JP5284739B2 - ルーバ装置 - Google Patents

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Description

本発明は、室内外に設けて遮光と採光を行うルーバ装置に関する。
従来、窓から室内に射し込む直射日光等の光を遮るため、窓にルーバ装置を設けて遮光及び採光を行うものとして、特許文献1に開示されたものがある。
特許文献1に開示された従来のルーバ装置は、複数並べた板状のルーバー羽根を回動させて遮光及び採光を行う構成のものであり、板状のルーバー羽根全面のうちの一部分に光を拡散させる拡散部を設けると共に拡散部以外の部分を光を透過させない遮光部とし、遮光するため各ルーバー羽根を回動させた際に、各ルーバー羽根の拡散部が隣りのルーバー羽根の遮光部と重複してなることを特徴としたものである。
特開2002−97869号公報
しかしながら、上記した特許文献1に記載のルーバシステムでは、ルーバを板状に形成しているので、風雨に晒される外部環境下では十分な機械的強度を確保し難く、また、経時的に変形を生じさせ、必ずしも遮光を良好に行うことができない。
また、板状に形成していることから、板厚を均一にしようとすると、ルーバー羽根の一方の面の形状が、他方の面の形状に影響を与えるために、それら両面を互いに干渉することなく任意形状に成形することが難しいという問題もある。
そこで本発明は、採風を行いながら遮光性を確保できるとともに、所望の明るさの採光を行うことができ、また、十分な機械的強度に優れたルーバ装置の提供を目的としている。
上記目的を達成するための本発明の構成は、次のとおりである。
請求項1に記載したルーバ装置は、上下方向に間隔を空けてそれぞれ水平軸回りに回動自在に配置した複数のルーバー材を備え、このルーバー材を、照射光を遮断する遮光分殻体と、照射光を透過する透光分殻体との開口辺縁どうしを互いに対向させることにより中空部を形成した外殻構造にしている。
請求項2に記載のルーバ装置は、一側面の遮光分殻体と透光分殻体との長さの比率と他側面の遮光分殻体と透光分殻体との長さの比率を異ならせてある。
請求項3に記載のルーバ装置は、ルーバー材を閉じた状態で、隣り合う二つのルーバー材の透光分殻体と遮光分殻体とが、照射光に対して互いに重なり合わないようにしてある。
請求項4に記載のルーバ装置は、ルーバー材が採風状態で、隣り合う二つのルーバの遮光分殻体を、少なくともその一部が照射光に対して互いに重なり合うように形成している。
請求項5に記載のルーバ装置は、遮光分殻体は、これの一側面を照射光を反射する凸曲面とし、かつ、他側面を照射光を隣り合う他のルーバの遮光分殻体に向けて反射する凹曲面としている。
請求項1に記載した発明によれば、採風を行いながら遮光性を確保し、かつ、所望の明るさの採光を行うことができ、また、十分な機械的強度に優れたルーバ装置を得ることができる。
また、中空構造としているので、必要な機械的強度を確保しつつ、軽量化を図ることができるとともに、遮光分殻体や透光分殻体の形状を互いに制約することなく形成することができる。
さらに、中空部において、透過した照射光を反射拡散させることができるとともに、遮光分殻体と透光分殻体とにより構成しているので、それらの形成を容易に行うことができる。
透光分殻体を透過した照射光を、中空部によって反射拡散することができるので、均質化した光を室内に取り込むことができる。
請求項1に記載した発明で得られる効果に加え、各請求項に記載の発明によれば次の効果を得ることができる。
請求項2に記載した発明によれば、一側面の遮光分殻体と透光分殻体との長さの比率と他側面の遮光分殻体と透光分殻体との長さの比率を異ならせているので、所望の遮光及び採光を行うことができる。
請求項3に記載した発明によれば、ルーバー材を閉じた状態で、隣り合う二つのルーバー材の透光分殻体と遮光分殻体とが、照射光に対して互いに重なり合わないようにしているので、ルーバー材を閉じているときにも、十分な採光を行うことができる。
請求項4に記載した発明によれば、ルーバー材が採風状態で、隣り合う二つのルーバの遮光分殻体を、少なくともその一部が照射光に対して互いに重なり合うように形成しているので、採風を行いながらも遮光を確実に行うことができる。
請求項5に記載した発明によれば、遮光分殻体は、これの一側面を照射光を反射する凸曲面とし、かつ、他側面を照射光を隣り合う他のルーバの遮光分殻体に向けて反射する凹曲面としているので、より明るい採光を行うことができる。
以下に、本発明を実施するための最良の形態について、図面を参照して説明する。図1は、本発明の第一の実施形態に係るルーバー材の一部をなすルーバ本体の断面図、図2は、本発明の一実施形態に係るルーバ装置の正面図、図3は、図2に示すI‐I線に沿う断面図であり、その一部を省略して示している。また、図4は、図2に示すII‐II線に沿う断面図であり、その一部を省略して示している。
本発明の一実施形態に係るルーバ装置Aは、互いに所要の間隔で複数並列したルーバー材B…を互いに同期して回動させるようにしたものである。
本実施形態においては、上下方向に間隔を空けてそれぞれ水平軸回りに回動自在に配置した複数のルーバー材B…を備え、ルーバー材B…は、中空部βを有する外殻構造であり、照射光を遮断する遮光部S1,S2と、照射光を透過する透光部S3,S4とを外殻に区画形成している。
具体的には、互いに所要の間隔をおいて起立した竪枠材10A,10B,10Cの上端部間に、横枠材11,11を横架してなる枠体12と、それら竪枠材10A,10B,10C間に上下多段に配列した複数のルーバー材B…とを主要の構成としたものである。
竪枠材10Aは、図2に示すように、互いに平行にした側壁13a,13b及び内外壁14,15により長方形の中空枠として一体成型されている。
なお、他の竪枠材10B,10Cは、竪枠材10Aと同等の構造になっているので、それらと同等のものに同一の符号を付して説明を省略する。
竪枠材10Aの側壁13bには、基部16aの一端に支持片16bを折曲形成した平面視L字形の支持材16と、基部16aの他端に当接させたアングル材17とが固定されている。
支持片16bには、平面視L字形のカバー部材18、軸支部材19、ガイドプレート20がそれぞれ固定されている。なお、21は、アングル材17に固定されたカバー部材である。
軸支部材19は平面視L字形に形成されており、それには、ルーバー材Bを回動自在に軸支するための円筒形の軸支部22の基端部が固着されている。
ルーバー材Bは第一の実施形態に係るものであり、それは、詳細を後述するルーバ本体50の両端に、取付け具70,70を配設したものである。
取付け具70は金属製のものであり、ルーバ本体50の輪郭に沿う形状にした側壁71の辺縁に沿って、一定幅の鍔72を連成したものである。
側壁71であって、上記した軸支部22に対向する位置には、嵌合孔71aが形成されているとともに、その嵌合孔71aから外端側(室外側)に偏移した位置には、ルーバ本体50を位置決めするための位置決めピン72が、また、内端側(室内側)に偏移した位置には、上下多段に配列したルーバー材B…の上半部側のものに共通の連動棒73が、また、下半部側のものにも共通の連動棒73がそれぞれ連結されている。
連動棒73,73には、図3に示すように、ガイドプレート20に形成されている半円弧形のガイド溝20aに沿って移動するハンドル74,74がそれぞれ固定されている。
このハンドル74を、ガイド溝20aに沿って上下移動することにより、ルーバー材B…を回動させるようになっている。
本実施形態においては、上半部側に配設したルーバー材B…と、下半部側に配設したルーバー材B…とを、別のハンドル74,74によって互いに独立して回動させられるようにしているが、すべてのルーバー材Bを同期して回動するようにしてもよい。
竪枠材10Bの側壁13aには、上記したものと同等の支持材16、アングル材17が固定されている。
支持片16bには、上記したものと同等のカバー部材18と軸支部材19が、また、アングル材17にはカバー部材18が固定されている。
この竪枠材10Bの側壁13bには、上記した竪枠材10Aの側壁13bに配設した、支持材16、アングル材17、カバー部材18、軸支部材19、ガイドプレート20及びカバー部材21と同等のものが配設されているので、それらと同一の符号を付して説明を省略する。
また、竪枠材10Cの側壁13aにも、竪枠材10Bの側壁13aにおいて説明した、支持材16、アングル材17、カバー部材18,18、軸支部材19と同等のものが配設されているので、それらと同一の符号を付して説明を省略する。
次に、図1をも参照してルーバ本体について、詳細に説明する。
ルーバ本体50は合成樹脂製のものであり、図1に示す隣り合う立枠10A,10Bの間隔よりもやや短い全長Lにし、かつ、幅Wにした略断面翼形の中空外殻構造にしている。
具体的には、照射光を遮断する遮光部S1,S2となるように着色した一端半部側(室外側)の遮光分殻体51と、照射光を透過する透光部S3,S4となるように透明又は半透明に形成した他端半部側(室外側)の透光分殻体52とからなり、それら遮光分殻体51と透光分殻体52とにより外殻を構成している。
「照射光」は、本ルーバ装置Aを室内外の境界に配置したときには日光のことであり、また、例えば室内において部屋を仕切る位置に配置したときには、室内灯の光のことである。
このように、遮光部S1,S2と透光部S3,S4とに対応する二つの遮光,透光分殻体51,52により形成しているので、それら遮光部S1,S2と透光部S3,S4の成型を容易に行うことができる。
なお、「一端半部」を室外側に向けているという意味において「外端半部」、「他端半部」を室内側に向けているという意味において「内端半部」とも称することができる。
一端半部側の遮光分殻体51は、凸曲成した一側面側(図示上面側)の外殻部分51aと、凹曲成した他面側(図示下面側)の外殻部分51bを一端部から他端部に向け、互いの間隔が次第に広がるように一体に成形されており、また、中空部β内には、補強リブ51cが一体に形成されている。
詳細については後述するが、凸曲成した一側面側の外殻部分51aは、凹曲成した他面側の外殻部分51bよりも他端部側に延出して長く形成されている。
外殻部分51aは、照射光を室外側に反射返戻する曲面形状に、また、外殻部分51bは、照射光を室内側に反射する曲面形状にそれぞれ形成されている。
また、外殻部分51aと、外殻部分51bの各内辺縁部51a´,51b´には、後述する弾性係合部55,56と係合するための断面略C字形の弾性係合部53,54が形成されている。
他端半部側の透光分殻体52は、それぞれ凸曲面にした一面側の外殻部分52aと他面側の殻壁外殻部分52bを、他端部から一端部に向け、次第に互いの間隔が広がるように一体に形成されている。
また、その一面側の外殻部分52aの辺縁部52a´と、他面側の外殻部分52bの各辺縁部52b´には、上記弾性係合部53,54と係合するための略L字形の弾性係合部55,56が形成されている。
本実施形態において示すルーバ本体50は、一端半部側の遮光分殻体51と他端半部側の透光分殻体52とを互いの弾性係合部53,54、55,56を係合するように形成されている。
これにより、ルーバ本体50、従ってまた、ルーバー材Bの一端半部側の一面側と他面側にそれぞれ遮光部S1,S2が、また、他端半部側の一面側と他面側にそれぞれ透光部S3,S4がそれぞれ形成されていることになる。
本実施形態においては、ルーバー材Bを採風姿勢に回動したとき、隣り合うルーバー材B,Bの遮光部S1,S2どうしが、照射光に対して少なくともその一部が重なり合うように、それら遮光部の形成領域を設定している。
具体的には、隣り合う上下のルーバー材B,Bどうしの配列間隔を勘案して、上記した遮光部S1と透光部S3との比率a,bをa>bとし、また、遮光部S2と透光部S4との比率c,dをc<d、とした寸法関係を満たすようにしている。
すなわち、ルーバー材Bを回動調整することにより、例えば夏のような強い照射光の場合には、室内に差し込む照射光を減少させ、また、冬のような弱い照射光の場合には、室内に差し込む照射光を増加させるように、遮光部S1と透光部S3との比率a,b及び遮光部S2と透光部S4との比率c,dを設定しているのである。従って、たとえば季節に応じた所要の採光を行うことができる。
また、ルーバー材を閉じた状態、すなわち、閉姿勢に回動したとき、隣り合う二つのルーバー材B,Bの透光部S3,S3と遮光部S1,S2とが、照射光に対して互いに重なり合わない寸法関係をも満たすようにしている。
次に、ルーバー材と入射光との関係について、図5〜9を参照して説明する。図5は、上記したルーバー材の回動範囲を示す説明図、図6は、ルーバー材を一の態様に係る採風姿勢にしたときの様子を示す説明図、図7は、ルーバー材を閉じた姿勢にした様子を示す説明図である。また、図8は、ルーバー材を他の態様に係る採風姿勢にした様子を示す説明図、図9は、ルーバー材をさらに他の態様に係る採風姿勢にした様子を示す説明図である。なお、図6〜9においては、照射角度が異なる照射光(日光)を矢印α1,α2で示している。
上記したルーバー材Bは、例えば四季それぞれに対応した角度に回動させることができ、例えば図5(A)には、例えば雨や雪を防ぐように閉じた第一の閉姿勢(イ)を示している。
同様にして、同図(B)〜(D)には、例えば夏から秋の気候に合わせた角度に回動した採風姿勢(ロ)〜(ニ)、また、同図(E)は、例えば冬の気候において寒風を防ぐように閉じた第二の閉姿勢(ホ)を示している。
なお、上記図5(B)〜(D)に示す採風姿勢(ロ)〜(ニ)を、ルーバー材Bの採風状態ともいい、また、同図(A),(E)に示す第一,第二の閉姿勢をルーバー材Bを閉じた状態ともいう。
図6に示すように、照射光α1の照射角度を勘案し、その照射光α1にほぼ直交する採風姿勢となるようにルーバー材B…を回動させる。換言すると、それらのルーバー材B…の各他端部を斜め上向きにした採風姿勢にする。
この場合、隣り合う二つのルーバー材B,Bのうち、上段側のルーバー材Bの一端部際を通過する入射光α1は、下段のルーバー材Bの上面側の遮光部S1によって遮られ、これにより、採風を行いながらも照射光が室内側に差し込むことがない。
上述したように本実施形態においては、隣り合う上下のルーバー材B,Bどうしの配列間隔を勘案して、上記した遮光部S1と透光部S2との比率a,bをa>bとしているので、照射光α1の照射角度が、例えば季節毎に想定された角度範囲内で深浅変動するときにも、十分に対応することができる。
図7に示すように、ルーバー材B…を回動させて、上段側のルーバー材Bの他端部と下段側のルーバー材Bの一端部とが重なり合う全閉姿勢(ホ)にする。
この全閉姿勢(ホ)においては、透光部S3,4を通じて照射光α2を室内側に十分に取り込むことができ、所望の明るさの採光を行うことができる。また、透光部S3,4に透過した照射光α2を、中空部βによって反射拡散することができるので、均質化した光を室内に取り込むことができる。
図8に示すように、照射光α1の照射角度を勘案し、その照射光α1に対して中心軸線Oが90度よりもやや鈍角となるようにルーバー材B…を回動させて、それらルーバー材B…の他端部をやや上向きにした採風姿勢(ロ)にする。
この採風姿勢(ロ)においては、各ルーバー材Bの一端部側に凸曲成した遮光部S1によって、照射光は室外側に反射返戻される。これにより、想定外の照射光が室内側に入り込むことを防止できる。
また、隣り合う二つのルーバB,Bのうち、上段側のルーバBの後端部際を通過する入射光α1は、下段側のルーバBの遮光部S1によって遮られ、これにより、採風を行いながらも照射光が室内側に差し込むことがない。
図9に示すように、照射光α2の照射角度を勘案し、その照射光α2が他面側の遮光部S2に照射される採風姿勢(ニ)となるようにルーバー材B…を回動させる。換言すると、そのルーバー材Bの他端部を斜め下向きにした採風姿勢にする。
この採風姿勢(ニ)においては、各ルーバー材Bの凹曲成にした遮光部S2によって、照射光が室内側に反射され、また、その反射光の一部は下段側のルーバー材Bの遮光部S1によって室内側にに反射されて採り入れられる。これにより、採風を行いながら、より明るい採光を行うことができる。
次に、第二〜七の実施形態に係るルーバー材について、図10,11を参照して説明する。図10は、第二の実施形態に係るルーバー材のうち、ルーバ本体の断面図、図11(A)〜(E)は、第三〜第七の実施形態に係るルーバー材のうち、各ルーバ本体を簡略化して示す断面図である。
なお、上述した実施形態において説明したものと同等のものについては、それらと同一の符号を付して説明を省略する。
第二の実施形態に係るルーバー材のルーバ本体50Aは、図10に示すように、上記したルーバ本体50と同等の合成樹脂製のものであり、そのルーバ本体50と同じ全長にし、かつ、同じ幅にした略翼形の断面形状になっている。
本実施形態において示すルーバ本体50Aは、照射光を透過する透光部S3,S4となるように透明又は半透明に形成した一端半部側(室外側)の遮光分殻体51Aと、照射光を遮断する遮光部S1,S2となるように着色した他端半部側(室外側)の透光分殻体52Aとからなる。
具体的には、隣り合う上下のルーバー材B,Bどうしの配列間隔を勘案して、上記した透光部S3と遮光部S1との比率a,bをa>bとし、また、透光部S4と遮光部S3との比率c,dをc<d、とした寸法関係を満たすようにしている。
第三の実施形態に係るルーバー材のルーバ本体50Bは、図11(A)に示すように、幅Wの約4/5を遮光部S1,S2とし、残余の約1/5を透光部S3,S4としたものである。
第四の実施形態に係るルーバー材のルーバ本体50Cは、図11(B)に示すように、幅Wの中心部分の約3/5を遮光部S1,S2とし、両側の残余の約1/5ずつに透光部S3,S4、S5,S6を形成したものである。
第五の実施形態に係るルーバー材のルーバ本体50Dは、図11(C)に示すように、幅Wの約4/5を透光部S3,S4とし、残余の約1/5を遮光部S1,S2としたものである。
第六の実施形態に係るルーバー材のルーバ本体50Eは、図11(D)に示すように、全幅Wの中心部分の約3/5を透光部S3,S4とし、両側の残余の約1/5ずつに遮光部S1,S2、S6,S7を形成したものである。
以上詳細に説明したが、いずれにしても、上記各実施形態において説明した各構成は、それら各実施形態にのみ適用することに限らず、一の実施形態において説明した構成を、他の実施形態に準用若しくは適用し、さらには、それを任意に組み合わせることができるものである。
なお、本発明は上述した実施形態に限るものではなく、次のような変形実施が可能である。
上述した実施形態においては、互いに同一構造のルーバー材を、互いに所要の間隔で複数並列した構造のものを例として説明したが、互いに異なる構造のものを配列してもよい。
本発明の第一の実施形態に係るルーバー材の一部をなすルーバ本体の断面図である。 本発明の一実施形態に係るルーバ装置の正面図である。 図2に示すI‐I線に沿う断面図であり、その一部を省略して示している。 図2に示すII‐II線に沿う断面図であり、その一部を省略して示している。 上記したルーバー材の回動範囲を示す説明図である。 ルーバー材を、一の態様に係る採風姿勢にしたときの様子を示す説明図である。 ルーバー材を閉じた姿勢にした様子を示す説明図である。 ルーバー材を、他の態様に係る採風姿勢にした様子を示す説明図である。 ルーバー材を、さらに他の態様に係る採風姿勢にした様子を示す説明図である。 第二の実施形態に係るルーバー材のうち、ルーバ本体の断面図である。 (A)〜(E)は、第三〜第七の実施形態に係るルーバー材のうち、各ルーバ本体を簡略化して示す断面図である。
符号の説明
51 遮光分殻体
51a,51b 外殻部分
52 透光分殻体
52a,52b 外殻部分
A ルーバ装置
B ルーバー材
S1,S2 遮光部
S3,S4 透光部
β 中空部

Claims (5)

  1. 上下方向に間隔を空けてそれぞれ水平軸回りに回動自在に配置した複数のルーバー材を備え、
    ルーバー材を、照射光を遮断する遮光分殻体と、照射光を透過する透光分殻体との開口辺縁どうしを互いに対向させることにより中空部を形成した外殻構造にしていることを特徴とするルーバ装置。
  2. 一側面の遮光分殻体と透光分殻体との長さの比率と、他側面の遮光分殻体と透光分殻体との長さの比率を異ならせてあることを特徴とする請求項1に記載のルーバ装置。
  3. ルーバー材を閉じた状態で、隣り合う二つのルーバー材の透光分殻体と遮光分殻体とが、照射光に対して互いに重なり合わないようにしてあることを特徴とする請求項1又は2に記載のルーバ装置。
  4. ルーバー材が採風状態で、隣り合う二つのルーバの遮光分殻体を、少なくともその一部が照射光に対して互いに重なり合うように形成していることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載のルーバ装置。
  5. 遮光分殻体は、これの一側面を照射光を反射する凸曲面とし、かつ、他側面を照射光を隣り合う他のルーバの遮光分殻体に向けて反射する凹曲面としたことを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載のルーバ装置。
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