JP5290535B2 - 管用の連結装置 - Google Patents

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Description

本発明は、環状の外側キー溝を有する管のための連結装置に関する。該連結装置は管を挿入し、その内部で掛け金要素によって係止することができるケーシングを備えており、該掛け金要素はケーシングの環状内側キー溝ならびに管の環状外側キー溝と噛み合う一方でケーシングの開口を通して環状キー溝(複数)の接線方向にケーシングから引き抜くことができ、その場合、掛け金要素はケーシングの内側キー溝内に前もって取り付けることができ、この状態で伸縮性の変形によりケーシングへの管の挿入を受け入れ、その際に管の外側キー溝と噛み合う。
上に述べた種類の連結装置は、例えばDD 252 647 A5、DE 29 43 571 C2、DE 91 06 278.0 U1及びDE 295 18 192 U1によって知られている。上記文献によって知られている実施形態の場合、管は、掛け金要素がケーシング内に挿入され得るより以前にケーシング内に差し込まれねばならない。従って掛け金要素は、管の連結を行う際に、別個に取り扱われねばならない別個の部分を構成する。
DE 29 08 337 C2、DE 31 04 518 C2、EP 0 509 970 A1、DE 299 80 147 U1及びDE 20 2004 013 983 U1によって波型管用の連結装置が知られており、この場合にも同様に、組み立ての際に別個に取り扱わねばならない掛け金要素が存在する。
DE 29 08 337 C2、DE 299 80 147 U1及びDE 20 2004 013 983 U1の連結装置の場合、掛け金要素はU字型であり、側方からケーシング内に差し込まれて、クリップ式に波型管に噛み合わされる。掛け金要素はケーシング及び波型管を局部的に把握するだけなので、引っ張りを受けると把握個所に応力の集中が起こり、そのために連結装置の耐負荷強度を弱めることになる。
DE 31 04 518 C2及びEP 0 509 970 A1の装置の場合には、掛け金要素は固定金具方式で波型管を掴むので、この場合には原理上は力の伝達は先に述べた場合よりは有利に行われる。しかるにDE 31 04 518 C2の装置の場合には、掛け金要素は波型管だけではなく、ケーシングをも外側から掴む。そのため、掛け金要素のために外部締め金を付け足すことが必要である。
EP 0 509 970 A1の装置の場合には、掛け金要素は波型管だけを掴み、この波型管と共にケーシング内に挿入される。而してケーシング内における掛け金要素の係止は掛け金要素に接し、ケーシング内を通る切り欠きと噛み合う複数の固定アームを介して行われる。固定アームもケーシングの切り欠きも、円周方向には比較的狭いため、この場合にもやはり、引張り負荷の場合にはむしろ不利な応力集中が起こる。
EP 0 634 699 B1の波型管用連結装置の場合には、掛け金要素はあらかじめ組み込むことが可能であり、従って組み立て中に別個の部分を構成することはない。波型管は、ケーシング内に簡単に挿入され得る。掛け金要素も、波型管を実質的に全方向から掴む。しかしながら、ケーシングに対しては、EP 0 509 970 A1の場合のように、ケーシングの局部的切り欠きと噛み合う固定アームによって係止されるので、この場合にも引張り負荷の下では具合の悪い応力集中が発生する。
WO 2006/007744はケーシングを有する波型管用連結装置を提示しており、この場合には別個の部品としての掛け金要素は一般に使用されない。そのために、ケーシング自体がその周囲に配置された複数個の固定アームを備えている。複数個の固定アームが周囲に分布していることにより、固定アームの間に支持スタッドを通すための比較的大きな隙間が存在しても、連結装置は原理上引き抜き力が大きい場合により好適である。しかしながら、固定アームが直接ケーシングに作り付けされるため、挿入された波型管の環状溝への固定アームの噛み合いは、もはや簡単な方式で解除することができない。係止を解除する可能な方法の一つとして、固定アームの外側に止め環を作り付けすることが提案されている。しかしながら、固定アームの掛け金効果を解除するためには、すべての止め環に特殊な開き工具を同時に働かせねばならない。
