンピュータプログラムは、プログラマブル装置上で実行された場合に、請求項1〜のいずれか一項に記載の方法のステップを実施するための、命令またはコード部分を含む、コンピュータプログラム。
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