JP5289789B2 - 飲料供給装置 - Google Patents

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本発明は、粉末原料を液体に溶解させることにより得られた飲料を利用者に提供するための飲料供給装置に関するものである。
従来、この種の飲料供給装置としては、飲料の原料としての粉末原料を放出する放出口が設けられた原料容器と、放出口近傍の粉末原料を加熱するための電熱ヒータとを備え、電熱ヒータを放出口の上方に配置することにより、原料容器の放出口付近の粉末原料を電熱ヒータによって加熱することにより、粉末原料の湿気による固化防止するようにしたものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
前記飲料供給装置では、粉末原料を溶解させる液体を供給する液体供給手段と、原料容器から放出された粉末原料と液体供給手段によって供給された液体とを混合するミキシングボウルと、原料容器の放出口から放出された粉末原料をミキシングボウルに案内するシュータとを備え、ミキシングボウル内において液体によって粉末原料を溶解させるようになっており、ミキシングボウル内の湿気によってシュータの内面が結露するおそれがある。
そこで、電熱ヒータをシュータの前面に配置することにより、シュータ内の加熱された空気によって放出口近傍の粉末原料を加熱して湿気による固化を防止すると共に、シュータを構成する部材を加熱してシュータ内面の結露を防止するようにしたものが知られている(例えば、特許文献2参照)。
特開平11−296743号公報 実開平2−149488号公報
前記各飲料供給装置では、電熱ヒータが放出口の上方またはシュータの前面に設けられているため、メンテナンス等を行う作業者が電熱ヒータに触れてしまうおそれがある。また、電熱ヒータが金属製のカバーによって覆われて外側に露出しない構造であっても、金属製のカバーは電熱ヒータの放出する熱によって加熱されて高温となるため、作業者が電熱ヒータによって加熱された金属製のカバーに触れてしまうおそれがある。
本発明の目的とするところは、粉末原料の固化を確実に防止するとともに、安全性の向上を図ることのできる飲料供給装置を提供することにある。
本発明は前記目的を達成するために、飲料の原料としての粉末原料を放出する放出口が設けられた原料容器と、放出口近傍の粉末原料及び放出口近傍に位置する部材を加熱するための電熱ヒータと、原料容器の放出口から放出された粉末原料を下方の所定位置に案内するシュータとを備えた飲料供給装置において、前記電熱ヒータを、金属よりも熱伝導率の小さい部材によって覆うとともに、放出口の下方に設け、前記シュータを、粉末原料を案内するシュート部材と、電熱ヒータの熱を放出口近傍に伝導させる熱伝導板とから構成し、放出口のシュータ側の空間の側面及び上面の少なくとも一部に熱伝導板を配置するとともに、その他の部分にシュート部材を配置し、電熱ヒータ側の部材に、熱伝導板を挿入することにより、シュータを取り付け可能なスリットを設け、電熱ヒータを、スリットに挿入された熱伝導板に電熱ヒータの熱が伝導するようにスリット内に配置している。
これにより、電熱ヒータが金属よりも熱伝導率の小さい部材によって覆われるとともに、放出口の下方に設けられることから、電熱ヒータが外側に露出したり、電熱ヒータの熱が外側から触れ易い部材に伝導したりすることはない。また、シュータが、粉末原料を案内するシュート部材と、電熱ヒータの熱を放出口近傍に伝導させる熱伝導板とから構成され、放出口のシュータ側の空間の側面及び上面の少なくとも一部に熱伝導板が配置されるとともに、その他の部分にシュート部材が配置されることから、放出口の前方の空間の空気を側面及び上面がシュート部材及び熱伝導板によって囲まれた状態で加熱することができる。更に、電熱ヒータ側の部材に、熱伝導板を挿入することにより、シュータを取り付け可能なスリットが設けられ、電熱ヒータが、スリットに挿入された熱伝導板に電熱ヒータの熱が伝導するようにスリット内に配置されることから、メンテナンス等を行う作業者が不用意に電熱ヒータに触れることが防止される。
本発明によれば、電熱ヒータが外側に露出したり、電熱ヒータの熱が外側から触れ易い部材に伝導したりすることはないので、メンテナンス等を行う作業者が不用意に電熱ヒータまたは加熱された部材に触れることはないため、安全性の向上を図ることが可能となる。また、放出口の前方の空間の空気を側面及び上面がシュート部材及び熱伝導板によって囲まれた状態で加熱することができるので、放出口内の粉末原料の固化を確実に防止することが可能となる。更に、メンテナンス等を行う作業者が不用意に電熱ヒータに触れることを確実に防止することができるので、安全性を更に向上させることが可能となる。
図1乃至図9は本発明の一実施形態を示すもので、図1は飲料供給装置の全体斜視図、図2は飲料供給装置の概略構成図、図3は飲料供給装置の要部斜視図、図4は飲料供給装置の要部分解斜視図、図5は飲料供給装置の要部側面断面図、図6はシュータの取り付け状態を示す飲料供給装置の要部側面断面図、図7は制御系を示すブロック図、図8は送風機に関する制御部の動作を示すフローチャート、図9は電熱ヒータに関する制御部の動作を示すフローチャートである。
この飲料供給装置は、図1に示すように、例えばコーヒー、紅茶、緑茶、ココア等の飲料を生成し、生成した飲料をカップに入れて提供するものである。
飲料供給装置は、前面が開口された箱状の本体1と、本体1の開口を開閉する外扉2と、飲料の原料となる粉末原料を収納するための複数の原料容器としてのキャニスタ3と、粉末原料を溶解させる湯を貯えるための液体供給手段としての温水タンク4と、キャニスタ3から放出された粉末原料と温水タンク4から放出された湯を混合するための複数のミキシングボウル5と、キャニスタ3から放出された粉末原料をミキシングボウル5内に導くためのシュータ6と、ミキシングボウル5内に残る粉末原料や蒸気など水分を含む空気を排出するためのダストボックス7とを備えている。
本体1は、内部にキャニスタ3、温水タンク4、ミキシングボウル5、シュータ6及びダストボックス7等の飲料生成に関する機器が収納されるようになっている。
外扉2は、幅方向一端が本体に回転自在に支持されており、商品選択ボタン2aと、カップ搬出口2bが設けられている。
各キャニスタ3は、上面が開口された縦長の箱状に形成され、例えば耐熱性ABS等、金属よりも熱伝導率の小さい部材からなるキャニスタトレイ3aの上に互いに幅方向に並べられている。各キャニスタ3は、上面開口から粉末原料が内部に投入されるようになっており、上面開口は蓋3bによって閉鎖されるようになっている。更に、キャニスタ3の前面下端側には、前方に延びる筒状に形成された放出口3cが設けられ、放出口3cの内部には図示しないモータによって回転するスクリューコンベア等の粉末原料を搬送する機構を有し、生成する飲料に応じた量の粉末原料を放出口から放出するようになっている。
温水タンク4は、貯えられた水を加熱して約90°の湯とするための図示しないヒータを有し、給湯管4aを介して湯を各ミキシングボウル5に供給するようになっている。また、各給湯管4aには、湯の供給及び供給の停止を切り換えるための電磁弁4bが設けられている。
各ミキシングボウル5は、漏斗のような逆円錐状に形成された部材からなり、上面に粉末原料を投入するための原料投入口5aが設けられ、側面に給湯管4aが接続されている。また、ミキシングボウル5の下端側には、飲料抽出管5bが接続され、ミキシングボウル5内において生成された飲料をカップAに注入するようになっている。
各シュータ6は、粉末原料を案内するためのシュート部材6aと、後述する電熱ヒータの熱が伝導する熱伝導板6bとから構成されている。
シュート部材6aは、金属板を屈曲することによりシュータ6の前面側及び左右両側面側を構成するように設けられ、下方に向かって幅寸法が小さくなる溝状に形成されている。また、シュート部材6aの幅方向両側には、熱伝導板6bに設けられた上下に延びるスリット6cに係合可能な係合部6dが設けられ、熱伝導板6bにシュート部材6aが取り付けられるようになっている。
熱伝導板6bは、金属板を屈曲することにより、シュータ6の上面に位置する上面部6e、シュータ6の背面側の上部に位置する背面部6f及びシュータ6の背面側から後方に延びる舌部6gからなる。熱伝導板6bの背面部6fには、シュート部材6aの係合部6dが係合可能なスリット6cが幅方向両側に設けられ、キャニスタ3の放出口3cが設けられた筒状部を挿入可能な孔6hが設けられている。即ち、キャニスタ3の放出口3cにシュータ6が取り付けられた状態において、放出口3cの前方の空間は、背面側及び上面側に設けられた熱伝導板6bの上面部6e及び背面部6fと、前面側及び左右両側面側に設けられたシュート部材6aとによって囲まれている。
ダストボックス7は、前面を開口した箱状のダストボックスケース7aと、上面を開口した箱状に形成され、ダストボックスケース7aの開口に対して挿抜可能なダストボックストレイ7bとから構成され、それぞれ例えばガラスフィラ15%入りPP等、金属よりも熱伝導率の小さい部材からなる。また、ダストボックス7は、キャニスタトレイ3aの前端下面側に設けられ、ダストボックストレイ7bの前面に各ミキシングボウル5がダクト5cを介して接続され、ダストボックスケース7aの背面側の下面にダクト7cが接続されている。ダクト7cには、ミキシングボウル5内の空気を外部に排出するための送風機7dが設けられている。ダストボックストレイ7bの底面には、空気流通用の切り欠きが設けられた立ち上がり部7eが設けられるとともに、底面の高さが前面側よりも背面側が高くなるように階段状に形成されている。また、ダストボックストレイ7bの背面側は、ダクト7cと連通するようになっている。
ダストボックスケース7aの上面には、各キャニスタ3の放出口3c付近の粉末原料及びシュータ6を加熱するための電熱ヒータ8が設けられ、電熱8ヒータの上面がヒータプレート8aによって覆われている。即ち、電熱ヒータ8の熱は、ヒータプレート8aの上面を放熱面として上方に向かって放出されるようになっている。また、電熱ヒータ8及びヒータプレート8aは、ダストボックスケース7aに取付板8bによって固定されるようになっており、ダストボックスケース7aとダストボックストレイ7bとからなるダストボックス7と電熱ヒータ8及びヒータプレート8aが一体に構成されるようになっている。
ダストボックスケース7aの上面とキャニスタトレイ3aとの間には、シュータ6の熱伝導板6bの舌部6gを挿抜可能なスリット7fが形成され、スリット7fに熱伝導板6bの舌部6gを挿入することにより、熱伝導板6bの舌部6gがヒータプレート8aに当接するようになっている。
ダストボックスケース7aの幅方向両側の上面には、スリット7fに挿入された熱伝導板6bの舌部6gの幅方向両側の上方を幅方向内側に張り出すように設けられ、スリット7fに挿入された熱伝導板6bの舌部6gを保持するための保持片7gがそれぞれ弾性変形可能に設けられている。各保持片7gには下方に突出する爪部7hが設けられるとともに、熱伝導板6bの舌部6gの上面には爪部7hと係合可能な凸部6iが設けられ、スリット7fに熱伝導板6bの舌部6gを挿入して保持片7gの爪部7hを舌部6gの凸部6iに係合させると、スリット7fに対してシュータ6が確実に取り付けられるようになっている。
また、この飲料供給装置は、送風機7d及び電熱ヒータ8の運転を制御するための制御部9を備えている。制御部9は、マイクロコンピュータによって構成され、図7に示すように、各電磁弁4b、送風機7d、電熱ヒータ8及び外扉2の開放を検知するための機械式または光電式等の扉開放検知センサ9aが接続されている。また、制御部9のメモリには、送風機7d及び電熱ヒータ8の動作に関するプログラムが記憶されている。
以上のように構成された飲料供給装置において、利用者によって飲料が選択されると、対応するキャニスタ3の粉末原料を放出してシュータ6を介してミキシングボウル5内に投入するとともに、粉末原料が投入されるミキシングボウル5に給湯管4aを介して温水タンク4の湯を供給し、ミキシングボウル5内において粉末原料と湯を混合してカップAに注入する。
また、シュータ6の熱伝導板6bは舌部6gが電熱ヒータ8のヒータプレート8aに当接していることから、電熱ヒータ8の熱は熱伝導板6bを伝わり、上面部6e及び背面部6fから放出される熱によってキャニスタ3の放出口3cの前方の空間の空気が加熱される。このとき、キャニスタ3の放出口3cの前方の空間は、側面及び上面がシュータ6のシュート部材6a及び熱伝導板6bによって囲まれているため、熱伝導板6bによって加熱された空気が放出口3cの前方の空間に滞留し、放出口3c内の粉末原料及びシュート部材6aが確実に加熱される。
また、電熱ヒータ8及びヒータプレート8aは、ダストボックスケース7aの上面に設けられ、上方にキャニスタトレイ3aが位置することから、電熱ヒータ8及びヒータプレート8aが外面側に露出することはなく、メンテナンス等を行う作業者の安全性が確保される。また、シュータ6を前方に移動させてスリット7fから取り外すとともに、キャニスタ3及びキャニスタトレイ3aを取り外して電熱ヒータ8及びヒータプレート8aを外面側に露出させることにより、電熱ヒータ8及びヒータプレート8aの交換またはメンテナンスを行うことが可能となる。
次に、ダクト7cに設けられた送風機7dに関する制御部9の動作について、図8のフローチャートを用いて説明する。
ミキシングボウル5に湯が供給されると(ステップS1)、送風機7dを運転し(ステップS2)、送風機7dの運転を開始してから所定時間経過すると(ステップS3)、送風機7dの運転を停止する(ステップS4)。
送風機7dは、湯が供給されてから所定時間が経過する間のみ運転を行い、それ以外は運転を停止しているため、電熱ヒータ8によって加熱された空気が送風機7dによって外部に排出され続けることはない。
また、電熱ヒータ8に関する制御部9の動作について図9のフローチャートを用いて説明する。
外扉2の開放が扉開放検知センサ9aによって検知されると(ステップS11)、電熱ヒータ8の運転を停止し(ステップS12)、外扉2が閉鎖されたことが扉開放検知センサ9aによって検知されると(ステップS13)、電熱ヒータ8の運転を行う(ステップS14)。
このように、本実施形態の飲料供給装置によれば、電熱ヒータ8及びヒータプレート8aを、金属よりも熱伝導率の小さい部材からなるキャニスタトレイ3aによって覆うとともに、キャニスタ3の放出口3cの下方に設けたので、電熱ヒータ8及びヒータプレート8aが外側に露出したり、電熱ヒータ8の熱が外側から触れ易い部材に伝導したりすることはなく、メンテナンス等を行う作業者が不用意に電熱ヒータ8または加熱された部材に触れることはないため、安全性の向上を図ることが可能となる。
また、シュータ6を、粉末原料を案内するためのシュート部材6aと、電熱ヒータ8及びヒータプレート8aに当接可能に設けられ、電熱ヒータ8から放出される熱を放出口3c近傍に伝導させるための熱伝導板6bとから構成し、放出口3cの前方の空間の側面及び上面の少なくとも一部に熱伝導板6bを配置し、その他の部分にシュート部材6aを配置したので、放出口3cの前方の空間の空気を側面及び上面がシュート部材6a及び熱伝導板6bによって囲まれた状態で加熱することができ、放出口3c内の粉末原料の固化を確実に防止することが可能となる。
また、キャニスタトレイ3aとダストボックスケース7aとの間に、熱伝導板6bの舌部6gを挿入することにより、シュータ6を取り付け可能なスリット7fを設け、電熱ヒータ8を、スリット7bに挿入された熱伝導板6bの舌部6gがヒータプレート8aに当接するようにスリット7b内に配置したので、メンテナンス等を行う作業者が不用意に電熱ヒータ8及びヒータプレート8aに触れることを確実に防止することができ、安全性を更に向上させることが可能となる。
また、温水タンク4の湯のミキシングボウル5への供給を開始すると送風機7dの運転を開始し、送風機7dの運転を開始してから所定時間が経過すると送風機7dの運転を停止するようにしたので、湯を供給する際に生じる湿気を確実に外部に排出すると共に、電熱ヒータ8によって加熱された空気が必要以上に外部に排出されることはなく、湿気による放出口3c付近の粉末原料の固化を防止すると共に、電熱ヒータ8の消費電力量の低減を図ることが可能となる。
また、扉開閉検知センサ9aによって外扉2の開放が検知されると電熱ヒータ8への電力の供給を停止し、外扉2の閉鎖が検知されると電熱ヒータ8への電力の供給を再開するようにしたので、メンテナンス等を行う作業者が外扉2を開放している間は、電熱ヒータ8の放熱を停止することができ、安全性を更に向上させることが可能となる。
尚、前記実施形態では、ダストボックスケース7aの上面にヒータ8及びヒータプレート8aを設け、ヒータプレート8aに熱伝導板6bの舌部6gを当接させることにより、ヒータ8の熱を熱伝導板6bに伝導させるようにしたものを示したが、ヒータプレート8aから放出される熱を熱伝導板6bの舌部6gに伝導させることができればよく、ヒータプレート8aと熱伝導板6bの舌部6gとが当接することなく所定距離(例えば0.5mm)離れた状態でもヒータ8の熱を熱伝導板6bの舌部6gに伝導させることができる。
また、前記実施形態では、キャニスタ3の放出口3cの下方に電熱ヒータ8を設け、電熱ヒータ8から放出される熱を、シュータ6を構成する熱伝導板6bに伝導させることにより、放出口近傍を加熱するようにしたものを示したが、湿度が低い地域での使用など、粉末原料に対する湿気の影響が小さい場合には、熱伝導板6bを使用することなく、放出口3cの下方に設けられた電熱ヒータ8で加熱されて上昇する空気によって放出口3c近傍を加熱するようにしてもよい。
本発明の一実施形態を示す飲料供給装置の全体斜視図 飲料供給装置の概略構成図 飲料供給装置の要部斜視図 飲料供給装置の要部分解斜視図 飲料供給装置の要部側面断面図 シュータの取り付け状態を示す飲料供給装置の要部側面断面図 制御系を示すブロック図 送風機に関する制御部の動作を示すフローチャート 電熱ヒータに関する制御部の動作を示すフローチャート
符号の説明
1…本体、2…外扉、3…キャニスタ、3a…放出口、4…温水タンク、4a…給湯管、4b…電磁弁、5…ミキシングボウル、5c…ダクト、6…シュータ、6a…シュート部材、6b…熱伝導板、6e…上面部、6f…背面部、6g…舌部、7…ダストボックス、7c…ダクト、7d…送風機、7f…スリット、8…電熱ヒータ、8a…ヒータプレート、9…制御部、9a…扉開放検知センサ。

Claims (3)

  1. 飲料の原料としての粉末原料を放出する放出口が設けられた原料容器と、放出口近傍の粉末原料及び放出口近傍に位置する部材を加熱するための電熱ヒータと、原料容器の放出口から放出された粉末原料を下方の所定位置に案内するシュータとを備えた飲料供給装置において、
    前記電熱ヒータを、金属よりも熱伝導率の小さい部材によって覆うとともに、放出口の下方に設け
    前記シュータを、粉末原料を案内するシュート部材と、電熱ヒータの熱を放出口近傍に伝導させる熱伝導板とから構成し、
    放出口のシュータ側の空間の側面及び上面の少なくとも一部に熱伝導板を配置するとともに、その他の部分にシュート部材を配置し、
    電熱ヒータ側の部材に、熱伝導板を挿入することにより、シュータを取り付け可能なスリットを設け、
    電熱ヒータを、スリットに挿入された熱伝導板に電熱ヒータの熱が伝導するようにスリット内に配置し
    ことを特徴とする飲料供給装置。
  2. 前記粉末原料を溶解させる液体を供給する液体供給手段と、
    原料容器から放出された粉末原料と液体供給手段によって供給された液体とを混合するミキシングボウルと、
    ミキシングボウル内の湿気を外部に排出するための送風機と、
    液体供給手段によって液体の供給を開始すると送風機の運転を開始し、送風機の運転を開始してから所定時間経過すると送風機の運転を停止する制御手段とを備えた
    ことを特徴とする請求項1記載の飲料供給装置。
  3. 一面が開口された箱状に形成され、前記原料容器等を内部に収納する本体と、
    本体の開口を開閉する扉と、
    本体に対する扉の開閉を検知する扉開閉検知手段と、
    開閉検知手段によって扉の開放が検知されると電熱ヒータへの電力の供給を停止し、扉の閉鎖が検知されると電熱ヒータへの電力の供給を再開する制御手段とを備えた
    ことを特徴とする請求項1または2記載の飲料供給装置。
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