JP5273737B2 - ストレージ管理システム、ストレージ管理方法およびプログラム - Google Patents
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Description
図1は、本発明に係る第1の実施形態のストレージ管理システム10の概略構成を示す機能ブロック図である。ストレージ管理システム10は、ストレージ装置111〜11N(Nは2以上の正整数)および資源管理装置20を有している。
次に、図6は、本発明に係る第2の実施形態のストレージ管理システム10Nの概略構成を示す機能ブロック図である。ストレージ管理システム10Nは、ストレージ装置111〜11N(Nは2以上の正整数)、資源管理装置20Nおよびコーディネータ装置40を有している。
本発明は以下の態様を含むこともできる。
(付記1)
クライアント端末をストレージ装置と通信ネットワークを介して接続させるストレージ管理システムであって、
前記クライアント端末から到来した予約要求を受信する通信部と、
前記予約要求に応じて、前記ストレージ装置におけるストレージ性能の残存性能の使用権と前記残存性能の使用時間帯とを予約し、この予約結果を示す予約情報を管理する予約管理部と、
前記クライアント端末に対して前記予約情報を表す予約チケットを発行し、前記予約チケットを前記クライアント端末に送信するチケット発行部と、
を備え、
前記チケット発行部は、前記残存性能が確認されたときにのみ、前記予約チケットを発行することを特徴とするストレージ管理システム。
(付記2)
付記1に記載のストレージ管理システムであって、前記ストレージ装置におけるストレージ性能の予約状況が記録された予約管理テーブルが格納されている第1テーブル記憶部をさらに備え、
前記予約管理部は、前記予約管理テーブルに基づいて前記ストレージ性能の当該残存性能を確認するとともに当該残存性能の使用時間帯を予約し、前記予約情報を前記予約管理テーブルに反映させる、ストレージ管理システム。
(付記3)
付記2に記載のストレージ管理システムであって、
前記ストレージ装置から当該ストレージ性能の現在状態を示すストレージ資源状態情報を受信し、当該受信されたストレージ資源状態情報を資源状態管理テーブルに記録する資源管理部と、
前記資源状態管理テーブルが格納されている第2テーブル記憶部と、
をさらに備え、
前記予約管理部は、前記予約管理テーブルに加えて前記資源状態管理テーブルに基づいて前記ストレージ性能の当該残存性能を確認するとともに当該残存性能の使用時間帯を予約する、ストレージ管理システム。
(付記4)
付記1から3のうちのいずれか1項に記載のストレージ管理システムであって、前記ストレージ装置をさらに備え、
前記ストレージ装置は、前記クライアント端末から前記予約チケットとともにアクセス要求が到来したときにのみ、予約時間帯に前記残存性能を用いてデータ記憶領域に対するアクセスを実行しつつ前記クライアント端末とのデータ通信を実行するサービス実行部を含む、ストレージ管理システム。
(付記5)
付記4に記載のストレージ管理システムであって、
前記ストレージ装置は複数存在しており、
前記予約管理部は、前記予約要求に応じて、前記複数のストレージ装置の中から前記残存性能を有するストレージ装置を選択し、当該選択されたストレージ装置を前記クライアント端末に割り当てるとともに、当該選択されたストレージ装置における当該ストレージ性能の残存性能の使用権と前記残存性能の使用時間帯とを予約し、
前記予約管理テーブルには、前記複数のストレージ装置にそれぞれ対応する予約情報が記録されている、ストレージ管理システム。
(付記6)
付記5に記載のストレージ管理システムであって、
前記予約管理部は、前記予約要求に応じて、前記複数のストレージ装置の中からn個(nは2以上の整数)のストレージ装置を選択し、当該選択されたn個のストレージ装置を前記クライアント端末に割り当てるとともに、当該選択されたn個のストレージ装置における当該ストレージ性能の残存性能の使用権と前記残存性能の使用時間帯とを予約するものであり、
前記クライアント端末から前記予約チケットとともにデータ書き込み用のアクセス要求が到来したとき、前記n個のストレージ装置は、それぞれ、前記アクセス要求に応じて、ストライピングにより生成された複数のデータブロックを前記クライアント端末から受信し、前記サービス実行部の各々は当該データブロックを自己に割り当てられたデータ記憶領域に格納する、ストレージ管理システム。
(付記7)
付記4から6のうちのいずれか1項に記載のストレージ管理システムであって、前記サービス実行部は、前記データ記憶領域に対するデータの読み出しまたは書き込みを実行しつつ前記データ通信を実行する、ストレージ管理システム。
(付記8)
付記4から7のうちのいずれか1項に記載のストレージ管理システムであって、
前記チケット発行部は、前記予約チケットを発行するとともに電子署名データを生成し、前記予約チケットとともに前記電子署名データを前記クライアント端末に送信する機能を有し、
前記サービス実行部は、前記クライアント端末から前記予約チケットとともに前記電子署名データが到来したとき、前記電子署名データが正当性を有すると認証して前記予約チケットの有効性を確認したときにのみ、前記データ記憶領域に対するアクセスを許可する、ストレージ管理システム。
(付記9)
付記8に記載のストレージ管理システムであって、前記データ記憶領域に対するアクセスは優先的または占有的に許可される、ストレージ管理システム。
(付記10)
付記1から9のうちのいずれか1項に記載のストレージ管理システムであって、前記ストレージ性能は、データ記憶領域に対するデータの読み出し帯域および書き込み帯域を含む、ストレージ管理システム。
(付記11)
付記1から10のうちのいずれか1項に記載のストレージ管理システムであって、前記ストレージ性能は、データ記憶領域の残存容量を含む、ストレージ管理システム。
(付記12)
クライアント端末をストレージ装置と通信ネットワークを介して接続させるストレージ管理方法であって、
(a)前記クライアント端末から到来した予約要求を受信するステップと、
(b)前記予約要求に応じて、前記ストレージ装置におけるストレージ性能の残存性能の使用権と前記残存性能の使用時間帯とを予約し、この予約結果を示す予約情報を管理するステップと、
(c)前記クライアント端末に対して、前記予約情報を表す予約チケットを発行し、前記予約チケットを前記クライアント端末に送信するステップと、
を備え、
前記予約チケットは、前記残存性能が確認されたときにのみ発行されることを特徴とするストレージ管理方法。
(付記13)
付記12に記載のストレージ管理方法であって、
(d)前記ストレージ装置における当該ストレージ性能の予約状況が記録された予約管理テーブルに基づいて、前記ストレージ性能の当該残存性能を確認するとともに当該残存性能の使用時間帯を予約し、前記予約情報を前記予約管理テーブルに反映させるステップ、
をさらに備えるストレージ管理方法。
(付記14)
付記13に記載のストレージ管理方法であって、
(e)前記ストレージ装置から当該ストレージ性能の現在状態を示すストレージ資源状態情報を受信し、当該受信されたストレージ資源状態情報を資源状態管理テーブルに記録するステップ、
をさらに備え、
前記ステップ(d)では、前記予約管理テーブルに加えて前記資源状態管理テーブルに基づいて、前記ストレージ性能の当該残存性能が確認されるとともに当該残存性能の使用時間帯が予約される、ストレージ管理方法。
(付記15)
付記13または14に記載のストレージ管理方法であって、
前記ストレージ装置は複数存在しており、
前記ステップ(b)は、前記予約要求に応じて、前記複数のストレージ装置の中から前記残存性能を有するストレージ装置を選択し、当該選択されたストレージ装置を前記クライアント端末に割り当てるとともに、当該選択されたストレージ装置における当該ストレージ性能の残存性能の使用権と前記残存性能の使用時間帯とを予約するステップを含み、
前記予約管理テーブルには、前記複数のストレージ装置にそれぞれ対応する予約情報が記録されている、ストレージ管理方法。
(付記16)
付記15に記載のストレージ管理方法であって、
前記ステップ(b)は、前記予約要求に応じて、前記複数のストレージ装置の中からn個(nは2以上の整数)のストレージ装置を選択し、当該選択されたn個のストレージ装置を前記クライアント端末に割り当てるとともに、当該選択されたn個のストレージ装置における当該ストレージ性能の残存性能の使用権と前記残存性能の使用時間帯とを予約するステップを含み、
前記クライアント端末から前記予約チケットとともにデータ書き込み用のアクセス要求が到来したとき、前記n個のストレージ装置は、それぞれ、前記アクセス要求に応じて、ストライピングにより生成された複数のデータブロックを前記クライアント端末から受信し、前記ストレージ装置の各々は当該データブロックを自己に割り当てられたデータ記憶領域に格納する、ストレージ管理方法。
(付記17)
付記12から16のうちのいずれか1項に記載のストレージ管理方法であって、前記ステップ(c)は、前記予約チケットを発行するとともに電子署名データを生成し、前記予約チケットとともに前記電子署名データを前記クライアント端末に送信するステップを含む、ストレージ管理方法。
(付記18)
付記12から17のうちのいずれか1項に記載のストレージ管理方法であって、前記ストレージ性能は、データ記憶領域に対するデータの読み出し帯域および書き込み帯域を含む、ストレージ管理方法。
(付記19)
付記12から18のうちのいずれか1項に記載のストレージ管理方法であって、前記ストレージ性能は、データ記憶領域の残存容量を含む、ストレージ管理方法。
(付記20)
コンピュータ読み取り可能な記録媒体から読み出され、クライアント端末をストレージ装置と通信ネットワークを介して接続させるストレージ管理処理をコンピュータに実行させるプログラムであって、
前記ストレージ管理処理は、
(a)前記クライアント端末から到来した予約要求を受信する受信処理と、
(b)前記予約要求に応じて、前記ストレージ装置におけるストレージ性能の残存性能の使用権と前記残存性能の使用時間帯とを予約し、この予約結果を示す予約情報を管理する予約管理処理と、
(c)前記クライアント端末に対して、前記予約情報を表す予約チケットを発行し、前記予約チケットを前記クライアント端末に送信するチケット発行処理と、
を備え、
前記予約チケットは、前記残存性能が確認されたときにのみ発行されることを特徴とするプログラム。
111〜11N ストレージ装置
12,21,32 通信インターフェース(I/F)
13 サービス実行部
141〜14M ストレージデバイス
20 資源管理装置
220 ストレージ資源管理部
221 予約管理部
222 チケット発行部
223 ストレージ資源状態管理部
224 ストレージ資源制御部
225 第1テーブル記憶部
226 第2テーブル記憶部
230 ネットワーク資源管理部
231 予約管理部
233 ネットワーク資源状態管理部
234 ネットワーク資源制御部
235 第3テーブル記憶部
236 第4テーブル記憶部
30 クライアント端末
31 プロセッサ
311 予約設定部
312 予約処理実行部
Claims (20)
- 少なくとも一つのクライアント端末を少なくとも一つのストレージ装置と通信ネットワークを介して接続させるストレージ管理システムであって、
前記クライアント端末から到来した予約要求を受信する通信部と、
前記予約要求に応じて、前記ストレージ装置におけるストレージ性能の残存性能の使用権と前記残存性能の使用時間帯とを予約し、この予約結果を示す予約情報を管理する予約管理部と、
前記クライアント端末に対して前記予約情報に基づいて予約チケットを発行し、前記予約チケットを前記クライアント端末に送信するチケット発行部と、
を備え、
前記ストレージ性能は、前記ストレージ装置のデータ記憶領域に対するデータ読み出し帯域、またはデータ書き込み帯域、あるいは、前記データ記憶領域の容量を含み、
前記ストレージ管理システムは、さらに、
前記ストレージ装置における前記ストレージ性能の予約状況が記録された予約管理テーブルが格納されている第1テーブル記憶部と、
前記ストレージ装置の当該ストレージ性能の現在状態を示すストレージ資源状態情報が記録された資源状態管理テーブルが格納されている第2テーブル記憶部と、を備え、
前記予約管理テーブルは、前記少なくとも一つのクライアント端末から要求され確定した予約毎に、前記ストレージ性能の前記予約状況として、前記予約に割り当てられたストレージ資源の情報、予約されたストレージ性能、および当該予約されたストレージ性能の使用時間帯を含み、前記予約されたストレージ性能の使用時間帯は、開始時刻と終了時刻により示され、
前記予約管理部は、
前記第1テーブル記憶部に格納されている前記予約管理テーブルを参照し、前記予約状況に基づいて、前記予約要求したクライアント端末が設定したアクセス要求を希望する予約時間帯に対応する、他の予約により予約済みのストレージ性能を求め、
前記第2テーブル記憶部に格納されている前記資源状態管理テーブルを参照し、前記ストレージ装置の前記ストレージ性能の現在状態と、前記予約時間帯に対応する前記予約済みのストレージ性能とから、前記予約要求された前記予約時間帯に割り当てることができる前記ストレージ装置の前記ストレージ性能の残存性能を求め、
求めた前記ストレージ装置の前記ストレージ性能の前記残存性能の少なくとも一部を、前記予約要求に対して割り当て、前記割り当てられた残存性能の使用権と使用時間帯を予約し、
前記予約に割り当てられたストレージ資源の情報、前記予約されたストレージ性能、および当該予約されたストレージ性能の使用時間帯を含む予約状況を前記予約管理テーブルに反映し、
前記チケット発行部は、前記予約管理部により前記ストレージ性能の前記残存性能の前記使用権と前記使用時間帯が予約されたときにのみ、前記予約チケットを発行することを特徴とするストレージ管理システム。 - 請求項1に記載のストレージ管理システムであって、
前記ストレージ装置から当該ストレージ性能の現在状態を示すストレージ資源状態情報を受信し、当該受信されたストレージ資源状態情報を前記資源状態管理テーブルに記録する資源管理部をさらに備えるストレージ管理システム。 - 請求項2に記載のストレージ管理システムであって、
前記資源管理部は、前記ストレージ装置から、当該ストレージ装置の現在の故障の有無をさらに含むストレージ資源状態情報を受信し、当該受信されたストレージ資源状態情報を前記資源状態管理テーブルに反映するストレージ管理システム。 - 請求項1から3のうちのいずれか1項に記載のストレージ管理システムであって、前記ストレージ装置をさらに備え、
前記ストレージ装置は、前記クライアント端末から前記予約チケットとともにアクセス要求が到来したときにのみ、予約時間帯に前記残存性能を用いてデータ記憶領域に対するアクセスを実行しつつ前記クライアント端末とのデータ通信を実行するサービス実行部を含む、ストレージ管理システム。 - 請求項4に記載のストレージ管理システムであって、
前記ストレージ装置は複数存在しており、
前記予約管理部は、前記予約要求に応じて、前記複数のストレージ装置の中から前記残存性能を有するストレージ装置を選択し、当該選択されたストレージ装置を前記クライアント端末に割り当てるとともに、当該選択されたストレージ装置における当該ストレージ性能の残存性能の使用権と前記残存性能の使用時間帯とを予約し、
前記予約管理テーブルには、前記複数のストレージ装置にそれぞれ対応する予約情報が記録されている、ストレージ管理システム。 - 請求項5に記載のストレージ管理システムであって、
前記予約管理部は、前記予約要求に応じて、要求されている前記ストレージ性能の必要性能と前記ストレージ装置の前記ストレージ性能の前記残存性能に基づいて、前記クライアント端末がストライピング技術を使用すべきか否かを判定し、前記ストライピング技術を使用するべきと判定された場合、前記複数のストレージ装置の中からn個(nは2以上の整数)のストレージ装置を選択し、当該選択されたn個のストレージ装置を前記クライアント端末に割り当てるとともに、当該選択されたn個のストレージ装置における当該ストレージ性能の残存性能の使用権と前記残存性能の使用時間帯とを予約するものであり、
前記クライアント端末から前記予約チケットとともにデータ書き込み用のアクセス要求が到来したとき、前記n個のストレージ装置は、それぞれ、前記アクセス要求に応じて、ストライピングにより生成された複数のデータブロックを前記クライアント端末から受信し、前記サービス実行部の各々は当該データブロックを自己に割り当てられたデータ記憶領域に格納する、ストレージ管理システム。 - 請求項4から6のうちのいずれか1項に記載のストレージ管理システムであって、前記サービス実行部は、前記データ記憶領域に対するデータの読み出しまたは書き込みを実行しつつ前記データ通信を実行する、ストレージ管理システム。
- 請求項4から7のうちのいずれか1項に記載のストレージ管理システムであって、
前記チケット発行部は、前記予約チケットを発行するとともに電子署名データを生成し、前記予約チケットとともに前記電子署名データを前記クライアント端末に送信する機能を有し、
前記サービス実行部は、前記クライアント端末から前記予約チケットとともに前記電子署名データが到来したとき、前記電子署名データが正当性を有すると認証して前記予約チケットの有効性を確認したときにのみ、前記データ記憶領域に対するアクセスを許可する、ストレージ管理システム。 - 請求項8に記載のストレージ管理システムであって、前記データ記憶領域に対するアクセスは優先的または占有的に許可される、ストレージ管理システム。
- 請求項1から9のうちのいずれか1項に記載のストレージ管理システムであって、
前記予約管理部は、前記クライアント端末に発行された前記予約チケットで指定される予約時間帯が近づいたとき、前記クライアント端末からの、当該予約に割り当てられた前記ストレージ装置についての問い合わせに応じて、前記予約管理テーブルを参照し、当該予約に割り当てられた前記ストレージ装置を前記クライアント端末に通知する、ストレージ管理システム。 - 請求項1から10のうちのいずれか1項に記載のストレージ管理システムであって、
前記予約管理部は、前記第2テーブル記憶部に格納されている前記資源状態管理テーブルを参照し、故障、または性能が著しく低下したストレージ装置を、予約の割り当て対象から除外する、ストレージ管理システム。 - 少なくとも一つのクライアント端末を少なくとも一つのストレージ装置と通信ネットワークを介して接続させるストレージ管理方法であって、
(a)前記クライアント端末から到来した予約要求を受信するステップと、
(b)前記予約要求に応じて、前記ストレージ装置におけるストレージ性能の残存性能の使用権と前記残存性能の使用時間帯とを予約し、この予約結果を示す予約情報を管理するステップと、
(c)前記クライアント端末に対して、前記予約情報に基づいて予約チケットを発行し、前記予約チケットを前記クライアント端末に送信するステップと、
を備え、
前記ストレージ性能は、前記ストレージ装置のデータ記憶領域に対するデータ読み出し帯域、またはデータ書き込み帯域、あるいは、前記データ記憶領域の容量を含み、
さらに、
(d)前記ストレージ装置における前記ストレージ性能の予約状況が記録された予約管理テーブルを参照し、ここで、前記予約管理テーブルは、前記少なくとも一つのクライアント端末から要求され確定した予約毎に、前記ストレージ性能の前記予約状況として、前記予約に割り当てられたストレージ資源の情報、予約されたストレージ性能、および当該予約されたストレージ性能の使用時間帯を含み、前記予約状況に基づいて、前記予約要求したクライアント端末が設定したアクセス要求を希望する予約時間帯に対応する、他の予約により予約済みのストレージ性能を求めるステップと、
(e)前記ストレージ装置の当該ストレージ性能の現在状態を示すストレージ資源状態情報が記録された資源状態管理テーブルを参照し、前記ストレージ装置の前記ストレージ性能の現在状態と、前記予約時間帯に対応する前記予約済みのストレージ性能とから、前記予約要求された前記予約時間帯に割り当てることができる前記ストレージ装置の前記ストレージ性能の残存性能を求めるステップと、
を備え、
前記予約されたストレージ性能の使用時間帯は、開始時刻と終了時刻により示され、
さらに、
(f)求めた前記ストレージ装置の前記ストレージ性能の前記残存性能の少なくとも一部を、前記予約要求に対して割り当て、前記割り当てられた残存性能の使用権と使用時間帯を予約するステップと、
(g)前記予約に割り当てられたストレージ資源の情報、前記予約されたストレージ性能、および当該予約されたストレージ性能の使用時間帯を含む予約状況を前記予約管理テーブルに反映するステップと、
を備え、
前記予約チケットは、前記ステップ(f)において、前記ストレージ性能の前記残存性能の前記使用権と前記使用時間帯が予約されたときにのみ発行されることを特徴とするストレージ管理方法。 - 請求項12に記載のストレージ管理方法であって、
(h)前記ストレージ装置から当該ストレージ性能の現在状態を示すストレージ資源状態情報を受信し、当該受信されたストレージ資源状態情報を資源状態管理テーブルに記録するステップ、
をさらに備えるストレージ管理方法。 - 請求項13に記載のストレージ管理方法であって、
前記ステップ(h)は、前記ストレージ装置から、当該ストレージ装置の現在の故障の有無をさらに含むストレージ資源状態情報を受信し、当該受信されたストレージ資源状態情報を前記資源状態管理テーブルに反映するステップをさらに含むストレージ管理方法。 - 請求項12から14のうちのいずれか1項に記載のストレージ管理方法であって、
前記ストレージ装置は複数存在しており、
前記ステップ(b)は、前記予約要求に応じて、前記複数のストレージ装置の中から前記残存性能を有するストレージ装置を選択し、当該選択されたストレージ装置を前記クライアント端末に割り当てるとともに、当該選択されたストレージ装置における当該ストレージ性能の残存性能の使用権と前記残存性能の使用時間帯とを予約するステップを含み、
前記予約管理テーブルには、前記複数のストレージ装置にそれぞれ対応する予約情報が記録されている、ストレージ管理方法。 - 請求項15に記載のストレージ管理方法であって、
前記ステップ(b)は、前記予約要求に応じて、要求されている前記ストレージ性能の必要性能と前記ストレージ装置の前記ストレージ性能の前記残存性能に基づいて、前記クライアント端末がストライピング技術を使用すべきか否かを判定し、前記ストライピング技術を使用するべきと判定された場合、前記複数のストレージ装置の中からn個(nは2以上の整数)のストレージ装置を選択し、当該選択されたn個のストレージ装置を前記クライアント端末に割り当てるとともに、当該選択されたn個のストレージ装置における当該ストレージ性能の残存性能の使用権と前記残存性能の使用時間帯とを予約するステップを含み、
前記クライアント端末から前記予約チケットとともにデータ書き込み用のアクセス要求が到来したとき、前記n個のストレージ装置は、それぞれ、前記アクセス要求に応じて、ストライピングにより生成された複数のデータブロックを前記クライアント端末から受信し、前記ストレージ装置の各々は当該データブロックを自己に割り当てられたデータ記憶領域に格納する、ストレージ管理方法。 - 請求項12から16のうちのいずれか1項に記載のストレージ管理方法であって、前記ステップ(c)は、前記予約チケットを発行するとともに電子署名データを生成し、前記予約チケットとともに前記電子署名データを前記クライアント端末に送信するステップを含む、ストレージ管理方法。
- 請求項12から17のうちのいずれか1項に記載のストレージ管理方法であって、
(i)前記クライアント端末に発行された前記予約チケットで指定される予約時間帯が近づいたとき、前記クライアント端末からの、当該予約に割り当てられた前記ストレージ装置についての問い合わせに応じて、前記予約管理テーブルを参照し、当該予約に割り当てられた前記ストレージ装置を前記クライアント端末に通知するステップをさらに備える、ストレージ管理方法。 - 請求項12から18のうちのいずれか1項に記載のストレージ管理方法であって、
(j)前記資源状態管理テーブルを参照し、故障、または性能が著しく低下したストレージ装置を、予約の割り当て対象から除外するステップをさらに備える、ストレージ管理方法。 - コンピュータ読み取り可能な記録媒体から読み出され、少なくとも一つのクライアント端末を少なくとも一つのストレージ装置と通信ネットワークを介して接続させるストレージ管理処理をコンピュータに実行させるプログラムであって、
前記ストレージ管理処理は、
(a)前記クライアント端末から到来した予約要求を受信する受信処理と、
(b)前記予約要求に応じて、前記ストレージ装置におけるストレージ性能の残存性能の使用権と前記残存性能の使用時間帯とを予約し、この予約結果を示す予約情報を管理する予約管理処理と、
(c)前記クライアント端末に対して、前記予約情報に基づいて予約チケットを発行し、前記予約チケットを前記クライアント端末に送信するチケット発行処理と、
を備え、
前記ストレージ性能は、前記ストレージ装置のデータ記憶領域に対するデータ読み出し帯域、またはデータ書き込み帯域、あるいは、前記データ記憶領域の容量を含み、
前記ストレージ管理処理は、さらに、
(d)前記ストレージ装置における前記ストレージ性能の予約状況が記録された予約管理テーブルを参照し、ここで、前記予約管理テーブルは、前記少なくとも一つのクライアント端末から要求され確定した予約毎に、前記ストレージ性能の前記予約状況として、前記予約に割り当てられたストレージ資源の情報、予約されたストレージ性能、および当該予約されたストレージ性能の使用時間帯を含み、前記予約状況に基づいて、前記予約要求したクライアント端末が設定したアクセス要求を希望する予約時間帯に対応する、他の予約により予約済みのストレージ性能を求める処理と、
(e)前記ストレージ装置の当該ストレージ性能の現在状態を示すストレージ資源状態情報が記録された資源状態管理テーブルを参照し、前記ストレージ装置の前記ストレージ性能の現在状態と、前記予約時間帯に対応する前記予約済みのストレージ性能とから、前記予約要求された前記予約時間帯に割り当てることができる前記ストレージ装置の前記ストレージ性能の残存性能を求める処理と、
を備え、
前記予約されたストレージ性能の使用時間帯は、開始時刻と終了時刻により示され、
前記ストレージ管理処理は、さらに、
(f)求めた前記ストレージ装置の前記ストレージ性能の前記残存性能の少なくとも一部を、前記予約要求に対して割り当て、前記割り当てられた残存性能の使用権と使用時間帯を予約する処理と、
(g)前記予約に割り当てられたストレージ資源の情報、前記予約されたストレージ性能、および当該予約されたストレージ性能の使用時間帯を含む予約状況を前記予約管理テーブルに反映する処理と、を備え、
前記予約チケットは、前記処理(f)において、前記ストレージ性能の前記残存性能の前記使用権と前記使用時間帯が予約されたときにのみ発行されることを特徴とするプログラム。
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