JP3211312U - 浮上式津波避難シェルター - Google Patents

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Abstract

【課題】想定を上回る波高の津波や洪水等に襲われても水没し流失することなく避難者の安全を保つことが可能な避難シェルターを提供する。【解決手段】避難シェルターは避難者を内部に収容できる円盤形いかだとそれを取り囲む防護柵や防護壁からなり、該円盤形いかだは津波の波高や浸水による水深とはかかわりなく水面上に浮上し水没を免れる。防護柵等は津波の勢いを弱め浮遊するガレキの流入を防ぐことができるので、該円盤形いかだは水深の変動にともない防護柵等内で上下するだけで流失を免れる。また、防護柵等の高さをさらに上回る大津波に襲われたときは、そこから抜け出し、水没することなく水面上を漂流し、GPS等により所在を確認し回収救助することができる。避難シェルターは、身近な低地の住宅近隣地等に設置することができるので高齢者らの迅速な避難が可能になる。【選択図】図1

Description

本考案は、津波や河川の氾濫、洪水、水道管の破裂等による浸水被害に備えて、低地の住宅近隣地や地下駅等の地下エリアに設置され、人々が身近に避難することができる津波等水害避難用の施設である。
津波の襲来や大雨による河川の氾濫等による災害発生に備えて、津波常襲地帯の海岸には防潮堤が設置され、また、河川の堤防や河口等の水門が閉鎖されるなどの浸水防止の措置がとられる一方で、住民たちは高台の避難場所や津波避難タワー、或いは高いビルに避難して浸水からの難を逃れることになっている。
特開2013−107614公報 特開2013−56651公報
本考案の「浮上式津波避難シェルター」(以下、「避難シェルター」と呼ぶ)は、地上や地下エリアに設置される津波等の避難者を内部に収容できる円盤形いかだとそれを取り囲むように設置されている鉄筋コンクリートや鉄製の防護壁、乃至、多数の支柱群と防護ネットによる防護柵からなり、該円盤形いかだは、津波の襲来や河川の氾濫、洪水、水道管の破裂等による浸水によって水面上に浮上し水没を免れ、また、周りに設置されている防護柵等により流失を免れることができる。
東日本大震災の想定外といわれた大津波は、海岸に設置されていた防潮堤を破壊、乃至、乗り越えて人や住宅、車等すべてを押し流し、避難用施設が水没したり、また、避難用施設が高台で遠かったりして逃げ遅れた多くの犠牲者を出しており、今後に予想される大津波等による浸水で同様の被害が出る恐れがある。
過去に南海地震等大津波による被害が出ている西日本各地には津波避難タワーが設置されているもののその高さが十分でなく想定を上回る高い波高で水没する不安を抱え、津波避難タワーの設置基準の見直しや建て替えが求められている。
本考案はその欠点をおぎなうために考え出されたもので、該避難シェルターの円盤形いかだは津波等による浸水で水深とは関係なく水面上に浮上し水没を免れる。
該円盤形いかだはそれを取り囲むように設置されている鉄筋コンクリートや鉄製の防護壁、乃至、多数の支柱群と防護ネットによる防護柵により流失を免れる。
防護柵の高さを上回る水深に襲われたときは、そこから抜け出し水没することなく水面上を漂流し、GPS等により所在を確認し回収救助することができる。
該避難シェルターは、低地の住宅近隣地や地下駅等地下エリアに設置することができるので高齢者や幼児等災害弱者が身近な避難所として容易に避難することができる。
本考案の円盤形いかだは、想定を上回る水深の津波や洪水等に襲われても上記[0007]と[0008]の機能を備えているので水没し流失することなく避難者の安全を保つことが可能で、従来の津波避難タワーとしての役割を果たすことができる。
本考案の避難シェルターは、身近な住宅近隣地や地下駅等地下エリアに設置することができるので、高齢者や病人、乳幼児等の災害弱者の迅速な避難が可能になる。
