JP5295867B2 - 蒸気調理器 - Google Patents

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Description

この発明は、少なくとも非過熱蒸気によって加熱調理を行う蒸気調理器に関する。
過熱蒸気によって加熱調理を行う蒸気調理器として、特開2009‐41813号公報(特許文献1)に開示されたものがある。この蒸気調理器においては、加熱室の外に設置された蒸気発生装置で発生された飽和水蒸気が、送風ファンの回転によって負圧になっているファンケーシングにおける上記送風ファンの吸込側に吸い込まれ、外部循環路を通る循環気流に合流する。そして、上記ファンケーシングから出た蒸気は、上記加熱室上に設置された過熱蒸気生成室に流入し、蒸気加熱ヒータによって加熱されて過熱蒸気となる。この過熱蒸気の一部は、下側の上記加熱室の天井パネルに設けられた複数の天井蒸気吹出口から、上記加熱室内に向かって噴出される。また、過熱蒸気の他の一部は、上記天井パネルの周囲部に斜め外側に向って設けられた天井蒸気吹出口から、上記加熱室内の斜め側方に向かって噴出される。こうして、被加熱物を加熱した後の過熱蒸気は、上記加熱室の吸込口から上記ファンケーシング内に吸い込まれて、上記ファンケーシングおよび上記過熱蒸気生成室で形成される上記外部循環路を通って再び上記加熱室内に戻るという循環を繰り返すのである。
ところで、本発明者等は、上述のような過熱蒸気を用いた「オーブン調理」に加えて非過熱蒸気によって被加熱物を蒸したり暖めたりする「蒸し暖め」を行うことが可能な蒸気調理器を、種々検討している。
従来の技術ではないが、上述のような「オーブン調理」および「蒸し暖め」を行うことが可能な蒸気調理器として、図6に示すような構成が考えられる。図6において、タンク1内の水が蒸気発生装置2に供給されて加熱され、生成された飽和水蒸気が蒸気供給通路(図示せず)によって、加熱室3における蒸気発生装置2側(以下、「一側」と言う)の壁面に外側から取り付けられた循環ユニット4における蒸気吸込口5の加熱室3側に供給される。
図7は、上記循環ユニット4の加熱室3側から見た正面図である。循環ユニット4に近接して、上記蒸気供給通路に接続された蒸気供給管6が、加熱室3の上記一側の壁面と平行になるように配設されており、蒸気供給管6の蒸気噴出口7が循環ユニット4における蒸気吸込口5の近傍に取り付けられている。また、循環ユニット4内には蒸気吸込口5に対向するように循環ファン8が設置され、ファンモータ9によって回転駆動されるようになっている。
上記加熱室3上には、過熱蒸気生成ヒータ10を内蔵した過熱蒸気生成装置11が載置されている。そして、過熱蒸気生成装置11の一側部は循環ユニット4の上部に設けられた蒸気供給口12に連通しており、他側部は加熱室3における蒸気発生装置2側とは反対側(以下、「他側」と言う)の壁面に沿って配設された過熱蒸気供給通路13と加熱室3における上記他側の壁面に設けられた第1過熱蒸気吹出口14を介して加熱室3内に連通している。さらに、加熱室3の天面には多数の第2過熱蒸気吹出口15が設けられており、過熱蒸気生成装置11は、第2過熱蒸気吹出口15を介して加熱室3内に連通している。
すなわち、上記循環ユニット4と過熱蒸気生成装置11と加熱室3とそれらを接続する接続部材とによって、蒸気循環経路が形成される。そして、この蒸気循環経路における循環ユニット4の加熱室3との境界部に、蒸気発生装置2で生成された飽和水蒸気が供給されるのである。
上記構成において、過熱蒸気によって加熱調理を行う「オーブン調理モード」の場合には、過熱蒸気生成ヒータ10がオンされると共に、循環ファン8が回転駆動される。そうすると、循環ユニット4における蒸気吸込口5の近傍上流側に供給された飽和水蒸気は、循環ファン8の回転によって負圧になっている循環ユニット4内に蒸気吸込口5から吸い込まれ、蒸気供給口12から過熱蒸気生成装置11内に吹き出される。そして、過熱蒸気生成ヒータ10によって加熱されて過熱蒸気となる。この過熱蒸気の一部は、下側の加熱室3の天面に設けられた複数の第2過熱蒸気吹出口15から、加熱室3内に下方に向かって噴出される。また、過熱蒸気の他の一部は、過熱蒸気供給通路13を介して加熱室3の第1過熱蒸気吹出口14から、加熱室3内に噴出される。
