JP5299263B2 - 印刷システム、プリンター、及び専用usbメモリ - Google Patents

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Description

本発明は、USBを介してホストに接続されるプリンターと、そのプリンターに差し込まれる専用USBメモリと、そのプリンターとその専用USBメモリとを備える印刷システムに関するものである。
下記特許文献1には、アプリケーションプログラムとデバイスドライバーがホストにインストールされなくても、そのホストからそのアプリケーションプログラムを使用した印刷を可能とするプリンターが記載されている。
このようなプリンターでは、USBポートに接続されたホストに対し、メモリ内の通常記憶領域へのアクセスを管理するための管理テーブルにより、このプリンター(のメモリ内の通常記憶領域)をUSBマス・ストレージ・クラスのデバイスであるリムーバブルドライブとして認識させる。従って、メモリの通常記憶領域内の一部に記憶されたアプリケーションプログラムの実行ファイルは、そのホストからの通常のアクセス操作でそのホストに読み出させることができる。よって、そのホストにそのアプリケーションプログラムがインストールされなくとも、そのホストでそのアプリケーションプログラムを実行することが可能となる。
特開2009−223874号公報
しかしながら、そのアプリケーションプログラムは、プリンターのメモリの通常記憶領域内の一部に記憶されているので、プリンターという電子機器に組み込まれたファームウエアである。そのため、そのアプリケーションプログラムをこれまでにない仕様で実行したい場合には、ファームウエアのアップデートする方法と同様にして(例えば、ダウンロードによる書換やメモリの交換など)、そのアプリケーションプログラムを更新する必要があった。
そこで、本発明は、上述した点を鑑みてなされたものであり、アプリケーションプログラムとデバイスドライバーがホストにインストールされなくとも、そのホストからそのアプリケーションプログラムを使用した印刷をプリンターで可能とすることに関し、そのアプリケーションプログラムがそのプリンターのファームウエアであればアップデートすることなく、そのアプリケーションプログラムを異なる仕様でそのホストに実行させることを可能にすることを課題とする。
この課題を解決するためになされた請求項1に係る発明は、プリンターと専用USBメモリとを備える印刷システムであって、前記プリンターは、第1のUSBポートと、通常記憶領域を有するメモリと、前記メモリの通常記憶領域外に置かれた管理テーブルと、前記管理テーブルによって前記メモリの通常記憶領域内の一部があてがわれ、第1のアプリケーションプログラムの実行ファイルが記憶されたアプリ用のメモリ領域と、前記管理テーブルによって前記メモリの通常記憶領域内の一部があてがわれ、前記第1のアプリケーションプログラムで作成された印刷データを含むことが可能な命令ファイルが書き込まれる命令用のメモリ領域と、前記命令用のメモリ領域に書き込まれた命令ファイル内の印刷データに基づいて印刷を行う印刷手段と、第2のUSBポートと、前記印刷手段と前記メモリと前記第2のUSBポートに差し込まれたUSBメモリとを制御するプロセッサとを備える一方、前記専用USBメモリは、USB通常記憶領域と、前記USB通常記憶領域内に置かれたUSB管理テーブルと、前記USB管理テーブルによって前記USB通常記憶領域内の一部があてがわれ、第2のアプリケーションプログラムの実行ファイルが記憶されたアプリ用のUSBメモリ領域と、前記USB管理テーブルによって前記USB通常記憶領域内の一部があてがわれ、前記第2のアプリケーションプログラムで作成された印刷データを含むことが可能な命令ファイルが書き込まれる命令用のUSBメモリ領域とを備え、前記プリンターのプロセッサは、前記第2のUSBポートにUSBメモリが差し込まれた場合には、前記第2のUSBポートに差し込まれたUSBメモリが前記専用USBメモリであるか否かの判定を前記第2のアプリケーションの有無をもって行い、前記プリンターのプロセッサは、前記第2のUSBポートに差し込まれたUSBメモリが前記専用USBメモリでないと判定したときは、前記管理テーブルを使用して、以下(1)の制御を実行し、(1)前記第1のUSBポートに接続されたホストに対し、前記メモリ内の通常記憶領域をリムーバブルドライブとして認識させるとともに前記メモリ内の通常記憶領域へのアクセスを管理し、さらに、前記プリンターのプロセッサは、前記第1のアプリケーションプログラムの実行ファイルが前記ホストに読み出されて実行されると、以下(a)(b)の各制御を実行し、(a)前記ホストから受信した命令ファイルで前記命令用のメモリ領域内の命令ファイルを更新し、(b)その更新された命令ファイルを解析して前記印刷データを取り出す一方、前記プリンターのプロセッサは、前記第2のUSBポートに差し込まれたUSBメモリが前記専用USBメモリであると判定したときは、前記USB管理テーブルを使用して、以下(1')の制御を実行し、(1')前記第1のUSBポートに接続されたホストに対し、前記専用USBメモリ内のUSB通常記憶領域をリムーバブルドライブとして認識させるとともに前記専用USBメモリ内のUSB通常記憶領域へのアクセスを管理し、さらに、前記プリンターのプロセッサは、前記第2のアプリケーションプログラムの実行ファイルが前記ホストに読み出されて実行されると、以下(a')〜(c')の各制御を実行し、(a')前記ホストから受信した命令ファイルで前記命令用のUSBメモリ領域内の命令ファイルを更新し、(b')その更新された命令ファイルを解析して前記印刷データを取り出し、(c')その取り出した印刷データに基づいて前記印刷手段に印刷を行わせる、ことを特徴する。
また、請求項2に係る発明は、プリンターであって、請求項1に記載する印刷システムに備えられたことを特徴する。
また、請求項3に係る発明は、専用USBメモリであって、請求項1に記載する印刷システムに備えられたことを特徴する。
すなわち、本発明は、プリンターの第2のUSBポートに専用USBメモリが差し込まれていない場合には、第1のUSBポートに接続されたホストに対して、プリンター(のメモリ内の通常記憶領域)をUSBマス・ストレージ・クラスのデバイスであるリムーバブルドライブとして認識させるので、プリンターのメモリの通常記憶領域内の一部であるアプリ用のメモリ領域に記憶された第1のアプリケーションプログラムの実行ファイルが、通常のアクセス操作でホストに読み出され、実行されることが可能である。一方、プリンターの第2のUSBポートに専用USBメモリが差し込まれている場合には、第1のUSBポートに接続されたホストに対して、専用USBメモリ(内のUSB通常記憶領域)をUSBマス・ストレージ・クラスのデバイスであるリムーバブルドライブとして認識させるので、専用USBメモリのUSB通常記憶領域内の一部であるアプリ用のUSBメモリ領域に記憶された第2のアプリケーションプログラムが、通常のアクセス操作でホストに読み出され、実行されることが可能である。
従って、本発明は、プリンターの第1のUSBポートに接続されたホストに第1のアプリケーションプログラムとデバイスドライバーがインストールされなくとも、そのホストからその第1のアプリケーションプログラムを使用した印刷をプリンターで可能とすることに関し、その第1のアプリケーションプログラムがそのプリンターのファームウエアであればアップデートすることなく、その第1のアプリケーションプログラムとは異なる仕様をもつものとして、専用USBメモリの第2のアプリケーションプログラムを、そのホストに実行させることが可能となる。