少人数用の該小型円盤形いかだは、海岸や河口、港湾の施設等に設置、或いは消防車等に積載し移動が可能なので港湾等の緊急防災業務に携わる消防団員や警察・消防関係者らの緊急避難用として利用できる。
地上の空地に設置され、津波による浸水により該円盤形いかだが浮上した該避難シェルターの説明図。 地下駅構内に設置され浸水により円盤形いかだが浮上した該避難シェルターの説明図。
該避難シェルターの津波等の避難者を内部に収容できる円盤形いかだは船舶用全閉囲型救命艇を応用した構造物で、その設置場所が津波等によって浸水したときに水面上に浮上し水没を免れ、 また、該円盤形いかだを取り囲むように設置されている防護壁、乃至、多数の支柱群と防護ネットによる防護柵より流失を免れるとともに、浮遊するガレキ等の衝突による損傷を免れるものとする。実施例により、該避難シェルターについての具体的な説明をする。
本考案の避難シェルターの円盤形いかだは、全閉囲型・円盤形構造物で、強化プラスチック(FRP)を主体に緩衝材等からなり、内部に避難者を収容する座席を確保し、津波等の浸水面の上下動に対応しての浮揚性を有し、さらに津波の波力や浮遊するガレキ等による衝突に耐えうる強度と海面火災への耐熱性を考慮したものとする。
該円盤形いかだ(1)の周囲を円形に取り囲むように設置される鉄筋コンクリートや鉄製の防護壁(2)、乃至、支柱群(3)と防護ネット(4)は該円盤形いかだ(1)の流失を防ぐとともに、浮遊するガレキ等や海面火災の接近を阻止できるものとする。
該避難シェルターは、低地の住宅近隣地の公園や空地に設置され、該円盤形いかだ(1)には最大で50人程度が避難できる座席等を設け、高齢者や病人、乳幼児といった災害弱者の安全で迅速な避難が容易にできるものとする。
地下駅等深い地下エリアに設置される該避難シェルターについては、該円盤形いかだ(1)は津波等の想定を上回る高い浸水水位よりさらなる上方に伸びる円筒形の鉄筋コンクリート防護壁(2)の内部に設置され、浸水面の上下動に対応して浮揚できるもので、階段により地上に自力で脱出できない高齢者や病人、乳幼児等災害弱者の安全で迅速な避難が容易にできるものとする。
該避難シェルター設置の近隣周辺部に浸水被害もなく火災発生のときは、該円盤形いかだは防火避難所としての利用が可能である。その場合、該避難シェルターに隣接して水道貯水タンクが併設されていて、消火用のホースやスプリンクラーが設置されていると該避難シェルターの防火機能を高めることができる。
1.円盤形いかだ
2.鉄筋コンクリートの防護壁
3.支柱群と防護ネットによる防護柵

Claims (1)

  1. 津波等水害からの避難者を内部に収容できる円盤形いかだ(1)とこれを取り囲むように設置された津波や洪水等の浸水に耐え得る十分な高さと強度のある鉄筋コンクリートや鉄製の防護壁(2)、乃至、支柱群や防護ネットによる防護柵(3)からなる浮上式津波避難シェルターにおいて、該円盤形いかだは津波等による浸水で水面上に浮上し水没を免れることができるものとし、また、防護柵等により、流失を免れ襲いかかる津波等の勢いを軽減し浮遊するガレキを排除することができることを特徴とする津波等水害避難用の施設。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN110318495A (zh) * 2019-07-10 2019-10-11 中国矿业大学 一种可拼装永久性模板叠合frp筋海水海砂再生混凝土梁及其制作方法
RU196207U1 (ru) * 2019-03-15 2020-02-19 Александра Дмитриевна Черевко Панель ограждения, трансформируемая в спасательный понтон
CN114787466A (zh) * 2019-12-20 2022-07-22 龟井正通 具备防洪水围墙的防水灾设施

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