冒頭に述べた種類の連結装置の一つが、US 6,179,347 B1によって知られている。上記文献によって知られている装置の場合には、掛け金要素は移動・脱落しないように確保されておらず、該要素自体が溝内を移動し、悪くすると回転中にケーシングから完全に抜け落ちる場合さえあり得る。特にケーシング中に挿入されている管が回転せしめられ、摩擦力によって掛け金要素が共に回転する場合にはそれが起こり得る。場合によっては、振動の影響下に掛け金要素が徐々に移動して脱落する可能性もあり、原動機に管を取り付けた場合には、特にそれに気遣わねばならない。実はUS 6,179,347 B1には従来技術として確保されている掛け金要素も記述されているが、これは前もって組み込むことが不可能で、ねじ止めの形で固定装着することによって確保されるのであり、連結装置の製作と解体に際しては、その都度手間をかけて組み込みまたは取り外しを行わねばならない。特別な部品として押さえねじ (“cap screw”) の形に作られている止めねじはケーシングの外側に突出しており、掛け金要素と同様に別個の部分を構成しているため、別個に取り扱わねばならない。
本発明は、冒頭に述べた種類の、環状の外部キー溝を有する管のための連結装置であって、組立費用を増加させることなく、望まない分解に対して安全でありながら必要時には簡単に分解することができる連結装置を提供するという課題を有している。
この課題は、特許請求範囲1に記載されている連結装置によって解決される。それによれば、本発明の連結装置は管をその中に挿入し、掛け金要素によって係止することができるケーシングを備えている。このために、掛け金要素はケーシング内側の環状キー溝、及び管外側の環状キー溝と噛み合う。ケーシングの開口を通して、掛け金要素は環状キー溝に対し接線方向に引き抜くことができる。掛け金要素はケーシングの内側キー溝内に前もって組み込むことができ、この状態で伸縮性の変形によりケーシング内への管の挿入を受け入れ、その際に管外側のキー溝と噛み合う。この前もって組み込まれた状態では、掛け金要素は特に1個のストッパ面に当たり、1個のストッパ面を掴むことによってケーシング内に配置され、確保される。
管自体は、任意の管、タンクのブッシング、あるいは管コネクタの管状部分であって、外側に1個以上の環状キー溝を備えているものならば良い。特に、波型の起伏が既に管状キー溝の形を備えている波型管であり得る。
本発明の好ましい発展形態の特徴は、従属請求項に記述されている。
以下に、本発明を実施例により図面と関連させてさらに詳しく説明する。
個々の図面中で、機能的に対応する部品には同じ参照数字を持たせてある。同種の部品が複数個ある場合には、それらの1個だけに参照数字を付ける。
図1に示されている連結装置は、スリーブ状のケーシング10、同じくスリーブ状のパッキング20、及び掛け金要素30を含んで成り、管(図中にはその末端部分が示され、参照数字40が付けられている)の連結に使用される。
ケーシングは連結端11を有する。連結端は、図1には直径が縮小したケーシング部分として示されているが、基本的には管、ホース、及びそれらに類する物の連結に適当でさえあれば、他のいかなる形態であっても良い。また連結端11には、ねじ止めによる連結のために、ねじが切られていても良い。連結端11の直径縮小によって、段差12が生じ、この段差が上述のパッキング20のための、また時にはそれに加えて管40のためのストッパとして利用される。ケーシングの連結端11を図示されている型式とは異なる形態にしたい場合には、上記段差に相当するストッパが存在すると有利である。さらにケーシング10は環状の内側キー溝13を備えており、この溝には外部に通じる1個の開口14がある。
スリーブ状のパッキング20は封止目的に適した柔軟で可撓性の材料から成り、さらにシーリングリップ等を備えていても良い。連結の密封性が特に要求されない用途の場合、パッキングを省略しても差し支えない。
掛け金要素30は閉じていない環であるが、可撓性に富んでおり、曲りを戻して真っ直ぐな形に伸ばすこともできる。帯状の本体要素31に付属して、ある傾斜角で下から内側に向けて突出する複数の固定アーム32を備えている。掛け金要素30の前端33及び後端34には、厚みの大きな部分がある。
管40は波型管であり、従って波型の谷部分41と山部分42を備えている。外部から見た場合、波型管40の波型の谷部分41が、管状の外側キー溝を構成している。