このときも、第2のアプリケーションプログラムやそのデバイスドライバーを、プリンターの第1のUSBポートに接続されたホストに、インストールする必要はない。
また、本発明では、専用USBメモリの第2のアプリケーションプログラムの編集機能を特有なラベル使用目的に適した特殊な編集機能に置き換えておけば、その専用USBメモリをプリンターの第2のUSBポートに差し込むだけで、その特有なラベル使用目的に適した第2のアプリケーションプログラムを、プリンターの第1のUSBポートに接続されたホストに実行させることが可能となるので、利便性が向上する。特に、そのような専用USBメモリを各目的毎に複数備えれば、所望の目的に応じて選択した専用USBメモリをプリンターの第2のUSBポートに差し込むだけで、所望の目的に適した第2のアプリケーションプログラムを、プリンターの第1のUSBポートに接続されたホストに実行させることが可能となるので、利便性が一層向上する。
本発明の一実施の形態に係る印刷システムのプリンターの動作をUSBメモリに合わせて制御するプログラムを示したフローチャート図である。 同印刷システムのプリンターがパソコンとUSBメモリとに接続された状態を示した図である。 同印刷システムのプリンターとUSBメモリの内部構成を示したブロック図である。 同印刷システムのプリンターの動作をパソコンの動作に合わせて制御するプログラムを示したフローチャート図である。 同印刷システムのプリンターの専用エディタで使用されるコンボ・ボックスを示した図である。 同印刷システムのプリンターの専用エディタで使用されるコンボ・ボックスを示した図である。 同印刷システムのプリンターとUSBメモリの内部構成を示したブロック図である。 同印刷システムのプリンターとUSBメモリの内部構成を示したブロック図である。 同印刷システムのプリンターとUSBメモリの内部構成を示したブロック図である。
[1.本発明のシステム構成]以下、本発明の実施の形態を図面を参照にして説明する。図2は、本発明の一実施形態に係る印刷システム101のプリンター1がパソコン111に接続された状態を示したものである。図2に示すように、本実施の形態では、プリンター1は、USBケーブルLを介して、パソコン111に接続されることによって、印刷システム101を形成する。この点、本実施の形態では、プリンター1は、印字テープ2に印刷を行う所謂ラベルプリンターであり、机周りに設置できるコンパクトサイズのものであるから、持ち運びが容易である。さらに、プリンター1は、USBメモリ401を差し込むことができるものである。また、パソコン111は、印刷システム101のホストであり、本体112、ディスプレイ113、キーボード114、及びマウス115等を備えたデスクトップ・コンピュータである。
[2.本発明の内部構成]次に、本実施の形態に係る印刷システム101のプリンター1とUSBメモリ401の内部構成について、図3を参照しつつ説明する。図3は、本実施の形態に係る印刷システム101のプリンター1とUSBメモリ401の内部構成を示したブロック図である。図3に示すように、本実施の形態において、プリンター1では、入出力インターフェース31に対して、操作キー51、ディスプレイコントローラ(以下、「LCDC」という)52、2つの駆動回路54,56、第1USBポートP1、及び第2USBポートP2等が接続されている。
操作キー51は、ユーザの操作により、所望する様々な動作を起こさせるための制御信号をCPU32に入力させるものである。LCDC52には、LCD53が接続されており、そのLCD53に表示データを表示するための表示用RAMを備えている。駆動回路54は、サーマルヘッド55が接続されており、印字テープ2に印刷データを印刷する際にはそのサーマルヘッド55を駆動するものである。駆動回路56は、テープ送りモータ57が接続されており、印字テープ2を外部に送り出す際にはそのテープ送りモータ57を駆動するものである。
第1USBポートP1には、USBケーブルLのコネクタCが着脱される。従って、この第1USBポートP1にUSBケーブルLのコネクタCが差し込まれることによって、本実施の形態に係る印刷システム101のプリンター1に対してパソコン111をUSB接続することができる。
また、本実施の形態に係る印刷システム101のプリンター1では、入出力インターフェース31に対して、CPU32、ROM33、RAM34、及びFLASH・ROM36等が接続されている。CPU32は、後述する各プログラム等を実行するものであって、印刷関係以外の制御プログラムが記憶されるキャッシュメモリ等を内蔵するものである。また、CPU32は、下記の制御プログラム37を実行することにより、上記駆動回路54,56等を作動させ、下記の通常記憶領域40に記憶されている印刷データを印字テープ2に印刷しながら、その印字テープ2を外部に排出することができる。従って、2つの駆動回路54,56やサーマルヘッド55やテープ送りモータ57等により、「印刷手段」が構成される。
また、ROM33には、印刷関係以外の制御プログラム等が記憶されている。RAM34は、種々の制御プログラムをCPU32で実行するときの作業領域を提供する。
FLASH・ROM36には、印刷関係の制御プログラム37、及び管理テーブル39等が記憶されており、さらに、通常記憶領域40等が設けられている。さらに、通常記憶領域40には、アプリケーションプログラム記憶領域41、命令ファイル配置領域42、通知ファイル配置領域43、設定ファイル配置領域44、及び仕様ファイル記憶領域46等が設けられている。
管理テーブル39は、FLASH・ROM36内の通常記憶領域40への書き込みをUSB規格で管理するものであって、第1USBポートP1に接続されたパソコン111に対し、FLASH・ROM36内の通常記憶領域40をリムーバブルドライブとして認識させる。
アプリケーションプログラム記憶領域41は、FLASH・ROM36内の通常記憶領域40の一部が固定的にあてがわれたものであって、アプリケーションプログラムの実行ファイル200(下記図4参照)として、第1のアプリケーションプログラムの実行ファイルが記憶されている。従って、第1のアプリケーションプログラムは、プリンター1のファームウエアである。尚、第1のアプリケーションプログラムとは、本実施の形態に係る印刷システム101のプリンター1の専用エディタとして開発されたソフトウエアである。
命令ファイル配置領域42とは、FLASH・ROM36内の通常記憶領域40の一部が管理テーブル39によってあてがわれたものであって、命令ファイル202(下記図4参照)が格納される。尚、命令ファイル202(下記図4参照)とは、上記第1のアプリケーションプログラムや下記第2のアプリケーションプログラムによって生成されるものであって、印刷命令コマンドを含み、さらに、上記第1のアプリケーションプログラムや下記第2のアプリケーションプログラムで作成された印刷データを含むものである。
通知ファイル配置領域43とは、FLASH・ROM36内の通常記憶領域40の一部が管理テーブル39によってあてがわれたものであって、通知ファイル203(下記図4参照)が格納される。尚、通知ファイル203(下記図4参照)とは、本実施の形態に係る印刷システム101のプリンター1のステータス情報を含むものである。
設定ファイル配置領域44とは、FLASH・ROM36内の通常記憶領域40の一部が管理テーブル39によってあてがわれたものであって、設定ファイル201(下記図4参照)が格納される。尚、設定ファイル201(下記図4参照)とは、上記第1のアプリケーションプログラムや下記第2のアプリケーションプログラムによって生成されものであって、上記第1のアプリケーションプログラムや下記第2のアプリケーションプログラムでユーザーが設定した使用環境などを示す設定情報を含むものである。
