JP5291988B2 - 画像処理装置及び画像診断装置 - Google Patents

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Description

本発明は、カテーテル等のデバイスを用いた診断又は治療を支援する画像処理装置及び画像診断装置に関する。
腫瘍の治療には、肝動脈塞栓療法(TAE)や肝動脈化学塞栓療法(TACE)と呼ばれるカテーテルインターベンションによる治療技術が知られている(例えば、特許文献1参照。)。この治療は、肝癌等の患部に対して、患部を栄養している栄養動脈に塞栓物質や、塞栓物質と共に抗癌剤等の薬剤を注入し、栄養動脈を塞栓して栄養源を断つことにより、患部の細胞を壊死させる方法である。患部を切除するよりも被検体への負担が小さいので、最近では特に肝動脈化学塞栓療法の適用例が増加している。
この治療では、治療時にカテーテルを被検体の血管内に挿入し、そのカテーテルを介して造影剤を注入し、X線透視により得られる血管造影の透視画像データを見ながら塞栓部位を決定している。
特開平7−299060号公報
しかしながら、塞栓部位を決定するには、造影剤を多数回にわたって血管内に注入する必要がある。また、肝臓のように血管の経路が複雑であると、この経路を辿ってカテーテルを塞栓部位まで進めるので時間が掛かる。このため、被検体への負担が大きくなる問題がある。
本発明は、上記問題点を解決するためになされたもので、被検体への負担を軽減することができる画像処理装置及び画像診断装置を提供することを目的とする。
上記問題を解決するために、請求項1に係る本発明の画像処理装置は、画像診断装置により得られたボリュームデータから患部領域及びこの患部領域に繋がる血管領域の抽出により生成された領域抽出データの血管領域上に起点の入力が可能な操作手段と、前記操作手段により入力された前記患部領域の近傍の起点から辿って前記血管領域の位置及び血管径を計測する計測手段と、前記計測手段により計測された位置情報及び血管径の情報に基づいて、前記血管領域を大血管領域とこの大血管領域の血管径よりも小さい血管径を有する細血管領域とに区分し、区分した細血管領域の内、前記操作手段により入力された起点と前記大血管領域の間を連通している起点領域を導き出す探索手段とを備えたことを特徴とする。
また、請求項8に係る本発明の画像診断装置は、被検体を撮影してボリュームデータを生成する撮影手段と、前記撮影手段により生成されたボリュームデータから前記被検体の患部領域及びこの患部領域に繋がる血管領域の抽出により生成された領域抽出データの血管領域上に起点の入力が可能な操作手段と、前記操作手段により入力された前記患部領域の近傍の起点から辿って前記血管領域の位置及び血管径を計測する計測手段と、前記計測手段により計測された位置情報及び血管径の情報に基づいて、前記血管領域を大血管領域とこの大血管領域の血管径よりも小さい血管径を有する細血管領域とに区分し、区分した細血管領域の内、前記操作手段により設定された起点と前記大血管領域の間を連通している起点領域を導き出す探索手段とを備えたことを特徴とする。
本発明によれば、被検体の患部を栄養している血管の経路を強調した三次元画像データを生成することができる。そして、生成した三次元画像データに基づいて塞栓部位までのカテーテル挿入経路を強調した三次元画像データを容易に生成することができる。これにより、塞栓部位の決定を容易にし、且つ塞栓部位までのカテーテル挿入経路の把握が容易になり、造影剤の注入回数を低減し、治療時間を短縮することが可能となり、被検体への負担を軽減することができる。
以下、図面を参照して本発明による画像診断装置の実施例を説明する。本発明の画像診断装置は、撮影により得られたボリュームデータの処理及び表示を行うためのものであり、ここではMRI装置に適用した場合について説明する。これに限らず、X線CT装置に適用するように実施してもよい。
以下に、本発明によるMRI装置の実施例を図1乃至図10を参照して説明する。
