JP5302652B2 - 加熱調理器 - Google Patents

加熱調理器 Download PDF

Info

Publication number
JP5302652B2
JP5302652B2 JP2008319559A JP2008319559A JP5302652B2 JP 5302652 B2 JP5302652 B2 JP 5302652B2 JP 2008319559 A JP2008319559 A JP 2008319559A JP 2008319559 A JP2008319559 A JP 2008319559A JP 5302652 B2 JP5302652 B2 JP 5302652B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
power
power supply
unit
heating
control unit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2008319559A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2010144941A (ja
Inventor
善克 石川
明彦 安田
Original Assignee
株式会社ハーマン
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社ハーマン filed Critical 株式会社ハーマン
Priority to JP2008319559A priority Critical patent/JP5302652B2/ja
Publication of JP2010144941A publication Critical patent/JP2010144941A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5302652B2 publication Critical patent/JP5302652B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Induction Heating Cooking Devices (AREA)

Description

本発明は、加熱調理器に関するものである。
従来より、ガスこんろや電磁調理器等の加熱部を備えた加熱調理器においては、制御部への給電のON/OFFを行う電源スイッチ(主電源)のON操作により、商用電源等の電源部から制御部への給電が開始されて、加熱部の加熱動作を開始している。そして、給電が開始された制御部は、操作部での加熱操作により、加熱を開始する。
従来の加熱調理器にあっては、主電源をOFFにしたまま、操作部で加熱操作を行っても、加熱動作は開始されない。これは、誤操作により操作部で加熱操作を行ってしまった場合に、誤って加熱が開始されないようにするためで、安全性の観点から妥当な制御仕様である。
しかしながら、主電源をOFFにしたまま操作部で加熱操作を行ってしまった場合、加熱を開始するためには、(1)操作部での加熱操作を解除し、(2)主電源をONにし、(3)操作部での加熱操作を行う、という3つの動作が必要であり、煩わしいものであった。
また、音声による操作ガイドを行うことも考えられるものの、実際上は、適切に音声によりガイドするためには長文となってしまい、余計に煩雑となってしまうものであった。
特開2005−106338号公報
本発明は上記従来の問題点に鑑みてなされたものであって、その目的とするところは、主電源をOFFにしたまま操作部で加熱操作を行ってしまった場合でも、加熱を開始するのに煩わしい操作を要しない加熱調理器を提供することを課題とする。
上記課題を解決するために請求項1に係る加熱調理器にあっては、加熱手段を備えた加熱部と、加熱手段での加熱の開始/停止を制御する制御部と、制御部へ加熱手段の加熱の開始/停止の指令を入力するための操作部と、制御部への給電のON/OFFを行う電源入切手段と、制御部への給電のON/OFFを電源入切手段に行わせるために操作する電源スイッチと、制御部への給電がOFFの状態で操作部を操作することにより制御部への給電をONにする操作部電源入手段と、電源スイッチが操作されたことを検知する電源スイッチ操作検知手段と、操作部で加熱の開始の操作がされていることを検知する操作部操作検知手段と、を備え、操作部を操作することで操作部電源入手段により制御部への給電のONがなされ、操作部操作検知手段が前記給電のONが操作部電源入手段によりなされたことを検知した時に、加熱手段での加熱を開始せず、前記給電のONから所定時間(実施形態における「点火操作後の電源入操作受付時間」)内に電源スイッチをONにして電源スイッチ操作検知手段が検知した時に加熱手段による加熱を開始することを特徴とするものである。
このような構成とすることで、制御部への給電がOFFの状態での操作部の操作でも制御部への給電がONとなるため、その後、制御部により様々な制御を行うことができて、動作が煩わしくなるのを回避することが可能となる。
更に、制御部への給電がOFFの状態での操作部の操作でも制御部への給電がONとなるため、操作部の操作という1動作のみで加熱を開始することも可能であるが、この場合、誤って操作部を操作した場合に意図しない加熱が開始されてしまう。そこで、加熱する意思がある場合には、電源スイッチを操作するという手順を踏むようにすることで、誤操作による意図しない加熱を回避しながら、電源スイッチをON操作せずに加熱操作を行ってしまった場合でも、その後、電源スイッチを操作するという1動作のみで加熱を開始することができる。
また、請求項に係る発明は、請求項に係る発明において、制御部は、マイクロコンピュータからなり、電源スイッチが操作されたことを検知する電源スイッチ操作検知手段と、操作部で加熱の開始の操作がされていることを検知する操作部操作検知手段としての機能を備え、制御部への給電がONとなってから所定時間(実施形態における「初期化処理及び電圧読み込み時間」)は初期化処理と電源スイッチ操作検知手段及び操作部操作検知手段としての動作を行い、所定時間経過後に制御部への給電のONを継続する制御信号を電源入切手段に送るものであって、操作部電源入手段による制御部への給電のONは前記所定時間より長い別の所定時間(実施形態における「トランジスタTR2のON継続時間」)継続し、該別の所定時間経過後は操作部電源入手段による制御部への給電のONを停止して、制御部から給電のONを継続する制御信号を受けた電源入切手段により給電をONすることを特徴とするものである。
