JP5302633B2 - 貯湯式ヒートポンプ給湯器及びヒートポンプ通電方法 - Google Patents
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Description
図において、1は給湯器本体であり、給湯器本体1の内部には、所定の貯水量(たとえば370リットル)の貯湯タンク2があり、貯湯タンク2には、貯湯タンク2の下部に接続された給水配管3と、給水配管3に設けられた減圧弁4が接続されている。また、貯湯タンク2の下部側面に取り付けられ、貯湯タンク2内の給水水温を検出する水温センサ5を備えている。貯湯タンク2の上部と接続された給湯配管6には、逃し弁7が取り付けられている。また、貯湯タンク2の上端部位置に取り付けられた上部サーミスタ8と、貯湯タンク2の上端部から50リットル、100リットル、180リットル、240リットル、300リットルの位置にそれぞれ取り付けられ、その位置の水温によって残湯量を検出する第1〜第5残湯サーミスタ8a〜8eと、を備えている。満タン状態の湯量をAとし、上部サーミスタ8及び第1〜第5残湯サーミスタ8a〜8eで検出された加熱の必要がない高温湯の湯量を残湯量Zとすると、(A−Z)が加熱の必要な最大量である。
このような構成の貯湯式ヒートポンプ給湯器における制御部16は従来、記憶部に記憶された除霜運転時間を考慮してヒートポンプ通電開始時刻(沸き上げ開始時刻)を早めに設定するようにしていた。このことは例えば(特許文献1)に記載されている。
このため、上述したような種々の外部条件や内部条件の変化に対しても十分に対応することができる貯湯式ヒートポンプ給湯器が要望されていた。
本発明は、上記従来の問題点を解決するもので、種々の外部条件や内部条件が変化しても、適性に対応することができる貯湯式ヒートポンプ給湯器を提供することを目的とする。
本発明の実施の形態1に係る貯湯式ヒートポンプ給湯器は、従来同様、図1に示す構成である。本貯湯式ヒートポンプ給湯器が従来の貯湯式ヒートポンプ給湯器と異なるところは、制御部16の動作である。
図2は、制御部16の機能実現手段を示す機能ブロック図である。
図2において、1611は複数nの不足加熱熱量をリセットする初期化手段、1612は沸き上げ目標貯湯量の目標設定温度と給水温度と残湯量の算出データと沸き上げ目標貯湯量と加熱能力の基準を示す基準単位時間能力とを運転条件データとして入力する入力手段、1613は複数nの不足加熱熱量のうちの最大不足加熱熱量を検索する最大不足加熱熱量検索手段、1614は最大不足加熱熱量と運転条件データとに基づいて必要沸き上げ時間を算出する必要沸上げ時間算出手段、1615は必要沸き上げ時間に基づいて沸き上げ開始時刻を算出する沸上げ開始時刻算出手段、1616は算出した沸き上げ開始時刻に到達したか否かを判定する開始時刻到達判定手段、1617は開始時刻到達判定手段1616において算出した沸き上げ開始時刻に到達したと判定したときはヒートポンプ加熱機本体10の通電を開始するヒートポンプ通電開始手段、1618はヒートポンプ加熱機本体10の通電を続行するか否かを判定する通電非通電判定手段、1619は深夜時間帯終了時刻または沸き上げ目標貯湯量の沸き上げ完了時刻にヒートポンプ加熱機本体10の通電を停止するヒートポンプ通電停止手段、1620は深夜時間帯終了時刻または沸き上げ完了時刻における不足加熱熱量を深夜時間帯終了時刻または沸き上げ完了時刻における貯湯タンクの温度と運転条件データとに基づいて算出すると共に算出した不足加熱熱量を過去の実績値として後述の記憶部1622に記憶する不足加熱熱量算出記憶手段、1621は記憶する不足加熱熱量に番号を付けることにより複数nの不足加熱熱量を番号の順に繰り返し更新する不足加熱熱量番号算出手段、1622は複数nの不足加熱熱量を過去の実績値として記憶する記憶部である。ここで、深夜時間帯とは例えば午後11時または午前0時から午前6時または午前7時までで、深夜時間帯終了時刻とは例えば午前6時または午前7時である。
図3において、まず初期化手段1611は、不足加熱熱量の記憶番号を示すjを「1」にセットし(j=1)(S1)、複数n個の不足加熱熱量(H1、H2、・・・、Hn)をゼロにリセットする(S2)(初期化ステップ)。次に、入力手段1612は、沸き上げ目標貯湯量の目標設定温度TSと給水温度TWと残湯量Zと沸き上げ目標貯湯量ZCと加熱能力の基準を示す基準単位時間能力Wとを運転条件データとして入力する(S3、入力ステップ)。残湯量Zは上部サーミスタ8及び第1〜第5残湯サーミスタ8a〜8eで検出された貯湯タンク内の水温の分布によって求められた、加熱の必要がない高温域の湯量を表している。尚、残湯量として認識する時の残湯温度TZを何℃にするかは、適宜、選択することができる。よって、満タン貯湯量Aから残湯量Zを引いた値(A−Z)が、深夜時間帯において加熱される貯湯タンク2内の最大水量である。しかし、個々の家庭の家族構成や季節などによって、使用される湯量や目標設定温度は異なり、必ずしも(A−Z)の全てを加熱する必要はない。そこで、過去の使用湯量の実績から、沸き上げ目標貯湯量ZCを設定すると、深夜時間帯において加熱される貯湯タンク2内の水量は(ZC−Z)である(但し、ZC≦A)。
本発明の実施の形態2に係る貯湯式ヒートポンプ給湯器は、従来同様、図1に示す構成である。本貯湯式ヒートポンプ給湯器が従来の貯湯式ヒートポンプ給湯器と異なるところは、制御部16の動作である。
図4は、制御部16の機能実現手段を示す機能ブロック図である。
図4において、1631は複数n個の単位時間能力補正値をリセットする初期化手段、1632は貯湯タンクの目標設定温度と給水温度と残湯量と沸き上げ目標貯湯量と加熱能力の基準を示す基準単位時間能力とを運転条件データとして入力する入力手段、1633は複数n個の単位時間能力補正値のうちの最大単位時間能力補正値を検索する最大単位時間能力補正値検索手段、1634は最大単位時間能力補正値と運転条件データとに基づいて必要沸き上げ時間を算出する必要沸上げ時間算出手段、1635は必要沸き上げ時間に基づいて沸き上げ開始時刻を算出する沸上げ開始時刻算出手段、1636は必要沸上げ時間算出手段1634で算出した沸き上げ開始時刻に到達したか否かを判定する開始時刻到達判定手段、1637は開始時刻到達判定手段1636において算出した沸き上げ開始時刻に到達したと判定したときはヒートポンプの通電を開始するヒートポンプ通電開始手段、1638はヒートポンプ加熱機本体10の通電を続行するか否かを判定する通電非通電判定手段、1639は深夜時間帯終了時刻または沸き上げ完了時刻にヒートポンプの通電を停止するヒートポンプ通電停止手段、1640は深夜時間帯終了時刻または沸き上げ完了時刻における単位時間能力補正値を深夜時間帯終了時刻または沸き上げ完了時刻における貯湯タンクの温度と運転条件データとに基づいて算出すると共に算出した単位時間能力補正値を過去の実績値として後述の記憶部1642に記憶する単位時間能力補正値算出記憶手段、1641は記憶する単位時間能力補正値に番号を付けることにより複数n個の単位時間能力補正値を番号の順に繰り返し更新する単位時間能力補正値番号算出手段、1642は複数n個の単位時間能力補正値を過去の実績値として記憶する記憶部である。
図5において、まず初期化手段1631は、単位時間能力補正値の記憶番号を示すjを「1」にセットし(j=1)(S21)、複数n個の単位時間能力補正値(W1、W2、・・・、Wn)をゼロにリセットする(S22)(初期化ステップ)。次に、入力手段1632は、残湯量の目標設定温度TSと給水温度TWと残湯量Zと沸き上げ目標貯湯量ZCと加熱能力の基準を示す基準単位時間能力Wとを運転条件データとして入力する(S23、入力ステップ)。残湯量Zは上部サーミスタ8及び第1〜第5残湯サーミスタ8a〜8eで検出された貯湯タンク内の水温の分布によって求められた、加熱の必要がない高温域の湯量を表している。深夜時間帯において加熱される貯湯タンク2内の水量は(ZC−Z)である(但し、ZC≦A)。
2 貯湯タンク
3 給水配管
4 減圧弁
5 水温センサ
6 給湯配管
7 逃し弁
8 上部サーミスタ
8a 第1残湯サーミスタ
8b 第2残湯サーミスタ
8c 第3残湯サーミスタ
8d 第4残湯サーミスタ
8e 第5残湯サーミスタ
10 ヒートポンプ加熱機本体(ヒートポンプ)
11 循環ポンプ
12 冷水管
13 温水管
14 加熱動作停止温度センサ
15 外気温度センサ
16 制御部
17 リモコン
18 圧縮機
19 給湯用熱交換器
20 膨張弁
21 室外熱交換器
22 送風ファン
23 冷媒通路
24 給湯用水通路
25 沸き上げ湯温センサ
1611、1631 初期化手段
1612、1632 入力手段
1613 最大不足加熱熱量検索手段
1614、1634 必要沸上げ時間算出手段
1615、1635 沸上げ開始時刻算出手段
1616、1636 開始時刻到達判定手段
1617、1637 ヒートポンプ通電開始手段
1618、1638 通電非通電判定手段
1619、1639 ヒートポンプ通電停止手段
1620 不足加熱熱量算出記憶手段
1621 不足加熱熱量番号算出手段
1622、1642 記憶部
1633 最大単位時間能力補正値検索手段
1640 単位時間能力補正値算出記憶手段
1641 単位時間能力補正値番号算出手段
Claims (12)
- ヒートポンプの加熱能力と貯湯タンクへの給水温度と前記貯湯タンク内の残湯量と沸き上げ目標貯湯量に基づき必要沸き上げ時間を算出し、深夜時間帯終了時刻までに沸き上げを完了させるように沸き上げ開始時刻を制御する貯湯式ヒートポンプ給湯器において、過去の実績として記憶しておいた不足加熱熱量に基づいて前記必要沸き上げ時間を算出して前記沸き上げ開始時刻を決定し、決定した前記沸き上げ開始時刻から前記ヒートポンプの通電を開始し、前記深夜時間帯終了時刻または沸き上げ完了時刻に前記ヒートポンプの通電を停止したときの前記深夜時間帯終了時刻または前記沸き上げ完了時刻における不足加熱熱量を算出して過去の実績として記憶する制御部を備えたことを特徴とする貯湯式ヒートポンプ給湯器。
- ヒートポンプの加熱能力と貯湯タンクへの給水温度と前記貯湯タンク内の残湯量と沸き上げ目標貯湯量に基づき必要沸き上げ時間を算出し、深夜時間帯終了時刻までに沸き上げを完了させるように沸き上げ開始時刻を制御する貯湯式ヒートポンプ給湯器において、過去の実績として記憶しておいた前記加熱能力を補正する単位時間能力補正値に基づいて前記必要沸き上げ時間を算出して前記沸き上げ開始時刻を決定し、決定した前記沸き上げ開始時刻から前記ヒートポンプの通電を開始し、前記深夜時間帯終了時刻または沸き上げ完了時刻に前記ヒートポンプの通電を停止したときの前記深夜時間帯終了時刻または前記沸き上げ完了時刻における前記単位時間能力補正値を算出して過去の実績として記憶する制御部を備えたことを特徴とする貯湯式ヒートポンプ給湯器。
- 前記制御部は、複数nの前記不足加熱熱量を過去の実績値として記憶する記憶部を備え、前記複数nの不足加熱熱量をリセットする初期化手段と、前記貯湯タンクの目標設定温度と前記給水温度と前記残湯量の算出データと前記貯湯タンクの満タン貯湯量と前記加熱能力の基準を示す基準単位時間能力とを運転条件データとして入力する入力手段と、前記複数nの不足加熱熱量のうちの最大不足加熱熱量を検索する最大不足加熱熱量検索手段と、前記最大不足加熱熱量と前記運転条件データとに基づいて前記必要沸き上げ時間を算出する必要沸上げ時間算出手段と、前記必要沸き上げ時間に基づいて前記沸き上げ開始時刻を算出する沸上げ開始時刻算出手段と、算出した前記沸き上げ開始時刻に到達したか否かを判定する開始時刻到達判定手段と、前記開始時刻到達判定手段において前記算出した沸き上げ開始時刻に到達したと判定したときは前記ヒートポンプの通電を開始するヒートポンプ通電開始手段と、前記深夜時間帯終了時刻または前記沸き上げ完了時刻に前記ヒートポンプの通電を停止するヒートポンプ通電停止手段と、前記深夜時間帯終了時刻または前記沸き上げ完了時刻における前記不足加熱熱量を前記深夜時間帯終了時刻または前記沸き上げ完了時刻における前記貯湯タンクの温度と前記運転条件データとに基づいて算出すると共に算出した前記不足加熱熱量を前記過去の実績値として前記記憶部に記憶する不足加熱熱量算出記憶手段とを有することを特徴とする請求項1に記載の貯湯式ヒートポンプ給湯器。
- 前記制御部は、記憶する前記不足加熱熱量に番号を付ける不足加熱熱量番号算出手段を備え、前記不足加熱熱量算出記憶手段は、前記複数nの不足加熱熱量を前記番号の順に繰り返し更新することを特徴とする請求項3に記載の貯湯式ヒートポンプ給湯器。
- 前記制御部は、複数nの前記単位時間能力補正値を過去の実績値として記憶する記憶部を備え、前記複数nの単位時間能力補正値をリセットする初期化手段と、前記貯湯タンクの目標設定温度と前記給水温度と前記残湯量の算出データと前記貯湯タンクの満タン貯湯量と前記加熱能力の基準を示す基準単位時間能力とを運転条件データとして入力する入力手段と、前記複数nの単位時間能力補正値のうちの最大単位時間能力補正値を検索する最大単位時間能力補正値検索手段と、前記最大単位時間能力補正値と前記運転条件データとに基づいて前記必要沸き上げ時間を算出する必要沸上げ時間算出手段と、前記必要沸き上げ時間に基づいて前記沸き上げ開始時刻を算出する沸上げ開始時刻算出手段と、算出した前記沸き上げ開始時刻に到達したか否かを判定する開始時刻到達判定手段と、前記開始時刻到達判定手段において前記算出した沸き上げ開始時刻に到達したと判定したときは前記ヒートポンプの通電を開始するヒートポンプ通電開始手段と、前記深夜時間帯終了時刻または前記沸き上げ完了時刻に前記ヒートポンプの通電を停止するヒートポンプ通電停止手段と、前記深夜時間帯終了時刻または前記沸き上げ完了時刻における前記単位時間能力補正値を前記深夜時間帯終了時刻または前記沸き上げ完了時刻における前記貯湯タンクの温度と前記運転条件データとに基づいて算出すると共に算出した前記単位時間能力補正値を前記過去の実績値として前記記憶部に記憶する単位時間能力補正値算出記憶手段とを有することを特徴とする請求項2に記載の貯湯式ヒートポンプ給湯器。
- 前記制御部は、記憶する前記単位時間能力補正値に番号を付ける単位時間能力補正値番号算出手段を備え、前記単位時間能力補正値算出記憶手段は、前記複数nの単位時間能力補正値を前記番号の順に繰り返し更新することを特徴とする請求項5に記載の貯湯式ヒートポンプ給湯器。
- ヒートポンプの加熱能力と貯湯タンクへの給水温度と前記貯湯タンク内の残湯量と沸き上げ目標貯湯量に基づき必要沸き上げ時間を算出し、深夜時間帯終了時刻までに沸き上げを完了させるように沸き上げ開始時刻を制御する貯湯式ヒートポンプ給湯器におけるヒートポンプ通電方法において、過去の実績として記憶しておいた不足加熱熱量に基づいて前記必要沸き上げ時間を算出して前記沸き上げ開始時刻を決定し、決定した前記沸き上げ開始時刻から前記ヒートポンプの通電を開始し、前記深夜時間帯終了時刻または前記沸き上げ完了時刻に前記ヒートポンプの通電を停止したときの前記深夜時間帯終了時刻または前記沸き上げ完了時刻における不足加熱熱量を算出して過去の実績として記憶することを特徴とするヒートポンプ通電方法。
- ヒートポンプの加熱能力と貯湯タンクへの給水温度と前記貯湯タンク内の残湯量と沸き上げ目標貯湯量に基づき必要沸き上げ時間を算出し、深夜時間帯終了時刻までに沸き上げを完了させるように沸き上げ開始時刻を制御する貯湯式ヒートポンプ給湯器におけるヒートポンプ通電方法おいて、過去の実績として記憶しておいた前記加熱能力を補正する単位時間能力補正値に基づいて前記必要沸き上げ時間を算出して前記沸き上げ開始時刻を決定し、決定した前記沸き上げ開始時刻から前記ヒートポンプの通電を開始し、前記深夜時間帯終了時刻または前記沸き上げ完了時刻に前記ヒートポンプの通電を停止したときの前記深夜時間帯終了時刻または前記沸き上げ完了時刻における前記単位時間能力補正値を算出して過去の実績として記憶することを特徴とするヒートポンプ通電方法。
- 複数nの前記不足加熱熱量を過去の実績値として記憶する記憶部を備え、前記複数nの前記不足加熱熱量をリセットする初期化ステップと、前記貯湯タンクの目標設定温度と前記給水温度と前記残湯量の算出データと前記貯湯タンクの満タン貯湯量と前記加熱能力の基準を示す基準単位時間能力とを運転条件データとして入力する入力ステップと、前記複数nの前記不足加熱熱量のうちの最大不足加熱熱量を検索する最大不足加熱熱量検索ステップと、前記最大不足加熱熱量と前記運転条件データとに基づいて前記必要沸き上げ時間を算出する必要沸上げ時間算出ステップと、前記必要沸き上げ時間に基づいて前記沸き上げ開始時刻を算出する沸上げ開始時刻算出ステップと、算出した前記沸き上げ開始時刻に到達したか否かを判定する開始時刻到達判定ステップと、前記開始時刻到達判定ステップにおいて前記算出した沸き上げ開始時刻に到達したと判定したときは前記ヒートポンプの通電を開始するヒートポンプ通電開始ステップと、前記深夜時間帯終了時刻または前記沸き上げ完了時刻に前記ヒートポンプの通電を停止するヒートポンプ通電停止ステップと、前記深夜時間帯終了時刻または前記沸き上げ完了時刻における不足加熱熱量を前記深夜時間帯終了時刻または前記沸き上げ完了時刻における前記貯湯タンクの温度と前記運転条件データとに基づいて算出すると共に算出した前記不足加熱熱量を過去の実績値として前記記憶部に記憶する不足加熱熱量算出記憶ステップとを有することを特徴とする請求項7に記載のヒートポンプ通電方法。
- 記憶する前記不足加熱熱量に番号を付ける不足加熱熱量番号算出記憶ステップを備え、前記不足加熱熱量算出記憶ステップにおいて、前記複数nの不足加熱熱量を前記番号の順に繰り返し更新することを特徴とする請求項9に記載のヒートポンプ通電方法。
- 複数nの前記単位時間能力補正値を過去の実績値として記憶する記憶部を備え、前記複数nの単位時間能力補正値をリセットする初期化ステップと、前記貯湯タンクの目標設定温度と前記給水温度と前記残湯量の算出データと前記貯湯タンクの満タン貯湯量と前記加熱能力の基準を示す基準単位時間能力とを運転条件データとして入力する入力ステップと、前記複数nの単位時間能力補正値のうちの最大単位時間能力補正値を検索する最大単位時間能力補正値検索ステップと、前記最大単位時間能力補正値と前記運転条件データとに基づいて前記必要沸き上げ時間を算出する必要沸上げ時間算出ステップと、前記必要沸き上げ時間に基づいて前記沸き上げ開始時刻を算出する沸上げ開始時刻算出ステップと、算出した前記沸き上げ開始時刻に到達したか否かを判定する開始時刻到達判定ステップと、前記開始時刻到達判定ステップにおいて前記算出した沸き上げ開始時刻に到達したと判定したときは前記ヒートポンプの通電を開始するヒートポンプ通電開始ステップと、前記深夜時間帯終了時刻または前記沸き上げ完了時刻に前記ヒートポンプの通電を停止するヒートポンプ通電停止ステップと、前記深夜時間帯終了時刻または前記沸き上げ完了時刻における前記単位時間能力補正値を前記深夜時間帯終了時刻または前記沸き上げ完了時刻における前記貯湯タンクの温度と前記運転条件データとに基づいて算出すると共に算出した前記単位時間能力補正値を前記過去の実績値として前記記憶部に記憶する単位時間能力補正値算出記憶ステップとを有することを特徴とする請求項8に記載のヒートポンプ通電方法。
- 記憶する前記単位時間能力補正値に番号を付ける単位時間能力補正値番号算出記憶ステップを備え、前記単位時間能力補正値算出記憶ステップにおいては、前記複数nの単位時間能力補正値を前記番号の順に繰り返し更新することを特徴とする請求項11に記載のヒートポンプ通電方法。
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