JP5287526B2 - 光ディスク装置 - Google Patents

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Description

本発明は、光ディスクに記録される情報の再生を行ったり、光ディスクに情報を記録したりする際に使用される光ディスク装置に関する。
近年、光ディスクに記録される情報の大容量化が進み、ブルーレイディスク(以下、BDと記載する。)が光ディスクの主流となりつつある。BDに記録される情報を再生したり、BDに情報を記録したりするために使用される光ディスク装置では、光ディスク上に形成される光スポットのサイズを小さくするために、光源の波長(λ)が短くされ、対物レンズの開口数(NA)が大きくされている(例えば、λ=405nm、NA=0.85)。
一般に、光ディスクの情報記録層を保護する透明カバー層の厚みが変動すると球面収差が発生し、この球面収差の発生量は、概ね対物レンズの開口数の4乗に比例し、波長に反比例することが知られている。このため、BDに対応する光ディスク装置は、例えば、CDやDVDに対応する光ディスク装置に比べて球面収差の影響を受け易く、球面収差を補正する球面収差補正手段が必須とされている。
従来、様々な球面収差補正手段が提案されているが、その中に、コリメートレンズを駆動制御させるものや、ビームエキスパンダを駆動制御させるものがある(例えば、特許文献1や2参照)。これらは、レンズ移動装置によってコリメートレンズ等の可動レンズの光軸方向の位置を調整して、対物レンズに入射する光の収束状態や発散状態を変更することで球面収差補正を行うものである。
このような球面収差補正手段を備える光ディスク装置の中には、例えば光ディスクの再生や記録(以下、再生等と記載する場合がある。)を開始するにあたって、メモリに予め記憶された可動レンズの位置情報に基づいて可動レンズの位置を移動し、その後サーボ制御を開始して再生等を行うものがある。
特開2006−134498号公報 特開2007−265578号公報
しかしながら、球面収差を補正すべく、単に予め記憶された位置に可動レンズの位置を移動するだけでは、トラッキングエラー信号(以下、TE信号と記載する。)の振幅レベルが最適値からずれている場合がある。そして、このようにTE信号の振幅レベルが最適値からずれた状態では、例えば、シーク動作時にトラック本数を正確に数えられず、結果としてサーボ制御が行えないという事態が発生する等、問題が生じる場合がある。このため、球面収差の補正を行うために可動レンズの位置を移動するに際して、TE信号の振幅レベルについても考慮して、可動レンズの位置を決定するのが好ましい。
なお、ここで言うTE信号の振幅は、フォーカスサーボ制御オン、トラッキングサーボ制御オフとした状態で光ディスクを回転して得られるTE信号の振幅のことである。以下、本明細書において、特に断りなく「TE信号の振幅」という表現を用いた場合は、全てこの意味で用いているものとする。
図7は、コリメートレンズ(可動レンズの一例)位置及びフォーカスバランス(Fbal)値とTE信号の振幅レベルとの関係の一例を示したグラフである。詳細には、横軸をコリメートレンズ位置、縦軸をフォーカスバランス値とし、TE信号の振幅レベルが等レベルとなる点を結んで等レベル線を描いたものである。
なお、フォーカスバランスは、光ディスクからの反射光を受光して得られるフォーカスエラー信号(以下、FE信号と記載する。)の特性を示すS字カーブのバランスのことである。フォーカスバランス値は、受光アンプのゲイン調整をしたりオフセット値を調整したりすることで変化させることができる。
図7から、TE信号の振幅レベルは、コリメートレンズ位置とフォーカスバランス値との両方を適切に設定することで良好なレベルとできることがわかる。すなわち、TE信号の振幅レベルを最適とすることを考慮しつつ、球面収差を補正するためにコリメートレンズ(可動レンズ)位置を調整するためには、フォーカスバランス値の調整も合わせて行う必要があることがわかる。
図7において、TE信号の振幅レベルが等レベルとなる点を結んで形成される等レベル線は略楕円形状となり、この楕円は縦軸及び横軸に対して傾きを有している。このような場合に、TE信号の振幅レベルを最大(最適)とすべく、コリメートレンズ位置及びフォーカスバランス値を決定する場合、通常は次のような方法が採られる。
図7において、「初期」は、単に予めメモリに記憶されている条件に従ってコリメートレンズ位置を調整してフォーカスサーボ制御を開始した時点でのTE信号の振幅レベルを示している。すなわち、この「初期」は、TE信号の振幅レベルが最適となるようにコリメートレンズ位置及びフォーカスバランス値を調整する前の状態を示し、この時点では、TE信号の振幅レベルが最大値(図7中に破線の丸印で示す)からずれている。なお、このようなずれが生じるのは、例えば装置や光ディスクの製造ばらつき等に起因する。
このため、コリメートレンズ位置及びフォーカスバランス値を調整する必要があり、コリメートレンズ位置とフォーカスバランス値とを順番に変更しながら調整が行われる。この場合、いずれの調整を先に行うかは自由に選択できるが、以下では、フォーカスバランス値の調整から行う場合を例に説明する。
まず、「初期」の状態におけるコリメートレンズの位置は動かさず、フォーカスバランス値を複数の値に変更する。そして、その中からTE信号の振幅レベルが最大となるフォーカスバランス値(F1)を見つける。次に、フォーカスバランス値を先に見つけたフォーカスバランス値(F1)として、コリメートレンズ位置を複数の位置に変更し、その中からTE信号の振幅レベルが最大となるコリメートレンズの位置(C1)を見つける。次に、また、コリメートレンズの位置を先に見つけた位置(C1)とし、フォーカスバランス値を複数の値に変更して、その中からTE信号の振幅レベルが最大となるフォーカスバランス値(F2)を見つける。
このような動作を繰り返しながら(図7では、F2→C2→F3→C3・・・となる)、TE信号の振幅レベルが最大値(最適値)となるフォーカスバランス値及びコリメートレンズ位置を見つける。TE信号の振幅レベルが最適値となる条件を見つけたとの判断時点は、フォーカスバランス値やコリメートレンズ位置を変更しても、その時点におけるTE信号の振幅レベルを超えるフォーカスバランス値等を見つけられない時点である。
なお、このようにして得られた、TE信号の振幅レベルを最適とするコリメートレンズ位置及びフォーカスバランス値においては、球面収差による影響を抑制して光ディスク装置の再生特性も良好なものとできる。
しかしながら、このような手法でコリメートレンズ(可動レンズ)位置及びフォーカスバランス値を調整する場合、TE信号の振幅レベルが最適値となる条件を探し出すのに非常に長い時間がかかる場合があり、問題となる。
そこで、本発明は、TE信号の振幅レベルを最適とするために、球面収差補正用の可動レンズ位置及びフォーカスバランス値を調整する時間を短時間とできる光ディスク装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために本発明は、光ディスクに光を照射すると共に、光ディスクからの戻り光を光検出器で検出する光ピックアップと、前記光ピックアップの光学系中に配置される球面収差補正用の可動レンズと、前記光検出器から出力される電気信号を処理してフォーカスエラー信号を生成するフォーカスエラー信号生成手段と、前記光検出器から出力される電気信号を処理してトラッキングエラー信号を生成するトラッキングエラー信号生成手段と、を備える光ディスク装置において、前記可動レンズの位置を調整制御する可動レンズ位置調整手段と、前記フォーカスエラー信号のS字カーブのバランス値であるフォーカスバランス値を調整制御するフォーカスバランス調整手段と、前記トラッキングエラー信号の振幅レベルを検出する振幅検出手段と、前記可動レンズの位置及び前記フォーカスバランス値のうち、一方を横軸、他方を縦軸として、前記トラッキングエラー信号の振幅レベルが等レベルとなる等レベル線を描いたグラフから、略楕円となる前記等レベル線の長辺の前記横軸に対する傾きαを予め求めて記憶させた記憶手段と、前記フォーカスエラー信号に基づくフォーカスサーボ制御が行われた状態で、前記可動レンズの位置及び前記フォーカスバランス値のうちの一方のみを変化させて前記トラッキングエラー信号の振幅レベルが最大となる条件を探索する第1の探索手段と、前記傾きαを有し、前記第1の探索手段によって探索された前記可動レンズの位置及び前記フォーカスバランス値を通る調整線を設定する調整線設定手段と、引き続いて前記フォーカスサーボ制御が行われた状態で前記可動レンズの位置及び前記フォーカスバランス値を前記調整線上の複数の値に変更して前記トラッキングエラー信号の振幅レベルが最大となる条件を探索する第2の探索手段と、を更に備えることを特徴としている。
本構成によれば、予め記憶手段に記憶させておいた情報(傾きα)を利用して調整線を設定し、可動レンズ位置及びフォーカスバランス値を調整線に基づいて同時に変更しながら、TE振幅の振幅レベルが最大(最適)となる条件を見つけ出す構成となっている。このため、従来のように可動レンズ位置及びフォーカスバランス値を順番に変更しながら、TE振幅の振幅レベルが最大(最適)となる条件を見つけ出す構成に比べて短時間で最適な条件とできる。
上記構成の光ディスク装置において、前記第2の探索手段は、前記可動レンズの位置及び前記フォーカスバランス値を前記調整線上の複数の値に変更して、前記第1の探索手段によって探索された前記可動レンズの位置及び前記フォーカスバランス値とした場合における前記トラッキングエラー信号の振幅レベルに対して所定の割合以下となる2つの条件を探索し、前記2つの条件の中間点となる条件を前記トラッキングエラー信号の振幅レベルが最大となる条件とするのが好ましい。調整線上では、可動レンズ位置及びフォーカスバランス値の変動に対するTE信号の振幅レベルの変化が小さいために、TE信号の振幅レベルが最大値(最適値)となる条件を探し難い。この点、本構成によれば、所定の割合を適切に設定することで容易に(短時間で)、TE信号の振幅レベルが最大値(最適値)となる条件を探し出すことができる。
なお、上記構成において、所定の割合としては90%程度であるのが好ましい。これは、所定の割合が大きすぎると、正確に2つの条件を見つけ出すのが難しくなり、また、所定の割合が小さいと、2つの条件を見つけ出すのに時間を要してしまうことを考慮するものである。すなわち、所定の割合を90%程度とすれば、正確に2つの条件を見つけ易く、更に、2つの条件を見つけ出すのに要する時間が長くなりすぎることもない。
上記構成の光ディスク装置において、前記記憶手段には、再生或いは記録が行われる記録層の情報と関係付けて前記可動レンズの位置が記憶されており、前記可動レンズの位置が前記記憶手段に記憶される位置へと調整された後に、前記フォーカスサーボ制御が開始されるのが好ましい。本構成によれば、記憶手段に予め記憶された情報に基づいて可動レンズの位置を粗調整してから、TE信号の振幅レベルが最大となる可動レンズ位置とフォーカスバランス値を見つけ出す構成のために、短時間で可動レンズ位置及びフォーカスバランス値の調整が行える。
上記構成の光ディスク装置において、前記可動レンズがコリメートレンズであるのが好ましい。本構成によれば、光ディスク装置の構成を簡易なものとし易い。
本発明によれば、TE信号の振幅レベルを最適とするために、球面収差補正用の可動レンズ位置及びフォーカスバランス値を調整する時間を短時間とできる光ディスク装置を提供できる。
本実施形態の光ディスク装置の構成を示すブロック図 本実施形態の光ディスク装置が備える光ピックアップの光学構成を示す概略図 本実施形態の光ディスク装置が備える光検出器の受光部の構成を示す概略平面図 フォーカスバランス値について説明するための模式図 本実施形態の光ディスク装置において、TE信号の振幅レベルが最適となるようにコリメートレンズ位置及びフォーカスバランス値を決定する手順を示すフローチャート 本実施形態の光ディスク装置おける、コリメートレンズ位置及びフォーカスバランス値の決定方法について理解を容易とするための説明図 コリメートレンズ位置及びフォーカスバランス値とTE信号の振幅レベルとの関係の一例を示したグラフ
以下、本発明の光ディスク装置の実施形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。なお、ここでは、一例として、光ディスク装置がBDに記録された情報を再生したり、BDに情報を記録したりすることができる装置である場合を例に説明する。ただし、これは本発明の適用範囲がBD対応の光ディスク装置に限定されるという趣旨ではない。また、BDがL0層とL1層との2つの情報記録層を有する2層ディスクである場合を例に説明する。
図1は、本実施形態の光ディスク装置の構成を示すブロック図である。図1に示すように、本実施形態の光ディスク装置1はスピンドルモータ2を有する。スピンドルモータ2は、光ディスクDを着脱自在に保持するターンテーブル(図示せず)に連結されている。このため、スピンドルモータ2を回転させることにより、ターンテーブルに保持された光ディスクDを回転させることができる。このスピンドルモータ2は、制御部4からの指令で動作するスピンドルモータ駆動回路11を介してモータの回転数が制御される。
また、本実施形態の光ディスク装置1は、光ディスクDに光を照射すると共に、光ディスクDで反射された戻り光を光検出器(詳細は後述する)で検出する光ピックアップ3を有する。この光ピックアップ3は、図示しないスレッドモータの駆動によってラックとピニオンの関係を利用して光ディスクDの径方向(図1の左右方向が該当)に移動可能となっている。スレッドモータは、制御部4からの指令で動作するスレッドモータ駆動回路12を介して、その駆動を制御される。
図2は、本実施形態の光ディスク装置が備える光ピックアップの光学構成を示す概略図である。光ピックアップ3の光源31はBD用のレーザ光(例えば波長405nm帯のレーザ光)を出射する半導体レーザによって構成され、この光源31は、制御部4からの指令で動作するレーザ駆動回路13(図1参照)を介して、その駆動を制御される。
グレーティング32は、光源31から送られてきたレーザ光を回折して主光と2つの副光とに分ける。このように主光と副光とに分けるのは、トラッキングサーボ制御を行うために必要なトラッキングエラー信号(TE信号)をDPP(Differential Push-Pull)法を用いて得られるようにするためである。DPP法によってTE信号を得る構成については後述する。
偏光ビームスプリッタ33は、光源31から出射されるレーザ光を反射し、光ディスクDで反射された戻り光を透過する。1/4波長板34は、偏光ビームスプリッタ33からのレーザ光を円偏光に変換するとともに、光ディスクDで反射された戻り光を直線偏光に変換する。
コリメートレンズ35は、入射するレーザ光を平行光に変換する機能を有するレンズであるが、本実施形態の光ディスク装置1においては、レンズ移動装置351によって光軸方向(図2においては左右方向)に移動可能となっている。コリメートレンズ35を光軸方向に移動可能とするのは、コリメートレンズ35から出射されるレーザ光の状態を発散光としたり、収束光としたりできるようにするためである。そして、このように光の状態を変更可能とするのは、球面収差の補正を行えるようにするためである。
なお、レンズ移動装置351の構成は、コリメートレンズ35を光軸方向に移動することができる構成であれば良く、その構成は特に限定されるものではない。例えば、その構成は公知であるので図示しないが、モータとリードスクリュを用いて、コリメートレンズ35を保持する可動ホルダを光軸方向に延びるガイドシャフトに沿って動かす構成等とすることができる。レンズ移動装置351は、制御部4からの指令で動作するレンズ移動装置駆動回路14(図1参照)を介して、その駆動を制御される。
立上げミラー36は、入射する光を反射するミラーで、コリメートレンズ35からのレーザ光を反射して対物レンズ37へと送る。対物レンズ37は、BD用に設計された高NA(例えばNA=0.85)の対物レンズであり、立上げミラー36から送られて来たレーザ光を光ディスクDの情報記録層(L0又はL1)に集光する。この対物レンズ36は、対物レンズアクチュエータ371に搭載され、フォーカス方向(光ディスクDに対して接離する方向で図2では上下方向)やトラッキング方向(光ディスクDの径方向と平行な方向で図2では左右方向)に移動可能となっている。
このように対物レンズ37をフォーカス方向やトラッキング方向へと移動可能とすることにより、対物レンズ37の焦点位置が常に目標となる情報記録層(L0又はL1)に合うように制御するフォーカスサーボ制御、及び、対物レンズ37によって集光された光スポットが、光ディスクDに形成されるトラックに常に追随するように制御するトラッキングサーボ制御を行えるようになっている。対物レンズアクチュエータ371は、制御部4からの指令で動作する対物レンズアクチュエータ駆動回路15(図1参照)を介して、その駆動を制御される。
なお、対物レンズアクチュエータ371の構成は特に限定されるものではないが、本実施形態の対物レンズアクチュエータ371は、対物レンズ37を保持するレンズホルダをワイヤ(棒状弾性支持部材)によって揺動可能に懸架し、電磁力作用を利用してレンズホルダと共に対物レンズ37をフォーカス方向及びトラッキング方向へと移動する構成となっている。このようなタイプの対物レンズアクチュエータの構成は公知であるので、ここでは、その詳細な構成についての説明は省略する。
センサレンズ38は、光ディスクDで反射された戻り光に非点収差を与える。このセンサレンズ38は、非点収差を付与する手段であればよく、例えばシリンドリカルレンズやホログラム素子等が用いられる。センサレンズ38で非点収差を与えるのは、非点収差法によるFE信号が得られるようにするためである。非点収差法によってFE信号を得る構成については後述する。
光検出器39は、受光した光信号を電気信号へと変換して出力する。この光検出器39から出力された信号を処理することによって、後述のように再生信号や、FE信号、TE信号といったサーボ信号が得られる。図3は、本実施形態の光ディスク装置が備える光検出器の受光部の構成を示す概略平面図である。図3に示すように、光検出器39は、主光を受光する主光用受光部391と、主光用受光部391を挟むように設けられる2つの副光用受光部392a、392bと、を備える。
主光用受光部391及び副光用受光部392a、392bは、いずれも略矩形状に設けられている。そして、3つの受光部391、392a、392bは略一列に並んだ状態となっている。主光用受光部391は、いずれも同一の面積を有する4つの受光領域A〜Dに分割されている。また、副光用受光部392aは、互いに同じ面積を有する2つの受光領域E、Fに、副光用受光部392bは、互いに同じ面積を有する2つの受光領域G、Hに分割されている。
図1に戻って、再生RF信号生成回路16は、光検出器39から出力される信号に基づいて再生RF信号を生成し、得られたRF信号を制御部4へと出力する。再生RF信号は、以下の式(1)で示す演算処理によって得られる。なお、式(1)における、SA、SB、SC、SDは、図3に示すように、主光用受光部391の4つの領域A〜Dのそれぞれから出力される信号を示している。この点、以下でも同様である。
再生RF信号=SA+SB+SC+SD (1)
FE信号生成回路17は、光検出器39から出力される信号に基づいてFE信号を生成し、得られたFE信号を制御部4へと出力する。上述のように、本実施形態の光ディスク装置1においては非点収差法によってFE信号を得る構成となっており、以下の式(2)で示す演算処理によってFE信号が得られる。
FE信号=(SA+SC)−(SB+SD) (2)
TE信号生成回路18は、光検出器39から出力される信号に基づいてTE信号を生成し、得られたTE信号は制御部4へと出力される。上述のように、本実施形態の光ディスク装置1においてはDPP法によってTE信号を得る構成となっており、以下の式(3)で示す演算処理によってTE信号が得られる。
TE信号=MPP−k×SPP (3)
ここで、
MPP(主光のプッシュプル信号)=(SA+SD)−(SB+SC)
SPP(副光のプッシュプル信号)=(SE−SF)+(SG−SH)
k:主光と2つの副光との光強度差を補正・校正するように決められる定数
である。
また、式(3)における、SE、SF、SG、SHは、図3に示すように、副光用受光部392a、392bの領域E〜Hのそれぞれから出力される信号を示している。
制御部4は、マイクロコンピュータからなって、光ディスク装置1を構成する各部が実行すべき動作に応じて適宜制御処理を実行したり、また、制御に必要となる演算処理を実行したりする。制御部4とのデータのやり取りが可能に設けられる記憶部5は、ROM51(Read Only Memory)及びRAM52(Random Access Memory)を備える。ROM51には、制御部4が各種処理を行う上で必要となる各種のパラメータや動作プラグラムが記憶されている。RAM52は、制御部4によるワーク領域として用いられ、また、各種必要な情報の格納領域とされる。
制御部4が備える信号処理部41は、再生RF信号を復号化して、インターフェース6を介して再生データを出力する。また、信号処理部41は、インターフェース6を介して外部からデータが入力されると、入力データの符号化する処理を行う。なお、この符号化処理されたデータに従って各部が制御されて、光ピックアップ3を用いた光ディスクDへの情報の書き込み(記録)が実行される。
制御部4が備えるサーボ処理部42は、FE信号に基づいてフォーカスサーボ制御を行うための制御信号を生成したり、TE信号に基づいてトラッキングサーボ制御を行うための制御信号を生成したりする。また、サーボ処理部42はスレッドモータを駆動するための制御信号も生成する。
本実施形態の光ディスク装置1は、球面収差の補正を行うためにコリメートレンズ35の位置を移動するに際して、TE信号の振幅レベルが最適値となるように可動レンズの位置を調整する構成となっている。上述したように、TE信号の振幅レベルを最適値(最大値)とするにあたっては、コリメートレンズ35の位置及びフォーカスバランス値の調整が必要となるが、本実施形態の光ディスク装置1では、このコリメートレンズ35の位置及びフォーカスバランス値の調整時間が短時間となるように工夫が施されている。そして、制御部4が備える可動レンズ位置調整部43、フォーカスバランス調整部44、TE信号振幅検出部45、第1の探索部46、調整線設定部47、及び、第2の探索部48が、短時間でコリメートレンズ35の位置及びフォーカスバランス値の調整を行うために寄与している。
可動レンズ位置調整部43は、レンズ移動装置駆動回路14を介してレンズ位置駆動装置351を制御して、コリメートレンズ35の位置を調整する制御動作を実行する。
フォーカスバランス調整部44は、フォーカスバランス値(Fbal)を適宜変更調整する制御動作を実行する。なお、フォーカスバランス値は、上述のように、光ディスクDからの反射光を受光して得られるFE信号の特性を示すS字カーブのバランスのことで以下の式(4)で与えられる。
Fbal(%)=100×(FEP−FEM)/(FEP+FEM) (4)
ここで、図4に示すように、FEPはFE信号のプラス側レベルで、FEMはFE信号のマイナス側レベルである。なお、図4は、フォーカスバランス値について説明するための模式図である。
フォーカスバランス調整部44は、信号レベルの基準をオフセット調整することで、フォーカスバランス値を変化させる。フォーカスサーボ制御実行中にフォーカスバランス調整部44によってフォーカスバランス値が変更されると、対物レンズ39のフォーカス位置が変動する。
TE信号振幅検出部45は、TE信号生成回路18から入力されたTE信号の振幅レベルを検出する処理を実行する。
第1の探索部46は、フォーカスサーボ制御が実行された状態で、コリメートレンズ35の位置及びフォーカスバランス値のうちの一方のみを変化させてTE信号の振幅レベルが最大となる条件を探索する。本実施形態では、第1の探索部46は、フォーカスバランス調整部44と連携してフォーカスバランス値を変化させる構成となっている。
調整線設定部47は、コリメートレンズ位置及びフォーカスバランス値を同時に変更しながらTE信号の振幅レベルが最大となる条件を探索できるようにするための調整線を設定する処理を実行する。この調整線の詳細については後述する。
第2の探索部48は、第1の探索部46の処理が実行された場合のフォーカスサーボ制御が引き続き実行された状態で、調整線設定部47で設定された調整線に基づいてコリメートレンズ35の位置及びフォーカスバランス値を変化させ、TE信号の振幅レベルが最大(最適)となる条件を探索する。なお、コリメートレンズ35の位置の調整は可動レンズ位置調整部43と連携して、フォーカスバランス値の調整はフォーカスバランス調整部43と連携して行われる。
次に、TE信号の振幅レベルが最大となるようにコリメートレンズ35の位置及びフォーカスバランス値を決定する手順の詳細を、図5及び図6を参照しながら説明する。図5は、本実施形態の光ディスク装置において、TE信号の振幅レベルが最適となるようにコリメートレンズ位置及びフォーカスバランス値を決定する手順を示すフローチャートである。図6は、本実施形態の光ディスク装置おける、コリメートレンズ位置及びフォーカスバランス値の決定方法について理解を容易とするための説明図である。なお、図6におけるコリメートレンズ位置及びフォーカスバランス値とTE信号の振幅レベルとの関係を示したグラフは、上述した図7と同じグラフである。
光ディスクDの情報記録層L0と情報記録層L1とでは、記録層を保護する透明カバー層の厚みが異なる。このため、球面収差を適切に抑制できるコリメートレンズ35の位置は、L0とL1のうち、いずれの情報記録層を再生等するかによって変更する必要がある。いずれの情報記録層の再生等を行うかが決まった時点や、再生等の対象となる記録層の変更指示があった時点で、可動レンズ調整部43は、球面収差を補正するためのコリメートレンズ35の位置として、予め記憶部5のROM51に記憶される情報にしたがって、コリメートレンズ35の位置を移動する処理を実行する(ステップS1)。
なお、ROM51には予め実験によって決定されたコリメートレンズ35の最適値が、再生或いは記録が行われる記録層と関連付けて記憶されている。しかし、単に、コリメートレンズ35の位置をこの条件にしたがって移動しただけでは、TE信号の振幅レベルが最適値(最大値)となっていない可能性がある。このため、ステップS1におけるコリメートレンズ位置の移動の後に、TE信号の振幅レベルが最大となるように、コリメートレンズ35の位置及びフォーカスバランス値を決定する動作が行われる。
コリメートレンズ35の位置を所定の位置に動かした後、第1の探索部46によって、光ディスクDを回転されてフォーカスサーボ制御を開始する処理が実行される(ステップS2)。図6における「初期」は、この時点におけるTE信号の振幅レベルを示しており、TE信号の振幅レベルは最適値(図6中に実線の丸で示す)からずれている。このために、コリメートレンズ位置及びフォーカスバランス値の調整が必要な状態である。
フォーカスサーボ制御が開始されると、第1の探索部46は、フォーカスバランス調整部44と連携してフォーカスバランス値を複数の値に変更し、TE信号振幅検出部45と連携して、各フォーカスバランス値におけるTE信号の振幅レベルを検出する。そして、検出されたTE信号の振幅レベルに基づいて、TE信号の振幅レベルが最大となるフォーカスバランス値を探索する(ステップS3)。なお、ステップS3の処理を実行中においては、コリメートレンズ35の位置は初期の位置のままである。また、図6の「F1」は、このステップS3時点で見つけ出した条件(コリメートレンズ位置及びフォーカスバランス値)を示している。
次に、調整線設定部47によって、予め記憶部5のROM51に記憶される調整線の傾きαが読み出され、この傾きαを有し、先のステップS3で探索したコリメートレンズ位置及びフォーカスバランス値を通る調整線が設定される(ステップS4)。図6に太線で示した直線が、ステップS4で得られる調整線の一例である。
ここで、傾きαは、次のようなステップを経て、例えば各光ディスク装置毎に予め求められたものである。すなわち、まず、コリメートレンズ位置を横軸、フォーカスバランス値を縦軸(この縦と横の関係は入れ替えても良い)とし、TE信号の振幅レベルが等レベルとなる等レベル線を描いたグラフを得る(図6のグラフが該当)。そして、略楕円となる等レベル線の長辺の横軸に対する傾きを傾きαとして求める。なお、傾きαを求めるにあたって、楕円を表す近似式は例えば最小自乗法等を用いて求めればよく、楕円を表す近似式が得られれば、楕円長辺の横軸に対する傾きも得られる。
図6に示すように、ステップS4で決めた調整線は、TE信号の振幅レベルが最適となる点(図6の黒実線の丸)上(或いはその近傍)を通るために、この調整線に沿ってTE信号の振幅レベルが最大となる点を探せば、探索すべきコリメートレンズ位置及びフォーカスバランス値を得たものと見なせる。
なお、この調整線上では、TE信号の振幅レベルが最大となる位置近傍において特に等レベル線の間隔が疎となり、TE信号の振幅レベルが最大となる点を見つけ難い。このため、TE信号の振幅レベルが最大となる点を見つけ易くするための工夫の一例として、以下に説明するステップS5、S6が行われるようになっている。
ステップS4で調整線が設定されると、第2の探索部48は、可動レンズ位置調整部43及びフォーカスバランス調整部44と連携して、コリメートレンズ位置及びフォーカスバランス値を調整線に沿って複数変更する。そして、変更した各点についてTE信号振幅検出部45と連携してTE信号の振幅レベルを評価し、TE信号の振幅レベルが先にステップS3で得た条件におけるTE信号の振幅レベル(「F1」で示される点の振幅レベルが該当)に対して所定の割合(例えば90%程度)以下となる2つの条件を探索する(ステップS5)。
詳細には、図6に示す「F1」から、プラス側(コリメートレンズ位置及びフォーカスバランス値が大きくなる側)とマイナス側(プラス側の逆)との両方に向けて条件を複数変更して、2つの条件を探索する。図6に破線の丸で示すP1、P2が、探索された2つの条件に該当する。なお、本実施形態では、上記所定の割合を90%としている。これは、所定の割合が大きすぎると、正確に2つの条件を見つけ出すのが難しくなり、また、所定の割合が小さいと、2つの条件を見つけ出すのに時間を要してしまうことを考慮するものである。
そして、この2つの条件が見つかると、第2の探索部48は、2つの条件の中間となる条件を、TE信号の振幅レベルを最適とする所望の条件として算出する(ステップS6)。そして、このステップS6で得られた条件となるように、コリメートレンズ位置及びフォーカスバランス値が変更されて(ステップS7)、コリメートレンズ位置及びフォーカスバランス値の調整が終了する。
以上のように、本実施形態の光ディスク装置1では、TE信号の振幅レベルを最適とするコリメートレンズ位置及びフォーカスバランス値を得るにあたって、第1段階(第1の探索部による探索時)を除き、コリメートレンズ位置とフォーカスバランス値との両方を同時に変更しながら最適な条件を得る構成となっている。このために、本実施形態の光ディスク装置1は、TE信号の振幅レベルを最適とするために、コリメートレンズ位置及びフォーカスバランス値を調整する時間を短時間とできるのである。
なお、以上に示した実施形態は例示であって、本発明が適用される範囲は以上に示した実施形態の構成に限定されないのは言うまでもない。
例えば、本実施形態では球面収差を補正するために用いられる可動レンズがコリメートレンズである構成とした。しかし、この構成に限定される趣旨ではなく、例えば、球面収差を補正するために用いられる可動レンズがビームエキスパンダを構成する複数のレンズの一部であるような光ディスク装置等にも、本発明は適用できる。
また、上述したようの本発明の光ディスク装置はBDに対応する光ディスク装置に限定される趣旨ではなく、可動レンズの光軸方向の位置を調整して球面収差補正を行う構成を備える光ディスク装置に広く適用できるものである。
本発明は、可動レンズの光軸方向の位置を調整して球面収差補正を行う構成を備える光ディスク装置に適用され、特にBDに対応する光ディスク装置に好適である。
1 光ディスク装置
3 光ピックアップ
4 制御部
5 記憶部
17 FE信号生成部
18 TE信号生成部
35 コリメートレンズ(可動レンズ)
39 光検出器
43 可動レンズ位置調整部
44 フォーカスバランス調整部
45 TE信号振幅検出部
46 第1の探索部
47 調整線設定部
48 第2の探索部
D 光ディスク
L0、L1 情報記録層

Claims (4)

  1. 光ディスクに光を照射すると共に、光ディスクからの戻り光を光検出器で検出する光ピックアップと、
    前記光ピックアップの光学系中に配置される球面収差補正用の可動レンズと、
    前記光検出器から出力される電気信号を処理してフォーカスエラー信号を生成するフォーカスエラー信号生成手段と、
    前記光検出器から出力される電気信号を処理してトラッキングエラー信号を生成するトラッキングエラー信号生成手段と、
    を備える光ディスク装置において、
    前記可動レンズの位置を調整制御する可動レンズ位置調整手段と、
    前記フォーカスエラー信号のS字カーブのバランス値であるフォーカスバランス値を調整制御するフォーカスバランス調整手段と、
    前記トラッキングエラー信号の振幅レベルを検出する振幅検出手段と、
    前記可動レンズの位置及び前記フォーカスバランス値のうち、一方を横軸、他方を縦軸として、前記トラッキングエラー信号の振幅レベルが等レベルとなる等レベル線を描いたグラフから、略楕円となる前記等レベル線の長辺の前記横軸に対する傾きαを予め求めて記憶させた記憶手段と、
    前記フォーカスエラー信号に基づくフォーカスサーボ制御が行われた状態で、前記可動レンズの位置及び前記フォーカスバランス値のうちの一方のみを変化させて前記トラッキングエラー信号の振幅レベルを指標に条件探索する第1の探索手段と、
    前記傾きαを有し、前記第1の探索手段によって探索された前記可動レンズの位置及び前記フォーカスバランス値を通る調整線を設定する調整線設定手段と、
    前記フォーカスサーボ制御が行われた状態で前記可動レンズの位置及び前記フォーカスバランス値を前記調整線上の複数の値に変更して前記トラッキングエラー信号の振幅レベルを指標に条件探索する第2の探索手段と、
    を更に備え、
    前記第2の探索手段は、
    前記第1の探索手段によって探索された条件を基準として、前記可動レンズの位置及び前記フォーカスバランス値を前記調整線上でプラス側とマイナス側に変更し、
    前記プラス側と前記マイナス側とのそれぞれで、前記第1の探索手段によって探索された条件における前記トラッキングエラー信号の振幅レベルに対して所定の割合となる値を目標に条件の探索を行い、
    前記プラス側と前記マイナス側とで得られた2つの条件に基づいて探索目的の条件を求めることを特徴とする光ディスク装置。
  2. 前記所定の割合は90%程度であることを特徴とする請求項1に記載の光ディスク装置。
  3. 前記記憶手段には、再生或いは記録が行われる記録層の情報と関係付けて前記可動レンズの位置が記憶されており、
    前記可動レンズの位置が前記記憶手段に記憶される位置へと調整された後に、前記フォーカスサーボ制御が開始されることを特徴とする請求項1又は2に記載の光ディスク装置。
  4. 前記可動レンズがコリメートレンズであることを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載の光ディスク装置。
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