パッキング20及び掛け金要素30は、ケーシング10内にあらかじめ組み込んでおくことができる。このためには、まずパッキング20を挿入し、それがケーシング10の段差12に当たって止まるまで押し込む。掛け金要素30の組み込みは、好ましくはケーシング10側面の開口14を通じて行われ、該開口を通して掛け金要素を環状の内側キー溝13中に接線状に挿入する。別の方法として、掛け金要素をパッキングの組み込みと同様に、ケーシングの主開口を通して組み込むこともできる。掛け金要素の向きは、固定アーム32の自由端がケーシング10の内側とは逆に向くように、すなわちケーシング10の連結端とは逆方向を向くようにする。この向きは、例えば掛け金要素の非対称な形状、及び/または開口14によって強制し、確認することができる。掛け金要素30は、その厚みの大きな後端34が開口14の挿入方向前方のストッパ面に当たるまで挿入される。その場合、掛け金要素30の同様に厚みが大きくなっている前端33は、内側のキー溝を一周した後に再び開口14内に現れ、開口の挿入方向後方のストッパ面と噛み合う。掛け金要素30は、このようにして内側キー溝13内に回転しないように配置されて確保され、その際に該要素の厚みが大きくなっている後端34は常に開口14の「窓」内に視認されて触れることも可能であるが、ケーシング10の外に突出することはない。図2中では、この後端はケーシングを外部と強制的に遮断する。また、掛け金要素30によって、パッキングもケーシング10内に確保される。何故なら、掛け金要素の固定アーム32がケーシングの自由横断面内に突出しているからである。
このようにしてパッキング20及び掛け金要素30があらかじめ組み込まれたならば、掛け金要素は直ちに使用することができる。
図示されている波型管のような管40との連結結合を実施するためには、管を長手方向にケーシング10中に挿入するだけで良い。管が挿入される際、斜めに内側に向かって突出している掛け金要素30の固定アーム32それぞれは、管40の波型の山部分42によって外向きに弾性的に歪められ、波型の山形部分42に続く波型の谷部分41、すなわちこれによって構成される管40外側の環状キー溝と噛み合う。それに相当する状況が図3に示されており、この場合には管40は(好ましい態様に従って)ケーシングの段差12に接触するまで前方に押し込まれており、そのため固定アーム32は管の前端から数えて4番目の波型の谷、すなわち4番目の管外側キー溝と噛み合っている。最前部の3個の波型の山42がパッキング20に接触していることにより、密封効果が増強されるため、この装置は流体導管の連結、もしくはそれに類する用途に使用することが可能であろう。
そのように係止された管40は、もはやケーシングから抜き取ることはできない。その場合、この装置はセルフロッキング式である。すなわち、引張り応力の作用下では掛け金要素の固定アーム32はさらに直立し、管40外側のキー溝41内に一層深く食い込み、断面積をさらに縮小させるであろう。この場合、固定アーム32の自由端がさらに内側向きに曲っていることが有利に作用する。また、固定アームが密に配置され、かつ実質的に全周にわたって分布しているために、負荷の分布が最適な状態となり、その結果大きな引張り応力に耐えることができる。管40が掛け金要素30を囲む角度は約360度であり、270度未満であってはならず、図示されている実施例の場合には340度である。
係止を解除するためには、掛け金要素30をケーシング10からケーシングの開口14を通して接線方向に引き抜くのであるが、その場合、ケーシングの開口14内で手が届く掛け金要素の厚みが増大している後端34を、例えば尖った工具で把握することができる。工具を当てるために、厚みの大きな後端34に、さらに小さな孔、またはそれに類する物を設けることもできる。
図4、5及び6に、掛け金要素30の別の実施形態を示す。これらは、いずれも本発明の範囲内で同様に使用することができる。
図4の掛け金要素30は、前述の掛け金要素30に最も近いもので、後者と同じく帯状の本体要素31と、それに付属して形成されている、斜め内側向きの固定アーム32を有する。前述の掛け金要素30では帯状の本体要素31は固定アーム32を変形させてもその向きが変化しないのに対し、この場合には固定アーム32が変形すると帯状の本体要素31も共に捩れる点が異なる。固定アーム32自体は、本体要素31に対して可撓性を持たぬに等しい。従って、掛け金要素30全体そのものが、管の挿入時、あるいは引っ張り応力を受けた場合には捩じられる。
図5の掛け金要素30の場合には、帯状の本体要素31は固定アームの真ん中に配置されている。この場合、本体要素31は固定アーム32の回転軸と理解することができる。
図6の掛け金要素30はジグザグ状に屈曲した形であり、従ってこの場合には本体要素と固定アーム32は、もはや区別され得ない。図4及び図5の掛け金要素の場合のように、要素30の弾性変形は、要素全体そのものの捩じれによって起こる。図6の実施形態を有する掛け金要素は、引張り応力を伝達するための可能な応力伝達面35及び36と、スリット状の穿孔37の間の、特に有利な関係を提供する。それによって、組み込みの容易さと、より大きな引き抜き強度とが、併せて得られる。
