JP5286003B2 - スペーサ及びスペーサの加工方法、熱交換器の製造方法 - Google Patents

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Description

本発明は、角棒の加工方法に関する。特に、スペーサの製造方法及び熱交換器の製造方法に関する。
熱交換器として多用されているものにプレート型熱交換器がある。図10はプレート型熱交換器において熱交換を行う熱交換器用プレートアセンブリ500である。熱交換器用プレートアセンブリ500は、金属プレート501の一対を用いて伝熱プレート502を形成し、前記伝熱プレート502の内部に第1の流路511を形成する。そして、前記伝熱プレート502を複数枚積層した伝熱ブロック506を有する。
また、前記複数の伝熱プレート502は、その外部に第2の流路512を形成するように一定の間隔を保持して設置される。これにより、前記第1の流路511を通る流体と第2の流路512を通る流体とは、前記金属プレート501を介して熱交換される。
上述のように、前記伝熱プレート502を一定の間隔を保持して設置するような場合には、伝熱プレート502の外縁部にスペーサを配して固定する。前記伝熱プレート502と前記スペーサとの固定方法としては、ろう付が広く用いられている。
前記伝熱プレート502の貫通孔503は一般に円管504に接続されているため、前記伝熱プレート502の貫通孔の形状503は一般に円形となっている。そのため、前記貫通孔503の外縁部には、U字型のスペーサ505を配してろう付することにより、伝熱プレート502を適正な間隔に固定する。
前記スペーサ505は、熱交換器の部材として大量に使用されるため、その製造には、製造コスト面からも優れた方法である曲げ加工を用いることが好ましい。しかし、単純に角棒に曲げ加工を施すと、U字の外周側と内周側との曲率が異なるため、スペーサの断面形状は、外周側の垂直方向の幅が内周側の垂直方向の幅より小さい逆台形状となる。例えば、4mm幅の角棒を用いて前記の曲げ加工を施すと、U字の外周側の垂直方向の幅は、内周側の垂直方向の幅よりも0.3mm小さくなる。
前記逆台形状のスペーサを用いて2つの伝熱プレートを固定すると、ろう付時に接合不良が発生する。具体的には、スペーサの外周側の垂直方向の幅が小さくなっているため、伝熱プレートを押す力がペーサの外周側で小さくなる。この結果、伝熱プレートを構成する2枚の金属プレートの先端部の隙間に過剰量のろう材が浸潤し、前記2枚の金属プレートの先端部の隙間に金属間化合物層が形成される。
そして、前記金属間化合物層は脆いため、層の厚さが厚くなると亀裂の原因となる。さらに、前記の亀裂が原因となり、熱交換時の熱膨張により伝熱プレートが破損し、冷却水漏れに結びつく原因となる。
角棒を曲げ加工する際に、先細りせず、断面形状が略矩形となる平坦性の高い加工方法を提供し、併せて、断面が略矩形となる平坦性の高いスペーサを提供する。また併せて、断面が略矩形となる平坦性の高いスペーサを用いて冷却水漏れを抑制した熱交換器を実現する。
本発明の一実施形態によると、第1の面、第2の面、第3の面及び第4の面を備える角棒の第1の面の中央部を含む所定部分を、前記角棒の前記第1の面と対向する第2の面方向に垂直にプレスして、前記所定部分の前記第1の面が窪み、且つ、前記第3の面及び前記第4の面が膨らんだ形状にした後、前記角棒を前記第2の面が外周側となる曲面を有するように曲げ加工することを特徴とする曲げ加工方法が提供される。
前記所定部分の前記角棒の長手方向の長さは、前記曲げ加工後の前記角棒の湾曲部の長さに相当してもよい。
前記角棒はステンレスであってもよい。
また、本発明の他の実施形態によると、第1の面、第2の面、第3の面及び第4の面を備える角棒の第1の面の中央部を含む所定部分を、前記角棒の前記第1の面と対向する第2の面方向に垂直にプレスして、前記所定部分の前記第1の面が窪み、且つ、前記第3の面及び前記第4の面が膨らんだ形状にした後、前記角棒を前記第2の面が外周側となる曲面を有するように曲げ加工することにより形成したスペーサが提供される。
前記所定部分の角棒の長手方向の長さは、前記曲げ加工後の湾曲部の長さに相当するスペーサであってもよい。
前記所定部分に窪部を有するスペーサであってもよい。
前記窪部の長さは、前記曲げ加工後の湾曲部の長さに相当するスペーサであってもよい。
前記角棒がステンレスであるスペーサであってもよい。
本発明の別の実施形態によると、第1の面、第2の面、第3の面及び第4の面を備える角棒の第1の面の中央部を含む所定部分を、前記角棒の前記第1の面と対向する第2の面方向に垂直にプレスして、前記所定部分の前記第1の面が窪み、且つ、前記第3の面及び前記第4の面が膨らんだ形状にした後、前記角棒を前記第2の面が外周側となる曲面を有するように曲げ加工することによりスペーサを形成し、1対の金属プレートからなる複数の伝熱プレートを、前記スペーサを介して固定することを特徴とする熱交換器の製造方法が提供される。
前記所定部分の角棒の長手方向の長さは、前記曲げ加工後の湾曲部の長さに相当するスペーサを用いてもよい。
前記所定部分に窪部を有するスペーサを用いてもよい。
前記窪部の長さは、前記曲げ加工後の湾曲部の長さに相当するスペーサを用いてもよい。
前記角棒がステンレスであるスペーサを用いてもよい。
本発明によると、角棒を曲げ加工する際に、先細りせず、断面形状が略矩形となる垂直方向に平坦性の高い加工方法を提供し、併せて、断面が略矩形となる曲げ加工を施したスペーサが提供される。また併せて、断面が略矩形となる垂直方向に平坦性の高いスペーサを用いて冷却水漏れを抑制した熱交換器が提供される。
以下、本発明の実施形態に係る角棒の曲げ加工方法について、図面を参照しながら詳細に説明する。なお、本発明は、以下の実施形態に限定されるわけではない。また、各実施形態において、同様の構成については同じ符号を付し、改めて説明しない場合がある。
(実施形態1)
従来の曲げ加工では図11に示したように、U字の外周側の垂直方向の幅が内周側の垂直方向の幅よりも小さくなることに着目した。本実施形態1の本発明に係る曲げ加工では、曲げ加工前に角棒を水平方向にプレスして垂直方向に膨らんだ形状(樽型)にした。
本実施形態1の本発明に係る前記角棒の所定部分に対して垂直方向(曲げ加工後の水平方向)にプレスする。本実施形態1の本発明に係る前記角棒のプレスに係る所定部位の長さ、プレス圧力及びつぶし量は、適宜変更される。前記プレス加工装置としては、例えば油圧プレス等を用いることが出来る。但し、本発明の本実施形態に係るプレス加工装置は何らこれらに限定されるものではない。
図1は、本実施形態1の本発明に係るプレス後の角棒101の断面図である。図1(A)に示したように、前記プレス処理により角棒101は垂直方向(曲げ加工後の水平方向)に中心部位が窪んだ形状となる一方で、図1(B)に示したように、水平方向(曲げ加工後の垂直方向)に膨らんだ形状になる。
続いて、前記プレス後の本実施形態1の本発明に係る角棒101にU字曲げ加工(馬蹄形。以下本明細書においては曲面を有する曲げ加工をU曲げ加工という。)を施す。前記曲げ加工装置としては、パイプベンダーやアングルベンダー等を用いることが出来る。本実施形態1の本発明に係る加工装置は何らこれらに限定されるものではない。
図2は、本実施形態1の本発明に係る前記曲げ加工後の曲げ加工品100の断面図である。図2(A)に示したように、前記曲げ加工品の垂直方向には前記プレス処理による窪みが残る一方で、図2(B)に示したように、前記曲げ加工により、垂直方向の膨らみは減少し、略矩形になる。
ここで、前記プレス処理による角棒の窪みの角棒の長手方向の長さは、前記曲げ加工後の湾曲部の長さに相当することが望ましい。
以上説明したように、本実施形態1の本発明に係る曲げ加工方法によると、曲げ加工の前加工として、角棒にプレス処理を施して断面が垂直方向に膨らんだ形状の角棒を形成することにより、角棒をU字曲げ加工する際に、先細りせず、断面形状が略矩形となる垂直方向に平坦性の高い加工方法を提供し、併せて、断面が略矩形となる垂直方向に平坦性の高い曲げ加工品が提供される。
(実施例1)
本発明の本実施例1では、熱交換器のスペーサ、特にU字形状に曲げ加工を施したスペーサについて、加工方法及びろう付けの結果を詳細に述べる。
本実施例1の本発明に係る角棒には、耐食性のある金属角棒を用いることが出来る。本実施形態1の本発明に係る金属角棒としては、ステンレス角棒が好ましい。一例として、スペーサ材料の角棒として全長120mmの4mm角のステンレス(304ステンレス)角棒を用いた。本実施例1の本発明に係る角棒は、何らこれらに限定されるものではない。
本実施例1の本発明に係る曲げ加工として、曲げ加工した際の湾曲部となる前記角棒の中心部位50mmを60tonの圧力でプレスした。このとき、つぶし量が0.15〜0.2mmとなるようプレスした。前記プレス後の角棒に曲げ加工を施し、スペーサを製造した。
製造した前記スペーサは、プレート型熱交換器の熱交換器用プレートアセンブリの製造に用いた。図3(A)は金属プレート111を示した図であり、図3(B)は、A−A断面図、図3(C)は、B−B断面図である。図3(A)に示したように、金属プレート111は円形の貫通孔113を有する。
前記第1および第2の流路を通る流体の攪拌および前記金属プレート111の表面積を拡げることによる熱交換効率の向上のため、前記金属プレート111表面には図3(C)に示したような波型の凹凸を形成する。本実施例1の本発明に係る金属プレートは、何らこれらに限定されるものではない。
前記金属プレート111を一定の間隔を保持して設置するため、前記金属プレート111の外縁部に図4に示すように本実施例1の本発明に係るスペーサ100を配して固定する。図4(A)は、前記金属プレート111及び前記スペーサ100を上面から見た図で、図4(B)は、2枚の前記金属プレート111と前記スペーサ100とを接合した時の配置を示す側面図である。
前記スペーサ100と前記金属プレート111とは、ろう付により接合される。ろう付けは、複雑な形状の部材の接合に適した方法であるため、本実施例1の本発明に係る断面が略矩形であるスペーサ100と、前記金属プレート111とにおいては、面接合が実現される。この結果、熱伝導性が良好で、且つ、強度のある接合が提供される。また、ろう付けは真空ろう付けであるため、不純物を防ぐ、クリーンな条件下で行われる。本実施例1の本発明に係るろう材は、母剤であるステンレスよりも低い融点で、且つ、耐食性と高い強度を有するステンレス鋼用のろう材であれば、何れを用いてもよい。
実施例1の本発明に係る熱交換器用プレートアセンブリは、例えば、3つの前記伝熱プレートと、2つの前記スペーサとにより、伝熱ブロックが形成される。第1の伝熱ブロックと第2の伝熱ブロックとは、円管と固定部材とにより接続される。
図5(A)は、本実施例1の本発明に係る曲げ加工を施したスペーサ100を用いた伝熱プレートのろう付後の断面図である。金属プレート間には、金属間化合物層の形成は認められず、ろう材により一様に接合されていることが確認できる。また、図5(D)は、本実施例1の本発明に係るスペーサ100の断面の模式的図である。図5(D)のA及びBは、前記スペーサの垂直方向の幅が小さくなった部位の水平方向の長さを示し、表1はA及びBの長さをまとめたものである。

本実施例1の本発明に係る曲げ加工を施したスペーサ100の垂直方向の幅が小さくなった部位の水平方向の長さA及びBは、従来のスペーサに比して短くなっている。このため、金属プレートに対してスペーサのU字外周部近傍まで圧力がかかり、金属プレート間に過剰量のろう材が浸潤することを防ぐことにより、金属プレート間の金属間化合物層形成を防ぐと考えられる。
以上説明したように、本実施例の本発明に係る曲げ加工方法は、断面が略矩形となる垂直方向に平坦性の高いスペーサの製造を実現する優れた効果を奏し、また、金属プレート間の金属間化合物層形成を防ぎ、伝熱プレートの破損を抑制した熱交換器を提供することが出来る。
(比較例1)
本発明の本実施形態1と比較するため、角棒に従来の曲げ加工を施し、スペーサを製造した。図11は、曲げ加工を施した従来のスペーサ200の断面図である。前記従来の角棒の中心部位にプレス加工を施さないこと以外は、実施例1と同様の材料及び加工を行ったため、詳細な説明は省略する。
図6(A)は、従来のスペーサを用いた伝熱プレートのろう付後の断面図で、図6(B)はその拡大図である。金属プレート間に金属間化合物層の形成が認められ、前記金属化合物層には亀裂が確認できる。
また、図6(C)及び図11(B)は、前記従来の曲げ加工後のスペーサの模式的な断面図である。図6(C)のA及びBは、前記スペーサの垂直方向の幅が小さくなった部位の水平方向の長さを示し、その長さは、表1に示したとおりである。本実施例1の本発明に係るスペーサのA及びBの長さに比して、2倍以上長いことが分かる。これにより、金属プレートを押す力がスペーサの外周側で小さくなり、伝熱プレートを構成する2枚の金属プレートの先端部の隙間に過剰量のろう材が浸潤し、金属プレートの先端部の隙間に金属間化合物層が形成されたものと考えられる。
(比較例2)
比較例2は、従来の曲げ加工によるスペーサを製造後、平坦化を狙って、垂直方向にプレス加工を施した。最後のプレス加工以前の角棒の材料及び加工方法は、比較例1と同様であるため、詳細な説明は省略する。
従来の曲げ加工方法により製造したスペーサに、垂直方向から60tonの圧力で、1回プレス加工を施した。
図7(A)および(C)は、比較例2のスペーサを用いた伝熱プレートのろう付後の断面図で、図7(B)および(D)はその拡大図である。金属プレート間に金属間化合物層の形成が認められ、前記金属化合物層には亀裂が確認できる。
また、図7(E)は、前記比較例2の曲げ加工後のスペーサの模式的な断面図である。図7(E)のA及びBは、前記スペーサの垂直方向の幅が小さくなった部位の水平方向の長さを示し、その長さは、表1に示したとおりである。従来の曲げ加工によるスペーサに比してはA及びBの長さは短くなり、一応の改善は認められた。しかし、本実施例1の本発明に係るスペーサのA及びBの長さに比して、1.5倍程度長いことが分かり、これが金属プレート間に金属間化合物層を形成した原因であると推定される。
(比較例3)
比較例3は、ステンレス角棒を曲げ加工後の外周側に相当する辺が長く、前記の曲げ加工後の内周側に相当する辺が短くなるように、断面が台形になるように予め加工処理を行った。図8は、前記の台形に加工したステンレス角棒の断面を示した模式図である。
台形に加工する加工方法としては、プレス加工や引き抜き加工等がある。本比較例3では、プレス加工を用いた。
ステンレス角棒の断面が台形になるよう加工した後の曲げ加工方法は、比較例1と同様の加工処理を行ったため、詳細な説明は省略する。
図9(A)は、比較例3のスペーサを用いた伝熱プレートのろう付後の断面図で、図9(B)はその拡大図である。金属プレート間に金属間化合物層の形成が認められ、前記金属化合物層には亀裂が確認できる。
上述のとおり、ステンレス角棒の断面が台形になるよう加工した後に曲げ加工を施す方法は、金属プレート間の金属間化合物層形成の抑制には寄与しないことが示された。
以上説明したとおり、スペーサの加工方法としては、材料となる角棒を曲げ加工後の水平方向に相当する方向からのプレス加工を施し、その断面が曲げ加工後の垂直方向に相当する方向に膨らんだ形状に加工した後に、水平方向に曲げ加工を施す方法が最良であることが分かる。その結果、断面が略矩形となる垂直方向に平坦性の高い低コストのスペーサを提供し、ろう付による金属間化合物層の形成を防ぐことができる。
本発明の実施形態1に係るプレス後の角棒101の断面図で、(A)は正面図、(B)は側面図である。 本発明の実施形態1に係る曲げ加工後のスペーサ100の断面図で、(A)は正面図、(B)は側面図である。 (A)は伝熱プレート111を示した図であり、(B)はA−A断面図、(C)はB−B断面図である。 (A)は金属プレート111とスペーサ100との位置関係を示した図であり、(B)は2つの伝熱プレートを形成する金属プレートの間に配したスペーサ100の模式図である。 (A)本発明の本実施形態1に係る曲げ加工を施したスペーサ100を用いた伝熱プレートのろう付後の断面図で、(B)はその拡大図、(C)は本発明の実施形態1に係るプレス後の角棒101のプレス加工後の断面図、(D)は本発明の本実施形態1に係る曲げ加工を施したスペーサ100断面の模式的図である。 (A)は比較例1の従来のスペーサを用いた伝熱プレートのろう付後の断面図で、(B)はその拡大図、(C)は従来の曲げ加工後のスペーサの模式的な断面図である。 (A)および(C)は、比較例2のスペーサを用いた伝熱プレートのろう付後の断面図で、(B)および(D)はその拡大図である。 比較例3の台形に加工したステンレス角棒の断面を示した模式図で、(A)は正面図で、(B)は側面図である。 (A)は、比較例3のスペーサを用いた伝熱プレートのろう付後の断面図で、(B)はその拡大図である。 プレート型熱交換器の熱交換器用プレートアセンブリの一例500である。 曲げ加工を施した従来のスペーサ200の断面図で、(A)は正面図で、(B)は側面図である。
符号の説明
100 実施例1のU字型スペーサ
101 角棒101
111 金属プレート
113 貫通孔
200 従来のU字型スペーサ
201 角棒
301 台形に加工したステンレス角棒
500 熱交換器用プレートアセンブリ
501 金属プレート
502 伝熱プレート
503 貫通孔
504 円管
505 スペーサ
506 伝熱ブロック
507 固定部材
511 第1の流路
512 第2の流路

Claims (13)

  1. 第1の面、第2の面、第3の面及び第4の面を備える角棒の第1の面の中央部を含む所定部分を、前記角棒の前記第1の面と対向する第2の面方向に垂直にプレスして、前記所定部分の前記第1の面が窪み、且つ、前記第3の面及び前記第4の面が膨らんだ形状にした後、
    前記角棒を前記第2の面が外周側となるよう曲面を有するように曲げ加工することを特徴とする曲げ加工方法。
  2. 前記所定部分の前記角棒の長手方向の長さは、前記曲げ加工後の前記角棒の湾曲部の長さに相当することを特徴とする請求項1に記載の曲げ加工方法。
  3. 前記角棒がステンレスであることを特徴とする請求項1又は2に記載の曲げ加工方法。
  4. 第1の面、第2の面、第3の面及び第4の面を備える角棒の第1の面の中央部を含む所定部分を、前記角棒の前記第1の面と対向する第2の面方向に垂直にプレスして、前記所定部分の前記第1の面が窪み、且つ、前記第3の面及び前記第4の面が膨らんだ形状にした後、
    前記角棒を前記第2の面が外周側となる曲面を有するように曲げ加工することにより形成したスペーサ。
  5. 前記所定部分の角棒の長手方向の長さは、前記曲げ加工後の湾曲部の長さに相当することを特徴とする請求項4に記載のスペーサ。
  6. 前記所定部分に窪部を有することを特徴とする請求項5に記載のスペーサ。
  7. 前記窪部の長さは、前記曲げ加工後の湾曲部の長さに相当することを特徴とする請求項6に記載のスペーサ。
  8. 前記角棒がステンレスであることを特徴とする請求項4乃至請求項7のいずれか一に記載のスペーサ。
  9. 第1の面、第2の面、第3の面及び第4の面を備える角棒の第1の面の中央部を含む所定部分を、前記角棒の前記第1の面と対向する第2の面方向に垂直にプレスして、前記所定部分の前記第1の面が窪み、且つ、前記第3の面及び前記第4の面が膨らんだ形状にした後、
    前記角棒を前記第2の面が外周側となる曲面を有するように曲げ加工することによりスペーサを形成し、
    前記スペーサをろう材を介して一対の金属プレートで挟み、前記一対の金属プレートと前記スペーサとをろう付けすることを特徴とする熱交換器の製造方法。
  10. 前記スペーサの前記所定部分の角棒の長手方向の長さは、前記曲げ加工後の湾曲部の長さに相当することを特徴とする請求項9に記載の熱交換器の製造方法。
  11. 前記スペーサの前記所定部分に窪部を有することを特徴とする請求項10に記載の熱交換器の製造方法。
  12. 前記スペーサの前記窪部の長さは、前記曲げ加工後の湾曲部の長さに相当することを特徴とする請求項11に記載の熱交換器の製造方法。
  13. 前記角棒がステンレスであることを特徴とする請求項9乃至12のいずれか一に記載の熱交換器の製造方法。
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