そして、上記加熱室3内中央のトレイ16上に搭載された被加熱物17を加熱した後の過熱蒸気は、加熱室3における上記一側の壁面に、循環ユニット4の蒸気吸込口5に対向して形成された吸込口18から循環ユニット4内に吸い込まれ、上記蒸気循環経路を通って再び加熱室3内に戻るという循環を繰り返すのである。
これに対して、非過熱蒸気によって被加熱物17を蒸すあるいは暖める「蒸し暖めモード」の場合には、過熱蒸気生成ヒータ10がオフされると共に、循環ファン8が停止される。そうすると、循環ファン8が停止しているため、上記蒸気循環経路内に循環気流が発生することがなく、循環ユニット4における蒸気吸込口5の近傍上流側に供給された飽和水蒸気は循環ユニット4内に強制的に吸い込まれることはない。こうして、蒸気圧によって自然に加熱室3内に流れ込む飽和水蒸気により、被加熱物17が蒸すあるいは暖められる。
しかしながら、上記従来の「オーブン調理」と「蒸し暖め」とを行うことができる蒸気調理器においては、以下のような問題がある。
すなわち、「蒸し暖めモード」の場合には、上記蒸気循環経路に供給された飽和水蒸気が上記蒸気循環経路内を循環することによって結露が発生し、被加熱物17に供給される飽和水蒸気が減少するのを防止するために、循環ファン8は停止される。とりわけ、第1過熱蒸気吹出口14がトレイ16の下側にも設けられている場合には、飽和水蒸気が加熱室3内全体に拡散することにより蒸しや暖めに時間が掛かるため、循環ファン8は停止されることが望まれる。そして、循環ユニット4における蒸気吸込口5の近傍上流側に供給された飽和水蒸気の吹き出し方向には明確な指向性がない。そのために、循環ユニット4に供給された飽和水蒸気は、加熱室3における吸込口18の近傍に漂うことになる。
そのため、図6に白抜きの矢印で示すように、蒸気噴出口7から供給されて加熱室3の吸込口18側に漂う飽和水蒸気は、さらに蒸気噴出口7から供給されて来る飽和水蒸気によって押し出されて吸込口18から加熱室3内に流れ込んで行く。一方、蒸気噴出口7から供給されて循環ユニット4の蒸気吸込口5側に漂う飽和水蒸気は、さらに蒸気噴出口7から供給されて来る飽和水蒸気によって押し出されて蒸気吸込口5から循環ユニット4内に流れ込んで行く。
この場合、上記循環ユニット4内に流れ込む飽和水蒸気は、被加熱物17の蒸すあるいは暖めには何ら貢献することはなく、上記蒸気循環経路内を漂う際に凝縮され、結露水として排出されることになる。また、加熱室3内に流れ込んで被加熱物17に供給される飽和水蒸気には明確な指向性がなく、被加熱物17に向かって吹き付けられることがない。
以上のことから、上記従来の「オーブン調理」と「蒸し暖め」とを行うことができる蒸気調理器においては、効率よく被加熱物17を蒸すあるいは暖めることができないという問題がある。
上述のような直接加熱室内に供給される飽和水蒸気に明確な指向性がなく、効率よく上記被加熱物を蒸すあるいは暖めることができないという問題は、加熱室の横に隣接して設けられた蒸気発生器で発生された飽和水蒸気を直接加熱室に供給する蒸気調理器の場合も同様に発生する。
特開2009‐41813号公報
そこで、この発明の課題は、過熱蒸気および非過熱蒸気のうちの少なくとも非過熱蒸気によって被加熱物を効率よく加熱できる蒸気調理器を提供することにある。
上記課題を解決するため、この発明の蒸気調理器は、
蒸気を発生させる蒸気発生装置と、
被加熱物を加熱調理するための加熱室と、
飽和水蒸気を加熱して過熱蒸気を生成し、この生成された過熱蒸気を上記加熱室に供給する過熱蒸気生成装置と、
