JP3220751U - 可動式堤防 - Google Patents
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Abstract
【課題】伸長自在なＦＲＰ材やアルミ合金鋼材もしくはステンレス鋼材からなる簡易な構造体で、平常時は可動式堤防ユニットの内部に格納されているが津波や高潮などの水害発生時に横方向に伸長させて津波や高潮などを堰き止める機能を有した可動式堤防を提供する。
【解決手段】可動式堤防ユニット１Ａと伸長自在なＦＲＰ材やアルミ合金鋼材もしくはステンレス鋼材からなる平板を連結して折りたたんだ状態の簡易な構造体２は、津波や高潮が到達する前に堤防ユニット１Ａに格納されている簡易な構造体２を横方向に伸長する可動式堤防とともに、堤防ユニット１Ａの底部アンカー５を所定深さの地中に埋め込むことにより強固に（倒れないように）した構造となっている。
【選択図】図１
【解決手段】可動式堤防ユニット１Ａと伸長自在なＦＲＰ材やアルミ合金鋼材もしくはステンレス鋼材からなる平板を連結して折りたたんだ状態の簡易な構造体２は、津波や高潮が到達する前に堤防ユニット１Ａに格納されている簡易な構造体２を横方向に伸長する可動式堤防とともに、堤防ユニット１Ａの底部アンカー５を所定深さの地中に埋め込むことにより強固に（倒れないように）した構造となっている。
【選択図】図１
Description
本考案は、津波や高潮などの水害発生時において、海岸から河川への遡上津波や高潮などを堰き止める機能を有した可動式堤防に関するものである。
津波や高潮などの水害発生時において、海岸付近や川岸付近の低地では、ごく短時間で水没することにより、多くの人命を失う危険があるとともに各種施設（建造物等）が崩壊する等の大惨事が発生する。
本考案は、伸長自在なＦＲＰ材や鋼材（アルミ合金もしくはステンレス）からなる簡易な構造体で、平常時は可動式堤防ユニットの内部に格納されているが津波や高潮などの水害発生時に横方に伸長させて津波や高潮などを堰き止める機能を有している可動式堤防を提供することを目的としている。
本考案は、上記課題を解決するための手段として次の構成を有している。
本考案は、津波や高潮などの水害発生時に適用される可動式堤防を対象としている。尚、本考案の名称は可動式堤防であるが、以下の説明では可動式堤防を単に堤防と表現することがある。
本考案は、津波や高潮などの水害発生時に適用される可動式堤防を対象としている。尚、本考案の名称は可動式堤防であるが、以下の説明では可動式堤防を単に堤防と表現することがある。
本考案に係る可動式堤防は、堤防ユニットと内部に格納されている伸長自在なＦＲＰ材や鋼材（アルミ合金もしくはステンレス）からなる簡易な構造体を横方向に伸長させて津波や高潮などを堰き止めることを特徴としている。
上記の可動式堤防は、堤防ユニットを河口護岸の左右に配置するとともに、各堤防ユニット底部のアンカーを所定深さの地中に埋め込んでおくことにより、強固に（倒れないように）できる。
本考案の可動式堤防では、津波や高潮などの水害発生時に、堤防ユニットの内部に格納されている伸長自在なＦＲＰ材や鋼材（アルミ合金もしくはステンレス）からなる簡易な構造体を横方向に伸長させて津波や高波などを堰き止めることで水没する危険を回避できるという効果がある。
又、本考案の可動式堤防では、既存の防潮水門の建設工事よりも短期間で、設置工事ができるとともに、工事費用も比較的に安価にすることできるという効果がある。
さらに、本考案の可動式堤防では、津波や高潮などの水害発生時以外には、河口が開放状態にできるために船舶等が自由に航行することできるという効果がある。
図１〜図３を参照して本考案の実施例を説明すると、この実施例の可動式堤防は、堤防ユニットと内部に格納されている伸長自在なＦＲＰ材や鋼材（アルミ合金もしくはステンレス）からなる簡易な構造体を横方向に伸長させて津波や高潮などを堰き止めることができる機能を発揮するものである。
図１〜図３にある可動式堤防ユニット１は、河口護岸の両側に設置するものである。そして、堤防ユニット１と内部に格納されている伸長自在なＦＲＰ材や鋼材（アルミ合金もしくはステンレス）からなる簡易な構造体２とを基本構成としている。
図１〜図３にある可動式堤防ユニット１と伸長自在な簡易な構造体２は、津波や高潮などが河口に到達する前に堤防ユニットＡの内部に格納されている伸長自在な簡易な構造体２に取付けられた防水ワイヤーロープ３を堤防ユニットＢのモーター（電動式もしくは原動機式）４を稼動して防水ワイヤーロープ３を巻き取ることで簡易な構造体２を堤防ユニットＢに格納する構造となっている。また、防水ワイヤーロープ３は、河口の水底に這わす方法とドローンを飛ばして搬送する方法などの両方に対応する構造となっている。
図１〜図３にある可動式堤防ユニット１の底部アンカー５を所定深さの地中に埋め込むことにより、強固（倒れないように）した構造となっている。
１は可動式堤防ユニットＡ・Ｂ、２は伸長自在な簡易な構造体、３は防水ワイヤーロープ、４はモーター、５は底部アンカーである。
Claims (1)
- 津波や高潮などの水害発生時に、堤防ユニットと内部に格納されている伸長自在なＦＲＰ材や鋼材（アルミ合金もしくはステンレス）からなる簡易な構造体を横方向に伸長させて津波や高潮などを堰き止めることで水没する危険を回避できる特徴をもつ可動式堤防。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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| JP2018004518U JP3220751U (ja) | 2018-11-01 | 2018-11-01 | 可動式堤防 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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| JP2018004518U JP3220751U (ja) | 2018-11-01 | 2018-11-01 | 可動式堤防 |
Publications (1)
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| JP3220751U true JP3220751U (ja) | 2019-04-04 |
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Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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| JP2018004518U Expired - Fee Related JP3220751U (ja) | 2018-11-01 | 2018-11-01 | 可動式堤防 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3220751U (ja) |
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2018
- 2018-11-01 JP JP2018004518U patent/JP3220751U/ja not_active Expired - Fee Related
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