JP5280888B2 - アクチュエータ - Google Patents

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Description

本発明は、アクチュエータに関する。
モータに減速機構を備えたアクチュエータは、コンパクトで扱い容易なことから各種(例えば、自動車の可変ノズル式ターボチャージャ装置、パワーウィンド装置、スライドルーフ装置等)の駆動源として利用されている(例えば、特許文献1)。この種のアクチュエータは、モータを、各種減速ギア等の減速機構を配置収容したギアハウジングに連結することによってモータと減速機構とが一体的に組み付けられている。
詳述すると、モータの回転軸が突出するように、モータに連結板を設ける。そして、モータの連結板をギアハウジングに形成した筒状の連結開口部内に挿入させて、連結板から突出した回転軸とギアハウジング内のギアとを駆動連結させる。その後、モータの連結板をギアハウジングの連結開口部に対してネジで連結固定することによって、モータがギアハウジングに連結固定されてアクチュエータとなる。
ところで、アクチェータは、ギアハウジング側にモータ駆動用電源コードが取り付けられている。従って、ギアハウジングにモータを連結する際に、あわせて、モータのモータ側電源端子とギアハウジングに設けたコネクタのハウジング側電源端子とを接続する必要があった。
モータ側電源端子は、オス型の端子であって、モータの回転軸と同様に、連結板から突出形成されている。また、ギアハウジングに設けたコネクタは、ギアハウジングに対してインサート成形にて一体的に形成するため、その成形上の制約から、コネクタに取着されるハウジング側端子がオス型の端子となっていた。
従って、オス型のモータ側電源端子とギアハウジングに設けたコネクタのオス型のハウジング側電源端子とを電気的に接続するために、メス型の中間端子を介して接続していた。その結果、ギアハウジングにモータを連結する際に、事前に、メス型の中間端子をオス型のハウジング側端子に圧入して連結する。そして、ギアハウジングにモータを連結するとき、目視しながら、ハウジング側電源端子に圧入したメス型の中間端子に対してオス型のモータ側電源端子を圧入するようにしていた。
特開2004−157763号公報
上記したように、ハウジング側電源端子に圧入されたメス型の中間端子に対してオス型のモータ側電源端子を目視しながら圧入していた。しかしながら、モータの連結板とギアハウジングの筒状の連結開口部により、中間端子とモータ側電源端子の圧入箇所を目視にて確認することは極めて困難であった。
従って、作業者の勘にたよっているのが現状であった。その結果、中間端子とモータ側電源端子とが完全に圧入されず接続不良が発生する虞があった。
本発明は上記問題点を解消するためになされたものであって、その目的は、目視することなく中間端子とモータ側電源端子を圧入させ接続不良の発生を抑え、ギアハウジングとモータの組み付けの作業効率の向上を図ることができるアクチュエータを提供することにある。
請求項1に記載の発明は、減速ギア機構を収容するギアハウジングの連結開口部に、モータに連結した連結板を貫挿し、その連結板を前記連結開口部内に形成した連結面に連結固定して、前記連結板から突出した前記モータの回転軸を前記ギアハウジング内に設けたギアと駆動連結させるとともに、前記連結開口部内に前記モータ側に突出形成されたハウジング側オス型端子に挿入されたメス型中間端子に、前記連結板から前記ギアハウジング側に突出形成されたモータ側オス型端子を挿通させて両オス型端子を電気的に接続させたアクチュエータであって、前記連結板に、円弧面と該円弧面の両端から接線方向に延出した接線面を有した突状片を形成し、前記ギアハウジングの連結開口部の内側面に、前記突状片を嵌合し貫挿方向に摺動案内するガイド溝を凹設し、前記モータ側に突出形成されたハウジング側オス型端子は、その周囲を囲む樹脂筒に収容され、前記メス型中間端子は、金属板を折り曲げて形成した筒状体であって、そのギアハウジング側部分が前記樹脂筒のモータ側開口部に挿入され前記ハウジング側オス型端子に対して固定され、そのメス型中間端子のモータ側開口部に前記モータ側オス型端子が挿通されており、前記メス型中間端子は、そのモータ側開口部から筒状体内に折り曲げ形成された一対のモータ側中間端子を有し、一対のモータ側中間端子は、前記メス型中間端子のモータ側開口部からギアハウジング側に向かって延び、前記モータ側オス型端子が挿通されたときに弾性変形しながらモータ側オス型端子を挟むようにして圧接し、一対のモータ側中間端子は、メス型中間端子のモータ側開口部からその圧接部分に向かって互いに近づくように形成されている