循環ファンが内蔵されると共に、上記循環ファンよりも上記加熱室側の内部空間が上記加熱室の側壁に設けられた吸込口に連通する一方、上記循環ファンよりも上記加熱室側とは反対側の内部空間が上記過熱蒸気生成装置に連通して、上記加熱室と上記過熱蒸気生成装置と共に過熱蒸気循環経路を形成する循環ユニットと、
上記循環ユニット内における上記循環ファンよりも上記加熱室側に設置されると共に、上記蒸気発生装置から供給された飽和水蒸気を上記加熱室側に指向性を持たせて吹き出すノズルと
を備えたことを特徴としている。
上記構成によれば、非過熱蒸気によって被加熱物を蒸したり暖めたりする「蒸し暖め」の場合には、過熱蒸気生成装置に設けられて過熱蒸気を生成する過熱蒸気生成ヒータがオフされ、循環ユニットに内蔵された循環ファンが停止される。そして、蒸気発生装置で発生された飽和水蒸気が、循環ユニットにおける循環ファンよりも加熱室側に設置されたノズルに供給され、蒸気圧によって上記加熱室側に指向性を持たせて吹き出される。こうして、飽和水蒸気は、上記加熱室の側壁に設けられた吸込口を介して直接被加熱物に向けて吹き出される。
したがって、上記蒸気発生装置からの飽和水蒸気を直接被加熱物に向かって吹き付けることができると共に、上記循環ユニットの本体内に流れ込んで被加熱物の蒸すあるいは暖めには何ら貢献することなく結露して排出される飽和水蒸気を無くすことができる。その結果、非過熱蒸気によって効率よく被加熱物を加熱することができるのである。
これに対し、過熱蒸気を用いた「オーブン調理」の場合には、上記過熱蒸気生成ヒータおよび上記循環ファンがオンされる。そうすると、循環ユニットにおける循環ファンよりも加熱室側に設置されたノズルに供給され、蒸気圧によって上記加熱室側に指向性を持たせて吹き出される。この場合、上記循環ファンが回転駆動されているために、過熱蒸気循環経路内には循環気流が発生しており、上記加熱室側に向かって吹き出された飽和水蒸気は、負圧になっている上記循環ユニット内に強制的に吸い込まれて上記循環気流に合流することになる。こうして、上記過熱蒸気生成装置で生成された過熱蒸気が上記加熱室内に噴出され、過熱蒸気によって被加熱物が加熱調理される。
したがって、上記「蒸し暖め」の場合に直接被加熱物に向かって飽和水蒸気を効率よく吹き出すことができる第1の蒸気経路と、上記「オーブン調理」の場合に直接被加熱物に向かって過熱蒸気を吹き出すことができる第2の蒸気経路(過熱蒸気循環経路)とを、無駄なく構成することが可能になる。
また、1実施の形態の蒸気調理器では、
上記加熱室内には、被加熱物を搭載したトレイが少なくとも2段に設置可能になっており、
上記ノズルにおける飽和水蒸気の吹き出し方向は、上記加熱室方向斜め下向きである。
この実施の形態によれば、上記ノズルにおける飽和水蒸気の吹き出し方向が上記加熱室方向斜め下向きになっている。したがって、被加熱物を搭載したトレイが上下方向複数段に設置されていても、総ての被加熱物に対して飽和水蒸気を当てることができる。そのため、当該総ての被加熱物を斑なく加熱することができる。
また、1実施の形態の蒸気調理器では、
上記加熱室内には、被加熱物を搭載したトレイが少なくとも2段に設置可能になっており、
上記ノズルにおける飽和水蒸気の吹き出し方向は、上記加熱室方向水平向きおよび上記加熱室方向斜め下向きである。
この実施の形態によれば、上記ノズルにおける飽和水蒸気の吹き出し方向が、上記加熱室方向水平向きおよび上記加熱室方向斜め下向きになっている。したがって、被加熱物を搭載したトレイが上下方向複数段に設置されていても、総ての被加熱物に対して斑なく飽和水蒸気を吹き付けることができる。そのため、当該総ての被加熱物の加熱時間を短縮することが可能になる。
また、1実施の形態の蒸気調理器では、
一端が上記蒸気発生装置に連通される一方、他端が閉鎖されると共に、上記循環ユニット内における上記循環ファンよりも上記加熱室側に配設されて、請求項1から請求項3の何れか一つに記載された上記ノズルが取り付けられた蒸気導入管
を設けている。
この実施の形態によれば、上記循環ユニット内に配設されて一端が上記蒸気発生装置に連通された蒸気導入管に、上記ノズルを取り付けている。したがって、加熱調理の目的に応じて上記ノズルの吹き出し方向と数とを変えた複数の上記蒸気導入管を用意することによって、上記蒸気導入管を取り換えるだけで、簡単に加熱調理の目的に応じて飽和水蒸気の吹き出し方向を変えることができる。
以上より明らかなように、この発明の蒸気調理器は、「蒸し暖め」時には、過熱蒸気生成装置の過熱蒸気生成ヒータをオフし、循環ユニット内の循環ファンを停止し、蒸気発生装置で発生された飽和水蒸気を循環ユニットにおける循環ファンよりも加熱室側に設置されたノズルに供給し、蒸気圧によって上記加熱室側に指向性を持たせて吹き出すので、上記蒸気発生装置からの飽和水蒸気を、上記加熱室の側壁に設けられた吸込口を介して直接被加熱物に向けて吹き出すことができる。さらに、上記循環ユニットの本体内に流れ込んで被加熱物の蒸すあるいは暖めには何ら貢献することなく結露して排出される飽和水蒸気を無くすことができる。したがって、非過熱蒸気によって効率よく被加熱物を加熱することができる。
これに対し、「オーブン調理」時には、上記過熱蒸気生成ヒータおよび上記循環ファンをオンし、循環ユニット内のノズルから蒸気圧によって直接被加熱物に向けて吹き出された飽和水蒸気を、過熱蒸気循環経路内に発生している循環気流に合流させるので、上記過熱蒸気生成装置で生成された過熱蒸気によって加熱室内の被加熱物を加熱調理できる。したがって、上記「蒸し暖め」の場合に直接被加熱物に向かって飽和水蒸気を効率よく吹き出すことができる第1の蒸気経路と、上記「オーブン調理」の場合に直接被加熱物に向かって過熱蒸気を吹き出すことができる第2の蒸気経路(過熱蒸気循環経路)とを、無駄なく構成することが可能になる。
この発明の蒸気調理器における前側から見た縦断面図である。 図1における循環ユニットを加熱室側から見た正面図である。 図2における総てのノズルの向きを斜め下向きとした場合と水平向きとした場合とにおいて、缶コーヒーを暖める際の温度変化を示す図である。 図2におけるノズルの種々の形状を示す図である。 図1とは異なる加熱調理器における前側からの見た縦断面図である。 従来の蒸気調理器における前側から見た縦断面図である。 図6における循環ユニットを加熱室側から見た正面図である。
以下、この発明を図示の実施の形態により詳細に説明する。
・第1実施の形態
図1は、本実施の形態の蒸気調理器における扉(図示せず)がある前側からの見た縦断面図である。本蒸気調理器の基本構造は、図6に示す蒸気調理器の場合と同じである。そのため、図6に示す蒸気調理器と同じ部材には、図6と同じ番号を付して詳細な説明は省略する。
図2は、本願の特徴である上記循環ユニット4を加熱室3側から見た正面図である。図1および図2に示すように、循環ユニット4は、縦断面が矩形の長辺と半円の辺と重ね合わせた形状を有する扁平な函状体を成す本体21を有している。この本体21における加熱室3の上記一側の壁面に対面する平板22aには蒸気吸込口5が形成されており、この蒸気吸込口5を取り囲むように、平板22aの形状に相似な形状に、帯状の薄板の側面が環状に貼り巡られて環状部材23を形成している。
さらに、上記本体21における平板22aに対向する平板22bを循環ファン8の駆動軸(図示せず)が挿通され、平板22bの表面には循環ファン8の駆動軸を駆動するファンモータ9が取り付けられている。
また、上記環状部材23における互いに対向する2つの面のうちの一方には、上記蒸気供給管6の蒸気噴出口7が形成されている。そして、上記互いに対向する2つの面の間には、円筒状の蒸気導入管24が着脱可能に架設され、蒸気導入管24の一端は蒸気噴出口7に連通される一方、他端は閉鎖されている。
さらに、上記蒸気導入管24における加熱室3側には、中心軸に沿って直線状に複数の孔が穿たれており、各孔には蒸気の吹き出し方向を加熱室3側に設定するノズル25が挿入されて取り付けられている。すなわち、本実施の形態においては、循環ユニット4における蒸気吸込口5の近傍加熱室3側に供給された飽和水蒸気の吹き出し方向に、加熱室3側に向かうような指向性を持たせるのである。
上記循環ユニット4は、図1に示すように、環状部材23が加熱室3の吸込口18の周囲を取り囲むように、環状部材23の側面を加熱室3の上記一側の壁面に密着させて、加熱室3の上記一側の壁面に取り付けられる。その際に、環状部材23の内部空間が加熱室3の上記一側の壁面で塞がれて、互いに対向する吸込口18と蒸気吸込口5とを有する蒸気導入室26が形成される。
また、上記加熱室3の下部にはマグネトロン(図示せず)が配置されており、このマグネトロンで発生したマイクロ波は導波管(図示せず)によって加熱室3の下部中央に導かれ、モータ27によって駆動される回転アンテナ28によって回転されながら加熱室3内の上方に向かって放射されて被加熱物17を加熱するようになっている。
上記構成において、上記「蒸し暖めモード」の場合には、過熱蒸気生成ヒータ10がオフされると共に、循環ファン8が停止される。そうすると、蒸気発生装置2で生成された飽和水蒸気が、蒸気圧によって、上記蒸気供給通路(図示せず)に接続された蒸気供給管6を介して、蒸気導入室26内に架設された蒸気導入管24に供給される。そして、循環ファン8が停止して上記蒸気循環経路内に循環気流が発生していないため、蒸気導入管24に供給された飽和水蒸気は、循環ユニット4の本体21内に強制的に吸い込まれることなく、蒸気導入管24のノズル25からこのノズル25で設定され加熱室3側の方向に向かって、蒸気圧によって吹き出されるのである。
すなわち、本実施の形態においては、上記蒸気発生装置2からの飽和水蒸気を、上記蒸気循環経路を介さずに、直接被加熱物17に向かって吹き付けることができる。さらに、蒸気発生装置2からの飽和水蒸気を、総て加熱室3側に向かって吹き出すことができるので、循環ユニット4の本体21内に流れ込んで、被加熱物17の蒸すあるいは暖めには何ら貢献することなく排出される飽和水蒸気を無くすことができる。したがって、効率よく被加熱物17を蒸すあるいは暖めることができるのである。
ここで、上記加熱室3における上記一側の壁面および上記他側の壁面には、トレイ16の両端部を係止する係止部29が上下方向に3段に設けられている。そして、蒸気導入管24は、上段の係止部29aよりもやや上側に位置するように配置されている。したがって、上記「蒸し暖めモード」の場合に、蒸気導入管24の総てのノズル25の向きを水平に設定した場合には、ノズル25から吹き出される飽和水蒸気は加熱室3側に向かって水平に吹き出されることになり、被加熱物17を搭載したトレイ16を上段の係止部29aで係止した場合は、ノズル25から吹き出される飽和水蒸気が被加熱物17に対して十分に吹き付けられる。ところが、被加熱物17を搭載したトレイ16を中段の係止部29bや下段の係止部29cで係止した場合には、被加熱物17に対して吹き付けられることがない。したがって、被加熱物17を搭載した2つのトレイ16を上段の係止部29aと中段の係止部29bとで係止した場合には、上段のトレイ16の被加熱物17と中段のトレイ16の被加熱物17とに蒸し斑あるいは暖め斑が生じてしまう。
そこで、上記被加熱物17を搭載した2つのトレイ16を上段と中段とに配置する場合には、蒸気導入室26内に架設される蒸気導入管24を、総てのノズル25が加熱室3方向に斜め下向き(以下、単に「斜め下向き」と言う)である蒸気導入管24にしておく。こうすることにより、被加熱物17を搭載したトレイ16が上段および中段の何れの位置にあっても、斜め下向きのノズル25から引き出された飽和水蒸気を被加熱物17に当てることができる。したがって、個々のノズル25からの吹き出し方向を操作することなく、上中2段の被加熱物17に蒸し斑あるいは暖め斑が生ずることがないようにできるのである。
図3は、上記蒸気導入管24における総てのノズル25の向きを上記斜め下向き(−15度)とした場合と、加熱室3方向に水平向き(以下、単に「水平向き」と言う)とした場合とにおいて、飽和水蒸気によって缶コーヒーを暖めた場合の温度変化を示す。尚、比較のために、図6に示す蒸気導入管24がない従来の蒸気調理器を用いた場合の温度変化をも併せて示示している。