操作部で加熱の開始の操作が継続する場合に制御部への給電のONが継続すると、制御部が加熱を自動で停止して調理が終了した後や、誤って操作部で加熱の開始の操作を行った場合に電力が無駄となってしまうため、上記構成のようにすることで電力の無駄を回避することができる。
また、請求項に係る発明は、請求項又はに係る発明において、制御部は、マイクロコンピュータからなり、制御部への給電がONとなって初期化処理が行われた後、初めて電源スイッチ操作検知手段及び操作部操作検知手段としての動作を行った時、電源スイッチ操作検知手段が電源スイッチが操作されたことを検知し且つ操作部操作検知手段が操作部で加熱の開始の操作がされていることを検知した場合に、加熱手段での加熱を開始しないことを特徴とするものである。
前回の使用時に操作部を戻し忘れたり、自動で調理が終了したといった理由で、操作部で加熱の開始の操作がされている場合、使用者が電源スイッチをONにすると、加熱が開始される惧れがあり、この場合、使用者は電源スイッチをONにするだけで加熱は意図していない可能性が高い。上記構成のようにすることで、このような意図しない加熱を回避することができる。
また、請求項に係る発明は、請求項1乃至のいずれか一項に係る発明において、操作部で加熱の開始の操作がされていることを検知する操作部操作検知手段を備え、制御部は制御部への給電がONとなった後は該制御部への給電のONを継続する制御信号を電源入切手段に送信して給電のONを維持し、前記制御信号の電源入切手段への送信を停止することで給電をOFFにするものであって、操作部電源入手段により制御部への給電のONがなされ、操作部操作検知手段が前記給電のONが操作部電源入手段によりなされたことを検知した時に、前記給電のONから所定時間(実施形態における「点火操作後の電源入操作受付時間」内に電源スイッチをONにしない場合に、給電をOFFにすることを特徴とするものである。
このような構成とすることで、誤って操作部で加熱の開始の操作を行った場合に電力が無駄となってしまうのを回避することができる。
本発明においては、主電源をOFFにしたまま操作部で加熱操作を行ってしまった場合でも、加熱を開始するのに煩わしい操作を要しない。
以下、本発明を添付図面に示す実施形態に基づいて説明する。まず、加熱調理器としてのガスこんろ8について概略説明する。
ガスこんろ8は、図5に示すように、上方に開口する箱状をした筐体81と、筐体81の上方への開口を閉塞しガスこんろ8の天面部となるガラス製のトッププレート82と、で外殻が構成される。
トッププレート82にはこんろバーナからなる加熱手段を備えた加熱部83が複数設けてある。図5に示す実施形態では、加熱部83に、標準バーナ83a、小バーナ83b、高火力バーナ83cの計三個のこんろバーナが設けてある。図中の符号84は五徳である。
ガスこんろ8内には図示しないグリルバーナを設けたグリル庫が設けてあり、グリル庫の前開口は、ガスこんろ8の前面に設けたグリル扉85によって開閉自在に閉塞される。
また、各加熱部83には、被加熱物検知手段86が設けてある。被加熱物検知手段86は、五徳84に被加熱物が載置された状態にあるか否か、即ち、各こんろバーナ上に被加熱物が配置された状態にあるか否かを検知するものである。
ガスこんろ8の前面部を構成する前面パネル87には、加熱手段の加熱の開始/停止、加熱量、の指令を入力するためのつまみダイヤル装置Aからなる操作部88がそれぞれ設けてある。
各操作部88は手動で操作されて対応するこんろバーナの点火及び消火の切り替えや火力調節を指令するものであり、これを受けて制御部が各こんろバーナの点消火の切り替えや火力調節を行う。制御部はマイクロコンピュータからなり、加熱手段での加熱の開始/停止を制御するもので、ガス供給路の開閉弁の開閉、こんろバーナやグリルバーナに対応する流量調整弁の開度の調整、点火プラグのスパーク等を行う。
前面パネル87の各操作部88の下側には対応するこんろバーナの調理の設定を指令するための設定手段を構成する設定入力パネル89が設けてあり、この設定入力パネル89を操作することで、こんろバーナ毎に、調理タイマーモード、湯沸しモード、炊飯モード等の自動調理モードを設定できるようになっている。
また、前面パネル87における向かって左側の部位には、グリルバーナの点火及び消火の切り替えや火力調整を指令するための設定入力パネル90が設けてある。
上記設定入力パネル89、90によるモード設定なしの状態で調理を行う場合、前面に設けた電源スイッチ91をONにした後、操作部88や設定入力パネル89、90を押し操作して制御部に点火の指令を送る。この指令を受けると制御部は、図示しないがガス供給路の開閉弁を開き、且つ任意のこんろバーナ又はグリルバーナに対応する流量調整弁を所定開度で開くと共に点火プラグをスパークさせて点火させるという、こんろバーナ又はグリルバーナの点火動作を行う。これにより、こんろバーナの炎により対応する五徳84上に載置した被加熱物を加熱したり、グリルバーナの炎によりグリル庫内の肉や魚を焼くことができる。
ここで、上記ガスこんろ8の各操作部88の前面には当該操作部88が被加熱物を配置したこんろバーナに対応する操作部88であることを報知するための報知手段として発光面12aが設けてあり、以下に、操作部88としてのつまみダイヤル装置Aについて図1〜図4に基づいて説明する。
つまみダイヤル装置Aは、図1、図2に示すように、つまみ部1と、つまみ部1を前後に移動自在に保持する保持部2と、ロータリーエンコーダ3と、発光体4とで主体が構成される。
つまみ部1は、筒状をしたつまみ本体11と、つまみ本体11の内部に嵌入され前方に露出する前端面を発光面12aとする筒状をした導光部材12と、つまみ本体11(導光部材12)の前端開口を閉塞するつまみ蓋13と、で構成される。
つまみ本体11は、略円筒状をしたもので、その外面を、使用者が指でつまんで回転させるためのつまみ面とするものである。本実施形態では、遮光性を有する合成樹脂等の材料で形成してある。
導光部材12は、透光性を有する合成樹脂等の材料からなる略円筒状をしたもので、外径を前記つまみ本体11の内径と略同じとし、長さはつまみ本体11の長さよりも長く形成して、導光部材12の後端部がつまみ本体11の後端よりも後方に突出するようにつまみ本体11の内部に嵌入される。この導光部材12は、前端面にシボ加工等の梨地状加工を施して、該前端面を光が乱反射して略均一に発光する発光面12aとすると共に、後端面を前後方向に垂直に形成して、該後端面を発光体4からの光が入射する入射面12bとするものである。発光面12aはつまみ本体11から前方に露出している。
つまみ蓋13は、有蓋筒状をしたもので、本実施形態では遮光性を有する金属や合成樹脂等の材料で形成してあり、筒状の部分が導光部材12の前端部の内部に嵌入され、蓋の部分が導光部材12の前端の発光面12aの内部に位置して該発光面12aと略面一となる。
上述した構成のつまみ部1は保持部2により前後に移動自在に保持され、前面パネル87に形成した貫通孔87aを介して前方に突出したり該前面パネル87と略面一となったりする。
保持部2は、本体部21と可動部22とを備え、本体部21に対して可動部22を後方に押し込む毎に前記可動部22が前方に位置する状態と後方に位置する状態とが交互に切り替わるもので、例えばハート型カムを用いた既存の機構が好適に用いられるが、その他の機構であってもよく、機構の詳細な説明は省略する。
本実施形態では基板部6が設けてある。基板部6は、ロータリーエンコーダ3と、発光体4と、スイッチS2と、を備えたもので、各つまみダイヤル装置A毎に別個に設けられる。本実施形態では、基板部6は、ガスこんろ8の筐体81に固定される支持板92の後側の面にビス等の固着具により取り付けられる。
ロータリーエンコーダ3は、軸廻りに回転自在な操作軸31が支持板92に形成された貫通口92aを介して前方に突出していて、該操作軸31の一方向への回動操作に伴って二つのパルス信号のうちの一方のパルス信号が他方のパルス信号より位相が進み、また他方向への回動操作に伴って前記他方のパルス信号が前記一方のパルス信号より位相が進む状態で、異なる位相の二つのパルス信号を制御部に出力するよう構成されている。つまり、ロータリーエンコーダ3はその二つの出力端子から上述した位相の異なるパルス信号を出力するものであり、このパルス信号に基づいて制御部はステッピングモータの駆動を制御し、対応するこんろバーナへの燃料供給量、即ち火力を調節する。
ロータリーエンコーダ3の操作軸31の先端部に、上記保持部2の本体部21が取り付けられる。保持部2の本体部21の後方側の面には、前記操作軸31の外形と略同様の嵌入孔23が穿設してあり、この嵌入孔23が前記操作軸31に被嵌されて取り付けられる。
本実施形態では、各つまみダイヤル装置A毎に、白色発光体4aと橙色発光体4bの発光色の異なる二種類の発光体4が各色毎に三個ずつ、両色で計六個の発光体4が基板部6の前方側の面に実装してある。この発光体4は、指向性を有しており、発する光が支持板92に形成された貫通口92bを介して、導光部材12の入射面12bから導光部材12内に入射されるように、入射面12bと対向する後方の位置に発光方向が前方となるように配置される。本実施形態では各色毎に三個の発光体4が導光部材12の円周方向に90°の間隔で配置してある。前記間隔は三個の場合には均等となる120°が好ましいが、90〜120°の範囲でも差支えない。これにより、複数色の発光体4を発光面12aに均一に光らせることが可能となる。
スイッチS2は点消火用のスイッチであって、レバー71が支持板92に形成された貫通口92cを介して前方に突出していて、レバー71を後方に向けて押圧することでスイッチS2がOFFとなり、前方に戻ることでスイッチS2がONとなり、このON/OFFの切り替え情報が制御部に伝達される。
上述した保持部2には、つまみ部1が被嵌される。つまみ部1は、導光部材12が後方に開口していて、この開口を介して導光部材12の内部に保持部2が挿入され、導光部材12の内面と保持部2の外面とが互いにガイドとなって、つまみ部1が前後に移動する際につまみ蓋13の前面が前方を向く姿勢が維持される。そして、保持部2の可動部22となる軸の先端がつまみ蓋13の後面に取り付けられ、図3に示すように可動部22が後方に位置する状態と、図4に示すように可動部22が前方に位置する状態とが切り替わり、図3に示す可動部22が後方に位置する状態でつまみ部1の前端が前面パネル87と略面一となる後位置にある状態となり、図4に示す可動部22が前方に位置する状態でつまみ部1の前端が前面パネル87よりも前方に突出する前位置にある状態となる。前位置では、つまみ部1が後述する押圧部材5を介してスイッチS2のレバー71を後方に押圧せずスイッチS2がONとなり、後位置では、押圧部材5がスイッチS2のレバー71を押圧してスイッチS2がOFFとなる。つまみ部1を押し操作して後位置から前位置にすることでスイッチS2をOFFからONにする操作を点火操作というものとし、つまみ部1を押し操作して前位置から後位置にすることでスイッチS2をONからOFFにする操作を消火操作というものとする。
押圧部材5は、つまみ部1の後端部の外周に配設される、合成樹脂等からなる筒状をしたものである。この押圧部材5は、つまみ部1の後半部の外周面となる、つまみ本体11の後端部の外周面及び導光部材12の後端部の外周面から外方に所定の距離をあけて、該つまみ部1に対して前後に移動自在となるように配置される。更に、押圧部材5の前端縁から内方に向けて前側の内フランジ51が突設してあると共に、つまみ本体11の後端部近傍の外周面に外フランジ11aが突設してあり、押圧部材5の前側の内フランジ51がつまみ本体11の外フランジ11aよりも前方に位置していて、前記前側の内フランジ51の後面が外フランジ11aの前面に当接することで、押圧部材5のつまみ本体11に対する後方への移動が規制される。前記規制された状態で、押圧部材5の後端部がつまみ部1の後端部(すなわち導光部材12の後端部)よりも後方に位置している。また、押圧部材5の後端縁から内方に向けて後側の内フランジ52が突設してあり、この後側の内フランジ52の前面とつまみ本体11の外フランジ11aの後面との間に付勢部材53が配設してある。本実施形態では、付勢部材53としてコイルばねを圧縮して前記両面間に装填し、押圧部材5をつまみ本体11に対して後方に付勢した状態としている。押圧部材5は、スイッチS2のレバー71の前方に配置される。