図7は、図6の掛け金要素30の固定アーム32が、ケーシング10内側の特別に有利な形状を有するキー溝13と、波型管40外側の溝41に噛み合い得る様子を模式的に示している。この場合、内側のキー溝13は片側が丸く角を取られた横断面を有し、この横断面が、掛け金要素30自体が波型管40を挿入する際に捩じれることを容易にし、かつそれにより挿入に必要な横断面を解放する。他方では、その横断面は、固定アーム32が引き抜き力の作用を受けると溝41内に楔のように食い込む。図4及び図5の実施形態においても、ケーシング10内側のキー溝13に、同様の横断面を持たせることができる。
図1の掛け金要素30に比べて図4 ~ 6の掛け金要素30は頑丈であり、管を無理に引き抜こうとする力により強く抵抗することができる。図1の実施形態の場合には、それ自体は共に変形することができない本体要素31に付属している固定アーム32だけが歪むので、それ故に固定アームが管の挿入に対抗する抵抗力が過大にならないように、むしろ金銀線細工に似た華奢な構造が形成されねばならない。
図8には、図6の掛け金要素30に見られるスリット状の穿孔を省略した掛け金要素30の実施形態が示されている。この実施形態は、特に柔軟な材料、すなわち環状のケーシング内側キー溝13内できわだった伸縮性を有する材料に好適である。そのような材料の伸縮性によって、一体構造の係止ばねが捩じり運動をする場合、表面層領域内における伸縮が可能になる。
図9aは、ケーシング50、O-リング型のパッキング60、及び図6の掛け金要素の方式に従ったジグザグ形状の掛け金要素30を備え、管70の連結に使用される本発明の連結装置のさらに別の実施形態を示す。但し、この構成における掛け金要素は、図1 ~ 3、図4、図5、もしくは図8の形状を有するものであっても良い。
ケーシング50はやはりスリーブ状の形態であり、ケーシングの段差52、掛け金要素30を嵌め込むための第1の環状内側キー溝53、及びO-リング型パッキング60を嵌め込むための第2の環状内側キー溝55を備えている。図1のケーシング10に比べて、このケーシング50は軸方向の全長が小さい。これは、O-リング型パッキング60がスリーブ状形態のパッキング20よりも場所をとらないためである。図1のケーシング10における連結端11に比すべき連結端はケーシング50の場合には図示されていないが、同様に存在しても良いであろう。
図9 aに示されている掛け金要素30は、左回り、すなわち逆時針方向にケーシング50から抜き取ることができる。但し、下の図9 bに示されているような、右回り、すなわち時針方向に取り外し得る掛け金要素を備えた逆の配置も可能である。場所の割合が狭い場合には、いずれの回転方向で掛け金要素を抜き取り得るかが、状況によってはある役割を演ずることがあり得る。一般に、本発明の実施形態は種々の方式で形成することが可能である。
その他の点では、図9における連結されている管70は波型管ではなく、1個の狭い部分に1個だけの外側キー溝71を有するものである。これは、本発明が種々異なった種類の管の連結に応用可能であることを示している。O-リング型パッキング60は、外側キー溝71の前方で、管の滑らかな外面72に対して密封効果を及ぼす。
図1 ~ 図3に示した実施形態に関連して、ケーシング10内にあらかじめ組み込まれた掛け金要素30を回転しないように配置する可能な方法について、既に説明した。回転防止処置は、この実施形態においては、掛け金要素をあらかじめ組み込む際に自動的に行われる。すなわち回転防止処置を実施もしくはアクティブ化するために、特別な方策または取扱いを付け加える必要は皆無である。また前述の回転防止処置は、掛け金要素30の厚みの大きな前端33をケーシング内部に向けて押し込み、ケーシング開口14の挿入方向後縁との噛み合いを外すことによって容易に解除することもできる。
以下、図10 ~ 図16により、掛け金要素をあらかじめ組み込む際に特別な取扱いを付け加えることなく実施され、また容易に解除することが可能な掛け金要素の回転防止処置の、さらに別の実施形態について説明する。その場合、図10 a、図11、図13 a、図14 a、及び図15は、いずれも図示されているケーシングに管の先端を挿入する方向から見た断面を示す。
図10の実施形態では、掛け金要素30は引き抜き方向とは逆の挿入方向に関する前端33と後端34、及び後端34の領域に形成されている固定ノーズ34.1を有する。ケーシング10は、内側キー溝13の一端に第1のストッパ13.1を、また開口14の領域に第2のストッパ14.1を有する。あらかじめ組み込まれた状態では、掛け金要素30はその前端33が第1のストッパ13.1に当たっていることによって挿入方向の回転が起こらぬように、また第2のストッパ14.1が固定ノーズ34.1を掴む、すなわち後方から保持することによって引き抜き方向の回転が起こらぬように確保されている。
