JP5295022B2 - 色補正装置及び色補正方法 - Google Patents

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Description

本発明は色補正装置及び色補正方法に関し、特に、被写体の色を正確に再現する分光画像処理に用いて好適な技術に関する。
近年、カラー画像を扱う機器の進歩によって、実物の情報をより高精度に取得する要求が高まっている。最近では、従来の赤、緑、青の3チャンネルによるRGB画像だけではなく、波長領域が異なる少なくとも4チャンネル以上で撮影可能なマルチバンドカメラを使用して撮影した分光画像が利用されている。
例えば、美術館等において、作品を分光で記録、保存するデジタルアーカイブ技術がある。デジタルアーカイブ技術は、被写体をマルチバンドカメラで撮影して分光反射率を正確に取得して保存するとともに、ディスプレイやプリンタなどの画像出力装置で忠実に再現すること目的としている。
ここで、撮影時に使用したカメラの特性や、撮影時の照明ムラ等を補正するために、マルチバンドカメラで撮影して取得した分光画像の色を補正する必要が生じる場合がある。分光画像の色を補正する方法としては、分光画像の各画素を示す分光分布を直接調整する手法(例えば、特許文献1)や、分光分布を色補正が容易な色空間(例えば、CIELAB色空間など)に変換してから色を補正する手法(例えば、特許文献2)などがある。
特開2001−352559号公報 特開2004−005566号公報
しかしながら、特許文献1に記載の手法では、分光分布を調整した結果、どの程度色が補正されるか把握しづらく、微妙な調整や補正が一般には難しいという問題がある。また、特許文献2に記載の手法では、その補正結果に対応する分光分布が多数存在するため、何らかの方法で色補正後の分光分布を推定する必要がある。その際、色補正前の分光分布の特性が考慮されていないと、色補正前後の画像で観察環境の変化に対する色再現特性が変化する。
例えば、分光画像の色の異なる領域を、ある観察条件下で同じ色になるように補正したとする。その後、補正時に参照した観察環境とは異なる環境で色補正後の分光画像を観察すると、色補正によって分光分布の特性が変化したために、色補正した領域と色補正していない領域とで異なる色に観察されるという問題が生じる。
本発明は前述の問題点に鑑み、分光画像の色補正において、人間の視覚特性にあった色空間で色補正を可能とし、且つ色補正時以外の観察環境下でも補正前と同様な色再現を得ることができるようにすることを目的とする。
本発明の色補正装置は、分光画像を取得する分光画像入力手段と、前記分光画像入力手段により取得した画像の色を補正する分光画像補正手段と、前記分光画像補正手段により色補正中の画像を表示する画像表示装置と、前記分光画像補正手段により行われた色補正後の画像を出力する分光画像出力手段とを有し、
前記分光画像補正手段は、色調整用の光源情報を取得して人間の視覚特性にあった色信号値と、前記色信号値とは独立の分光補助係数値とに分離する分光データ分離手段と、前記分光データ分離手段により生成された色信号値を、設定されている色調整パラメータを取得して調整する色調整手段と、前記色調整手段により調整された色信号値と、前記分光データ分離手段により生成された分光補助係数値とに基づいて色補正後の分光データを生成する分光データ生成手段とを備えることを特徴とする。
本発明によれば、分光画像の色補正において、人間の視覚特性にあった色空間で色補正をすることが可能となる。さらに、色補正前の分光分布の特性を保持するので、色補正時に参照した以外の観察環境下で色補正後の分光画像を観察する場合でも色補正前と同様の色再現を得ることが可能になる。また、色補正処理時に参照する観察環境を自由に選択することができる。
色補正装置の構成例を示すブロック図である。 色補正装置における色補正手順の一例を示すフローチャートである。 分光分布から色信号値と分光補助係数値とを算出する手順の一例を示すフローチャートである。 分光補助係数値算出の前処理の一例を示すフローチャートである。 分光画像の色補正アプリケーションのユーザインターフェイスの一例を示す図である。 色補正後の分光画像の表示機能を有する色補正装置の構成例を示すブロック図である。 色補正後の分光分布から所望の光源下での画像のプレビューを表示する工程を説明するフローチャートである。 詳細観察環境設定のユーザインターフェイスの一例を示す図である。
<第1の実施形態>
次に、図1のブロック図を参照して本実施形態の色補正装置の構成例について説明する。
図1において、101はマルチバンド撮影が可能なデジタルカメラ等で撮影した分光画像を入力する分光画像入力部である。102は、分光画像に記録されている被写体の分光反射率を、色補正用の色信号値と、色信号値とは独立な分光補助係数値とに分離する分光データ分離部である。ここで、色補正用の色信号値は色補正が容易である。
103は分光データ分離部から取得する色信号値と、任意に指定可能な色調整パラメータとに基づいて分光画像の色を補正する色調整部である。104は、色調整部103で色補正中の画像を表示する画像表示部であり、色調整前後の分光画像を表示し、色調整パラメータを調整した結果を確認するために用いる。105は色調整部103で調整した色信号値と、分光データ分離部で分離した分光補助係数値とに基づいて、色補正後の被写体の分光反射率を算出する分光データ生成部である。
106は、分光データ生成部105で生成した色補正後の分光反射率を記録した分光画像を出力する分光画像出力部である。前述した分光データ分離部102、色調整部103及び分光データ生成部105によって分光画像補正部100が構成されている。
以下の説明では、図1に示した本実施形態における色補正装置の構成において、ユーザが撮影した分光画像の色を補正する手順について、図2のフローチャートを参照して説明する。
まず、ステップS201では、ユーザがマルチバンドカメラで撮影した分光画像を、分光画像入力部101から取得する。
ステップS202では、ステップS201で取得した分光画像に記録されている被写体の分光反射率と、色調整用の環境条件を取得し、被写体の分光反射率から色補正用の色信号値と、色信号値とは独立の分光補助係数値とを算出する。ここで、取得する環境条件は少なくとも照明の分光分布を含み、より好適には分光画像撮影時の照明条件を取得する。但し、取得する環境条件はこれに限られるものではなく、分光画像をモニタやプリンタに出力して観察する際の環境条件や、D50などの一般的な環境条件を設定してもかまわない。
また、取得する光源情報は照明の分光分布だけでなく、照明の種類や、色温度、照度などの情報を含んでもよい。以下の説明では、色調整用の観察条件をD50、色信号値をL*a*b*、分光補助係数値をPQRとして説明する。勿論、色補正用の色信号値はCIELUV色空間や、CIECAM02色空間など他の色空間の色信号値を用いてもかまわないし、色信号値と独立であれば分光補助係数値を2次元や4次元にするなど任意に設定してかまわない。
以下、図2のフローチャートのステップS202で行われる、分光反射率から色信号値(L*a*b*)と分光補助係数値(PQR)とを算出する方法の一例を、図3のフローチャートを参照して詳細に説明する。
ステップS301では、被写体の分光反射率R(λ)と、CIEで定められているD50照明の分光分布S(λ)とを取得する。なお、本実施形態では、380nmから730nmの可視光域を10nm毎に刻んだ36次元で分光を近似する。
次に、ステップS302では、色信号値L*a*b*を算出する。ステップS301で取得した分光反射率と分光分布から三刺激値CIEXYZは次式になる。
Figure 0005295022
Figure 0005295022
ここで、関数f(x)は
x>0.008856の時、f(x)=(x)1/3
x≦記号0.008856の時、f(x)=7.787x+16/116である。
ステップS303では、ステップS302で算出した三刺激値X、Y、Zから分光基本刺激Nを算出する。
N=U×Nc
Nc=[X,Y,Z]T
ここで、Nは36×1の行列であり、Uは36×3の分光基本刺激算出行列である。分光基本刺激算出行列Uは予め用意する必要があり、導出方法は後述する。
ステップS304では、ステップS301で取得した分光反射率と、ステップS303で算出した分光基本刺激との分光誤差行列Bを算出する。
B=R−N
ここで、Rは分光反射率から成る36×1の行列である。
ステップS305では、分光補助係数算出行列Vを用いて、分光補助係数
pqr=[P,Q,R]Tを次式で算出する。
pqr=VT×B
ここで、Vは36×3の分光補助係数算出行列であり、BはステップS304で算出した分光誤差から成る36×1の行列である。分光補助係数算出行列Vは予め用意する必要があり、導出方法は後述する。本実施形態では、分光補助係数は3つの係数とするが、この限りではなく例えば4つ以上の係数としてもよい。以上の処理により分光反射率から色信号値L*a*b*及び分光補助係数PQR値が算出される。