この押圧部材5は、つまみ部1が前位置にある状態では、スイッチS2のレバー71から前方に離間している。そして、つまみ部1が前位置にある状態からつまみ部1を押し込んでいくと、押圧部材5は、つまみ部1の外フランジ11aから押し込み力を受ける付勢部材53を介して押し込み力を受け、つまみ部1と共に後方に移動してレバー71を押圧する。レバー71がストロークの後端に達すると、押圧部材5の後方への移動も規制され、つまみ部1が更に押し込まれても、つまみ部1の外フランジ11aが後方に移動して付勢部材53が圧縮されるのみで、押圧部材5は前記圧縮力以上の押し込み力を受けない。つまみ部1が更に押し込まれると、つまみ部1の後端縁(すなわち導光部材12の後端縁)が支持板92の前面に当接してつまみ部1の移動が規制される。この時、つまみ部1に加えられた押し込み力は上記付勢部材53の圧縮力を除いて全て支持板92にかかり、レバー71には押圧部材5を介して付勢部材53の圧縮力のみがかかるため、つまみ部1に過大な押し込み力がかかってもその大部分を支持板92が受けて、レバー71が過大な押し込み力により損傷してしまうのが防止される。
制御部は、電源スイッチ91がONの状態にあるときには、こんろバーナ毎に設けた被加熱物検知手段86による検知を行い、被加熱物検知手段86による検知のパターン、すなわち、電源ONとしてから前記検知がなされるまでの時間や、検知がなされた後に検知がなくなって再び検知がなされたか、等のパターンに応じて、白色点灯、白色点滅、橙色点灯、橙色点滅、といった様々な発光パターンを実行して発光面12aを光らせる。
次に、図6に基づいて制御部への給電に関わる回路構成について説明する。
電源部Bの正極・負極間には、正極側から、スイッチS1と、抵抗R3と、抵抗R4と、が直列に接続される。本実施形態では電源部Bに電池を用いているが、商用電源を直流に変換して電源部Bとして利用してもよい。またスイッチS1はタクトスイッチにて構成され、使用者が電源スイッチ91を押し操作(以下「電源入操作」という)している間だけスイッチS1がONとなり、押し操作をやめるとスイッチS1がOFFとなる。
また、電源部Bの正極にPNP型のトランジスタTR1のエミッタが接続され、トランジスタTR1のベースが抵抗R2を介してNPN型のトランジスタTR3のコレクタに接続され、トランジスタTR3のエミッタが電源部Bの負極に接続され、また、電源部Bの正極と抵抗R2との間にはトランジスタTR1と並列になるように抵抗R1が接続される。トランジスタTR3のベースは抵抗R3と抵抗R4の間の部分に接続される。
また、トランジスタTR1のコレクタは、ダイオードD1のアノードに接続され、ダイオードD1のカソードは抵抗R7を介してNPN型のトランジスタTR4のコレクタに接続され、トランジスタTR4のエミッタは電源部Bの負極に接続される。また、スイッチS1と電源部Bの負極との間には抵抗R3及び抵抗R4と並列になるように、スイッチS1側より直列に接続された抵抗R5及び抵抗R6が接続され、トランジスタTR4のベースが抵抗R5と抵抗R6の間の部分に接続される。
また、ダイオードD1のカソードは制御部の電源供給端子Vdに接続され、制御部のGND端子が電源部Bの負極に接続され、電源部Bの正極から、トランジスタTR1のエミッタ−コレクタ、ダイオードD1、制御部の電源供給端子Vd、GND端子、電源部Bの負極に至る電源供給回路が形成される。また制御部は、V1入力端子と、V2入力端子と、Vcont出力端子と、を備えている。
また、電源部Bの正極にPNP型のトランジスタTR2のエミッタが接続され、トランジスタTR2のコレクタがダイオードD2のアノードに接続され、ダイオードD2のカソードが制御部の電源供給端子Vdに接続され、電源部Bの正極から、トランジスタTR2のエミッタ−コレクタ、ダイオードD2、制御部の電源供給端子Vd、GND端子、電源部Bの負極に至る、前記電源供給回路とは別の電源供給回路が形成される。トランジスタTR2のベースは、該ベースより順に直列に接続されるコンデンサCと抵抗R9と上記スイッチS2とを介して電源部Bの負極に接続される。
トランジスタTR2のエミッタとベースとの間に抵抗R10が接続され、ダイオードD3のアノードがトランジスタTR2のベースに接続され、ダイオードD3のカソードがトランジスタTR2のエミッタに接続される。また、コンデンサCと抵抗R9との間の部分と、トランジスタTR2のエミッタとの間に抵抗R8が接続される。
制御部のV1入力端子は、抵抗R7とトランジスタTR4のコレクタとの間の部分に接続される。
制御部の電源供給端子VdとV2入力端子との間に抵抗R11が接続され、また、ダイオードD4のアノードが制御部のV2入力端子に接続され、ダイオードD4のカソードが抵抗R9とスイッチS2との間の部分に接続される。
制御部のVcont出力端子とGND端子との間に、Vcont出力端子側から抵抗R12と抵抗R13とが直列に接続される。
抵抗R12と抵抗R13との間の部分にNPN型のトランジスタTR5のベースが接続され、抵抗R2とトランジスタTR3のコレクタとの間の部分にトランジスタTR5のコレクタが接続され、トランジスタTR5のエミッタが電源部Bの負極に接続される。
<1>まず、電源入操作した後に操作部より点火操作する、正規の使い方を行う場合について説明する。
電源スイッチ91をONにするとスイッチS1がONとなり、トランジスタTR3にベース電流が流れてエミッタ−コレクタ間がONとなる。これにより、トランジスタTR1にベース電流が流れてエミッタ−コレクタ間がONとなり、制御部に電源部Bから給電される。本実施形態ではトランジスタTR1が、制御部への給電のON/OFFを行う電源入切手段の主体を構成している。電源スイッチ91のONは、所定時間(後述する「初期化処理及び電圧読み込み時間」で、例えば約300msec)以上押し操作を継続するものとし、その後は押し操作をやめてスイッチS1がOFFとなるものとする。
制御部に給電されると、内部のマイクロコンピュータに給電されて初期化処理が実行され、V1入力端子とV2入力端子の電圧(負極やGND端子に対する電位)を読み込む。
また、スイッチS1がONとなる間はトランジスタTR4にもベース電流が流れてエミッタ−コレクタ間がONとなり、V1入力端子は制御部の負極と同電位のLowとなる。V1入力端子がLowの場合には、マイクロコンピュータは、電源入操作されてスイッチS1がONとなっていると判断して、Vcont出力端子から、制御部への給電のONを継続する制御信号である高電圧のHigh出力が出力される。本実施形態ではV1入力端子及びこの電圧を計るための回路構成が、電源スイッチ91が操作されたことを検知する電源スイッチ操作検知手段を構成している。
Vcont出力端子からのHigh出力により、トランジスタTR5にベース電流が流れてエミッタ−コレクタ間がONとなり、電源部Bの正極・負極間に抵抗R2及びトランジスタTR5を介した回路が形成されてトランジスタTR1にベース電流が流れ、トランジスタTR1のエミッタ−コレクタ間がONに維持される。これにより、Vcont出力端子出力がHighである限り、スイッチS1がOFFとなってトランジスタTR3のエミッタ−コレクタ間がOFFとなっても、電源部Bから制御部への給電が継続される。