図10 bから見て取れるように、ケーシングの開口14は掛け金要素30、つまりその後端34の横断面よりも広げられ、掛け金要素30、つまりその後端34を、掛け金要素固有の弾性に逆らって長手方向Lの周囲に回転させ(つまり捩じり)、固定ノーズ34.1の第2ストッパ13.1との噛み合いを外すことができるようになっている。その後に、掛け金要素30をケーシングの開口14から引き抜くことができる。掛け金要素30をあらかじめ組み込む際には、掛け金要素30が完全に内側キー溝13内に挿入され、その前端が第1のストッパ13.1に当たるとすぐに、固定ノーズ34.1は掛け金要素30の弾性の作用で自然に第2ストッパ12.1の後方と噛み合う。
掛け金要素30の回転防止処置を解除するための先に説明した操作を簡易化するためには、図11に示すように、この掛け金要素にケーシング10から突出した小さな部分34.2を設け、掛け金要素30の回転、すなわち捩じれが生ずるように、直接手で操作することができる。図12に示すように、掛け金要素30の後端34に、工具80を当てるために、例えば小さな孔を備えた挿入孔34.3を設けることもできる。この場合には、掛け金要素30をケーシング10内に完全に没入させることができる。図11及び図1の両方の方策を併用することも、言うまでもなく可能であろう。
図13 aは、連結装置の一実施形態におけるケーシング10を示す。ケーシングは、その内部に回転不可能な態様で配置され確保された掛け金要素30を有し、掛け金要素30は図10のそれと同様にその前端33が第1のストッパ面13.1に当たることによって挿入方向の回転が、また第2のストッパ面14.1が固定ノーズ34.1と噛み合うことによって引き抜き方向の回転が起こらぬように確保されている。
図10の実施形態とは異なり、この場合のケーシング開口14は、掛け金要素30、すなわちその後端34の横断面に比べて、掛け金要素30、すなわちその後端34自体がその固有の弾力に抗して長手方向Lに対して側方に曲り、その結果固定ノーズ34.1と第2のストッパ14.1の噛み合いが外れ得るように拡げられている。図13 bに、この回転防止処置解除方式が、もう1度模式的に説明されている。この実施形態の場合も、図11及び/または図12の処置によって利用され得る。
図14の実施形態は、掛け金要素30の解除機構に関しては図13の実施形態に対応している。しかしながら、この場合は挿入方向の回転に対する掛け金要素30確保の方式が異なっている。その挿入方向前端33が内側キー溝13の一端に当たる代わりに、掛け金要素30はその後端34の領域に追加の固定ノーズ34.4を、またケーシング10は開口14の領域に追加のストッパ面14.2を備えている。あらかじめ組み込まれた状態における掛け金要素は、追加の固定ノーズ34.4が追加のストッパ面14.2に当たることによって挿入方向の回転が起こらないように確保されている。その場合、掛け金要素の前端33は、内側キー溝13の末端13.2から、ある間隔を有することが好ましい。この発展形態には、掛け金要素30の位置決めが掛け金要素全長の公差によって左右されることがなく、より正確になるという利点がある。
図15の実施形態は図14のそれに対応するものであるが、この場合には掛け金要素30をケーシング10から引き抜き方向に移動させるための補助装置が追加されている。この補助装置はラチェット方式で機能するものであり、そのために、掛け金要素30の後端34に接してこれから突出しているばね腕34.5と、ケーシング開口14に接して複数の段が付いている係止面14.3が備えられている。ばね腕34.5は、係止面14.3とラチェットの戻り止めの方式で噛み合っている。
補助装置を例えば指で突出部34.2を押すことによって操作すると、それによってばね腕34.5は掛け金要素30とは逆向きに曲り、それによって掛け金要素を僅かに外向きに押す。突出部を放すと、ばね腕は係止面14.3の1段分だけ外向きに跳ね返る。その後に、場合によっては上記の手順を複数回反復することができる。
図16 a及び図16 bに、それぞれ固定ノーズ34.1、及び工具(例えば工具80に相当するもの)のための挿入口34.3を備えたジグザグ状形態の掛け金要素30を示す。
掛け金要素30はさらに、ケーシング開口14を覆う接着板を用いてケーシング内に確保することもできる。その場合、接着板は再使用可能な特性、あるいは封印の機能を満たすものであって良い。容易に取り外せるように、接着板に粘着性を持たないグリップ縁を備えることもできるであろう。
