JP5281120B2 - 動力舵取装置 - Google Patents
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Description
勿論、前、後の操舵輪を転舵させる舵取リンク機構は、舵取ハンドルの舵取操作により連動して動作するように機械的に連結されている。
前記コントロールバルブから供給される作動油を前記メインアクチュエータまたは前記サブアクチュエータへの流路を切換えることにより選択的に給送するアクチュエータ切換え手段と、を備えるものである。
請求項2に記載した発明に係る動力舵取装置は、上記発明において、前記ポンプ切換え手段の前記ボディは、前記スプールの一端側に設けられ前記スプールを移動させるための前記パイロット圧が導入されるパイロット圧導入室を備え、前記パイロット圧室に導入される前記パイロット圧は、前記メインポンプ接続ポートを介して供給されるものである。
請求項3に記載した発明に係る動力舵取装置は、上記発明において、前記ポンプ切換え手段は、前記第2の状態において、前記メインポンプ接続ポートと前記サブポンプ接続ポート間の連通が前記スプールによって遮断されるものである。
このとき、サブポンプからの流体圧はポンプ切換え手段を介してタンク側に給送され、このサブポンプは無負荷運転状態となる。
これらの図において、符号1で示すものは前2軸車に用いる動力舵取装置である。この動力舵取装置1は、図1や図5に示すように、全体の図示は省略したが大型車の車体前部(車体シャーシフレームの前端部分)に前、後に並んで設けた前、後各一対をなす操舵輪2,3を舵取ハンドル4の舵取操作に応じてそれぞれ転舵させる際の操舵補助力を前、後の操舵リンク系(図5にドラッグリンク2a,3aとナックルアーム2b,3bのみを示す)に与えることができるように構成されている。
なお、21はこれらのシャフト7,20内に同軸的に配設されその両端がそれぞれのシャフト7,20側に一体的に結合しているトーションバーである。このトーションバー21のねじれにより、スタブシャフト7とウォームシャフト20とが相対的に回転してロータリ式のコントロールバルブ15が作動する。
この従動レバー25の他端は前記ドラッグリンク3a、ナックルアーム3bを介して前記後側操舵輪3に連結されている。
前記スプールバルブ31は、ボディ30aに形成したバルブ孔30b内で摺動するスプール32を備えている。このスプール32の図中右端には前記メインポンプ10からの流体圧がボディ30aに設けたパイロット通路33を経て導かれ、一方他端にはドレン(タンク圧)が導かれるとともにスプール32を一端側に付勢する圧縮コイルばね34が設けられている。
この状態では、サブポンプ11からの通路は、ポートPSからスプール32内の通路36を介してタンク13へ戻るポートTSに接続されて短絡した状態となっている。
また、この状態では、メインポンプ10側のポートPM、タンク12へのポートTSは遮断された状態にある。
このスプール42の一端には、前記メインポンプ10からの油圧がパイロット圧として導入されている。また、スプール42の他端には圧縮コイルばね43が配置されるとともにドレン(タンク圧)が導入されている。
このようにコントロールバルブ15に接続されない側のアクチュエータを短絡させるのは、該当するシリンダの左、右室を連通させて前、後の操舵輪2,3に接続されるピストンロッドに抵抗を与えず、いわゆる油圧ロック状態が生じないようにするためである。
たとえば前側操舵輪2を転舵制御するための動力舵取装置1を作動させる油圧源を自動車用エンジンによって駆動されるポンプ10によって構成し、補助用のパワーシリンダへの油圧を自動車の車軸または電動モータの回転によって駆動されるポンプ11で構成しているが、これに限らない。特に、補助用パワーシリンダ(後側パワーシリンダ27の第2のシリンダ29)への油圧源となるサブポンプ11としては、上述したような車軸駆動方式や電動モータなどによる電動駆動式のものに限らず、エンジン以外の適宜の駆動源で駆動できるものであればよい。
Claims (3)
- 前2軸車の前、後各一対をなす操舵輪を転舵させるための動力舵取装置であって、
車輌のエンジンで駆動されるメインポンプと、
作動油を貯留し、前記メインポンプに作動油を供給するメインタンクと、
前記エンジン以外の駆動手段により駆動されるサブポンプと、
作動油を貯留し、前記サブポンプに作動油を供給するサブタンクと、
舵取ハンドルへの舵取操作により前記各ポンプからの作動油の流路切換えを行う単一のコントロールバルブと、
前記コントロールバルブから供給される作動油によって得られる操舵補助力により前記操舵輪を転舵制御するメインアクチュエータと、
前記コントロールバルブから供給される作動油によって得られる操舵補助力により前記操舵輪を転舵制御するサブアクチュエータと、
バルブ孔を有するボディと、前記バルブ孔内に軸方向移動可能に設けられたスプールと、前記ボディに設けられ、前記メインポンプからの作動液が供給されるメインポンプ接続ポートと、前記ボディに設けられ、前記サブポンプからの作動液が供給されるサブポンプ接続ポートと、前記ボディに設けられ、作動液を前記メインタンクに戻すためのメインタンク接続ポートと、前記ボディに設けられ、作動液を前記サブタンクに戻すためのサブタンク接続ポートと、前記ボディに設けられ、前記メインポンプまたは前記サブポンプから供給された作動液を前記コントロールバルブに給送する給送ポートと、前記ボディに設けられ、前記コントロールバルブからの作動液を前記メインタンクまたは前記サブタンクに還流させる戻りポートと、から構成され、パイロット圧としての前記メインポンプからの流体圧が前記スプールに供給され、前記メインポンプ接続ポートと前記給送ポートとを接続し、前記戻りポートと前記メインタンク接続ポートとを接続すると共に、前記サブポンプ接続ポートと前記サブタンク接続ポートとを接続する第1の状態と、前記パイロット圧としての前記メインポンプからの流体圧が前記スプールに供給されず、前記サブポンプ接続ポートと前記給送ポートとを接続すると共に前記戻りポートと前記サブタンク接続ポートとを接続する第2の状態とを切換え制御するポンプ切換え手段と、
前記コントロールバルブから供給される作動油を前記メインアクチュエータまたは前記サブアクチュエータへの流路を切換えることにより選択的に給送するアクチュエータ切換え手段と、を備えることを特徴とする動力舵取装置。 - 請求項1に記載の動力舵取装置において、前記ポンプ切換え手段の前記ボディは、前記スプールの一端側に設けられ前記スプールを移動させるための前記パイロット圧が導入されるパイロット圧導入室を備え、
前記パイロット圧室に導入される前記パイロット圧は、前記メインポンプ接続ポートを介して供給されることを特徴とする動力舵取装置。 - 請求項1に記載の動力舵取装置において、前記ポンプ切換え手段は、前記第2の状態において、前記メインポンプ接続ポートと前記サブポンプ接続ポート間の連通が前記スプールによって遮断されることを特徴とする動力舵取装置。
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