JP5289001B2 - 像加熱装置及び加圧回転体 - Google Patents
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Description
像が加熱されながら加熱ニップ部を通過して、排紙ガイド7bに沿って排出される。
圧ローラ40の表面電位を制御することは困難である。加圧ローラ40表面は、離型性の良好なフッ素樹脂のコート層やチューブで覆われており、紙やフィルム等の記録材との摩擦により、表面がマイナスに帯電しやすくなっている。
導電層と、前記導電層の外側に形成された表層と、を有し、未定着トナー像と接触する第1の回転体と、
前記第1の回転体と接触してニップ部を形成する第2の回転体と、
トナーの帯電極性と同極性のバイアス電圧を前記導電層に付与するためのバイアス電圧付与手段と、
を備え、
前記第1の回転体は、前記第1の回転体の母線方向の一部に前記導電層を周方向に亘って露出させた露出部を有し、
前記バイアス電圧付与手段は、前記露出部に接触し、
前記ニップ部で前記未定着トナー像を担持した記録材を搬送しながら前記未定着トナー像を加熱する像加熱装置において、
前記第2の回転体の表面は、前記第2の回転体の母線方向において、第1の領域と第2の領域とを有し、前記第1の領域は前記第2の領域よりも電気抵抗値が高く、前記露出部は前記第2の回転体に対して前記第1の領域のみで接触することを特徴とする。
図1〜図4を参照して、本発明の第1の実施の形態に係る像加熱装置及び加圧回転体について説明する。
本実施の形態に係る像加熱装置を加熱定着手段として用いた画像形成装置の概略構成について説明する。この画像形成装置の概略構成を図3に示す。なお、図3は、本実施の形態における画像形成装置の一例として、レーザープリンタの概略構成を示す縦断面図である。
ートパス22を通って装置本体上面の排出部23に排出される。一方、トナー像の転写を終了した感光ドラム1の表面に残留した転写残りトナーは、クリーニング装置16により除去される。なお、除去されたトナーはその後繰り返して作像に供される。
本実施の形態に係る像加熱装置としての加熱定着装置21の構成について説明する。加熱定着装置21は、加熱用回転体として、可撓性を有するエンドレス状の定着フィルム3を使用するフィルム加熱方式であり、かつ加圧ローラ駆動方式の像加熱装置である。
発熱部材としてのヒータ1は、セラミック基板上に発熱ペーストを印刷した発熱体と、発熱体の保護と絶縁性を確保するためのガラスコーティング層と、を順次形成したものであり、ヒータ1上の発熱体へ電力制御されたAC電流を流すことにより発熱する。
加熱用回転体としての定着フィルム3は、可撓性を有するエンドレス状のフィルム部材であり、前述のヒータ1及びフィルムガイド2に対して遊嵌されている。定着フィルム3の内周面は、後述する加圧ローラ4によってヒータ1に押し付けられており、これにより定着フィルム3の内周面がヒータ1の下面と直接摺動するようになっている。
加圧回転体としての加圧ローラ4は、金属製の芯金4cの外周に、シリコーンゴムやフッ素ゴム等の耐熱性ゴムからなる弾性層4bを挟んで、PFA、PTFE、FEP等のフッ素樹脂からなる離型層4a、4fを設けた回転体である。
電性を付与したシリコーンゴムのソリッド、離型層4aには、4f部が絶縁性であるのに対し抵抗値が106Ω程度の導電性が付与されたフッ素樹脂を使用している。
定着フィルム3に対しては、バイアス電源Eから不図示の安全回路、そして導電ブラシ等の給電部材30を介して、定着フィルム3表面に一部露出している基層3cと接触させてトナーと同極性のバイアスを定着フィルム3に印加している(図2)。
上述したような本実施の形態に係る(図1及び図2)の加圧ローラ4を使用した場合と、従来例1〜従来例3に係る加圧ローラを使用した場合における比較実験について以下説明する。
15℃/10%RHの環境下で、表面性の粗いラフ紙であるFox River Bond #24(Fox River Paper社製)紙を用いて、文字パターンを500枚連続プリントして、文字欠け等のオフセットの発生レベルを比較した。発生レベルとしては、○はOKレベル、△は実用上問題の無いレベル、×はNGレベル、のようにランク付けを行なった。
常温常湿環境下で、Xerox 4200 #20(Xerox社製)紙を用いて、プリント耐久を行ない、定着フィルムの駆動トルクとして、定着器の駆動トルクを耐久前と300k枚耐久後に測定を行ない、耐久前後でのトルク推移を比較した。トルク推移としては、○は+10%以内、△は+10%〜+30%、×は+30%以上、のようにランク付けを行なった。
各々の加圧ローラを使用した場合の画像形成装置の設置面積が、本実施の形態と比較して変更の必要性があるか確認を行なった。設置面積としては、○は本実施の形態と略同等、×は本実施の形態よりも拡大、のようにランク付けを行なった。これらの比較結果を表1に示す。
図5を参照して、本発明の第2の実施の形態に係る像加熱装置及び加圧回転体について説明する。なお、上記第1の実施の形態と同一機能を有する部分、例えば定着フィルム3や定着フィルム3への定着バイアス印加方式等は同一符号を使用し説明を援用する。
図6を参照して、本発明の第3の実施の形態に係る像加熱装置及び加圧回転体について説明する。なお、上記第1、第2の実施の形態と同一機能を有する部分、例えば定着フィ
ルム3や定着フィルム3への定着バイアス印加方式等は同一符号を使用し説明を援用する。
が加圧ローラ4と接触している間に行われていれば良い。
第1〜第3の実施の形態で説明した像加熱装置は、加圧ローラ駆動方式であるが、エンドレス状の定着フィルムの内周面に駆動ローラを設け、定着フィルムにテンションを加えながら駆動する方式の装置であってもよい。また、定着フィルムをロール巻きの有端ウエブ状にし、これを走行駆動させる方式の装置であってもよい。
3a 定着フィルムの表層
3b 定着フィルムのプライマー層
3c 定着フィルムの基層
4 加圧ローラ
4a 加圧ローラの離型層(第2の表面)
4b 加圧ローラの弾性層
4c 加圧ローラの芯金
4f 加圧ローラの離型層(第1の表面)
21 加熱定着装置
Claims (8)
- 導電層と、前記導電層の外側に形成された表層と、を有し、未定着トナー像と接触する第1の回転体と、
前記第1の回転体と接触してニップ部を形成する第2の回転体と、
トナーの帯電極性と同極性のバイアス電圧を前記導電層に付与するためのバイアス電圧付与手段と、
を備え、
前記第1の回転体は、前記第1の回転体の母線方向の一部に前記導電層を周方向に亘って露出させた露出部を有し、
前記バイアス電圧付与手段は、前記露出部に接触し、
前記ニップ部で前記未定着トナー像を担持した記録材を搬送しながら前記未定着トナー像を加熱する像加熱装置において、
前記第2の回転体の表面は、前記第2の回転体の母線方向において、第1の領域と第2の領域とを有し、前記第1の領域は前記第2の領域よりも電気抵抗値が高く、前記露出部は前記第2の回転体に対して前記第1の領域のみで接触することを特徴とする像加熱装置。 - 前記露出部は、前記第1の回転体の母線方向において、前記第1の回転体の端部に設けられ、前記第2の領域は記録材が通過する領域を含むことを特徴とする請求項1に記載の像加熱装置。
- 前記第2の回転体は、芯金と、前記芯金の外側に形成された弾性層と、前記弾性層の外側に形成された表層と、を有し、
前記第2の回転体の前記表層が前記第1の領域と前記第2の領域とを有していることを特徴とする請求項1又は2に記載の像加熱装置。 - 前記第2の回転体は、芯金と、前記芯金の外側に形成された弾性層と、前記弾性層の外側に形成された表層と、を有し、
前記第2の回転体は前記第2の回転体の母線方向の一部に前記弾性層を周方向に亘って露出させた露出部を有し、前記第1の領域は前記第2の回転体の前記露出部の表面にあり
、前記第2の領域は前記第2の回転体の前記表層の表面にあることを特徴とする請求項1又は2に記載の像加熱装置。 - 前記第2の回転体は、前記第2の回転体の母線方向で、
芯金と、前記芯金の外側に形成された弾性層と、前記弾性層の外側に形成された表層と、を有する部分と、
前記芯金の外側に最外層として絶縁性層を形成した部分と、を有し、
前記第1の領域は前記絶縁性層の表面にあり、前記第2の領域は前記第2の回転体の前記表層の表面にあることを特徴とする請求項1又は2に記載の像加熱装置。 - 前記芯金は、前記第2の回転体にトナーと逆極性の電荷が保持されるようにダイオードを介して電気的に接地されていることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の像加熱装置。
- 前記第1の回転体は筒状のフィルムであり、前記第2の回転体は加圧ローラであることを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載の像加熱装置。
- 前記フィルムの内面に接触するヒータを有し、前記ヒータは前記フィルムを介して前記加圧ローラと共に前記ニップ部を形成することを特徴とする請求項7に記載の像加熱装置。
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