図1は、本発明の実施例に係るMRI装置の構成を示したブロック図である。このMRI装置200は、被検体Pが載置される天板151及びこの天板151を水平移動及び上下移動する機構部152を有する寝台部150と、天板151上に載置された被検体Pの撮影を行う撮影部100と、被検体Pの撮影により撮影部100から出力された信号を処理して画像データの生成及び表示を行う画像処理部10とを備えている。
また、MRI装置200は、寝台部150、撮影部100、及び画像処理部10を操作する操作部8と、操作部8からの入力信号に基づいて寝台部150、撮影部100、及び画像処理部10を制御するシステム制御部9とを備えている。
撮影部100は、磁場を発生する架台部120、架台部120の磁場を制御する架台制御部130、及び架台制御部130から出力された信号を処理するデータ処理部140を備えている。
架台部120は、磁場を照射して被検体Pを撮影するための開口部124を有し、この開口部124内に被検体Pが載置された寝台部150の天板151が挿入される。架台部120内部には、静磁場発生用の磁石121、及び静磁場に位置情報を付加するための傾斜磁場を発生する傾斜磁場コイル122が配置されている。また、被検体Pの撮影部位の近傍に配置可能に高周波信号を送受信するRFコイル123が設けられている。
磁石121は、開口部124の外周に配置され、例えば超伝導方式により、開口部124内に挿入された被検体Pに対して静磁場を発生する。このとき、磁石121の静磁場電源(図示せず)は架台制御部130により制御される。
傾斜磁場コイル122は、磁石121の内周に配置され、開口部124内の被検体Pに対して傾斜磁場を発生する。このとき、傾斜磁場コイル122の傾斜場電源(図示せず)は架台制御部130により制御される。
RFコイル123は、傾斜磁場コイル122と被検体Pの間に配置され、被検体P内部の水素原子核を励起するために高周波磁場を照射し、被検体Pから放出される核磁気共鳴信号を受信して架台制御部130に出力する。
架台制御部130は、傾斜磁場制御部131、静磁場制御部132、及びRF送受信部133により構成される。そして、傾斜磁場制御部131は傾斜磁場コイル122に供給する傾斜磁場電源を制御し、静磁場制御部132は磁石121に供給する静磁場電源を制御する。
また、RF送受信部133はRFコイル123への高周波を送信する送信器、RFコイル123から信号を受信して信号処理を施してデータを生成する受信器、及び送信器及び受信器を制御するRFシーケンサを備えている。そして、前記受信器は、RFコイル123から高周波信号を取り込み、増幅、中間周波変換、位相検波、低周波増幅、フィルタリング等の信号処理を施した後、A/D変換してデータを生成し、生成したデータをデータ処理部140に出力する。
データ処理部140は、架台制御部130のRF送受信部133から出力されたデータを処理して被検体Pのボリュームデータを生成し、生成したボリュームデータを画像処理部10に出力する。
画像処理部10は、撮影部100のデータ処理部140から出力されたボリュームデータから被検体Pの患部領域及びこの患部領域に繋がる血管領域を抽出して解析するためのデータ解析部11と、データ処理部140から出力されたボリュームデータや、データ解析部11で抽出された領域を処理して三次元画像データを生成する画像データ生成部15と、画像データ生成部15で生成された三次元画像データ等を保存する記憶部16と、画像データ生成部15で生成された三次元画像データ等を表示する表示部17とを備えている。
データ解析部11は、データ処理部140から出力されたボリュームデータから被検体Pの患部領域及びこの患部領域に繋がる血管領域を抽出する抽出部12と、抽出部12で抽出された血管領域の位置及び血管径を計測する計測部13と、計測部13で計測された位置情報及び血管径の情報に基づいて血管領域を探索する探索部14とを備えている。
抽出部12は、表示部17に表示されたボリュームデータの三次元画像データの観察により、ボリュームデータの例えば腫瘍等の患部の領域を入力する患部領域指定操作が操作部8から行われると、データ処理部140から出力されたボリュームデータの指定された患部に対応する患部領域を抽出する。また、患部領域の抽出に応じて例えば特開2001−252263号公報に記載の方法による撮影によりデータ処理部140で生成されるボリュームデータの血流領域を血管領域として抽出し、抽出した患部領域及び血管領域により構成される領域抽出データを生成する。そして、生成した領域抽出データを計測部13及び画像データ生成部15に出力する。
なお、X線CT装置の場合、例えば診断のときに造影剤を投与した被検体の撮影により生成されたボリュームデータの造影剤によりX線が吸収された領域を血管領域として抽出する。
計測部13は、表示部17に表示された領域抽出データの三次元画像データの観察により、その領域抽出データの血管領域上の患部領域の近傍に起点を入力する起点指定操作が操作部8から行われると、入力された起点から辿って血管領域の位置及び血管径を計測する。そして、血管領域の辿った位置の例えば三次元座標で表される情報(位置情報)及び血管径の情報を探索部14に出力する。
探索部14は、計測部13から出力された位置情報及び血管径の情報に基づいて、血管領域を大血管領域とこの大血管領域の血管径よりも小さい血管径を有する細血管領域とに区分し、区分した細血管領域の内、起点と大血管領域の間を連通している起点領域を導き出す。そして、導き出した起点領域の位置情報を画像データ生成部15に出力する。
画像データ生成部15は、データ処理部140から出力されたボリュームデータや抽出部12から出力された領域抽出データを例えばSVR(Shaded Volume Rendering)処理して立体的に表される三次元画像データを生成する。また、領域抽出データの探索部14から出力された位置情報の領域を例えば色で強調した三次元画像データを生成する。そして、生成した三次元画像データを表示部17に出力する。
記憶部16は、データ処理部140から出力されたボリュームデータや、画像データ生成部15から出力された三次元画像データを保存する。また、表示部17は、液晶パネル或いはCRTのモニタ等を備え、画像データ生成部15から出力された三次元画像データを表示する。
操作部8は、キーボード、トラックボール、マウスなどの入力デバイスや、各種スイッチ等を備えたインターラクティブなインターフェースであり、寝台部150の天板151を移動させる入力操作、被検体Pを撮影部100で撮影させる入力操作、撮影部100の撮影により得られたボリュームデータを画像処理部10で処理させて表示させる入力操作等を行う。
システム制御部9は、CPUや記憶回路等を備え、操作部8からの入力操作による入力信号に基づいて、寝台部150の天板151の移動に関する制御、撮影部100の撮影に関する制御、画像処理部10のデータ処理に関する制御などシステム全体の制御を行なう。
以下、図1乃至図10を参照して、MRI装置200の動作の一例を説明する。
被検体Pの患部及びこの患部に繋がる血管を有する部位を撮影し、この撮影により得られたボリュームデータの領域抽出データを解析して被検体Pの治療計画を立てる。この治療計画では、塞栓療法により治療を行うための塞栓部位を決定し、決定した塞栓部位にカテーテルを進めるためのカテーテル挿入経路を強調した三次元画像データを生成する。
図2は、MRI装置200の動作を示したフローチャートである。寝台部150の天板151上に載置された被検体Pが撮影部100の開口部124内に挿入され、操作部8から治療計画開始の操作が行われると、MRI装置200は動作を開始する(ステップS1)。
システム制御部9は、撮影部100及び画像処理部10を制御する。撮影部100の磁石121は、架台制御部130における静磁場制御部132の制御より、被検体Pに対して静磁場を発生する。傾斜磁場コイル122は、傾斜磁場制御131の制御により、被検体Pに対して傾斜磁場を発生する。RFコイル123は、高周波磁場の照射により被検体Pから放出される核磁気共鳴信号を受信して、架台制御部130のRF送受信部133に出力する。RF送受信部133は、RFコイル123から受信した信号をデータ処理部140に出力する。
データ処理部140は、RF送受信部133から出力された信号を処理してボリュームデータを生成し、生成したボリュームデータを画像処理部10におけるデータ解析部11及び画像データ生成部15に出力する。画像データ生成部15は、データ処理部140から出力された被検体Pの撮影部位である例えば患部を含む肝臓のボリュームデータの三次元画像データを生成して表示部17に表示する(ステップS2)。
表示部17に表示された三次元画像データの観察により、操作部8から患部領域指定操作が行われると、データ解析部11の抽出部12は、図3に示すように、ボリュームデータから斜線で示した患部領域21及びこの患部領域21に繋がっている実線で示した血管領域22により構成される領域抽出データ20を生成する(図2のステップS3)。そして、生成した領域抽出データ20を計測部13及び画像データ生成部15に出力する。
画像データ生成部15は、抽出部12から出力された領域抽出データ20の三次元画像データを生成して表示部17に表示する。そして、被検体Pの患部が癌等の腫瘍である場合の栄養している血管の経路を導き出すために、表示部17に表示された領域抽出データ20の三次元画像データの観察により、操作部8から起点指定操作が行われると、計測部13は、図4に示すように、領域抽出データ20の入力された例えば第1乃至第3の起点23,24,25から辿って血管領域22を計測する。そして、計測した血管領域22の位置情報及び血管径の情報を探索部14に出力する。
探索部14は、計測部13から出力された位置情報及び血管径情報に基づいて、血管領域22を大血管領域と細血管領域に区分する。また、位置情報に基づいて血管領域22の分岐点を求め、求めた分岐点に基づいて細血管領域を分割する。更に、分割した領域の内、各第1乃至第3の起点23,24,25と大血管領域の間を連通している起点領域を、被検体Pの患部を栄養している血管の経路として導き出す(図2のステップS4)。そして、導き出した起点領域の位置情報を画像データ生成部15に出力する。
図5は、血管領域22の大血管領域、細血管領域、及び分岐点と、この分岐点で分割された領域の一例を示した図である。この血管領域22は、例えば総肝動脈に当たる大血管領域30と肝臓内を走行する固有肝動脈に当たる細血管領域に区分される。
細血管領域は、例えば8箇所の分岐点26a乃至26hを有し、分岐点26eで大血管領域30から分岐している。そして、両端が互いに隣り合う2つの分岐点26a,26b、分岐点26b,26c、分岐点26c,26d、及び分岐点26d,26eで各分割領域29a,29b,29c,29dに分割される。また、分岐点26f,26gで分割領域29e及びこの分割領域29eを迂回する分割領域29fに分割される。更に、分岐点26g,26c及び分岐点26h,26dで各分割領域29g,29hに分割される。
また、一端が患部領域21に繋がり他端が各分岐点26a,26f,26hに位置している3つの接続領域27a,27b,27c、及び一端が各分岐点26a,26b,26hに位置して他端が途中で消滅している末端領域28a,28b,28cに分割される。
そして、第1の起点23と大血管領域30の間を連通している起点領域として、接続領域27a上の第1の起点23と分岐点26aの間の領域、及び各分割領域29a,29b,29c,29dにより構成される第1の起点領域を導き出す。また、第2の起点24と大血管領域30の間を連通している起点領域として、接続領域27b上の第2の起点24と分岐点26fの間の領域、及び各分割領域29e,29f,29g,29c,29dにより構成される第2の起点領域を導き出す。更に、第3の起点25と大血管領域30の間を連通している起点領域として、分割領域29h上の第3の起点25と分岐点26dの間の領域、及び分割領域29dにより構成される第3の起点領域を導き出す。
画像データ生成部15は、探索部14から出力された血管領域22の起点領域の位置情報に対応する領域を、患部を栄養している血管の経路として強調した三次元画像データを生成して表示部17に表示する(図2のステップS5)。