図3において、上記蒸気導入管24を有する本蒸気調理器を用いた方が、蒸気導入管24がない従来の蒸気調理器を用いるよりも、暖め開始4分後で10度以上高い温度にすることができる。さらに、本蒸気調理器を用いる場合でも、ノズル25の向きが上記斜め下向き(−15度)の方が、上記水平向きよりも高い温度になることが分かる。缶コーヒーを載置したトレイ16が上段に位置する場合には、ノズル25の向きが上記斜め下向きでも上記水平向きでも略同じ温度になる。ところが、トレイ16が中段に位置する場合には、明らかに、ノズル25が上記斜め下向き(−15度)の方が上記水平向きよりも、缶コーヒーの温度を最大10度高めることができる。
以上のことより、上記蒸気導入管24における総てのノズル25の向きを上記斜め下向きにした方が、上記水平向きにするよりも、上,中段斑なく被加熱物17を暖めることができることが分かる。
ところで、上記蒸気導入管24におけるノズル25はチップ状に形成されており、蒸気導入管24に穿たれた上記孔に内側から装着される。図4は、ノズル25の種々の形状を示す。
図4において、図4(a)は、蒸気噴出口の断面形状が矩形のノズル25aである。これによれば、蒸気噴出口の面積を広げることなく、飽和水蒸気を幅広く吹き出すことができるため、飽和水蒸気を被加熱物17に効率よく当てることができる。図4(b)は、蒸気噴出口の断面形状が楕円形のノズル25bである。これによれば、図4(a)の場合と同様に、蒸気噴出口の面積を広げることなく、飽和水蒸気を幅広く吹き出すことができ、被加熱物17に効率よく当てることができる。図4(c)は、蒸気噴出口の形状が凸球面状のノズル25cである。これによれば、蒸気噴出口が凸球面の頂部に形成されているため、飽和水蒸気の吹き出し方向が安定している。図4(d)は、蒸気噴出口の形状が先広がりのノズル25dである。これによれば、飽和水蒸気の吹き出し角が広がり、飽和水蒸気をより広範囲に吹き出すことができる。図4(e)は、蒸気噴出口の形状が斜め下向きのノズル25eである。これによれば、上述したように、トレイ16の設置高さに因らずに、飽和水蒸気を被加熱物17に当てることができる。図4(f)は、蒸気噴出口の断面形状が円形のノズル25fである。これによれば、飽和水蒸気を局所的に遠くまで吹き出すことができる。
また、上記蒸気導入管24におけるノズル25は、総て同じ形状のノズル25を装着する必要はなく、被加熱物17の置き方によって自由に組み合わせることができる。
図3に示すように、上記蒸気導入管24における総てのノズル25の向きを上記斜め下向きにすることにより、上記水平向きにするよりも上,中段斑なく被加熱物17を暖めることができる。しかしながら、暖め開始後3分位までは、中段に位置して飽和水蒸気が直接当たる缶コーヒーの方が、上段に位置して立ち上る飽和水蒸気に包まれる缶コーヒーよりも高い温度を呈している。
そこで、例えば、上記蒸気導入管24における中央2つのノズル25の向きを上記水平向き(図4(a),図4(b)のノズル25a,25b)とし、両端2つのノズル25の向きを上記斜め下向き(図4(e)のノズル25e)とするによって、上段の被加熱物17に対しては上記水平向きのノズル25から、中段の被加熱物17に対しては上記斜め下向きのノズル25から、飽和水蒸気を直接吹き付けることができる。したがって、総てのノズル25の向きを上記斜め下向きとする場合に比して、上,中段の被加熱物17に対する暖め時間を短縮することが可能になるのである。
また、小さい被加熱物17を複数配列した複数のトレイ16を多段に配置して蒸しあるいは暖めを行う場合にも、蒸気導入管24に設けられた複数のノズル25のうちの一部を上記水平向きのノズル25とし、残りを上記斜め下向きのノズル25とする。こうすることによって、上記水平向きのノズル25から吹き出される飽和水蒸気によって、上段のトレイ16における蒸気導入管24の近傍に配列された被加熱物17を局所的に加熱することができる。また、上記斜め下向きのノズル25から吹き出される飽和水蒸気によって、上段のトレイ16の奥や中段のトレイ16の隅々まで飽和水蒸気を行き渡らせて、残りの被加熱物17を均一に加熱することができる。
