JP5288553B2 - 電気電子機器収納用キャビネットのフレーム固定構造 - Google Patents

電気電子機器収納用キャビネットのフレーム固定構造 Download PDF

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本発明は、縦フレームと横フレームと奥行きフレームとからなる電気電子機器収納用キャビネットのフレーム固定構造に関するものである。
電気電子機器収納用箱体として用いられるキャビネットとしては、縦フレームと横フレームと奥行きフレームとを直方体状に組み合わせ、各コーナー部をコーナー部材により連結固定した構造が一般的である。特許文献1はその一例を示すものであり、縦フレームと横フレームと奥行きフレームとの各端部をコーナー部材に当接させ、各端面をコーナー部材側からフレーム端部方向に挿入されたねじによってねじ止めして固定したものである。
特許文献1の図2に示されるように、コーナー部材にはXYZの3方向にねじ孔が形成されており、各フレームを1本ずつのねじによって固定している。しかし耐震性等を考慮してキャビネット全体の強度を向上させるためにはこのような従来構造では十分ではなく、振動したときに荷重が集中するねじ固定部が破壊されるおそれがあった。
また特許文献2に示されるように、コーナー部材のXYZの3方向に各フレーム端部への挿入用突起を突設し、これらの挿入用突起に挿入された各フレーム端部をフレームの側面方向からねじ止めする構造も用いられている。しかしこの構造はコーナー部材からフレームを引き抜く方向の荷重に対する強度が不十分であり、キャビネット全体の強度を十分に向上させることができなかった。
特表平8−506476号公報(図2) 特開平5−276613号公報(図1)
本発明は上記した従来の問題点を解決し、地震等による振動を受けた場合にもねじ固定部の破壊を防止し、キャビネット全体の強度を高めることができる電気電子機器収納用キャビネットのフレーム固定構造を提供することを目的とするものである。
上記の課題を解決するためになされた本発明は、縦フレームと横フレームと奥行きフレームとをコーナー部材により連結固定したキャビネットのフレーム固定構造であって、各フレームを中央部にねじ固定用の貫通孔を備えるとともに、側面に入口が狭く奥が広がった形状のナット嵌め込み用の取付用溝部を備えた断面形状を持つ押し出し成形されたフレーム材により構成し、コーナー部材からフレーム端部方向に挿入され前記貫通孔に係合された第1のねじと、コーナー部材からフレーム側面方向に挿入された第2のねじを前記取付用溝部に嵌め込まれたナットに係合することによって、フレーム材とコーナー部材とを固定したことを特徴とするものである。
なお請求項2のように、コーナー部材にフレーム材の側面に当接する延辺部を設け、この延辺部からフレーム側面方向に第2のねじを挿入した構造とすることが好ましい。
また請求項3のように、下部の各コーナー部材が、コーナーブロックからアンカー固定板を水平に延設してその一部を延辺部としたものであり、この延辺部の上下何れかに横フレームまたは奥行きフレームを位置させ、第2のねじで固定した構造とすることが好ましい。
また請求項4のように、アンカー固定板に形成されるアンカー固定部よりもキャビネット内側に、第2のねじを配置した構造とすることが好ましい。
本発明の電気電子機器収納用キャビネットのフレーム固定構造は、各フレームを押し出し成形されたフレーム材により構成し、コーナー部材からフレーム端部方向に挿入された第1のねじと、コーナー部材からフレーム側面方向に挿入された第2のねじとによって、フレーム材とコーナー部材とを固定したので、従来の特定方向のみのねじによる固定に比較して、様々な方向の荷重に対する強度が増加し、キャビネットの耐震性を向上させることができる。
請求項2のように、コーナー部材にフレーム材の側面に当接する延辺部を設け、この延辺部からフレーム側面方向に第2のねじを挿入した構造とすれば、延辺部が露出しているので固定作業が容易であるうえに、固定強度を高くすることができる。
請求項3のように、下部の各コーナー部材が、コーナーブロックからアンカー固定板を水平に延設してその一部を延辺部としたものであり、この延辺部の上下何れかに横フレームまたは奥行きフレームを位置させ、第2のねじで固定した構造とすれば、アンカーボルトの近傍で横フレームまたは奥行きフレームを固定することができる。またこれらのフレームはアンカーボルトと同様の垂直方向に固定されることと相俟って、固定強度を高くすることができる。
さらに請求項4のようにアンカー固定板に形成されるアンカー固定部よりもキャビネット内側に、第2のねじを配置した構造とすれば、固定強度を更に高めることができる。
本発明の実施形態を示すキャビネットの全体斜視図である。 底部のコーナー部分の斜視図である。 横フレームの断面図である。 コーナー部材を下側から見上げた斜視図である。 コーナー部材を他の方向から見上げた斜視図である。 コーナー部材の斜視図である。 コーナー部材の他の方向からの斜視図である。
以下に本発明の実施形態を説明する。
図1に示すように、本発明では4本の縦フレーム1と4本の横フレーム2と4本の奥行フレーム3とを直方体状に組み合わせ、コーナー部材20で連結固定して電気電子機器収納用キャビネットの骨格を形成する。各フレームを構成するフレーム部材は、この実施形態ではアルミニウムの押し出し材である。
図2は底部のコーナー部分の斜視図であり、縦フレーム1と奥行フレーム3とがコーナー部材20によって連結固定された様子を示している。なお横フレーム2は破断されて図示されている。以下に横フレーム2をコーナー部材20に固定する構造を説明するが、奥行フレーム3も同様にコーナー部材20に固定することができる。
本実施形態では、横フレーム2は図3のような断面形状を有する。全体のほぼ中央部に貫通孔からなるねじ固定部5を設けてある。このねじ固定部5はねじ切りが行えるサイズの略円形孔となっている。下方の片側には接地部6が突設されており、下方の反対側には四角形の空間7が形成されている。この空間7の天井となる面には下向きの取付用溝部8が設けられている。このほか上方および側方にも取付用溝部9,10が形成されている。これらはいずれもその内部にナットをはめ込むことができるように、入口が狭く奥が広がった断面形状となっている。なお取付用溝部は孔部の取付部としたものでもよい。
コーナー部材20は図2に示されるような略直方体状のブロックであり、好ましくは金属鋳造品である。コーナー部材20の端部から上記した横フレーム2のねじ固定部5に向かって図4に示されるように第1のねじ21が挿入され、横フレーム2の端部がコーナー部材20にねじ止めされている。このとき横フレーム2の端部は次に説明するコーナー部材20の延辺部22により位置決めされている。
図5(コーナー部材20を下側から見た斜視図)に示されるように、コーナー部材20には横フレーム2の外側の側面に当接する延辺部22が突設されており、この延辺部22からフレーム側面方向に挿入された第2のねじ23によってコーナー部材20と横フレーム2との固定が行われる。これらの第1のねじ21と第2のねじ23との関係は図4に示されるように、コーナー部材20の延辺部22を横フレーム2の空間7に位置させ、空間7の天井となる面に形成された下向きの取付用溝部8にナットを嵌めこみ、第2のねじ23により固定するものである。横フレーム2はその長手方向およびこれに垂直な方向からねじ止めされることとなる。コーナー部材20の延辺部22が露出しているので、第2のねじ23の締結が容易に行える。
また第2のねじ23はコーナー部材20の下側から固定しているので、ねじが見えず見栄えがよく、しかも第2のねじ23が挿入される挿入孔26のねじ頭部が当接する部分を一段窪ませてコーナー部材20に形成してあるので、ねじ頭部がコーナー部材20から突出しないものである。
特に下側のコーナー部材20は、図6、図7に示すようにコーナーブロックからアンカー固定板24を水平に延設してその一部を延辺部22としたものであり、この延辺部22の上側に横フレーム2を位置させ、横フレーム2の下面から上向きに第2のねじ23で固定した構造となっている。この場合、第2のねじ23の先端は横フレーム2の下向きの取付用溝部8内に挿入されたナットと係合することとなる。
なお、アンカー固定板24にはアンカーボルトを打ち込むためのアンカー固定部25が設けられているが、このアンカー固定部25よりもキャビネット内側に、第2のねじ23の挿入孔26が配置されている。アンカーボルトの近傍でしかもアンカー固定部25よりもキャビネット内側で横フレーム2をアンカーボルトと同じく垂直方向のねじ23によって固定できるので、固定強度を高くすることができる利点がある。
1 縦フレーム
2 横フレーム
3 奥行フレーム
5 ねじ固定部
6 接地部
7 空間
8 下向きの取付用溝部
9 上向きの取付用溝部
10 側方向きの取付用溝部
20 コーナー部材
21 第1のねじ
22 延辺部
23 第2のねじ
24 アンカー固定板
25 アンカー固定部

Claims (4)

  1. 縦フレームと横フレームと奥行きフレームとをコーナー部材により連結固定したキャビネットのフレーム固定構造であって、各フレームを中央部にねじ固定用の貫通孔を備えるとともに、側面に入口が狭く奥が広がった形状のナット嵌め込み用の取付用溝部を備えた断面形状を持つ押し出し成形されたフレーム材により構成し、コーナー部材からフレーム端部方向に挿入され前記貫通孔に係合された第1のねじと、コーナー部材からフレーム側面方向に挿入された第2のねじを前記取付用溝部に嵌め込まれたナットに係合することによって、フレーム材とコーナー部材とを固定したことを特徴とする電気電子機器収納用キャビネットのフレーム固定構造。
  2. コーナー部材にフレーム材の側面に当接する延辺部を設け、この延辺部からフレーム側面方向に第2のねじを挿入したことを特徴とする請求項1記載の電気電子機器収納用キャビネットのフレーム固定構造。
  3. 下部の各コーナー部材が、コーナーブロックからアンカー固定板を水平に延設してその一部を延辺部としたものであり、この延辺部の上下何れかに横フレームまたは奥行きフレームを位置させ、第2のねじで固定したことを特徴とする請求項2記載の電気電子機器収納用キャビネットのフレーム固定構造。
  4. アンカー固定板に形成されるアンカー固定部よりもキャビネット内側に、第2のねじを配置したことを特徴とする請求項3記載の電気電子機器収納用キャビネットのフレーム固定構造。
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