図6は、表示部17に表示された患部を栄養している血管の経路として強調した三次元画像データを示した図である。この三次元画像データ20aは、領域抽出データ20の患部領域21及び血管領域22に対応する患部領域データ21a及び血管領域データ22aにより構成され、血管領域データ22aの破線で包囲した強調範囲31a内の領域が強調表示されている。強調範囲31aの領域は、血管領域22の第1乃至第3の起点領域に対応している。
このように、操作部8からの起点指定操作により、被検体Pの患部を栄養している血管の経路として強調した三次元画像データ20aを表示部17に表示することができる。これにより、被検体Pの患部を栄養している血管の経路の塞栓部位を決定するための解析が容易になる。
次に、被検体Pの患部を栄養している血管の塞栓部位を決定するために血管経路を解析する操作として、表示部17に表示された三次元画像データ20aにおける強調範囲31a内の一部の領域を指定する血管径指定操作が操作部8から行われると、計測部13は強調範囲31a内の入力により指定された位置に対応する血管径の情報を画像データ生成部15に出力する。画像データ生成部15は、計測部13から出力された血管径の情報を付加した三次元画像データを生成して表示部17に表示する。
図7は、表示部17に表示される血管径情報を付加した三次元画像データの一例を示した図である。この三次元画像データ20bと共に血管径指定操作による入力で強調範囲31a内の一部の領域を指定した矢印32bが表示される。三次元画像データ20bは、患部領域データ21a、血管領域データ22a、及び矢印32bより指定された領域の血管径である例えば「血管径2.2mm」により構成される。
このように、操作部8からの血管径指定操作により、被検体Pの患部を栄養している血管の経路に血管径の情報を付加した三次元画像データ20bを表示部17に表示することができる。これにより、被検体Pの患部を栄養している血管の形状の解析が可能となり、塞栓部位を容易に決定することができる。
また、被検体Pの患部を栄養している血管の経路を解析する操作として、表示部17に表示された三次元画像データ20aにおける強調範囲31a内の一部の領域を指定する強調範囲指定操作が操作部8から行われると、探索部14は強調範囲31a内の入力により指定された位置に対応する血管領域22における第1乃至第3の起点領域の一部の領域とこの領域を含む各第1乃至第3の起点領域に含まれる各第1乃至第3の起点23,24,25の間を連通している領域を導き出す。そして導き出した領域の位置情報を画像データ生成部15に出力する。
ここで、指定された一部の領域が第1乃至第3の起点領域の例えば分岐点26cに対応している場合、探索部14は分岐点26cとこの分岐点26cを含む第1の起点領域に含まれる第1の起点23間を連通している領域として、接続流路27a上の第1の起点23と分岐点26a間の領域及び各分割領域29a,29bを導き出す。また、分岐点26cと分岐点26cを含む第2の起点領域に含まれる第2の起点24間を連通している領域として、接続領域27b上の第2の起点24と分岐点26f間の領域及び各分割領域29e,29f,29gを導き出す。そして、導き出した領域の位置情報を画像データ生成部15に出力する。画像データ生成部15は、探索部14から出力された血管領域22の位置情報の領域を、患部を栄養している血管の経路の一部として強調した三次元画像データを生成して表示部17に表示する。
図8は、表示部17に表示される患部を栄養している血管の経路の一部として強調した三次元画像データの一例を示した図である。この三次元画像データ20cと共に強調範囲指定操作による入力で分岐点26cを指定した矢印32cが表示される。三次元画像データ20cは、患部領域データ21a及び強調範囲31c内の領域を強調表示した血管領域データ22cにより構成される。
強調範囲31cの領域は、血管領域22における接続流路27a上の第1の起点23と分岐点26a間の領域、各分割領域29a,29b、接続領域27b上の第2の起点24と分岐点26f間の領域、及び各分割領域29e,29f,29gに対応している。
このように、操作部8からの強調範囲指定操作により、被検体Pの患部を栄養している血管の経路の一部として強調した三次元画像データ20cを表示部17に表示することができる。これにより、被検体Pの患部を栄養している複雑な血管の経路を細部に亘って解析することが可能となり、塞栓部位を正確に決定することができる。
また、指定された一部の領域がこの領域を迂回する領域を有する例えば分割領域29eに対応している場合、探索部14は分割領域29eを迂回する分割領域29fを導き出す。そして、導き出した領域の位置情報を画像データ生成部15に出力する。画像データ生成部15は、探索部14から出力された血管領域22の位置情報の領域を、患部を栄養している血管の経路の一部として強調した三次元画像データを生成して表示部17に表示する。
図9は、表示部17に表示される患部を栄養している血管の経路の一部として強調した三次元画像データの一例を示した図である。この三次元画像データ20dと共に強調指定操作による入力で分割領域29eを指定した矢印32dが表示される。三次元画像データ20dは、患部領域データ21a及び強調範囲31dである分割領域29fを強調表示した血管領域データ22dにより構成される。
このように、操作部8からの強調範囲指定操作により、表示部17に被検体Pの患部を栄養している血管の経路の迂回路を強調した三次元画像データ20dを表示部17に表示することができる。これにより、被検体Pの患部を栄養している複雑な血管の経路の指定した経路を塞栓しても迂回路を経由して血液が流れるため、栄養動脈の塞栓が不完全であることの解析が可能となり、塞栓部位を正確に決定することができる。
次に、被検体Pの患部を栄養している血管経路の解析結果に基づいて塞栓部位を決定する。そして、表示部17に表示された三次元画像データ20aにおける強調範囲31a内の一部の領域を指定する塞栓部位指定操作が操作部8から行われると、探索部14は入力指定された位置に対応する血管領域22の第1乃至第3の起点領域に含まれる塞栓部位と大血管領域30上のカテーテル導入位置の2点間を連通している領域を導き出して、その位置情報を画像データ生成部15に出力する。画像データ生成部15は、探索部14から出力された血管領域22の位置情報の領域を、カテーテル挿入経路として強調した三次元画像データを生成して表示部17に表示する(図2のステップS6)。
図10は、表示部17に表示されたカテーテル挿入経路として強調した三次元画像データの一例を示した図である。この三次元画像データ20eは、患部領域データ21a及び強調範囲31e内の領域が強調表示された血管領域データ22eにより構成される。強調範囲31eの領域は、血管領域22の指定された塞栓部位である例えば分割領域29d上の位置と分岐点26e間の領域、及び大血管領域30の分岐点26eで分割される領域のカテーテル導入位置を含む領域に対応している。
このように、操作部8からの塞栓部位指定操作により、カテーテル挿入経路として強調した三次元画像データ20eを表示部17に表示することができる。そして、この三次元画像データ20eを治療時に参照することにより、三次元的な血管の走行及び塞栓部位までのカテーテル挿入経路を容易に把握できるため、被検体Pへの造影剤の注入回数を低減することができ、血管内に挿入したカテーテルを塞栓部位まで迅速に進めることができる。
三次元画像データ20eの生成により、操作部8から画像データ保存操作が行われると、画像データ生成部15は、三次元画像データ20eを記憶部16に保存する(図2のステップS7)。
次いで、治療計画終了の操作が行われると、システム制御部9は、寝台部150、撮影部100、及び画像処理部10に停止を指示する。そして、MRI装置200は、動作を終了する(図2のステップS8)。
次に、図2のステップS1乃至S8の実行により計画された治療計画に基づいて、X線診断装置300を利用して被検体Pの治療を行う。この治療では、X線診断装置300の第1のモニタに隣接して表示部17を配置する。なお、記憶部16に保存した三次元画像データ20eを例えばネットワークを介してX線診断装置300に送信し、X線診断装置300の第2のモニタに参照用画像データとして表示させるようにしてもよい。