Vcont出力端子からのHigh出力を開始してから所定時間(「オートパワーオフ時間」とし、例えば10分とする)内に、何の操作もなされない場合には、マイクロコンピュータはVcont出力端子からのHigh出力を停止する。
これにより、トランジスタTR5にベース電流が流れなくなってエミッタ−コレクタ間がOFFとなり、トランジスタTR1にもベース電流が流れずエミッタ−コレクタ間がOFFとなって、電源部Bから制御部への給電が遮断される。(オートパワーオフ機能)
また制御部は、給電されてから、マイクロコンピュータの初期化処理を完了し、その後、V1入力端子とV2入力端子の電圧の読み込みを完了するまでの時間が所定時間(「初期化処理及び電圧読み込み時間」とし、例えば約300msecとする)となるように図示しないリセット回路や電圧読み込みプログラムが構成されており、この間はVcont出力端子からのHigh出力がなされない。このため、スイッチS1がONとなってから初期化処理及び電圧読み込み時間(約300msec)が経過する前にスイッチS1がOFFになると、電源部Bから制御部への給電が遮断される。
電源入操作する意思がなく誤って電源スイッチ91をONにしてしまった場合は、一瞬だけスイッチS1がONとなり、初期化処理及び電圧読み込み時間(約300msec)ONが継続されることは殆どないと考えられる。従って、前記初期化処理及び電圧読み込み時間(約300msec)の設定は、誤って電源スイッチ91をONにして制御部への給電が継続されるのを防止することができる。
制御部に給電されている状態で、操作部88のつまみ部1を押し操作してつまみ部1を前位置に位置させるとスイッチS2がONとなり、抵抗R11及びダイオードD4に電流が流れてV2入力端子の電圧がLowとなる。本実施形態ではV2入力端子及びこの電圧を計るための回路構成が、操作部で加熱の開始の操作がされていることを検知する操作部操作検知手段を構成している。V2入力端子がLowの場合には、マイクロコンピュータは、つまみ部1が操作されてスイッチS2がONとなっていると判断して、ガス供給路の開閉弁を開き、且つ該当するこんろバーナに対応する流量調整弁を所定開度で開くと共に点火プラグをスパークさせるという、上述した点火動作を実行する。なお、スイッチS2は図においては一つのみ記載しているが、実際には標準バーナ83a、小バーナ83b、高火力バーナ83cに対応する加熱部83毎にスイッチS2を並列に設けてあり、任意の加熱部83について前記動作を実行する。
また、グリルバーナの場合にはスイッチS2に相当するスイッチがないものの、電源入操作すれば制御部に給電されるため、その後、設定入力パネル90を操作することで、グリルバーナの点火動作を実行する。なお、グリルバーナの場合でも、スイッチS2と並列に該スイッチS2に相当するスイッチを設けるとともに、このスイッチを設定入力パネル90からの操作でON/OFFすることができるようにし、上述した動作を実行するようにしてもよい。
<2>次に、電源入操作せず電源スイッチ91をOFFとしたまま、操作部で点火操作を行って、その後で電源入操作する、という使い方を行う場合について説明する。
スイッチS1及びS2がOFFで回路に全く電流が流れていない状態からスイッチS2をONにすると、コンデンサCに充電電流が流れてトランジスタTR2にベース電流が流れ、トランジスタTR2のエミッタ−コレクタ間がONとなり、制御部に電源部Bから給電される。本実施形態ではトランジスタTR2が、制御部への給電がOFFの状態で操作部を操作することにより制御部への給電をONにする操作部電源入手段の主体を構成している。
制御部に給電されると、内部のマイクロコンピュータに給電されて初期化処理が実行され、V1入力端子とV2入力端子の電圧を読み込む。
スイッチS1はOFFとなっているためトランジスタTR4にベース電流が流れずエミッタ−コレクタ間がOFFであり、V1入力端子は制御部の正極と同じHighとなる。V1入力端子がHighの場合には、マイクロコンピュータは、電源入操作されて制御部に給電されるようになったのではないと判断する。この場合も、Vcont出力端子からHigh出力がなされ、トランジスタTR5のエミッタ−コレクタ間がONとなるとともにトランジスタTR1のエミッタ−コレクタ間がONに維持され、電源部Bから制御部への給電が継続される。
この時、スイッチS2はONとなっていて抵抗R11及びダイオードD4に電流が流れているため、V2入力端子はLowとなっており、マイクロコンピュータはつまみ部1が操作されてスイッチS2がONとなっていると判断するが、上記のように電源入操作されて制御部に給電されるようになったのではないと判断しているため、点火動作を実行しない。そして更に、電源入操作されていない旨を報知するのが好ましく、報知手段としては、ブザーや、「点火のために電源スイッチをONにしてください」といった音声案内を行う手段が挙げられる。
スイッチS2をONにした場合、コンデンサCに充電電流が流れる間だけトランジスタTR2のエミッタ−コレクタ間がONとなって制御部に給電されるようになっており、この点について説明する。スイッチS2をONにして制御部に給電する場合には、電源部Bの正極から、トランジスタTR2のエミッタ−コレクタ、ダイオードD2、制御部の電源供給端子Vdを通るという、トランジスタTR1を介さない電源供給回路により給電されるため、トランジスタTR1のON、OFFと関係なく給電されることになる。このため、マイクロコンピュータがVcont出力端子からのHigh出力を停止して、トランジスタTR1のエミッタ−コレクタ間をOFFにし、電源部Bから制御部への給電を遮断するパワーオフ機能が効かず、もしコンデンサCを備えない場合に誤ってスイッチS2をONにしてしまうと、制御部への給電が継続されて電力が無駄となる。そこで、コンデンサCに充電電流が流れる所定時間(「トランジスタTR2のON継続時間」とし、約500msecとする)だけ、トランジスタTR2のエミッタ−コレクタ間がONとなって制御部に給電されるようにしている。トランジスタTR2のON継続時間は、上述した初期化処理及び電圧読み込み時間(約300msec)より若干長くなるように、コンデンサCの静電容量、抵抗R8、R9、R10の抵抗値といった値により算出される時定数を適宜定めることで設定される。コンデンサCでの充電が完了すると電流が流れなくなるが、スイッチS2がOFFとなった時に、コンデンサCの正電荷側からダイオードD3と抵抗R8を通ってコンデンサCの負電荷側に至る放電回路が形成されて放電され、次にスイッチS2がONとなった時に再びコンデンサCに充電電流がトランジスタTR2のON継続時間流れる。
電源入操作せずに点火操作を行って、制御部への給電が開始されてから所定時間(「点火操作後の電源入操作受付時間」とし、例えば20秒間とする)内に、V1入力端子がLowを検知しない場合すなわち、電源入操作してスイッチS1をONにしない場合にはオートパワーオフ機能が稼働し、マイクロコンピュータはVcont出力端子からのHigh出力を停止し、電源部Bから制御部への給電が遮断される。
また、電源入操作せずに操作部での点火操作を行って、制御部への給電が開始されてから点火操作後の電源入操作受付時間内にV1入力端子がLowを検知した場合には、電源入操作されてスイッチS1がONとなったと判断して、ガス供給路の開閉弁を開き、且つ該当するこんろバーナに対応する流量調整弁を所定開度で開くと共に点火プラグをスパークさせるという、点火動作を実行する。
また、上述したように、制御部に給電されてから、マイクロコンピュータの初期化処理を完了し、その後、V1入力端子とV2入力端子の電圧の読み込みを完了するまでの時間を初期化処理及び電圧読み込み時間として所定時間(約300msec)に設定しているが、マイクロコンピュータの初期化処理を完了してから所定時間(例えば1秒間)以上経過すると、V1入力端子とV2入力端子の電圧の読み込み時間のみを所定時間(「点火操作後の電圧読み込み時間」とし、約300msecとする)とするように、電圧読み込みプログラムが構成されている。このため、点火操作後に電源入操作する場合も、電源スイッチ91を継続して押し操作してスイッチS1を継続して点火操作後の電圧読み込み時間以上ONにしなければ、V1入力端子のLowを検知せず、電源部Bから制御部への給電が継続されない。
また、点火操作後の電圧読み込み時間を、V1入力端子の電圧の読み込み時間としては適用せずV2入力端子の電圧の読み込み時間に適用し、V1入力端子の電圧の読み込み時間として更に別の所定時間(「点火操作後のV1入力端子電圧読み込み時間」とし、約500msecとする)を適用するように電圧読み込みプログラムを構成してもよい。点火操作後のV1入力端子電圧読み込み時間は、点火操作後の電圧読み込み時間よりも長く設定する。これにより、点火操作後の電源入操作受付時間内に、電源入操作する意思がなく誤って電源スイッチ91をONにしてしまった場合でも、点火操作後のV1入力端子電圧読み込み時間スイッチS1のONが継続されることは殆どないため、誤って点火されるのを確実に防止することができる。
グリルバーナの場合にはスイッチS2に相当するスイッチがないため、電源入操作せず電源スイッチ91をOFFとしたまま、設定入力パネル90を操作しても制御部に給電されない。このため、その後で電源入操作を行っても勿論グリルバーナには点火されないものの、制御部への給電が開始されるため、その後で再び設定入力パネル90を操作すればグリルバーナへの点火動作が実行されることとなり、最初の設定入力パネル90の操作の後、グリルバーナを点火するのに2動作を要する。
<3>次に、電源入操作と、操作部での点火操作とを同時に行った場合について説明する。
スイッチS1及びS2がOFFで回路に全く電流が流れていない状態からスイッチSS1及びS2をONにすると、トランジスタTR1のエミッタ−コレクタ間とトランジスタTR2のエミッタ−コレクタ間の両方がONとなり、制御部に電源部Bから給電される。
内部のマイクロコンピュータに給電されて初期化処理が実行され、V1入力端子とV2入力端子の電圧を読み込む。この時点ではスイッチS1及びS2がONであるためV1入力端子及びV2入力端子はともにLowであり、初めからV1入力端子及びV2入力端子がともにLowである場合には、点火動作を実行しない。すなわち、一旦V1入力端子のLowを検知し且つV2入力端子のHighを検知した後、V1入力端子及びV2入力端子のLowを検知した時に点火動作が行われる。従って、電源入操作と点火操作とを同時に行った場合、一旦消火操作を行い、再び点火操作を行うという2動作を要する。
このように初めからV1入力端子及びV2入力端子がともにLowである場合に、点火動作を実行しない理由について説明する。つまみ部1を誤って押し操作して点火操作後の電源入操作受付時間以上経過していたり、前回の使用時につまみ部1を押し操作したまま戻し忘れてオートパワーオフ時間以上経過していたり、といったように、点火操作が行われてスイッチS2がONとなっている状態で制御部への給電がなされていないことが起こり得る。この時、使用者が電源入操作を行ってスイッチS1をONにすると、制御部への給電が開始され、初期化処理及びV1入力端子とV2入力端子の電圧の読み込みが行われ、V1入力端子及びV2入力端子はともにLowとなっている。この状態でこんろバーナが点火すると、使用者は主電源をONにするだけで点火はしないつもりで電源入操作をした場合であっても、点火まで行われてしまう。このような意図しない点火を回避するため、初めからV1入力端子及びV2入力端子がともにLowである場合には点火動作を実行しない。
なお、本実施形態では加熱部83にこんろバーナを用いているが、所謂IHのような電磁調理器や、電熱線その他電力により加熱させる加熱調理器にも適用可能である。
また、本実施形態のスイッチS2は、点火/消火のためのつまみ部1によりON/OFFがなされるが、その他の操作部、例えば、加熱部2による調理時間を設定するためのタイマ入力部や、揚げもの・炊飯・湯わかしの自動調理のメニューを設定するための調理入力部や、加熱量調節部の操作によりON/OFFがなされてもよい。
(a)は前面パネルおよび前面パネルに取り付けられる機器の分解斜視図であり、(b)はつまみ部の斜視図である。 同上のつまみダイヤル装置の斜視図である。 同上のつまみダイヤル装置のつまみ部が後位置にある状態の断面図である。 同上のつまみダイヤル装置のつまみ部が前位置にある状態の断面図である。 加熱調理器の全体斜視図である。 制御部への給電に関わる回路構成を示す回路図である。
符号の説明
1 つまみ部
8 ガスこんろ
83 加熱部
87 前面パネル
88 操作部
91 電源スイッチ
TR1、TR2 PNP型のトランジスタ
TR3〜TR5 NPN型のトランジスタ
R1〜R13 抵抗
C コンデンサ
D1〜D4 ダイオード
S1、S2 スイッチ

Claims (4)

  1. 加熱手段を備えた加熱部と、加熱手段での加熱の開始/停止を制御する制御部と、制御部へ加熱手段の加熱の開始/停止の指令を入力するための操作部と、制御部への給電のON/OFFを行う電源入切手段と、制御部への給電のON/OFFを電源入切手段に行わせるために操作する電源スイッチと、制御部への給電がOFFの状態で操作部を操作することにより制御部への給電をONにする操作部電源入手段と、電源スイッチが操作されたことを検知する電源スイッチ操作検知手段と、操作部で加熱の開始の操作がされていることを検知する操作部操作検知手段と、を備え、操作部を操作することで操作部電源入手段により制御部への給電のONがなされ、操作部操作検知手段が前記給電のONが操作部電源入手段によりなされたことを検知した時に、加熱手段での加熱を開始せず、前記給電のONから所定時間内に電源スイッチをONにして電源スイッチ操作検知手段が検知した時に加熱手段による加熱を開始することを特徴とする加熱調理器。
  2. 制御部は、マイクロコンピュータからなり、電源スイッチが操作されたことを検知する電源スイッチ操作検知手段と、操作部で加熱の開始の操作がされていることを検知する操作部操作検知手段としての機能を備え、制御部への給電がONとなってから所定時間は初期化処理と電源スイッチ操作検知手段及び操作部操作検知手段としての動作を行い、所定時間経過後に制御部への給電のONを継続する制御信号を電源入切手段に送るものであって、操作部電源入手段による制御部への給電のONは前記所定時間より長い別の所定時間継続し、該別の所定時間経過後は操作部電源入手段による制御部への給電のONを停止して、制御部から給電のONを継続する制御信号を受けた電源入切手段により給電をONすることを特徴とする請求項1記載の加熱調理器。
  3. 制御部は、マイクロコンピュータからなり、制御部への給電がONとなって初期化処理が行われた後、初めて電源スイッチ操作検知手段及び操作部操作検知手段としての動作を行った時、電源スイッチ操作検知手段が電源スイッチが操作されたことを検知し且つ操作部操作検知手段が操作部で加熱の開始の操作がされていることを検知した場合に、加熱手段での加熱を開始しないことを特徴とする請求項1又は2記載の加熱調理器。
  4. 操作部で加熱の開始の操作がされていることを検知する操作部操作検知手段を備え、制御部は制御部への給電がONとなった後は該制御部への給電のONを継続する制御信号を電源入切手段に送信して給電のONを維持し、前記制御信号の電源入切手段への送信を停止することで給電をOFFにするものであって、操作部電源入手段により制御部への給電のONがなされ、操作部操作検知手段が前記給電のONが操作部電源入手段によりなされたことを検知した時に、前記給電のONから所定時間内に電源スイッチをONにしない場合に、給電をOFFにすることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項に記載の加熱調理器。
JP2008319559A 2008-12-16 2008-12-16 加熱調理器 Expired - Fee Related JP5302652B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008319559A JP5302652B2 (ja) 2008-12-16 2008-12-16 加熱調理器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008319559A JP5302652B2 (ja) 2008-12-16 2008-12-16 加熱調理器

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2010144941A JP2010144941A (ja) 2010-07-01
JP5302652B2 true JP5302652B2 (ja) 2013-10-02

Family

ID=42565556

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2008319559A Expired - Fee Related JP5302652B2 (ja) 2008-12-16 2008-12-16 加熱調理器

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5302652B2 (ja)

Families Citing this family (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5965768B2 (ja) * 2012-07-27 2016-08-10 株式会社ノーリツ 加熱調理器
JP6295766B2 (ja) * 2014-03-25 2018-03-20 株式会社ノーリツ 燃焼機器、並びに、電池駆動式ガスコンロ
JP6532308B2 (ja) * 2015-06-08 2019-06-19 株式会社ハーマン ガス調理器の操作装置
KR101836954B1 (ko) * 2016-09-13 2018-03-12 린나이코리아 주식회사 가스레인지 불량점화 방지방법
JP6967770B2 (ja) * 2017-08-10 2021-11-17 株式会社パロマ ガスコンロ

Family Cites Families (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4105037B2 (ja) * 2003-05-30 2008-06-18 リンナイ株式会社 ガスコンロ
JP3966300B2 (ja) * 2004-03-16 2007-08-29 松下電器産業株式会社 加熱調理器
JP4364153B2 (ja) * 2005-04-07 2009-11-11 リンナイ株式会社 注意喚起機能付きガスこんろ
JP2007115053A (ja) * 2005-10-20 2007-05-10 Rinnai Corp 生活モニターシステム
JP4814760B2 (ja) * 2006-11-13 2011-11-16 大阪瓦斯株式会社 加熱調理器
JP5108335B2 (ja) * 2007-03-05 2012-12-26 株式会社ハーマン 加熱調理器

Also Published As

Publication number Publication date
JP2010144941A (ja) 2010-07-01

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5302652B2 (ja) 加熱調理器
EP2856033B1 (en) Control device for gas taps
ITTO20090385A1 (it) Dispositivo per il controllo dell'alimentazione di gas ad un bruciatore
JP2010038475A (ja) こんろ
WO2021031703A1 (zh) 脉冲点火装置、燃气具及其点火控制方法、控制系统
JP6919893B2 (ja) ガスコンロ
WO2022160470A1 (zh) 旋塞阀和燃气灶
JP2019070490A (ja) ガスコンロ
JP5160997B2 (ja) こんろ
JP5108570B2 (ja) こんろ
CN211011494U (zh) 燃气炉灶智能定时开关
JP4136718B2 (ja) 調理器
JP5221257B2 (ja) つまみダイヤル装置
JP2012235813A (ja) 電気加熱器具
KR100675854B1 (ko) 가열조리기
CN219680392U (zh) 一种烤炉的控制器
EP3257409B1 (en) Oven
JPH11294777A (ja) 加熱調理器
CN214172333U (zh) 一种用于灶具的控制系统、灶具以及烟灶联动系统
JP2018174063A (ja) 熱線センサ付自動スイッチ
KR950002922B1 (ko) 연소기기의 점화제어장치
JP2022160886A (ja) 加熱調理装置
JP2003021331A (ja) 点火装置と連動する機器の起動装置
JP5379608B2 (ja) 加熱調理器
JP2003222328A (ja) ガス器具

Legal Events

Date Code Title Description
A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A712

Effective date: 20110526

RD03 Notification of appointment of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7423

Effective date: 20110630

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20111212

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20130322

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20130326

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20130527

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20130618

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20130621

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5302652

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees