JP5276356B2 - 燃料電池車両 - Google Patents

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Description

本発明は、燃料電池車両に関するものである。
近年、水素(燃料ガス、反応ガス)がアノードに、酸素を含む空気(酸化剤ガス、反応ガス)がカソードに、それぞれ供給されることで発電する固体高分子型燃料電池(Polymer Electrolyte Fuel Cell:PEFC)等の燃料電池の開発が盛んである。このような燃料電池を用いたシステムでは、高分子イオン交換膜からなる電解質膜(電解質)の両側に、それぞれアノード側電極およびカソード側電極を配設した電解質膜・電極構造体(電解質・電極構造体)を、セパレータによって挟持した発電セルを備えている。そして、通常、所定の数の発電セルを積層することにより、燃料電池スタックとして使用されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2007−87761号公報
ところで、前記燃料電池システムを搭載した燃料電池車両では、衝突時に、仮に燃料電池から燃料ガスである水素が漏れた場合に、外部機器や外部環境等に悪影響を与えてしまう可能性がある。
しかしながら、前記した従来の特許文献1では、水素配管の保護について明確に記載されていなかった。
そこで、水素配管の保護の観点から燃料電池車両の車体を補強することが対策として考えられるが、想定以上の衝突を考慮すると必要以上に車体重量が増加してしまい、経済的ではない。
そこで、本発明は、必要以上の補強を不要としながらも、燃料ガスや燃料オフガスが通流する配管を好適に保護することができる燃料電池車両を提供することを課題とする。
前記目的を達成するために、本発明の燃料電池車両は、少なくとも燃料ガスと酸化剤ガスとが供給されて発電する燃料電池スタックと、前記燃料ガスを供給する燃料ガス供給手段と前記燃料電池スタックとを接続し、前記燃料ガスが通流する前記燃料電池スタックの上流側の配管に設けられた上流側遮断弁と、前記燃料電池スタックからの燃料オフガスが通流する前記燃料電池スタックの下流側の配管に設けられた下流側遮断弁と、前記上流側遮断弁と前記下流側遮断弁との間に設けられる前記配管において、当該配管の車幅方向両側に配置された保護部材と、を備え、前記保護部材は、少なくとも前記酸化剤ガスを加湿流体によって加湿する加湿器、および前記加湿器に取り付けられた前記酸化剤ガス用の補機でり、前記加湿器は、前記加湿器を構成する筐体の長手方向が車両前後方向に延在しており、前記加湿器は、前記筐体の一部に、車幅方向外側に向けて突出形成された車幅方向の最外部となる車幅方向最外部を有しており、前記上流側遮断弁と前記下流側遮断弁との間に設けられる前記配管のうち少なくとも一部は、前記加湿器の車両前後方向に沿って配置されるとともに、前記車幅方向最外部または前記補機よりも車幅方向内側に配置されており、かつ、前記筐体を平面視で見たときの前記筐体の車幅方向における側部よりも内側に配置される部分を有することを特徴とする。
ここで、「燃料ガスが通流する燃料電池スタックの上流側の配管」というのは、燃料ガスが通流する配管の他、燃料ガスが通流する配管に連通している配管がある。
この燃料電池車両によれば、燃料ガスを供給する燃料ガス供給手段と燃料電池スタックとを接続し、燃料ガスが通流する燃料電池スタックの上流側の配管に設けられ上流側遮断弁と、燃料電池スタックからの燃料オフガスが通流する燃料電池スタックの下流側の配管に設けられた下流側遮断弁との間に設けられる配管において、当該配管の車幅方向側に保護部材が配置されているので、衝突(側突)等によって車体に変形が生じた場合にも、保護部材で好適に保護されるようになる。したがって、必要以上の補強を不要としながらも、燃料ガスや燃料オフガスが通流する配管を好適に保護することができ、重衝突においてもガス漏れタフネスをより向上することが可能となる。
しかも、前記上流側遮断弁と前記下流側遮断弁との間における配管が保護部材で保護されることとなるので、他の部分に比べて燃料ガスの量が多い領域、つまり、燃料電池スタックを含んだ領域において、燃料ガスや燃料オフガスの漏れを好適に阻止することができる。
また、保護部材は、少なくとも酸化剤ガスを加湿流体によって加湿する加湿器、およびこの加湿器に取り付けられた酸化剤ガス用の補機の少なくとも一つであるので、加湿器や酸化剤ガス用の補機を保護部材として利用することによって配管を好適に保護することができ、必要以上の補強を不要としながらも、燃料ガスや燃料オフガスが通流する配管を好適に保護することができる。
また、少なくとも一部の配管が、加湿器の車両前後方向に沿って配置されるとともに、加湿器を構成する筐体の車幅方向最外部または補機よりも車幅方向内側に配置され、かつ、筐体を平面視で見たときの筐体の車幅方向における側部よりも内側に配置される部分を有するので、衝突等による外部からの衝撃から逃れるように配管を位置させることができ、加湿器の筐体を好適に利用して配管を保護することができる。したがって、必要以上の補強を不要としながらも、燃料ガスや燃料オフガスが通流する配管を好適に保護することができる。
また、本発明は、前記保護部材は、その長手方向の長さが、当該長手方向における、少なくとも一部の前記配管の長さよりも長くされている構成とするのがよい。
この燃料電池車両によれば、少なくとも一部の配管を、保護部材の長手方向にも好適に保護することができる。したがって、必要以上の補強を不要としながらも、燃料ガスや燃料オフガスが通流する配管を好適に保護することができる。
また、本発明は、前記上流側遮断弁が、前記燃料電池スタックに供給される前記燃料ガスの圧力を、前記酸化剤ガスの系統からの信号圧によって調整するレギュレータであり、前記レギュレータは、前記信号圧が入力されないときに、前記燃料電池スタックに供給される前記燃料ガスの通流を遮断する構成とするのがよい。
この燃料電池車両によれば、酸化剤ガスの系統の破損等によって、レギュレータに入力されるはずの信号圧が入力されないという事態が生じた場合には、レギュレータが自動的に閉じられるようになり、レギュレータの下流側の燃料電池スタックに対する燃料ガスの供給が、好適に遮断される。
したがって、ガス漏れタフネスをより向上することが可能となる。
また、一枚の板材からなるフロアパネルを備え、前記フロアパネルは、下床部と、前記下床部の車幅方向中央部において前記下床部から上凸形状に折り曲げ隆起してセンタートンネルの側壁をなす一対の側壁部と、前記一対の側壁部に連続して前記センタートンネルの上壁をなす上床部と、を有しており、少なくとも一部の前記配管、前記加湿器、および前記補機は、前記センタートンネル内に配置されており、前記配管は、前記下床部よりも上に配置されている構成とするのがよい。
この燃料電池車両によれば、フロアパネルのセンタートンネル内に、少なくとも一部の配管、加湿器、および補機が配置されているので、衝突(側突)等によって車体に変形が生じた場合にも、フロアパネルによって燃料ガスや燃料オフガスが通流する配管を好適に保護することができる。
また、衝突(側突)等によって、仮に、フロアパネルが車幅方向外側から内側へ向けて変形しても、その変形による侵入が、加湿器や補機の存在によって好適に阻止されることとなり、配管が好適に保護される。
本発明によれば、必要以上の補強を不要としながらも、燃料ガスや燃料オフガスが通流する配管を好適に保護することができる燃料電池車両が得られる。
以下、本発明の実施の形態を適宜図面を参照しながら説明する。
はじめに、本実施形態の燃料電池車両として、燃料電池自動車について説明する。
図1に示すように、燃料電池自動車100は、燃料電池システム1を搭載している。燃料電池システム1は、主として燃料電池スタック10と、水素タンク21と、加湿器32と、とを備えている。燃料電池スタック10の出力側には、電動式の走行モータ(図示しない)が接続されており、燃料電池スタック10が発電すると、前記走行モータが駆動し、これを動力として、燃料電池自動車100が走行するようになっている。
燃料電池スタック10および加湿器32は、燃料電池自動車100のフロアパネル3(図5(a)参照、以下同じ)下のセンタートンネル3a(図5(a)参照、以下同じ)内に配置されるとともに、サブフレーム2,2に渡されたメンバ2a,2bに搭載されてリジッド(堅固)に固定されており、燃料電池自動車100の低床化が図られている(図4参照、図4では、加湿器32の固定のみ図示)。そして、サブフレーム2の上部にフロアパネル(車体)3が取り付けられている。また、サブフレーム2とサイドフレーム4との間がクロスメンバ5,6で接続され、クロスメンバ5に、燃料電池スタック10の前部が支持されている。この例では、サブフレーム2とメンバ2a,2bで井桁を呈するフレーム構造が構築されている(図3(a)、図4参照)。
ここで、フロアパネル3は、上床部3bと下床部3cとを含んで上凸形状とされており、そのセンタートンネル3a内に、前記した加湿器32を含め、後記する配管22aや補機としての導入口部材32bが配置されている(図5(a)参照)。
また、燃料ガスとしての水素が、燃料電池自動車100の後側で横置きされた水素タンク21から、燃料電池スタック10の後方の加湿器32の車幅方向側方に設けられた、燃料電池スタック10に最も近い上流側遮断弁としての二次遮断弁22に供給されるようになっている。また、酸素を含む外部の空気が、ボンネット下のコンプレッサ31から加湿器32に送られ、この加湿器32で加湿された後、燃料電池スタック10に供給されるようになっている。
そして、本実施形態では、図2に示すように、燃料電池スタック10よりも上流側の上流側遮断弁として燃料電池スタック10に近い側の二次遮断弁22(レギュレータ22A)、掃気ガス導入弁41と、燃料電池スタック10よりも下流側の下流側遮断弁として機能するパージ弁26、掃気ガス排出弁27と、の間に設けられる配管(例えば、図3において太線で図示した燃料ガスが通流する配管22a)の車幅方向側に、保護部材を備えている。
ここで、保護部材としては、加湿器32や加湿器32に接続された酸化剤ガス用の補機が挙げられる。これらの加湿器32や補機についての詳細は後記する。
また、上流側遮断弁と下流側遮断弁との間に設けられる配管(後記する配管22a、24b等)は、図3(a)(b)に示すように、燃料電池スタック10のエンドプレート10aよりも後方側に集中して配置されている。
次に、燃料電池システム1の構成について説明する。
<燃料電池スタック>
燃料電池スタック10は、複数(例えば200〜400枚)の固体高分子型の単セルが積層されることで構成されたスタックであり、複数の単セルは電気的に直列で接続されている。単セルは、MEA(Membrane Electrode Assembly:膜電極接合体)と、これを挟み2枚の導電性を有するアノードセパレータおよびカソードセパレータと、を備えている。
MEAは、1価の陽イオン交換膜(例えばパーフルオロスルホン酸型)からなる電解質膜(固体高分子膜)と、これを挟むアノードおよびカソードとを備えている。アノードおよびカソードは、カーボンペーパ等の導電性を有する多孔質体から主に構成されると共に、アノードおよびカソードにおける電極反応を生じさせるための触媒(Pt、Ru等)を含んでいる。
アノードセパレータには、各MEAのアノードに対して水素を給排するため単セルの積層方向に延びる貫通孔(内部マニホールドと称される)や、単セルの面方向に延びる溝が形成されており、これら貫通孔および溝が、図2に示すアノード流路11(燃料ガス流路)として機能している。
カソードセパレータには、各MEAのカソードに対して空気を給排するため単セルの積層方向に延びる貫通孔(内部マニホールドと称される)や、単セルの面方向に延びる溝が形成されており、これら貫通孔および溝がカソード流路12(酸化剤ガス流路)として機能している。
このようなアノード流路11を介して各アノードに水素が供給されると、後記式(1)の電極反応が起こり、また、カソード流路12を介して各カソードに空気が供給されると、後記式(2)の電極反応が起こり、各単セルで電位差(OCV(Open Circuit Voltage)、開回路電圧)が発生するようになっている。そして、燃料電池スタック10と走行モータ等の外部回路とが電気的に接続されて電流が取り出されると、燃料電池スタック10が発電するようになっている。
2H→4H+4e …(1)
+4H+4e→2HO …(2)
このようにして燃料電池スタック10が発電すると、カソードで生成した水(水蒸気)の一部は、電解質膜を透過し、アノードに移動する。したがって、カソードから排出されるカソードオフガス、およびアノードから排出される燃料オフガスとしてのアノードオフガスは、いずれも多湿となる。
<アノード系>
アノード系は、図2に示すように、燃料電池スタック10よりも上流側に備えられる、水素タンク21(燃料ガス供給手段)、水素タンク21に備えられる図示しない一次遮断弁、上流側遮断弁としての常閉型の二次遮断弁22、エゼクタ23、および燃料電池スタック10よりも下流側に備えられる、下流側遮断弁としての常閉型のパージ弁26、下流側遮断弁としての常閉型の掃気ガス排出弁27、を備えている。
水素タンク21は、図示しない一次遮断弁、配管21a、二次遮断弁22、配管22a、エゼクタ23、および配管23aを介して、アノード流路11の入口側に接続されている。二次遮断弁22の下流には、水素を所定圧力に減圧して調整するレギュレータ22Aが設けられている。この例では、レギュレータ22Aが二次遮断弁22に一体的に設けられており、カソード流路12に向かう空気の圧力が信号圧(パイロット圧)として入力されるようになっている。そして、レギュレータ22Aは、前記空気の圧力とアノード流路11における水素の圧力とが極間差圧を守るように制御するようになっている。
そして、燃料電池自動車のイグニッションがオンされ、燃料電池スタック10の起動が要求されて図示しないECU(Electronic Control Unit、電子制御装置)により遮断弁22が開かれると、水素タンク21の水素が配管21a等を介してアノード流路11に供給されるようになっている。
二次遮断弁22は、図2に示すように、燃料電池スタック10からみて上流側の配管23a,22aにおける最初の遮断弁(上流側遮断弁)である。
また、二次遮断弁22に一体的に設けられるレギュレータ22Aは、上流側遮断弁として機能することも可能である。つまり、レギュレータ22Aは、減圧弁としての機能の他に、遮断弁としての機能を併せ備えており、そのための構成として、前記した信号圧の入力がないときには、燃料電池スタック10への水素の流れを遮断するように、内蔵された図示しない弁が作動するようになっている。
したがって、例えば、後記するカソード系の破損等によって、レギュレータ22Aに入力されるはずの信号圧(空気の圧力)が入力されないという事態が生じた場合には、レギュレータ22Aが自動的に閉じられるようになり、レギュレータ22Aの下流側への水素の供給が遮断される。
二次遮断弁22は、図3(a)(b)に示すように、加湿器32の筐体の側部に、図示しないボルトで取り付けられている。二次遮断弁22には、連結配管21a’の一端が接続され、この連結配管21a’の他端は、図3(a)に示すように、後方へ延びている。連結配管21a’の他端部には、連結用のナット21bが設けられており、このナット21bに、図1に示す水素タンク21からの配管21aが水素漏れ不能に接続されている。
また、図3(a)(b)に示すように、二次遮断弁22の上部には、二次遮断弁22とエゼクタ23とを接続する前記配管22aが接続されている。
ここで、まず、二次遮断弁22が固定される加湿器32について説明すると、図2に示すように、加湿器32は、コンプレッサ31からカソード流路12に向かう空気を加湿するため、カソード流路12に向かう空気と、多湿のカソードオフガスとを水分交換させる中空糸膜32dを備えている。そして、加湿器32は、図4に示すように、その下部に設けられた4本の脚部32A(図4では3本のみ図示)が、サブフレーム2,2に渡された2本の支持体2a,2bに図示しないボルトでリジッドに固定されている。なお、図4においては、パージ弁26、掃気ガス排出弁27の記載を省略してある。
加湿器32は、図3(a)(b)に示すように、その筐体の右側部に酸化剤ガスの導入部32aが一体的に突出形成されている。そして、この導入部32aには、後記するコンプレッサ31(図2参照)からの配管31a(図2参照)が接続される導入口部材32bがボルト固定されている。
このような、加湿器32の筐体および加湿器32に接続される導入口部材32bは、例えばアルミニウム合金製の鋳造品を用いることができ、前記したように支持体2a,2bにリジッドに固定されることと相俟って、衝突(側突)等による周囲からの衝撃等に対して剛性を備えたものとなっている。
このように剛性を備えた加湿器32は、その前部32cが、燃料電池スタック10のエンドプレート10a側に接続されている。前部32cは、エンドプレート10aの幅に対応する幅を有しており(図4参照)、前部32cの側部32c’が、後記する鉛直面F1よりも車幅方向外側に位置している(図4参照)。
配管22aは、図3(a)(b)に示すように、加湿器32の長手方向(車両前後方向)に沿うようにして二次遮断弁22からエゼクタ23に向けて昇り傾斜状に配置されている。そして、配管22aは、図3(a)に示すように、加湿器32の側方に突出された導入部32aの車幅方向の最外部となる側端部32a’よりも平面視で内側に、つまり、側端部32a’を含む車両前後方向の鉛直面F1よりも内側となる、平面視で加湿器32の筐体の中央を通る軸線O側寄りに位置している。
また、本実施形態では、加湿器32の筐体を平面視で見たときの側部32’(図3(a)参照)よりも内側に、配管22aのほとんどの部分が位置するように(平面視で見たときに加湿器32の筺体に配管22aの大部分が重なるように)配管22aを配置してある。したがって、配管22aは、当該配管22aの車幅方向側に位置する導入部32aおよび加湿器32の筺体によって、衝突(側突)等による周囲からの衝撃等に対して、二重に保護されるようになっている。
また、加湿器32の導入部32aには、加湿器32に接続される補機として、酸化剤ガスの導入口部材32bがボルト固定されており、この導入口部材32bによっても配管22aが好適に保護されるようになっている。つまり、導入口部材32bは、導入部32aよりも車幅方向外側に位置しており、導入口部材32bの側端部32b’を含む車両前後方向の鉛直面F2よりも内側に配管22aが配置されることとなって、前記した二重の保護に加えて補機としての導入口部材32bによっても配管22aがさらに保護される構造となっている。
なお、加湿器32および加湿器32に接続される導入口部材32bは、前記したように、アルミニウム合金製の鋳造品を用いることができるので、衝突(側突)等による周囲からの衝撃等に対して剛性を有し、配管22aを好適に保護する。
また、配管22aは、図3(b)に示すように、加湿器32の長さL1よりも、配管22aの長さL2が短くなるように設定してある。換言すれば、加湿器32は、その長手方向の長さL1が、当該長手方向における配管22aの長さL2よりも長くなるように設定してある。したがって、配管22aは、これよりも長くされた加湿器32によって、車両前後方向においても保護されるようになっている。
なお、図4に示すように、導入口部材32bの側端部32b’を含む車両前後方向の鉛直面F2は、二次遮断弁22の車幅方向最外部22’よりも外側に位置している。つまり、導入口部材32bは、衝突(側突)等による周囲からの衝撃等に対して、二次遮断弁22を好適に保護する。
さらに、配管22aは、図3(b)に示すように、加湿器32の筐体の上部32hよりも鉛直方向で下側となる位置に収まっており、衝突(側突)等による上方からの衝撃等に対して加湿器32の筺体で好適に保護されるようになっている。
再び図2を参照して、アノード流路11の出口は、配管24a、配管24bを介して、エゼクタ23の吸込口に接続されている。そして、アノード流路11(アノード)から排出された未反応の水素を含むアノードオフガスは、燃料電池スタック10の上流側のエゼクタ23に戻されるようになっている。
そして、エゼクタ23に戻されたアノードオフガスは、水素タンク21からの水素と混合された後、アノード流路11に再供給されるようになっている。つまり、本実施形態では、配管24aおよび配管24bによって、水素を循環させて再利用する水素循環ラインが構成されている。
このように水素循環ラインを構成する配管24bは、図3(a)(b)に示すように、加湿器32の前部32cに内蔵されており、前部32cで覆われることによって外部から保護された状態となっている。配管24bは、例えば、図3(a)(b)に模式的に示すように、エゼクタ23側へ向けて上方へ立ち上げられてエゼクタ23に接続されている。そして、配管24bは、その途中で、配管26aを通じてパージ弁26に接続されており、また、配管27aを通じて掃気ガス排出弁27に接続されている。
ここで、配管26a、27a、およびパージ弁26、掃気ガス排出弁27は、図3(a)に示すように、加湿器32の前部32cの側部32c’よりも平面視で内側に、つまり、側部32’よりも平面視で加湿器32の筐体の中央を通る軸線O側寄りに位置している。したがって、前部32cが、これらの保護部材として機能し、衝突(側突)等の衝撃を受けた際には、配管26a、27a、およびパージ弁26、掃気ガス排出弁27が前部32cによって好適に保護されることとなる。
[パージ弁]
パージ弁26は、常閉型の電磁弁であり、燃料電池スタック10の発電時において、配管24aおよび配管24bを循環するアノードオフガス(水素)に含まれる不純物(水蒸気、窒素等)を排出(パージ)する場合に、ECUによって開かれる弁である。パージ弁26の上流側は、前記のように、配管26aを介して配管24bに接続され、下流側は、配管26bを介して、後記する希釈器33に接続されている。
[掃気ガス排出弁]
図2に戻って、掃気ガス排出弁27は、常閉型の電磁弁であり、燃料電池スタック10の掃気時に開かれる弁である。詳細に、掃気ガス排出弁27は、燃料電池スタック10のアノード流路11の掃気時に、ECUからの指令により開かれるようになっている。なお、掃気ガス排出弁27は、後記する掃気ガス導入弁41とともに開かれる設定となっている。
さらに説明すると、燃料電池スタック10を掃気時とは、例えばシステム停止時において、温度センサ(図示しない)によって検出されるシステム温度が所定温度未満であり、この後、燃料電池スタック10内が凍結する虞のある時である。
そして、燃料電池スタック10内が凍結する虞がある判定される場合、ECUは、コンプレッサ31を作動すると共に、掃気ガス導入弁41及び掃気ガス排出弁27を開き、コンプレッサ31からの掃気ガス(空気)を、アノード流路11及びカソード流路12に押し込む。これによって、アノード流路11等の水分(水蒸気、結露水等)が押し出され、燃料電池スタック10が掃気される。
この場合において、アノード流路11から押し出された水分は、掃気ガスと共に、配管24a、配管24b、配管27a、掃気ガス排出弁27、配管27bを介し、希釈器33を介して車外に排出されるようになっている。一方、カソード流路12から押し出された水分は、掃気ガスと共に、後記する配管32f、配管32g、配管33b、配管33dを介して車外に排出される。
<カソード系>
カソード系は、コンプレッサ31(酸化剤ガス供給手段、掃気手段)と、加湿器32と、希釈器33(ガス処理装置)とを備えている。
コンプレッサ31は、配管31a、加湿器32、配管32eを介して、カソード流路12の入口に接続されている。そして、ECUの指令にしたがって作動すると、コンプレッサ31は、酸素を含む空気を取り込み、空気をカソード流路12に供給するようになっている。また、コンプレッサ31は、燃料電池スタック10の掃気時には、これを掃気する掃気手段として機能するようになっている。配管31aは、前記したように、加湿器32の導入口部材32bに接続されている。
また、配管31aには、レギュレータ22Aに信号圧(パイロット圧)を出力するための信号圧配管31bが接続されている。
なお、コンプレッサ31は、燃料電池スタック10および/又は燃料電池スタック10の発電電力を充放電する図示しない高圧バッテリを電源として作動する。
カソード流路12の出口は、配管32f、加湿器32、配管32gを介して、希釈器33に接続されている。そして、カソード流路12(カソード)から排出された多湿のカソードオフガスは、配管32f等を介して、希釈器33に供給されるようになっている。なお、配管32gには、カソード流路12における空気の圧力を制御する図示しない背圧弁(バタフライ弁等)が設けられている。
<希釈器>
希釈器33は、パージ弁26から導入されるアノードオフガスと、配管32gから導入されるカソードオフガス(希釈用ガス)とを混合し、アノードオフガス中の水素を、カソードオフガスで希釈する容器である。生成した混合ガスは、配管33dを介して車外に排出されるようになっている。
<掃気系>
掃気系は、燃料電池スタック10の掃気時に、コンプレッサ31からの掃気ガス(非加湿の空気)をアノード系に導く系であり、上流側遮断弁としての常閉型の掃気ガス導入弁41を備えている。掃気ガス導入弁41の上流は、配管41aを介して配管31aに接続されており、掃気ガス導入弁41の下流は、配管41bを介して配管23aに接続されている。つまり、配管41bには、掃気ガス導入弁41が閉じられているときに、配管23aから燃料ガスが流入可能である。本実施形態では、図示は省略するが、図3(a)(b)に示した加湿器32の前部32cの側部32c’よりも平面視で内側に、つまり、側部32’よりも平面視で加湿器32の筐体の中央を通る軸線O側寄りに、配管41が位置するように構成している。
なお、掃気ガス導入弁41は、前記した掃気ガス排出弁27とともに開かれる設定となっている。
次に、燃料電池自動車100において、衝突(側突)が起きた時の作用を、配管22aに対する保護を例にとって説明する。
図5(a)に示すように、燃料電池スタック10および加湿器32は、前記したように、燃料電池自動車100のフロアパネル3のセンタートンネル3a内に配置されるとともに、サブフレーム2上にリジッドに固定されており、センタートンネル3aやサブフレーム2等によって、外部から保護された配置構造で設けられている。また、前記したように、フレームが井桁構造となっているので、外部からの強い衝撃に対しても耐え得るようになっている。
ここで、仮に、燃料電池自動車100が衝突(側突)の衝撃を受けると、図5(b)に示すように、フロアパネル3が車幅方向外側(右側)から内側(左側)へ向けて変形して、フロアパネル3等がセンタートンネル3a内に侵入してくることがある。
仮に、このような変形を生じたとしても、配管22aは、前記したように、加湿器32の側方に突出した導入部32aの側端部32a’を含む鉛直面F1よりも内側に位置しているので、導入部32aの存在によって(この場合は、導入部32aおよび導入口部材32bの存在によって)、変形してきたフロアパネル3の侵入が好適に阻止されることとなる。
これによって、配管22aに変形してきたフロアパネル3が当接することが阻止され、配管22aが衝突(側突)により破損するのを阻止することができる。
また、図5(c)に示すように、衝突(側突)の衝撃を受けて、仮に、フロアパネル3の下床部3cが車幅方向外側(右側)から内側(左側)へ向けて変形しても、その変形による侵入が、加湿器32や導入口部材32bの存在によって好適に阻止されることとなり、配管22aが好適に保護されることとなる。
また、本実施形態では、図3(a)に示すように、加湿器32の筐体を平面視で見たときの側部32’よりも内側に、配管22aのほとんどの部分が位置するように設定してあるので、配管22aは、これよりも車幅方向外側に位置する導入部32aおよび加湿器32の筺体によって、二重に保護される。
さらに、導入部32aに固定された導入口部材32bによって、変形してきたフロアパネル3の侵入がさらに阻止されることとなり、前記した導入部32aの存在による保護、加湿器32の筺体による保護と相俟って、配管22aに変形してきたフロアパネル3が当接することが阻止され、配管22aが衝突(側突)によって破損するのをより一層確実に阻止することができる。
ここで、衝突(側突)によって、カソード系の部材、例えば、導入口部材32bに接続される配管31a(図2参照)等が破損し、レギュレータ22Aに入力されるはずの信号圧が入力されないという事態が生じたときには、レギュレータ22Aの図示しない弁が自動的に閉じられるようになり、レギュレータ22Aの下流側への水素の供給が遮断される。
以上説明した本実施形態の燃料電池車両によれば、燃料電池スタック10からみて最初の上流側遮断弁である二次遮断弁22、掃気ガス導入弁41と、燃料電池スタック10からのアノードオフガスが通流する下流側の配管に設けられたパージ弁26、掃気ガス排出弁27と、の間に設けられた配管(例えば配管22a)において、当該配管の車幅方向側に、保護部材としての加湿器32や加湿器32に固定される補機(導入口部材32b)を備えているので、衝突(側突)等による車両の変形が生じた場合にも、前記配管(例えば配管22a)をこれらの保護部材で好適に保護することができる。したがって、必要以上の補強を不要としながらも、燃料ガスや燃料オフガスが通流する配管を好適に保護することができ、重衝突においてもガス漏れタフネスをより向上することが可能となる。
しかも、二次遮断弁22、掃気ガス導入弁41と下流側の配管に設けられたパージ弁26、掃気ガス排出弁27との間における配管が保護部材で保護されることとなるので、他の部分に比べて燃料ガスの量が多い領域、つまり、燃料電池スタック10を含んだ領域において、燃料ガスの漏れを好適に阻止することができ、燃料漏れの阻止に効果的である。
また、加湿器32や酸化剤ガス用の補機としての導入口部材32bを保護部材として利用することによって配管(例えば配管22a)を好適に保護することができ、必要以上の補強を不要としながらも、燃料ガスや燃料オフガスが通流する配管を好適に保護することができる。
また、配管22aは、そのほとんどの部分が、加湿器32を構成する筐体の側部32’よりも内側に配置されているので、加湿器32の筐体を好適に利用して配管22aを保護することができる。したがって、必要以上の補強を不要としながらも、燃料ガスが通流する配管22aを好適に保護することができる。
加湿器32は、その長手方向の長さL1が、当該長手方向における配管22aの長さL2よりも長くされているので、配管22aを長手方向にも好適に保護することができる。したがって、必要以上の補強を不要としながらも、燃料ガスが通流する配管22aを好適に保護することができる。
また、レギュレータ22Aは、上流側遮断弁として機能することも可能であるので、例えば、車幅方向外側にあるカソード系の部材の破損等によって、レギュレータ22Aに入力されるはずの信号圧(空気の圧力)が入力されないという事態が生じた場合には、レギュレータ22Aが自動的に閉じられるようになり、レギュレータ22Aの下流側にある燃料電池スタック10に水素が供給されるのを好適に遮断することができる。
前記実施形態では、二次遮断弁22、掃気ガス導入弁41と、燃料電池スタック10からの燃料オフガスが通流する下流側の配管に設けられた下流側遮断弁との間に設けられるすべての配管の車幅方向側に保護部材を備える構成としたが、これに限られることはなく、前記配管うち、少なくとも一部の配管の車幅方向側に保護部材を備えるように構成してもよい。この場合にも、衝突(側突)等による車両の変形が生じた際に、燃料ガスや燃料オフガスが通流する少なくとも一部の配管を保護部材で好適に保護することができる。
また、上流側遮断弁として、二次遮断弁22、掃気ガス導入弁41を例示したが、これらのうちいずれか一つを上流側遮断弁として、少なくとも一部の配管を保護部材で保護するように構成してもよい。
また、下流側遮断弁として、パージ弁26、掃気ガス排出弁27を例示したが、これらのうちいずれかを下流側遮断弁として、それに至る少なくとも一部の配管を保護部材で保護するように構成してもよい。
また、保護部材として、加湿器32や加湿器32に接続された酸化剤ガス用の導入口部材32bを例示したが、加湿器32に固定されるその他の酸化剤ガス用の部材や加湿器32に固定されるブラケット等の部材を保護部材として用いてもよい。また、ブラケット等の部材が保護部材として機能するように、ブラケット等の部材の一部を配管車幅方向側へ突出させてもよい。
また、前記実施形態では、加湿器32の長さL1が配管22aの長さL2よりも長くなるように構成したが、これに限られるものではなく、加湿器32に固定される補機の長手方向の長さが、配管22aの長さL2よりも長くなるように構成してもよい。
さらにまた、前記した実施形態では、燃料電池車両として燃料電池自動車100を例示したが、その他に例えば、燃料電池システムを搭載した自動二輪車に適用してもよい。
本発明の一実施形態に係る燃料電池車両としての燃料電池自動車の主要構成を示す図である。 同じく燃料電池自動車に適用される燃料電池システムを示すシステム図である。 (a)は加湿器周りの構成を示す平面図、(b)は同じく加湿器周りの構成を示す側面図である。 加湿器周りの構成を加湿器の後方斜め上方から見た斜視図である。 (a)は加湿器周りの構造を燃料電池自動車の後方から見た模式図、(b)、(c)は同じく衝突(側突)時の状態を示す模式図である。
符号の説明
1 燃料電池システム
3 フロアパネル
3b 上床部
3c 下床部
10 燃料電池スタック
21 水素タンク
22 二次遮断弁(上流側遮断弁)
22A レギュレータ(上流側遮断弁)
22’ 車幅方向最外部
22a 配管
25 ドレン弁(下流側遮断弁)
26 パージ弁(下流側遮断弁)
27 掃気ガス排出弁(下流側遮断弁)
26a、27a 配管
31 コンプレッサ
32 加湿器
32a 導入部
32a’ 側端部(車幅方向最外部)
32b 導入口部材(補機)
41 掃気ガス導入弁(上流側遮断弁)
41a 配管
41b 配管
100 燃料電池自動車
F1 鉛直面
F2 鉛直面
O 軸線

Claims (4)

  1. 少なくとも燃料ガスと酸化剤ガスとが供給されて発電する燃料電池スタックと、
    前記燃料ガスを供給する燃料ガス供給手段と前記燃料電池スタックとを接続し、前記燃料ガスが通流する前記燃料電池スタックの上流側の配管に設けられた上流側遮断弁と、
    前記燃料電池スタックからの燃料オフガスが通流する前記燃料電池スタックの下流側の配管に設けられた下流側遮断弁と、
    前記上流側遮断弁と前記下流側遮断弁との間に設けられる前記配管において、当該配管の車幅方向両側に配置された保護部材と、を備え、
    前記保護部材は、少なくとも前記酸化剤ガスを加湿流体によって加湿する加湿器、および前記加湿器に取り付けられた前記酸化剤ガス用の補機でり、
    前記加湿器は、前記加湿器を構成する筐体の長手方向が車両前後方向に延在しており、
    前記加湿器は、前記筐体の一部に、車幅方向外側に向けて突出形成された車幅方向の最外部となる車幅方向最外部を有しており、
    前記上流側遮断弁と前記下流側遮断弁との間に設けられる前記配管のうち少なくとも一部は、
    前記加湿器の車両前後方向に沿って配置されるとともに、前記車幅方向最外部または前記補機よりも車幅方向内側に配置されており、かつ、前記筐体を平面視で見たときの前記筐体の車幅方向における側部よりも内側に配置される部分を有することを特徴とする燃料電池車両。
  2. 前記保護部材は、その長手方向の長さが、当該長手方向における、少なくとも一部の前記配管の長さよりも長くされていることを特徴とする請求項1に記載の燃料電池車両。
  3. 前記上流側遮断弁は、前記燃料電池スタックに供給される前記燃料ガスの圧力を、前記酸化剤ガスの系統からの信号圧によって調整するレギュレータであり、
    前記レギュレータは、前記信号圧が入力されないときに、前記燃料電池スタックに供給される前記燃料ガスの通流を遮断することを特徴とする請求項1または請求項のいずれか1項に記載の燃料電池車両。
  4. 一枚の板材からなるフロアパネルを備え、
    前記フロアパネルは、下床部と、前記下床部の車幅方向中央部において前記下床部から上凸形状に折り曲げ隆起してセンタートンネルの側壁をなす一対の側壁部と、前記一対の側壁部に連続して前記センタートンネルの上壁をなす上床部と、を有しており、
    少なくとも一部の前記配管、前記加湿器、および前記補機は、前記センタートンネル内に配置されており、前記配管は、前記下床部よりも上に配置されていることを特徴とする請求項1から請求項のいずれか1項に記載の燃料電池車両。
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