JP5292376B2 - 防潮施設 - Google Patents

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本発明は、防潮施設に関するものである。
高潮は、台風や発達した低気圧などによって潮位が異常に上昇する現象をいう。
海面が異常に上昇する原因は、強い風が海水を海岸に吹き寄せて海面を上昇させ、低気圧によって海水を吸い上げることから生じる。
そのような現象が満潮時に重なるとさらに海面が上昇して、海や川に接近している民家などはきわめて危険な状態となる。
そのような危険を避けるために、従来から多数の防潮堤が開発されているが、実施には費用や技術上の制約から刑務所の壁のような擁壁を作ってエネルギーを跳ね返すような構想が一般的である。
特公昭39−1179号公報
上記したような従来の防潮施設には次のような問題がある。
<1> 刑務所の壁のような防潮堤を構築すると、長い延長にわたって目隠しを設置したことになるから、水域と住民との生活が完全に切断されてしまい、水辺と人々がなじむことによって形成される水辺の文化が育たない。
<2> あるいは巨大なエアバッグを膨らませて止水する防潮堤の提案もあるが、特殊な高価な繊維を使用するものであるため、長い延長にわたって設置することは経済的に困難である。
<3> また膨張させたエアバッグは、その両端を支柱で支持する必要があるが、その支柱にすべての力がかかるために、大きな構造物を設置しなければならない。
<4> その他の防潮施設でも、すべて高潮のエネルギーを全面的に受け止める構造であるから、きわめて大きな支持力が必要となり、不経済なものであった。
上記のような課題を解決するために本発明の防潮施設は、高潮などによる災害を防止するための施設であって、高潮などの来る方向に向けて設置したエネルギー吸収面体と、エネルギー吸収面体よりも内陸側に、高潮の来る方向に向けて設置した止水面体とより構成し、エネルギー吸収面体は、分散した貫通孔を開設した有孔体で構成し、止水面体は、貫通孔の存在しない無孔体で構成し、エネルギー吸収面体と止水面体が、地表面を水平方向にスライド可能であるように構成した防潮施設を特徴としたものである。
また本発明の防潮施設は、高潮などによる災害を防止するための施設であって、高潮などの来る方向に向けて設置したエネルギー吸収面体と、エネルギー吸収面体よりも内陸側に、高潮の来る方向に向けて設置した止水面体と、エネルギー吸収面体よりも海側に、高潮の来る方向に向けて設置した漂流物捕捉面体とより構成し、エネルギー吸収面体は、分散した貫通孔を開設した有孔体で構成し、止水面体は、貫通孔の存在しない無孔体で構成し、漂流物捕捉面体は、エネルギー吸収面体よりも開口総面積の広い貫通孔を開設した有孔体で構成し、エネルギー吸収面体と止水面体と漂流物捕捉面体とが、地表面を水平方向にスライド可能であるように構成した防潮施設を特徴としたものである。
本発明の防潮施設は以上説明したようになるから次のような効果を得ることができる。
<1> 高潮のエネルギーをすべて受け止めるのではなく、エネルギーを吸収して止める構造であるから、巨大な支持部材を必要とせず、経済的に設置することができる。
<2> 長い延長にわたって設置する場合に、通常はスライドして重ねて設置してあるから、目隠しとはならず、人々が水辺へおりて水と親しむ環境を作り出すことができる。
高潮などの襲来時に本発明の防潮施設を設置した際の実施例の説明図。 エネルギー吸収面体を複数段に設置した実施例の説明図。 エネルギー吸収面体を千鳥状に設置した実施例の説明図。
以下図面を参照にしながら本発明の好適な実施の形態を詳細に説明する。
<1>本発明の対象。
本件発明の対象は「高潮など」により発生する災害を防止するための施設である。
すなわち、台風による高潮に限らず、小規模な地震にともなう小規模な津波、豪雨による水位の上昇による浸水、あるいは地球規模の異常気象に伴う潮位の上昇などを対象とすることができる。
<2>基本的な構成。
本発明の防潮施設は、基本的にはエネルギー吸収面体1と止水面体2によって構成する。
すなわち海側にはエネルギー吸収面体1を、それよりも内陸側には止水面体2を設置する。(図1)
このエネルギー吸収面体1は1面ではなく、複数の段に設置することができる。(図2)
さらにエネルギー吸収面体1よりも海側には漂流物捕捉面体3を設けて構成することもできる。(図2)
