JP5278274B2 - エアバッグ - Google Patents

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  • Air Bags (AREA)

Description

本発明は、車両の衝突時に膨張し、展開して、乗員に加わる衝撃を吸収し、緩和するエアバッグに関する。更に詳しくは、本発明は、袋織組織を有する織布を基体とし、この織布の一部を用いてテザーを形成しているため、通気性能を維持しつつ、部品点数が少なく、嵩高さが抑えられたエアバッグに関する。
従来、車両には、衝突時に膨張し、展開して、乗員に加わる衝撃を吸収し、緩和するためのエアバッグが装着されている。このエアバッグは、乗員の頭部、胸部、腰部及び膝等を保護するため、乗員の周辺の所定位置に、丸められ、又は折り畳まれて、収納されている。また、エアバッグは、衝突時には瞬時に膨張し、展開して、乗員の所要部位を保護することができるように、所定の形状及び厚さに膨張する必要があるため、内部にテザーが配設され、複数の分割された空間に区画されている。
内部にテザーが配設されたエアバッグとして、織布からなる車内側壁部、車外側壁部及びテザーが縫製糸により縫製された頭部保護エアバッグが知られている(例えば、特許文献1参照。)。この頭部保護エアバッグでは、テザーに挿通孔が形成されており、この挿通孔を介してテザーにより仕切られた各部位に膨張用ガスが流通し、膨張する。更に、最表層と最下層とで袋状に形成されており、内部が複数のセルに区画された袋体部と、各セル間に形成された仕切部と、を備えるサイドエアバッグも知られている(例えば、特許文献2参照。)。このサイドエアバッグでは、仕切部に非製織部が設けられ、インフレータからの噴出ガスが流通可能となっている。
特開2004−243887号公報 特開2009−73220号公報
しかし、特許文献1に記載の頭部保護エアバッグでは、エアバッグの形状等を自在に設定することができるものの、それぞれ別個の複数の部材の全てを縫製により一体化しているため、部品点数及び工数が多い。また、全体が縫製のみによって一体化されているため、重ね合わせられた織布及び縫製糸により嵩高くなり、丸めたり、折り畳んだりするときの作業性に劣り、収納し難くなることもある。また、特許文献2に記載のサイドエアバッグは、テザーも含め全体が袋織りによって形成されているため、部品点数及び工数ともに少ないとともに、嵩高さも抑えられるが、仕切部に設けられた非製織部を介して膨張用ガスを流通させるため、仕切部(テザー)に開口が設けられたエアバッグと比べて仕切部の通気性能が劣ることがある。
本発明は、前記の従来の状況に鑑みてなされたものであり、通気性能を維持しつつ、部品点数が少なく、嵩高さが抑えられたエアバッグを提供することを目的とする。
本発明は、以下のとおりである。
1.第1織り部材及び第2織り部材を備えるエアバッグであって、前記第1織り部材及び前記第2織り部材により、内部空間を有する本エアバッグの外壁部、及び前記内部空間を仕切る第1テザー部が形成されており、前記第1織り部材及び前記第2織り部材は、袋織りにより形成されており、前記第1織り部材の一部が、前記第2織り部材に架け渡されるとともに、前記第1織り部材の前記一部の先端部が前記第2織り部材に接続されることによって、前記第1テザー部とされており、前記第1テザー部は、前記外壁部を構成する前記第1織り部材の一部分と一連で一体化されており、前記第2織り部材の一部が、前記第1織り部材に架け渡されるとともに、前記第2織り部材の前記一部の先端部が前記第1織り部材に接続されることによって、本エアバッグの前記内部空間を仕切る第2テザー部とされ、前記第2テザー部は、前記外壁部を構成する前記第2織り部材の一部分と一連で一体化され、前記第1テザー部と前記第2テザー部とは、互いに重なり合う配置とされており、前記第1織り部材の一部からなり前記第1テザー部以外のテザー部であって、前記第2織り部材に架け渡されるとともに、その先端部が前記第2織り部材に接続されているテザー部が少なくとも1つ備えられており、前記第1テザー部以外のテザー部は、前記外壁部を構成する前記第1織り部材の一部分と一連で一体化されており、前記第2織り部材の一部からなり前記第2テザー部以外のテザー部であって、前記第1織り部材に架け渡されるとともに、その先端部が前記第1織り部材に接続されているテザー部が少なくとも1つ備えられており、前記第2テザー部以外のテザー部は、前記外壁部を構成する前記第2織り部材の一部分と一連で一体化されており、前記第1織り部材の一部からなり前記第1テザー部以外のテザー部の内の少なくとも1つのテザー部は、前記第2織り部材の一部からなり前記第2テザー部以外のテザー部の少なくとも1つのテザー部と、互いに重なり合う配置とされており、前記第2テザー部の先端部が、前記第1織り部材のうち前記第1テザー部の基端部に相当する部分に断面U字状に覆われるような形態で挟持されていることを特徴とするエアバッグ。
本発明のエアバッグは、第1織り部材及び第2織り部材により、外壁部、及び内部空間を仕切る第1テザー部が形成されており、第1織り部材の一部が、第2織り部材に架け渡されるとともに、その先端部が第2織り部材に接続されることによって形成された第1テザー部が、外壁部を構成する第1織り部材の一部分と一連で一体化されているため、通気性能を維持しつつ、部品点数が少なく、嵩高さが抑えられる。
また、第2織り部材の一部が、第1織り部材に架け渡されるとともに、第2織り部材の一部の先端部が第1織り部材に接続されることによって、本エアバッグの内部空間を仕切る第2テザー部とされ、第2テザー部は、外壁部を構成する第2織り部材の一部分と一連で一体化され、第1テザー部と第2テザー部とは、互いに重なり合う配置とされているので、テザー部が二重になり、より高強度のエアバッグとすることができる。
更に、第1織り部材の一部からなり第1テザー部以外のテザー部であって、第2織り部材に架け渡されるとともに、その先端部が第2織り部材に接続されているテザー部が少なくとも1つ備えられており、第1テザー部以外のテザー部は、外壁部を構成する第1織り部材の一部分と一連で一体化されているので、及び第2織り部材の一部からなり第2テザー部以外のテザー部であって、第1織り部材に架け渡されるとともに、その先端部が第1織り部材に接続されているテザー部が少なくとも1つ備えられており、第2テザー部以外のテザー部は、外壁部を構成する第2織り部材の一部分と一連で一体化されているので、2箇所以上に設けられたテザー部により、内部空間をより多くの空間に分割することができ、乗員の保護すべき部位等により、所定の形状及び厚さ等を有する各種のエアバッグとすることができる。
また、第1織り部材の一部からなり第1テザー部以外のテザー部の内の少なくとも1つのテザー部は、第2織り部材の一部からなり第2テザー部以外のテザー部の少なくとも1つのテザー部と、互いに重なり合う配置とされているので、より多くの分割された空間を有し、且つ各々のテザー部が二重になり、全体がより高強度のエアバッグとすることができる。
一重のテザー部により内部空間が仕切られ、分割されている参考発明のエアバッグの製造方法によれば、少ない部品点数で、縫合箇所が少なく、嵩高くならず、柔軟で収納し易いエアバッグを容易に製造することができる。
二重のテザー部により内部空間が仕切られ、分割されている他の参考発明のエアバッグの製造方法によれば、縫合箇所が少なく、嵩高くならず、柔軟で収納し易く、且つテザー部が二重であり、より高強度のエアバッグを容易に製造することができる。
内部にテザー部とインフレータとが配設されたエアバッグを斜め方向からみたときの模式的な説明図である。 内部にテザー部とインフレータとが配設されたエアバッグを正面からみたときの模式的な説明図である。 袋織体を分断してなる一の分断体の開口端部における第1織り部材の一部が第2織り部材に架け渡されて第1テザー部が形成され、この第1テザー部により内部空間が2個の分割空間に仕切られているエアバッグを製造する工程の模式的な説明図である。 図2のエアバッグと同様にして製造され、2箇所に設けられたテザー部により内部空間が3個の分割空間に仕切られているエアバッグを製造する工程の模式的な説明図である。 図2のエアバッグと同様にして製造され、3箇所に設けられたテザー部により内部空間が4個の分割空間に仕切られているエアバッグを製造する工程の模式的な説明図である。 図3のエアバッグの一の分断体及び他の分断体の各々の開口端部の縫合とは異なる態様の縫合方法の模式的な説明図である。 袋織体を分断してなる一の分断体の開口端部における第1織り部材の一部が第2織り部材に架け渡されて第1テザー部が設けられ、且つ第2織り部材の一部が第1織り部材に架け渡されて第2テザー部が設けられ、この二重のテザー部により内部空間が2個の分割空間に仕切られているエアバッグを製造する工程の模式的な説明図である。 図7のエアバッグと同様にして製造され、2箇所に設けられた各々二重のテザー部により内部空間が3個の分割空間に仕切られているエアバッグを製造する工程の模式的な説明図である。 図7のエアバッグと同様にして製造され、3箇所に設けられた各々二重のテザー部により内部空間が4個の分割空間に仕切られているエアバッグを製造する工程の模式的な説明図である。 図7のエアバッグの一の分断体及び他の分断体の各々の開口端部の縫合とは異なる態様の縫合方法の模式的な説明図である。 尚、図3〜5及び図7〜9において、黒塗りの矢印は、袋織体を分断する箇所を指すものであり、白抜きの矢印は、工程の移行を指すものである。
以下、本発明を、図も参照しながら詳しく説明する。尚、図8、9は実施例に係る説明図であり、図1〜7及び図10は参考例に係る説明図である。また、第1形態及び第2形態は参考形態である。
[1]エアバッグ
ここで示される事項は例示的なもの及び本発明の実施形態を例示的に説明するためのものであり、本発明の原理と概念的な特徴とを最も有効に且つ難なく理解できる説明であると思われるものを提供する目的で述べたものである。この点で、本発明の根本的な理解のために必要である程度以上に本発明の構造的な詳細を示すことを意図してはおらず、図面と合わせた説明によって本発明の幾つかの形態が実際にどのように具現化されるかを当業者に明らかにするものである。
第1形態に係るエアバッグ100は、第1織り部材11及び第2織り部材12と、内部空間3を仕切る第1テザー部41と、を備える(図1参照)。
このエアバッグ100は、乗員の周辺に収納され、車両が衝突したときに、インフレータ5から供給される高圧ガスにより、乗員と、フロントウインドウ、ドア、ステアリングホイール及びステアリングコラム等の車両の構成部材との間の間隙に介在するように膨張し、展開することによって、乗員への衝撃を低減させ、保護するための車両部品である。これらの車両用エアバッグとしては、例えば、カーテンシールドエアバッグ、運転席エアバッグ、助手席エアバッグ、サイドエアバッグ、ニーエアバッグ及びITSヘッド・エアバッグ等の各種のエアバッグが挙げられる。
前記「第1織り部材11」及び前記「第2織り部材12」は、いずれも袋織りにより形成されており、その織物組織は特に限定されず、例えば、平織組織、斜子組織、斜文組織、朱子組織等の各種の織物組織とすることができる。また、第1織り部材11及び第2織り部材12の織組織も、エアバッグ100が過度に剛直にならず、収納するため、丸めたり、折り畳んだりするときの作業が容易である限り、特に限定されない。
第1織り部材11及び第2織り部材12は、樹脂及び/又はゴムを含浸させ、気密性、耐熱性等を向上させることができる。樹脂、ゴムとしては、例えば、クロロプレン系、シリコーン系、ウレタン系、ポリアミド系、ポリエステル系、ポリアクリル系、ポリオレフィン系、フッ素系、クロロスルフォン化ポリエチレン系等の樹脂、ゴムが挙げられる。樹脂及び/又はゴムを含浸させる方法は特に限定されず、第1織り部材11及び第2織り部材12を構成する袋織体を、樹脂及び/又はゴムを含有するエマルジョンに含浸させる等の方法が挙げられる。このように樹脂及び/又はゴムを含浸させることにより、第1織り部材11及び第2織り部材12の通気性を調整したり、耐熱性を向上させたりすることができる。この樹脂及び/又はゴムの含浸は、織物組織及び織組織による通気性の相違等を勘案し、必要に応じて実施することが好ましい。
第1織り部材11及び第2織り部材12により、内部空間3を有するエアバッグ100の外壁部2、及び内部空間3を仕切る第1テザー部41が形成される(図1参照)。
前記「内部空間3」は、一面側が第1織り部材11により構成され、他面側が第2織り部材12により構成され、且つその周縁において第1織り部材11と第2織り部材12とが、袋織による閉部13、又は第1テザー部41が形成された箇所における周縁では縫合により、気密に閉止されて形成されている。また、このような構成とすることにより、第1織り部材11と第2織り部材12とが、エアバッグ100の前記「外壁部2」を形成することになり、一面側の外壁は第1織り部材11により構成され、他面側の外壁は第2織り部材12により構成される。
前記「第1テザー部41」は、第1織り部材11と第2織り部材12との間に架け渡され、この第1テザー部41により内部空間3が仕切られ、分割される(図1、2参照)。第1テザー部41により分割される各々の空間の平面方向の形状及び厚さは特に限定されず、エアバッグ100により保護すべき乗員の頭部、胸部、腰部及び膝等の部位、並びにエアバッグ100の収納位置等によって適宜設定することができる。
第1テザー部41は、第1織り部材の一部111が、第2織り部材12に架け渡されるとともに[図3、(e)の架け渡し部111a参照]、架け渡された第1織り部材の一部111の先端部が第2織り部材12に接続されることにより形成される[図3の(c)〜(f)参照]。より具体的には、第1織り部材11の所定方向に所定幅(所定方向に直交する方向の寸法)で設けられた帯状部(図3の左端の平面図において破線に囲まれた部分を参照)が第2織り部材12に架け渡されるとともに、その先端部が、第2織り部材12の所定位置に接続され、固定されて第1テザー部41が形成される。このように、第1テザー部41は、外壁部2を構成する第1織り部材11の一部分と一連で一体化されている。即ち、第1テザー部41は、別部材ではなく、第1織り部材11そのものの一部を用いて形成されている。
第1テザー部41は、内部空間3を仕切り、分割するように形成されており(図1〜3の第1分割空間31、第2分割空間32参照)、一の空間の第1テザー部41と対向し、離間した位置に配設されたインフレータ5から噴出される高圧ガスを、他の空間に流入させ、膨張させるための開口部411が設けられている(図1、2参照、図2におけるインフレータ5からの矢印は高圧ガスの流れを模式的に説明するものである。)。このように、第1テザー部41は、分割された各々の空間の厚さを規制する機能を有するとともに、一の空間から他の空間へ高圧ガスを流通させる機能を併せて有する。開口部411は、インフレータ5から噴出される高圧ガスが流通可能である限り、その形状、寸法、個数及び位置等は特に限定されないが、一の空間及び他の空間の各々の容積、並びに一の空間及び他の空間の膨張の時間差等を勘案して設定し、一の空間から他の空間への高圧ガスの流通を調整することが好ましい。開口部411の形状は、正方形、長方形、三角形、菱形等の多角形、及び円形、楕円形等のいずれであってもよい。
第2形態では、第1テザー部41とともに第2テザー部42を備えるエアバッグとすることができる(図7参照)。
前記「第2テザー部42」は、第2織り部材12と第1織り部材11との間に架け渡され、この第2テザー部42と前記の第1テザー部41とにより内部空間が仕切られ、分割される。第2テザー部42は、第2織り部材の一部121が、第1織り部材11に架け渡されるとともに[図7、(c)の架け渡し部121a参照]、架け渡された第2織り部材の一部121の先端部が第1織り部材11に接続されることにより形成される。より具体的には、第2織り部材12の所定方向に所定幅(所定方向に直交する方向の寸法)で設けられた帯状部が第1織り部材11に架け渡されるとともに、その先端部が、第1織り部材11の所定位置に接続され、固定されて第2テザー部42が形成される[図7の(b)〜(d)参照]。このように、第2テザー部42は、外壁部を構成する第2織り部材12の一部分と一連で一体化されている。即ち、第2テザー部42は、別部材ではなく、第2織り部材12そのものの一部を用いて形成されている。
第2テザー部42は、第2織り部材12に架け渡された第1織り部材の一部111の先端部が第2織り部材12に接続された位置近傍における第2織り部材の一部121が第1織り部材11に架け渡され、先端部が第1織り部材11に接続されることにより形成される。このように、第1テザー部41と第2テザー部42とは、それぞれ、第1織り部材11及び第2織り部材12の対向する位置を基端部として形成されており、第1テザー部41と第2テザー部42とは、互いに重なり合う配置とされている。この場合、第1テザー部41と第2テザー部42とは、平面方向における少なくとも一部が互いに融着、接着剤を用いた接合等の方法により固定されていてもよく、固定されていなくてもよい。
また、前記のように、第1テザー部41には、インフレータ5から噴出される高圧ガスを一の空間から他の空間に流入させ、膨張させるための開口部41が設けられているが、第2テザー部42にも同様の機能を有する開口部が設けられている。この第2テザー部42に設けられる開口部の形状、寸法及び個数等は特に限定されず、第1テザー部41と同様とすることができるが、インフレータ5から噴出される高圧ガスが流通可能である配置とする必要がある。即ち、第2テザー部42に設けられる開口部は、第1テザー部41に設けられた開口部411と少なくとも一部で連通する配置とする必要があり、全面で連通する形状、寸法及び配置であることが好ましい。
前記のように、エアバッグ100は、第1テザー部41により[図3の(f)参照]、又は第1テザー部41及び第2テザー部42により[図7の(d)参照]、内部空間が仕切られ、分割された態様とすることができるが、これらのテザー部以外に少なくとも1つのテザー部43を備え、このテザー部43によって内部空間が更に多くの空間に仕切られ、分割された態様とすることもできる[図4の(f)、図5の(g)参照]。このテザー部43は、第1織り部材の他の一部112、113からなるテザー部であって、第1テザー部41と同様に、第1織り部材の他の一部112、113が第2織り部材12に架け渡されるとともに[例えば、図5、(f)の架け渡し部112a参照]、その先端部が第2織り部材12に接続されているテザー部であり、外壁部を構成する第1織り部材11の一部分と一連で一体化されている[テザー部43が1枚であり、内部空間が第1分割空間31、第2分割空間32、第3分割空間33の3個に分割されている図4の(f)、及びテザー部43が2枚であり、内部空間が第1分割空間31、第2分割空間32、第3分割空間33、第4分割空間34の4個に分割されている図5の(g)参照]。
更に、第1テザー部41及び第2テザー部42を除く他のテザー部43として、第2織り部材の他の一部122、123からなる第2テザー部以外のテザー部43が設けられ、内部空間が仕切られ、分割された実施態様とすることできる[図8の(e)、9の(f)参照]。このテザー部43は、第2織り部材の他の一部122、123からなるテザー部であって、第2テザー部42と同様に、第2織り部材の他の一部122、123が第1織り部材11に架け渡されるとともに[例えば、図8、(d)及び図9、(d)の架け渡し部122a、並びに図9、(e)の架け渡し部123a参照]、その先端部が第1織り部材11に接続されているテザー部であり、外壁部を構成する第2織り部材12の一部分と一連で一体化されている[テザー部43が1枚であり、内部空間が第1分割空間31、第2分割空間32、第3分割空間33の3個に分割されている図8の(e)、及びテザー部43が2枚であり、内部空間が第1分割空間31、第2分割空間32、第3分割空間33、第4分割空間34の4個に分割されている図9の(f)参照]。
前記のように、第1織り部材の他の一部112[図4の(c)等参照]、113[図5の(c)等参照]からなるテザー部43、及び/又は第2織り部材の他の一部122[図8の(b)等参照]、123[図9の(b)参照]からなるテザー部43を、それぞれ少なくとも1つ設けることができる。これらのテザー部43は異なる位置に1枚のテザー部として設けられていてもよく、第1織り部材の他の一部112、113からなるテザー部43と、第2織り部材の他の一部122、123からなるテザー部43とが、各々、第1織り部材11及び第2織り部材12の対向する位置を基端部として形成され、互いに重なり合う配置とすることもできる[前記の図8の(e)及び図9の(f)では、このように形成されている。]。この場合、それぞれのテザー部43は、平面方向における少なくとも一部が互いに融着、接着剤を用いた接合等の方法により固定されていてもよく、固定されていなくてもよい。
また、第1織り部材の他の一部112、113からなるテザー部43、及び第2織り部材の他の一部122、123からなるテザー部43には、第1テザー部41及び第2テザー部42と同様に、インフレータ5から噴出される高圧ガスを一の空間から他の空間に流入させ、膨張させるための開口部が設けられている。この開口部の形状、寸法、個数及び配置等は、インフレータ5から噴出される高圧ガスが流通可能であればよく、特に限定されず、第1テザー部41及び第2テザー部42と同様とすることができる。更に、前記のように、これらのテザー部43が互いに重なり合うように配置されている場合は、各々のテザー部43に設けられる開口部は、少なくとも一部で連通する配置とする必要があり、全面で連通する形状、寸法及び配置であることが好ましい。
[2]エアバッグの製造方法
(1)参考態様のエアバッグの製造方法
参考態様の第1テザー部を備えるエアバッグは、織り工程と、分断工程と、架け渡し工程と、縫合工程と、を具備し、縫合工程では、第1織り部材を折り曲げて第2織り部材に架け渡した際の、第1織り部材の先端部と第2織り部材とを縫合により接続して製造することができる。
前記「織り工程」は、第1織り部材11を一面に、第2織り部材12を他面に備える袋織体6(図3〜5参照)を袋織りにより織る工程である。
前記「袋織体6」は、エアバッグに近似の平面形状を有し、テザー部の形成等の加工が施こされてエアバッグとなる基布である。この袋織体6は、内部空間3となる領域の外周縁の所定箇所が閉部13(図1参照)により閉止された、通常、長方形、正方形等の方形の袋織布から、閉部13等に沿って切り出すことにより得られる。この袋織体6の織物組織及び織組織は、前記のように、エアバッグが過度に剛直にならず、収納するため、丸めたり、折り畳んだりするときの作業が容易である限り、特に限定されない。
前記「分断工程」は、第2織り部材12に架け渡されることになる第1織り部材の一部111の先端において袋織体6を分断し、複数の分断体61(図3〜5参照)を作製する工程である。
前記「分断体61」の個数は、エアバッグの種類、寸法等により、所要個数とすることができ、少なくとも2個、通常、2〜5個、特に2〜4個であり、この個数は、内部空間が仕切られ、分割されてなる分割空間と同数となる。また、袋織体6を分断する位置は、第1テザー部41等のテザー部を形成するための第1織り部材の一部111等の先端であり、より具体的には、第1織り部材11の一部111及び第1織り部材の他の一部112、113の第2織り部材12に架け渡される部分の先端で分断する[図3の(c)及び図4、5の各々の(b)、(c)参照]。更に、第2織り部材12のうち、第1織り部材の一部111及び第1織り部材の他の一部112、113、即ち、第1テザー部41等のテザー部の形成に用いられる部分に対向する部分は、製造されるエアバッグにおいては不要となるため、通常、切り取られる[図3、5の各々の(c)の切り取り部124参照]。
尚、通常、切り取られる部分を、そのまま残し、エアバッグを製造することもできる。例えば、図4の工程(b)から(c)へ移行するときに、中間部の分断体61を厚さ方向及び厚さ方向に直交する方向に反転させることにより、不要部分が発生せず、切り取ることなくエアバッグを製造することができる。
前記「架け渡し工程」は、複数の分断体61のうちの一の分断体61の開口端部に位置する第1織り部材の一部111等を折り曲げて第2織り部材12に架け渡す工程である(図3〜5参照)。
より具体的には、一の分断体61の開口端部において、第1織り部材11の所定幅の帯状部(図3、4参照)を、対向する第2織り部材12に向けて折り曲げ、架け渡す工程であり、帯状部の幅により第1テザー部41及び他のテザー部43の幅方向の寸法を設定することができる。この帯状部の折り曲げ方法は特に限定されないが、例えば、一の分断体と他の分断体とを縫合により一体とするための縫合用部7aを設けるため、帯状部を一旦外方へ折り曲げ、その後、第2織り部材12に向けて折り返す方法等が挙げられる。
前記「縫合工程」は、複数の分断体61を縫合により一体とする工程であり、架け渡し工程で、第1織り部材の一部111等を折り曲げて第2織り部材12に架け渡した際の、第1織り部材の一部111の先端部等と第2織り部材12とを縫合し、複数の分断体61を一体に接続する工程である[図3、4の(f)及び図5の(g)参照]。
この縫合工程では、一の分断体61の開口端部及び他の分断体61の開口端部の各々に設けられた縫合用部7aを縫合することにより、一体とし、第1テザー部41及び他のテザー部43を形成するとともに、内部空間を複数に仕切り、分割する。縫合用部7aを設ける方法は特に限定されないが、例えば、前記の帯状部を一旦外方へ折り曲げ、その後、折り返した部分と、他の分断体の開口端部において第1織り部材が外方へ向けて折り曲げられた部分とを重ね合わせて第1織り部材側の縫合用部7aを設け、一の分断体の開口端部において第2織り部材が外方へ向けて折り曲げられた部分と、帯状部の先端部と、他の分断体の開口端部において第2織り部材が外方へ向けて折り曲げられた部分とを重ね合わせて第2織り部材側の縫合用部7aを設けることができる。その後、これらの縫合用部を縫合することにより、複数の分断体を一体に接続することができる。
(2)他の参考態様のエアバッグの製造方法
他の参考態様の第1テザー部及び第2テザー部を備えるエアバッグは、織り工程と、分断工程と、架け渡し工程と、縫合工程と、を具備し、縫合工程では、第1織り部材を折り曲げて第2織り部材に架け渡した際の、第1織り部材の先端部と第2織り部材とを縫合により接続し、且つ第2織り部材を折り曲げて第1織り部材に架け渡した際の、第2織り部材の先端部と第1織り部材とを縫合により接続して製造することができる。
前記「織り工程」及び前記「分断工程」は、各々、前記の本実施形態のエアバッグの製造方法における織り工程及び分断工程と同様であり、各々の記載をそのまま適用することができる。
前記「架け渡し工程」は、複数の分断体61のうちの一の分断体61の開口端部に位置する第1織り部材の一部111等を折り曲げて第2織り部材12に架け渡し、且つ開口端部に位置する第2織り部材の一部121等を折り曲げて第1織り部材11に架け渡す工程である(図7〜8参照)。
より具体的には、一の分断体61の開口端部において、第1織り部材11の所定幅の帯状部を、対向する第2織り部材12に向けて折り曲げ、架け渡し、且つ第2織り部材12の所定幅の帯状部を、対向する第1織り部材11に向けて折り曲げ、架け渡す工程であり、それぞれの帯状部の幅により第1テザー部41、第2テザー部42及び他のテザー部43の幅方向の寸法を設定することができる。各々の帯状部の折り曲げ方法は特に限定されないが、例えば、一の分断体と他の分断体とを縫合により一体とするための縫合用部7aを設けるため、帯状部を一旦外方へ折り曲げ、その後、第1織り部材11又は第2織り部材12に向けて折り返す方法等が挙げられる。
前記「縫合工程」は、複数の分断体61を縫合により一体とする工程であり、架け渡し工程で、第1織り部材の一部111等を折り曲げて第2織り部材12に架け渡した際の、第1織り部材の一部111の先端部等と第2織り部材12、及び第2織り部材の一部121等を折り曲げて第1織り部材11に架け渡した際の、第2織り部材の一部121の先端部等と第1織り部材11、を縫合し、複数の分断体を一体に接続する工程である[図7の(d)、図8の(e)及び図9の(f)参照]。
この縫合工程では、一の分断体61の開口端部及び他の分断体61の開口端部の各々に設けられた縫合用部7aを縫合することにより、一体とし、第1テザー部41、第2テザー部42及び他のテザー部43を形成するとともに、内部空間を複数に仕切り、分割する。縫合用部7aを設ける方法は特に限定されないが、例えば、前記の帯状部を一旦外方へ折り曲げ、その後、折り返した部分と、他の分断体の開口端部において第1織り部材が外方へ向けて折り曲げられた部分とを重ね合わせて第1織り部材側の縫合用部7aを設け、一の分断体の開口端部における第2織り部材を、一旦外方へ折り曲げ、その後、折り返した部分と、他の分断体の開口端部において第2織り部材が外方へ向けて折り曲げられた部分とを重ね合わせて第2織り部材側の縫合用部7aを設けることができる。その後、これらの縫合用部を縫合することにより、複数の分断体を一体に接続することができる。
(3)縫合用部となる端部の他の態様
参考態様のエアバッグの製造方法及び他の参考態様のエアバッグの製造方法では、前記のように、縫合用部となる端部がいずれも外方に向けて折り曲げられ、それらを重ね合わせることにより縫合用部が設けられている。これらの製造方法において、前記態様よりも縫合部の嵩高さを抑え、収納のため、丸めたり、折り畳んだりするときの作業性を向上させるために、参考態様のエアバッグの製造方法では、前記の帯状部を一旦内側へ折り返し、その後、第2織り部材に向けて折り曲げたときの、内側へ折り返した部分と、他の分断体の開口端部における第1織り部材の先端部とを重ね合わせて第1織り部材側の縫合用部を設け、帯状部の先端部が折り曲げられた部分と、一の分断体の開口端部における第2織り部材の先端部と、他の分断体の開口端部における第2織り部材の先端部とを重ね合わせて第2織り部材側の縫合用部を設けることができる。これらの縫合用部を縫合することにより、一の分断体と他の分断体とを一体に接続することができ、複数の分断体を縫合部7で縫合し、第1テザー部41により内部空間が分割されてなる第1分割空間31と第2分割空間32とを有するエアバッグ100を製造することができる[図6参照、(a)は図3の態様、(b)は端部の他の態様]。また、より多くの分割空間を備えるエアバッグも、同様にして縫合用部を設け、これらを縫合し、製造することができる。
また、他の参考態様のエアバッグの製造方法では、前記の帯状部を一旦内側へ折り返し、その後、第2織り部材に向けて折り曲げたときの、内側へ折り返した部分と、第2織り部材の帯状部を一旦内側へ折り返し、その後、第1織り部材に向けて折り曲げたときの、帯状部の先端部が折り曲げられた部分と、他の分断体の開口端部における第1織り部材の先端部とを重ね合わせて第1織り部材側の縫合用部を設け、前記の帯状部の先端部が折り曲げられた部分と、第2織り部材の帯状部を一旦内側へ折り返し、その後、第1織り部材に向けて折り曲げたときの、内側へ折り返した部分と、他の分断体の開口端部における第2織り部材の先端部とを重ね合わせて第2織り部材側の縫合用部を設けることができる。これらの縫合用部を縫合することにより、一の分断体と他の分断体とを一体に接続することができ、複数の分断体を縫合部7で縫合し、第1テザー部41により内部空間が分割されてなる第1分割空間31と第2分割空間32とを有するエアバッグ100を製造することができ[図10参照、(a)は図7の態様、(b)は端部の他の態様]、より多くの分割空間を備えるエアバッグも、同様にして縫合用部を設け、これらを縫合し、製造することができる。
尚、本発明においては、前記の具体的な態様の記載に限られず、目的、用途に応じて本発明の範囲内で種々変更した態様とすることができる。例えば、図1、2では、インフレータ5が第1分割空間31内の第1テザー部41に対向する側に配設されているが、内部空間3に加圧ガスを供給することができる限り、これに限定されず、例えば、他の分割空間、エアバッグの外部等に配設してもよく、エアバッグの種類、車両内におけるエアバッグの収納位置等により適宜の位置に配設することができる。
また、前述の例は単に説明を目的とするものでしかなく、本発明を限定するものと解釈されるものではない。本発明を典型的な態様の例を挙げて説明したが、本発明の記述及び図示において使用された文言は、限定的な文言ではなく、説明的および例示的なものであると理解される。ここで詳述したように、その態様において本発明の範囲又は精神から逸脱することなく、添付の特許請求の範囲内で変更が可能である。ここでは、本発明の詳述に特定の構造、材料及び態様を参照したが、本発明をここにおける開示事項に限定することを意図するものではなく、寧ろ、本発明は添付の特許請求の範囲内における、機能的に同等の構造、方法、使用の全てに及ぶものとする。
本発明は、車両用のエアバッグの技術分野において利用することができる。特に、通気性能を維持しつつ、部品点数が少なく、嵩高さが抑えられるため、柔軟で、丸めたり、折り畳んだりして収納するのが容易な各種のエアバッグの技術分野において好適に利用することができる。
100;エアバッグ、11;第1織り部材、111;第1織り部材の一部、111a、112a、113a;架け渡し部、112、113;第1織り部材の他の一部、12;第2織り部材、121;第2織り部材の一部、121a、122a、123a;架け渡し部、122、123;第2織り部材の他の一部、124;切り取り部、2;外壁部、3;内部空間、31;第1分割空間、32;第2分割空間、33;第3分割空間、34;第4分割空間、41;第1テザー部、411;開口部、42;第2テザー部、421;開口部、43;テザー部、5;インフレータ、6;袋織体、61;分割体、7;縫合部、7a;縫合用部。

Claims (1)

  1. 第1織り部材及び第2織り部材を備えるエアバッグであって、
    前記第1織り部材及び前記第2織り部材により、内部空間を有する本エアバッグの外壁部、及び前記内部空間を仕切る第1テザー部が形成されており、
    前記第1織り部材及び前記第2織り部材は、袋織りにより形成されており、
    前記第1織り部材の一部が、前記第2織り部材に架け渡されるとともに、
    前記第1織り部材の前記一部の先端部が前記第2織り部材に接続されることによって、前記第1テザー部とされており、
    前記第1テザー部は、前記外壁部を構成する前記第1織り部材の一部分と一連で一体化されており、
    前記第2織り部材の一部が、前記第1織り部材に架け渡されるとともに、
    前記第2織り部材の前記一部の先端部が前記第1織り部材に接続されることによって、本エアバッグの前記内部空間を仕切る第2テザー部とされ、
    前記第2テザー部は、前記外壁部を構成する前記第2織り部材の一部分と一連で一体化され、
    前記第1テザー部と前記第2テザー部とは、互いに重なり合う配置とされており、
    前記第1織り部材の一部からなり前記第1テザー部以外のテザー部であって、前記第2織り部材に架け渡されるとともに、その先端部が前記第2織り部材に接続されているテザー部が少なくとも1つ備えられており、
    前記第1テザー部以外のテザー部は、前記外壁部を構成する前記第1織り部材の一部分と一連で一体化されており、
    前記第2織り部材の一部からなり前記第2テザー部以外のテザー部であって、前記第1織り部材に架け渡されるとともに、その先端部が前記第1織り部材に接続されているテザー部が少なくとも1つ備えられており、
    前記第2テザー部以外のテザー部は、前記外壁部を構成する前記第2織り部材の一部分と一連で一体化されており、
    前記第1織り部材の一部からなり前記第1テザー部以外のテザー部の内の少なくとも1つのテザー部は、前記第2織り部材の一部からなり前記第2テザー部以外のテザー部の少なくとも1つのテザー部と、互いに重なり合う配置とされており、
    前記第2テザー部の先端部が、前記第1織り部材のうち前記第1テザー部の基端部に相当する部分に断面U字状に覆われるような形態で挟持されていることを特徴とするエアバッグ。
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