JP5284739B2 - ルーバ装置 - Google Patents
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Description
特許文献1に開示された従来のルーバ装置は、複数並べた板状のルーバー羽根を回動させて遮光及び採光を行う構成のものであり、板状のルーバー羽根全面のうちの一部分に光を拡散させる拡散部を設けると共に拡散部以外の部分を光を透過させない遮光部とし、遮光するため各ルーバー羽根を回動させた際に、各ルーバー羽根の拡散部が隣りのルーバー羽根の遮光部と重複してなることを特徴としたものである。
請求項1に記載したルーバ装置は、上下方向に間隔を空けてそれぞれ水平軸回りに回動自在に配置した複数のルーバー材を備え、このルーバー材を、照射光を遮断する遮光分殻体と、照射光を透過する透光分殻体との開口辺縁どうしを互いに対向させることにより中空部を形成した外殻構造にしている。
また、中空構造としているので、必要な機械的強度を確保しつつ、軽量化を図ることができるとともに、遮光分殻体や透光分殻体の形状を互いに制約することなく形成することができる。
さらに、中空部において、透過した照射光を反射拡散させることができるとともに、遮光分殻体と透光分殻体とにより構成しているので、それらの形成を容易に行うことができる。
透光分殻体を透過した照射光を、中空部によって反射拡散することができるので、均質化した光を室内に取り込むことができる。
請求項2に記載した発明によれば、一側面の遮光分殻体と透光分殻体との長さの比率と他側面の遮光分殻体と透光分殻体との長さの比率を異ならせているので、所望の遮光及び採光を行うことができる。
本実施形態においては、上下方向に間隔を空けてそれぞれ水平軸回りに回動自在に配置した複数のルーバー材B…を備え、ルーバー材B…は、中空部βを有する外殻構造であり、照射光を遮断する遮光部S1,S2と、照射光を透過する透光部S3,S4とを外殻に区画形成している。
なお、他の竪枠材10B,10Cは、竪枠材10Aと同等の構造になっているので、それらと同等のものに同一の符号を付して説明を省略する。
支持片16bには、平面視L字形のカバー部材18、軸支部材19、ガイドプレート20がそれぞれ固定されている。なお、21は、アングル材17に固定されたカバー部材である。
取付け具70は金属製のものであり、ルーバ本体50の輪郭に沿う形状にした側壁71の辺縁に沿って、一定幅の鍔72を連成したものである。
このハンドル74を、ガイド溝20aに沿って上下移動することにより、ルーバー材B…を回動させるようになっている。
支持片16bには、上記したものと同等のカバー部材18と軸支部材19が、また、アングル材17にはカバー部材18が固定されている。
ルーバ本体50は合成樹脂製のものであり、図1に示す隣り合う立枠10A,10Bの間隔よりもやや短い全長Lにし、かつ、幅Wにした略断面翼形の中空外殻構造にしている。
「照射光」は、本ルーバ装置Aを室内外の境界に配置したときには日光のことであり、また、例えば室内において部屋を仕切る位置に配置したときには、室内灯の光のことである。
なお、「一端半部」を室外側に向けているという意味において「外端半部」、「他端半部」を室内側に向けているという意味において「内端半部」とも称することができる。
詳細については後述するが、凸曲成した一側面側の外殻部分51aは、凹曲成した他面側の外殻部分51bよりも他端部側に延出して長く形成されている。
また、外殻部分51aと、外殻部分51bの各内辺縁部51a´,51b´には、後述する弾性係合部55,56と係合するための断面略C字形の弾性係合部53,54が形成されている。
また、その一面側の外殻部分52aの辺縁部52a´と、他面側の外殻部分52bの各辺縁部52b´には、上記弾性係合部53,54と係合するための略L字形の弾性係合部55,56が形成されている。
これにより、ルーバ本体50、従ってまた、ルーバー材Bの一端半部側の一面側と他面側にそれぞれ遮光部S1,S2が、また、他端半部側の一面側と他面側にそれぞれ透光部S3,S4がそれぞれ形成されていることになる。
具体的には、隣り合う上下のルーバー材B,Bどうしの配列間隔を勘案して、上記した遮光部S1と透光部S3との比率a,bをa>bとし、また、遮光部S2と透光部S4との比率c,dをc<d、とした寸法関係を満たすようにしている。
なお、上記図5(B)〜(D)に示す採風姿勢(ロ)〜(ニ)を、ルーバー材Bの採風状態ともいい、また、同図(A),(E)に示す第一,第二の閉姿勢をルーバー材Bを閉じた状態ともいう。
この場合、隣り合う二つのルーバー材B,Bのうち、上段側のルーバー材Bの一端部際を通過する入射光α1は、下段のルーバー材Bの上面側の遮光部S1によって遮られ、これにより、採風を行いながらも照射光が室内側に差し込むことがない。
この全閉姿勢(ホ)においては、透光部S3,4を通じて照射光α2を室内側に十分に取り込むことができ、所望の明るさの採光を行うことができる。また、透光部S3,4に透過した照射光α2を、中空部βによって反射拡散することができるので、均質化した光を室内に取り込むことができる。
また、隣り合う二つのルーバB,Bのうち、上段側のルーバBの後端部際を通過する入射光α1は、下段側のルーバBの遮光部S1によって遮られ、これにより、採風を行いながらも照射光が室内側に差し込むことがない。
なお、上述した実施形態において説明したものと同等のものについては、それらと同一の符号を付して説明を省略する。
具体的には、隣り合う上下のルーバー材B,Bどうしの配列間隔を勘案して、上記した透光部S3と遮光部S1との比率a,bをa>bとし、また、透光部S4と遮光部S3との比率c,dをc<d、とした寸法関係を満たすようにしている。
第四の実施形態に係るルーバー材のルーバ本体50Cは、図11(B)に示すように、幅Wの中心部分の約3/5を遮光部S1,S2とし、両側の残余の約1/5ずつに透光部S3,S4、S5,S6を形成したものである。
第六の実施形態に係るルーバー材のルーバ本体50Eは、図11(D)に示すように、全幅Wの中心部分の約3/5を透光部S3,S4とし、両側の残余の約1/5ずつに遮光部S1,S2、S6,S7を形成したものである。
上述した実施形態においては、互いに同一構造のルーバー材を、互いに所要の間隔で複数並列した構造のものを例として説明したが、互いに異なる構造のものを配列してもよい。
51a,51b 外殻部分
52 透光分殻体
52a,52b 外殻部分
A ルーバ装置
B ルーバー材
S1,S2 遮光部
S3,S4 透光部
β 中空部
Claims (5)
- 上下方向に間隔を空けてそれぞれ水平軸回りに回動自在に配置した複数のルーバー材を備え、
ルーバー材を、照射光を遮断する遮光分殻体と、照射光を透過する透光分殻体との開口辺縁どうしを互いに対向させることにより中空部を形成した外殻構造にしていることを特徴とするルーバ装置。 - 一側面の遮光分殻体と透光分殻体との長さの比率と、他側面の遮光分殻体と透光分殻体との長さの比率を異ならせてあることを特徴とする請求項1に記載のルーバ装置。
- ルーバー材を閉じた状態で、隣り合う二つのルーバー材の透光分殻体と遮光分殻体とが、照射光に対して互いに重なり合わないようにしてあることを特徴とする請求項1又は2に記載のルーバ装置。
- ルーバー材が採風状態で、隣り合う二つのルーバの遮光分殻体を、少なくともその一部が照射光に対して互いに重なり合うように形成していることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載のルーバ装置。
- 遮光分殻体は、これの一側面を照射光を反射する凸曲面とし、かつ、他側面を照射光を隣り合う他のルーバの遮光分殻体に向けて反射する凹曲面としたことを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載のルーバ装置。
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