JP5295370B2 - 太陽電池モジュール用の端子ボックスおよびこれを用いた太陽電池モジュール - Google Patents

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Description

本発明は太陽電池モジュール用の端子ボックスおよびこれを用いた太陽電池モジュールに関する。
従来、端子ボックスの製造に要する作業工数や作業時間を低減すること、あるいは端子ボックスと、端子ボックスに充填した樹脂との界面で生じる毛管現象による水分の端子ボックス内への浸入を抑制することを目的として、樹脂による封止を行わない(以下、ポッティングレスと呼ぶ)端子ボックスが提案されている(例えば、特許文献1)。
特開2004−63651号公報
しかしながら、特許文献1に記載の端子ボックスは、外気温が低下したときに端子ボックス内の空気中に含まれる水分が結露し、端子ボックス内が水膜に覆われて、短絡を生じるおそれがあった。
本発明の目的は、短絡の発生を低減した信頼性の高い太陽電池モジュール用の端子ボックスおよびこれを用いた太陽電池モジュールを提供することである。
本発明の太陽電池モジュールの端子ボックスは、太陽電池パネルからの出力を外部に取り出すための端子を収納する太陽電池モジュール用の端子ボックスであって、前記端子ボックスは、容器と、該容器の開口部を覆う蓋体とからなり、前記容器は、前記太陽電池パネルの第1の出力導体に接続する第1の端子が配置される第1の領域と、前記太陽電池パネルの第2の出力導体に接続する第2の端子が配置される第2の領域と、前記第1の領域と前記第2の領域との間に設けられ、前記容器の開口面上に溝を有する隔壁部とを備えており、前記蓋体は、前記隔壁部の前記溝側の側壁と接触しないように前記溝に収容される突起部を有している。
本発明の太陽電池モジュールは、前記太陽電池モジュール用の端子ボックスと、該端子ボックスの前記第1の端子と電気的に接続された第1の出力導体および該端子ボックスの前記第2の端子と電気的に接続された第2の出力導体を有する太陽電池パネルと、を備えたものである。
本発明の太陽電池モジュール用の端子ボックスおよび太陽電池モジュールによれば、第1の端子および第2の端子が配置された第1の領域および第2の領域を離隔する隔壁部の溝部内に収容されるように、蓋体の突起部が配されているため、第1の端子と第2の端子との間において、沿面距離や空間距離を大きく確保することができる。その結果、端子ボックス自体の大型化や樹脂による気密封止をすることなく、第1の端子と第2の端子との絶縁を確保しやすくなり、短絡やトラッキングの発生を低減することができる。
本発明の太陽電池モジュールの一実施形態を示すものであり、(a)は太陽電池モジュールの積層構成を示す分解斜視図、(b)は太陽電池モジュールの断面図である。 本発明の端子ボックスの一実施形態を示すものであり、(a)は端子ボックスを構成する容器に蓋体を取り付ける様子を示す分解斜視図、(b)は端子ボックスの斜視図である。 図2(b)のA−A’線における断面図であり、(a)は沿面距離を説明するための図、(b)は空間距離を説明するための図である。 (a)は図2(b)のB−B’線における断面図であり、(b)は図2(a)のC部の拡大斜視図である。 本発明の端子ボックスの他の実施態様を示す断面図である。 本発明の端子ボックスの他の実施態様を示す断面図である。 本発明の端子ボックスの他の実施態様を示す断面図である。 本発明の端子ボックスの他の実施態様を示す断面図である。 本発明の端子ボックスの蓋体の実施態様を示す斜視図である。 本発明の端子ボックスの他の実施態様を示す分解図である。 本発明の端子ボックスの他の実施態様を示す分解図である。 本発明の端子ボックスの容器の実施態様を示す図である。 本発明の端子ボックスの蓋体の実施態様を示す図である。
図1において、太陽電池モジュールXは、透光性基板1、受光面側充填材2、複数の太陽電池素子3からなる複数の太陽電池素子列(太陽電池マトリクス3’)、非受光面側充填材4、および裏面保護材5を順次積層してなる太陽電池パネル6と、太陽電池素子3で発電された電力を外部に取り出すための端子ボックス11とを備えている。
透光性基板1としては、例えば、ガラス、あるいはポリカーボネート樹脂などの合成樹脂からなる基板が用いられる。ガラスは、白板ガラス(例えば、石英ガラス)、強化ガラス、白板強化ガラス、熱線反射ガラスなどが用いられる。厚さ3mm〜5mm程度の白板強化ガラスが耐久性の観点から好適である。他方、ポリカーボネート樹脂などの合成樹脂からなる基板を用いた場合には、厚みが5mm程度が好適である。
受光面側充填材2および非受光面側充填材4は、例えば、エチレン−酢酸ビニル共重合体(以下、エチレン−酢酸ビニル共重合体をEVAと略す)から成り、厚さ0.4〜1mm程度のシート状の形態で用いられている。これらは、ラミネート装置により減圧下で加熱加圧を行うことで、融着して他の部材と一体化される。受光面側充填材2においては、透明なEVAを用いるとよい。また、非受光面側充填材4には透明なEVAを用いてもよいが、それ以外に太陽電池モジュールの周囲の設置環境に合わせてEVAに酸化チタンや顔料等を含有させ、これにより、白色等に着色させてもよい。
太陽電池素子3は、例えば、厚み0.3〜0.4mm程度の単結晶シリコンや多結晶シリコン基板などが用いられる。また、このようなシリコン基板以外の形態としては、透光性基板上に積層してなるアモルファスシリコン等より成る薄膜系やCIGS等の化合物系の形態を選択することができる。太陽電池素子3の内部にはPN接合が形成されるとともに、その受光面と非受光裏面にはそれぞれ電極が設けられており、さらに受光面上には反射防止膜を設けてもよい。太陽電池素子3の大きさとしては、例えば、多結晶シリコンの場合、約100〜150mm角程度である。このような太陽電池素子3は、接続配線7により直列または並列に電気的に接続されて直線状の太陽電池ストリングを構成する。また、太陽電池ストリングは、平面視して、マトリックス状になるように接続配線7’で電気的に接続されて、太陽電池マトリクス3’を構成する。
接続配線7、7’は、太陽電池素子3同士を電気的に接続できれば、形状および材質等は特に限定されない。例えば、厚さ0.1mm程度、幅2mm〜4mm程度の銅箔の全面をハンダコートしたものを、所定の長さに切断し、太陽電池素子3の電極上などにハンダ付けする形態が好適である。
裏面保護材5は、太陽電池パネルの内部、例えば、太陽電池素子3、受光面側充填材2および非受光面側充填材4への水分の浸入を低減する機能を有する。裏面保護材5としては、例えば、アルミ箔を挟持した耐候性を有するフッ素系樹脂シートやアルミナまたはシリカを蒸着したポリエチレンテレフタレ−ト(PET)シートなどが用いられる。
太陽電池パネル6は、太陽電池素子3(太陽電池マトリクス3’)からの出力を外部に取り出すための出力導体8(第1の出力導体8aと第2の出力導体8b)を有している。この出力導体8は、太陽電池素子3により発電された電気を端子ボックス1に伝導する機能を有している。このような出力導体8は、電気的な接続が実現できれば形状および材質等は特に限定されない。例えば、厚さ0.1mm程度、幅2mm〜4mm程度の銅箔の全面をハンダコートしたものを、所定の長さに切断し、一端部を接続配線7’、他端部を端子ボックスの端子にハンダ付けする形態が好適である。また、出力導体8は、裏面保護材5の所定の位置に設けられた開口部より、端子ボックス1に向かって引き出されている。
このような太陽電池パネル6は、透光性基板1、受光面側充填材2、太陽電池マトリクス3’、非受光面側充填材4および裏面保護材5を重畳し、ラミネーター装置にセットし、50〜150Pa程度の減圧下で100から200℃程度の温度で15〜60分間程度に加熱しながら加圧することにより一体化される。その後、太陽電池パネル6の非受光面側、具体的には裏面保護材5上に端子ボックス1を取り付けることによって太陽電池モジュールXが作製される。
本発明の一実施形態は、太陽電池パネルからの出力を外部に取り出すための端子を収納する太陽電池モジュール用の端子ボックスであって、前記端子ボックスは、容器と、該容器の開口部を覆う蓋体とからなり、前記容器は、前記太陽電池パネルの第1の出力導体に接続する第1の端子が配置される第1の領域と、前記太陽電池パネルの第2の出力導体に接続する第2の端子が配置される第2の領域と、前記第1の領域と前記第2の領域とを仕切るように設けられ、前記容器の開口面上に溝を有する隔壁部とを備えており、前記蓋体は、前記溝に収容される突起部を有している。
例えば、端子ボックス11は、図2(a)に示すように、開口部(凹部)を有する容器12と、該開口部を覆う蓋体13とを備える。容器12には、さらに、第1の端子14aおよび第2の端子14bと、コネクタ15と、を有している。容器12は、第1の端子14aおよび第2の端子14b等を収納するものである。容器12は、第1の端子14aが配される第1の領域12aと、第2の端子14bが配される第2の領域12bと、第1の領域12aと第2の領域12bとの間に隔壁部16とが設けられている。本実施形態においては、隔壁部16は、容器12を平面視して、第1の領域12aと第2の領域12bとを仕切るように配置されている。また、隔壁部16の頂面(開口面上)には、溝17が形成されている。容器12は、絶縁性を有する材料からなり、例えば、樹脂や、表面をゴムなどの絶縁材料で被覆されたアルミダイキャストなどで構成されている。樹脂材料としては、例えば、変性ポリフェニレンエーテル樹脂(変性PPE樹脂)、ポリフェニレンオキサイド樹脂(PPO樹脂)、ABS樹脂等が挙げられる。また、紫外線などに対する耐光性を向上するという観点から、このような樹脂材料に黒色の顔料を混合したり、容器12の外周面を黒色に着色することが好ましい。また、容器12は、底面側を、太陽電池パネル6の非受光面側の所定の位置に接着材等を用いて取り付けられる。容器12の大きさや形状は、取り付けられる太陽電池モジュールの大きさにより最適に決定すればよい。例えば、太陽電池モジュールが0.3×0.3[m]〜3×3[m]の場合、一辺が5〜15cm程度、厚みが1〜5cm程度の、平面視して正方形や長方形状などの矩形状の容器12が用いられる。容器12内面の表面性状の算術平均表面粗さRaが5μmよりも大きく設定することが、容器12内面で結露が分散して気化し易くなる点で好ましい。容器12内面を、フッ素コートなどの撥水加工処理を施すことが、端子14a、14b間での結露による導通が分断され易くなる点で好ましい。本実施形態においては、隔壁部16および溝17は、容器12の対向する2つの内側壁に達するように設けられている。これによって、第1の領域12aと第2の領域12bとの間の仕切りをより確実に行うことができる。
第1の端子14aおよび第2の端子14bは、互いに異なる極性を有しており、例えば、第1の端子14aが正極であれば、第2の端子14bが負極である。このとき、第1の端子14aには、太陽電池パネル6から引き出された第1の出力導体8aが電気的に接続されており、第2の端子14bには、第2の出力導体8bが電気的に接続されている。第1の端子14aおよび第2の端子14bは、銅やりん青銅、黄銅などからなり、出力導体8およびコネクタ15への接続部を有し、容器12の第1の領域12aおよび第2の領域12bにそれぞれ配置されている。コネクタ15は、太陽電池パネル6で発電された電力を外部の負荷につなげるためのものである。本実施形態に係る端子ボックス11では、互いに異なる極性を有する第1の端子14aおよび第2の端子14aが配置された第1の領域12aおよび第2の領域12bを離隔する隔壁部16の溝17内に収容されるように、蓋体13の突起部18が配されている。そのため、図3(a)および図3(b)に示すように、第1の端子14aと第2の端子との間の沿面距離や空間距離を大きく確保することができる。すなわち、本実施形態では、第1の領域12aと第2の領域12bとを区画する隔壁部16の内部(具体的には、溝7内)に突起部18が収容されているため、例えば、図3(a)に示すように、沿面距離は、突起部18の周面を含むようになる。それ故、本実施形態における上記沿面距離は、突起部18が形成されていないような平坦な蓋体と比べて、大きくなる。これにより、端子ボックス11では、端子ボックス自体の大型化や樹脂の気密封止をすることなく、第1の端子14aと第2の端子14bとの絶縁を確保しやすくなり、短絡やトラッキングの発生を低減することができる。なお、第1の端子14aおよび第2の端子14bと第1の出力導体8aおよび第2の出力導体8bとの電気的な接続は、半田接合する以外に、図4(a)に示すように、ネジ19を締め込み、バネ20と端子4の間で挟持固定してもよい。その際、図4(b)に示すように、出力導体の先端8cがバネ20を通過して視認できるようにすることで、作業ミスを防止することができる。このように、出力導体8を撓ませて配置することで、容器12内に樹脂を気密封止しても、該樹脂に阻まれることなく出力導体8の撓みの曲率を変化できることから、熱膨張・熱収縮に伴う熱応力が出力導体8などに加わることを低減し、出力導体8の破断や、出力導体8と端子の間の電気的な接触不良が生じるのを低減することができる。
蓋体13は、上述のように、容器12の底面と対向し、容器12の開口部を覆うように配置されている。また、蓋体13には、突起部18が形成されている。そして、この突起部18は、容器12の溝17に収容されるように配される。
さらに本実施形態では、前記容器は、前記開口面から見たときに矩形状であり、前記隔壁部および前記溝は、前記容器の対向する2つの内側壁のそれぞれに達するように延設されている。またさらに本実施形態では、前記突起部は、前記対向する2つの内側壁のそれぞれに達するように延設されている。例えば、突起部18は、蓋体13の一端部および他端部に延設され、容器12が矩形状であり、2つの対向する内側壁に、突起部18が達するように配置されている。このような構成にすることによって、結露した水分が移動し難くなる。また例えば、図9および図10のように、突起部18の少なくとも一端部側または他端部側に係合片23を備え、かつ容器12の内側壁に係合片23に対応する係合部23’を形成することが、容器12と蓋体13との固定ができるとともに、脱着が容易に行える点で好ましい。蓋体13は、容器12に対して、接着、嵌合またはネジ等で固定されていてもよい。蓋体13は、容器12と同様に絶縁性を有し、一般には、容器12と同様の材料が形成される。
さらに本実施形態では、前記突起部は、複数設けられている。例えば、図5は、端子ボックス21は、突起部18が複数設けられている点で端子ボックス11と相違する。このような形態によれば、沿面距離をさらに大きくすることができるため、第1の端子14aと第2の端子14bとの絶縁をより確保しやくなる。溝17の幅と、複数の突起部18の間隔の幅との関係については、溝17の幅が広く、突起部18の間隔の幅が狭ければ、複数の突起部18を溝17の内部に配置することができるので、沿面距離をさらに大きくすることができる。具体的には、溝17の幅は、突起部18と隔壁部16とが接触をしないように、2mm以上とするのが好ましく、突起部18の間隔の幅は、水滴が突起部18の間でつながって導通しないようにすることを考慮して2mm以上とすることが好ましい。溝17の幅と、突起部18の厚さとの関係については、溝17の幅が広く、突起部18の厚さが薄ければ、複数の突起部18を溝17の内部に配置することができるので、沿面距離をさらに大きくすることができる。具体的には、溝17の幅は、隔壁部16間でつながって導通しないようにすることを考慮して2mm以上とすることが好ましく、突起部18の厚は隔壁部16と不必要な接触をしないように考慮して0.2〜1mmとすることが好ましい。
さらに本実施形態では、前記突起部の先端部が、前記溝の底面と接触している。例えば、図6の端子ボックス31は、突起部18の先端部が溝17の底面と接触している点で端子ボックス11と相違する。このような形態によれば、突起部18の高さを最大限、大きくすることができるため、沿面距離を大きくすることができる。なお突起部18は、先端稜線部全体が溝17の底面と接触していてもよい。溝17の深さと突起部18の高さについては、溝17の深さの半分以上を目安とし、具体的には溝17の深さが20mm以上、突起部18の高さが10mm以上であることが好ましく、溝17の深さと突起部18の高さが略同一であることが、容器12と蓋体13における気密封止をする点、両方の端子間における隔離をする点で最も好ましい。
さらに本実施形態では、前記溝の底面には弾性部材が配置されており、前記突起部の先端部が、前記弾性部材と接触している。例えば、図7の端子ボックス41は、突起部18の先端部が溝17の底面に配された弾性部材24と接触している点で端子ボックス11と相違する。この弾性部材24は、絶縁性を有しており、例えば、エラストマー系樹脂が好ましく、例えば、エラストマー樹脂としては、シリコン系ゴム、ウレタン系樹脂、エポキシ樹脂等が挙げられる。このような形態によれば、突起部18が凹部の底面との衝撃によって破損するのを低減することができるとともに、沿面距離を大きくすることができる。このような弾性部材24によって、第1の領域12aと第2の領域12bとの間の気密性を高めることができる。
さらに本実施形態では、太陽電池モジュール用の端子ボックスは、太陽電池パネルの非受光面と接合されている。前記容器は、底面側で前記太陽電池パネルと接合されているので、蓋側13に水がたまり易いようにすることができる。さらに、前記蓋体は、前記突起部と前記隔壁部との間に、外部に連通する貫通孔を有している。例えば、図8の端子ボックス51は、蓋体13が隔壁部16と突起部18との間に、外部に連通する貫通孔22が形成されている点で端子ボックス11と相違する。このような形態によれば、空気の結露等によって容器12内に生じた水を貫通孔22を介して外部に排水することができるため、水分による短絡等の発生を低減することができる。また、第1の端子14aおよび第2の端子14bとは区画された領域内、具体的には、隔壁部16の溝17内と外部とを連通するように貫通孔22が形成されているため、外部から貫通孔22を介して埃等が入り込んでも、各端子が設けられた領域に埃等が移動するのを抑制することができる。その結果、埃等で発生するトラッキング現象の発生を低減することができる。貫通孔22の形状は、内から外へ径が小さくなるコーン形状であると、結露を端子ボックス11内から外部へ排出し易くなる点で好ましく、また、外部からの埃も端子ボックス11内に入り込み難い点で好ましい。具体的に貫通孔22の径は、2〜10mmの範囲で設計されれば、表面張力で水が貫通孔22内に留まってしまい、水がスムーズに抜けないというような現象を低減することができる。風雨に曝される環境においては、貫通孔22の個数は少ない方が好ましいが、風雨に曝されないが温度が急激に変化するような環境においては、貫通孔22の個数は多い方が好ましい。貫通孔22の位置は、最も蓋体13の位置が低くなる部位に設けられるのが、貫通孔22の個数を最小限に抑えることができる点で都合がよい。
さらに本実施形態では、前記突起部の側壁および前記溝の内側壁の少なくとも一方に、張り出し部が設けられており、前記突起部と前記溝とが、前記張り出し部を介して接触している。またさらに本実施形態では、前記張り出し部が、前記突起部の側壁に設けられている。図9および図11〜図12に示すように、突起部18と隔壁部16とが対向する面が一部で接触するように突起部18あるいは隔壁部16の少なくとも一方に張り出し部を設けてもよい。図9、図11、および図13においては、張り出し部は突起部18に設けられており、図12においては、張り出し部は、隔壁部16に設けられている。例えば、図9のように突起部18と隔壁部16とが対向する面が一部で接触するように突起部18あるいは隔壁部16の少なくとも一方に張り出し部を有する。これにより毛管現象による導通を低減しつつ、容器12に対する蓋体13のセンタリングを容易にすることができ、また、センタリング不足により隔壁部16と突起部18とが接触することで、毛管現象が発生することを防止できる。張り出し部18aの厚さと、突起部18の厚さとの和は、溝17の幅と等しいことが、脱着のし易さの点で好ましい。具体的には、張り出し部18aの厚さは1〜3mm、突起部18の厚さは0.2〜1mm、溝17の幅は2mm以上であることが好ましい。
さらに本実施形態では、前記突起部および前記隔壁部は、前記対向する2つの内側壁のそれぞれに達するように延設されており、前記張り出し部は、前記突起部の延設方向における中央部および前記隔壁部の延設方向における中央部の少なくとも一方に設けられている。張り出し部18a(16a)は、前記突起部18の延設方向における中央部および前記隔壁部16の延設方向における中央部の少なくとも一方に設けられていることが好ましい。例えば、図9および図12のように、突起部18の中央部に張り出し部18aを有することで、これにより容器12側の成形を容易にすることができる。また、容器12と蓋体13との接触面積を最小限にすることで脱着がし易くなり、溝17を隔離することができるので、溝17内での結露の伝播を低減することができる。あるいは前記張り出し部を前記突起部18の両端部または前記隔壁部16の両端部に有してもよい。また、図12のように隔壁部16の中央部に張り出し部16aを有することで、これにより蓋体13の成形を容易にすることができる。
さらに本実施形態では、前記張り出し部は前記突起部の突出方向に延在している。図9、図12のように張り出し部18aは突起部18が突出している方向(容器12の底部方向)に延在していることで、蓋体13を容器12に挿入し易くすることができる。張り出し部18aの長さと、溝17の深さ、突起部18の高さがそれぞれ同じであれば、溝17を両端に隔離することができるので、溝17内での結露の伝播を低減することができる。その他、張り出し部の断面形状や、張り出し部が複数ある場合の構成などについては特に制限がなく、図13(b)のように複数ポイントに分けて設けてもよい。
さらに本実施形態では、太陽電池モジュール用の端子ボックスと、該端子ボックスの前記第1の端子と電気的に接続された第1の出力導体および第2の出力導体を有する太陽電池パネルと、を備えたものである。
なお、上述した実施形態では、2つの端子(第1の端子14aと第2の端子14b)が形成された領域(第1の領域12aと第2の領域12b)を隔壁部16で離隔しているが、本発明では、例えば、2つの端子以外にバイパスダイオード等を設けた場合、その数に応じて、上述の隔壁部16をさらに設けて、区画するような形態でもよい。
X:太陽電池モジュール
1:透光性基板
2:受光面側充填材
3:太陽電池素子
3’: 太陽電池マトリクス
4:非受光面側充填材
5:裏面保護材
6:太陽電池パネル
7、7’:接続配線
8:出力導体
8a:第1の出力導体
8b:第2の出力導体
8c:出力導体の先端
11、21、31、41、51:端子ボックス
12:容器
12a:第1の領域
12b:第2の領域
13:蓋体
14a:第1の端子
14b:第2の端子
15:コネクタ
16:隔壁部
16a:張り出し部
17:溝部
18:突起部
18a:張り出し部
19:ネジ
20:バネ
22:貫通孔
23:係合片
23’:係合部
24:弾性部材

Claims (14)

  1. 太陽電池パネルからの出力を外部に取り出すための端子を収納する太陽電池モジュール用の端子ボックスであって、
    前記端子ボックスは、容器と、該容器の開口部を覆う蓋体とからなり、
    前記容器は、
    前記太陽電池パネルの第1の出力導体に接続する第1の端子が配置される第1の領域と、
    前記太陽電池パネルの第2の出力導体に接続する第2の端子が配置される第2の領域と、
    前記第1の領域と前記第2の領域との間に設けられ、前記容器の開口面上に溝を有する隔壁部とを備えており、
    前記蓋体は、前記隔壁部の前記溝側の側壁と接触しないように前記溝に収容される突起部を有している、太陽電池モジュールの端子ボックス。
  2. 前記容器は、前記開口面から見たときに矩形状であり、
    前記隔壁部および前記溝は、前記容器の対向する2つの内側壁のそれぞれに達するように延設されている、請求項1に記載の太陽電池モジュール用の端子ボックス。
  3. 前記突起部は、前記対向する2つの内側壁のそれぞれに達するように延設されている、請求項2に記載の太陽電池モジュール用の端子ボックス。
  4. 前記突起部は、複数設けられている、請求項1から請求項3のいずれか1つの請求項に記載の太陽電池モジュール用の端子ボックス。
  5. 前記突起部の先端部が、前記溝の底面と接触している、請求項1から請求項4のいずれか1つの請求項に記載の太陽電池モジュール用の端子ボックス。
  6. 前記溝の底面には弾性部材が配置されており、
    前記突起部の先端部が、前記弾性部材と接触している、請求項1から請求項4のいずれか1つの請求項に記載の太陽電池モジュール用の端子ボックス。
  7. 前記突起部の側壁および前記溝の内側壁の少なくとも一方に、張り出し部が設けられており、
    前記突起部と前記溝とが、前記張り出し部を介して接触している、請求項1から請求項6のいずれか1つの請求項に記載の太陽電池モジュール用の端子ボックス。
  8. 前記張り出し部が、前記突起部の側壁に設けられている、請求項7に記載の太陽電池モジュール用の端子ボックス。
  9. 前記突起部および前記隔壁部は、前記対向する2つの内側壁のそれぞれに達するように延設されており、
    前記張り出し部は、前記突起部の延設方向における中央部および前記隔壁部の延設方向における中央部の少なくとも一方に設けられている、請求項7に記載の太陽電池モジュール用の端子ボックス。
  10. 前記張り出し部は前記突起部の突出方向に延在している、請求項7から請求項9のいずれか1つの請求項に記載の太陽電池モジュール用の端子ボックス。
  11. 太陽電池パネルの非受光面と接合されている、請求項1から請求項10のいずれか1つの請求項に記載の太陽電池モジュール用の端子ボックス。
  12. 前記蓋体は、前記突起部と前記隔壁部との間に、外部に連通する貫通孔を有している、請求項11に記載の太陽電池モジュール用の端子ボックス。
  13. 前記蓋体は、前記溝の底面に向けた方向とは反対の方向に凹んでいる凹部を有しており、
    前記突起部は、該凹部に設けられている、請求項1から請求項12のいずれか1つの請求項に記載の太陽電池モジュール用の端子ボックス。
  14. 請求項1から請求項13のいずれか1つの請求項に記載の太陽電池モジュール用の端子ボックスと、
    該端子ボックスの前記第1の端子と電気的に接続された第1の出力導体および該端子ボックスの前記第2の端子と電気的に接続された第2の出力導体を有する太陽電池パネルと、を備えた太陽電池モジュール。
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