以上、上記「蒸し暖めモード」の場合を例に、本蒸気料理器について説明した。「オーブン調理モード」の場合には、図6に示す蒸気調理器の場合同様に、過熱蒸気生成ヒータ10をオンすると共に、循環ファン8を回転駆動することによって行う。この場合、「蒸し暖めモード」の場合に述べたように、蒸気発生装置2で生成された飽和水蒸気が蒸気導入管24のノズル25から加熱室3側に向かって吹き出される。ところが、「オーブン調理モード」の場合には循環ファン8が回転駆動されているため、上記蒸気循環経路内には循環気流が発生しており、加熱室3側に向かって吹き出された飽和水蒸気は、負圧になっている循環ユニット4内に強制的に吸い込まれて上記循環気流に合流することになる。したがって、飽和水蒸気がノズル25によって加熱室3側に向かって吹き出されるにも拘わらす、上記蒸気循環経路内に過熱蒸気の循環流を得ることができるのである。
尚、過熱蒸気による「オーブン調理モード」の場合に、当初、循環ファン8を停止しておき、蒸気発生装置2で発生された飽和水蒸気を蒸気導入管24のノズル25から吹き出すことによって、上記「蒸し暖めモード」の場合と同様に、何れの段に設置されたトレイ16に載置された被加熱物17に対して均一に当てることができ、減塩および脱油を促進させることができる。その後、循環ファン8を駆動してオーブン調理を行うことにより、健康志向の人にとって塩分および油分の少ない料理を提供することが可能になる。
以上のごとく、上記実施の形態においては、上記蒸気発生装置2で発生された飽和水蒸気を、循環ユニット4の蒸気導入室26を介して加熱室に供給するに際して、蒸気の吹き出し方向を加熱室側に設定するノズル25から、蒸気圧によって直接被加熱物17に向かって吹き出すようにしている。こうして、加熱室3に供給すべき飽和水蒸気の吹き出し方向に、加熱室3側に向かう指向性を持たせることにより、「蒸し暖めモード」の場合に、飽和水蒸気を、蒸気圧によって直接被加熱物17に向かって吹き出すことができる。さらに、循環ユニット4の本体21内に流れ込んで被加熱物17の蒸すあるいは暖めには何ら貢献することなく排出される飽和水蒸気を無くすことができる。
したがって、本実施の形態によれば、非加熱蒸気によって、効率よく被加熱物17を蒸すあるいは暖めることができるのである。
・第2実施の形態
ところで、加熱室内に流れ込んで被加熱物に供給される飽和水蒸気に明確な指向性がなく、効率よく上記被加熱物を蒸すあるいは暖めることができないという問題は、加熱室の横に隣接して設けられた蒸気発生器で発生された飽和水蒸気を直接加熱室に供給する蒸気調理器の場合でも同様に発生する。以下、上述した「飽和水蒸気の吹き出し方向に加熱室側に向かうような指向性を持たせる」という技術思想を、蒸気発生器で発生された飽和水蒸気を直接加熱室に供給する蒸気調理器に適用する場合について説明する。
図5は、本実施の形態における蒸気調理器における扉(図示せず)がある前側からの見た縦断面図である。
図5において、蒸気発生器31は、加熱室32における一側の壁面に取り付けられている。そして、タンク33内の水がポンプ34によって蒸気発生器31に供給され、加熱されて飽和水蒸気が生成される。蒸気発生器31および加熱室32には、入口が蒸気発生器31内に位置する一方、出口が加熱室32内における上段のトレイ係止部35の直上に位置するように、図4に示すようなノズル36が取り付けられている。この場合、ノズル36の取り付け方法については特に限定されるものではなく、ノズル36を直接蒸気発生器31および加熱室32の壁面を貫通して取り付けても良いし、図2に示す蒸気導入管24と同様の蒸気導入管を蒸気発生器31と加熱室32との境界に取り付けても良い。
こうすることによって、図5に示すように、上記加熱室32内に蒸気圧によって供給される飽和水蒸気には明確な指向性が生じ、被加熱物37に向かって吹き付けられるのである。
上記各実施の形態においては、図1における蒸気導入管24は、上段の係止部29aよりもやや上側に配置している。同様に、図5におけるノズル36は、上段のトレイ係止部35の直上に配置している。このように、加熱室3,32内への飽和水蒸気供給口の高さを、最上段のトレイ16,38の焼き網と同じ高さの位置あるいは上記焼き網より高い位置とすることによって、複数段に設置されたトレイ16,38によって加熱室3,32内が複数の加熱空間に仕切られ、その場合の仕切り効果によって被加熱物17,37を短時間に蒸しあるいは暖めることができる。
尚、上記実施の形態においては、上記蒸気導入管24におけるノズル25の数を4個として説明しているが、この発明は4個に限定されるものではなく適宜設定すればよい。その際に、ノズル25の数と種類(図4参照)との組み合わせを変えた蒸気導入管24を複数設け、調理カテゴリに応じて蒸気導入管24を取り換えるようにすることも可能である。
さらに、上記蒸気導入管24自体に指向性を持たせるのではなく、蒸気導入管24の吹出口近傍における加熱室3の内壁に設けた別体によって、蒸気導入管24から吹き出される飽和水蒸気に指向性を付与させてもよい。
1,33…タンク、
2…蒸気発生装置、
3,32…加熱室、
4…循環ユニット、
5…蒸気吸込口、
6…蒸気供給管、
7…蒸気噴出口、
8…循環ファン、
9…ファンモータ、
10…過熱蒸気生成ヒータ、
11…過熱蒸気生成装置、
12…蒸気供給口、
13…過熱蒸気供給通路、
14…第1過熱蒸気吹出口、
15…第2過熱蒸気吹出口、
16,38…トレイ、
17,37…被加熱物、
18…吸込口、
21…本体、
23…環状部材、
24…蒸気導入管、
25,36…ノズル、
26…蒸気導入室、
27…モータ、
28…回転アンテナ、
29…係止部、
31…蒸気発生器、
34…ポンプ、
35…トレイ係止部。

Claims (4)

  1. 蒸気を発生させる蒸気発生装置と、
    被加熱物を加熱調理するための加熱室と、
    飽和水蒸気を加熱して過熱蒸気を生成し、この生成された過熱蒸気を上記加熱室に供給する過熱蒸気生成装置と、
    循環ファンが内蔵されると共に、上記循環ファンよりも上記加熱室側の内部空間が上記加熱室の側壁に設けられた吸込口に連通する一方、上記循環ファンよりも上記加熱室側とは反対側の内部空間が上記過熱蒸気生成装置に連通して、上記加熱室と上記過熱蒸気生成装置と共に過熱蒸気循環経路を形成する循環ユニットと、
    上記循環ユニット内における上記循環ファンよりも上記加熱室側に設置されると共に、上記蒸気発生装置から供給された飽和水蒸気を上記加熱室側に指向性を持たせて吹き出すノズルと
    を備えたことを特徴とする蒸気調理器。
  2. 請求項1に記載の蒸気調理器において、
    上記加熱室内には、被加熱物を搭載したトレイが少なくとも2段に設置可能になっており、
    上記ノズルにおける飽和水蒸気の吹き出し方向は、上記加熱室方向斜め下向きである
    ことを特徴とする蒸気調理器。
  3. 請求項1に記載の蒸気調理器において、
    上記加熱室内には、被加熱物を搭載したトレイが少なくとも2段に設置可能になっており、
    上記ノズルにおける飽和水蒸気の吹き出し方向は、上記加熱室方向水平向きおよび上記加熱室方向斜め下向きである
    ことを特徴とする蒸気調理器。
  4. 請求項1から請求項3の何れか一つに記載の蒸気調理器において、
    一端が上記蒸気発生装置に連通される一方、他端が閉鎖されると共に、上記循環ユニット内における上記循環ファンよりも上記加熱室側に配設されて、請求項1から請求項3の何れか一つに記載された上記ノズルが取り付けられた蒸気導入管
    を設けたことを特徴とする蒸気調理器。
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