次いで、X線診断装置300の天板上に載置された被検体PのX線透視により生成される透視画像データの透視角度及び透視部位が、表示部17に表示させた三次元画像データ20eの撮影角度及び撮影部位に一致するように、X線診断装置300のX線を被検体Pに照射するX線発生部及び被検体Pを透過したX線を検出するX線検出部の角度及び天板の位置を調整する。
そして、表示部17に表示された三次元画像データ20eを参照して、第1のモニタに表示された三次元画像データ20eと同じ角度からの透視画像データを観察しながらカテーテルを被検体Pの塞栓部位まで進めて治療を行う。なお、表示部17に三次元画像データ20eを表示すると共に、この三次元画像データ20eを例えば90°回転した他の方向からの三次元画像データを表示させるようにしてもよい。これにより、三次元的な血管の走行及び塞栓部位までのカテーテル挿入経路をより容易に把握できるため、被検体Pの血管内に挿入したカテーテルを塞栓部位まで容易に進めることができる。
以上述べた本発明の実施例によれば、領域抽出データ20の血管領域22上に起点を入力する操作部8からの起点指定操作により、被検体Pの患部を栄養している血管の経路として強調した三次元画像データ20aを表示部17に表示することができる。これにより、被検体Pの患部を栄養している血管の経路の塞栓部位を決定するための解析が容易になる。
そして、操作部8からの血管径指定操作により、被検体Pの患部を栄養している血管の経路に血管径の情報を付加した三次元画像データ20bを表示部17に表示することが可能となり、被検体Pの患部を栄養している血管の形状を解析することができる。また、操作部8からの分岐点26d及び分割領域29eを指定する強調範囲指定操作により、被検体Pの患部を栄養している血管の経路の一部として強調した三次元画像データ20c及び三次元画像データ20dを表示部17に表示することが可能となり、被検体Pの患部を栄養している複雑な血管の経路を、迂回路を含む細部に亘って解析することができる。これにより、塞栓部位を容易に且つ正確に決定することができる。
また、解析結果に基づいて操作部8から塞栓部位指定操作を行うことにより、カテーテル挿入経路として強調した三次元画像データ20eを生成することができる。そして、治療時に三次元画像データ20eを表示させることにより、被検体Pの3次元的な血管の走行及び塞栓部位までのカテーテル挿入経路を容易に把握できるため、被検体Pへの造影剤の注入回数を低減することができる。また、血管内に挿入したカテーテルを塞栓部位まで迅速に進めることが可能となり、治療時間を短縮することができる。これにより、被検体Pへの負担を軽減することができる。
本発明の実施例に係るMRI装置の構成を示すブロック図。 本発明の実施例に係るMRI装置の動作を示すフローチャート。 本発明の実施例に係る領域抽出データの一例を示す図。 本発明の実施例に係る領域抽出データにおける血管領域上の患部領域の近傍に入力された第1乃至第3の起点の一例を示す図。 本発明の実施例に係る血管領域の大血管領域、細血管領域、及び分岐点と、この分岐点で分割された領域の一例を示す図。 本発明の実施例に係る表示部に表示された患部を栄養している血管の経路として強調した三次元画像データを示す図。 本発明の実施例に係る表示部に表示される血管径情報を付加した三次元画像データの一例を示す図。 本発明の実施例に係る表示部に表示される患部を栄養している血管の経路の一部として強調した三次元画像データの一例を示す図。 本発明の実施例に係る表示部に表示される患部を栄養している血管の経路の一部として強調した三次元画像データの一例を示す図。 本発明の実施例に係る表示部に表示されたカテーテル挿入経路として強調した三次元画像データの一例を示す図。
符号の説明
P 被検体
8 操作部
9 システム制御部
10 画像処理装置
11 データ解析部
12 抽出部
13 計測部
14 探索部
15 画像データ生成部
16 記憶部
17 表示部
100 撮影部
120 架台部
121 磁石
122 傾斜磁場コイル