従って、FLASH・ROM36では、管理テーブル39と通常記憶領域40とが、USB規格のマス・ストレージ・エリア45として機能する。
仕様ファイル記憶領域46とは、FLASH・ROM36内の通常記憶領域40の一部が管理テーブル39によってあてがわれたものであって、仕様ファイル204(下記図4参照)が格納される。尚、仕様ファイル204(下記図4参照)とは、上記第1のアプリケーションプログラムや下記第2のアプリケーションプログラムによって使用されるものであって、当該プリンター1の主な仕様(例えば、印刷可能な印字テープ2のテープ幅の種類など)に関した仕様情報を含むものである。
また、図3に示すように、第2USBポートP2には、USBメモリ401のコネクタ402が着脱される。従って、この第2USBポートP2にUSBメモリ401のコネクタ402が差し込まれることによって、本実施の形態に係る印刷システム101のプリンター1に対してUSBメモリ401をUSB接続することができる。
USBメモリ401には、通常記憶領域440が設けられている。さらに、通常記憶領域440には、印刷関係の制御プログラム437、管理テーブル439、アプリケーションプログラム記憶領域441、命令ファイル配置領域442、通知ファイル配置領域443、設定ファイル配置領域444、仕様ファイル記憶領域446等が設けられている。
管理テーブル439は、USBメモリ401内の通常記憶領域440への書き込みをUSB規格で管理するものであって、第1USBポートP1に接続されたパソコン111に対し、USBメモリ401内の通常記憶領域440をリムーバブルドライブとして認識させる。
アプリケーションプログラム記憶領域441は、USBメモリ401内の通常記憶領域440の一部が固定的にあてがわれたものであって、アプリケーションプログラムの実行ファイル200(下記図4参照)として、第2のアプリケーションプログラムの実行ファイルが記憶されている。尚、第2のアプリケーションプログラムとは、本実施の形態に係る印刷システム101のプリンター1の専用エディタとして開発されたソフトウエアであるが、上記第1のアプリケーションプログラムとは異なる用途に適した仕様を有している。また、第2のアプリケーションプログラムは、上記第1のアプリケーションプログラムがグレードアップされたものでもよい。
命令ファイル配置領域442とは、USBメモリ401内の通常記憶領域440の一部が管理テーブル439によってあてがわれたものであって、命令ファイル202(下記図4参照)が格納される。
通知ファイル配置領域443とは、USBメモリ401内の通常記憶領域440の一部が管理テーブル439によってあてがわれたものであって、通知ファイル203(下記図4参照)が格納される。
設定ファイル配置領域444とは、USBメモリ401内の通常記憶領域440の一部が管理テーブル439によってあてがわれたものであって、設定ファイル201(下記図4参照)が格納される。
従って、USBメモリ401では、通常記憶領域440が、USB規格のマス・ストレージ・エリア445として機能する。
仕様ファイル記憶領域446とは、USBメモリ401内の通常記憶領域440の一部が管理テーブル439によってあてがわれたものであって、仕様ファイル204(下記図4参照)が格納される。
[3.本発明の動作]次に、本実施の形態に係る印刷システム101の動作について、図1と図4を参照しつつ説明する。図1は、本実施の形態に係る印刷システム101のプリンター1の動作をUSBメモリ401に合わせて制御するプログラムを示したフローチャート図である。図4は、本実施の形態に係る印刷システム101のプリンター1の動作をパソコン111の動作に合わせて制御するプログラムを示したフローチャート図である。そこで、先ず、図1に示すプリンター1の動作について説明しておく。
プリンター1では、図1のフローチャートに示された起動モード切替処理が実行される。尚、この起動モード切替処理のプログラムは、ROM33に記憶されており、CPU32が自身のキャッシュメモリに読み込んで実行する。
先ず、CPU32は、S201にて、第2USBポートP2にUSBメモリが挿入されているか否かを判定する。ここで、第2USBポートP2にUSBメモリが挿入されていない場合には(S201:NO)、後述するS203に進む。一方、第2USBポートP2にUSBメモリが挿入されている場合には(S201:YES)、S202に進む。
S202では、CPU32は、第2USBポートP2に挿入されているUSBメモリに上記第2のアプリケーションプログラムがあるか否かを判定する。ここで、第2USBポートP2に挿入されているUSBメモリに上記第2のアプリケーションプログラムがない場合には(S201:NO)、後述するS203に進む。一方、第2USBポートP2に挿入されているUSBメモリがUSBメモリ401であれば、上記第2のアプリケーションプログラムがUSBメモリ401のアプリケーションプログラム記憶領域441に記憶されているので、第2USBポートP2に挿入されているUSBメモリに上記第2のアプリケーションプログラムがあることになる。この場合には(S202:YES)、後述するS204に進む。
S203では、CPU32は、プリンター1を第1モードで起動させる。第1モードでは、CPU32は、リセット処理後、FLASH・ROM36内の管理テーブル39を使用することにより、プリンター1にUSB接続されたパソコン111に対し、プリンター1のFLASH・ROM36内の通常記憶領域40をリムーバブルドライブとして認識させる。その後は、図1のフローチャートに示された起動モード切替処理を終了させる。
S204では、CPU32は、プリンター1を第2モードで起動させる。第2モードでは、CPU32は、リセット処理後、USBメモリ401内の管理テーブル439を使用することにより、プリンター1にUSB接続されたパソコン111に対し、プリンター1にUSB接続されたUSBメモリ401内の通常記憶領域440をリムーバブルドライブとして認識させる。その後は、図1のフローチャートに示された起動モード切替処理を終了させる。
次に、図4に示すパソコン111の動作とプリンター1の動作について説明する。
パソコン111は、プリンター1でUSB接続されると、上記図1に示したように、第1モードで起動されたプリンター1のFLASH・ROM36内の通常記憶領域40をリムーバブルドライブとして認識する一方(上記図1のS203)、第2モードで起動されたプリンター1のUSBメモリ401内の通常記憶領域440をリムーバブルドライブとして認識する(上記図1のS204)。
そこで、S10におけるパソコン111では、プリンター1が第1モードで起動していれば、プリンター1のFLASH・ROM36内の通常記憶領域40の一部があてがわれたアプリケーションプログラム記憶領域41に、ユーザーが通常操作でアクセスして、そのアプリケーションプログラム記憶領域41に記憶されている第1のアプリケーションプログラムの実行ファイルをアプリケーションプログラムの実行ファイル200として読み出して起動させる。一方、プリンター1が第2モードで起動していれば、プリンター1のUSBメモリ401内の通常記憶領域440の一部があてがわれたアプリケーションプログラム記憶領域441に、ユーザーが通常操作でアクセスして、そのアプリケーションプログラム記憶領域441に記憶されている第2のアプリケーションプログラムの実行ファイルをアプリケーションプログラムの実行ファイル200として読み出して起動させる。
パソコン111では、S10の2において、そのアプリケーションプログラムによって、以下の動作を行う。すなわち、そのアプリケーションプログラムが第1のアプリケーションプログラムであれば、プリンター1のFLASH・ROM36内の通常記憶領域40の一部があてがわれた仕様ファイル記憶領域46から、仕様ファイル204を読み出す。そして、その読み出された仕様ファイル204に含まれている当該プリンター1の仕様情報に基づいて、その第1のアプリケーションプログラムのユーザー・インターフェス等の設定(変更)を行う。一方、そのアプリケーションプログラムが第2のアプリケーションプログラムであれば、プリンター1のUSBメモリ401内の通常記憶領域440の一部があてがわれた仕様ファイル記憶領域446から、仕様ファイル204を読み出す。そして、その読み出された仕様ファイル204に含まれている当該プリンター1の仕様情報に基づいて、その第2のアプリケーションプログラムのユーザー・インターフェス等の設定(変更)を行う。
従って、例えば、当該プリンター1の仕様情報として、印刷可能な印字テープ2のテープ幅の4種類(3.5mm、6mm、9mm、12mm)に関した情報が仕様ファイル204に含まれていた場合には、その第1又は第2のアプリケーションプログラムのユーザー・インターフェスとして、パソコン111のディスプレイ113には、図5に示すコンボ・ボックス301が表示される。よって、そのコンボ・ボックス301において、当該プリンター1の印刷可能な印字テープ2のテープ幅の4種類である3.5mm、6mm、9mm、12mmのうちいずれか一つを、ユーザーは選択することが可能となる。
一方、例えば、当該プリンター1の仕様情報として、印刷可能な印字テープ2のテープ幅の6種類(3.5mm、6mm、9mm、12mm、18mm、24mm)に関した情報が仕様ファイル204に含まれていた場合には、その第1又は第2のアプリケーションプログラムのユーザー・インターフェスとして、パソコン111のディスプレイ113には、図6に示すコンボ・ボックス302が表示される。よって、そのコンボ・ボックス302において、当該プリンター1の印刷可能な印字テープ2のテープ幅の6種類である3.5mm、6mm、9mm、12mm、18mm、24mmのうちいずれか一つを、ユーザーは選択することが可能となる。
さらに、パソコン111では、S11において、そのアプリケーションプログラムによって、以下の動作を行う。すなわち、そのアプリケーションプログラムが第1のアプリケーションプログラムであれば、プリンター1のFLASH・ROM36内の通常記憶領域40の一部があてがわれた設定ファイル配置領域44から、設定ファイル201を読み出す。その読み出された設定ファイル201に含まれているアプリケーションプログラムの設定情報に基づいて、その第1のアプリケーションプログラムの使用環境等の設定を行う。一方、そのアプリケーションプログラムが第2のアプリケーションプログラムであれば、プリンター1のUSBメモリ401内の通常記憶領域440の一部があてがわれた設定ファイル配置領域444から、設定ファイル201を読み出す。その読み出された設定ファイル201に含まれているアプリケーションプログラムの設定情報に基づいて、その第2のアプリケーションプログラムの使用環境等の設定を行う。
S12におけるパソコン111では、ユーザーは、その第1又は第2のアプリケーションプログラムである専用エディタを使用して、プリンター1で印刷させるための印刷データを作成する。
S13では、パソコン111は、その第1又は第2のアプリケーションプログラムを終了するか否かを判定する。この判定は、その第1又は第2のアプリケーションプログラムにおけるユーザーの操作に基づく。ここで、その第1又は第2のアプリケーションプログラムを終了する場合には(S13:YES)、下記S19に進む。一方、その第1又は第2のアプリケーションプログラムを続行する場合には(S13:NO)、S14に進む。
S14では、パソコン111は、プリンター1に印刷させるか否かを判定する。この判定も、その第1又は第2のアプリケーションプログラムにおけるユーザーの操作に基づく。ここで、プリンター1に未だ印刷させない場合には(S14:NO)、上記S12に戻る。一方、プリンター1に印刷させる場合には(S14:YES)、S15に進む。
S15では、パソコン111は、その第1又は第2のアプリケーションプログラムによって、以下の動作を行う。すなわち、プリンター1に対する印刷命令コマンドや、その第1又は第2のアプリケーションプログラムで作成された印刷データ等を含んだ命令ファイル202を生成する。さらに、その生成された命令ファイル202をプリンター1に送信する。
S16では、パソコン111は、そのアプリケーションプログラムによって、以下の動作を行う。すなわち、そのアプリケーションプログラムが第1のアプリケーションプログラムであれば、プリンター1のFLASH・ROM36内の通常記憶領域40の一部があてがわれた通知ファイル配置領域43から、通知ファイル203を読み出す。その後は、S16の2に進む。一方、そのアプリケーションプログラムが第2のアプリケーションプログラムであれば、プリンター1のUSBメモリ401内の通常記憶領域440の一部があてがわれた通知ファイル配置領域443から、通知ファイル203を読み出す。その後は、S16の2に進む。
S16の2では、その通知ファイル203の中に印刷エラーのステータス情報があるか否かを判定する。ここで、その通知ファイル203の中に印刷エラーのステータス情報がある場合には(S16の2:YES)、S16の3に進む。S16の3では、印刷エラーの表示をLCD53において行う。その後は、下記S18に進む。
一方、その通知ファイル203の中に印刷エラーのステータス情報がない場合には(S16の2:NO)、S17に進む。
S17では、パソコン111は、その第1又は第2のアプリケーションプログラムによって、以下の動作を行う。すなわち、上記S16で読み出した通知ファイル203に含まれているステータス情報から検知されるプリンター1の状況に基づいて、上記S15で送信した命令ファイル202に含まれている印刷データの印刷がプリンター1で終了したか否かを判定する。ここで、印刷が終了していない場合には(S17:NO)、上記S16に戻る。一方、印刷が終了した場合には(S17:YES)、S18に進む。
S18では、パソコン111は、その第1又は第2のアプリケーションプログラムを継続するか否かを判定する。この判定は、その第1又は第2のアプリケーションプログラムにおけるユーザーの操作に基づく。ここで、その第1又は第2のアプリケーションプログラムを継続する場合には(S18:YES)、上記S12に戻る。一方、その第1又は第2のアプリケーションプログラムを終了する場合には(S18:NO)、S19に進む。
S19では、パソコン111は、その第1又は第2のアプリケーションプログラムによって、以下の動作を行う。すなわち、その第1又は第2のアプリケーションの起動中にユーザーが設定したそのアプリケーションの使用環境などを示す設定情報等を含む設定ファイル201を作成する。さらに、その作成された設定ファイル201をプリンター1に送信する。
S20では、パソコン111は、その第1又は第2のアプリケーションプログラムを終了させ、その第1又は第2のアプリケーションプログラムを削除する。これにより、パソコン111には、その第1又は第2のアプリケーションプログラムが残らない。
一方、プリンター1では、パソコン111にUSB接続されると、S101〜S108の各動作を制御するプログラムが実行される。尚、このプログラムは、ROM33に記憶されており、CPU32が自身のキャッシュメモリに読み込んで実行する。
先ず、CPU32は、S101において、パソコン111から命令ファイル202を受信したか否かを判定する。ここで、パソコン111から命令ファイル202を受信していない場合には(S101:NO)、下記S107に進む。一方、パソコン111から命令ファイル202を受信した場合には(S101:YES)、S102に進む。
S102では、CPU32は、プリンター1が第1モードで起動している場合には、FLASH・ROM36内の通常記憶領域40の一部があてがわれた命令ファイル配置領域42に、その命令ファイル202を上書きで記憶させる一方、プリンター1が第2モードで起動している場合には、USBメモリ401内の通常記憶領域440の一部があてがわれた命令ファイル配置領域442に、その命令ファイル202を上書きで記憶させる。
S103では、CPU32は、プリンター1が第1モードで起動している場合には、FLASH・ROM36内の通常記憶領域40の一部があてがわれた命令ファイル配置領域42に上書きされた命令ファイル202の解析を行う一方、プリンター1が第2モードで起動している場合には、USBメモリ401内の通常記憶領域440の一部があてがわれた命令ファイル配置領域442に上書きされた命令ファイル202の解析を行う。この解析では、命令ファイル202に含まれている印刷データが取り出される。
S104では、CPU32は、上記S103で命令ファイル202から取り出された印刷データの印刷を、プリンター1が第1モードで起動している場合には、FLASH・ROM36に記憶されている印刷関係の制御プログラム37に従って行う一方、プリンター1が第2モードで起動している場合には、USBメモリ401内の通常記憶領域440に記憶されている印刷関係の制御プログラム437に従って行う。このとき、CPU32は、駆動回路54,56等を作動させる。
S105では、CPU32は、現在の印刷状況を示すステータス情報を含んだ通知ファイル203を作成し、プリンター1が第1モードで起動している場合には、その作成した通知ファイル203をFLASH・ROM36内の通常記憶領域40の一部があてがわれた通知ファイル配置領域43に上書きで記憶する一方、プリンター1が第2モードで起動している場合には、その作成した通知ファイル203をUSBメモリ401内の通常記憶領域440の一部があてがわれた通知ファイル配置領域443に上書きで記憶する。
S106では、CPU32は、印刷が終了したか否かを判定する。ここで、印刷が終了していない場合には(S106:NO)、上記S105に進む。一方、印刷が終了した場合には(S106:YES)、S107に進む。
S107では、CPU32は、パソコン111から設定ファイル201を受信したか否かを判定する。ここで、パソコン111から設定ファイル201を受信していない場合には(S107:NO)、上記S101に戻る。一方、パソコン111から設定ファイル201を受信した場合には(S107:YES)、S108に進む。
S108では、CPU32は、プリンター1が第1モードで起動している場合には、FLASH・ROM36内の通常記憶領域40の一部があてがわれた設定ファイル配置領域44に、その設定ファイル201を上書きで記憶させる一方、USBメモリ401内の通常記憶領域440の一部があてがわれた設定ファイル配置領域444に、その設定ファイル201を上書きで記憶させる。その後、CPU32は、本プログラムを終了する。
[4.まとめ]以上詳細に説明したように、本実施の形態に係る印刷システム101のプリンター1は、図3に示すように、FLASH・ROM36内の通常記憶領域40への書き込みをUSB規格で管理する管理テーブル39を、FLASH・ROM36内の通常記憶領域40外に置いている。従って、プリンター1の第2USBポートP2にUSBメモリ401が差し込まれておらず(S201:NO,S202:NO)、プリンター1が第1モードで起動した場合には(S203)、その管理テーブル39によって、第1USBポートP1に接続されたパソコン111に対し、プリンター1(のFLASH・ROM36内の通常記憶領域40)をUSBマス・ストレージ・クラスのデバイスであるリムーバブルドライブとして認識させている。その一方で、USBメモリ401は、図3に示すように、USBメモリ401内の通常記憶領域440への書き込みをUSB規格で管理する管理テーブル439を、USBメモリ401内の通常記憶領域440内に置いている。従って、プリンター1の第2USBポートP2にUSBメモリ401が差し込まれており(S201:YES,S202:YES)、プリンター1が第2モードで起動した場合には(S204)、その管理テーブル439によって、第1USBポートP1に接続されたパソコン111に対し、USBメモリ401(内の通常記憶領域440)をUSBマス・ストレージ・クラスのデバイスであるリムーバブルドライブとして認識させている。
従って、FLASH・ROM36の通常記憶領域40内の一部であるアプリケーションプログラム記憶領域41に第1のアプリケーションプログラムの実行ファイルとして記憶されたアプリケーションプログラムの実行ファイル200又は、USBメモリ401の通常記憶領域440内の一部であるアプリケーションプログラム記憶領域441に第2のアプリケーションプログラムの実行ファイルとして記憶されたアプリケーションプログラムの実行ファイル200は、パソコン111におけるユーザーの通常のアクセス操作で、パソコン111に読み出させることができる(S10)。よって、その第1又第2のアプリケーションプログラムは、それらのデバイスドライバーとともにパソコン111にインストールされることなく、パソコン111で実行することが可能となる(S10)。
従って、本実施の形態では、プリンター1の第1USBポートP1に接続されたパソコン111に第1のアプリケーションプログラムとデバイスドライバーがインストールされなくとも、パソコン111からその第1のアプリケーションプログラムを使用した印刷をプリンター1で可能とする。このことに関し、本実施の形態では、その第1のアプリケーションプログラムがプリンター1のファームウエアであるにもかかわらずアップデートすることなく、その第1のアプリケーションプログラムとは異なる仕様をもつものとして、USBメモリ401の第2のアプリケーションプログラムを、そのパソコン111に実行させることが可能となる。
そして、本実施の形態では、パソコン111上の第1又は第2のアプリケーションプログラムで作成された印刷データを含むことが可能な命令ファイル202は、その第1又は第2のアプリケーションプログラムによって生成され、パソコン111からの通常のアクセスで、プリンター1が第1モードで起動した場合には(S203)、FLASH・ROM36の通常記憶領域40内の一部である命令ファイル配置領域42に書き込まれ(S15,S102)、プリンター1が第2モードで起動した場合には(S204)、USBメモリ401の通常記憶領域440内の一部である命令ファイル配置領域442に書き込まれる(S15,S102)。
一方、CPU32は、プリンター1が第1モードで起動した場合には(S203)、FLASH・ROM36の通常記憶領域40内の一部である命令ファイル配置領域42に書き込まれた命令ファイル202内の印刷データを取り出し、プリンター1が第2モードで起動した場合には(S204)、USBメモリ401の通常記憶領域440内の一部である命令ファイル配置領域442に書き込まれた命令ファイル202内の印刷データを取り出す。CPU32は、その取り出された印刷データを、駆動回路54,56等を作動させることによって、印字テープ2に印刷しながら、その印字テープ2を外部に排出する(S104)。
この点、CPU32は、パソコン111上の第1又は第2のアプリケーションプログラムで作成された印刷データを含むことが可能な命令ファイル202をパソコン111から受信すると(S101:YES)、プリンター1が第1モードで起動した場合には(S203)、FLASH・ROM36の通常記憶領域40内の一部である命令ファイル配置領域42に命令ファイル202を上書きして更新し(S102)、プリンター1が第2モードで起動した場合には(S204)、USBメモリ401の通常記憶領域440内の一部である命令ファイル配置領域442に命令ファイル202を上書きして更新し(S102)、その更新された命令ファイル202を解析して印刷データを取り出す(S103)。これにより、第1又は第2のアプリケーションプログラム及びそれらのデバイスドライバーがパソコン111にインストールされなくても、パソコン111からその第1又は第2のアプリケーションプログラムを使用した印刷が可能となる。
また、本実施の形態に係る印刷システム101のプリンター1では、CPU32は、その更新された命令ファイル202を解析して印刷データを取り出すことを(S103)、プリンター1が第1モードで起動した場合には(S203)、FLASH・ROM36の通常記憶領域40内の一部である命令ファイル配置領域42に命令ファイル202を上書きして更新されたことを契機として行い(S102)、プリンター1が第2モードで起動した場合には(S204)、USBメモリ401の通常記憶領域440内の一部である命令ファイル配置領域442に命令ファイル202を上書きして更新されたことを契機として行っている(S102)。もっとも、このような契機は、プリンター1が第1モードで起動した場合には(S203)、パソコン111から受信した命令ファイル202が、FLASH・ROM36の通常記憶領域40内の一部である命令ファイル配置領域42内の命令ファイル202を更新するために、FLASH・ROM36の通常記憶領域40内の一部である何れかの領域に書き込まれたことであってもよく、プリンター1が第2モードで起動した場合には(S204)、パソコン111から受信した命令ファイル202が、USBメモリ401の通常記憶領域440内の一部である命令ファイル配置領域442内の命令ファイル202を更新するために、USBメモリ401の通常記憶領域440内の一部である何れかの領域に書き込まれたことであってもよい。
また、本実施の形態に係る印刷システム101のプリンター1では、プリンター1が第1モードで起動した場合には(S203)、USBマス・ストレージ・クラスのデバイスであるリムーバブルドライブとしてパソコン111が認識しているプリンター1のFLASH・ROM36の通常記憶領域40内の一部を、通知ファイル配置領域43としている。一方、プリンター1が第2モードで起動した場合には(S204)、USBマス・ストレージ・クラスのデバイスであるリムーバブルドライブとしてパソコン111が認識しているUSBメモリ401の通常記憶領域440内の一部を、通知ファイル配置領域443としている。それらの通知ファイル配置領域43,443には、プリンター1のステータス情報を含む通知ファイル203が書き込まれる。従って、FLASH・ROM36の通常記憶領域40内の一部である通知ファイル配置領域43に書き込まれた通知ファイル203又は、USBメモリ401の通常記憶領域440内の一部である通知ファイル配置領域443に書き込まれた通知ファイル203は、パソコン111からの通常のアクセスで、そのパソコン111に読み出される(S16)。よって、プリンター1の動作状況をパソコン111に知らせることができる。
また、本実施の形態に係る印刷システム101のプリンター1では、プリンター1が第1モードで起動した場合には(S203)、USBマス・ストレージ・クラスのデバイスであるリムーバブルドライブとしてパソコン111が認識しているプリンター1のFLASH・ROM36の通常記憶領域40内の一部を、設定ファイル配置領域44としている。その設定ファイル配置領域44には、その第1のアプリケーションの起動中にユーザーが設定したその第1のアプリケーションの使用環境などを示す設定情報を含む設定ファイル201が書き込まれる。従って、パソコン111上でなされた第1のアプリケーションプログラムの設定情報は、パソコン111からの通常のアクセスで、FLASH・ROM36の通常記憶領域40内の一部である設定ファイル配置領域44に書き込まれる(S19,S108)。一方、プリンター1が第2モードで起動した場合には(S204)、USBマス・ストレージ・クラスのデバイスであるリムーバブルドライブとしてパソコン111が認識しているUSBメモリ401の通常記憶領域440内の一部を、設定ファイル配置領域444としている。その設定ファイル配置領域444には、その第2のアプリケーションの起動中にユーザーが設定したその第2のアプリケーションの使用環境などを示す設定情報を含む設定ファイル201が書き込まれる。従って、パソコン111上でなされた第2のアプリケーションプログラムの設定情報は、パソコン111からの通常のアクセスで、USBメモリ401の通常記憶領域440内の一部である設定ファイル配置領域444に書き込まれる(S19,S108)。よって、本実施の形態に係る印刷システム101のプリンター1にUSB接続されているパソコン111が別のものになっても、FLASH・ROM36の通常記憶領域40内の一部である設定ファイル配置領域44に書き込まれたアプリケーションプログラムの設定情報又は、USBメモリ401の通常記憶領域440内の一部である設定ファイル配置領域444に書き込まれた第2のアプリケーションプログラムの設定情報は、その別のパソコン111からの通常のアクセスで、その別のパソコン111に読み出されるので(S10)、その別のパソコン111上で実行される第1又は第2のアプリケーションプログラムの使い勝手は維持される。
また、本実施の形態に係る印刷システム101のプリンター1では、プリンター1が第1モードで起動した場合には(S203)、パソコン111にUSB接続されると、当該プリンター1のFLASH・ROM36内の通常記憶領域40が、USBマス・ストレージ・クラスのデバイスであるリムーバブルドライブとしてパソコン111に認識される。この点、プリンター1のFLASH・ROM36内の通常記憶領域40内の一部は、仕様ファイル記憶領域46としている。さらに、仕様ファイル記憶領域46には、アプリケーションプログラムの実行ファイル200(第1のアプリケーションプログラムの実行ファイル)で使用される当該プリンター1の仕様(例えば、印刷可能な印字テープ2のテープ幅の種類)に関した仕様情報を含む仕様ファイル204が記憶されている。一方、プリンター1が第2モードで起動した場合には(S204)、パソコン111にUSB接続されると、当該プリンター1にUSB接続されたUSBメモリ401内の通常記憶領域440が、USBマス・ストレージ・クラスのデバイスであるリムーバブルドライブとしてパソコン111に認識される。この点、USBメモリ401内の通常記憶領域440内の一部は、仕様ファイル記憶領域446としている。さらに、仕様ファイル記憶領域446には、アプリケーションプログラムの実行ファイル200(第2アプリケーションプログラムの実行ファイル)で使用される当該プリンター1の仕様(例えば、印刷可能な印字テープ2のテープ幅の種類)に関した仕様情報を含む仕様ファイル204が記憶されている。
従って、FLASH・ROM36内の通常記憶領域40内の一部である仕様ファイル記憶領域46に記憶された仕様ファイル204又は、USBメモリ401内の一部である仕様ファイル記憶領域446に記憶された仕様ファイル204は、パソコン111からの通常のアクセスで、そのパソコン111に読み出され、アプリケーションプログラムの実行ファイル200で使用される(S10の2)。これにより、アプリケーションプログラムの実行ファイル200では、その第1又は第2のアプリケーションプログラムのユーザー・インターフェス等の設定(変更)が、当該プリンター1の仕様(例えば、印刷可能な印字テープ2のテープ幅の種類)に関した仕様情報を含む仕様ファイル204に基づいて行われる。よって、本実施の形態に係る印刷システム101のプリンター1に異なる仕様のものが複数あっても、パソコン111上で実行される第1又は第2のアプリケーションプログラムに対し、例えば、パソコン111のディスプレイ113に表示されるコンボ・ボックス301,302のようにして、ユーザー・インターフェス等の設定(変更)を行わせることにより、パソコン111にUSB接続されているプリンター1の仕様に合わせた振る舞いをさせることができるので、パソコン111上で実行される第1又は第2のアプリケーションプログラムの使い勝手は最適なものとなる。
また、本実施の形態に係る印刷システム101のプリンター1では、アプリケーションプログラムの実行ファイル200(第1又は第2のアプリケーションプログラムの実行ファイル)とその第1又は第2のアプリケーションプログラムによって使用される仕様ファイル204とが、別個に設けられている。この点、仕様ファイル204は、上述したように、当該プリンター1の主な仕様(例えば、印刷可能な印字テープ2のテープ幅の種類など)に関した仕様情報を含むものである。従って、アプリケーションプログラムの実行ファイル200(第1又は第2のアプリケーションプログラムの実行ファイル)は、汎用的な形で作成されたものが使用される。よって、本実施の形態に係る印刷システム101のプリンター1の複数をそれぞれ異なる仕様で提供する際には、FLASH・ROM36内の仕様ファイル記憶領域46内に記憶された仕様ファイル204又はUSBメモリ401内の仕様ファイル記憶領域446内に記憶された仕様ファイル204をそれぞれの仕様に適したものに入れ替えるだけで、それぞれの仕様のプリンター1に対応させることができるので、提供側にとっても便宜である。尚、当該プリンター1の仕様情報は、印刷可能な印字テープ2のテープ幅の種類以外のものであってもよい。例えば、一度で印刷可能な印字テープ2のテープ長の値、デフォルト設定される印字テープ2の種類、コピー可能枚数等の印刷オプションの種類、印刷可能解像度の値、又は特別なボタンを表示するかどうかを判断するためのフラグなどがある。
このようにして、USBメモリ401内の仕様ファイル記憶領域446内に記憶された仕様ファイル204を、USBメモリ401の第2のアプリケーションプログラムの編集機能を特有なラベル使用目的(例えば、各ユーザーの独特なニーズに対応した値札ラベル、在庫管理ラベル、備品管理ラベル等)に適した特殊な編集機能に置き換えておけば、そのUSBメモリ401をプリンター1の第2USBポートP2に差し込むだけで、その特有なラベル使用目的に適した第2のアプリケーションプログラムを、プリンター1の第1USBポートP1に接続されたパソコン111に実行させることが可能となるので、利便性が向上する。特に、そのようなUSBメモリ401を各目的毎に複数備えれば、所望の目的に応じて選択したUSBメモリ401をプリンター1の第2USBポートP2に差し込むだけで、所望の目的に適した第2のアプリケーションプログラムを、プリンター1の第1USBポートP1に接続されたパソコン111に実行させることが可能となるので、利便性が一層向上する。
また、当該プリンター1の仕様情報は、設定ファイル201又は通知ファイル203に含ませてもよい。このような場合でも、当該プリンター1の仕様情報は、パソコン111からの通常のアクセスで、そのパソコン111に読み出され、アプリケーションプログラムの実行ファイル200(第1又は第2のアプリケーションプログラムの実行ファイル)で使用されることが可能となる(S11又はS16)。
また、設定ファイル201又は通知ファイル203が、パソコン111からの通常のアクセスで、そのパソコン111に読み出される際に、仕様ファイル204が一緒に読み出されるようにしてもよい(S11又はS16)。あるいは、パソコン111上で実行される第1又は第2のアプリケーションプログラムでトラブルが発生したときに、仕様ファイル204がそのパソコン111に読み出されるようにしてもよい。
[5.その他]尚、本発明は上記実施の形態に限定されるものでなく、その趣旨を逸脱しない範囲で様々な変更が可能である。
[5−1.変形例1]例えば、本実施の形態に係る印刷システム101のプリンター1とUSBメモリ401の内部構成を、図7のブロック図に示すようにしてもよい。図7に示す場合には、図3に示す場合と比べ、USBメモリ401内の通常記憶領域440において、管理テーブル439、命令ファイル配置領域442、通知ファイル配置領域443、設定ファイル配置領域444、及び仕様ファイル記憶領域446が存在しない。図7に示す内部構成を有するケースでは、プリンター1が第2モードで起動した場合には(S204)、その存在しない管理テーブル439に代わって、プリンター1のCPU32が、USBメモリ401内の通常記憶領域440をリムーバブルドライブとして認識させるとともに、USBメモリ401内の通常記憶領域440へのアクセスを管理する。そして、パソコン111上の第2のアプリケーションプログラムで作成された印刷データを含むことが可能な命令ファイル202が、その第2のアプリケーションプログラムによって生成されると、プリンター1のCPU32は、パソコン111からの通常のアクセスを通じて、FLASH・ROM36の通常記憶領域40内の一部である命令ファイル配置領域42にその命令ファイル202を書き込み(S15,S102)、その命令ファイル202内から取り出した印刷データを(S103)、印字テープ2に印刷させながら、その印字テープ2を外部に排出させる(S104)。このとき、プリンター1のステータス情報を含む通知ファイル203は、FLASH・ROM36内の通常記憶領域40の一部である通知ファイル配置領域43に記憶され(S105)、パソコン111に読み出される(S16)。尚、設定ファイル201や仕様ファイル204に関する処理(S10の2,S11,S19,S107,S108)は、第2のアプリケーションプログラムに関しては行われない。
一方、プリンター1が第1モードで起動した場合には(S203)、プリンター1とパソコン111は、図3に示す内部構成を有するケースと同じように動作する。
[5−2.変形例2]また、本実施の形態に係る印刷システム101のプリンター1とUSBメモリ401の内部構成を、図8のブロック図に示すようにしてもよい。図8に示す場合には、図3に示す場合と比べ、プリンター1のFLASH・ROM36内の通常記憶領域40において、アプリケーションプログラム記憶領域41、設定ファイル配置領域44、及び仕様ファイル記憶領域46が存在しない。図8に示す内部構成を有するケースでは、プリンター1が第1モードで起動した場合には(S203)、プリンター1のCPU32は、第1USBポートP1に接続されたパソコン111に対し、図3に示す場合とは異なって、プリンター1のFLASH・ROM36内の通常記憶領域440をリムーバブルドライブと認識させず、プリンター1をプリンターとして認識させる。また、プリンター1のCPU32は、管理テーブル39によって、FLASH・ROM36内の通常記憶領域440へのアクセスをUSB規格とは関係なく管理する。第1のアプリケーションプログラムの実行ファイルとしてのアプリケーションプログラムの実行ファイル200や、設定ファイル201や、仕様ファイル204は、そのパソコン111の内部記憶装置又は外部記憶装置に記憶される。従って、実行ファイル200や設定ファイル201や仕様ファイル204に関する処理(S10,S10の2,S11,S19)は、そのパソコン111内の処理として行われる。よって、プリンター1では、設定ファイル201に関する処理(S107,S108)は行われない。そして、パソコン111上の第1のアプリケーションプログラムで作成された印刷データを含むことが可能な命令ファイル202が、その第1のアプリケーションプログラムによって生成されると、プリンター1のCPU32は、パソコン111からの通常のアクセスを通じて、FLASH・ROM36の通常記憶領域40内の一部である命令ファイル配置領域42にその命令ファイル202を書き込み(S15,S102)、その命令ファイル202内から取り出した印刷データを(S103)、印字テープ2に印刷させながら、その印字テープ2を外部に排出させる(S104)。このとき、プリンター1のステータス情報を含む通知ファイル203は、FLASH・ROM36内の通常記憶領域40の一部である通知ファイル配置領域43に記憶され(S105)、パソコン111に読み出される(S16)。一方、プリンター1が第2モードで起動した場合には(S204)、プリンター1とUSBメモリ401とパソコン111は、図3に示す内部構成を有するケースと同じように動作する。
[5−3.変形例3]また、本実施の形態に係る印刷システム101のプリンター1とUSBメモリ401の内部構成を、図9のブロック図に示すようにしてもよい。図9に示す場合には、図3に示す場合と比べ、プリンター1のFLASH・ROM36内の通常記憶領域40において、アプリケーションプログラム記憶領域41、設定ファイル配置領域44、及び仕様ファイル記憶領域46が存在しない。図9に示す内部構成を有するケースでは、プリンター1が第1モードで起動した場合には(S203)、プリンター1とパソコン111は、図8に示す内部構成を有するケースと同じように動作する。さらに、図9に示す場合には、図3に示す場合と比べ、USBメモリ401内の通常記憶領域440において、管理テーブル439、命令ファイル配置領域442、通知ファイル配置領域443、設定ファイル配置領域444、及び仕様ファイル記憶領域446が存在しない。図9に示す内部構成を有するケースでは、プリンター1が第2モードで起動した場合には(S204)、プリンター1とUSBメモリ401とパソコン111は、図7に示す内部構成を有するケースと同じように動作する。
[5−4.プリンターの種類]また、本実施の形態に係る印刷システム101のプリンター1は、印字テープ2に印刷を行う所謂ラベルプリンターであったが、ロール状又はシート状の印刷用紙に印刷行うプリンター等であってもよい。
[5−5.パソコンの種類]また、本実施の形態に係る印刷システム101のプリンター1と第1USBポートP1を介して接続されたパソコン111は、タワー型、オール・イン・ワン型、又はノート型のパソコンや、大型のコンピュータであってもよく、さらに、他のパソコンとLAN等で接続されていてもよい。
1 プリンター 32 CPU 34 RAM
36 FLASH・ROM 39 管理テーブル 40 通常記憶領域
41 アプリケーションプログラム記憶領域
42 命令ファイル記憶領域 43 通知ファイル配置領域
44 設定ファイル配置領域 45 マス・ストレージ・エリア
46 仕様ファイル記憶領域 54 駆動回路 55 サーマルヘッド
56 駆動回路 57 テープ送りモータ
101 印刷システム 111 パソコン
200 アプリケーションプログラムの実行ファイル 201 設定ファイル
202 命令ファイル 203 通知ファイル 204 仕様ファイル
401 USBメモリ 439 USBメモリの管理テーブル
440 USBメモリの通常記憶領域
441 USBメモリのアプリケーションプログラム記憶領域
442 USBメモリの命令ファイル記憶領域
443 USBメモリの通知ファイル配置領域
444 USBメモリの設定ファイル配置領域
445 USBメモリのマス・ストレージ・エリア
P1 第1USBポート P2 第2USBポート

Claims (3)

  1. プリンターと専用USBメモリとを備える印刷システムであって、
    前記プリンターは、
    第1のUSBポートと、
    通常記憶領域を有するメモリと、
    前記メモリの通常記憶領域外に置かれた管理テーブルと、
    前記管理テーブルによって前記メモリの通常記憶領域内の一部があてがわれ、第1の
    アプリケーションプログラムの実行ファイルが記憶されたアプリ用のメモリ領域と、
    前記管理テーブルによって前記メモリの通常記憶領域内の一部があてがわれ、前記第
    1のアプリケーションプログラムで作成された印刷データを含むことが可能な命令ファ
    イルが書き込まれる命令用のメモリ領域と、
    前記命令用のメモリ領域に書き込まれた命令ファイル内の印刷データに基づいて印刷
    を行う印刷手段と、
    第2のUSBポートと、
    前記印刷手段と前記メモリと前記第2のUSBポートに差し込まれたUSBメモリと
    を制御するプロセッサとを備える一方、
    前記専用USBメモリは、
    USB通常記憶領域と、
    前記USB通常記憶領域内に置かれたUSB管理テーブルと、
    前記USB管理テーブルによって前記USB通常記憶領域内の一部があてがわれ、第
    2のアプリケーションプログラムの実行ファイルが記憶されたアプリ用のUSBメモリ
    領域と、
    前記USB管理テーブルによって前記USB通常記憶領域内の一部があてがわれ、前
    記第2のアプリケーションプログラムで作成された印刷データを含むことが可能な命令
    ファイルが書き込まれる命令用のUSBメモリ領域とを備え、
    前記プリンターのプロセッサは、前記第2のUSBポートにUSBメモリが差し込まれた場合には、前記第2のUSBポートに差し込まれたUSBメモリが前記専用USBメモリであるか否かの判定を前記第2のアプリケーションの有無をもって行い、
    前記プリンターのプロセッサは、前記第2のUSBポートに差し込まれたUSBメモリが前記専用USBメモリでないと判定したときは、前記管理テーブルを使用して、以下(1)の制御を実行し、(1)前記第1のUSBポートに接続されたホストに対し、前記メモリ内の通常記憶領域をリムーバブルドライブとして認識させるとともに前記メモリ内の通常記憶領域へのアクセスを管理し、さらに、前記プリンターのプロセッサは、前記第1のアプリケーションプログラムの実行ファイルが前記ホストに読み出されて実行されると、以下(a)(b)の各制御を実行し、(a)前記ホストから受信した命令ファイルで前記命令用のメモリ領域内の命令ファイルを更新し、(b)その更新された命令ファイルを解析して前記印刷データを取り出す一方、
    前記プリンターのプロセッサは、前記第2のUSBポートに差し込まれたUSBメモリが前記専用USBメモリであると判定したときは、前記USB管理テーブルを使用して、以下(1')の制御を実行し、(1')前記第1のUSBポートに接続されたホストに対し、前記専用USBメモリ内のUSB通常記憶領域をリムーバブルドライブとして認識させるとともに前記専用USBメモリ内のUSB通常記憶領域へのアクセスを管理し、さらに、前記プリンターのプロセッサは、前記第2のアプリケーションプログラムの実行ファイルが前記ホストに読み出されて実行されると、以下(a')〜(c')の各制御を実行し、(a')前記ホストから受信した命令ファイルで前記命令用のUSBメモリ領域内の命令ファイルを更新し、(b')その更新された命令ファイルを解析して前記印刷データを取り出し、(c')その取り出した印刷データに基づいて前記印刷手段に印刷を行わせる、
    ことを特徴する印刷システム。
  2. 請求項1に記載する印刷システムに備えられたことを特徴するプリンター。
  3. 請求項1に記載する印刷システムに備えられたことを特徴する専用USBメモリ。
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