JP5276939B2 - 車両用灯具の点消灯制御システム - Google Patents

車両用灯具の点消灯制御システム Download PDF

Info

Publication number
JP5276939B2
JP5276939B2 JP2008238142A JP2008238142A JP5276939B2 JP 5276939 B2 JP5276939 B2 JP 5276939B2 JP 2008238142 A JP2008238142 A JP 2008238142A JP 2008238142 A JP2008238142 A JP 2008238142A JP 5276939 B2 JP5276939 B2 JP 5276939B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
switch
lighting
unit
state
control unit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2008238142A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2010073423A (ja
Inventor
健太郎 村上
昌康 伊藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Koito Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Koito Manufacturing Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Koito Manufacturing Co Ltd filed Critical Koito Manufacturing Co Ltd
Priority to JP2008238142A priority Critical patent/JP5276939B2/ja
Priority to EP09011786.2A priority patent/EP2170016B1/en
Publication of JP2010073423A publication Critical patent/JP2010073423A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5276939B2 publication Critical patent/JP5276939B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60QARRANGEMENT OF SIGNALLING OR LIGHTING DEVICES, THE MOUNTING OR SUPPORTING THEREOF OR CIRCUITS THEREFOR, FOR VEHICLES IN GENERAL
    • B60Q1/00Arrangement of optical signalling or lighting devices, the mounting or supporting thereof or circuits therefor
    • B60Q1/0088Details of electrical connections
    • HELECTRICITY
    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05BELECTRIC HEATING; ELECTRIC LIGHT SOURCES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; CIRCUIT ARRANGEMENTS FOR ELECTRIC LIGHT SOURCES, IN GENERAL
    • H05B45/00Circuit arrangements for operating light-emitting diodes [LED]
    • H05B45/50Circuit arrangements for operating light-emitting diodes [LED] responsive to malfunctions or undesirable behaviour of LEDs; responsive to LED life; Protective circuits

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Lighting Device Outwards From Vehicle And Optical Signal (AREA)
  • Circuit Arrangement For Electric Light Sources In General (AREA)

Description

本発明は、車両用灯具の点消灯制御システムに関し、半導体光源を有する光源ユニットと該光源ユニットを制御する制御ユニットとを備えた車両用灯具の点消灯制御システムに関する。
一般に、車両用灯具の点消灯制御システムは、それぞれ半導体光源を有する複数の光源ユニットと、複数の光源ユニットにそれぞれ給電線を介して接続されている制御ユニットとを備えて構成されている。
制御ユニットは、それぞれ各光源ユニットに直列接続され各半導体光源を制御する複数のスイッチ部と、それぞれ複数のスイッチ部をオンオフする複数のスイッチ駆動部と、点消灯制御信号を受けてスイッチ制御信号を送出して各スイッチ駆動部を制御する制御部とを有している。スイッチ部の前段には制御部への電源電圧を生成して供給するための制御電源生成回路が接続されている(例えば、特許文献1参照)。制御電源生成回路の前段にはバッテリー電源が接続されている。
バッテリー電源から供給されたバッテリー電圧が投入(供給)されると制御電源生成回路が制御部へ制御用電源電圧を供給する。制御部は、駆動を開始し、各半導体光源の点消灯を指示する点消灯制御信号を受けて各スイッチ駆動部を制御するためのスイッチ制御信号を送出する。
特開2006−73400号公報
ところで、バッテリー電圧が供給されたときには、供給されてから数十m秒経過後に制御部の各半導体光源に対する点消灯制御のための点消灯プログラムの処理が開始される。この数十m秒の遅れは、制御電源生成回路及び制御部で行われるパワーオンリセットにかかる時間や制御部内のイニシャライズ(初期化)設定にかかる時間によるものである。このパワーオンリセットにかかる時間や制御部内のイニシャライズ設定にかかる時間は制御部の駆動に必要不可欠な時間である。
この遅れ時間にスイッチ駆動部がスイッチ部をオンしてしまうような回路構成、例えば、制御部とスイッチ駆動部の間にバッテリー電圧の供給を強制的に行う回路が配置されている点消灯制御システムでは、例えば、ターンシグナルランプを点灯状態にしてロービームランプを消灯状態に維持したいような場合に、上記した遅れ時間にスイッチ駆動部がスイッチ部をオン状態にしてしまい、ロービームランプが点灯してしまう。
従って、このような場合には、ロービームランプはバッテリー電圧の供給直後に一度点灯し、その後に制御部のプログラム処理によって消灯することになってしまう。このように本来消灯状態を継続(維持)したい半導体光源が、制御部の駆動停止から駆動開始までの間に点灯状態になってしまうので車両の運転時における安全性が低下するという問題が生じる。
また、プログラム処理が適正に行われず制御部に異常が発生した場合には、一旦、制御部の駆動が停止され所定時間経過後に駆動が開始される。従って、半導体光源が点灯状態であるときに制御部に異常が発生した場合には、制御部の駆動を停止した後に制御部が正常な状態に回復して駆動が開始されるまでの間は半導体光源が消灯状態となる。このように本来点灯を継続したい半導体光源が一時的に消灯状態になってしまうので車両の運転時における安全性が低下するという問題が生じる。
そこで、本発明は制御部の駆動停止から駆動開始までの間、駆動停止前の点消灯状態を維持して車両の運転時における安全性の向上を図ることを課題とする。
本発明の一態様による車両用灯具の点消灯制御システムは、導体光源と当該半導体光源に電流を供給する電流制御部とを含む光源ユニットを複数有すると共に、前記複数の光源ユニットに接続されている制御ユニットを有する点消灯制御システムであって、前記制御ユニットは、前記光源ユニットごとに接続されたスイッチ部と、前記スイッチ部をオンオフするスイッチ駆動部と、前記スイッチ駆動部にスイッチ制御信号を送出して前記スイッチ部のオンオフ動作を制御する制御部とを有し、前記スイッチ駆動部は、前記制御ユニットにバッテリー電圧が供給されていない状態から供給された状態に変化した場合に前記光源ユニットの消灯状態を所定時間維持させ、且つ前記制御部が異常により駆動停止した場合に前記スイッチ部のオンオフ状態を前記制御部の駆動停止直前における状態に所定時間維持させる点消灯維持回路を含むようにしたものである。
従って、制御ユニットにバッテリー電圧が供給されていない状態から供給された状態に変化した場合には光源ユニットの消灯状態が維持され、また異常により制御部の駆動が停止している状態において駆動停止前の点灯状態又は消灯状態が継続されるように各スイッチ部のオンオフ状態が制御される。
本発明車両用灯具の点消灯制御システムは、導体光源と当該半導体光源に電流を供給する電流制御部とを含む光源ユニットを複数有すると共に、前記複数の光源ユニットに接続されている制御ユニットを有する点消灯制御システムであって、前記制御ユニットは、前記光源ユニットごとに接続されたスイッチ部と、前記スイッチ部をオンオフするスイッチ駆動部と、前記スイッチ駆動部にスイッチ制御信号を送出して前記スイッチ部のオンオフ動作を制御する制御部とを有し、前記スイッチ駆動部は、前記制御ユニットにバッテリー電圧が供給されていない状態から供給された状態に変化した場合に前記光源ユニットの消灯状態を所定時間維持させ、且つ前記制御部が異常により駆動停止した場合に前記スイッチ部のオンオフ状態を前記制御部の駆動停止直前における状態に所定時間維持させる点消灯維持回路を含むことを特徴とする。
従って、制御ユニットにバッテリー電圧が供給されていない状態から供給された状態に変化した場合には光源ユニットの消灯状態が維持され、また異常により制御部の駆動が停止している状態において駆動停止前の点灯状態又は消灯状態を継続できるので車両の運転時における安全性の向上を図ることができる。
請求項2に記載した発明にあっては、前記点消灯維持回路が維持する前記所定時間は、前記制御ユニットにバッテリー電圧が供給されていない状態から供給された状態に変化してから前記スイッチ駆動部に前記スイッチ制御信号が送出されるまでの時間以上であるので、制御ユニットへの電源電圧の供給から制御部の駆動に必要不可欠なイニシャライズ設定時間等が経過するまでの間の制御部の停止状態においてスイッチ部がオフ状態に維持され各光源ユニットの消灯を維持することができる。
請求項3に記載した発明にあっては、前記点消灯維持回路が維持する前記所定時間は、前記制御部の駆動停止から前記スイッチ駆動部に前記スイッチ制御信号が送出されるまでの時間以上であるので、例えば半導体光源が点灯状態であるときに制御部に異常が発生した場合でも半導体光源の消灯状態を継続することができる。
請求項5に記載した発明にあっては、前記点消灯維持回路がコンデンサ及び抵抗を含む時定数回路により、前記光源ユニットの消灯状態、及び前記駆動停止直前における状態を前記所定時間維持させるので、点消灯維持回路が前記光源ユニットの消灯状態、及び前記駆動停止直前における状態を維持する時間を抵抗及びコンデンサに基づく時定数の調整によって設定することができる。

以下に、本発明の第1の実施の形態に係る車両用灯具の点消灯制御システムについて説明する。図1は本発明の第1の実施の形態に係る車両用灯具の点消灯制御システムの構成を示した図である。図2は第1の実施の形態に係る点消灯制御システムのスイッチ駆動部等の構成を示した図である。
点消灯制御システム1は、制御ユニット2と、例えば、三つの光源ユニット3、3、3を備えている。制御ユニット2は、給電線S1を介して光源ユニット3、3、3に接続されており、スイッチ部SW1を介してバッテリー電源8に接続された入力回路4と、入力回路4の後段に配置された制御電源生成回路5と、点消灯制御信号を入力する入力端子を有する制御部としてのCPU(Central Processing Unit)6と、それぞれ光源ユニット3、3、3に接続されたスイッチ部SW2、SW2、SW2と、それぞれスイッチ部SW2、SW2、SW2の前段に配置されCPU6の後段に配置されたスイッチ駆動部7、7、7を備えて構成されている。
入力回路4はノイズフィルタとダンプサージなどのサージ保護素子(サージアブソーバ・パワーツェナー)を備えている。
制御電源生成回路5はバッテリー電圧を受けて制御用電源電圧Vccを生成してCPU6に給電する。
スイッチ駆動部7、7、7は同じ構成とされ、図2に示すように、それぞれ点消灯維持回路21、21、21及びNPNトランジスタ22、22、22を有して構成されている。点消灯維持回路21はノードaとGND(グラウンド)の間に抵抗R1及びコンデンサC1が直列接続されて構成されている。NPNトランジスタ22のベースは抵抗R2を介して点消灯維持回路21に接続されている。
スイッチ部SW2、SW2、SW2としては、例えば、それぞれPMOSトランジスタ23、23、23が用いられる(図2参照)。PMOSトランジスタ23のゲートは抵抗R4を介してNPNトランジスタ22のコレクタに接続されている。
光源ユニット3、3、3は、それぞれ共振回路(ノイズフィルタ)10、10、10、電流制御部としてのスイッチングレギュレータ11、11、11、制御回路12、12、12及び半導体光源としてのLED15、15、15を備えて構成されている。
以下に、第1の実施の形態に係る点消灯制御システムの動作について説明する。
第1の実施の形態に係る点消灯制御システムの動作は、CPU6がバッテリー電圧供給時に所定時間LED15の消灯状態を継続するように点消灯制御を行う第1の例と、CPU6が所定時間LED15の点灯状態又は消灯状態を継続するように点消灯制御を行う第2の例とがある。
以下に、上記した第1の例について説明する。図3(a)は、第1の例における点消灯制御システムの動作を説明するための図である。
バッテリー電圧が供給されていない状態において、CPU6にLED15の消灯を指示する消灯制御信号が送出されている。従って、バッテリー電圧が供給されていない状態においてはCPU6が停止状態であり(図3(a)の(B))、CPUプログラム処理はまだ開始されていない(図3(a)の(C))。このとき、点消灯維持回路21の出力信号はロー(Low)レベルである(図3(a)の(D))。この場合には、NPNトランジスタ22はオフ状態であり、PMOSトランジスタ23もオフ状態である。このとき、LED15は消灯状態である(図3(a)の(E))。
バッテリー電圧が供給されると(図3(a)の(A))制御電源生成回路5からCPU6へ制御用電源電圧Vccが供給される。CPU6に制御用電源電圧Vccが供給されると、制御用電源電圧Vccの供給からCPU6のパワーオンリセットまでにかかる第1の時間t1が経過した後にCPU6の駆動が開始される(図3(a)の(B))。さらにCPU6のイニシャライズ(初期化)設定にかかる第2の時間t2が経過した後にCPU6の点消灯プログラム処理が開始される(図3(a)の(C))。
図3(a)の時間T1はパワーオンリセット時間(第1の時間t1)とイニシャライズ設定時間(第2の時間t2)を加算した時間であり、バッテリー電圧がCPU6に供給されてからスイッチ駆動部7にスイッチ制御信号が送出されるまでの時間である。尚、バッテリー電圧が供給されても点消灯維持回路21の出力信号(a点)はCPU6からスイッチ制御信号が出力されるまでローレベルのままである。
上記したように、点消灯維持回路21からローレベル信号がNPNトランジスタ22に送出されているときには、NPNトランジスタ22のオフ状態が継続される。このため、PMOSトランジスタ23のオフ状態が継続される。従って、LED15の消灯状態が継続される(図3(a)の(E))。上記した時間T1が経過した後にCPU6のプログラム処理が開始すると点消灯維持回路21の出力よりもCPU6の出力が優先される(図3(a)の(E))。
次に、上記した第2の例について説明する。図3(b)は、第2の例における点消灯制御システムの動作を説明するための図である。
CPU6が正常に動作している間は、CPU6は駆動状態であり(図3(b)の(B))、CPU6の点消灯プログラム処理が開始されている(図3(b)の(C))。このとき、点消灯維持回路21の出力信号はハイ(High)レベルである(図3(b)の(D))。この場合には、NPNトランジスタ22はオン状態であり、PMOSトランジスタ23もオン状態である。このとき、LED15は点灯状態(図3(b)の(E))である。
その後にCPU6に異常が発生した場合には(図3(b)の(A))、制御電源生成回路5がCPU6への制御電源電圧Vccの供給を停止し、CPU6の駆動が停止する(図3(b)の(B))。その後にCPU6が異常な状態から正常な状態に回復した時にCPU6の駆動が開始される(図3(b)の(B))。
CPU6の点消灯プログラム処理においては、CPU6の停止状態から駆動状態になるまでの時間(第1の時間t3)は未処理状態であり、さらに第1の時間t3の経過後からCPU6のイニシャライズ(初期化)設定までにかかる時間(第2の時間t4)が経過するまで未処理状態が継続する(図3(b)の(C))。尚、第2の例における第1の時間t3中には制御電源生成回路5へのバッテリー電圧の供給が常に行われているので上記した第1の例とは異なりパワーオンリセットという状態は生じない。
図3(b)の時間T2は、第1の時間t3と第2の時間t4を加算した時間であり、CPU6が停止状態になってからCPU6のプログラム処理が開始されスイッチ制御信号が送出されるまでの時間である。尚、点消灯維持回路21における抵抗R1及びコンデンサC1に基づく時定数は上記した時間T2以上になるように設定されている。即ち、CPU6のプログラム処理が開始すると点消灯維持回路21の出力よりもCPU6の出力が優先される。
CPU6が駆動状態から停止状態になったときには、点消灯維持回路21の出力信号は、スイッチ制御信号として入力されたハイレベル信号が時間T2が経過するまでそのまま保持されてNPNトランジスタ22に送出される(図3(b)の(D))。このように動作する理由は、点消灯維持回路21が、CPU6の駆動が停止状態となる前の駆動状態における入力信号を時間T2遅延させて出力する時定数回路として機能するからである。
上記したように、点消灯維持回路21からハイレベル信号がNPNトランジスタ22に送出されているとき(図3(b)の(D))には、NPNトランジスタ22のオン状態が継続される。このため、PMOSトランジスタ23のオン状態が継続される。従って、LED15の点灯状態が継続される(図3(b)の(E))。逆に、異常になる前にLED15が消灯状態であれば消灯状態が継続されることになる。
以下に、第2の実施の形態に係る車両用灯具の点消灯制御システムについて説明する。本第2の実施の形態は、上記した第1の実施の形態と比較して、スイッチ駆動部の回路構成のみが相違する。したがって、以下の第2の実施の形態の説明においては、上記した第1の実施の形態と同様の箇所については簡単に説明する。図4は第2の実施の形態に係る点消灯制御システムのスイッチ駆動部7Aの構成を示した図である。
スイッチ駆動部7A、7A、7Aは同じ構成とされ、図4に示すように、それぞれ点消灯維持回路31、31、31、NPNトランジスタ32、32、32及びNPNトランジスタ33、33、33を有して構成されている。点消灯維持回路31はノードaと直流電源Vccの間に抵抗R6及びコンデンサC2が直列接続されて構成されている。NPNトランジスタ32のベースは抵抗R7を介して点消灯維持回路31に接続されている。NPNトランジスタ32のコレクタはNPNトランジスタ33のベースに接続されている。
スイッチ部SW2、SW2、SW2としては、例えば、それぞれPMOSトランジスタ34、34、34が用いられる。PMOSトランジスタ34のゲートは抵抗R12を介してNPNトランジスタ33のコレクタに接続されている。
以下に、第2の実施の形態に係る点消灯制御システムの動作について説明する。第2の実施の形態に係る点消灯制御システムの動作は、CPU6がバッテリー電圧供給時に所定時間LED15の消灯状態を継続するように点消灯制御を行う第1の例と、CPU6が所定時間LED15の点灯状態又は消灯状態を継続するように点消灯制御を行う第2の例とがある。
以下に、上記した第1の例について説明する。図5(a)は、第1の例における点消灯制御システムの動作を説明するための図である。
バッテリー電圧が供給されていない状態において、CPU6にLED15の消灯を指示する消灯制御信号が送出されている。従って、バッテリー電圧が供給されていない状態においてはCPU6が停止状態であり(図5(a)の(B))、CPUプログラム処理はまだ開始されていない(図5(a)の(C))。このとき、点消灯維持回路31の出力信号はロー(Low)レベルである(図5(a)の(D))。この場合には、NPNトランジスタ32、33はオフ状態であり、PMOSトランジスタ34もオフ状態である。このとき、LED15は消灯状態である(図5(a)の(E))。
バッテリー電圧が供給されると(図5(a)の(A))制御電源生成回路5からCPU6及び点消灯維持回路31へ制御用電源電圧Vccが供給される。点消灯維持回路31へ制御用電源電圧Vccが供給されると制御用電源電圧Vccの供給からCPU6のパワーオンリセットまでにかかる第1の時間t1が経過した後にCPU6の駆動が開始される(図5(a)の(B))。さらにCPU6のイニシャライズ(初期化)設定にかかる第2の時間t2が経過した後にCPU6の点消灯プログラム処理が開始される(図5(a)の(C))。
図5(a)の期間T1は、上記した第1の実施の形態の第1の例と同様に第1の時間t1と第2の時間t2を加算した時間であり、バッテリー電圧がCPU6に供給されてからスイッチ駆動部7Aにスイッチ制御信号が送出されるまでの時間である。尚、点消灯維持回路31における抵抗R6及びコンデンサC2に基づく時定数は上記した期間T1以上になるように設定されている。
上記したように、バッテリー電圧が供給されたときには点消灯維持回路31の出力信号は、ローレベル信号からハイレベル信号に変わり、ハイレベル信号が時間T1が経過するまでそのまま保持されてNPNトランジスタ32に送出される。このように動作する理由は、時間T1が経過するまでバッテリー電圧と同期して点消灯維持回路31に制御用電源電圧Vccが供給されているため点消灯維持回路31の出力信号(ノードa点における出力信号)がハイレベル信号となり、点消灯維持回路31が、前記ハイレベル信号を上記した時間T1遅延させて出力する時定数回路として機能するからである。
上記したように、点消灯維持回路31からハイレベル信号がNPNトランジスタ32に送出されているときには、NPNトランジスタ32のオン状態が継続される。NPNトランジスタ33のベースにはローレベル信号が入力され、NPNトランジスタ33がオフ状態となる。このため、PMOSトランジスタ34のオフ状態は継続される。従って、LED15の消灯状態が継続される(図5(a)の(E))。上記した時間T1が経過した後にCPU6のプログラム処理が開始すると点消灯維持回路31の出力よりもCPU6の出力が優先される(図5(a)の(E))。
次に、上記した第2の例について説明する。図5(b)は、第2の例における点消灯制御システムの動作を説明するための図である。
CPU6が正常に動作している間は、CPU6は駆動状態であり(図5(b)の(B))、CPUプログラム処理が開始されている(図5(b)の(C))。このとき、点消灯維持回路31の出力信号はローレベルである(図5(b)の(D))。この場合には、NPNトランジスタ32がオフ状態であり、NPNトランジスタ33がオン状態であり、PMOSトランジスタ34もオン状態である。このとき、LED15は点灯状態である(図5(b)の(E))。
その後にCPU6に異常が発生した場合には(図5(b)の(A))、制御電源生成回路5がCPU6等への制御用電源電圧Vccの供給を停止して、CPU6の駆動が停止する(図5(b)の(B))。その後にCPU6が異常な状態から正常な状態に回復した時にCPU6の駆動が開始される(図5(b)の(B))。
CPU6の点消灯プログラム処理においては、CPU6の停止状態から駆動状態になるまでの時間(第1の時間t3)は未処理状態であり、さらに第1の時間t3の経過後からCPU6のイニシャライズ(初期化)設定までにかかる時間(第2の時間t4)が経過するまで未処理の状態が継続する(図5(b)の(C))。尚、第2の例における第1の時間t3中には制御電源生成回路5へのバッテリー電圧の供給が常に行われているので上記した第1の例とは異なりパワーオンリセットという状態は生じない。
図5(b)の時間T2は、第1の時間t3と第2の時間t4を加算した時間であり、CPU6が停止状態になってからCPU6のプログラム処理が開始されスイッチ制御信号が送出されるまでの時間である。尚、点消灯維持回路31における抵抗R6及びコンデンサC2に基づく時定数は上記した時間T2以上になるように設定されている。即ち、CPU6のプログラム処理が開始すると点消灯維持回路31の出力よりもCPU6の出力が優先される。
CPU6が駆動状態から停止状態になったときには、点消灯維持回路31の出力信号は、スイッチ制御信号として入力されたローレベル信号が時間T2が経過するまでそのまま保持されてNPNトランジスタ32に送出される(図5(b)の(D))。このように動作する理由は、点消灯維持回路31が、CPU6の駆動が停止状態となる前の駆動状態における入力信号を時間T2遅延させて出力する時定数回路として機能するからである。
上記したように、点消灯維持回路31からローレベル信号がNPNトランジスタ32に送出されているとき(図5(b)の(D))には、NPNトランジスタ32のオフ状態が継続され、NPNトランジスタ33のオン状態が継続される。このため、PMOSトランジスタ34のオン状態も継続される。従って、LED15の点灯状態が継続される(図3(b)の(E))。逆に、異常になる前にLED15が消灯状態であれば消灯状態が継続されることになる。
上記した各実施の形態は、本発明を好適に実施した形態の一例に過ぎず、本発明は、その主旨を逸脱しない限り、種々変形して実施することが可能なものである。
本発明の第1の実施の形態に係る車両用灯具の点消灯制御システムの構成を示した図である。 第1の実施の形態に係る点消灯制御システムのスイッチ駆動部等の構成を示した図である。 (a)は、第1の実施の形態の第1の例における点消灯制御システムの動作を説明するための図であり、(b)は、第2の例における点消灯制御システムの動作を説明するための図である。 第2の実施の形態に係る点消灯制御システムのスイッチ駆動部等の構成を示した図である。 (a)は、第2の実施の形態の第1の例における点消灯制御システムの動作を説明するための図であり、(b)は、第2の例における点消灯制御システムの動作を説明するための図である。
符号の説明
1…点消灯制御システム、2…制御ユニット、3…光源ユニット、6…CPU、7…スイッチ駆動部、21、31…点消灯維持回路

Claims (4)

  1. 導体光源と当該半導体光源に電流を供給する電流制御部とを含む光源ユニットを複数有すると共に、前記複数の光源ユニットに接続されている制御ユニットを有する点消灯制御システムであって、
    前記制御ユニットは、
    前記光源ユニットごとに接続されたスイッチ部と、
    前記スイッチ部をオンオフするスイッチ駆動部と、
    前記スイッチ駆動部にスイッチ制御信号を送出して前記スイッチ部のオンオフ動作を制御する制御部とを有し、
    記スイッチ駆動部は、
    前記制御ユニットにバッテリー電圧が供給されていない状態から供給された状態に変化した場合に前記光源ユニットの消灯状態を所定時間維持させ、且つ前記制御部が異常により駆動停止した場合に前記スイッチ部のオンオフ状態を前記制御部の駆動停止直前における状態に所定時間維持させる点消灯維持回路を含む
    ことを特徴とする車両用灯具の点消灯制御システム。
  2. 前記点消灯維持回路が維持する前記所定時間は、前記制御ユニットにバッテリー電圧が供給されていない状態から供給された状態に変化してから前記スイッチ駆動部に前記スイッチ制御信号が送出されるまでの時間以上である
    ことを特徴とする請求項1に記載の車両用灯具の点消灯制御システム。
  3. 前記点消灯維持回路が維持する前記所定時間は、前記制御部の駆動停止から前記スイッチ駆動部に前記スイッチ制御信号が送出されるまでの時間以上である
    ことを特徴とする請求項1又は請求項2の何れかに記載の車両用灯具の点消灯制御システム。
  4. 前記点消灯維持回路は、
    コンデンサ及び抵抗を含む時定数回路により、前記光源ユニットの消灯状態、及び前記駆動停止直前における状態を前記所定時間維持させる
    ことを特徴とする請求項1乃至請求項3の何れかに記載の車両用灯具の点消灯制御システム。
JP2008238142A 2008-09-17 2008-09-17 車両用灯具の点消灯制御システム Expired - Fee Related JP5276939B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008238142A JP5276939B2 (ja) 2008-09-17 2008-09-17 車両用灯具の点消灯制御システム
EP09011786.2A EP2170016B1 (en) 2008-09-17 2009-09-16 Light source switching control system of lighting device for vehicle

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008238142A JP5276939B2 (ja) 2008-09-17 2008-09-17 車両用灯具の点消灯制御システム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2010073423A JP2010073423A (ja) 2010-04-02
JP5276939B2 true JP5276939B2 (ja) 2013-08-28

Family

ID=41506513

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2008238142A Expired - Fee Related JP5276939B2 (ja) 2008-09-17 2008-09-17 車両用灯具の点消灯制御システム

Country Status (2)

Country Link
EP (1) EP2170016B1 (ja)
JP (1) JP5276939B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9826594B2 (en) * 2014-03-31 2017-11-21 Honda Motor Co., Ltd. Vehicle LED lighting device system

Family Cites Families (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2609702B2 (ja) * 1988-10-19 1997-05-14 日本電気ホームエレクトロニクス株式会社 照明点灯装置
US5666028A (en) * 1994-04-06 1997-09-09 Gentex Corporation Automobile headlamp and running light control system
JP3447456B2 (ja) 1996-03-11 2003-09-16 ナイルス株式会社 トワイライトディレー装置
JPH10222402A (ja) * 1997-02-12 1998-08-21 Nissan Motor Co Ltd 車両用制御装置
US6043611A (en) * 1997-04-10 2000-03-28 Philips Electronics North America Corporation Dimmable compact fluorescent lamp
JP4297641B2 (ja) * 2002-01-22 2009-07-15 富士重工業株式会社 車両用表示制御装置
US7106036B1 (en) * 2004-06-30 2006-09-12 National Semiconductor Corporation Apparatus and method for high-frequency PWM with soft-start
JP4509704B2 (ja) * 2004-09-03 2010-07-21 株式会社小糸製作所 車両用灯具の点灯制御回路
JP2006172784A (ja) * 2004-12-14 2006-06-29 Koito Mfg Co Ltd 車両用灯具の点灯制御回路
JP5334372B2 (ja) 2007-02-15 2013-11-06 株式会社小糸製作所 発光装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2010073423A (ja) 2010-04-02
EP2170016A1 (en) 2010-03-31
EP2170016B1 (en) 2018-10-31

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5141874B2 (ja) 照明装置
JP2013134848A (ja) 車両用ラッチングリレー駆動回路
JP2006216304A (ja) 駆動回路
JP5276939B2 (ja) 車両用灯具の点消灯制御システム
JP5280182B2 (ja) 車両用灯具
JP6820779B2 (ja) 点灯回路および車両用灯具
JP2010111356A (ja) 車両用灯具の発光装置
JP2008251320A (ja) 車両用灯具点灯回路
JP2006172784A (ja) 車両用灯具の点灯制御回路
JP7303903B2 (ja) 電動モータの駆動装置
JP2009280157A (ja) 車両用ヘッドランプ装置
JP6470501B2 (ja) 負荷駆動回路
JP5727884B2 (ja) 点灯回路
JP6191149B2 (ja) 車両灯具のled点灯回路
JP2011255729A (ja) 点灯制御回路及び車両用灯具システム
JP2011073509A (ja) 車載ランプ点灯制御回路
JPWO2020080029A1 (ja) 電子制御装置
JP7507047B2 (ja) ランプコントロールモジュール、車両用灯具、信号処理装置
KR20080030774A (ko) 형광 램프의 플리커 방지 장치
JP7180356B2 (ja) 車両用灯具
JP2010105526A (ja) 車両用制御装置
US20220080882A1 (en) Vehicle lamp and lamp control module
JP2009147496A (ja) 負荷制御装置
JP2007015579A (ja) 車両用灯具
JP2004111738A (ja) 発光ダイオード点灯回路

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20110807

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20120209

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20121109

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20121120

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20130514

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20130520

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Ref document number: 5276939

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees