JP5294205B2 - ゴムクローラの分離装置 - Google Patents

ゴムクローラの分離装置 Download PDF

Info

Publication number
JP5294205B2
JP5294205B2 JP2009107766A JP2009107766A JP5294205B2 JP 5294205 B2 JP5294205 B2 JP 5294205B2 JP 2009107766 A JP2009107766 A JP 2009107766A JP 2009107766 A JP2009107766 A JP 2009107766A JP 5294205 B2 JP5294205 B2 JP 5294205B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
rubber crawler
rubber
small
pair
crawler
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2009107766A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2010254170A (ja
Inventor
幸人 藤井
正洋 大西
至考 清水
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
National Agriculture and Food Research Organization
Original Assignee
National Agriculture and Food Research Organization
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by National Agriculture and Food Research Organization filed Critical National Agriculture and Food Research Organization
Priority to JP2009107766A priority Critical patent/JP5294205B2/ja
Publication of JP2010254170A publication Critical patent/JP2010254170A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5294205B2 publication Critical patent/JP5294205B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02WCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO WASTEWATER TREATMENT OR WASTE MANAGEMENT
    • Y02W30/00Technologies for solid waste management
    • Y02W30/50Reuse, recycling or recovery technologies
    • Y02W30/56Reuse, recycling or recovery technologies of vehicles

Landscapes

  • Automobile Manufacture Line, Endless Track Vehicle, Trailer (AREA)

Description

本発明は、農業機械、土木建設機械等で使用されるゴムクローラの分離装置に関する。更に詳しくは、ゴムクローラのゴム体と金属体である芯金とを分離するゴムクローラの分離装置に関する。
ゴムクローラは、農業機械、土木・建設機械等の車両の無端走行体として使用されるものであり、表側のゴム体とこのゴム体内に被覆されている芯金で環状に構成されている。このゴムクローラは公道を走行することもあるので、路面の損傷を防止する等を考慮して地面との接触部をゴム製にしたものである。ゴム製にしたことで、農業機械においては、田畑等の農地における走行部の軽量化による接地圧の低減になり、又ラグを付することにより湿田走行性がよくなり改善される。
更に、このゴムクローラには、接地する地面側にゴムクローラの張力を保持するため補強用のスチールコード(又はスチールワイヤとも称す。)が芯金同様にゴム体内に被覆された状態で一体となって埋め込まれている。このスチールコードは、ピアノ線等の束から構成されている。このゴムクローラは表面がゴム体であり絶えず地面に接地することから、走行中に磨耗、損傷等を受け消耗する。
従って、ゴムクローラ自体は消耗品である。このため、ある程度走行し消耗してきたゴムクローラは、新しいゴムクローラと交換しなければならない。使用された後の古いゴムクローラは産業廃棄物として処理される。この処理において、従来は、産業廃棄物としてそのままの形態で廃棄されていたり、又、分離なしにゴム体のみを焼却して、残った芯金を再利用するようなこともなされている。さらに、使用済みのゴムクローラを鉄屑や石灰石とともに金属溶解用電気炉に入れて処理されてもいる。
このゴムクローラの廃棄処理は、最近は資源有効利用の観点からゴム体と芯金を分離してそれぞれを処理することが望ましいとされている。又、このための規定も設けられるようになった。例えば、芯金は鍛造鋼等の金属体であり、溶融して再利用が可能である。又、ゴム体は一部は再利用されているものの、大半が焼却処分されている。ゴムクローラは、その構成である芯金、スチールコード及びゴムが強固に一体化されており、廃棄処理段階で金属部分とゴム部分に容易に分離することができない。このため、不法投棄されることが多く、また資源の有効利用の点で問題視されている。
農業機械用については、農村地域から個別散在的に排出される状況の中で重量物の効率的な収集運搬が困難であることやゴムクローラ中の鉄比率が建設機械用よりも低く、中間処理施設等での磁力搬送に適さないため受け入れが敬遠されている。このため土木・建設機械用に比べ更に再資源化率は低いものになっている。いずれにしても消耗品として廃棄対象のゴムクローラの量は膨大である。
このようなことから、使用済みゴムクローラの発生現場から処理場までの搬送、及びその後の焼却処理における焼却炉への投入や効率的な燃焼、更には埋め立て処理要件を満たすためには、嵩物を用途に応じた大きさに切断処理する必要がある。このため、再利用するためゴム体と金属体との分離を行って処理されており、その関係の技術が種々提案されている。
環状形状あるいは帯形状の使用済みゴムクローラは、そのままの形態で分離されるには処理が困難である。そのため通常は、処理しやすい形態に切断して処理がなされている。即ち、使用済みゴムクローラの発生現場から処理場までの搬送、及びその後の焼却処理における焼却炉への投入や効率的な燃焼、更には埋め立て処理要件を満たすためには、法規に準拠して行わねばならない。ゴムクローラは廃棄物の処理及び清掃に関する法律によると廃プラスチック類に該当し、15cm角以内に切断処理されたものでなければ埋め立てられない。
即ち、芯金長が15cmを越えるものを内包したゴムクローラは、芯金を切断できない以上現行法においては埋め立てることができないのである。ゴムクローラは、そのままの形態であると大きく、又嵩張るので取り扱いが困難である。このため廃棄処理を行なうに当たっては、どうしても切断の上小さくし分離することが必要となる。
しかし、前述のように、ゴムクローラ内には連続的に連なってスチールコードが埋設されている。これをゴムとともに切断する必要もある。ゴムクローラの分離装置はこのようにして切断された小片のゴムクローラを対象にしており、ゴム体と芯金を分離する装置である。この分離に関しては、種々の技術と装置が提案されている。例えば、物理的作用を利用した技術においては、ゴムクローラを何らかの方法で加熱し、ゴムと芯金との接着部を柔らかくして分離し易い状態にし、強制的に力を加えて分離するものが提案されている。
又、加熱分解の作用とは反対に液体窒素の利用や古タイヤではあるが南極への搬送によりゴム体を冷凍し素材を脆弱にして打壊分離させるもの、ノズルから高圧水を噴射して金属芯からゴムを剥離するもの、その他化学的作用を利用したもの、及び生物的作用を利用したもの等が知られている。本出願人も、前述の従来の技術背景を考慮して創案した装置を提案している(特許文献1参照)。この装置は、小片ゴムクローラに対し、一対の把持装置を小片ゴムクローラの凹部に係合させ、油圧駆動でゴム体を強制的に芯金より引き剥がし分離する装置である。
特開2006−264678号公報
しかしながら、本出願人の提案になる前述の装置は、それなりにゴム体を芯金から分離するにおいては有効であるが、小片ゴムクローラの中央部分の芯金部分にゴム体の残存部分が生じる場合があり完全なものではなかった。即ち、一対の剥ぎ取り装置の押圧部分でない部位、即ち当接されていない部分の部位においては、必ずしもゴム体が一体的に完全に剥ぎ取られていない場合があった。本発明はこのような現状を改善するための提案である。
基本的にこの分離装置は、ゴム体と芯金を完全に引き剥がすのみのものであればよい。一対の引っ張り装置で引き剥がす際、ゴム体は延ばされた状態になり、容易には切れず一体状態を保つ。従ってゴム体の一部が剥がれると、他の部位も一体となって、共剥ぎの状態になるのである。しかし、現状は必ずしも共剥ぎの状態にならず、どうしてもゴム体は途中で切れ残存するゴム体が生じてしまう場合がある。
このため、分離装置としては、更に分離能力の確実性を求め安全で簡素で、人手で容易に操作のできる構成にし、残存ゴム体も取り除くことが出来るようにし、ゴムの剥ぎ取られた芯金を規定値以下のゴム残存のものにすることが求められている。小片ゴムクローラは、芯金の周囲はゴム体となっている。従って、分離方向の断面においては芯金全面にゴム体が覆う状態にあるので、この被覆状態のゴム体を芯金全面に沿って倣いながら切断、押圧し強制的に剥離できれば、物理的にゴム体の殆どを芯金から除去することができることになる。
分離後は特に芯金の方を再利用し、ゴム体は大半が焼却処分される。分離された芯金は溶解されることが多いので、分離のとき付着している少量のゴム体は溶解で除かれる。しかし、ゴムの付着量が限界を越えて多く残存していると、後の処理に支障が生じ溶解芯金の純度が低下するので、このためゴム残存の規定値が設定されている。従って、前述のように残存するゴムの量を出来るだけ少なくする分離装置の開発が望まれているのである。このため、従来以上に簡素で安全にしかも人手でも安定して確実に短時間に分離でき、低コストの装置にすることが望まれている。このような装置は移設がしやすい構成とし、例えば車両に積載が可能に小型化され、廃棄処理を行なう現場に容易に運搬ができ設置し使用することが理想である。
本発明は、前述の技術背景のもとになされたものであり、従来提案の装置の利点を生かし、ゴム体を芯金から確実に分離する装置としたものであって、下記の目的を達成する。
本発明の目的は、芯金周囲のゴム体を切断押圧するようにして、安定し確実にゴム体と芯金との分離ができ、芯金にゴム付着の少ない分離のできるゴムクローラの分離装置の提供にある。
本発明の他の目的は、簡素で低コストの構成により分離処理を容易に短時間で行えるゴムクローラの分離装置の提供にある。
本発明は、前記目的を達成するために次の手段をとる。
本発明1のゴムクローラの分離装置は、帯形状のゴムクローラが所定の大きさに切断された小片ゴムクローラにおいて、この小片ゴムクローラのゴム体と芯金とを分離する装置であって、基台の所定位置に両側壁に凹部を有する前記小片ゴムクローラを位置決め固定する固定装置と、前記基台に設けられ、前記芯金に対して前記ゴム体を分離する方向に進退自在に移動可能な一対のベースと、この一対のベースの各々に設けられ前記小片ゴムクローラの凹部に進退自在に係合可能な刃部を有する一対の凹部押圧部材と、前記一対のベースの各々に設けられ上下方向に進退自在に移動可能で刃部を有して前記小片ゴムクローラ上面を切り込む上面押圧部材と、前記一対のベースの各々に設けられ前記小片ゴムクローラの下面側に刃部を有して固定される下面押圧部材と、前記基台に設けられ前記一対のベースを前記分離する方向に進退自在に駆動する駆動装置と、前記基台に設けられ位置決めされた前記小片ゴムクローラを押圧し前記上面押圧部材の刃部及び前記下面押圧部材の刃部を前記小片ゴムクローラにくい込ませるための押圧装置とからなっている。
本発明2のゴムクローラの分離装置は、本発明1において、前記上面押圧部材の刃部は、前記ベースの支軸を支点にする揺動動作で前記上下方向に進退移動する構成になっていることを特徴とする。
本発明3のゴムクローラの分離装置は、本発明1において、前記一対の凹部押圧部材は、略水平な揺動動作で前記小片ゴムクローラの凹部に前記刃部が係合する構成になっていることを特徴とする。
本発明4のゴムクローラの分離装置は、本発明1において、前記押圧装置は、前記一対の各ベースに対応し一体または個別に押圧動作を可能とする一対の押圧装置であることを特徴とする。
本発明5のゴムクローラの分離装置は、本発明1において、前記固定装置は、上下動が可能で小片ゴムクローラの芯金突起間に押圧され位置決めする位置決め部材を有していることを特徴とする。
以上詳記したように、本発明の分離装置はゴムクローラの芯金周囲の四方向に張り付いているゴム体を確実に芯金から分離できる構成にした。この結果、ゴムクローラを安定して確実に押圧しながら、ゴム体を芯金から確実に引きぬくことができる構成になった。このためゴムクローラのゴム部分の形状がどのような形態であっても、芯金から確実にゴム体を剥ぎ取る構成になり、安定して確実にゴム体と芯金の分離を行うことができるようになった。しかも、芯金のゴム付着が少なくすることができるようになった。
図1は、帯状ゴムクローラの部分平面図である。 図2は、図1をX−X線で切断したX−X線断面図である。 図3は、本発明のゴムクローラの分離装置の平面図である。 図4は、ゴムクローラの分離装置の正面図である。 図5は、ゴムクローラの分離装置の側面図である。 図6は、小片ゴムクローラの位置決め前の状態を模式的に示す断面の説明図である。 図7は、小片ゴムクローラの位置決め前の状態を模式的に示す平面の説明図である。 図8は、小片ゴムクローラを装置に位置決めしゴム体を分離する直前の状態を模式的に示す断面の説明図である。 図9は、小片ゴムクローラを装置に位置決めしゴム体を分離する直前の状態を模式的に示す平面の説明図である。 図10は、ゴム体を芯金より分離した状態を模式的に示す断面の説明図である。 図11は、ゴム体を芯金より分離した状態を模式的に示す平面の説明図である。 図12は、芯金の周囲のゴム体を分離する形態を刃部材との関係で模式的に示す説明図である。
以下、図1から図12に基づき、本発明のゴムクローラの分離装置の実施の形態を詳細に説明する。ゴムクローラは、一般に芯金入りタイプと芯金無しタイプに大別されるが、本実施の形態の対象とするゴムクローラは芯金入りタイプである。芯金入りタイプは農業機械と建設機械とではその形式も異なるが、本実施の形態のものは何れにも適用できるものである。ゴムクローラは、コンバイン等の各種農業機械の走行部に使用されている。先ずゴムクローラの構成そのものについて説明する。
図1、図2はゴムクローラ1の構成を示す例図である。図1は帯状のゴムクローラ1の部分平面図であり、図2は、図1をX−X線で切断した断面図である。複数の芯金2が所定間隔毎にゴムクローラ1内に配置されている。芯金2の間に厚さ方向の貫通孔である転輪孔3が設けられている。又、スチールコード4はゴムクローラの地面側に無端で幅方向の両側にゴムクローラの全長に亘って配置されている。ゴムクローラ1の構成は、外れ防止突起2aを外方へ突き出した状態で、内部に芯金2がゴム体5に埋設されている。又、ゴム体5内には、前述のように地面走行側に環状のスチールコード4がゴムクローラ1全長に亘って内部に埋設されている。
芯金2は、農業機械、建設機械等の走行駆動装置のスプロケット(図示せず)からの駆動力をアイドラー、転輪等を介して噛み合い張力を間接的にスチールコード4に伝えている。又、機体の自重を支え、外力を支えるので、ゴムクローラ1は、その形態を保持して機体から外れることなく走行する。芯金2の材質は、ダクタイル鋳鉄、鍛造鋼製で、中には高合金鋼、マンガン鋼等も使用される。スチールコード4は、スプロケットを通じて機体から芯金2に伝えられた駆動力をゴムクローラ1の他の部位へ伝達するもので、ゴムクローラ1に外部から受ける張力に耐える機能を有する。
このスチールコード4は、0.3mm径以下程度の高炭素鋼製の素線、いわゆるピアノ線を数本から数十本撚り合せた構造を持ちバンド状になっている。ゴム体5と熱融着させるため、このスチールコード4には真鍮鍍金が施されている。又、ゴムクローラ1の地面走行側の外側にはスチールコード4の保護、牽引力の伝達、入力振動の低減等のためにラグ6が設けられている。このラグ6の形式も多くの種類があるが、図1に示す形状は千鳥状のパターンのものである。この形式は主に運搬用の走行体に適用される。
このように構成されるゴムクローラ1は、使用後廃棄処分されるが、処分直前は無端の環状状態にある。この状態では処理するのに扱い難いので、先ず一部を切断し帯状にする。図1はこの帯状になったものを部分的に示す。この帯状のゴムクローラ1は長く、このままでは処理が困難であるので、転輪孔3を含むようにして図1に示す符号Aの各位置で切断する。この切断されたゴムクローラ1の切片が本実施の形態で対象とする小片ゴムクローラ7である。このゴムクローラ1は、転輪孔3の略中央部で切断するので、切断後は各々が両側壁に凹部を有する小片ゴムクローラ7を構成する。ただし、本発明のゴムクローラの分離装置でゴム体を分離するものは、凹部を有する小片ゴムクローラ7の形状のものに限定されることはない。
この切断は帯状のゴムクローラ1の長手方向の直角方向に芯金2を避けた位置、即ち、転輪孔3の略中央位置(符号Aで示す位置)でスチールコード4を含めて切断する。この切断されたゴムクローラ1の切片は、小片ゴムクローラ7として一個の芯金2をその内部に埋設したものとなる。逆にいうと、一個の芯金2を含む小片ゴムクローラ7の長さになるように切断する。小片ゴムクローラ7の切断は、専用又は汎用の切断装置(図示せず)で行われる。この小片ゴムクローラ7の芯金2の周囲はゴム体5を形成し、転輪孔3の切断部分が凹部を形成することになる。
次に、この切断された小片ゴムクローラ7をゴム体5と芯金2とに分離することになるが、その分離装置8について説明する。図3はゴムクローラの分離装置の平面図、図4はその正面図、図5はその側面図である。図に示されるように、分離装置8は鋼板で作られた本体を構成する台であるフレーム体8a上に、基本構成をなす装置が搭載されている。又、この分離装置8には、キャスターが付いていてこの装置を移動させることが可能な構成になっている。更に、フレーム体8aには、後述する剥ぎ取り装置10の各押圧部材を駆動するための油圧ユニット8bが内蔵されている。又、このフレーム体8aの操作側には、分離装置8の各操作を行うための操作盤8cが取り付けられている。
フレーム体8aの中央部に小片ゴムクローラ7の固定台9が設けられていて、搬入された小片ゴムクローラ7を所定位置に位置決め固定する。この固定は基本的に位置ずれのないようにするためのものである。この固定台9には、小片ゴムクローラ7の芯金2の外れ防止突起2aがずれないように嵌り込み固定されるようになっている。この固定台9を挟んで対称位置に2つの剥ぎ取り装置10が基台上に設けられている。
固定台9は、フレーム体8aの中央部に設けられ、進退移動を可能とする位置決め部材11を有している。この位置決め部材11は、左右の位置ずれがないように規制されており、上下方向にバネ12の付勢力で押し上げられ、上方から押圧されたときはバネ12の付勢力に抗して下がる構成になっている。要するに位置決め部材11は、上下方向に移動自在である。小片ゴムクローラ7がこの固定台9に設置されたとき、位置決め部材11は小片ゴムクローラ7の芯金2の2つの外れ防止突起2a間に嵌り込む。この状態で、上方からの押圧で小片ゴムクローラ7が固定されると、位置決め部材11はバネ12の付勢力に抗して下がり位置決めを行う。小片ゴムクローラ7は、外れ防止突起2aにこの位置決め部材11の上部に形成されたテーパ面11aが当接した状態になるので、位置決めされた後芯金2が分離方向にずれることはない。
小片ゴムクローラ7が自重及び押圧で下がり位置決め部材11に接触すると、芯金2は位置決め部材11のテーパ面11aのテーパ形状に沿い接触し水平方向の位置が定まりつつ、バネ12の付勢力に抗しながら下がるようになる。このとき小片ゴムクローラ7が所定位置に達し上下の位置が定まって停止しても、下方からバネ12の付勢力で位置決め部材11は浮動状態を維持しつつ、小片ゴムクローラ7を押圧し固定することになる。このように位置決め部材11は、剥ぎ取り方向と上下方向の位置を定めて小片ゴムクローラ7の位置を決めると同時に固定する。
次に剥ぎ取り装置10について説明する。
図6、図7は、小片ゴムクローラ7の位置決め前の状態を模式的に示す説明図である。図8、図9は、小片ゴムクローラ7を剥ぎ取り装置に位置決めし、ゴム体5を芯金2より分離する直前の状態を模式的に示す説明図である。図10、図11は、ゴム体5を芯金2より分離した状態を模式的に示す説明図である。図12は、芯金2の周囲のゴム体5を分離する形態を、各刃部材との関係において模式的に示す説明図である。
剥ぎ取り装置10は、小片ゴムクローラ7の芯金2の全周囲のゴム体5を強制的に、且つ物理的に分離させる装置である。この剥ぎ取り装置10は、小片ゴムクローラ7の両端に対向して配置され一対の形態で設けられている。各々の部材が反対方向に進退移動して、芯金2よりゴム体5を分離する構成になっている。基本構成は双方とも全く同じである。この剥ぎ取り装置10の基本構成は、概略すると一対の側面押圧部材14、上面押圧部材15、下面押圧部材16、駆動装置17、及び押圧装置18からなる。
即ち、一対の側面押圧部材14は、小片ゴムクローラ7の両凹部13に係合し、主に側面側のゴム体5を分離するものである。一対の上面押圧部材15は、小片ゴムクローラ7の上面側に位置し、主に上面側のゴム体5を分離するものである。一対の下面押圧部材16は、小片ゴムクローラ7の下面側に位置し、主に下面側のゴム体5を分離するものである。一対の駆動装置17は、これらの各部材を分離方向に駆動するための駆動機構である。一対の押圧装置18は、小片ゴムクローラ7を上方から押圧し安定させるためのものである。前述したようにこれらの各部材は対をなして構成されている。基本構成は同じであるので、以降、一方の部材について説明することにし、他方の部材はこれに準じるものとする。
このフレーム体8aには、分離方向に進退移動可能なベース19が設けられ、剥ぎ取り装置10の基体をなしている。このベース19は、フレーム体8aに設けられた案内路(図示せず)に沿って案内され、移動方向は規制される。このベース19には、支軸20を介して略水平方向に揺動する一対のレバー体21が設けられている。このレバー体21の先端部には、小片ゴムクローラ7の凹部13に係合する横刃部材22を有している。レバー体21は、主に小片ゴムクローラ7の側面のゴムを剥ぎ取るためのものである。
レバー体21は、小片ゴムクローラ7の下部に配置され揺動可能であるが、横刃部材22はレバー体21の端部に固定され上方にせり上がり凹部に嵌り込むようになっている。この横刃部材22とレバー体21は一体であってもよい。又、図はレバー体21を手動で揺動させる構成になっているが、例えば、特許文献1で示すように自動で行うようにしてもよい。このレバー体21は、図7に示すように小片ゴムクローラ7が設置されるときには、外側に開いた状態になっている。
ゴム体5を分離するときには、このレバー体21を閉じて横刃部材22を凹部13に挿入し、凹部13の底部側まで突き当てるようにする。これは小片ゴムクローラ7の芯金2に段差がなく、分離方向にストレートな形状である場合を前提にしている。仮に段差のある芯金が内蔵されている場合には、段差分外側に横刃部材22をずらして位置決めしておく必要がある。この状態でベース19が分離方向に移動すると、横刃部材22がゴム体5に食い込み、芯金2より主に側面側のゴム体5を分離することができる。
小片ゴムクローラ7の上面側には、フレーム体8aの中央部近傍であって、分離方向に進退移動するベース19に支軸23を介して、小片ゴムクローラ7の横断方向に揺動する上面押圧部材15が設けられている。この上面押圧部材15は、小片ゴムクローラ7の上面側のゴム体5に切り込みを入れ分離するための機構である。この上面押圧部材15の一端には、小片ゴムクローラ7の幅に沿って上刃部材24を有しており、小片ゴムクローラ7に揺動で接触し切り込みを入れるときには、この上刃部材24の刃面は小片ゴムクローラ7の形状に沿った略水平位置になっている。
又、この上刃部材24は一対の他方の上面押圧部材15の上刃部材24と対向しており、相互の上刃部材24間の隙間が小さい状態に設置されている。この一対の上刃部材24は、小片ゴムクローラ7の中央部分に設置される。上面押圧部材15は、小片ゴムクローラ7が設置される前は、図5に示すように揺動動作で上方に退避している。小片ゴムクローラ7が設置され位置決めされると、上刃部材24を略水平状態に揺動させ、小片ゴムクローラ7の上面に接触させるように設置される。
小片ゴムクローラ7の下面側には、前述の側面押圧部材14、上面押圧部材15と同様に、ベース19上に芯金2の外れ防止突起2a近傍に下刃部材25を有する下面押圧部材16が設けられている。この下面押圧部材16は、上方に向けて小片ゴムクローラ7のゴム体5に押し付けられる下刃部材25が小片ゴムクローラ7の幅に沿って固定的に取り付けられている。この下面押圧部材16は、ベース19に固定されているが、剥ぎ取り装置10に設置される小片ゴムクローラ7の種類が異なったとき、外れ防止突起2aのピッチが変わることに対応して、図示していないがそのピッチに合わせ下刃部材25の取り付け位置を変えられるようにしている。
小片ゴムクローラ7が固定台9に設置されたときには、下面押圧部材16の上方に設置された状態になっている。小片ゴムクローラ7が位置決めされ分離されるときに、小片ゴムクローラ7を上方から押圧し、小片ゴムクローラ7の下面のゴム体5に下刃部材25を食い込ませる。小片ゴムクローラ7の端部側のフレーム体8a上には、駆動装置17が設けられている。この駆動装置17は、本実施の形態では流体圧シリンダである油圧シリンダ26として構成されているが、例えば、ネジとサーボモータにより駆動するネジ駆動機構等のようなものでもよく、油圧シリンダ26に限定されることはない。この油圧シリンダ26のピストンロッド27に、ベース19が連結されていて、ベース19はピストンロッド27の進退動作で分離方向に移動可能である。
次に、押圧装置18について説明する。この押圧装置18は、フレーム体8aの中央部に設けられている。フレーム体8aの中央部側壁に柱状体28が固定されている。この柱状体28は上方部が小片ゴムクローラ7側にせり出している。この柱状体28には、押圧方向に進退可能な押し当て部材29と、その押し当て部材29を上下方向に進退移動させる油圧シリンダ(流体圧シリンダ)30が設けられている。押し当て部材29は、筒状の案内部材31を介して上下方向に移動自在で、油圧シリンダ30とはバネ32を介在させて駆動される構成になっている。
押し当て部材29は、小片ゴムクローラ7の上面側に対向して位置している。又、この押し当て部材29の下面には、複数のローラ34が回転自在に設けられている。ローラ34を配置したので、上面押圧部材15を押圧したとき、上面押圧部材15からの不均一な反力でも部分的な集中応力から逃げることができる。この押圧装置18は、小片ゴムクローラ7の両端側に対称的に2つ各々同一構成で配置されており、小片ゴムクローラ7に対し別々に押圧駆動が可能である。小片ゴムクローラ7が固定台9に設置されるときは、押し当て部材29は上方に退避している。なお、この説明では、押し当て部材を個別に押圧駆動可能な構成のものとして説明を行っているが、押し当て部材等を一体構造にしたものであってもよい。このような一体構造のものにすると、構造の簡素化、低コスト化が図れる。
以上、剥ぎ取り装置10を含む分離装置8の構成の説明を行ったが、次に分離方法について説明する。図6、図7は、前述のように小片ゴムクローラ7の設置前の状態を示している。図に示すように先ず小片ゴムクローラ7は固定台9の所定位置に位置決め固定される。この位置決めは小片ゴムクローラ7の外れ防止突起2aが位置決め部材11上に嵌り込むことにより行われ、設置された後小片ゴムクローラ7は位置決め部材11をバネ12の付勢力に抗して押圧し姿勢を決めることになる。
このときの各押圧部材は、初期状態の位置に退避させている。小片ゴムクローラ7が設置されると、次に一対のレバー体21を揺動させ横刃部材22を小片ゴムクローラ7の凹部13に差し込む。続いて上面押圧部材15を下方向に揺動させ上刃部材24を小片ゴムクローラ7の上面に接触させる。この上面押圧部材15とレバー体21の動作の順序はどちらが先でもよく、その順序に制約はない。下面押圧部材16は、小片ゴムクローラ7が設置されたときは所定位置になっている。これらの各押圧部材の動作を一対の各押圧部材に同時に適用し、芯金2周囲に配置された各押圧部材を小片ゴムクローラ7に当接する状態とする。
次に、押圧装置18の油圧シリンダ30を駆動させ、押し当て部材29を図8に示すように上面押圧部材15の上部にローラ34を介して押し当てる。この押し当ては油圧シリンダ30のピストンロッド33がある程度まで進行した後バネ32の付勢力で押圧する状態となる。この押圧で上面押圧部材15の上刃部材24が小片ゴムクローラ7のゴム体5に切り込みを入れると同時に、小片ゴムクローラ7を押し込むことにより下刃部材25により下面のゴム体5にも切り込みを入れることになる。
次に、この状態になった後、小片ゴムクローラ7の端部側に設けられた一対の油圧シリンダ26を同時に駆動させピストンロッド27を所定位置まで移動させる。これによりベース19が移動し、これに伴い各押圧部材が小片ゴムクローラ7に係合した状態を維持したまま分離方向に移動し、ゴム体5を芯金2より剥がす。この分離動作は各刃部材がゴム体5に食い込んだ状態を維持し、且つ押圧装置18で小片ゴムクローラ7を押圧しながら行われる。又、押し当て部材29の下部にはローラ34が介在しているので、上面押圧部材15との間ではスムースな移動ができる。この動作でゴム体5は、芯金2中央部に上刃部材24間の若干のゴム体を残存させるものの殆ど除去される。この動作でゴム体5が芯金2より剥がされた状態を図10、図11に示す。
この図は模式的に示しているが、実際はゴム体は柔軟であるので、押し潰れた形態になる。しかしながら、小片ゴムクローラ7を長手方向に横断する断面で表示した図12に示すように、各押圧部材は芯金2の周囲、即ち四方向に配置しているので、ゴム体5は芯金2より物理的にほぼ完全に分離できることとなる。即ち、横刃部材22は、主に小片ゴムクローラ7の側面部(図示上)の部位のゴム体部分Xを剥離し、上刃部材24は、主に小片ゴムクローラ7の上面部(図示上)の部位のゴム体部分Yを剥離し、下刃部材25は、主に小片ゴムクローラ7の下面部(図示上)の部位のゴム体部分Zを剥離する。
この剥離構成により芯金2周囲のゴム体5は、剥ぎ取られる状態で分離されることになる。押圧装置18を2セット設けたのは、小片ゴムクローラ7の左右のゴム体5を分離するのに時間差が生じバランスを欠いた分離形態を考慮したものである。一方のゴム体が他方のゴム体より先に分離してもゴム体の抜けた芯金を上方から押圧し続けることができるようにして、分離が安定的に行えるように構成したものである。
以上、本発明の実施の形態について説明したが、本発明はこの実施の形態に限定されない。本発明の目的、趣旨を逸脱しない範囲内での変更が可能なことはいうまでもない。
例えば、位置決め部材11は、テーパ面11aの両隣の側面が、第2のテーパ面として形成されているものであってもよい。この第2のテーパ面は、上側が小さく、下側が大きい傾斜のテーパ形状の面であり、位置決め部材11の上部側は、頭部が削除された四角錐の形状となっている。この場合、ベース19とレバー部材21との間に付勢手段(図示せず)を設け、常時、横刃部材22、22を位置決め部材11側に付勢しておくとよい。このような構成にしておくと、位置決め部材11が上側位置(図6の状態)にあるとき、付勢部材の付勢力に抗して、第2のテーパ面が横刃部材22、22の間隔を押し広げるように機能する。また、位置決め部材11が、上側位置から下降したとき(図8の状態)には、付勢手段の付勢力で位置決め部材11側に付勢されている状態となる。
又、第2のテーパ面を、横刃部材22の芯金2の幅に呼応した開度調節用テーパ形状としてもよい。このようなテーパ形状とすることにより、小片ゴムクローラ7の芯金2の中央幅に応じた横刃部材22、22の間隔を所定の寸法に規制させることが可能となる。すなわち、位置決め部材11がバネ12の付勢力に抗して下降し停止した位置(図8の状態)では、停止した位置で、前述した小片ゴムクローラ7の芯金2の中央幅に応じた横刃部材22、22の間隔となるようにすることができる。
1…ゴムクローラ
2…芯金
3…転輪孔
4…スチールコード
5…ゴム体
7…小片ゴムクローラ
8…分離装置
8a…フレーム体(基台)
9…固定台
10…剥ぎ取り装置
14…側面押圧部材
15…上面押圧部材
16…下面押圧部材
17…駆動装置
22…横刃部材
24…上刃部材
25…下刃部材

Claims (5)

  1. 帯形状のゴムクローラが所定の大きさに切断された小片ゴムクローラ(7)において、この小片ゴムクローラのゴム体(5)と芯金(2)とを分離する装置であって、
    基台(8a)の所定位置に前記小片ゴムクローラを位置決め固定する固定装置(9)と、
    前記基台に設けられ、前記芯金に対して前記ゴム体を分離する方向に進退自在に移動可能な一対のベース(19)と、
    この一対のベースの各々に設けられ、前記小片ゴムクローラの側部に進退自在に係合可能な刃部(22)を有する一対の側部押圧部材(14)と、
    前記一対のベースの各々に設けられ、上下方向に進退自在に移動可能で刃部(24)を有して前記小片ゴムクローラ上面を切り込む上面押圧部材(15)と、
    前記一対のベースの各々に設けられ、前記小片ゴムクローラの下面側に刃部(25)を有して固定される下面押圧部材(16)と、
    前記基台に設けられ、前記一対のベースを前記分離する方向に進退自在にそれぞれ駆動する駆動装置(17)と、
    前記基台に設けられ、位置決めされた前記小片ゴムクローラを押圧し、前記上面押圧部材の前記刃部、及び前記下面押圧部材の前記刃部を前記小片ゴムクローラに食い込ませるための押圧装置(18)と
    からなるゴムクローラの分離装置。
  2. 請求項1に記載のゴムクローラの分離装置において、
    前記上面押圧部材の刃部(24)は、前記ベースの支軸(23)を支点にする揺動動作で前記上下方向に進退移動する構成になっている
    ことを特徴とするゴムクローラの分離装置。
  3. 請求項1に記載のゴムクローラの分離装置において、
    前記小片ゴムクローラは、両側壁に凹部(13)を有し、前記一対の側部押圧部材(14)は、略水平な揺動動作で前記凹部に前記刃部(22)が係合する構成になっている
    ことを特徴とするゴムクローラの分離装置。
  4. 請求項1に記載のゴムクローラの分離装置において、
    前記押圧装置(18)は、前記一対の各ベースに対応し一体または個別に押圧動作を可能とする一対の押圧装置である
    ことを特徴とするゴムクローラの分離装置。
  5. 請求項1に記載のゴムクローラの分離装置において、
    前記固定装置(9)は、上下動が可能で前記小片ゴムクローラの芯金突起間に押圧され位置決めする位置決め部材(11)を有している
    ことを特徴とするゴムクローラの分離装置。
JP2009107766A 2009-04-27 2009-04-27 ゴムクローラの分離装置 Expired - Fee Related JP5294205B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009107766A JP5294205B2 (ja) 2009-04-27 2009-04-27 ゴムクローラの分離装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009107766A JP5294205B2 (ja) 2009-04-27 2009-04-27 ゴムクローラの分離装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2010254170A JP2010254170A (ja) 2010-11-11
JP5294205B2 true JP5294205B2 (ja) 2013-09-18