123 RFコイル
124 開口部
130 架台制御部
131 傾斜磁場制御部
132 静磁場制御部
133 RF送受信部
140 データ処理部
150 寝台部
151 天板
152 機構部
200 MRI装置
300 X線診断装置

Claims (8)

  1. 画像診断装置により得られたボリュームデータから患部領域及びこの患部領域に繋がる血管領域の抽出により生成された領域抽出データの血管領域上に起点の入力が可能な操作手段と、
    前記操作手段により入力された前記患部領域の近傍の起点から辿って前記血管領域の位置及び血管径を計測する計測手段と、
    前記計測手段により計測された位置情報及び血管径の情報に基づいて、前記血管領域を大血管領域とこの大血管領域の血管径よりも小さい血管径を有する細血管領域とに区分し、区分した細血管領域の内、前記操作手段により入力された起点と前記大血管領域の間を連通している起点領域を導き出す探索手段とを
    備えたことを特徴とする画像処理装置。
  2. 前記領域抽出データの三次元画像データを生成する画像データ生成手段を有し、
    前記画像データ生成手段は、前記探索手段により導き出された起点領域を強調した前記領域抽出データの三次元画像データを生成するようにしたことを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
  3. 前記画像データ生成手段により生成された三次元画像データを表示する表示手段を有し、
    前記探索手段により導き出された起点領域の内、前記操作手段からの入力により指定された位置の血管径の情報を前記表示手段に表示するようにしたことを特徴とする請求項2に記載の画像処理装置。
  4. 前記探索手段は、前記位置情報に基づいて前記血管領域の分岐点を求め、求めた分岐点に基づいて前記細血管領域を分割するようにしたことを特徴とする請求項2に記載の画像処理装置。
  5. 前記画像データ生成手段は、前記探索手段により導き出された起点領域の内、前記操作手段からの入力により指定された位置が前記分岐点である場合、この分岐点を含む起点領域に含まれる前記操作手段により入力された起点の間を連通している領域を強調した前記領域抽出データの三次元画像データを生成するようにしたことを特徴とする請求項4に記載の画像処理装置。
  6. 前記画像データ生成手段は、前記探索手段により導き出された起点領域の内、前記操作手段からの入力により指定された位置が互いに隣り合う2つの前記分岐点により分割された分割領域である場合、この分割領域とこの分割領域を含む起点領域に含まれる前記操作手段により入力された起点の間を連通している領域、及び前記分割領域を強調した前記領域抽出データの三次元画像データを生成するようにしたことを特徴とする請求項4に記載の画像処理装置。
  7. 前記画像データ生成手段は、前記操作手段からの入力により指定された前記探索手段により導き出された起点領域に含まれる塞栓部位と前記大血管領域上のカテーテル導入位置間を連通している領域を強調した前記領域抽出データの三次元画像データを生成するようにしたことを特徴とする請求項4に記載の画像処理装置。
  8. 被検体を撮影してボリュームデータを生成する撮影手段と、
    前記撮影手段により生成されたボリュームデータから前記被検体の患部領域及びこの患部領域に繋がる血管領域の抽出により生成された領域抽出データの血管領域上に起点の入力が可能な操作手段と、
    前記操作手段により入力された前記患部領域の近傍の起点から辿って前記血管領域の位置及び血管径を計測する計測手段と、
    前記計測手段により計測された位置情報及び血管径の情報に基づいて、前記血管領域を大血管領域とこの大血管領域の血管径よりも小さい血管径を有する細血管領域とに区分し、区分した細血管領域の内、前記操作手段により設定された起点と前記大血管領域の間を連通している起点領域を導き出す探索手段とを
    備えたことを特徴とする画像診断装置。
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