JP5274300B2 - 車両運行制御システム、車両運行制御方法、車載装置、センタ装置およびプログラム - Google Patents
車両運行制御システム、車両運行制御方法、車載装置、センタ装置およびプログラム Download PDFInfo
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Description
本発明の実施の形態に係る車両運行制御システム1の構成について図1を参照して説明する。車両運行制御システム1は、図1に示すように、個々の車両2に係る情報を収集してセンタ装置3に送信する情報収集部4と、個々の車両2に係るパラメータをセンタ装置3から受信して車両2の運行に係るパラメータを設定するパラメータ設定部5と、を備える車載装置6を有する。また、車両運行制御システム1は、複数の車両2に係る情報を管理する管理部7を備えるセンタ装置3を有する。車載装置6とセンタ装置3とは送信部8、10、受信部9、11を介して無線通信によって接続される。
車両運行制御システム1の動作について説明する。車載装置6の情報収集部4は、運転者識別情報、車両各部情報、ルート情報をそれぞれ収集する。情報収集部4による運転者識別情報の収集は、運転者自身がキー操作(不図示)によって自己のID(Identification number)や名前を入力することにより行うことができる。その他にも情報収集部4は、指紋照合、顔画像照合、声紋照合、手の静脈照合および網膜照合などの様々な方法によって運転者識別情報の収集を行うことができる。あるいは、情報収集部4は、運転者が所持する携帯電話端末やIC(Integrated Circuit)カードのIDを認識することによって運転者識別情報を収集してもよい。
(1)運転者の事前情報の収集
運転者に係る情報が事前に存在していない場合には、運転者の情報の収集が必要である。以下では、特許文献1に記載の「波状運転」を例にして説明する。すなわち、特許文献1の説明によれば、いわゆる「波状運転」とは「リターダあるいは排気ブレーキなどの補助ブレーキのスイッチを動作状態に操作設定したまま、アクセルペダルを使って急な加速および急な減速を繰り返す」というものである。
パラメータ算出部12は、「波状運転」を行う可能性のある運転者が搭乗している車両2に対し、「波状運転」を防止するためのパラメータを算出する。特許文献1によれば「波状運転」を防止するためには「アクセルペダルの踏み込み量に対するエンジンへの燃料噴射量の反応を遅らせると共に、アクセルペダルが解放されたときに、補助ブレーキが間欠的に作動するようにした」とのことである。すなわち、アクセルペダルの踏み込み量に対するエンジンへの燃料噴射量の反応が鈍くなると、アクセルペダルを解放したときに補助ブレーキが作動しても、短い時間の後に補助ブレーキは解放され、また時間を経過すると補助ブレーキが作動するように構成する。
次に、車両運行制御システム1の運用例について説明する。車両運行制御システム1をトラックやバスなどの商用車の運行制御に利用する場合について説明する。この場合、センタ装置3は、例えば、商用車の運行管理部門に設置される。データベース13には、運転者のIDに対応して車種、積載重量、ルートの情報がそれぞれ格納されている。また、当該運転者が過去に「波状運転」を行った経歴のある運転者である場合には、その運転者の運転パターンが格納されている。このデータベース13におけるデータ格納テーブル14の構成を図4に示す。なお、データ格納テーブル14の記録内容は、管理者が管理しており、変更があれば最新のものに速やかに更新されるものとする。
また、センタ装置3のパラメータ算出部12および/または車載装置6の情報収集部4、パラメータ設定部5は、所定のプログラムにより動作する汎用の情報処理装置(CPU(Central Processing Unit)、DSP(Digital Signal
Processor)、マイクロプロセッサ(マイクロコンピュータ)など)によって構成されてもよい。例えば、汎用の情報処理装置は、メモリ、CPU、入出力ポートなどを有する。汎用の情報処理装置のCPUは、メモリなどから所定のプログラムとして制御プログラムを読み込んで実行する。これにより、汎用の情報処理装置には、センタ装置3のパラメータ算出部12および/または車載装置6の情報収集部4、パラメータ設定部5の機能が実現される。
車両運行制御システム1は、センタ装置3と車載装置6とが別体に構成されている。そして、センタ装置3と車載装置6とが無線通信によって接続される。これにより、車両運行制御システム1の構成要素のうち、パラメータ算出部12、データベース13といった大きな情報量を処理する部材については複数の車載装置6に対して共通に1つまたは少数設けることができる。したがって車両2の台数が多い場合でもシステム価格を低く抑えることができる。また、車載装置6には大きな情報量を処理する部材を配置しないので車載装置6の構成を簡素化することができる。
本発明の実施の形態は、その要旨を逸脱しない限り、様々に変更が可能である。例えば、上述の実施の形態では、特許文献1に開示されているアクセル制御に関するパラメータを扱う例を示した。しかしながら、扱うパラメータはどのようなものであってもよい。また、車両2についてはトラックやバスなどの大型の商用車を例示した。しかしながら、車両2についてはどのような車両であってもよい。
Claims (5)
- 個々の車両に係る情報を収集してセンタ装置に送信する情報収集手段と、
個々の前記車両に係るパラメータを前記センタ装置から受信して前記車両の運行に係るパラメータを設定するパラメータ設定手段と、
を備える車載装置と、
複数の前記車両に係る情報を管理する手段と、
前記情報収集手段を介して収集した前記車両に係る情報に基づき当該車両を燃料消費が大きい波状運転を抑止する車両運行に係るパラメータを算出するパラメータ算出手段と、
を備える前記センタ装置を有し、
前記情報収集手段は、前記車両に係る情報として運転者識別情報、運行ルートの情報を収集する手段を備え、
前記パラメータ算出手段は、運転者毎に前記パラメータを算出する手段を備え、
前記パラメータ設定手段は、前記パラメータを運転者毎に設定する手段を備え、
前記パラメータ算出手段は、前記収集した運転者識別情報、運行ルートの情報から、運転者が波状運転をする運転者か否か、波状運転し易い運行ルートであるか否かの情報に基づき、アクセルペダルの踏み込み量に対するエンジンへの燃料供給量に関するパラメータを算出する
ことを特徴とする車両運行制御システム。 - 情報処理装置にインストールすることにより、その情報処理装置に、請求項1項記載の車両運行制御システムにおける前記センタ装置の前記複数の車両に係る情報を管理する手段および前記パラメータ算出手段に相応する機能を実現する、
ことを特徴とするプログラム。 - 車載装置が、
個々の車両に係る情報を収集してセンタ装置に送信する情報収集ステップと、
個々の前記車両に係るパラメータを前記センタ装置から受信して前記車両の運行に係るパラメータを設定するパラメータ設定ステップと、
を実行し、
前記センタ装置が、
複数の前記車両に係る情報を管理するステップと、
前記情報収集ステップの処理により収集した前記車両に係る情報に基づき当該車両を燃料消費が大きい波状運転を抑止するために適した前記車両に係る前記パラメータを算出するパラメータ算出ステップと、
を実行し、
前記情報収集ステップは、前記車両に係る情報として運転者識別情報、運行ルートの情報を収集し、
前記パラメータ算出ステップは、運転者毎に前記パラメータを算出し、
前記パラメータ設定ステップは、前記パラメータを運転者毎に設定し、
前記パラメータ算出ステップは、前記収集した運転者識別情報、運行ルートの情報から、運転者が波状運転をする運転者か否か、波状運転し易い運行ルートであるか否かの情報に基づき、アクセルペダルの踏み込み量に対するエンジンへの燃料供給量に関するパラメータを算出する、
ことを特徴とする車両運行制御方法。 - 個々の車両に係る情報を収集してセンタ装置に送信する情報収集手段と、
個々の前記車両に係るパラメータを前記センタ装置から受信して前記車両の運行に係るパラメータを設定するパラメータ設定手段と、
を備え、
請求項1記載の車両運行制御システムに適用される、
ことを特徴とする車載装置。 - 複数の車両に係る情報を管理する手段と、
前記車両に係る情報に基づき当該車両を燃料消費が大きい波状運転を抑止するために適した前記車両に係るパラメータを算出するパラメータ算出手段と、
を備え、
請求項1記載の車両運行制御システムに適用される、
ことを特徴とするセンタ装置。
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