請求項1に記載の発明によれば、連結板をギアハウジングに連結する際、連結板の突状部をガイド溝に嵌合させ摺動させていくだけで、ギアハウジングに対してモータを、その軸線方向に対して直交する方向の位置決めがなされた状態で挿入案内させることができる。このとき、突状部に、円弧面と、該円弧面の両端から接線方向に延出した接線面を形成したことから、スムーズに、突状部は、ギアハウジング側に向かって案内され易い。
請求項に記載の発明は、請求項に記載のアクチュエータにおいて、前記樹脂筒の先端面には、ガイド棒を前記モータ側に突出形成し、前記連結板には、前記ガイド棒を貫挿するガイド孔を貫通形成した。
請求項に記載の発明によれば、連結板をギアハウジングに連結する際、先行してガイド棒がガイド孔に貫挿されて、ガイド棒がカイド孔に沿って貫挿されるため、ハウジング側端子とモータ側端子との相対的な位置決めがより確実に行われるため、連結作業がよりスムーズに行えて作業効率の向上を図ることができる。
請求項に記載の発明は、請求項1又は2に記載のアクチュエータにおいて、前記メス型中間端子には、ハウジング側オス型端子を弾圧挟持する挟持部を形成した。
請求項に記載の発明によれば、中間コネクタは、挟持部にてハウジング側オス型端子を弾圧挟持することから、ハウジング側オス型端子に対してより確実に仮固定される。
請求項に記載の発明は、請求項に記載のアクチュエータにおいて、ハウジング側オス型端子は、前記挟持部を嵌合する切り欠きを形成した。
請求項に記載の発明は、中間コネクタを仮固定する際、ハウジング側オス型端子に形成した切り欠きに中間コネクタに形成した挟持部が嵌合しているころから、中間コネクタはぐらつくことなく、モータ側オス型端子を確実に挟入させることができる。
本発明によれば、アクチュエータは目視することなく中間端子とモータ側電源端子を圧入させ接続不良の発生を抑え、ギアハウジングとモータの組み付けの作業効率の向上を図ることができる。
ギアハウジングにモータを組み付ける前のアクチュエータの要部分解斜視図。 ギアハウジングにモータを組み付けた状態を示すアクチュエータの要部斜視図。 連結板を取着したモータの要部斜視図。 連結板の突状部を説明するための要部正面図。 ハウジング側電源端子、モータ側電源端子、中間コネクタの接続状態を示す図。 中間コネクタの成形方法を説明するための図。 (a)電源端子が圧入されていない状態を示す中間コネクタの平断面図、(b)電源端子が圧入されている状態を示す中間コネクタの平断面図。 第2実施形態のハウジング側電源端子と中間コネクタの仮固定状態を示す断面図。 (a)はコネクタ筒部の別例を示す図、(b)連結板に別例を示す図。
(第1実施形態)
以下、本発明を具体化したアクチェータの一実施形態を図面に従って説明する。
図1において、アクチュエータ10は、モータ11と減速器12とから構成されている。そして、アクチュエータ10は、モータ11のヨークハウジング13と減速器12のギアハウジング14とが一体的に組み付けられている。
モータ11は、有底筒状のヨークハウジング13の開口部に連結板15が連結固定されている。連結板15は、四角形状の基板部16と、その基板部16の一辺(下側辺)から下方に延出形成された突状片としての三角形状の突状部17を有している。
三角形状の突状部17は、基板部16の下側辺の両端部から延びる二辺の交差部が図4に示すように四半円形未満の円弧面17aが面取り形成されている。そして、本実施形態では、この突状部17の先端に形成した円弧面17aの両端から接線方向にそれぞれ基板部16の下側辺の両端部に向かって直線的に延びる二辺の面は、平面であって接線面17bとしている。また、四角形状の基板部16の各コーナー部も円弧面となるようの面取り形成されている。
基板部16は、図3に示すように、その中央位置に、モータ11の回転軸21を回転可能に支持する軸受22を外側(ギアハウジング14側)に突出するように固着し、その軸受22から回転軸21を突出させている。そして、軸受22から外側(ギアハウジング14側)に突出した回転軸21には、ギアハウジング14内に収容される小ギア21aが連結固着されている。
また、基板部16であって軸受22を固着した両側位置には、一対のモータ側オス型端子としてのモータ側電源端子T1がギアハウジング14側(軸線方向)に、即ち、回転軸21と平行に突出形成されている。そのモータ側電源端子T1の基端部は、モールド樹脂23を介して基板部16に支持固定させている。連結板15(基板部16)から突出したモータ側電源端子T1は、長方形状の金属板よりなるオス型の電源端子で構成され、両モータ側電源端子T1間に駆動用の直流電源が印加されるようになっている。
また、基板部16の一方の対角線上のコーナー部及び突状部17の先端コーナー部には、ネジ挿通孔24がそれぞれ貫通形成されている。
一方、減速器12のギアハウジング14は、各種減速ギア等の減速ギア機構を配置収容している、減速機構は、モータ11の駆動力を同減速機構を介して、ギアハウジング14に回転可能に支持された出力軸25に伝達し、同出力軸25を回転させることによって同出力軸25に固定された連結レバー25aを回動させるようになっている。
ギアハウジング14は、アルミダイカストよりなり、一側に筒状の連結開口部26が形成されている。連結開口部26は、モータ11の連結板15を挿入し、ギアハウジング14に対してモータ11の連結板15を連結することによって、モータ11と減速器12とが一体的に組み付けられる。
連結開口部26の内周面27には、連結板15が挿入されるとき、同連結板15の突状部17の先端部が嵌合するガイド溝28が軸線方向に沿って凹設されている。ガイド溝28は、図3に示すように、その断面形状が突状部17の先端部の形状と同じになるように形成されている。詳述すると、突状部17の先端部に形成した円弧面17aとその両端から直線的に延びる接線面17bが、それぞれガイド溝28に内側面を軸線方向に摺接しながら、連結板15がガイド溝28に沿って案内されるようになっている。
そして、ガイド溝28に突状部17の先端部を嵌合し摺動させている状態では、突状部17の先端部形状が円弧面17aとその両端から直線的に延びる接線面17bで形成されているため、軸線方向に対して直交する方向へのぶれは生じない。そのため、ガイド溝28の断面溝形状及び突状部17の先端部形状、かつ、ガイド溝28の形成位置が予め設定されていて、ガイド溝28に突状部17の先端部を嵌合し摺動させていくだけで、ギアハウジング14に対してモータ11がその軸線方向に対して直交する方向の位置決めがなされるようになっている。
ガイド溝28の終端面は、連結開口部26の内周面27に対して直交する平面であって、第1ストッパ面29としている。その連結面としての第1ストッパ面29には、雌ねじ孔30が形成されている。そして、第1ストッパ面29は、連結開口部26(ガイド溝28)内に連結板15(突状部17)を挿入させ、突状部17に形成したネジ挿通孔24を形成した先端部分が、第1ストッパ面29に当接したとき、ギアハウジング14に対してモータ11の軸線方向の位置決めがなされるように予め形成されている。
また、連結開口部26の内周面27には、挿入される基板部16に形成した各ネジ挿通孔24と相対向する位置であってガイド溝28に形成した第1ストッパ面29と同じ深さ位置に、段差状の連結面としての第2ストッパ面31が内周面27に対して直交する方向に張り出し形成され、その第2ストッパ面31には、雌ねじ孔32が形成されている。そして、第2ストッパ面31は、連結開口部26内に連結板15(基板部16)を挿入させ、同連結板15(基板部16)を各ネジ挿通孔24形成部分が、第1及び第2ストッパ面29,31に当接したとき、ギアハウジング14に対してモータ11の軸線方向の位置決めがなされるように予め形成されている。
ギアハウジング14の一側には合成樹脂製のオス型コネクタCNがインサート成形されている。オス型コネクタCNは、ギアハウジング14の連結開口部26に、モータ11側に向かって、一対のモータ側電源端子T1とそれぞれ対応して設けられた2つのハウジング側オス型端子としてのハウジング側電源端子T2が、図5に示すように、突出形成されている。2つのハウジング側電源端子T2は、モータ側電源端子T1と同様に、長方形状の金属板よりなるオス型の電源端子で構成されている。ハウジング側電源端子T2は、前記連結板15が、図2に示すように、ギアハウジング14の連結開口部26に挿入されて、第1及び第2ストッパ面29,31に位置決め固定されたとき、連結板15から突出形成されたモータ側電源端子T1と図5に示すように相対向するように突出形成されている。
また、オス型コネクタCNは、図5に示すように、突出した各ハウジング側電源端子T2を所定の間隔をおいてそれぞれ囲む四角筒状の樹脂筒としてのコネクタ筒部35が突出形成されている。各コネクタ筒部35は、その開口部先端面35aが、ハウジング側電源端子T2の先端と略同じ位置まで突出形成されている。
各コネクタ筒部35は、その開口部にそれぞれ対応して設けられたメス型中間端子としての中間コネクタMCの一側が挟入される。中間コネクタMCは、図6に示すように、金属板Pを1点鎖線で示す折り曲げ線に従って90°折り曲げて形成した四角筒状体であって、その筒内の両側に、ハウジング側中間端子Taとモータ側中間端子Tbがそれぞれ形成されている。
詳述すると、ハウジング側中間端子Taは、中間コネクタMCのハウジング側の開口部において、その開口部の対向する長辺から筒内にそれぞれ折り曲げ形成され、メス型の端子が形成される。そして、折り曲げ形成された両ハウジング側中間端子Taは、図7(a)に示すように、筒内において、それぞれ山折りに折り曲げ形成されている。従って、メス型のハウジング側中間端子Taは、相対向する山折りに折り曲げ形成されて、両ハウジング側中間端子Taの間隔をせばめている。
そして、コネクタ筒部35の開口部に中間コネクタMCのハウジング側中間端子Ta側が挟入されると、図7(b)に示すように、山折りに折り曲げ形成されたハウジング側中間端子Ta間を、両ハウジング側中間端子Taを弾性変形させながらハウジング側電源端子T2が侵入する。その結果、ハウジング側電源端子T2は、両ハウジング側中間端子Taが圧接した状態となり、中間コネクタMCのハウジング側中間端子Taと電気的に接続される。
一方、モータ側中間端子Tbは、中間コネクタMCのモータ側の開口部において、ハウジング側中間端子Taと同様にして形成され、その開口部の対向する長辺から筒内にそれぞれモータ側中間端子Tbを折り曲げ形成し、その筒内において一対のモータ側中間端子Tbを山折りにしてメス型の端子が形成される。
そして、中間コネクタMCのモータ側開口部にモータ側電源端子T1が挟入されると、図5に示すように、山折りに折り曲げ形成されたモータ側中間端子Tb間を、同両中間端子Tbを弾性変形させながらモータ側電源端子T1が侵入する。その結果、モータ側電源端子T1は、両モータ側中間端子Tbが圧接した状態となり、中間コネクタMCのモータ側中間端子Tbと電気的に接続される。
次に、上記のように構成したアクチュエータ10の組み付け方法について説明する。
まず、減速機構を配置収容したギアハウジング14に設けたオス型コネクタCNの各コネクタ筒部35の開口部に、中間コネクタMCのハウジング側中間端子Ta側の一側を挟入する。この挟入によって、ハウジング側中間端子Taはハウジング側電源端子T2を圧接し電気的に接続されるとともに、中間コネクタMCはハウジング側電源端子T2とコネクタ筒部35とで保持される。
これによって、中間コネクタMCがオス型コネクタCNのコネクタ筒部35(ハウジング側電源端子T2)に対して仮固定された状態となる。
次に、中間コネクタMCが仮固定されたギアハウジング14に対してモータ11を組み付けるべく、モータ11の連結板15をギアハウジング14の連結開口部26に挿入する。
このとき、連結板15の突状部17の先端部を、連結開口部26の内周面27に形成したガイド溝28に嵌合させる。この嵌合によって、ギアハウジング14に対してモータ11がその軸線方向に対して直交する方向の位置決めがなされる。そして、突状部17の円弧面17aとその両端から直線的に延びる接線面17bがガイド溝28に内側面を軸線方向に摺接させながら、連結板15を連結開口部26に挿入する。
やがて、連結板15の基板部16から突出した2つのモータ側電源端子T1が、オス型コネクタCNのコネクタ筒部35に仮固定されたそれぞれ対応する中間コネクタMCのモータ側開口部に侵入する。このとき、ギアハウジング14に対して連結板15はその軸線方向に対して直交する方向の位置決めがなされているため、各モータ側電源端子T1が、それぞれ対応する中間コネクタMCのモータ側開口部を外れることはない。
これによって、モータ側電源端子T1は、メス型のモータ側中間端子Tbに圧接され電気的に接続されるとともに、中間コネクタMCを介してハウジング側電源端子T2と電気的に接続される。
そして、連結板15の各部分が、それぞれ第1又は第2ストッパ面29、31に当接してギアハウジング14に対してモータ11の軸線方向の位置決めがなされると、連結板15に形成した各ネジ挿通孔24を介してそれぞれ第1及び第2ストッパ面29,31に形成した雌ねじ孔30,32に雄ねじ(図示せず)を螺着することで、連結板15をギアハウジング14に連結する。つまり、モータ11と減速器12とが一体的に組み付けられてアクチュエータ10が組み立てられる。
次に、上記のように構成した第1実施形態の効果を以下に記載する。
(1)上記第1実施形態によれば、連結板15に形成した突状部17の先端部形状を、円弧面17aとするとともにその両端から直線的に延びる接線面17bで形成した。また、ギアハウジング14の連結開口部26の内周面27に形成したガイド溝28の断面溝形状を突状部17の先端部形状と同じにした。しかも、ガイド溝28の形成位置を、連結板15がギアハウジング14に対してその軸線方向に対して直交する方向の予め定めた位置に向く位置に形成した。
従って、連結板15をギアハウジング14に連結する際、連結板15の突状部17をガイド溝28に嵌合させ摺動させていくだけで、ギアハウジング14に対してモータ11を、その軸線方向に対して直交する方向の位置決めがなされた状態で挿入案内させることができる。
(2)しかも、第1実施形態によれば、連結板15をギアハウジング14に連結する際、事前に、中間コネクタMCを、コネクタ筒部35に挿入してハウジング側電源端子T2に対して仮固定した。
これによって、連結板15の基板部16から突出した2つのモータ側電源端子T1は、ギアハウジング14に対して連結板15はその軸線方向に対して直交する方向の位置決めがなされて案内されることから、それぞれ対応する中間コネクタMCのモータ側開口部を外れることはなく、メス型のモータ側中間端子Tbに圧接され電気的に接続されるとともに、中間コネクタMCを介してハウジング側電源端子T2と電気的に接続される。
従って、作業者は、連結板15を連結開口部26内に挿入する際に、いちいち、各モータ側電源端子T1が対応する中間コネクタMCのモータ側開口部に挿入するのを目視しなくても、確実に各モータ側電源端子T1を、それぞれ対応する中間コネクタMCのモータ側の開口部に挟入させることができる。その結果、組み付け作業による中間コネクタMCとモータ側電源端子T1との接続不良の発生を抑え、ギアハウジング14とモータ11の組み付けの作業効率の向上を図ることができる。
(第2実施形態)
次に、本発明の第2実施形態を図8に従って説明する。
なお、本実施形態は、ギアハウジング14に設けたオス型コネクタCNとハウジング側電源端子T2の構成が第1実施形態と相違するだけなので、説明の便宜上、相違する部分について詳細に説明し、他は省略する。
図8は、オス型コネクタCNに設けたコネクタ筒部35に収容されたハウジング側電源端子T2と中間コネクタMCの仮固定状態を示す断面図である。図8において、ハウジング側電源端子T2の先端部分の両側面には、切り欠き41を形成されている。また、中間コネクタMCは、そのハウジング側及びモータ側開口部において、その開口部の対向する短辺から筒内にそれぞれ挟持部としての折り返し片42を折り曲げ形成する。
そして、コネクタ筒部35の開口部に中間コネクタMCを挟入して、中間コネクタMCをコネクタ筒部35に仮固定をするとき、折り返し片42が弾性変形しながら中間コネクタMCが押し込まれていく。そして、折り返し片42は、ハウジング側電源端子T2に形成した切り欠き41位置まで来ると、同切り欠き41に嵌り込み、両折り返し片42の弾性力にてハウジング側電源端子T2を弾性挟持するようになっている。
この状態からさらに中間コネクタMCを押し込むと、折り返し片42は屈曲して切り欠き41から外れてさらに中間コネクタMCはさらに奥に押し込まれるようになっている。
上記のように構成したアクチュエータ10の作用について説明する。
いま、オス型コネクタCNに設けたコネクタ筒部35に中間コネクタMCが仮固定された状態であって、両折り返し片42がその弾性力にてハウジング側電源端子T2を弾性挟持している。
連結板15の基板部16から突出した2つのモータ側電源端子T1が、オス型コネクタCNのコネクタ筒部35に仮固定されたそれぞれ対応する中間コネクタMCのモータ側開口部に侵入する。
このとき、折り返し片42が切り欠き41に嵌り込み、両折り返し片42の弾性力にてハウジング側電源端子T2を弾性挟持しているため、中間コネクタMCは移動しない。これによって、モータ側電源端子T1は、メス型のモータ側中間端子Tb及びモータ側の折り返し片42に圧接されながら侵入し電気的に接続される。そして、侵入するに伴って、モータ側電源端子T1の基端部のモールド樹脂23が中間コネクタMCのモータ側開口端に当たり、同中間コネクタMCを押し込む。これによって、切り欠き41に嵌合していた折り返し片42は屈曲して切り欠き41から外れて中間コネクタMCは奥に押し込まれ、る。ハウジング側電源端子T2は、メス型のハウジング側中間端子Ta及びハウジング側の折り返し片42に圧接されながら中間コネクタMC内に侵入して電気的に接続される。
次に、上記のように構成した第2実施形態の効果を以下に記載する。
(1)上記第2実施形態によれば、ハウジング側電源端子T2の先端部分に切り欠き41を形成し、中間コネクタMCに、その切り欠き41に嵌合する折り返し片42を設けた。そして、中間コネクタMCをコネクタ筒部35に仮固定した状態で、モータ11をギアハウジング14に連結するとき、モータ側電源端子T1が中間コネクタMCのモータ側中間端子Tbに確実に接続されるまでは、切り欠き41に嵌合した折り返し片42によって、中間コネクタMCが移動しないようにした。
従って、モータ側電源端子T1は、確実にメス型のモータ側中間端子Tbに挟入されて同モータ側中間端子Tbに対して電気的に接続させることができる。
(2)上記第2実施形態によれば、両折り返し片42がその弾性力にてハウジング側電源端子T2に対して弾性挟持するため、中間コネクタMCの仮固定は強固となり、モータ側電源端子T1が挿入される際に、中間コネクタMCはぐらつくことがなく、連結作業をスムーズに行えて作業効率の向上を図ることができる。
(3)上記第2実施形態によれば、モータ側電源端子T1の基端部に設けたモールド樹脂23が中間コネクタMCのモータ側開口端に当たり、同中間コネクタMCを押し込み、中間コネクタMCを確実にハウジング側のオス型コネクタCNの最奥まで押し込むことができる。
従って、中間コネクタMCは最終的に出っ張らずコンパクトに収めることができ、アクチュエータ10の体格を大きくすることはない。
尚、上記実施形態は以下のように変更してもよい。
○図9(a)に示すように、ハウジング側電源端子T2を囲むように形成したコネクタ筒部35の開口部先端面35aに断面楕円形のガイド棒45を延出形成する。一方、図9(b)の示すように、連結板15の基板部16に、ガイド棒45と相対向する位置に楕円のガイド孔46を貫通形成する。これによって、連結板15をギアハウジング14に連結する際、先行してガイド棒45がガイド孔46に貫挿されて、ガイド棒45がガイド孔46に沿って貫挿されるため、ハウジング側電源端子T2とモータ側電源端子T1との相対的な位置決めがより確実に行われるため、連結作業がよりスムーズに行えて作業効率の向上を図ることができる。このとき、ガイド棒45が断面楕円形で、ガイド孔46を楕円で形成したので、より一層位置決めが確実なものとなる。さらに、別例として、ガイド棒45を断面円形とし、ガイド孔46を前記ガイド溝28を繋ぐ方向と直交する方向に長い長孔としてもよい。このようにすることで、ガイド棒45がガイド孔46に貫挿し易く、それとともに、ガイド棒45が長孔の長手方向に移動しようとするガイド溝28により移動規制される。ガイド棒45が長孔の長手方向と直交する方向に移動しようとすると当然この長孔からなるガイド孔46により移動規制される。すなわち、長孔の長手方向及びその直交方向への移動がガイド溝28との協働により規制される結果、ハウジング側電源端子T2とモータ側電源端子T1との相対的な位置決めがなされる。
○上記各実施形態では、中間コネクタMCをハウジング側電源端子T2に仮固定して連結するようにした。これを、モータ側電源端子T1に中間コネクタMCを仮固定して連結作業を行うようにしてもよい。
○上記各実施形態では、ハウジング側電源端子T2の周囲を囲むコネクタ筒部35を形成したが、これを省略して実施してもよい。
○上記第2実施形態では、折り返し片42を、中間コネクタMCのハウジング側及びモータ側両開口部に設けたが、仮固定する側、例えばハウジング側開口部にだけ設けて実施してもよい。
○上記第2実施形態では、折り返し片42を嵌合する切り欠き41をハウジング側電源端子T2に形成したが、この切り欠き41を省略して実施してもよい。
10…アクチュエータ、11…モータ、12…減速器、13…ヨークハウジング、14…ギアハウジング、15…連結板、16…基板部、17…突状部、17a…円弧面、17b接線面、21…回転軸、21a…小ギア、22…軸受、23…モールド樹脂、24…ネジ挿通孔、25…出力軸、26…連結開口部、27…内周面、28…ガイド溝、29…第1ストッパ面、30,32…雌ねじ孔、31…第2ストッパ面、35…コネクタ筒部、35a…開口部先端面、41…切り欠き、42…折り返し片、45…ガイド棒、46…ガイド孔、CN…オス型コネクタ、MC…中間コネクタ、T1…モータ側電源端子、T2…ハウジング側電源端子、Ta…ハウジング側中間端子、Tb…モータ側中間端子。

Claims (4)

  1. 減速ギア機構を収容するギアハウジングの連結開口部に、モータに連結した連結板を貫挿し、その連結板を前記連結開口部内に形成した連結面に連結固定して、前記連結板から突出した前記モータの回転軸を前記ギアハウジング内に設けたギアと駆動連結させるとともに、前記連結開口部内に前記モータ側に突出形成されたハウジング側オス型端子に挿入されたメス型中間端子に、前記連結板から前記ギアハウジング側に突出形成されたモータ側オス型端子を挿通させて両オス型端子を電気的に接続させたアクチュエータであって、
    前記連結板に、円弧面と該円弧面の両端から接線方向に延出した接線面を有した突状片を形成し、前記ギアハウジングの連結開口部の内側面に、前記突状片を嵌合し貫挿方向に摺動案内するガイド溝を凹設し
    前記モータ側に突出形成されたハウジング側オス型端子は、その周囲を囲む樹脂筒に収容され、
    前記メス型中間端子は、金属板を折り曲げて形成した筒状体であって、そのギアハウジング側部分が前記樹脂筒のモータ側開口部に挿入され前記ハウジング側オス型端子に対して固定され、そのメス型中間端子のモータ側開口部に前記モータ側オス型端子が挿通されており、
    前記メス型中間端子は、そのモータ側開口部から筒状体内に折り曲げ形成された一対のモータ側中間端子を有し、一対のモータ側中間端子は、前記メス型中間端子のモータ側開口部からギアハウジング側に向かって延び、前記モータ側オス型端子が挿通されたときに弾性変形しながらモータ側オス型端子を挟むようにして圧接し、一対のモータ側中間端子は、メス型中間端子のモータ側開口部からその圧接部分に向かって互いに近づくように形成されていることを特徴とするアクチュエータ。
  2. 請求項に記載のアクチュエータにおいて、
    前記樹脂筒の先端面には、ガイド棒を前記モータ側に突出形成し、前記連結板には、前記ガイド棒を貫挿するガイド孔を貫通形成したことを特徴とするアクチュエータ。
  3. 請求項1又は2に記載のアクチュエータにおいて、
    前記メス型中間端子には、ハウジング側オス型端子を弾圧挟持する挟持部を形成したことを特徴とするアクチュエータ。
  4. 請求項に記載のアクチュエータにおいて、
    ハウジング側オス型端子は、前記挟持部を嵌合する切り欠きを形成したことを特徴とするアクチュエータ。
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