Family

ID=43315601

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2009107766A Expired - Fee Related JP5294205B2 (ja) 2009-04-27 2009-04-27 ゴムクローラの分離装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5294205B2 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101395928B1 (ko) 2013-05-31 2014-05-16 현대자동차주식회사 스티어링휠의 폼 제거장치
KR102066067B1 (ko) * 2017-04-14 2020-01-14 김일환 굴삭기용 폐고무트랙의 심금 분리장치 및 분리방법
JP7011855B2 (ja) * 2020-05-18 2022-01-27 有限会社千堀機工 ゴムクローラの廃棄処理方法および廃棄処理装置

Family Cites Families (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3301659B2 (ja) * 1993-10-20 2002-07-15 新キャタピラー三菱株式会社 ゴムクローラ廃棄処理方法およびその装置
JP3222742B2 (ja) * 1995-11-09 2001-10-29 日立建機株式会社 走行用履帯の切断装置
JPH09225443A (ja) * 1996-02-26 1997-09-02 Hitachi Constr Mach Co Ltd 走行用履帯の廃棄処理装置
JP3561073B2 (ja) * 1996-02-26 2004-09-02 日立建機株式会社 走行用履帯の廃棄処理装置
JP3566464B2 (ja) * 1996-06-13 2004-09-15 日立建機株式会社 走行用履帯の廃棄処理装置
JPH10296226A (ja) * 1997-04-30 1998-11-10 Orient Kogyo Kk 金属・ゴム複合体廃棄物の車載型分離処理装置および同装置を用いた金属・ゴム複合体廃棄物の分離処理方法
JP2006044076A (ja) * 2004-08-04 2006-02-16 Tsunesuke Sekine キャタピラのゴム金属分離装置及びゴム金属分離方法
JP4446074B2 (ja) * 2005-02-28 2010-04-07 独立行政法人農業・食品産業技術総合研究機構 ゴムクローラの分離装置とその分離方法
JP4616143B2 (ja) * 2005-10-07 2011-01-19 大鉄建機株式会社 ゴムクローラの廃棄処理装置
JP4864030B2 (ja) * 2008-03-03 2012-01-25 日立建機株式会社 ゴムクローラの解体方法と解体装置
JP2010254169A (ja) * 2009-04-27 2010-11-11 National Agriculture & Food Research Organization ゴムクローラの分離装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2010254170A (ja) 2010-11-11

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5294205B2 (ja) ゴムクローラの分離装置
JP6392988B2 (ja) ラグバー、履板およびラグバーの製造方法
JP4446074B2 (ja) ゴムクローラの分離装置とその分離方法
JP2010254169A (ja) ゴムクローラの分離装置
KR20200006146A (ko) 무한궤도의 고무트랙 및 고무트랙 내부에 구비된 심금 분리방법
JP4952999B2 (ja) ゴムクローラの切断装置
JP4864030B2 (ja) ゴムクローラの解体方法と解体装置
JP2006231490A (ja) ゴムクローラ用切断刃
KR101260056B1 (ko) 절단설 제거 장치
JP4616143B2 (ja) ゴムクローラの廃棄処理装置
JP3301659B2 (ja) ゴムクローラ廃棄処理方法およびその装置
JP2006044076A (ja) キャタピラのゴム金属分離装置及びゴム金属分離方法
CN106715021B (zh) 链轮及其制造方法
CN210333786U (zh) 一种便于坯料传输的除鳞机
KR101924178B1 (ko) 작업성이 개선된 형강 절단장치
JP3397262B2 (ja) ゴムクローラの分別回収装置
WO2020087183A1 (en) Cast feeder pans, methods of casting same and uses therefore
JP3566464B2 (ja) 走行用履帯の廃棄処理装置
KR101271887B1 (ko) 이물제거장치
KR20130032430A (ko) 표면처리장치
JP3895335B2 (ja) グリップゴム取り外し装置及びグリップゴム・アタッチメント取り外し装置
JP5145118B2 (ja) 乗客用コンベアの移動手摺の製造方法および接続部加工装置
GB2447450A (en) Method of recycling rubber tracks
JPH09225443A (ja) 走行用履帯の廃棄処理装置
KR200402420Y1 (ko) 컨베이어용 휠 샤프트의 분해용 지그

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20120104

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20130521

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20130523

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20130604

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees