JP5288323B2 - 情報処理装置および情報処理プログラム - Google Patents

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Description

本発明は、受信した電子情報に対して所定の処理を行う情報処理装置および情報処理プログラムに関する。
近年、ネットワークを介して受信したデータを処理するシステムが多く用いられている。例えば、スキャナ、ファクシミリ、複写機、またはこれらの機能を有する複合機では、ネットワークを介してパーソナルコンピュータや各種サーバと接続され、情報の共有や情報に対する種々の処理を施すことができる。
このようなシステムにおいては、ネットワークを介して受信したデータを処理する際に障害が発生すると処理が停止してしまい、業務が滞ることになる。このような問題を解決するため、発生した障害情報を適切な関係者に通知することで、通知を受けた関係者が障害原因を取り除くまでの時間を短くする方法は数多く提案されている。
これらの障害情報の通知に関する提案は、データを処理するサービスの状態(機器の状態なども含む)に着目しており、処理は原因を取り除くまで継続することはできないシステムについての技術である。
ここで、文書のようなデータを受信した後に一連の処理が始まるワークフローにおいては、処理すべきデータに障害があっても、その障害内容によっては処理が継続可能な部分もある。このことに着目し、ワークフローシステムにおいて個々の処理で障害が発生した場合、その処理をスキップするとともに障害を履歴に登録し、可能な処理のみを継続し、登録された障害を通知する技術も開示されている(例えば、特許文献1参照。)。この技術では、障害を取り除くのでなく、データに着目しており、処理可能なデータ部分に対して、処理を継続しているため、効率よくユーザに結果を渡すことを実現している。
特開2004−266471号公報
しかし、障害が発生した場合に処理を継続すべきかどうかの判定は、障害通知をユーザが受け取るまで行われず、処理は継続されることになる。このため、データの内容に関する完全性の確認が必要な場合など、継続すべきかどうかの判定が必要なワークフローには適していない。
本発明は、処理すべきデータの障害を検知したときに継続すべきかどうかを判定し、その結果によって適切な処理の実現することを目的とする。
本願請求項1に係る発明は、処理対象となる電子情報を受信する受信手段と、前記受信手段で受信した前記電子情報についての処理途中でエラーが発生した場合、予め登録されている対処条件に合致するか否かを判定する条件判定手段と、前記条件判定手段で前記対処条件に合致する場合には前記エラーに該当する箇所以外の電子情報についての処理を継続し、前記対処条件に合致しない場合にはエラーの発生を通知する制御手段とを有する情報処理装置である。
本願請求項2に係る発明は、前記条件判定手段が、ユーザからの指示を受け付けて、当該指示に基づき前記対処条件に合致するか否かの判定を行う請求項1記載の情報処理装置である。
本願請求項3に係る発明は、前記制御手段が、前記対処条件に合致しない場合、前記エラーの発生とともに不足している情報を通知する請求項1記載の情報処理装置である。
本願請求項4に係る発明は、処理対象となる電子情報を受信するステップと、受信した前記電子情報についての処理途中でエラーが発生した場合、予め登録されている対処条件に合致するか否かを判定するステップと、前記対処条件に合致する場合には前記エラーに該当する箇所以外の電子情報についての処理を継続し、前記対処条件に合致しない場合にはエラーの発生を通知するステップとをコンピュータによって実行させる情報処理プログラムである。
本願請求項1に係る発明によれば、受信した電子情報についての処理途中にエラーが発生した場合、予め登録された対処条件に合致するとエラーに該当する個所以外の電子情報についての処理を継続するため、継続すべき場合を自動的に判定して的確な処理の継続を行うことが可能となる。
本願請求項2に係る発明によれば、受信した電子情報についての処理途中にエラーが発生した場合、ユーザからの指示に基づき対処条件の合致を判定するため、ユーザの指示を反映させた判定によって継続すべき処理を的確に継続することが可能となる。
本願請求項3に係る発明によれば、受信した電子情報についての処理途中にエラーが発生した場合、予め登録された対処条件に合致しないと、エラーの発生とともに不足している情報を通知するため、エラーによって不足した情報を迅速に通知してその後の処理を早期に再開することが可能となる。
本願請求項4に記載の発明によれば、受信した電子情報についての処理途中にエラーが発生した場合、予め登録された対処条件に合致するとエラーに該当する個所以外の電子情報についての処理を継続するため、継続すべき場合を自動的に判定して的確な処理の継続を行うことが可能となる。
以下、本発明の実施の形態を図に基づき説明する。
<システム構成>
図1は、本実施形態の情報処理装置が適用されるシステムの構成例を示す模式図である。本実施形態の情報処理装置は、ネットワークNを介して接続される各種機器間で電子情報の送受信を行い、電子情報を受信した機器で所望の処理を施す際に適用されることから、電子情報を受信して所望の処理を施す1台の機器内もしくは複数の機器内に設けられる。
図1に示すシステム構成例では、公衆回線やLAN、インターネット等のネットワークNに複合機10a、10b、サーバ20、パーソナルコンピュータ30、プリンタ40が接続されている。図1に示すシステム構成例は代表的な機器を備える例であり、これ以外の機器構成であってもよい。
例えば、複合機10aから複合機10bに向けてネットワークNを介したファクシミリ送信を行う場合、複合機10aの画像入力部でファクシミリ送信対象の原稿の画像を読み取り、複合機10bを送信先として指定して、ネットワークNを介した送信処理を行う。複合機10bでは、ネットワークNを介して複合機10aからファクシミリ送信された原稿の画像を受信し、記憶部に記憶したり、印刷出力したり、画像処理を行った後プリンタ40に向けて転送して印刷出力させたり、パーソナルコンピュータ30に転送したりする処理を行う。
また、パーソナルコンピュータ30からサーバ20に向けてネットワークNを介して電子情報を送信したり、パーソナルコンピュータ30からプリンタ40に向けてネットワークNを介して印刷対象の電子情報を送信したり、複合機10aの画像入力部(スキャナ部)によって原稿の画像を取り込み、サーバ20やパーソナルコンピュータ30に送信したりする。
<情報処理装置の構成>
図2は、本実施形態に係る情報処理装置の構成を説明するブロック図である。本実施形態に係る情報処理装置は、受信部1、条件判定部2、制御部3を備える。これらの構成は、図1に示す機器内に設けられる。
受信部1は、処理対象となる電子情報を受信する処理を行う。条件判定部2は、受信部1で受信した電子情報についての処理途中でエラーが発生した場合、予め登録されている対処条件に合致するか否かを判定する処理を行う。制御部3は、条件判定部2で対処条件に合致する場合にはエラーに該当する箇所以外の電子情報についての処理を継続し、対処条件に合致しない場合にはエラーの発生を通知する処理を行う。
ここで、条件判定部2は、受信部1で受信した電子情報についての処理途中でエラーが発生した場合、ユーザからの指示を受け付けて、この指示に基づき対処条件に合致するか否かの判定を行う機能を有する。
また、制御手段は、受信部1で受信した電子情報についての処理途中でエラーが発生し、条件判定部2で対処条件に合致しないと判定した場合、エラーの発生とともに不足している情報を通知する機能を有する。
条件判定部2が判定に用いる対処条件としては、この条件に合致すれば、エラーに該当する箇所以外の電子情報についての処理を継続してもよいという条件である。例えば、複数頁にわたる文書情報を受信する場合、所定の頁が正常に受信されているかといった条件や、エラーが発生する前までに正常に受信した電子情報の中に所定の情報(承認印等の識別情報や、予め決められた注文情報等)が含まれているかといった条件である。対処条件は、ジョブごとに異なる条件を設定することができ、予め設定されているもののほか、ユーザによって登録、変更されるものもある。
エラーの通知としては、例えば、電子情報の送信先、送信元のいずれか一方への通知のほか、双方への通知も含まれる。通知の具体例としては、所定のモニタへの表示出力、印刷出力、警告音による出力、電子メールによる情報送信が挙げられる。
<情報処理プログラム>
本実施形態の情報処理プログラムは、先に説明した情報処理装置をプログラムによって実現したもので、図1に示すネットワークNに接続された各機器内のコンピュータのCPUで実行される。この情報処理プログラムは、パーソナルコンピュータ等のコンピュータの記憶部に記憶されていたり、CD−ROM、DVD−ROM等の媒体に記憶されたり、ネットワークNを介して配信されるもので、実行する際にはコンピュータのRAM等に読み込まれ、CPUによって実行される。
本実施形態の情報処理プログラムとしては、処理対象となる電子情報を受信するステップと、受信した電子情報についての処理途中でエラーが発生した場合、予め登録されている対処条件に合致するか否かを判定するステップと、この対処条件に合致する場合にはエラーに該当する箇所以外の電子情報についての処理を継続し、対処条件に合致しない場合にはエラーの発生を通知するステップとをコンピュータによって実行させるものである。
図3〜図5は、本実施形態の情報処理プログラムの具体的な流れの一例を説明するフローチャートである。なお、この例で示す構成要素は以下の通りである。
(1)例外処理キュー
エラー(障害)検知したときに継続するかどうか処理する例外処理の要求を記録する登録領域である。
(2)ジョブ実行キュー
ワークフロー(予め定められた一連の処理:通常処理)の実行要求を記録する登録領域。
(3)ジョブ履歴
ワークフローの実行結果を記録する登録領域である。
(4)ワークフロー実行制御
ジョブ実行キューから要求を取り出し、ワークフローの実行を制御することである。
(5)例外処理の実行制御
例外処理キューから要求を取り出し、例外処理の実行を制御することである。
(6)エラー
データ受信時やデータ処理時における障害のことを言う。例えば、ネットワークの障害によって一部データの欠落を生じたり、データを印刷処理するのに必要なハードウェア(用紙やインク、トナー等)が不足したりといった障害のことを言う。
(7)例外処理
例外処理とは、上記対処条件による判定処理のことである。例外処理には、例えば、受信した電子情報の内容に、ユーザによる確認が必要な情報が含まれているか確認することや、障害通知などが含まれる。例外処理では、対処条件の判定処理の結果(継続するかどうかも含め)を、ワークフロー実行結果(ジョブ履歴)へ記録する。
本実施形態の情報処理プログラムでは、ワークフローを実行するジョブ実行キューと、例外処理キューとを別個にもち、それぞれキューからの要求の取り出しと処理の実行とを並列に行うことを特徴としている。また、本実施形態の情報処理プログラムでは、例外処理が実行される前に、ワークフローの実行が行われないよう、例外処理の実行結果をワークフローの実行履歴であるジョブ履歴に保存し、ワークフローの実行時に例外処理の実行結果を確認することを特徴としている。以下、処理の流れを説明する。
先ず、図3に示すように、外部システム(外部の機器)から電子情報(データ)の受信待ちを行う。外部システムから送られるデータを受信すると(ステップS11)、ジョブ実行キューへの要求の登録を行う(ステップS12)。ここでは、データ受信後、直ちにジョブ実行キューに要求を登録しているが、登録前にエラー有無を判断し、継続判断を行ってもよい。また、ジョブ実行キューへの要求の登録とともに、ジョブ履歴へのジョブの要求を登録する。このジョブ履歴に登録されたジョブに対して例外処理の結果を記録できることになる。
次に、データの受信途中でエラーが発生したか否かを判断する(ステップS13)。ここで、エラーとは、ネットワークの障害によって一部データの欠落を生じたり、データを印刷処理するのに必要なハードウェア(用紙やインク、トナー等)が不足したりといった障害のことを言う。エラーがなければデータ登録完了し(ステップS15)、データ受信待ち状態に戻る。
エラーが発生した場合には、受信データの例外処理キューへ要求を登録する(ステップS14)。本実施形態では、この例外処理キューからの要求の取り出しとジョブ実行キューからの要求の取り出しとを並列に実行することができる。通常は、ジョブ実行キューに登録されている要求の数より例外処理キューへの登録されている要求の数の方が少ないので、キューからの取り出しが並行に行われると、例外処理のほうがジョブ実行キューからの取り出しより先に行われていることになる。そのため、後述するワークフロー実行時の「例外処理の実行結果取得」では、例外処理が終了している可能性が高く、効率的に処理を実行できる。
エラーが発生し、例外処理キューへ要求が登録された場合には、図4に示すように、例外処理の実行へ進む。先ず、受信データの例外処理キューから要求の取り出しを行い(ステップS21)、取り出した要求に基づき受信データの例外処理を実行する(ステップS22)。受信データの例外処理としては、受信データがワークフローで処理されるのに問題ないか判定したり、受信データがワークフローで処理されるのに問題がないように補正処理(例えば、ワークフロー処理における文字認識処理のために画像を回転して正立させる前処理や、ワークフロー処理において出力先として指定されている印刷装置にあわせて画像サイズを縮小したり画像フォーマットを変換する前処理、あるいは、不足分のデータをユーザから追加入力されるのを待つ補填処理)を行ったり、例外処理が実行されたことをユーザに通知したりする処理があり、これらの処理を組み合わせて行うことも含む。この例外処理のフローは、データの受信先別または処理すべきワークフロー別に異なる処理が行えるように、予め登録してある定義を参照して、実行するようにしてもよい。
例外処理を実行した後は、ジョブ履歴へ例外処理の実行結果を記録する処理を行う(ステップS23)。上記説明した例外処理は、予め複数登録しておくこともでき、エラー発生箇所ごとの例外処理を実行できるようにしてもよい。
次に、図3に示すジョブ実行キューに要求が登録された際の処理を図5に沿って説明する。先ず、ジョブ実行キューから要求の取り出しを行う(ステップS31)。次に、データの処理についてエラーが発生しているか否かを判断する(ステップS32)。ここでは、受信したデータに問題があり、例外処理キューに要求が登録されているか否かによってエラーの発生有無を判断する。
エラーが発生していない場合には、ジョブ実行キューから取り出した要求に基づきワークフローでの処理を順次実行する(ステップS37)。一方、エラーが発生している場合には、例外処理の実行結果の取得を行う(ステップS33)。例外処理の実行結果は、図4に示す例外処理のフローにおいて、ジョブ実行キューに対応して登録されたジョブ履歴に例外処理の結果として記録されていることから、これを参照することで取得することができる。
次に、例外処理実行済みか否かを判断する(ステップS34)。例外処理が実行済みでない場合(ジョブ履歴に例外処理の実行結果が記録されていない場合)には、例外処理の実行完了を待つ(ステップS35)。
例外処理の実行完了待ちは、先に説明した例外処理の実行結果を記録しているジョブ履歴を定期的に監視するようにする方法もあるし、例外処理を実行した後のイベント通知の受信という待ち合わせの方法もある。
次に、例外処理の実行結果が「継続」であるか否かを判断する(ステップS36)。例外処理の実行結果が「継続」である場合には、ワークフローでの処理を順次実行する(ステップS37)。一方、例外処理の実行結果が「継続」でない場合には、エラー通知を行う(ステップS38)。
情報処理プログラムでは、ワークフローでの処理を順次実行している間もエラーの発生有無を監視する(ステップS39)。ワークフローでの処理途中でエラーが発生した場合には、例外処理待ちまでワークフローを実行し(ステップS41)、例外処理の実行待ちをする(ステップS42)。また、この処理と並行して、ワークフローの例外処理キューへの要求の登録を行い(ステップS43)、ここに登録された例外処理の実行を行う(ステップS44)。この例外処理では、発生エラーごとに、予め登録された例外処理を実行する。そして、ジョブ履歴に例外処理の実行結果を記録する(ステップS45)。
次いで、例外処理の実行結果が「継続」であるか否かを判断する(ステップS46)。例外処理の実行結果が「継続」である場合には、ワークフローを正常終了する(ステップS47)。一方、例外処理の実行結果が「継続」でない場合には、ワークフローは異常終了して(ステップS48)、必要に応じてエラー通知を行う。
<実施例1:障害通知待ち合わせシステム>
図6は、実施例1を説明するシーケンス図である。本実施例は、ファクシミリ受信機器からデータを受信してワークフローを実行するシステムで、障害通知を待ち合わせるものである。ファクシミリ受信機器が、ファクシミリ受信時に通信エラーを発生したデータについて処理する場合、ユーザへ障害通知を送信する。これにより、該当ユーザによってデータ内容の確認を行うことが可能となる。そして、ユーザがデータ内容を確認した結果を、システムへ応答することで、ワークフローの継続を判断する。具体的な処理は次のようになる。
先ず、ファクシミリ受信機器で受けたデータを本実施例のシステム(情報処理装置)の受信部で受信する。データを受信すると、ジョブ実行キューに要求を登録する。ここで、ファクシミリ受信エラーが発生したデータの受信を行った場合、エラー通知キューに要求を登録する。
制御部は、エラー通知の監視を行っており、エラー通知キューに要求が登録された場合、その要求を取り出し、確認者として登録されているユーザにエラーの通知を行う。ユーザがこのエラーの通知に対応してデータの確認を行い、確認結果を入力すると、条件判定部がこの指示(確認結果)を受け付けて、継続か否かの判定を行う。ユーザの指示によって継続可能であると判定した場合、ジョブの実行を継続する。
また、システム(情報処理装置)は、ジョブ実行キューに登録されたジョブの実行、ジョブの監視としてエラーの発生有無を監視する。エラー発生の後、エラー通知が完了していなければエラー通知待ちを行い、エラー通知完了とともにジョブを継続実行する。一方、ジョブ継続でない場合には、そのジョブをエラーとしてユーザに通知する。
< 実施例2:データ欠落監視システム>
図7は、実施例2を説明するシーケンス図である。本実施例は、スキャナからデータを受信してワークフローを実行するシステムで、データの完全性の確認を実施した後、継続処理を実行するものである。
すなわち、スキャナで取り込んだデータが、決められた枚数でない場合、例外処理を実行し、その結果を確認することで継続判断を自動化する。この例外処理では、データの中に予め決められた識別情報(例えば、承認印や予め決められた頁)があるかどうかを画像認識処理等で確認することで、識別情報がないデータの場合、ワークフローの処理を中断する。中断とともにエラー通知を行い、データをスキャナで取り込んだユーザに対してデータ欠落の旨を伝える。継続した場合でも、エラー通知を行い、欠落したデータを、あとから入力することを可能とすることもできる。具体的な処理は次のようになる。
先ず、スキャナ機器で取り込んだデータを本実施例のシステム(情報処理装置)の受信部で受信する。データを受信すると、ジョブ実行キューに要求を登録する。ここで、受信したデータが決められた枚数ではない場合、エラーとして例外処理キューへ要求の登録を行う。
制御部は、例外処理の監視を行っており、例外処理キューに要求が登録された場合、既に受信したデータの中に承認印等の識別情報があるかどうかを画像認識処理等で確認し、ない場合にはユーザにデータの不足を通知する。
ユーザがシステムからデータの不足通知を受けて、この不足しているデータをスキャンし、指定されたジョブへスキャンしたデータを登録すると、システム(情報処理装置)は、エラーの通知に対応してユーザから送られた不足データの確認(画像処理)を行う。その結果、承認印等の識別情報があることを確認できるとエラー通知完了をジョブ履歴に登録する。
次に、条件判定部は、ジョブ履歴の登録内容を参照し、エラー通知完了であればジョブの継続可能であると判定する。
また、システム(情報処理装置)は、ジョブ実行キューに要求が登録されたジョブの実行、ジョブの監視としてエラーの発生有無を監視する。エラー発生の後、エラー通知が完了していなければエラー通知待ちを行い、エラー通知完了とともにジョブを継続実行する。一方、ジョブ継続でない場合には、そのジョブをエラーとしてユーザに通知する。
<他の適用例>
本実施形態の情報処理装置は、図2に示す受信部1、条件判定部2および制御部3を備えているが、データを受信する受信部1と、データを格納する部分、このデータについての条件判定を行う条件判定部2、条件判定結果に応じて処理継続かエラー通知かを行う制御部3の各構成の一部もしくは全てが別個の機器に設けられていてもよい。
また、各構成(コア部分)のワークフロー実行制御部分は、任意のワークフローエンジンでもかまわないが、コア部分である例外処理キュー、ワークフロー実行キューからの取り出しで、フローが実行できるものであればよい。また、ワークフローエンジンとは別にコア部分のワークフロー実行結果を保持するワークフロー実行履歴部分をもつことで、任意のワークフローエンジンと連携できるようになる。
このような本実施形態においては、データを処理する業務を定型化可能なワークフローエンジンで業務を自動化する分野へ適用することができる。
<実施効果>
ユーザは、エラー(障害)が検知されたデータのみ、内容の完全性や障害内容の確認をすることになり、作業負担の低減を図ることが可能となる。障害発生時の例外処理を通常処理と並列に実行した結果で継続処理を判断することから、データが不完全であるときに不都合な処理を実行しない判断を迅速に行うことが可能となる。
また、実施例に示すシステムにおいては、データの中に本来含まれているべき承認印等識別情報のページが欠落したままの状態で処理を継続し、承認が不明なままで業務が自動実行されることがなくなる。これにより、送信元とのトラブルがなくなる。
また、通常処理と例外処理とが並列で実行されることで処理効率が上がり、システムの安定性が向上する。また、実施例に挙げるファクシミリ受信での通信エラーが適切に処理されるシステムでは、デバイスとシステムとの障害切り分けの管理工数を低下させることが可能となる。
また、ワークフローのような自動化された処理で障害が発生した場合に、処理が停留している時間をできるだけ短縮できるとともに、ユーザが障害の発生に気づかず、不適切な結果を受け取らないようにすることが可能となる。
本実施形態の情報処理装置が適用されるシステムの構成例を示す模式図である。 本実施形態に係る情報処理装置の構成を説明するブロック図である。 本実施形態の情報処理プログラムの具体的な流れの一例を説明するフローチャート(その1)である。 本実施形態の情報処理プログラムの具体的な流れの一例を説明するフローチャート(その2)である。 本実施形態の情報処理プログラムの具体的な流れの一例を説明するフローチャート(その3)である。 実施例1を説明するシーケンス図である。 実施例2を説明するシーケンス図である。
符号の説明
1…受信部、2…条件判定部、3…制御部、10a…複合機、10b…複合機、20…サーバ、30…パーソナルコンピュータ、40…プリンタ、N…ネットワーク

Claims (4)

  1. 処理対象となる電子情報を受信する受信手段と、
    前記受信した電子情報に対する処理指示を順に格納する第1のキュー格納手段と、
    前記電子情報の受信において発生したエラー、および、前記電子情報に対する処理において発生したエラーに対応する例外処理要求を順に格納する第2のキュー格納手段と、
    前記第2のキュー格納手段に格納された例外処理要求を順に取り出し、前記取り出した例外処理要求に対応する電子情報の中に、この電子情報の処理を継続するために必要な予め定められた情報が含まれているか否かを判定する条件判定手段と、
    前記条件判定手段による例外処理要求の取り出しと並列して、前記第1のキュー格納手段に格納された処理指示を順に取り出し、前記取り出した処理指示に応じた制御を行う制御手段と
    を有し、
    前記制御手段は、
    前記取り出した処理指示に対応する電子情報に対する処理途中でエラーが発生している場合、
    前記条件判定手段による判定が完了するまで、前記取り出した処理指示に対応する電子情報の処理を待ち、
    前記予め定められた情報が含まれていると判定されたときは、前記取り出した処理指示に対応する電子情報を処理し、それ以外のときはエラーの発生を通知し、
    前記取り出した処理指示に対応する電子情報に対する処理途中でエラーが発生している場合以外は、前記取り出した処理指示に対応する電子情報を処理する
    情報処理装置。
  2. 前記条件判定手段は、ユーザからの指示を受け付けて、当該指示に基づき前記予め定められた情報が含まれているか否かの判定を行う
    請求項1記載の情報処理装置。
  3. 前記制御手段は、前記予め定められた情報が含まれていると判定された場合以外は、前記エラーの発生とともに不足している情報を通知する
    請求項1記載の情報処理装置。
  4. 第1のキュー格納手段と第2のキュー格納手段とを有する情報処理装置において、
    処理対象となる電子情報を受信するステップと、
    前記第1のキュー格納手段に、前記受信した電子情報に対する処理指示を順に格納する第1のキュー格納ステップと、
    前記電子情報の受信において発生したエラー、および、前記電子情報に対する処理において発生したエラーに対応する例外処理要求を順に格納する第2のキュー格納ステップと、
    前記第2のキュー格納手段に格納された例外処理要求を順に取り出し、前記取り出した例外処理要求に対応する電子情報の中に、この電子情報の処理を継続するために必要な予め定められた情報が含まれているか否かを判定する条件判定ステップと、
    前記条件判定ステップにおける例外処理要求の取り出しと並列して、前記第1のキュー格納手段に格納された処理指示を順に取り出し、前記取り出した処理指示に応じた制御を行う制御ステップと
    を前記情報処理装置のコンピュータに実行させ、
    前記制御ステップは、
    前記取り出した処理指示に対応する電子情報に対する処理途中でエラーが発生している場合、
    前記条件判定ステップにおける判定が完了するまで、前記取り出した処理指示に対応する電子情報の処理を待ち、
    前記予め定められた情報が含まれていると判定されたときは、前記取り出した処理指示に対応する電子情報を処理し、それ以外のときはエラーの発生を通知し、
    前記取り出した処理指示に対応する電子情報に対する処理途中でエラーが発生している場合以外は、前記取り出した処理指示に対応する電子情報を処理する
    情報処理プログラム。



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