漂流物捕捉面体3も同様に1面ではなく、複数の面に分割して設置することができる。
その場合に、1面と他の面とは平行に設置してもよいが、平行ではない角度で設置することができる。
あるいはエネルギー吸収面体1も、漂流物捕捉面体3も、長い同一の面体ではなく、中間が途切れた分割状とし、かつ海側に向けて位置が前後した千鳥状に設置することもできる。(図3)
なお、この明細書で「面体」とは、柔軟性のある膜体や、柔軟性に乏しい壁体をも含む意味で使用している。
また図面には各面体1、2、3だけを記載してあるが、これは説明の便宜上であって、実際には当然、後述するような支柱などの支持体を中間の複数の位置に配置して設置してある。
<3>エネルギー吸収面体。
エネルギー吸収面体1とは、高潮の来る方向に向けて地上、あるいは浅い海底に設置した面体である。
このエネルギー吸収面体1は、エネルギー吸収材料と、その周囲に取付けた枠体によって構成する。
枠体は引き違い戸の枠のような剛直な鋼材で構成するだけでなく、ガレージや商店の巻き取り式のシャッターのように折り曲げて巻き取ったり、曲面を通過させ得る構成を採用できる。
エネルギー吸収材料は、多数の孔を貫通して開設した有孔体の面状体によって構成する。
エネルギー吸収材料は、合成樹脂製の網や打ち抜き鋼板、合成樹脂の板、コンクリートの板に穴を開けた有孔体、あるいはそれらの複合体などを利用できる。
しかしエネルギー吸収材料としては、できたら水が貫通する際に一定の時間を要し、抵抗を受けるような材料が好ましい。
例えば合成樹脂製の繊維を絡ませてブロック状に固化させた多孔質繊維の面体をエネルギー吸収材として使用することができる。
このようにエネルギー吸収材は、多数の貫通孔は連続孔を開設した有孔体であるから、貫通孔の存在しない穴の周囲や繊維が水の通過の抵抗となりエネルギーを吸収することになる。
とくに繊維を絡ませて形成した面体を使用すれば、繊維の隙間を透過する際に、高潮などの衝撃のエネルギーは大きく吸収されて位置のエネルギーに変換する。
同時にエネルギー吸収面体1の全体がたわむことによっても衝撃のエネルギーの吸収に貢献する。
ここでエネルギーの吸収とは、衝撃力の吸収、波力の減衰などのことを意味する。
このエネルギー吸収材の周囲に枠体を取付けたエネルギー吸収面体1を、後述するように地表面に立てた支柱に沿ってスライド自在に配置する。
あるいは両側を支持させて常時設置したままにしておくこともできる。
特に図3に示すような千鳥状に配置する場合には、常時立てたままにしておいても通行や風景の障害になりにくい。
<4>複数枚のエネルギー吸収面体。
図1の実施例ではエネルギー吸収面体1は1枚だけの場合を示しているが、図2に示すようにエネルギー吸収面体1を複数枚、すなわち複数の段階に設置することもできる。
なお、図2の実施例ではエネルギー吸収面体1は平行に設置してあるが、必ずしも平行である必要はなく、地形に応じて変化させることができる。
複数の面体を使用する場合にはエネルギー吸収面体1の貫通孔の数や寸法を調整して海側の開口部は大きく、陸側のエネルギー吸収面体1は開口部を小さくして、波、高潮の大きなエネルギーを徐々に吸収することができるように構成する。
多孔質繊維などの場合は空隙率などを異なるものを採用して透水率を海側から陸側に行くにしたがって徐々に小さくしてゆき、エネルギーを効率よく吸収できるような組み合わせとする。
すなわち最も海側に設置したエネルギー吸収面体1は透過率の高いものを、陸側に設置するものにしたがって透過率の低いものを使用する。
このように組み合わせると、複数枚のエネルギー吸収面体1によって、高潮などのエネルギーを段階的に低減させて位置のエネルギーに変えることができる。
<5>止水面体。
エネルギー吸収面体1よりも内陸側に、高潮の来る方向に向けて止水面体2を設置する。
この止水面体2は、貫通孔の存在しない無孔体で構成したものであり、通常の止水シートの1面を鋼製の板や帯で補強したもの、その他公知の面状の止水材料を使用することができる。
この止水面体2も、止水シートなど止水材の周囲を枠体で囲み、枠体ごと地上面において水平にスライドできる構成を採用する。
その場合の枠体も、水平移動する引き違い戸の枠のような剛直な鋼材で構成するだけでなく、ガレージや商店の巻き取り式のシャッターのように折り曲げて巻き取ったり、曲面を通過させ得る構成を採用できる
すなわち、柔軟なシートに限らず、鋼板、プラスチック製の板、コンクリート板、それらの複合体など、一般に柔軟性があるとは認識できないような素材の面体を採用することもできる。
<6>漂流物捕捉面体。
エネルギー吸収面体1よりも海側に、高潮の来る方向に向けて漂流物捕捉面体3を設置することもできる。
この漂流物捕捉面体3は、高潮などの波に乗って陸上に向かってくる漂流物、例えばヨットや漁船などを捕捉するための面状体である。
船舶や貯木場の丸太、コンテナのような漂流物が波によって上陸して家屋や人体に大きな被害を与えていることは各地の津波などで広く知られている。
漂流物捕捉面体3は、分散した貫通孔を開設した有孔体で構成する。
例えばアラミド繊維、炭素繊維を織り込んだベルトを格子状に交差させて面体を構成する。
あるいは強靭な面状体に多数の貫通孔を開口した材料を使用することもできる。
ただし、この漂流物捕捉面体3は、エネルギー吸収面体1よりも開口総面積の広い貫通孔群を開設して構成する。
漂流物捕捉面体3も有孔体であるから、漂流物を捕捉する機能だけではなく、それ自体にも当然、エネルギーを吸収する機能を備えており、漂流物捕捉面体3という名称は、主な目的が漂流物の捕捉であるという意味である。
<7>面体の水平移動。
エネルギー吸収面体1と止水面体2が、地表面を水平方向にスライド可能であるように構成する。
そのために海岸線に沿ってレール4を敷設する。そして学校の校門の引き出し型の門扉のように、水平方向に引き出して鉛直の壁面を構成する。
このような構成の場合には、平常時も二重、三重に重ねて収納したエネルギー吸収面体1や止水面体2が構造物として地上に露出していることになり、視界の一部をさえぎることになる。
しかし引き出し作業が簡単で、高潮などが来襲する緊急時に迅速に設置できるという利点がある。
<8>緊急時の引き出し。
緊急時にはエネルギー吸収面体1と止水面体2とを、学校の校門の引き出し型の門扉のように、水平方向に引き出して鉛直の壁面を構成する。
海側にはエネルギー吸収面体1を鉛直の壁面として位置させ、その内陸側には止水面体2を鉛直の壁面として位置させてある。
すると、来襲してきた高潮のエネルギーは、エネルギー吸収面体1の貫通孔を透過する際にエネルギーを吸収されて位置のエネルギーに変換され水位の上昇となる。
エネルギー吸収面体1を複数段に平行して設置し、その貫通孔の開口率を内陸側に行くにしたがって徐々に減少させてゆけば、より効率よくエネルギーを吸収することができる。
エネルギーが吸収されて上昇した海水は、その内陸側に鉛直に設置した止水面体2によって堰きとめられてそれ以上、内陸側に侵入することがなく、民家などに被害を及ぼさない。
さらに漂流物捕捉面体3も水平にスライドして引き出してエネルギー吸収面体1の海側に鉛直に設置すれば、湾内に漂流する丸太や小型の船舶などの漂流物をその位置で捕捉して、エネルギー吸収面体1などに損害を与えることを防止することができる。
1:エネルギー吸収面体
2:止水面体
3:漂流物捕捉面体
4:レール

Claims (2)

  1. 高潮などによる災害を防止するための施設であって、
    高潮などの来る方向に向けて設置したエネルギー吸収面体と、
    エネルギー吸収面体よりも内陸側に、高潮の来る方向に向けて設置した止水面体とより構成し、
    エネルギー吸収面体は、分散した貫通孔を開設した有孔体で構成し、
    止水面体は、貫通孔の存在しない無孔体で構成し、
    エネルギー吸収面体と止水面体が、地表面を水平方向にスライド可能であるように構成した、
    防潮施設。
  2. 高潮などによる災害を防止するための施設であって、
    高潮などの来る方向に向けて設置したエネルギー吸収面体と、
    エネルギー吸収面体よりも内陸側に、高潮の来る方向に向けて設置した止水面体と、
    エネルギー吸収面体よりも海側に、高潮の来る方向に向けて設置した漂流物捕捉面体とより構成し、
    エネルギー吸収面体は、分散した貫通孔を開設した有孔体で構成し、
    止水面体は、貫通孔の存在しない無孔体で構成し、
    漂流物捕捉面体は、エネルギー吸収面体よりも開口総面積の広い貫通孔を開設した有孔体で構成し、
    エネルギー吸収面体と止水面体と漂流物捕捉面体とが、地表面を水平方向にスライド可能であるように構成した、
    防潮施設。
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