JP2004159277A - 無線通信システムのチャネルを介して受信した変調信号のシンボルを検出する方法およびシステム - Google Patents

無線通信システムのチャネルを介して受信した変調信号のシンボルを検出する方法およびシステム Download PDF

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シャオハン・マ
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Abstract

【課題】無線通信システムの複数のチャネルを介して受信した変調信号のシンボルを検出する。
【解決手段】チャネルを介して伝送されるシンボルがまず、パイロットシンボルからの、または前に推定されたシンボルからのいずれかからのチャネル推定値に基づいて推定され、次いで、チャネル推定値が更新される。更新されたチャネル情報を使用し、対数尤度関数の期待値を最大化することによってシンボルの次の推定値が計算される。次に、次の推定値が信号点配置図に従って量子化される。シンボルの量子化した推定値が、シンボルの前の推定値と比較され、シンボルの前の推定値およびシンボルの量子化された次の推定値が収束したかどうかが判定される。収束していない場合、シンボルの量子化された次の推定値が次の繰り返しの入力となり、推定値が収束するまで更新、最適化、量子化および比較が繰り返される。
【選択図】 図1

Description

【0001】
[発明の分野]
本発明は、包括的に通信システムに関し、特に、無線通信システムにおける期待値最大化ベースでのチャネル推定および信号検出に関する。
【0002】
[発明の背景]
直交周波数分割多重化(OFDM)は、送信機が信号を分割し、次いで分割した信号をいくつかの副搬送波を介して伝送する信号変調技法である。副搬送波は、一定の間隔で周波数軸上に配置される。OFDM技法を使用する場合には、従来のシリアル通信技法とは対照的に、伝送信号がN本のストリームに分割され、次いでN本のストリームが、別個の搬送波周波数をそれぞれ有するN本の副搬送波を介して並列に伝送される。OFDM技法は、信号を高い信頼性をもってかつ効率的に高いデータレートで伝送する。
【0003】
副搬送波は、周波数帯域における周波数の間隔を適宜選択することによって「直交」するようにする。したがって、直交性によって受信機がOFDM副搬送波を分離できることが保証されるため、副搬送波のスペクトルのオーバーラップが可能になる。OFDMを利用すると、単純な周波数分割多重技法を用いるよりも良好なスペクトル効率が得られる。OFDMは同じ総データレートでより長いシンボル期間を有するため、単一搬送波と比較して、マルチパスフェージングによるデータ損失に対してよりロバストである。
【0004】
加えて、OFDM伝送での符号間干渉(ISI)は、伝送される各シンボルブロックの前にガードインターバルを挿入することによって回避することができる。さらに、OFDMは、各サブチャネルが、チャネル周波数の特性が比較的平坦である比較的狭い周波数帯域を占有するため、周波数選択性フェージングに対してロバストである。このため、OFDMは、デジタルオーディオ放送(DAB)、デジタルビデオ放送(DVB)、および撚り対線を介する高速デジタル加入者回線(DSL)モデムを含め、多くの通信システムに使用されている。OFDMは、無線ローカルエリアネットワーク(WLAN)および固定広帯域無線通信網にも使用することができる。
【0005】
しかし、良好なチャネル推定を行うことができない場合には、OFDMシステムで信頼性のあるデータ決定を行うことが不可能である。このため、受信データをコヒーレントに復調するために、効率的かつ正確なチャネル推定方法が必要である。差分検出を用いて、チャネル情報のない状態で伝送信号を検出することが可能であるが、これによりコヒーレントな検出と比較してSNRが約3dB失われることになる。
【0006】
従来技術では、いくつかのチャネル推定技法が知られている。これら既知の技法のほとんどでは、チャネル推定値が、指定の時間周波数格子(time−frequencylattice)を使用して、パイロットシンボルを伝送することによって継続的に更新される。このようなパイロット支援推定プロセスのある組は、固定された一次元または二次元のパラメータを使用する補間技法を採用して、周波数領域チャネルインパルス応答(CIR)を推定する。チャネル推定値はパイロットトーンに割り当てられた格子で得られる。Jae Kyoung MoonおよびSong In Choiによる「Performance of channel estimation methods for OFDM systems in multipath fading channels」(IEEE Transactions on Consumer Electronics、Vol. 46、No. 1、pp. 161−170 、2000年2月)、P. Hoeher、S. KaiserおよびP. Robertsonによる「Two−dimensional pilot−symbol−sided channel estimation by Wiener filtering」(1997 IEEE International Conference on Acoustics議事録、Speech and Signal Processing、ICASSP−97、vol. 3、pp. 1845−1848)、ならびにF. SaidおよびA. H. Aghvamiによる「Linear two dimensional pilot assisted channel estimation for OFDM systems」(第6回IEEE Conference on Telecommunications、1998、pp. 32−36)を参照のこと。これら方法と併せて、線形フィルタ、スプラインフィルタおよびガウスフィルタを使用することができる。
【0007】
方法の別の組は、パイロットシンボルにおける既知のチャネル統計量およびチャネル推定を採用して、最小平均二乗誤差(MMSE)の意味においてCIRを推定する。Ye Li、Leonard J. Cimini、Jr.およびNelson R. Sollenbergerによる「Robust channel estimation for OFDM systems with rapid dispersive fading channels」(IEEE Transactions on Communication、Vol. 46、No. 7、pp. 902−9151998年7月)、J.−J. van de Beek、O. Edfors、M. Sandell、S. K.WilsonおよびP. O. Borjessonによる「On Channel estimation in OFDM systems」(IEEE Vehicular Technology Conference、Vol. 2、pp. 815−819、1995年)、ならびにO. Edfors、M. Sandell、S. K. Wilson、J.− J. van de BeekおよびP. O. Borjessonによる「OFDM channel estimation by singular value decomposition」(IEEE Transactions on Communications、Vol. 46、No. 7、pp. 931−939、1998年7月)を参照のこと。これらプロセスの欠点としては、推定されるCIRと実際のCIRとの不整合によって生じ得る大きな誤差の最低限度、およびチャネルインパルス応答の相関関数を得る際の困難さが挙げられる。
【0008】
したがって、受信したシンボルをコヒーレントに検出し復調することができるようにチャネルを推定する効率的な方法が必要である。
【0009】
[発明の概要]
本発明は、無線通信システムのチャネルを介して、チャネルの状態を効率的に推定し、かつ受信したシンボルをコヒーレントに検出する期待値最大化(EM)ベースのシステムおよび方法を提供する。チャネルインパルス応答(CIR)の最尤推定値は、EMベースの方法を用いてチャネルの平均および共分散、すなわちチャネルの統計量を推定することによって得られる。本発明は、繰り返しEMプロセスを利用することによって信号検出およびチャネル推定の精度を向上させる。
【0010】
特に、本システムおよび本方法は、無線通信システムの複数のチャネルを介して受信した変調信号のシンボルを検出する。本方法は、チャネル推定値を更新し、推定値が収束するまで、受信したシンボルを繰り返し検出する。対数尤度関数の期待値を最大化することによってシンボルの推定値をまず確定し、次いで信号点配置図に従って量子化する。
【0011】
シンボルの量子化した推定値をシンボルの前の推定値と比較して、推定値が収束したかどうかを判定する。収束していない場合、量子化した推定値を次の繰り返しの入力とし、推定値が収束するまで推定、最大化、量子化、および比較を繰り返す。
【0012】
[好ましい実施形態の詳細な説明]
期待値最大化
本発明は、期待値最大化(EM)法を用いて無線通信チャネルの統計的特性(パラメータ)を推定し、推定したチャネルにおいて信号を検出するものである。
【0013】
本発明によるEM法は、2つの繰り返しステップ、すなわちE(expectation)ステップおよびM(maximization)ステップを含む。Eステップは、不完全な観測という条件付きで、パラメータの前の推定値を用いて未知の潜在的なチャネルパラメータに対して行われる。次に、Mステップが、前の推定値および次の推定値という条件付きで、完全データ上で定義される対数尤度関数の期待値を最大化する改良された推定値を提供する。これら2つのステップは、推定される値が収束するまで繰り返される。EMベースの方法の概略的な説明については、A. P. Dempsterm、N. M. LairdおよびD. B. Rubinによる「Maximun likelihood estimation from incomplete data」(Journal of the Royal Statistical Society (B)、Vol. 39、No. 1、pp. 1−38、1977年)、ならびにT. K. Moonによる「The expectation−maximization algorithm」(IEEE Signal Processing Magazine、Vol. 13 No. 6、pp. 47−60、1996年11月、)を参照のこと。
【0014】
本発明では、EMを用いてチャネルの状態を推定し、加法性白色ガウス雑音(AWGN)を有する周波数選択性チャネルを介してOFDMシステムの伝送されたシンボルを回復する。各繰り返し後、伝送シンボルを検出するためのより正確なチャネル推定値が得られる。
【0015】
OFDMシステムの構造
送信機
図1は、本発明を使用するOFDMシステム100のベースバンド等価図を示す。OFDMシステム100の送信機では、入力二値データシンボルX101が直列/並列(S/P)コンバータ110に与えられ、並列データストリームが生成される。次に、各並列データストリーム111が、たとえばMPSKまたはMQAM変調技法を用いて対応する副搬送波121に対して変調される(Mod120)。変調方式は、いくつかの制約下で容量が最大になる、またはビット誤り率(BER)が最小になるように副搬送波によって変わり得る。すべての副搬送波121に固定変調、たとえばQPSKまたは16QAMを用いるものとして本発明を説明する。しかしながら、本発明は任意の変調方式に適用可能なことを理解されたい。
【0016】
複素変数X(0)、・・・、X(M−1)で表す変調シンボルは、逆高速フーリエ変換(IFFT)130で変換される。変換されたシンボルはx(0)、・・・、x(M−1)で表す。符号間干渉(ISI)を回避するために、サイクリックプレフィックス(CP)を各シンボルの前に付加する(140)。CPは、前のIFFTの出力シンボルの末尾部分を複製したものである。CPの長さは、チャネル長Lよりも長い。並列データは直列データストリーム105に変換され(P/S150)、直列データストリーム105は周波数選択性フェージングチャネル102を介して伝送される。
【0017】
受信機
システム100の受信機では、サイクリックプレフィックスを破棄(165)した後、マルチパスフェージングおよびAWGNにより破損した受信シンボルy(0)、・・・、y(M−1)103が変換されて(S/P160)、Y(0)、・・・、Y(M−1)を形成する。高速フーリエ変換(FFT)170が施され、信号が復調され(180)、入力シンボル101に対応する出力シンボルX104として直列形態に変換(190)される。
【0018】
チャネルモデル
本発明のチャネルモデルでは、変数H(−)、h(−)、X(−)、Y(−)、N(−)が周波数領域CIR、時間領域CIR、伝送シンボル、受信シンボル、および白色ガウス雑音の各ベクトルをそれぞれ表す。本発明のマルチパス時間不変フェージングチャネル102は、
【数23】
Figure 2004159277
によって記述される。式中、時間領域CIRであるh(0≦l≦L−1)は独立した複素数値レイリーフェージング確率変数であり、n(k)(0≦k≦M−1)は、実数部および虚数部の双方について平均0および分散σを有する独立した複素数値ガウス確率変数である。変数Lは時間領域CIRの長さである。
【0019】
各OFDMシンボルにCPを付加した場合には、ISIは存在しない。本発明のシステムのモデルを解析するにあたり、M個の副搬送波を有する1つのみのOFDMシンボルを考える。受信機においてサイクリックプレフィックスを破棄し、FFT170を行った後、周波数領域での受信シンボルを得る。
【0020】
【数24】
Figure 2004159277
【0021】
式(1)を式(2)に代入すると、以下のようになる。
【0022】
【数25】
Figure 2004159277
【0023】
式中、H(m)は、副搬送波mでのチャネル102の周波数応答であり、この周波数応答は以下のように表現することができる。
【0024】
【数26】
Figure 2004159277
【0025】
変換した雑音変数の集合{N(m)、0≦m≦M−1}は、
【数27】
Figure 2004159277
と書くことができ、{n(k)}と同じ分布、すなわち平均0および分散σを有する独立同分布複素数値ガウス変数である。副搬送波間の直交性により搬送波間干渉(ICI)はFFT170の出力においてなくなることに留意されたい。
【0026】
EMベースのチャネル推定および信号検出方法
本発明の目的は、伝送されたシンボルX(m)、0≦m≦M−1 105を、受信または観察したシンボルY(m)、0≦m≦M−1 103から検出することにある。チャネル102における不確実性に起因するビット誤り率を低減するために、本発明のEMベースの方法を適用し、CIR応答の確率密度関数(pdf)が受信機側で既知であるものと仮定して、未知のCIRの平均をとる。
【0027】
上述したように、伝送された各シンボルX(m)101は、たとえばQPSKまたは16QAMによって変調される。本発明では、本解析においておよびという表記を用いて複素共役、転置および複素共役転置(エルミート)それぞれを表す。
【0028】
したがって、h(−)=[h,・・・,h、X(−)=[X(0),・・・,X(M−1)]、Y(−)=[Y(0),・・・,Y(M−1)]、N(−)=[N(0),・・・,N(M−1)]、H(−)=Wh(−)であり、WはM×L行列
【数28】
Figure 2004159277
である。
【0029】
表記X=diag(X(−))を用いて、行列の対角項に値X(−)を有し、その他の部分にはゼロを有するM×M行列を表す。
【0030】
サイクリックプレフィックスはチャネル長Lよりも長いため、2つの連続したOFDMシンボルの間にISIがないものと仮定する。したがって、本解析のために考慮する必要のあるOFDMシンボルは1つだけであるため、シンボルインデックスを省略し、チャネルモデルを
【数29】
Figure 2004159277
と表す。本発明によるEMベースの方法は、未知のチャネルパラメータh(−)にわたり尤度関数p(Y(−),h(−)|X(−))の対数を平均化することによって、尤度p(Y(−)|X(−))を最大化する伝送シンボルX(−)の推定値を得る。
【0031】
「不完全」なシンボルおよび「完全」なシンボルはそれぞれ(Y(−))および(Y(−)),h(−))である。各繰り返しステップp(p=0,2,・・・)において、受信シンボルY(−)から伝送されたシンボルX(−)を推定するEMベースの方法は、以下の2つのステップ、すなわち、
Eステップ
【数30】
Figure 2004159277
と、Mステップ
【数31】
Figure 2004159277
とを含む。
【0032】
(p+1)番目の繰り返し中、Eステップは、前のp番目の繰り返し中に得られた推定値であるY(−)およびX(−)が与えられると、期待される対数尤度関数Q(X(−)|X(−))を確定する。
【0033】
同じ繰り返し中に、Mステップは、シンボルの前の推定値X(−)が与えられると、次のステップのためにQ(X(−)|X(−))を最大化する伝送シンボルX(−)p+1を確定する。
【0034】
Eステップの式(8)は、
【数32】
Figure 2004159277
と書き換えることができる。式中、対数尤度関数は、
【数33】
Figure 2004159277
と表すことができる。
【0035】
式(10)で使用される条件付きpdf p(h(−)|Y(−),X(−))は、未知のチャネルパラメータh(−)にわたり条件付き期待値をとる。CIR h(−)およびX(−)は互いに独立しているものと仮定する。CIRは、一般に、伝送されるシンボルに依存しないため、これは合理的な仮定である。したがって、式(9)を最大化するために、式(10)の関数Qを
【数34】
Figure 2004159277
で置換することができる。
【0036】
尤度関数p(h(−)|Y(−),X(−))の対数は、
【数35】
Figure 2004159277
によって求めることができる。式中、h(−)およびX(−)は互いに独立しているものと仮定する。したがって、式(12)は、
【数36】
Figure 2004159277
と変形することができる。
【0037】
尤度p(Y(−)|X(−))はX(−)に依存しないため、最後の式中で破棄することができる。
【0038】
次に、AWGNを有するフェージングチャネルのQ(X(−)|X(−))の正確な式を確定する。条件付きpdfのp(Y(−)|h(−),X(−))およびp(Y(−)|h(−),X(−))は、
【数37】
Figure 2004159277
および、
【数38】
Figure 2004159277
の形をとり、式中、σは複素数値ガウス雑音の実数部および虚数部双方の分散である。pdf p(h(−))は、
【数39】
Figure 2004159277
によって与えられ、式中、E{h(−)}およびΣはCIR h(−)の平均および共分散行列である。
【0039】
正規化定数を省くことによって、式(12)は、
【数40】
Figure 2004159277
と表すことができ、p(h(−)|Y(−),X(−))は、
【数41】
Figure 2004159277
と表すことができる。式中、Kは正規化定数である。値
【数42】
Figure 2004159277
および
【数43】
Figure 2004159277
は、それぞれ、p番目の繰り返しでの推定事後平均および事後共分散行列と呼ばれる。
【0040】
これらは、
【数44】
Figure 2004159277
および、
【数45】
Figure 2004159277
と表現することができる。式(24)の最大化は、積分での距離を最小化すること、すなわち、
【数46】
Figure 2004159277
と等価である。
【0041】
この最小化は、さらに、
【数47】
Figure 2004159277
と簡略化することができる。式中、
【数48】
Figure 2004159277
および、
【数49】
Figure 2004159277
である。
【0042】
h(−)およびX(−)が与えられた場合、ランダムベクトルY(−)の分布は、平均
【数50】
Figure 2004159277
および、共分散行列
【数51】
Figure 2004159277
を有する正規分布であるため、
【数52】
Figure 2004159277
を確定することが可能である。
【0043】
さらに、行列Gのすべての要素は信号エネルギー、すなわち‖X(0)‖,・・・,‖X(M−1)‖によって与えられる。したがって、式(19)の3番目の部分を、
【数53】
Figure 2004159277
によって求めることができる。式中、チャネル更新係数行列C 、0≦i≦M−1の値は、
【数54】
Figure 2004159277
および、
【数55】
Figure 2004159277
に依存する実数値である。これらの値は、以下の式に従って得られる。
【0044】
【数56】
Figure 2004159277
【0045】
Q(X(−)|X(−))を完全に求めるために、式(24)を以下のように書き換える。
【0046】
【数57】
Figure 2004159277
【0047】
したがって、Q(X(−)|X(−))の最大化は、
【数58】
Figure 2004159277
と同じである。
【0048】
次に、伝送されたシンボルX(−)に関して、
【数59】
Figure 2004159277
を解くことによって、式(30)を最大化する。式中、C=diag(C,・・・,CM−1)である。
【数60】
Figure 2004159277
を量子化した後、次の(p+1)番目の推定値:
【数61】
Figure 2004159277
を得る。
【0049】
各繰り返し後、更新されたCIR
【数62】
Figure 2004159277
の推定値が副次的結果として自動的に得られる。次に、シンボルの次の推定値がシンボルの前の推定値と比較されて、推定値が収束したかどうかを判定する。収束している場合、伝送されたシンボルの推定は完了し、収束していない場合には繰り返される。
【0050】
EMベースのチャネル推定および信号検出の一般的な方法
図2は、本発明による一般的なEMベースの繰り返し信号検出方法を示す。
【0051】
ステップp=0の場合、受信シンボルY201と、OFDMフレームに挿入されたパイロットシンボルからの、またはチャネルがゆっくりと変化するという仮定の下で前に推定されたチャネル情報からのチャネル推定値202とを使用することによって、伝送されたシンボルの初期推定値X(−)が、受信シンボルY(−)201について得られる。
【0052】
次に、各繰り返しpについて、まず、FFT行列Wを使用して、チャネルの事後共分散行列Σ、前のp番目のシンボル推定値X(これははじめはX(−)である)、チャネル共分散行列Σ−1、およびガウス雑音分散σを、
【数63】
Figure 2004159277
として求める(210)。
【0053】
ステップ220において、受信データ、すなわち観察されたシンボルYを使用して、チャネルインパルス応答の事後平均
【数64】
Figure 2004159277
を、
【数65】
Figure 2004159277
として求める。
【0054】
ステップ230において、
【数66】
Figure 2004159277
の数値を求めることによって、推定されたシンボルを回復するためのチャネル更新係数行列Cを求める。
【0055】
次に、ステップ240において、
【数67】
Figure 2004159277
に従って係数行列CをCIRの事後平均
【数68】
Figure 2004159277
、FFT行列W、および受信シンボルYに適用することによって、(p+1)番目の繰り返しについての推定値
【数69】
Figure 2004159277
を求める。
【0056】
ステップ250において、信号点配置図に従って、シンボルの次の推定値を以下のように量子化する。
【0057】
【数70】
Figure 2004159277
【0058】
ステップ260において、次の(p+1)番目の推定値
【数71】
Figure 2004159277
を前のp番目の推定値X(−)と比較する。推定値の絶対差分値が所定のしきい値よりも小さい、すなわち、
【数72】
Figure 2004159277
である場合、伝送されたシンボルの推定値は収束しており(270)、繰り返しが終わる。そうでない場合、
【数73】
Figure 2004159277
になるまで、すなわち次の繰り返しの結果が前の繰り返しの結果に略等しくなるまで、ステップ210において再繰り返しを開始する。
【0059】
簡易EM法
ここまでは、チャネルの長さLが既知であるものと仮定してきた。しかしながら、実際の状況では、Lは通常未知である。このような場合には、パラメータの推定と併せてチャネル順序の検出を行う必要がある。
【0060】
代替として、Lに、ある上限を用いることができ、これはLの正確な値を推定しようと試みるよりは簡単に得ることができる。OFDMシステム100では、上述したように、サイクリックプレフィックスは少なくともISIをなくすためにチャネル遅延スプレッドよりも長いため、Lをサイクリックプレフィックスの長さに等しく設定することができる。
【0061】
加えて、時間領域CIRの平均E{h(−)}および共分散行列Σも既知である必要がある。実際の状況では、これらチャネル統計量を得ることは困難である。
【0062】
EM法の一般収束性質からわかるように、繰り返し法が大域的最大に収束するという保証はない。複数の局所最大を有する尤度関数の場合、収束点は、初期推定シンボルX(−)に応じてこれら局所最大のうちのいずれか1つであり得る。
【0063】
したがって、OFDM時間周波数格子の特定のロケーションに分布するパイロットシンボルを使用して、真の最大に導いてくれる可能性が最も高いCIRおよびX(−)の適切な初期値を得る。
【0064】
ここまで、チャネル統計量、すなわち平均および共分散行列が受信機側で既知であるものと仮定してきた。しかしながら、上述したように、実際の状況ではチャネル統計量を得ることは困難である。幸い、式(26)および式(27)を調べるときに、分散σが小さい、すなわちSNRが大きい場合、Σの寄与は小さいため、Σをなくしてもなお同様のパフォーマンスを得ることができる。
【0065】
したがって、図3に示すように、一般的なEMベースの繰り返し信号検出方法を以下のように簡略化することができる。
【0066】
前述のように、初期ステップp=0では、伝送されたシンボルの初期推定値X(−)が求められる(300)。初期推定値は、受信シンボルYと、OFDMフレームに挿入されたパイロットシンボルからの、またはチャネルがゆっくりと変化するという仮定の下で前に推定されたいくらかのチャネル情報からのチャネル推定値とを使用することによって得ることができる。
【0067】
次に、各繰り返しpについて、まず、FFT行列Wを使用して、チャネルの事後共分散行列Σ、前のp番目のシンボル推定値X(これはまずX(−)である)およびガウス雑音分散σを、
【数74】
Figure 2004159277
として求める(310)。
【0068】
この簡略化した方法では、チャネル共分散行列Σ−1が使用されないことに留意されたい。
【0069】
ステップ320において、受信データ、すなわち観察されたシンボルYを使用して、チャネルインパルス応答の事後平均
【数75】
Figure 2004159277
を、
【数76】
Figure 2004159277
として求める。簡略化した方法では、CIR E{h(−)}も使用されないことに留意されたい。
【0070】
ステップ330において、
【数77】
Figure 2004159277
の数値を求めることによって、推定されたシンボルを回復するためのチャネル更新係数行列Cを求める。
【0071】
次に、ステップ340において、
【数78】
Figure 2004159277
に従って係数行列CをCIRの事後平均
【数79】
Figure 2004159277
、FFT行列W、および受信シンボルYに適用することによって、(p+1)番目の繰り返しの伝送シンボルの推定値
【数80】
Figure 2004159277
を求める。
【0072】
ステップ350において、信号点配置図に従って、伝送シンボルの次の推定値を以下のように量子化する。
【0073】
【数81】
Figure 2004159277
【0074】
ステップ360において、次の(p+1)番目の推定値
【数82】
Figure 2004159277
を前のp番目の推定値X(−)と比較する。推定値の絶対差分値が所定のしきい値よりも小さい、すなわち、
【数83】
Figure 2004159277
である場合、伝送されたシンボルの推定値は収束しており(370)、繰り返しが終わる。そうでない場合、
【数84】
Figure 2004159277
になるまで、すなわち次の繰り返しの結果が前の繰り返しの結果に略等しくなるまで、ステップ310において再繰り返しを開始する。
【0075】
MPSK変調信号の場合の基本的なEMベースの方法
MPSK変調信号、すなわちすべてのmについて‖X(m)‖=Aであり、式中Aが信号エネルギーに等しい正の定数である場合には、位相情報のみを使用することによって推定を行うことができる。
【0076】
したがって、図4に示すように、以下のようにして上記方法をさらに簡略化することができる。
【0077】
前述のように、初期ステップp=0では、伝送されたシンボルの初期推定値X(−)が求められる(410)。初期推定値は、受信シンボルYと、OFDMフレームに挿入されたパイロットシンボルからの、またはチャネルがゆっくりと変化するという仮定の下で前に推定されたチャネル情報からのチャネル推定値とを使用することによって得ることができる。
【0078】
次に、各繰り返しpについて、
【数85】
Figure 2004159277
に従って、FFT行列W、受信シンボルY、および前のp番目のシンボル推定値Xのみを使用することによって、(p+1)番目の繰り返しの推定値
【数86】
Figure 2004159277
を求める。
【0079】
ステップ430において、信号点配置図に従って、シンボルの次の推定値を以下のように量子化する。
【0080】
【数87】
Figure 2004159277
【0081】
ステップ440において、次の(p+1)番目の推定値
【数88】
Figure 2004159277
を前のp番目の推定値X(−)と比較する。推定値間の絶対差分値が所定のしきい値よりも小さい、すなわち、
【数89】
Figure 2004159277
である場合、伝送されたシンボルの推定値は収束しており(450)、繰り返しが終わる。そうでない場合、X(−)p+1 X(−)になるまで、すなわち次の繰り返しの結果が前の繰り返しの結果に略等しくなるまで、ステップ410において再繰り返しを開始する。
【0082】
この基本的な形では、加算演算および乗算演算のみを行う必要があるだけであり、WWを事前に求めることができる。
【0083】
[発明の効果]
OFDMモデルシステムを構築して、本発明によるEMベースの信号推定方法の妥当性および有効性を証明することができる。チャネル全体の帯域400kHzを64本の副搬送波に分ける。
【0084】
各直交副搬送波のシンボル持続時間は160μsである。チャネル遅延のばらつきによるISIおよびICIからの保護を提供するために、さらなる20μsサイクリックプレフィックスを付加した。したがって、OFDMフレームの全長はT=180μsであり、副搬送波シンボルレートは5.56キロボーである。
【0085】
このモデルのシステムにおいて、変調方式はQPSKである。8つのOFDMフレームのうちの1つのOFDMフレームがパイロットシンボルを含み、8つのパイロットシンボルがそのフレームに挿入される。システムはデータを700kbpsでデータを伝送することができる。最大ドプラー周波数は55.6Hzおよび277.8Hzであり、これによりfがそれぞれ0.01および0.05になる。チャネルインパルス応答は、
【数90】
Figure 2004159277
であり、式中、
【数91】
Figure 2004159277
は正規化定数であり、α(0≦k≦7)は、単位エネルギーを有する独立した複素数値レイリー分布確率変数であり、ドプラー周波数に従って時間が変化する。これは、従来の指数関数的減衰マルチパスチャネルモデルである。
【0086】
図5は、上記2つの異なるドプラー周波数でのEMベースのOFDM信号推定方法のBERパフォーマンスを示し、図6は、推定の対応するMSE(平均二乗誤差)を示す。双方のグラフにおいて、パフォーマンスはSNR E/Nの関数として示される。
【0087】
従来技術のチャネル推定方法では、パイロットシンボルを含むOFDMフレームの場合、8つの等間隔で離間されたパイロットシンボルを用いることによってCIRの推定値を得る。パイロットシンボルのないOFDMフレームの場合、CIRの従来の推定値は前のOFDMフレームのチャネル推定値から得る。
【0088】
本発明によるEMベースの方法では、フレームにパイロットシンボルがない場合、前のシンボルのチャネル推定値を使用して、次のシンボルの初期値を得る。
【0089】
図5および図6から、本発明のEMベースの方法が、BERに関して、f=0.01である、すなわちチャネル特性があまり速く変化しない場合、チャネル特性が完全にわかる理想的なケースと略同じパフォーマンスを達成することがわかる。さらに、E/Nが大きくなる場合、本発明のEMベースの方法のMSEは、Cramer−Rao下限(CRLB)に収束する。
【0090】
初期推定からのパフォーマンス利得は、特にf=0.05のときにかなり大きい。加えて、パフォーマンスの低下は、チャネル統計量を使用しない簡略化したEMベースの方法を使用する場合にかなり小さい。したがって、本発明の方法はロバストである。
【0091】
図7において、推定値
【数92】
Figure 2004159277
が収束するために必要な繰り返しの回数と受信機入力でのE/Nとの関係を示す。必要な繰り返しの回数は、チャネルがゆっくりと変化するか、それともまったく変化しないかに関わらずE/Nの広い範囲において比較的小さいことがわかる。チャネルが高速で変化しても、収束するのに必要な繰り返しの回数の増大は非常に小さい。これにより、本発明の方法が、計算量(computational complexity)が少し増大するだけで大幅なパフォーマンスの向上を達成できることが証明される。
【0092】
新規のEMベースのチャネル推定および信号検出方法、OFDMシステム用の簡略化した形、およびMPSKシステム用の基本的な形について述べた。収束するのに必要な繰り返しの回数が少ない、たとえば3回以下であり、かつ各繰り返しにおいて必要な演算の複雑性が低いことから、本方法は有効である。パイロットシンボルを利用して初期推定値を得ることによって、本方法は、チャネルがゆっくりと変化する場合、少ない繰り返し回数で最適に近い推定値を達成することができる。チャネル推定値のMSEは、E/N≧10dBの場合にCRLBに近づく。
【0093】
本発明による方法は、経時変化の遅いチャネルにわたりOFDMシステムの時間周波数グリッドに挿入されるパイロットシンボルの数を低減することができる。したがって、スペクトル効率が向上する。対応する簡略化された方法は、パフォーマンスを低下することなくチャネル統計量の知識を何も必要としない。
【0094】
本発明による方法は、他の任意の方法から得られるチャネル推定精度も、そのチャネル推定値を初期推定値として使用する繰り返しステップによって向上させることができる。本発明の方法は、MIMO(multi−input/multi−output:複数入出力)OFDMシステムのチャネルの推定にも使用することができる。
【0095】
本発明を好ましい実施形態の例により説明したが、本発明の精神および範囲内で他の様々な適合および変更を行い得ることを理解されたい。したがって、併記の特許請求の範囲の目的は、本発明の真の精神および範囲内にある変形および変更をすべて網羅することにある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による無線通信システムのブロック図である。
【図2】図1のシステムにおいて伝送シンボルを検出する全体的な方法の流れ図である。
【図3】図1のシステムにおいてシンボルを検出する簡略化した方法の流れ図である。
【図4】MPSK変調システムにおいてシンボルを検出する基本的な方法の流れ図である。
【図5】SNRの関数として異なるチャネル推定方法のビット誤り率を比較するグラフである。
【図6】SNRの関数として異なるチャネル推定方法の平均二乗誤差を比較するグラフである。
【図7】SNRの関数として信号検出の繰り返しを比較するグラフである。

Claims (20)

  1. 無線通信システムのチャネルを介して受信した変調信号のシンボルを検出する方法であって、
    前のチャネル推定値および受信シンボルから前記チャネルを介して伝送されたシンボルの初期推定値を得ることと、
    前記チャネル推定値を更新することと、
    対数尤度関数の期待値を最大化する前記シンボルの次の推定値を最適化することと、
    前記シンボルの次の推定値を量子化することと、
    前記シンボルの量子化した次の推定値を前記シンボルの前の推定値と比較することであって、前記シンボルの前の推定値および前記シンボルの量子化した次の推定値が収束したかどうかを判定する、前記比較することと、
    収束していない場合、前記シンボルの前の推定値および前記シンボルの次の推定値が収束するまで、前記更新、前記最適化、前記量子化、および前記比較を繰り返すことと、
    を含む方法。
  2. 前記信号は、前記変調信号のエネルギーに等しい正の定数を有するとともに、前記更新中に位相情報のみを使用するMPSK変調信号である請求項1記載の方法。
  3. 前記比較は、
    前記シンボルの前の推定値を前記シンボルの次の推定値から差し引くことであって、それにより差分を得る、前記差し引くことと、
    前記差分の絶対値が所定のしきい値未満である場合に、前記前の推定値および前記次の推定値が収束したと判定することと、
    をさらに含む請求項1記載の方法。
  4. 前記チャネルを介して受信したパイロットシンボルのチャネル推定値から前記シンボルの初期推定値を得ることをさらに含む請求項1記載の方法。
  5. 先に受信したシンボルの前記チャネル推定値から前記シンボルの初期推定値を得ることをさらに含む請求項1記載の方法。
  6. 前記最適化は、高速フーリエ変換行列、前記受信信号、および前記前のチャネル推定値のみを使用することをさらに含む請求項1記載の方法。
  7. 前記シンボル推定値は、前記信号点配置図に従って量子化される請求項1記載の方法。
  8. FFT行列W、前記シンボルの前の推定値X、前記受信シンボルY、およびガウス雑音分散σを使用して、前記チャネルの事後共分散行列Σ
    Figure 2004159277
    として求めることと、
    チャネルインパルス応答の事後平均
    Figure 2004159277

    Figure 2004159277
    として求めることと、
    前記シンボルの次の推定値を回復するためのチャネル更新係数行列Cを求めることと、
    Figure 2004159277
    に従って前記係数行列Cを前記事後平均
    Figure 2004159277
    、前記FFT行列W、および前記受信シンボルYに適用することであって、それにより前記シンボルの次の推定値XP+1を最適化する、前記適用することと、をさらに含む請求項1記載の方法。
  9. FFT行列W、前記シンボルの前の推定値X、チャネル収束行列Σ−1、およびガウス雑音分散σを使用して、前記チャネルの事後共分散行列Σを、
    Figure 2004159277
    として求めることと、
    チャネルインパルス応答の事後平均
    Figure 2004159277

    Figure 2004159277
    として求めることであって、前記受信シンボルはYであり、
    Figure 2004159277
    はチャネルインパルス応答である、前記求めることと、
    前記シンボルの次の推定値を回復するためのチャネル更新係数行列Cを求めることと、
    Figure 2004159277
    に従って前記係数行列Cを前記事後平均
    Figure 2004159277
    、前記FFT行列W、および前記受信シンボルYに適用することであって、それにより前記シンボルの次の推定値XP+1を最適化する、前記適用することと、をさらに含む請求項1記載の方法。
  10. 前記最大化中に、前記チャネルの未知パラメータh(−)にわたって尤度関数の対数を平均化することをさらに含む請求項9記載の方法。
  11. 直交周波数分割多重化を用いて前記信号を変調することをさらに含む請求項1記載の方法。
  12. 無線通信システムの複数のチャネルを介して受信した変調信号のシンボルを検出するシステムであって、
    前記チャネルを介して伝送されたシンボルの初期推定値を得る手段と、
    前記チャネル推定値を更新する手段と、
    対数尤度関数の期待値を最大化する前記シンボルの次の推定値を最適化する手段と、
    前記シンボルの次の推定値を量子化する手段と、
    前記シンボルの量子化した次の推定値を前記シンボルの前の推定値と比較する手段であって、それにより前記シンボルの前の推定値および前記シンボルの量子化した次の推定値が収束したかどうかを判定する、前記比較する手段と、
    収束していない場合、前記シンボルの量子化した次の推定値を次の繰り返しの入力とする手段と、
    前記シンボルの前の推定値および前記シンボルの次の推定値が収束するまで、前記更新、前記最適化、前記量子化、および前記比較を繰り返す手段と、
    を備えるシステム。
  13. 前記信号は、前記変調信号のエネルギーに等しい正の定数を有するとともに、前記更新中に位相情報のみを使用するMPSK変調信号である請求項12記載のシステム。
  14. 前記シンボルの前の推定値を前記シンボルの次の推定値から差し引く手段であって、それにより差分を得る、前記差し引く手段と、
    前記差分の絶対値が所定のしきい値未満である場合に、前記前の推定値および前記次の推定値が収束したと判定する手段と、
    をさらに備える請求項12記載のシステム。
  15. 前記シンボルの初期推定値は、前記チャネルを介して受信したパイロットシンボルから得られる請求項12記載のシステム。
  16. 前記シンボルの初期推定値は、先に受信したシンボルの前記チャネル推定値から得られる請求項12記載のシステム。
  17. FFT行列W、前記シンボルの前の推定値X、前記受信シンボルY、およびガウス雑音分散σを使用して、前記チャネルの事後共分散行列Σ
    Figure 2004159277
    として求める手段と、
    チャネルインパルス応答の事後平均
    Figure 2004159277

    Figure 2004159277
    として求める手段と、
    前記シンボルの次の推定値を回復するためのチャネル更新係数行列Cを求める手段と、
    Figure 2004159277
    に従って前記係数行列Cを前記事後平均
    Figure 2004159277
    、前記FFT行列W、および前記受信シンボルYに適用する手段であって、それにより前記シンボルの次の推定値XP+1を最適化する、前記適用する手段と、をさらに備える請求項12記載のシステム。
  18. FFT行列W、前記シンボルの前の推定値X、チャネル収束行列Σ−1、およびガウス雑音分散σを使用して、前記チャネルの事後共分散行列Σを、
    Figure 2004159277
    として求める手段と、
    チャネルインパルス応答の事後平均
    Figure 2004159277

    Figure 2004159277
    として求める手段であって、前記受信シンボルY、
    Figure 2004159277
    はチャネルインパルス応答である、前記求める手段と、
    前記シンボルの次の推定値を回復するためのチャネル更新係数行列Cを求める手段と、
    Figure 2004159277
    に従って前記係数行列Cを前記事後平均
    Figure 2004159277
    、前記FFT行列W、および前記受信シンボルYに適用する手段であって、前記シンボルの次の推定値XP+1を最大化する、前記適用する手段と、
    をさらに備える請求項12記載のシステム。
  19. 前記最大化中に、前記チャネルの未知のパラメータh(−)にわたって尤度関数の対数を平均化する請求項12記載のシステム。
  20. 前記信号は直交周波数分割多重化を用いて変調される請求項12記載のシステム。
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