JP5287319B2 - 燃料噴射弁制御装置 - Google Patents

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本発明は燃料噴射弁制御装置に関するものである。
従来、暖機後アイドル運転時にクランク角センサによってエンジン回転速度を検出し、検出したエンジン回転速度が標準回転速度となる燃料噴射量を学習するものが特許文献1に開示されている。特許文献1では、学習した燃料噴射量に基づいて各インジェクタの燃料噴射量を制御することで、各気筒における空燃比のずれやばらつきを抑制することができる。
特開2002−180867号公報
しかし、上記の発明では、エンジン回転速度の変化のみで燃料噴射量を制御するので、燃料噴射量の変動以外の要因でクランク角センサの回転変動が生じた場合でも燃料噴射量を新たに学習し、誤学習を行ってしまう、といった問題点がある。
本発明はこのような問題点を解決するために発明されたもので、燃料噴射量が減少する燃料噴射弁を正確に検出し、誤学習を防止することを目的とする。
本発明は、エンジンの各気筒に燃料を噴射する複数の燃料噴射弁を制御する燃料噴射弁制御装置において、クランクシャフトのクランク角を検出するクランク角検出手段と、クランク角検出手段によって検出したクランク角に基づいてエンジン回転速度を検出するエンジン回転速度検出手段と、エンジン回転速度が所定回転速度以下となったかどうか判定するエンジン回転速度変動検出手段と、エンジンから排出される排気ガスの空燃比を検出する空燃比検出手段と、空燃比が所定空燃比よりもリーンとなったかどうか判定する空燃比判定手段と、エンジン回転速度変動検出手段により判定されるエンジン回転速度が所定回転速度以下となる周期と、空燃比判定手段により判定される空燃比が所定空燃比よりリーンとなる周期と、を求め、2つの周期が略一致する場合に、特定気筒の燃料噴射弁の燃料噴射量不足が発生していると判定する手段と、特定気筒の燃料噴射弁の燃料噴射量不足が発生していると判定された場合に、空燃比検出手段によって検出した空燃比と、クランク角検出手段によって検出したクランク角とに基づいて、空燃比が所定空燃比よりもリーンとなった排気ガスを排出した特定気筒を検出する気筒検出手段と、空燃比がリーンとなる排気ガスを排出した特定気筒へ燃料を噴射する燃料噴射弁の燃料噴射量をリーンとなった排気ガスの空燃比に基づいて変更する燃料噴射量変更手段と、を備える。
本発明によると、燃料噴射量が減少する燃料噴射弁を正確に検出することができ、誤学習を防止することができる。
第1実施形態の燃料噴射弁制御装置の概略構成図である。 第1実施形態の燃料噴射学習方法を説明するフローチャートである。 第1実施形態の時間経過におけるエンジン回転速度と空燃比との関係を示すマップである。 第2実施形態の燃料噴射弁制御装置の概略構成図である。 第2実施形態の燃料噴射学習方法を説明するフローチャートである。 第2実施形態の時間経過における空燃比とクランク角度との関係を示すマップである。 第2実施形態のクランク角と輸送遅れと排気ガスを排出した気筒との関係を示すマップである。
本発明の第1実施形態について図1を用いて説明する。図1は第1実施形態の燃料噴射弁制御装置の概略構成図である。本実施形態では、4気筒のエンジンについて説明するがこれに限られることはない。
燃料噴射弁制御装置は、クランク角センサ(クランク角検出手段)3と、空燃比センサ(空燃比検出手段)4と、コントロールユニット5と、を備える。なお、図1には1つの気筒を示しているが、4つの気筒は、クランクシャフト6の軸方向に沿って配置されている。
クランク角センサ3は、各気筒によって生じる燃焼に応じて回転するクランクシャフト6の回転角を検出する。
空燃比センサ4は、複数の気筒から排出される排気ガスが合流する箇所よりも下流側であり、三元触媒11よりも上流側の排気通路10に設けられる。空燃比センサ4は、エンジン30から排出される排気ガス中の空燃比を検出する。
コントロールユニット5は、中央演算装置(CPU)、読み出し専用メモリ(ROM)、ランダムアクセスメモリ(RAM)などによって構成される。コントロールユニット5は、クランク角センサ3によって検出したクランク角、空燃比センサ4によって検出した空燃比などに基づいて燃料噴射弁1毎に最適な燃料噴射量、噴射タイミングを算出し、燃料噴射弁1における燃料噴射を制御する。
燃焼室7では燃料噴射弁1によって噴射された燃料と空気とが混合ガスを形成する。そして、混合ガスは点火プラグ2によって着火されて燃焼する。これによってピストン9が下降し、ピストン9と連結するクランクシャフト6が回転する。このような動作が各気筒において連続的に行われる。燃焼室7で燃焼した混合ガスは排気ガスとしてエンジン30から排出され、排気通路10を介して外部へ排出される。
次に、第1実施形態の燃料噴射弁1における燃料噴射学習方法について図2のフローチャートを用いて説明する。
ステップS1では、各気筒における燃料噴射学習条件が成立しているかどうか判定する。そして、燃料噴射学習条件が成立している場合には、ステップS2へ進む。一方、燃料噴射学習条件が成立していない場合には本制御を終了する。燃料噴射学習条件とは、暖機運転が終了し、アイドル運転を行っている状態である。本実施形態では、暖機運転が終了し、アイドル運転を行っている場合にステップS2へ進む。
ステップS2では、クランク角センサ3によってクランク角を検出し、その信号からエンジン回転速度を算出する。ここでは、少なくとも各気筒の1回の燃焼によりクランクシャフト6が回転する間、つまりクランクシャフト6が720度回転する間のエンジン回転速度を算出する(ステップS2がエンジン回転速度検出手段を構成する)。
ステップS3では、空燃比センサ4によって排気ガスの空燃比を検出する。ここでは、少なくとも各気筒の1回の燃焼により排出された排気ガスが空燃比センサ4まで到達する間の空燃比を検出する。
ステップS4では、ステップS2によって算出したエンジン回転速度の中から、エンジン回転速度に変動(低下)があるかどうか判定する。ここではエンジン回転速度が所定回転速度以下となる箇所があるかどうか判定する。所定回転速度は、暖機運転が終了し、アイドル運転を行っている場合に通常取り得るエンジン回転速度(基準回転速度)から、燃料噴射弁1の燃料噴射量不足によりエンジン回転速度が低下したと判断可能な回転速度である。燃料噴射弁1の燃料噴射量不足は、例えば燃料噴射弁1に詰まりが生じることで発生する。そして、エンジン回転速度が所定回転速度以下となる箇所がある場合には、エンジン回転速度に変動があると判定し、ステップS5へ進む。一方、エンジン回転速度が所定回転速度以下となる箇所がない場合には、エンジン回転速度に変動がないと判定し、本制御を終了する(ステップS4がエンジン回転速度変動検出手段を構成する)。
ステップS5では、空燃比変動があるかどうか判定する。ここでは、ステップS3によって検出した排気ガスの空燃比から空燃比が第1所定値(所定空燃比)よりもリーンとなる箇所があるかどうか判定する。第1所定値は、例えば理論空燃比(14.7)などの設定された空燃比よりもリーン側の値であり、エンジン回転速度の低下量に基づいて算出する。第1所定値は、例えば予め設定したマップによって算出する。第1所定値は、エンジン回転速度の低下量が大きいほど大きくなる。そして、空燃比が第1所定値以上リーン側となる箇所がある場合には空燃比変動があると判定し、ステップS6へ進む。一方、空燃比が理論空燃比から第1所定値以上リーン側となる箇所がない場合には空燃比変動がないと判定し、本制御を終了する(ステップS5が空燃比判定手段を構成する)。
ステップS6では、空燃比変動に対応する気筒があるかどうか判定する。ここでは、ステップS4によって検出したエンジン回転速度が低下する箇所とステップS5によって検出したリーンとなる箇所とが対応するかどうか判定する。燃料噴射弁1の燃料噴射量不足に起因してエンジン回転速度が低下すると、図3に示すようにその気筒から排出される排気ガスはリーンとなる。図3は時間経過におけるエンジン回転速度と空燃比との関係を示すマップである。これによると、エンジン回転速度が低下する周期と空燃比がリーンとなる周期とが略一致することがわかる。そのため、エンジン回転速度変動と排気ガスの空燃比変動とを比較することで、気筒における燃焼状態を検出することが可能である。なお、エンジン回転速度が低下する箇所と空燃比がリーンとなる箇所とが対応するかどうかは、気筒から排出された排気ガスが空燃比センサ4まで到達するまでの所定の遅れ時間を考慮して判定される。そして、空燃比がリーンとなる箇所に対応する気筒がある場合にはステップS7へ進む。一方、空燃比がリーンとなる箇所に対応する気筒がない場合には本制御を終了する(ステップS6が気筒検出手段を構成する)。
ステップS7では、エンジン回転速度が低下する気筒にから排出される排気ガスの空燃比を空燃比センサ4によって検出する。
ステップS8では、ステップS7によって検出した空燃比が理論空燃比となるような燃料噴射量を算出し、現在の学習値に対して加重平均を算出する。
ステップS9では、ステップS8によって検出した加重平均と第2所定値とを比較し、加重平均が第2所定値以上であるかどうか判定する。そして、加重平均が第2所定値以上である場合には、ステップS10へ進む。一方、加重平均が第2所定値よりも小さい場合には、ステップS11へ進む。第2所定値は、燃料噴射弁1に故障が発生していると判定可能な値であり、予め設定される。燃料噴射弁1に故障が発生するとは、例えば燃料の詰まりが大きくなり、適切な燃料噴射を行うことができない状態である。
ステップS10では、燃料噴射弁1が故障していると判定する。
ステップS11では、ステップS9によって算出した加重平均を学習値として更新する。空燃比がリーンとなる排気ガスを排出する気筒に対しては、更新した学習値に基づいて、燃料噴射が行われる(ステップS11が燃料噴射量変更手段を構成する)。
本発明の第1実施形態の効果について説明する。
エンジン回転速度の低下と排気ガスの空燃比がリーンとなることとの相関をとることで、燃料噴射量が減少している燃料噴射弁1を正確に特定することができる。また、検出した空燃比に基づいて燃料噴射弁1の燃料噴射量を学習させることで、誤学習を防止することができる。そのため、各気筒における燃料噴射を揃えることができ、エミッションの悪化を抑制することができる。
エンジン回転速度の低下量に基づいて空燃比の変動閾値となる第1所定値を算出し、空燃比センサ4によって検出した空燃比が第1所定値よりもリーンとなる場合にのみ、燃料噴射弁1における学習を行う。これにより、誤学習を防止し、各気筒における燃料噴射を正確に揃えることができ、エミッションの悪化を抑制することができる。
エンジン回転速度の低下から空燃比センサ4までの遅れ時間を考慮して、エンジン回転速度変動と空燃比変動との相関をとることで、燃料噴射量が減少している燃料噴射弁1を正確に検出することができる。
次に本発明の第2実施形態について図4を用いて説明する。図4は第2実施形態の燃料噴射弁制御装置の概略構成図である。第2実施形態では、エアフローメータ20によって検出した空気量を用いて、燃料噴射弁1における燃料噴射量の学習を行う。
エアフローメータ20は、吸気配管21に設けられ、燃焼室7に吸入される空気量を検出する。
次に、第2実施形態の燃料噴射弁1における燃料噴射学習方法について図5のフローチャートを用いて説明する。
ステップS100では、各気筒における燃料噴射学習条件が成立しているかどうか判定する。そして、燃料噴射学習条件が成立している場合には、ステップS101へ進む。一方、燃料噴射学習条件が成立していない場合には本制御を終了する。燃料噴射学習条件とは、暖機運転が終了し、アイドル運転を行っている状態である。本実施形態では、暖機運転が終了し、アイドル運転を行っている場合にステップS101へ進む。
ステップS101では、クランク角センサ3によってクランク角を検出する。ここでは、少なくとも各気筒の1回の燃焼におけるクランク角を検出する。また検出したクランク角の信号からエンジン回転速度を算出する(ステップS101がエンジン回転速度検出手段を構成する)。
ステップS102では、空燃比センサ4によって排気ガスの空燃比を検出する。ここでは、少なくとも各気筒の1回の燃焼により排出された排気ガスが空燃比センサ4まで到達する間の空燃比を検出する。
ステップS103では、空燃比変動があるかどうか判定する。ここでは、ステップS102によって検出した排気ガスの空燃比の中から、空燃比が例えば理論空燃比(14.7)などの所定空燃比から第3所定値以上リーン側となる箇所があるかどうか判定する。第3所定値は予め設定される値である。そして、空燃比がリーンとなる箇所がある場合にはステップS104へ進む。一方、空燃比がリーンとなる箇所がない場合には本制御を終了する(ステップS103が空燃比判定手段を構成する)。
ステップS104では、空燃比がリーンとなる箇所に対応するクランク角を検出する。図6は時間経過における空燃比とクランク角との関係を示すものである。図6においては空燃比がリーンとなる気筒がある場合を示している。或る気筒における燃料噴射弁1の燃料噴射量が少ない場合には、その気筒から排出される排気ガス、つまりクランクシャフト6が所定のクランク角である場合の排気ガスの空燃比がリーンとなる。そのため、時間経過における空燃比とクランク角とを比較することで、空燃比がリーンとなるときのクランク角を検出することができる。
ステップS105では、エアフローメータ20によって各気筒に供給される空気量を算出する。
ステップS106では、空気量をエンジン回転速度で除算し、排気ガスの輸送遅れを算出する(ステップS106が輸送遅れ算出手段を構成する)。
ステップS107では、ステップS104によって検出したクランク角とステップS16によって算出した輸送遅れとに基づいて図7に示すマップから空燃比がリーンとなる排気ガスを排出した気筒を検出する。図7は、クランク角と輸送遅れと排気ガスを排出した気筒との関係を示すマップである。輸送遅れは空気量が大きくなると大きくなり、クランク角に対応する気筒は小さい(燃焼順が早い)方向となる。また、輸送遅れはエンジン回転速度が増加すると小さくなり、クランク角に対応する気筒は大きい(燃焼順が遅い)方向となる。なお、図7には各気筒にばらつき範囲(検出範囲)を持たせており、ばらつき範囲はエンジン回転速度が大きくなるにつれて小さくなる。本実施形態では、クランク角と輸送遅れとから特定される値がばらつき範囲内に含まれる気筒を、空燃比がリーンとなる排気ガスを排出した気筒、つまり燃料噴射量が少ない気筒であると判定する。そしてクランク角と輸送遅れとによって特定される値がばらつき範囲内に含まれる気筒がある場合にはステップS108へ進む。一方、クランク角と輸送遅れとによって特定される値がばらつき範囲内に含まれる気筒がない場合には本制御を終了する(ステップS107が気筒検出手段を構成する)。
ステップS108〜ステップS112までの制御は、第1実施形態のステップS7〜ステップS11までの制御と同じなので、ここでの説明は省略する。
本発明の第2実施形態の効果について説明する。
気筒への供給空気量とエンジン回転速度とに基づいて輸送遅れを算出し、輸送遅れと、クランク角と、空燃比とに基づいて、燃料噴射量が減少している燃料噴射弁1を検出する。これによって、燃料噴射量が減少している燃料噴射弁1を正確に特定することができる。
クランク角と輸送遅れとに基づいて、燃料噴射量が減少している気筒を検出する場合に、ばらつき範囲を持たせることで、燃料噴射量が減少している気筒を正確に検出することができる。
本発明は上記した実施形態に限定されるものではなく、その技術的思想の範囲内でなしうるさまざまな変更、改良が含まれることは言うまでもない。
1 燃料噴射弁
3 クランク角センサ(クランク角検出手段)
4 空燃比センサ(空燃比検出手段)
5 コントロールユニット
6 クランクシャフト
7 燃焼室
20 エアフローメータ
S2、S101 エンジン回転速度検出手段
S4 エンジン回転速度変動検出手段
S5、S103 空燃比判定手段
S6、S107 気筒検出手段
S106 輸送遅れ算出手段

Claims (5)

  1. エンジンの各気筒に燃料を噴射する複数の燃料噴射弁を制御する燃料噴射弁制御装置において、
    前記エンジンのクランクシャフトのクランク角を検出するクランク角検出手段と、
    前記クランク角検出手段によって検出した前記クランク角に基づいてエンジン回転速度を検出するエンジン回転速度検出手段と、
    前記エンジン回転速度が所定回転速度以下となったかどうか判定するエンジン回転速度変動検出手段と、
    前記エンジンから排出される排気ガスの空燃比を検出する空燃比検出手段と、
    前記空燃比が所定空燃比よりもリーンとなったかどうか判定する空燃比判定手段と、
    前記エンジン回転速度変動検出手段により判定される前記エンジン回転速度が前記所定回転速度以下となる周期と、前記空燃比判定手段により判定される前記空燃比が前記所定空燃比よりリーンとなる周期と、を求め、2つの周期が略一致する場合に、特定気筒の燃料噴射弁の燃料噴射量不足が発生していると判定する手段と、
    前記特定気筒の燃料噴射弁の燃料噴射量不足が発生していると判定された場合に、前記空燃比検出手段によって検出した前記空燃比と、前記クランク角検出手段によって検出したクランク角とに基づいて、前記空燃比が前記所定空燃比よりもリーンとなった前記排気ガスを排出した前記特定気筒を検出する気筒検出手段と、
    前記空燃比がリーンとなる前記排気ガスを排出した前記特定気筒へ燃料を噴射する前記燃料噴射弁の燃料噴射量をリーンとなった前記排気ガスの前記空燃比に基づいて変更する燃料噴射量変更手段と、を備えることを特徴とする燃料噴射弁制御装置。
  2. 前記所定空燃比は、前記エンジン回転速度の低下量に基づいて算出されることを特徴とする請求項に記載の燃料噴射弁制御装置。
  3. 前記気筒検出手段は、前記エンジン回転速度が低下してから前記排気ガスが空燃比検出手段まで到達する時間に基づいて、前記空燃比が前記所定空燃比よりもリーンとなった前記排気ガスを排出した前記特定気筒を検出することを特徴とする請求項に記載の燃料噴射弁制御装置。
  4. エンジンの各気筒に燃料を噴射する複数の燃料噴射弁を制御する燃料噴射弁制御装置において、
    前記エンジンのクランクシャフトのクランク角を検出するクランク角検出手段と、
    前記エンジンから排出される排気ガスの空燃比を検出する空燃比検出手段と、
    前記空燃比が所定空燃比よりもリーンとなったかどうか判定する空燃比判定手段と、
    前記空燃比が前記所定空燃比よりもリーンとなった場合に、前記空燃比検出手段によって検出した前記空燃比と、前記クランク角検出手段によって検出したクランク角とに基づいて、前記空燃比が前記所定空燃比よりもリーンとなった前記排気ガスを排出した前記気筒を検出する気筒検出手段と、
    前記空燃比がリーンとなる前記排気ガスを排出した前記気筒へ燃料を噴射する前記燃料噴射弁の燃料噴射量をリーンとなった前記排気ガスの前記空燃比に基づいて変更する燃料噴射量変更手段と、
    前記気筒に供給される空気量を検出する空気量検出手段と、
    前記クランク角検出手段によって検出した前記クランク角に基づいて、前記エンジン回転速度を検出するエンジン回転速度検出手段と、
    前記空気量と前記エンジン回転速度とから前記排気ガスの輸送遅れを算出する輸送遅れ算出手段と、を備え、
    前記気筒検出手段は、
    前記空燃比が前記所定空燃比よりもリーンとなった前記排気ガスが排出されたときの前記クランク角を算出し、
    前記空燃比が前記所定空燃比よりもリーンとなった前記排気ガスを排出した前記気筒を検出するための検出範囲を有しており、前記クランク角と前記輸送遅れとによって特定される値が、前記検出範囲内にある場合に、前記クランク角と前記輸送遅れとに基づいて前記空燃比が前記所定空燃比よりもリーンとなった前記排気ガスを排出した前記気筒を検出し、
    前記検出範囲は、前記エンジン回転速度が低下するにつれて狭くなることを特徴とする燃料噴射弁制御装置。
  5. 前記輸送遅れは、前記空気量を前記エンジン回転速度で除算して算出されることを特徴とする請求項に記載の燃料噴射弁制御装置。
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