以下では、分光基本刺激算出行列Uと、分光補助係数算出行列Vの導出方法の詳細を図4のフローチャートを参照して説明する。
ステップS401では、複数のサンプル色の分光反射率を含むデータ群を生成する。本実施形態では、サンプル色として、CIELAB色空間にランダムに分布する729色の異なる色のプリントパッチを用意し、各パッチの分光反射率を測定する。なお、サンプル色としては色空間内に分布するデータ群であればこの限りではない。例えば、Gretag Macbeth社製のColor Checker、Color Checker DC或いはMunsell Book of Color等を用いることが可能である。
ステップS402では、ステップS301で取得した照明の分光分布と、ステップS401で生成した各パッチの分光反射率とから三刺激値CIEXYZのデータ群を算出する。三刺激値の算出方法はステップS302と同様である。
ステップS403では、ステップS401で生成した分光反射率と、ステップS402で算出した三刺激値から、分光反射率を算出する分光基本刺激算出行列Uを算出する。
U=R´×pinv(Nc´)
ここで、R´はステップS401で生成した分光反射率データ群からなる36×729の行列であり、Nc´はステップS402で生成した三刺激値データ群から成る3×729の行列であり、pin()は入力行列の擬似逆行列を求める関数である。
ステップS404では、ステップS401で取得した分光反射率R´と、分光基本刺激N´の分光誤差B´を求める。
B´=R´−N´
N´=U×Nc´
ここで、B´は729色のパッチの分光誤差データ群からなる36×729の行列である。
ステップS405では、分光誤差行列B´の共分散行列Wを求める。
W=B´×B´T
ここで、共分散行列Wは36×36の行列である。
ステップS406では、次の方程式を解き、共分散行列Wの固有値λiと固有ベクトルvi (1<=i<=36)を求め、分光補助係数算出行列Vの要素とする。
W×vi=λi×vi
ステップS407では、分光誤差行列B´の第1から第3までの低次の主成分ベクトルを要素とした分光補助係数算出行列Vを得る。
V=[v1,v2,v3
ここで、v1は第1主成分ベクトル、v2は第2主成分ベクトル、v3は第3主成分ベクトルであり、各主成分ベクトルは36×1の行列である。以上の処理により、分光基本刺激算出行列Uと分光補助係数算出行列Vを決定する。
次に、ステップS203では、ユーザが指定した色調整パラメータに基づいて、ステップS202で算出した色信号値を調整する。ここで、色調整パラメータは任意に設定してかまわない。例えば、被写体撮影に用いたカメラの特性などに基づいて予め設定済みのパラメータを外部から読み込んでもよいし、画像表示部104に表示した画像を参照しながら調整したパラメータを読み込んでもよい。
次に、ステップS204では、色補正する前の画像と、ステップS203で色補正した後の画像を画像表示部104に表示し、調整結果を確認する。
次に、ステップS205では、ステップS204で確認した画像の色調整結果が終了であるか否かを判定する。この判定の結果、色調整を終了する場合はステップS206に移行し、再度色調整する場合はステップS203へ移行する。
以下では、ステップS203からステップS205までの色調整パラメータ設定の例について、図5を参照して説明する。
図5は、画像表示部104に表示して画像の色調整パラメータの設定をする色補正アプリケーションのユーザインターフェイスの例を示す図である。
図5において、501は、ステップS202で取得した色調整用の観察条件を表示する領域である。502は色補正前の分光画像を表示する補正前画像表示領域である。503は補正前画像中の色補正する領域を示す色補正領域である。504は色補正領域の色信号値L*a*b*を表示する表示領域である。505は色補正後の画像を表示する補正後画像表示領域である。506は色補正後の色信号値を表示する表示領域である。501から506までの表示領域でステップS204の色調整結果の確認が可能である。
507は、503で選択した領域の明度を補正するスライドバーである。508は503で選択した領域の彩度を補正するスライドバーである。509は503で選択した領域の色相を補正するスライドバーである。したがって、本実施形態においては、明度、彩度、色相ごとに表現することが可能な色信号値である。507から509のスライドバーでステップS203の色調整が可能である。510は、色補正結果を決定するボタンであり、ステップS205への移行に対応する。511は、色補正結果をキャンセルするボタンであり、ステップS203への移行に対応する。
ステップS206では、分光データ生成部105において色調整部103で調整された色信号値L*'a*'b*'と、分光データ分離部102で分離された分光補助係数値PQRに基づいて算出される色補正後の被写体の分光反射率Rrを次式で算出する。
Rr=U×Nc+V×Npqr
ステップS207では、ステップS206で算出した色補正後の分光反射率を記録した分光画像を出力する。
<第2の実施形態>
図1に示した色補正装置において、色補正後の分光反射率と、所望の光源の分光分布を用いて、色補正後の分光画像を任意の光源下で観察したときの見えを推定し、プレビューすることが可能になる。
本実施形態の色補正装置の構成例について図6のブロック図を参照して説明する。
図6において、601はマルチバンド撮影が可能なデジタルカメラ等で撮影した分光画像を入力する分光画像入力部である。602は、分光画像に記録されている被写体の分光反射率を、色補正用の色信号値と、色信号値とは独立な分光補助係数値とに分離する分光データ分離部である。
603は分光データ分離部602から取得する色信号値と、色調整パラメータとに基づいて分光画像の色を補正する色調整部である。604は色調整前後の分光画像を表示し、色調整パラメータを調整した結果及び、観察画像生成部606で生成した色調整後の画像を確認するための画像表示部である。605は色調整部603で調整した色信号値と、分光データ分離部602で分離した分光補助係数値とに基づいて、色補正後の被写体の分光反射率を算出する分光データ生成部である。
606は、分光データ生成部605で算出した色補正後の被写体の分光反射率と、観察時の照明の分光分布を含む観察用光源情報とを取得して、観察用光源下における画像の色信号値を算出する観察画像生成部である。607は、分光データ生成部605で生成した色補正後の分光反射率を記録した分光画像を出力する分光画像出力部である。前述した、分光データ分離部602、色調整部603、分光データ生成部605及び観察画像生成部606により分光画像補正部600が構成される
以下では、図6に示した本実施形態における色補正装置の構成において、色補正後の分光分布から所望の光源下での画像のプレビューを表示する工程に関して、図7のフローチャートを参照して説明する。なお、色補正後の分光分布を算出するまでの工程は第1の実施形態と同様のため、説明を省略する。
ステップS701では、観察画像生成部606において、分光データ生成部605で生成した色補正後の分光反射率を取得する。
ステップS702では、分光画像出力部607に出力した画像を観察する際の照明の分光分布を含む観察用光源情報を取得する。ここで取得する観察用光源情報は、1以上の光源情報であり、取得した光源情報の数に応じた画像を画像表示部604に表示する。
ステップS703では、ステップS701で取得した分光反射率と、ステップS702で取得した観察用光源情報とから観察条件下での被写体の色信号値を算出する。色信号値の算出方法の詳細はステップS302と同様のため省略する。
ステップS704では、ステップS703で算出した色信号値に基づく画像を画像表示部604に表示し、観察条件下での画像を確認する。
ステップS705では、画像表示部604に表示された画像を確認する処理を終了するか否かを判断する。この判断の結果、画像確認を終了する場合は処理を終了する。また、他の観察条件での画像を確認する場合はステップS702に移行し、再度観察条件を設定する。
以下では、図8を参照して、画像表示部604において、色補正後の分光画像の観察用光源下での観察結果を表示するアプリケーションのユーザインターフェイスの例を説明する。
図8において、801は、802で指定された観察条件に基づく画像を表示する第1の画像表示領域である。802は第1の画像表示領域801に表示する画像の観察条件を設定する第1の観察条件設定領域である。803は、804で指定された観察条件に基づく画像を表示する第2の画像表示領域である。804は、第2の画像表示領域803に表示する画像の観察条件を設定する第2の観察条件設定領域である。805は、806で指定された観察条件に基づく画像を表示する第3の画像表示領域である。806は第3の画像表示領域に表示する画像の観察条件を設定する第3の観察条件設定領域である。807は、第1から第3の観察条件設定領域の観察条件設定領域で設定した観察条件下での画像の表示を指示するプレビューボタンである。
図8に示すように、ステップS702で取得する観察用光源情報は、第1の観察条件設定領域802のように、観察場所の光源の分光分布測定値を読み込んでもよい。また、第2の観察条件設定領域804のようにアプリケーションが保持する代表的な光源の分光分布を読み込んでもよい。また、第3の画像表示領域806のように、蛍光灯の種類や色温度、照度などを設定し、アプリケーションが保持する代表的な光源情報から設定した条件に近い分光分布を算出しても構わない。
なお、図8では3つの異なる観察用光源情報を設定し、画像を表示するアプリケーションのインターフェイス例を示したが、設定表示する条件の数は1つでもよいし、4つ以上であっても構わない。
(その他の実施形態)
また、本発明は、以下の処理を実行することによっても実現される。即ち、上述した実施形態の機能を実現するソフトウェア(コンピュータプログラム)を、ネットワーク又は各種のコンピュータ読み取り可能な記憶媒体を介してシステム或いは装置に供給する。そして、そのシステム或いは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU等)がプログラムを読み出して実行する処理である。
100 分光画像補正部、101 分光画像入力部、102 分光データ分離部、103 色調整部、104 画像表示部、105 分光データ生成部、106 分光画像出力部

Claims (15)

  1. 分光画像を取得する分光画像入力手段と、前記分光画像入力手段により取得した画像の色を補正する分光画像補正手段と、前記分光画像補正手段により色補正中の画像を表示する画像表示装置と、前記分光画像補正手段により行われた色補正後の画像を出力する分光画像出力手段とを有し、
    前記分光画像補正手段は、色調整用の光源情報を取得して人間の視覚特性にあった色信号値と、前記色信号値とは独立の分光補助係数値とに分離する分光データ分離手段と、前記分光データ分離手段により生成された色信号値を、設定されている色調整パラメータを取得して調整する色調整手段と、前記色調整手段により調整された色信号値と、前記分光データ分離手段により生成された分光補助係数値とに基づいて色補正後の分光データを生成する分光データ生成手段とを備えることを特徴とする色補正装置。
  2. 分光画像を取得する分光画像入力手段と、前記分光画像入力手段により取得した画像の色を補正する分光画像補正手段と、前記分光画像補正手段により色補正中の画像を表示する画像表示装置と、前記分光画像補正手段により行われた色補正後の画像を出力する分光画像出力手段とを有し、
    前記分光画像補正手段は、色調整用の光源情報を取得して人間の視覚特性にあった色信号値と、前記色信号値とは独立の分光補助係数値とに分離する分光データ分離手段と、前記分光データ分離手段により生成された色信号値を、設定されている色調整パラメータを取得して調整する色調整手段と、前記色調整手段により調整された色信号値と、前記分光データ分離手段により生成された分光補助係数値とに基づいて色補正後の分光データを生成する分光データ生成手段と、前記分光データ生成手段で生成された分光データと、観察用の光源情報とを取得し、該観察用の光源下における画像の色信号値を算出する観察画像生成手段とを備えることを特徴とする色補正装置。
  3. 前記分光データ分離手段で取得する色調整用の光源情報は、少なくとも光源の分光分布を含むことを特徴とする請求項1または2に記載の色補正装置。
  4. 前記分光データ分離手段で算出する色信号値は明度、彩度、色相で表現することが可能な色信号値であることを特徴とする請求項1または2に記載の色補正装置。
  5. 前記分光データ分離手段で算出する分光補助係数値は、前記分光画像入力手段により取得した分光データと、算出した色信号値から推定した分光データとの分光誤差の主成分に応じていることを特徴とする請求項1または2に記載の色補正装置。
  6. 前記分光データ分離手段で取得する色調整用の光源情報、及び前記色調整手段で取得する色調整パラメータは、任意に指定可能であることを特徴とする請求項1または2に記載の色補正装置。
  7. 前記観察画像生成手段で取得する観察用の光源情報は、少なくとも光源の分光分布を含むことを特徴とする請求項2に記載の色補正装置。
  8. 前記観察画像生成手段で取得する観察用の光源情報は、任意に指定可能であることを特徴とする請求項2に記載の色補正装置。
  9. 前記観察画像生成手段で取得する観察用の光源情報は、1以上の光源情報であり、該取得した光源情報の数に応じた画像を前記画像表示装置に表示することを特徴とする請求項2に記載の色補正装置。
  10. 前記分光画像入力手段は、前記分光画像をマルチバンドカメラによって取得することを特徴とする請求項1〜9の何れか1項に記載の色補正装置。
  11. 分光画像を取得する分光画像入力工程と、前記分光画像入力工程において取得した画像の色を補正する分光画像補正工程と、前記分光画像補正工程において色補正中の画像を表示する画像表示工程と、前記分光画像補正工程において行われた色補正後の画像を出力する分光画像出力工程とを有し、
    前記分光画像補正工程は、色調整用の光源情報を取得して人間の視覚特性にあった色信号値と、前記色信号値とは独立の分光補助係数値とに分離する分光データ分離工程と、前記分光データ分離工程において生成された色信号値を、設定されている色調整パラメータを取得して調整する色調整工程と、前記色調整工程において調整された色信号値と、前記分光データ分離工程において生成された分光補助係数値とに基づいて色補正後の分光データを生成する分光データ生成工程とを備えることを特徴とする色補正方法。
  12. 分光画像を取得する分光画像入力工程と、前記分光画像入力工程において取得した画像の色を補正する分光画像補正工程と、前記分光画像補正工程において色補正中の画像を表示する画像表示工程と、前記分光画像補正工程において行われた色補正後の画像を出力する分光画像出力工程とを有し、
    前記分光画像補正工程は、色調整用の光源情報を取得して人間の視覚特性にあった色信号値と、前記色信号値とは独立の分光補助係数値とに分離する分光データ分離工程と、前記分光データ分離工程において生成された色信号値を、設定されている色調整パラメータを取得して調整する色調整工程と、前記色調整工程において調整された色信号値と、前記分光データ分離工程において生成された分光補助係数値とに基づいて色補正後の分光データを生成する分光データ生成工程と、前記分光データ生成工程で生成された分光データと、観察用の光源情報とを取得し、該観察用の光源下における画像の色信号値を算出する観察画像生成工程とを備えることを特徴とする色補正方法。
  13. 分光画像を取得する分光画像入力工程と、前記分光画像入力工程において取得した画像の色を補正する分光画像補正工程と、前記分光画像補正工程において色補正中の画像を表示する画像表示工程と、前記分光画像補正工程において行われた色補正後の画像を出力する分光画像出力工程とをコンピュータに実行させるプログラムであって、
    前記分光画像補正工程は、色調整用の光源情報を取得して人間の視覚特性にあった色信号値と、前記色信号値とは独立の分光補助係数値とに分離する分光データ分離工程と、前記分光データ分離工程において生成された色信号値を、設定されている色調整パラメータを取得して調整する色調整工程と、前記色調整工程において調整された色信号値と、前記分光データ分離工程において生成された分光補助係数値とに基づいて色補正後の分光データを生成する分光データ生成工程とをコンピュータに実行させることを特徴とするプログラム。
  14. 分光画像を取得する分光画像入力工程と、前記分光画像入力工程において取得した画像の色を補正する分光画像補正工程と、前記分光画像補正工程において色補正中の画像を表示する画像表示工程と、前記分光画像補正工程において行われた色補正後の画像を出力する分光画像出力工程とをコンピュータに実行させるプログラムであって、
    前記分光画像補正工程は、色調整用の光源情報を取得して人間の視覚特性にあった色信号値と、前記色信号値とは独立の分光補助係数値とに分離する分光データ分離工程と、前記分光データ分離工程において生成された色信号値を、設定されている色調整パラメータを取得して調整する色調整工程と、前記色調整工程において調整された色信号値と、前記分光データ分離工程において生成された分光補助係数値とに基づいて色補正後の分光データを生成する分光データ生成工程と、前記分光データ生成工程で生成された分光データと、観察用の光源情報とを取得し、該観察用の光源下における画像の色信号値を算出する観察画像生成工程とをコンピュータに実行させることを特徴とするプログラム。
  15. 請求項13または14に記載のプログラムを記憶したことを特徴とするコンピュータ読み取り可能な記憶媒体。
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