JP5278033B2 - サブコードのqチャンネル情報補正方法および補正プログラム - Google Patents

サブコードのqチャンネル情報補正方法および補正プログラム Download PDF

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Description

本発明は、光学式ドライブ装置においてCD(コンパクトディスク)のデータ読み込みを行う際、サブコードデータのQチャンネル情報の読み込みが誤って行われた場合に、ホストコンピュータ側でQチャンネル情報全体を補正するための補正方法および補正プログラムに関する。
CD−DAやCD−ROM等のCD(コンパクトディスク)は、信頼性の高いデータ読み込みが要求されている。読み込みを行うデータには、メインデータ(オーディオデータやファイルデータ)の他にサブコードデータが含まれるが、2種類のエラー訂正符号化により極めて低いビット誤り率で読み取りが行えるメインデータに対し、サブコードデータには強力なエラー訂正符号化が適用されておらず、エラーが発生しやすいという問題がある。
この問題が顕著となるのが、光学式ドライブ装置でCDのデータを読み取る場合である。アドレス管理をサブコードデータのQチャンネル情報の絶対時間を用いて行う必要があるからであるが、これを解消する方策として、従来、サブコードデータのQチャンネル情報の絶対時間を連続性を保持しながら補完する処理が提案されている(例えば、特許文献1を参照)。
特開平7−312040号公報(第3頁−第5頁、図2)
しかしながら、上記特許文献1に開示された補完方法を用いた場合、サブコードデータのQチャンネル情報にある絶対時間の整合性のみが保たれるだけで、Qチャンネル情報全体の整合性が保たれるわけではない。特に、光学式ドライブ装置が書き込み可能な装置であり、マスターディスク等を用いてディスクの複製を行う場合などは、誤ったQチャンネル情報のサブコードデータが複製したディスクに書き込まれてしまう虞があるという問題が生じる。
本発明の目的は上記課題を解消することに係り、光学式ドライブ装置でCDのデータを読み取る際に生じたQチャンネル情報のエラーを補正し、Qチャンネル情報全体の整合性を保つことを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明のサブコードのQチャンネル情報補正方法は、ディスクに記録された時間情報を含むTOC情報を読み取るTOC情報読取ステップと、
指定された論理ブロックアドレス位置のサブコードのQチャンネル情報をディスクから読み取るQチャンネル情報読取ステップと、
指定された前記論理ブロックアドレス位置に相当する絶対時間が、読み取った前記TOC情報の各トラックのインデックス番号「1」の開始時間のうちのいずれかと同じであるか否かを判定する判定ステップと、
指定された前記論理ブロックアドレス位置に相当する絶対時間と、読み取った前記TOC情報の各トラックのインデックス番号「1」の開始時間のうちのいずれか同じであると判定された場合、前記読み取ったTOC情報を使用してQチャンネル情報記憶部の上書き処理を行う上書処理ステップと、
指定された前記論理ブロックアドレス位置に相当する絶対時間と、読み取った前記TOC情報の各トラックのインデックス番号「1」の開始時間のうちのいずれもが同じでないと判定された場合、CRC判定と、前記指定された前記論理ブロックアドレス位置に相当する絶対時間とQチャンネル情報の絶対時間との相違判定と、を実行し、前記CRC判定の結果及び前記相違判定の結果に基づいて補正処理を実行する補正処理ステップと、
を含むことを特徴とする。
上記方法によれば、読み取り時に発生したエラーにより、読み取ったQチャンネル情報が不正な値となった場合でも、各トラックのインデックス番号「1」の開始時間のセクタのQチャンネル情報は、TOC情報を使用して上書き処理を行うことのより正しい値に補正でき、その他のセクタのQチャンネル情報は、上記CRC判定の結果及び相違判定の結果に基づいて補正処理の実行により、正しい値に補正できるので、読み取ったQチャンネル情報全体の整合性を保つことができる。
また好ましくは、前記上書処理ステップは、前記Qチャンネル情報記憶部の前記Qチャンネル情報のインデックス番号に「1」を上書きし、前記Qチャンネル情報の相対時間を、分=00、秒=00、セクタ=00の値に上書きする処理を含むことを特徴とする。
上記方法によれば、各トラックのインデックス番号「1」の開始時間のセクタのQチャンネル情報が、読み取り時に発生したエラーによってインデックス番号や相対時間が不正な値となった場合でも、正しい値に補正(上書き)できるので、実質的なトラック(曲)の先頭が分からなくなることを防ぐことができる。
また好ましくは、前記補正処理ステップは、
前記CRC判定がCRCエラー無し、且つ、前記相違判定の結果が相違なしの場合は、
前記読み込まれたQチャンネル情報はそのままレジスタに保存し、
前記CRC判定がCRCエラー無し、且つ、前記相違判定の結果が相違有り、且つ、前記読み込まれたQチャンネル情報のインデックス番号が「0」の場合は、前記Qチャンネルの相対時間を除く情報は、1セクタ前のQチャンネル情報に基づQチャンネル情報補正を行い、前記Qチャンネル情報の読み込み時に指定した前記論理ブロックアドレス位置に相当する絶対時間と、読み込まれた前記Qチャンネル情報の絶対時間の差分から、前記Qチャンネル情報の相対時間を補正し、
前記CRC判定がCRCエラー有り、且つ、前記読み込まれたQチャンネル情報のインデックス番号が「0」の場合は、読み込まれた前記Qチャンネル情報の相対時間を前記1セクタ前のQチャンネル情報の相対時間の値に−1セクタした値で上書きし、読み込まれた前記Qチャンネル情報の絶対時間を前記Qチャンネル情報の読み込み時に指定した前記論理ブロックアドレス位置に相当する絶対時間で上書きし、その他の値を前記1セクタ前のQチャンネル情報に基づQチャンネル情報補正を行い、
前記CRC判定がCRCエラー無し、且つ、前記相違判定の結果が相違有り、且つ、前記読み込まれたQチャンネル情報のインデックス番号が「0」以外の場合と、前記CRC判定がCRCエラー有り、且つ、前記読み込まれたQチャンネル情報のインデックス番号が「0」以外の場合は、前記読み込まれたQチャンネル情報の相対時間を前記1セクタ前のQチャンネル情報の相対時間の値に+1セクタした値で上書きし、前記読み込まれたQチャンネル情報の絶対時間を前記Qチャンネル情報の読み込み時に指定した前記論理ブロックアドレス位置に相当する絶対時間で上書きし、その他の値を前記1セクタ前のQチャンネル情報に基づQチャンネル情報補正を行うことを特徴とする。
上記方法によれば、各トラックのインデックス番号「1」の開始時間以外のセクタのQチャンネル情報が、読み取り時に発生したエラーによって不正な値となった場合でも、正しい値に補正できるので、読み取ったQチャンネル情報全体の整合性を保つことができる。
上記目的を達成するために、本発明のサブコードのQチャンネル情報補正プログラムは、上記サブコードのQチャンネル情報補正方法の各ステップを、コンピューターに実行させることを特徴とする。
これにより、読み取ったQチャンネル情報全体の整合性を保つことができる。
本発明の実施形態に係るサブコードのQチャンネル情報補正方法を適用したシステムの概略を説明する構成図である。 本発明の実施形態に係るサブコードのQチャンネル情報補正方法を説明するフローチャートである。 光学式ドライブ装置によりCDから読み取ったTOC情報の構成を示す図である。 光学式ドライブ装置によりCDから読み取ったQチャンネル情報の構成を示す図である。図である。 補正処理テーブルを示す図である。 光学式ドライブ装置2で読み込んだCDのTOC情報の一例を示す図である。 CDに記録されているQチャンネル情報の一例を示す図である。 光学式ドライブ装置で読み込んだQチャンネル情報にエラーが発生した一例を示す図である。
以下、図面を参照しながら、本発明に係るサブコードのQチャンネル情報補正方法および補正プログラムの実施形態を説明する。
図1は、本発明の実施形態に係るサブコードのQチャンネル情報補正方法を適用したシステムの概略を説明する構成図である。図2は、本発明の実施形態に係るサブコードのQチャンネル情報補正方法の手順を示すフローチャートである。
図1に示すように、本実施形態に係るサブコードのQチャンネル情報補正方法は、ホストコンピュータ1に接続された光学式ドライブ装置2が、該ホストコンピュータ1によって制御されることによってなされる。ホストコンピュータ1は、TOC記憶部3a、レジスタ3b(一時記憶用の記憶手段)、Qチャンネル情報記憶部3cを含む記憶部3と、判定手段4、TOC情報を使用した上書手段5、補正手段6などを備える。
光学式ドライブ装置2にディスク(CD)が挿入されると、光学式ドライブ装置2はCDのリードイン(トラック00)からTOC(Table of Contents)情報を読み込む。読み込まれたTOC情報は、ホストコンピュータ1に送信され、TOC記憶部3aに保存される(ステップS1)。
図3は、光学式ドライブ装置2によりCDから読み取ったTOC情報の構成を示す図である。図3に示すように、TOC情報は、CDのリードイン(トラック00)に書き込まれた情報であり、4ビットデータで示されるコントロール11、4ビットデータで示されるアドレス12、8ビットデータで示される各トラック番号13、24ビットデータで示されるリードアウトの開始時間14、24ビットデータで示される各トラック(曲)のインデックス番号「1」の開始時間15などで構成される。即ち、TOC情報には、CDに収容されているトラック数(曲数)、全トラック(曲)のトータルの時間(リードアウトの開始時間)、各トラック(曲)の開始時間(各トラック(曲)のインデックス番号「1」の開始時間)などのデータが含まれている。
次に、ホストコンピュータ1は、光学式ドライブ装置2に挿入されているCDのサブコードのQチャンネル情報を読み込むための命令を送信する。この命令はLBA(論理ブロックアドレス)を指定して、1セクタ毎のQチャンネル情報を読み込むように命令する。
これを受けて、光学式ドライブ装置2は、指定されたLBAの位置のQチャンネル情報をCDから読み取り、ホストコンピュータ1へ送信する。そして、指定されたLBAの位置の1セクタ分のQチャンネル情報がレジスタ3bに記憶される(ステップS2)。なおこの時、レジスタ3bに既に記憶されている内容をクリア、或いは上書きして記憶する。
図4は、光学式ドライブ装置2によりCDから読み取ったQチャンネル情報の構成を示す図である。図4に示すように、1セクタ分のQチャンネル情報は、4ビットデータで示されるコントロール21、4ビットデータで示されるアドレス22、8ビットデータで示されるトラック番号23、8ビットデータで示されるインデックス番号24、24ビットデータで示される相対時間25、24ビットデータで示される絶対時間26、16ビットデータで示されるCRC27などで構成される。
コントロール21はCDに記録されたデータの種類を表わすコードであり、例えば、ディスクに記録されたデータがCD−DAであるかCD−ROMであるかなどを識別できる。アドレス22はQチャンネル情報のデータ領域のフォーマットの種類を表わすコードであり、例えば、時間情報が入っているモードであるかバーコードなどメーカーコードが入っているモードであるかなどを識別できる。
以下、時間情報が入っているモードとして、説明を続ける。トラック番号23はトラック(曲)の番号である。インデックス番号24はトラック(曲)中のインデックス番号であり、「0」はトラック(曲)のプリギャップを示し、「1」から実際のトラック(曲)が始まる。相対時間25は各トラック(曲)の先頭からの時間位置を「分:秒:セクタ」で示したものである。絶対時間26は、全トラック(曲)を通してトータルの経過時間の時間位置を「分:秒:セクタ」で示したものである。CRC27は、Qチャンネル情報のエラー検出用のCRC(Cyclic Redundancy Check)コードである。
Qチャンネル情報の読み込み時に指定したLBAは絶対時間に相当する情報であるので、ホストコンピュータ1の判定手段4は、LBA(=絶対時間)が、TOC記憶部3aに保存されているTOC情報の各トラックのインデックス番号「1」の開始時間15のうちのいずれかと同じであるか否かを判定する(ステップS3)。
判定手段4によって、Qチャンネル情報の読み込み時に指定したLBA(=絶対時間)と、TOC情報記憶部3aに保存されているTOC情報の各トラック開始時間15のうちのいずれかが同じであると判定された場合(ステップS3:Yes)、TOC情報を使用した上書手段5は、レジスタ3bに記憶されているQチャンネル情報に対して、TOC記憶部3aに保存されているTOC情報を使用して以下の上書き処理を行う(ステップS4)。
・レジスタ3bに記憶されているQチャンネル情報のコントロール21及びアドレス22を、TOC記憶部3aに保存されているTOC情報のコントロール11及びアドレス12で上書きする。
・レジスタ3bに記憶されているQチャンネル情報のインデックス番号24に「1」を上書きする。
・レジスタ3bに記憶されているQチャンネル情報の相対時間25を「00:00:00」、即ち、分=00、秒=00、セクタ=00の値に上書きする。
・レジスタ3bに記憶されているQチャンネル情報の絶対時間26を、TOC記憶部3aに保存されているTOC情報の当該トラックの開始時間15(Qチャンネル情報の読み込み時に指定したLBA(=絶対時間)と同じ時間)で上書きする。
以上のようにして、TOC情報によって上書きされた後のQチャンネル情報をQチャンネル情報記憶部3cに保存する(ステップS5)。
一方、Qチャンネル情報の読み込み時に指定したLBA(=絶対時間)と、TOC記憶部3aに保存されているTOC情報の各トラックのインデックス番号「1」の開始時間15のいずれもが同じでないと判定された場合(ステップS3:No)、ホストコンピュータ1の補正手段6は、図5に示す補正処理テーブルに基づいて補正処理を実行する。
図5は、本実施形態に係るサブコードのQチャンネル情報補正方法の、判定条件と処理内容を示す図である。
まず、レジスタ3bのQチャンネル情報に対して、CRCの判定を実行する(ステップS6)。続いて、Qチャンネル情報の読み込み時に指定したLBA(=絶対時間)と、レジスタ3bのQチャンネル情報の絶対時間26との相違を判定する(ステップS7)。
ステップS6のCRC判定結果がOK(CRCエラー無し)かNG(CRCエラー有り)であるかと、ステップS7の判定結果がOK(相違なし)かNG(相違有り)であるかの結果に基づき、下記、処理1〜処理4を実行し、処理後(補正後)のQチャンネル情報をQチャンネル情報記憶部3cに保存する(ステップS8)。
(処理1)
CRCの判定がOK(CRCエラー無し)であり、且つ、ステップS7の判定結果がOK(相違なし)の場合は、Qチャンネル情報は正しく読み込まれたと判断されるので、レジスタ3bに読み込まれたQチャンネル情報はそのまま保存する。
(処理2)
CRCの判定がOK(CRCエラー無し)であり、且つ、ステップS7の判定結果がNG(相違有り)である場合、更に、レジスタ3bに読み込まれたQチャンネル情報のインデックス番号24を参照して、インデックス番号24が「0」(プリギャップ)である場合は、Qチャンネル情報の読み込み時に指定したLBA(=絶対時間)と、レジスタ3bに読み込まれたQチャンネル情報の絶対時間26の差分から、レジスタ3bに読み込まれたQチャンネル情報の相対時間25を補正する。相対時間25以外のQチャンネル情報は、1セクタ前のQチャンネル情報に基づいて正しいQチャンネル情報となるように補正する。なお、インデックス番号24が「0」以外の場合(後述のケースA)の補正については、後述の処理4の補正で述べる。
(処理3)
CRCの判定がNG(CRCエラー有り)であり、且つ、ステップS7の判定結果がNG(相違有り)或いはOK(相違なし)である場合、更に、レジスタ3bに読み込まれたQチャンネル情報のインデックス番号24を参照して、インデックス番号24が「0」(プリギャップ)である場合は、Qチャンネル情報記憶部3cに保存されている、1セクタ前のQチャンネル情報に基づいて正しいQチャンネル情報となるように補正する。
具体的には、レジスタ3bのQチャンネル情報のコントロール21及びアドレス22を、Qチャンネル情報記憶部3cに保存されている、1セクタ前のQチャンネル情報のコントロール21及びアドレス22で上書きする。また、レジスタ3bのQチャンネル情報のインデックス番号24を、Qチャンネル情報記憶部3cに保存されている、1セクタ前のQチャンネル情報のインデックス番号24で上書きする。また、レジスタ3bのQチャンネル情報の相対時間25を、(Qチャンネル情報記憶部3cに保存されている)1セクタ前のQチャンネル情報の相対時間25の値に−1セクタした値で上書きする。また、レジスタ3bのQチャンネル情報の絶対時間26を、Qチャンネル情報の読み込み時にしたLBA(=絶対時間)で上書きする。
(処理4)
ケースA:CRCの判定がOK(CRCエラー無し)であり、且つ、ステップS7の判定結果がNG(相違有り)であり、更に、インデックス番号24が「0」以外である場合。
ケースB:CRCの判定がNG(CRCエラー有り)であり、且つ、ステップS7の判定結果がNG(相違有り)或いはOK(相違なし)であり、更に、インデックス番号24が「0」以外である場合。
上記ケースA、Bの場合は、処理4を実行する。処理4では、前記の処理3の手順と同様に、Qチャンネル情報記憶部3cに保存されている、1セクタ前のQチャンネル情報に基づいて正しいQチャンネル情報となるように補正する。
具体的には、レジスタ3bのQチャンネル情報のコントロール21及びアドレス22を、Qチャンネル情報記憶部3cに保存されている、1セクタ前のQチャンネル情報のコントロール21及びアドレス22で上書きする。また、レジスタ3bのQチャンネル情報のインデックス番号24を、Qチャンネル情報記憶部3cに保存されている、1セクタ前のQチャンネル情報のインデックス番号24で上書きする。また、レジスタ3bのQチャンネル情報の相対時間25を、(Qチャンネル情報記憶部3cに保存されている)1セクタ前のQチャンネル情報の相対時間25の値に+1セクタした値で上書きする。また、レジスタ3bのQチャンネル情報の絶対時間26を、Qチャンネル情報の読み込み時に指定したLBA(=絶対時間)で上書きする。
次に、ステップS5或いはステップS8を実行した後、CDの全セクタのQチャンネル情報の読み込みが終了したか否かを判定する(ステップS9)。
読み込みを行っていないセクタがある場合(ステップS9:No)、ステップS2へ戻り、上記の手順を繰り返す。一方、全セクタのQチャンネル情報の読み込みが終了した場合(ステップS9:Yes)、一連の処理手順を終了する。
次に、上記手順のサブコードのQチャンネル情報補正方法について、具体的な補正例をあげて説明する。
図6は、光学式ドライブ装置2で読み込んだCDのTOC情報の一例を示す図である。また、図7は、CDに記録されているQチャンネル情報の一例を示す図である。図8は、光学式ドライブ装置で読み込んだQチャンネル情報にエラーが発生した一例を示す図である。
図7のように本来CDに記録されているQチャンネル情報が、光学式ドライブ装置2で読み込む際に、図8に示すようなエラーが発生して、誤ったデータが読み込まれてしまう場合がある。なお、図8では、誤ったデータの読み込みが行われた箇所を斜線で示している。
図8において、「エラー例1」に示すようなエラーは、1つ前のセクタのQチャンネル情報が誤って読み込まれた場合であり、CRCの判定はOK(CRCエラー無し)で、且つ、前述のステップS7の判定結果がNG(相違有り)であり、インデックスが「0」(プリギャップ)であるので、前述の処理2の補正処理が実行される。
また、「エラー例2」に示すようなエラーは、読みとりエラーが発生するなどして、誤ったデータ読み込まれてしまった場合であり、図8では絶対時間の「分」のデータが不正な値となっている。このため、CRCの判定はNG(CRCエラー有り)となり、前述の処理3の補正処理が実行される。
また、「エラー例3」に示すようなエラーは、1つ前のセクタのQチャンネル情報が誤って読み込まれたエラーであるが、Qチャンネル情報の読み込み時に指定したLBA(=絶対時間)が、図6のTOC情報のうち、2トラックの開始時間15と同じであるので、前述のフローのステップS3の判定の結果がYesであり、ステップS4のTOC情報による上書き処理が実行される。従って、トラックのインデックス番号「1」の先頭のQチャンネル情報は、TOC情報に基づいて、正しい値に補正することができる。
1…ホストコンピュータ、2…光学式ドライブ装置、3…記憶部、3a…TOC記憶部、3bレジスタ(一時記憶用の記憶手段)、3c…Qチャンネル情報記憶部、4…判定手段、5…(TOC情報を使用した)上書手段、6…補正手段、11…コントロール(TOC情報)、12…アドレス(TOC情報)、13…各トラック番号(TOC情報)、14…リードアウトの開始時間(TOC情報)、15…各トラックのインデックス番号「1」の開始時間(TOC情報)、21…コントロール(Qチャンネル情報)、22…アドレス(Qチャンネル情報)、23…トラック番号(Qチャンネル情報)、24…インデックス番号(Qチャンネル情報)、25…相対時間(Qチャンネル情報)、26…絶対時間(Qチャンネル情報)、27…CRC(Qチャンネル情報)

Claims (4)

  1. ディスクに記録された時間情報を含むTOC情報を読み取るTOC情報読取ステップと、
    指定された論理ブロックアドレス位置のサブコードのQチャンネル情報をディスクから読み取るQチャンネル情報読取ステップと、
    指定された前記論理ブロックアドレス位置に相当する絶対時間が、読み取った前記TOC情報の各トラックのインデックス番号「1」の開始時間のうちのいずれかと同じであるか否かを判定する判定ステップと、
    指定された前記論理ブロックアドレス位置に相当する絶対時間と、読み取った前記TOC情報の各トラックのインデックス番号「1」の開始時間のうちのいずれか同じであると判定された場合、前記読み取ったTOC情報を使用してQチャンネル情報記憶部の上書き処理を行う上書処理ステップと、
    指定された前記論理ブロックアドレス位置に相当する絶対時間と、読み取った前記TOC情報の各トラックのインデックス番号「1」の開始時間のうちのいずれもが同じでないと判定された場合、CRC判定と、前記指定された前記論理ブロックアドレス位置に相当する絶対時間とQチャンネル情報の絶対時間との相違判定と、を実行し、前記CRC判定の結果及び前記相違判定の結果に基づいて補正処理を実行する補正処理ステップと、
    を含むことを特徴とするサブコードのQチャンネル情報補正方法。
  2. 前記上書処理ステップは、前記Qチャンネル情報記憶部の前記Qチャンネル情報のインデックス番号に「1」を上書きし、前記Qチャンネル情報の相対時間を、分=00、秒=00、セクタ=00の値に上書きする処理を含むことを特徴とする請求項1に記載のサブコードのQチャンネル情報補正方法。
  3. 前記補正処理ステップは、
    前記CRC判定がCRCエラー無し、且つ、前記相違判定の結果が相違なしの場合は、
    前記読み込まれたQチャンネル情報はそのままレジスタに保存し、
    前記CRC判定がCRCエラー無し、且つ、前記相違判定の結果が相違有り、且つ、前記読み込まれたQチャンネル情報のインデックス番号が「0」の場合は、前記Qチャンネルの相対時間を除く情報は、1セクタ前のQチャンネル情報に基づQチャンネル情報補正を行い、前記Qチャンネル情報の読み込み時に指定した前記論理ブロックアドレス位置に相当する絶対時間と、読み込まれた前記Qチャンネル情報の絶対時間の差分から、前記Qチャンネル情報の相対時間を補正し、
    前記CRC判定がCRCエラー有り、且つ、前記読み込まれたQチャンネル情報のインデックス番号が「0」の場合は、読み込まれた前記Qチャンネル情報の相対時間を前記1セクタ前のQチャンネル情報の相対時間の値に−1セクタした値で上書きし、読み込まれた前記Qチャンネル情報の絶対時間を前記Qチャンネル情報の読み込み時に指定した前記論理ブロックアドレス位置に相当する絶対時間で上書きし、その他の値を前記1セクタ前のQチャンネル情報に基づQチャンネル情報補正を行い、
    前記CRC判定がCRCエラー無し、且つ、前記相違判定の結果が相違有り、且つ、前記読み込まれたQチャンネル情報のインデックス番号が「0」以外の場合と、前記CRC判定がCRCエラー有り、且つ、前記読み込まれたQチャンネル情報のインデックス番号が「0」以外の場合は、前記読み込まれたQチャンネル情報の相対時間を前記1セクタ前のQチャンネル情報の相対時間の値に+1セクタした値で上書きし、前記読み込まれたQチャンネル情報の絶対時間を前記Qチャンネル情報の読み込み時に指定した前記論理ブロックアドレス位置に相当する絶対時間で上書きし、その他の値を前記1セクタ前のQチャンネル情報に基づQチャンネル情報補正を行うことを特徴とする請求項1又は2に記載のサブコードのQチャンネル情報補正方法。
  4. 請求項1〜3のいずれか一項に記載のサブコードのQチャンネル情報補正方法の各ステップを、コンピューターに実行させることを特徴とするサブコードのQチャンネル情報補正プログラム。
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