また本発明は、1個だけの掛け金要素の使用に限定されるものではない。相前後して配複数個の掛け金要素が配置されていても良く、それによって引き抜き強度が高められるであろう。
同様に(あるいは複数個の掛け金要素と組み合わせて)、封止効果を高めるために複数個のパッキング、特にO-リング型のパッキングもしくは別の実施形態である紐状パッキングを配置することもできる。ここでは、別の紐状パッキングの形態の例として、クロスリング型パッキングを挙げておきたい。
本発明の連結装置の部品は、すべて高分子系材料、好ましくはポリアミド系の材料から、射出成形法で製作することができる。図1に示されているタイプの掛け金要素を製作するためには、固定アームが十分な可撓性を持ち、負荷によって破壊されないように、あまりに剛性であってはならない。例えば破断伸び率 > 50 % の6-ナイロン樹脂が、この条件を満足するであろう。それに対して図4 ~ 図6の掛け金要素の製作には、破断伸び率 < 5 % の、剛性の大きな耐熱性ポリアミド樹脂(一部芳香族、一部結晶質の高融点ポリアミド樹脂)を使用することができる。この掛け金要素自体は全体として捩じれることが少ない故である。
ここに説明した本発明の連結装置は、好ましくは機械製造の領域、ロボット工学及び鉄道車両に用いられる波型のケーブル保護管の分野に、また工業及び自動車構造における媒質輸送用導管(流体導管)の分野に応用される。
本発明の管連結装置の分解図である。 図1の連結装置のケーシング、及びその内部にあらかじめ組み込まれ、回転不可能な態様で配置され確保されている掛け金要素、ならびにその内部にあらかじめ組み込まれているパッキングを、一部切り開いて示した図。 連結装置に管が連結されている状態を一部切り開いて示した図。 掛け金要素の第1の別の実施形態を示す図。 掛け金要素の第2の別の実施形態を一部切り開いて示した図。 掛け金要素の第3の別の実施形態を示す図。 図6の掛け金要素の波型管との固定方式を模式的に示す断面図。 掛け金要素の第4の別の実施形態を示す図である。 掛け金要素のさらに別の実施形態を一部切り開いて示した図で、逆時針方向に取り外し得る掛け金要素を備えた型式を示す図。 掛け金要素のさらに別の実施形態を一部切り開いて示した図で、時針方向に取り外し得る掛け金要素を備えた型式を示す図。 連結装置の一実施形態におけるケーシングと、その中に回転不可能な態様で配置され、確保された掛け金要素の横断面を示す図。 連結装置の一実施形態における捩りによる確保解除の方式をX方向から見て模式的に示す図。 図10 aの実施形態であるが、掛け金要素がケーシングから突出した部分を有する形態を示す図。 図10 aのケーシング及び掛け金要素を一部切り開いて示した図(この場合、掛け金要素の末端は、同様に図示されている工具のための挿入口を備えている)。 連結装置の一実施形態におけるケーシングと、その中に回転不可能な態様で配置され、確保された掛け金要素の横断面を示す図。 連結装置の一実施形態における側方に曲げることによる確保解除の方式をX方向から見て模式的に示した図。 図13に相当する実施形態であるが、但しケーシング内での回転に対する掛け金要素の確保が別法によって解除される形態を示す図。 図13に相当する実施形態であるが、但しケーシング内での回転に対する掛け金要素の確保が別法によって解除される形態を示す図。 図14 aに相当する実施形態であるが、但しケーシングから掛け金要素を抜き取るための補助装置が追加されている形態を示す図。 固定ノーズ、及び工具のための挿入口を持つジグザグ形の掛け金要素を示す斜視図。 固定ノーズ、及び工具のための挿入口を持つジグザグ形の掛け金要素を示す斜視図。
符号の説明
10 ケーシング
11 ケーシングの連結端
12 ケーシングの段差
13 ケーシング内側の環状キー溝
13.1 第1のストッパ面
13.2 内側キー溝13の末端
14 ケーシング内の環状キー溝に通じる開口
14.1 第2のストッパ面
14.2 追加のストッパ面
14.3 係止面
20 スリーブ状のパッキング
30 掛け金要素
31 帯状の本体要素
32 固定アーム
33 前端
34 後端
34.1 後端に付属する固定ノーズ
34.2 突出部
34.3 挿入口
34.4 追加の固定ノーズ
34.5 ばね腕
40 波型管
41 波型管の波型の谷部分(外側の環状キー溝)
42 波型管の波型の山部分
50 ケーシング
52 ケーシングの段差
53 ケーシング内の第1の環状キー溝
55 ケーシング内の第2のキー溝
60 O-リング型パッキング
70 管
71 管の環状キー溝
72 管の封止面
80 工具

Claims (25)

  1. 外側に環状キー溝 (41) を有する管 (40) のための連結装置であり、内部に前記管 (40) を挿入し、掛け金要素 (30) によって係止することができるケーシング (10) を備えていて、前記掛け金要素 (30) はケーシング内側の環状キー溝 (13) ならびに管 (40) 外側の環状キー溝 (41) と噛み合い、また前記ケーシング(10)内で係止された前記管(40)の係止を解除するために、前記掛け金要素は前記ケーシング (10) に設けられた開口 (14) を通して前記ケーシングから環状キー溝 (13, 41) に対し接線方向に引き抜くことが可能であり、かつ前記掛け金要素 (30) が前記ケーシング (10) 内側の環状キー溝 (13)にあらかじめ組み込むことができ、この状態で伸縮性の変形により前記ケーシング (10) への前記管 (40) の挿入を受け入れ、前記管 (40) 外側の環状キー溝 (41) 内に係止される連結装置において、前記掛け金要素 (30) がこの係止状態で前記ケーシングに設けられた挿入方向前方のストッパ面(13.1; 14.2)に当たることと、挿入方向後方のストッパ面(14.1) を掴むことによって前記ケーシング (10) 内に回転不可能な態様で配置され、確保されることを特徴とする連結装置。
  2. 前記連結装置において、前記管(40) が前記掛け金要素 (30) を囲む角度は270度以上であることを特徴とする請求項1記載の連結装置。
  3. 前記連結装置において、前記掛け金要素 (30) が、それ自体捩じれ得ること、及び/または弾性的に曲り得る複数の固定アーム (32) を備えていることを特徴とする請求項2記載の連結装置。
  4. 前記連結装置において、前記固定アーム (32) が帯状形態の本体要素 (31) に接して、ある傾斜角を持たせて作り付けられていることを特徴とする請求項3記載の連結装置。
  5. 前記連結装置において、前記掛け金要素 (30) が、ジグザグ状の形態であることを特徴とする請求項3記載の連結装置。
  6. 前記連結装置において、前記掛け金要素 (30) が、少なくとも係止領域に沿って一様な横断面を有することを特徴とする請求項3記載の連結装置。
  7. 前記連結装置において、前記掛け金要素 (30) 全体が前記ケーシング内に没入可能であることを特徴とする請求項1 〜 6のいずれか1つに記載の連結装置。
  8. 前記連結装置において、前記掛け金要素 (30) が厚みの大きな末端 (34) を有し、あらかじめ組み込まれた状態においては、前記厚みの大きな末端が前記ケーシングの前記開口 (14) の1個のストッパ面に当たっていることを特徴とする請求項1 〜 7のいずれか1つに記載の連結装置。
  9. 前記連結装置において、前記掛け金要素 (30) が引き抜き方向とは逆の挿入方向に関して厚みの大きな前端 (33) ならびに厚みの大きな後端 (34) を有すること、前記ケーシングの前記開口 (14) が挿入方向前方のストッパ面挿入方向後方のストッパ面を有すること、及び前記掛け金要素 (30) がそのあらかじめ組み込まれた状態においては、前記厚みの大きな後端 (34) が前記ケーシングの前記開口 (14) の前記挿入方向前方のストッパ面に当たっていること、及び前記ケーシングの前記開口 (14) の前記挿入方向後方のストッパ面を、前記厚みの大きな前端 (33) が掴んでいることにより、回転不可能な態様で前記ケーシング (10) 内に配置され、確保されていることを特徴とする請求項1 〜 8のいずれか1つに記載されている連結装置。
  10. 前記連結装置において、前記掛け金要素 (30)が引き抜き方向とは逆の挿入方向に関して前端 (33) ならびに後端 (34)、及び後端 (34) の領域に形成された固定ノーズ (34.1) を有すること、前記ケーシング (10) が、内側キー溝の一端に接して第1のストッパ (13.1) を、また前記開口 (14) の領域に第2のストッパ (14.1) を有すること、及び前記掛け金要素 (30) が、それがあらかじめ組み込まれた状態では、前記前端 (33) が前記第1のストッパ (13.1) に当たることによって挿入方向の回転が起こらぬように、また前記第2のストッパ (14.1) が前記固定ノーズ (34.1) と噛み合う、すなわち後方から保持されることによって引き抜き方向の回転が起こらぬように確保されていることを特徴とする請求項1 〜 8のいずれか1つに記載されている連結装置。
  11. 前記連結装置において、前記掛け金要素 (30) が引き抜き方向とは逆の挿入方向に関して前端 (33) ならびに後端 (34)、及び前記後端 (34) の領域に形成された固定ノーズ (34.1) 及びさらに追加された固定ノーズ (34.4) を有すること、前記ケーシング (10) が前記開口 (14) の領域の内部寄りに位置する第2のストッパ (14.1) 及び外部寄りに位置する第3のストッパ (14.2) を有すること、及び前記掛け金要素 (30) が、それがあらかじめ組み込まれた状態では、前記追加された固定ノーズ (34.4) が外部寄りに位置する第3のストッパ (14.2) に当たることによって挿入方向の回転が起こらぬように、また前記第2のストッパが掛け金要素の前方固定ノーズ (34.1) と噛み合う、すなわち後方から保持されることによって引き抜き方向の回転が起こらぬように確保されていることを特徴とする請求項1 〜 8のいずれか1つに記載されている連結装置。
  12. 前記連結装置において、前記掛け金要素 (30) の前記前端 (33) が、そのあらかじめ組み込まれた状態では、内側キー溝 (13) の一端 (13.2) からの、ある間隔を有することを特徴とする請求項11記載の連結装置。
  13. 前記連結装置において、前記掛け金要素 (30) の、そのあらかじめ組み込まれた状態における回転に対する確保が、前記後端 (34) を捩じることによって解除可能であることを特徴とする請求項10 〜 12のいずれか1つに記載されている連結装置。
  14. 前記連結装置において、前記掛け金要素 (30) の、そのあらかじめ組み込まれた状態における回転に対する確保が、前記後端 (34) を側方に曲げることによって解除可能であることを特徴とする請求項10 〜 12のいずれか1つに記載の連結装置。
  15. 前記連結装置において、前記掛け金要素が前記後端 (34) の領域に、前記掛け金要素 (30) のあらかじめ組み込まれた状態における、引き抜き方向への回転に対抗する確保を解除するための工具 (80) 用の挿入口 (34.3) を備えていることを特徴とする請求項13または14記載の連結装置。
  16. 前記連結装置において、前記掛け金要素がそのあらかじめ組み込まれた状態で、あらかじめ組み込まれた状態における前記掛け金要素 (30) の引き抜き方向への回転に対抗する確保を解除するための手掛かりとして利用し得る、前記ケーシング (10) からの突出部を有することを特徴とする請求項12 〜 15のいずれか1つに記載の連結装置。
  17. 前記連結装置において、該装置が前記掛け金要素 (30) を前記ケーシング (10) から脱出する方向に動かすための補助装置を、前記掛け金要素 (30) の前記後端 (34) を側方に曲げることによって操作される、ばね腕 (34.5) と複数の段差が付けられた係止面 (14.3) を持つラチェットの形で備えていることを特徴とする請求項14及び16記載の連結装置。
  18. 前記連結装置において、前記ケーシング内側のキー溝 (13) が角を落として丸くした断面を備えていることを特徴とする請求項1 〜 17のいずれか1つに記載の連結装置。
  19. 前記連結装置において、パッキング (20)、特にスリーブ状形態の平面パッキングまたはO-リング型パッキングを備えていることを特徴とする請求項1 〜 18のいずれか1つに記載の連結装置。
  20. 前記連結装置において、パッキング (20) が前記管 (40) の挿入方向に関して前記掛け金要素 (30) よりも先に配置されていることを特徴とする請求項19記載の連結装置。
  21. 前記連結装置において、複数個の前記掛け金要素 (30) が相前後して配置されていることを特徴とする請求項1 〜 20のいずれか1つに記載の連結装置。
  22. 前記連結装置において、複数個の前記パッキング (20) が相前後して配置されていることを特徴とする請求項19 〜 21のいずれか1つに記載の連結装置。
  23. 前記連結装置において、その部分品が高分子材料で作られたものであることを特徴とする請求項1 〜 22のいずれか1つに記載の連結装置。
  24. 請求項1 〜 23のいずれか1つに記載されている連結装置の、機械類の製作、ロボット技術、あるいは鉄道車両の分野に用いられる波型のケーブル保護管の領域への使用方法
  25. 請求項1 〜 23のいずれか1つに記載されている連結装置の、工業もしくは自動車構造における媒体輸送導管の領域への使用方法
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