JP2018127788A - ルーバー - Google Patents

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Abstract

【課題】従来ルーバーは、室外側の上方から射し込む太陽光が、ルーバー材に反射して下方(床面方向)に向かうため、あまり室内を明るくすることができなかった。このため、太陽光を採り込んでより室内を明るくすることができるルーバーを提供する。
【解決手段】見込方向に対して傾斜していて、見付方向に並んでいるルーバー材1を備え、各ルーバー材1の室内側面12が、拡散反射面となっており、各ルーバー材1が、上下方向に対して傾斜して延びる向きに設けてある。
【選択図】図1

Description

本発明は、建築物の窓の室外側に設置するルーバーに関する。
建築物の窓において、外部からの視線を遮りつつ、採光を確保するために、窓の室外側にルーバーを設置する場合がある。従来のルーバーは、図5に示すように、平板状で見込方向に対して傾斜し、上下方向に延びる向きのルーバー材101を、見付方向に並べたものであった。
しかしながら、このような従来のルーバーは、図5に示すように、室外側の上方から射し込む太陽光が、ルーバー材101に反射して下方(床面方向)に向かうため、あまり室内を明るくすることができなかった。
本発明は、上記事情を鑑みたものであり、太陽光を採り込んでより室内を明るくすることができるルーバーを提供することを目的とする。
本発明は、見込方向に対して傾斜していて、見付方向に並んでいるルーバー材を備え、各ルーバー材の室内側面が、拡散反射面となっており、各ルーバー材が、上下方向に対して傾斜して延びる向きに設けてあることを特徴とする。
本発明によれば、室外側の上方から射し込む太陽光が、上下方向に対して傾斜したルーバー材により上方に向けて反射され、天井面に導光されるので、室内を明るくすることができる。
ルーバーの第一実施形態を示し、(a)は正面図、(b)はA−A線断面図(部分縦断面図)、(c)はB−B線断面図(部分横断面図)である。 光がルーバー材の室内側面で反射する場合の説明図である。 放物線の焦点を通る光についての説明図である。 (a)はルーバーの第二実施形態の部分横断面図、(b)はルーバーの第三実施形態の部分横断面図である。 従来のルーバーを示し、(a)は正面図、(b)はC−C線断面図(部分縦断面図)、(c)はD−D線断面図(部分横断面図)である。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。このルーバーは、建築物の窓の室外側に設置するものであり、以下において、左右とは、ルーバーを室外側から見た場合の左右方向(図1(a)の左右方向)を示すものとする。ルーバーの第一実施形態は、図1に示すように、矩形の枠体10を有し、枠体10の内周側に、複数本のルーバー材1を設けてある。
ルーバー材1は、中空形材からなるものであって、室外側から室内側に向けて、見込方向(室内外方向)に対して左に傾斜しており、これを上下方向に対して傾斜して延びる向きに設けてある。なお、上下方向に対しては、右側に倒れる向きに、垂直から30度傾斜している。そして複数本のルーバー材1が見付方向(左右方向)に等間隔に並んでいて、各ルーバー材1の端部を枠体10に固定してある。さらに、ルーバー材1の形状について詳述すると、見込方向に対して傾斜する室外側面11及び室内側面12と、室外側の見付面13を有する。室外側面11は、放物線形状となっており、室外側端が放物線の頂点であって、ルーバーの室外側面上(見付面13と面一な面上)に放物線の焦点が位置している。一方、室内側面12は、室外側部分が略直線形状で、室内側部分が室外側面11と略同一の室内側に向けてわずかに凸な曲線形状となっている。そして、室外側面11及び見付面13は、平滑で、光の反射率が高く正反射成分の比率が大きな面であるのに対し、室内側面12は、ローレット加工により細かい凹凸を形成してあり、光を拡散反射する面である。なお、隣接するルーバー材1において、左側のルーバー材1の右端部(室外側端部)と右側のルーバー材1の左端部(室内側端部)の左右位置が一致している。
このように構成した本発明のルーバーの第一実施形態によれば、図1に示すように、室外側の上方から射し込む太陽光(図中の実線矢印)が、上下方向に対して傾斜したルーバー材1の、斜め上方を向いた室外側面11により、上方に向けて反射され(図中の破線矢印)、天井面に導光されるので、室内を明るくすることができる。特に、ルーバー材1の傾斜角度を垂直に対して30度としてあることで、年間の最頻出太陽高度である30度付近の光を効率的に天井面に導光できる。なお、より効率的に太陽光を反射するために、ルーバーを設置する窓の方角に応じて、ルーバー材1の傾斜方向を変えてもよい。すなわち、東に面した窓であれば、室外側から見て太陽光は左側上方から射し込むので、図1(a)に示すように、ルーバー材1の傾斜方向を右側に倒れる向きとすることで、太陽光をより効率的に反射して天井面に導光できる。一方、西に面した窓であれば、室外側から見て太陽光は右側上方から射し込むので、図1(a)に示すものとは反対に、ルーバー材1の傾斜方向を左側に倒れる向きとすることで、太陽光をより効率的に反射して天井面に導光できる。
また、図2に示すように、ルーバー材1の室外側面11で反射し、さらに隣接するルーバー材1の室内側面12で反射する光は、室内側面12がローレット加工により細かい凹凸を形成した面となっており、拡散反射されるので、グレア(まぶしさやぎらつき)を抑えることができる。さらに、ルーバー材1の室外側面11が放物線形状であることから、図3に示すように、放物線の焦点Fを通って入射する光が、入射角によらず、室外側面11で見付方向(左右方向)に反射され、隣接するルーバー材1の室内側面12で拡散反射されるので、太陽光を効率よく室内に採り込める。
次に、本発明のルーバーの第二実施形態について説明する。第二実施形態は、第一実施形態と同様に、矩形の枠体10と、枠体10の内周側に上下方向に対して傾斜して延びる向きに設けたルーバー材1を有するものであり、さらに、図4(a)に示すように、隣接するルーバー材1の間に、くし形ルーバー2を設けてある。くし形ルーバー2は、上下方向に延びる複数本のくし材(ルーバー材)3を、見込方向に等間隔に並べて構成したものである。各くし材3は、平板状のものであって、見付方向に水平な向きであり、各くし材3の右端部の左右位置が、くし形ルーバー2の左側のルーバー材1の右端部(室外側端部)と右側のルーバー材1の左端部(室内側端部)の左右位置と一致している。そして、各くし材3の見付幅が、最も室外側のものから順に漸増し、見込方向中間部から漸減している。また、くし形ルーバー2は、見込方向に延びて各くし材3を連結する桟材33を備え、この桟材33は上下に間隔を空けて複数設けてある。なお、各くし材3及び各桟材33は、一体に成形されたものである。さらに、最も室内側のくし材3には、室内側に向けて突出する突条からなる室内側係合部34を形成してあり、最も室外側のくし材3には、室外側に向けて突出する突条からなる室外側係合部35を形成してあって、くし形ルーバー2の室内側係合部34を、ルーバー材1の室外側面11の室内側端部に形成した、室外側に向けて開口し上下に延びる溝状の室内側被係合部14に係合させ、くし形ルーバー2の室外側係合部35を、ルーバー材1の室内側面12の室外側端部に形成した、室内側に向けて開口し上下に延びる溝状の室外側被係合部15に係合させて、くし形ルーバー2をルーバー材1に固定してある。そして、各くし材3の室外側面31は、平滑で、光の反射率が高く正反射成分の比率が大きな面であるのに対し、室内側面32は、ローレット加工により細かい凹凸を形成してあり、光を拡散反射する面である。
このように構成した本発明のルーバーの第二実施形態によれば、第一実施形態と同様に、室外側の上方から射し込む太陽光が、上下方向に対して傾斜したルーバー材1の室外側面11により上方に向けて反射され、天井面に導光されるので、室内を明るくすることができる。そして、くし形ルーバー2によって、ルーバー材1同士の間を通した視線を遮り、外部からの何れの方向の視線も遮りつつ、採光を確保できる。また、視線が通らないということは、室内に外部からの光が直接導光されることはなく、ルーバー材1及び/又はくし形ルーバー2のくし材3で反射した光が導光される。そして特に、ルーバー材1の室内側面12及びくし形ルーバー2のくし材3の室内側面32が、ローレット加工により細かい凹凸を形成した面となっており、これらの面で光が拡散反射されるので、グレアを抑えることができる。さらに、ルーバー材1の室外側面11が放物線形状なので、放物線の焦点を通って入射する光が、室外側面11で見付方向(左右方向)に反射され、くし形ルーバー2を通り抜けて、隣接するルーバー材1の室内側面12で拡散反射される。
次に、本発明のルーバーの第三実施形態について説明する。第三実施形態は、第一実施形態と同様に、矩形の枠体10と、枠体10の内周側に上下方向に対して傾斜して延びる向きに設けたルーバー材1を有するものであり、さらに、図4(b)に示すように、隣接するルーバー材1の間に、拡散透過パネル4を設けてある。拡散透過パネル4は、上下方向に延び見込方向に水平な向きの乳白色の樹脂製平板からなり、入射した光を、拡散して透過させるものである。そして拡散透過パネル4の左右位置は、拡散透過パネル4の左側のルーバー材1の右端部(室外側端部)と右側のルーバー材1の左端部(室内側端部)の左右位置と一致している。また、拡散透過パネル4の室内側端部と室外側端部には、それぞれ略L字形の室内側係合部41と室外側係合部42を形成してあって、拡散透過パネル4の室内側係合部41を、ルーバー材1の室内側被係合部14に係合させ、拡散透過パネル4の室外側係合部42を、ルーバー材1の室外側被係合部15に係合させて、拡散透過パネル4をルーバー材1に固定してある。
このように構成した本発明のルーバーの第三実施形態によれば、第一実施形態と同様に、室外側の上方から射し込む太陽光が、上下方向に対して傾斜したルーバー材1の室外側面11により上方に向けて反射され、天井面に導光されるので、室内を明るくすることができる。そして、ルーバー材1同士の隙間が、全て乳白色の拡散透過パネル4により塞がれているので、外部からの何れの方向の視線も遮りつつ、採光を確保できる。また、外部からの光は、全て拡散透過パネル4を通ることで拡散されるので、グレアを抑えることができる。
本発明は、上記の実施形態に限定されない。たとえば、ルーバー材の傾斜角度は、設置場所の環境などに応じて適宜変更できるし、ルーバー材、くし形ルーバー及び拡散透過パネルの形状は、上記の要件を満たすものであれば、どのようなものであってもよい。また、ルーバー材の室内側面は拡散反射面であるが、この拡散反射面とは、少なくとも室外側面より拡散反射成分の比率が大きい面であり、ローレット加工以外の表面加工、塗装、別部材による被覆など、どのように形成されるものであってもよい。さらに、拡散透過パネルは、光を通しつつ直進を妨げるものであればよく、半透明の樹脂板・ガラス板や、すりガラスのように表面に凹凸を形成したもの、または透明板の表面に乳白色や半透明のフィルムを貼ったものなど、どのようなものであってもよい。
1 ルーバー材
12 室内側面

Claims (1)

  1. 見込方向に対して傾斜していて、見付方向に並んでいるルーバー材を備え、各ルーバー材の室内側面が、拡散反射面となっており、各ルーバー材が、上下方向に対して傾斜して延びる向きに設けてあることを特徴とするルーバー。
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