JP5273651B2 - 位置拘束トリガ回路 - Google Patents

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Description

本発明は、一般に、デジタル・ストレージ・オシロスコープの如き試験及び測定機器の分野に関し、特に、シリアル・ビット・ストリーム信号からかかるオシロスコープをトリガすることに関する。
オシロスコープのトリガ機能は、取込んだ信号の正しいポイントにて水平掃引を同期させて、信号の安定した表示を確実にする。最新のオシロスコープは、多くのトリガ機能を提供して、かかる安定した表示を達成するために操作者を援助する。例えば、オレゴン州ビーバートンのテクトロニクス社が製造しているDPO7000シリーズのデジタル・ストレージ・オシロスコープは、次のトリガ・モードを提供する。すなわち、エッジ、グリッチ、幅、ラント、タイムアウト及び遷移であり、これら各々は、受けた信号の対応する特性に応答する。これらにおいて最も広く使用されているトリガ・モードは、エッジ・トリガである。しかし、エッジ・トリガ・モードは良好であるが、いくつかの信号では、その実際に特徴により、エッジ・トリガ・モードの利用では不安定化もしれない。シリーズ・ビット・ストリームは、任意の所定時間内に非常の多くの数の垂直エッジを有する。オシロスコープは、エッジ・トリガ・モードにて、受けた最初の安定したエッジにてトリガをかける。このエッジは、操作者が見ようとしている波形の特定部分かもしれないし、そうでないかもしれない。
特開2007−205751号公報 特開2007−155718号公報
この問題の従来の解決法は、シリアル・トリガによる解決法である。これは、入力するシリアル波形を試験して、特定パターン(即ち、ワード)を見つけ、この検出によりトリガする。残念なことに、最新のデジタル・ストレージ・オシロスコープ(DSO)に用いられるシリアル・パターン・トリガ回路は、シリアル・データ・ストリームに生じることが知られているビット・パターンをマッチングさせる手段によりシリアル・ビット・ストリームにてトリガをするために、精密で高価で高電力の回路と共に、同様で複雑な制御ソフトウェアを必要とする。信号のビット・レートが増加すると、設計の精密さ、コスト、電力の要求と、ソフトウェアの複雑さも性急に増加する。これらの困難を克服したシリアル・トリガ回路が必要とされている。
発明によオシロスコープにて用いる位置拘束トリガ回路は;クロック信号を受ける入力端を有し、Sの値で決まるレートによる分周クロック信号を発生するS分周回路と;上記分周クロック信号及びNビット時間遅延値を受け、遅延分周クロック信号を発生するプログラマブル・クロック遅延回路と;上記遅延分周クロック信号及びNビット・カウント値を受け、受けた上記遅延分周クロック信号に応じて上記Nビット・カウント値から終端カウントまでカウントを行い、上記終端カウントに達したことを示す信号を発生するカウンタ回路と;上記終端カウントに達したことを示す上記信号に応答し、トリガを発生するトリガ発生器とを具え;上記プログラマブル・クロック遅延回路及び上記カウンタ回路が第1モードにて動作して、上記Nビット時間遅延値がトリガ微調整を行い、上記Nビット・カウント値は、トリガ粗調整を提供し、上記シリアル・ビット・シーケンスの取込みの同じビット位置にて上記オシロスコープをトリガし;ユーザ入力に応答して、上記プログラマブル・クロック遅延回路及び上記カウンタ回路が第2モードで動作して、上記プログラマブル・クロック遅延回路の出力端での発生から、上記Nビット時間遅延値に関する期間だけ上記分周クロック信号を遅延させて、トリガ微調整を行い、上記カウンタ回路が上記遅延分周クロック信号及びNビットの別のロード値を受け、受けた上記遅延分周クロック信号に応じて上記Nビットの別のロード値から終端カウント値に一度カウントをして、トリガの粗調整を行い、上記カウンタ回路が上記終端カウントに達したことを示す信号を上記カウンタが発生し;続くシリアル・ビット・シーケンス内の異なるビット位置でオシロスコープがトリガするような値を上記Nビット時間遅延値及び上記Nビットの別のロード値が示す。
位置拘束トリガ装置は、オシロスコープ回路と関連制御ソフトウェアとを用い、同期し回復されたクロック信号源か外部クロック信号源のいずれかを用いて、固定パターン長を有するシリアル・ビット・ストリーム内の選択されたビット位置にてオシロスコープをトリガする能力をユーザに提供する。シリアル・ストリームに生じる正確なビット・シーケンスに注意するかしないかして、固定パターン長シリアル・ビット・ストリームの全体を試験するために、同時に1つ以上のシリアル・ビット位置により、シリアル・ビット・ストリームに沿って、選択されたトリガ位置を前方及び公報に移動できる。
図1は、本発明によるオシロスコープ100の高レベルのブロック図を示す。特に、オシロスコープ100は、第1プローブ105及び第2プローブ110を用い、チャネル1取込み回路115、チャネル2取込み回路120、制御器125、処理回路130、表示装置135を具えている。プローブ105及びプローブ110は、被測定装置(DUT)(図示せず)からのアナログ電圧又は電流信号を夫々検出するのに適する従来の電圧又は電流プローブでもよい。
例えば、プローブ105及び110は、実時間信号情報を取り込むのに使用できる任意の適切なプローブでよい。かかるプローブは、オレゴン州ビーバートンのテクトロニクス社が製造している。プローブ105及び110の出力信号は、チャネル1取込み回路115及びチャネル2取込み回路120に夫々送られる。
チャネル1取込み回路115及びチャネル2取込み回路120は、夫々、例として、アナログ・デジタル変換回路、トリガ回路、デシメータ回路、支援取込みメモリなどを含んでいる。取込み回路115及び120は、サンプル・レートSRで、1つ以上の被試験信号をデジタル化し、制御器125又は処理回路130が用いるのに適する1つ以上の夫々のサンプル・ストリームを発生する。取込み回路115及び120は、制御器125から受けた命令に応答して、トリガ条件、デシメータ関数、その他の取込み関連パラメータを変更する。取込み回路115、120は、夫々の結果のサンプル・ストリームを制御器125に伝える。
説明のために、シリアル・トリガ回路123は、チャネル1取込み回路115及びチャネル2取込み回路120から分離されて示されているが、これは取込み回路に内蔵できることが当業者には理解できよう。シリアル・トリガ回路123は、例えば、チャネル1プローブ105が取込んだ実時間サンプル・ストリーム信号を受け、また、あるアプリケーションでは、例えば、チャネル2プローブ110が取込んだ外部クロック信号を受ける。シリアル・トリガ回路123は、制御器125のプロセッサ140からのバス124を介して、2つのNビット・ロード値信号を受ける。オプションのパターン・ビット・シーケンス識別器126を制御器125内に設けて、取込み回路115及び120が発生したシリアル・ビット・シーケンス・データ内のパターン・ビット・シーケンスを識別してもよい。シリアル・トリガ回路123及びオプションのパターン・ビット・シーケンス識別器126は、図2及び図3a、b、cを参照して詳細に後述する。
制御器125は、取込み回路115及び120が提供する1つ以上の取込みサンプル・ストリームを処理して、1つ以上のサンプル・ストリームに関係する各サンプル・ストリーム・データを発生する。すなわち、所望の1目盛り当たりの時間及び1目盛り当たりのボルトの表示パラメータを与えると、制御器125は、取込んだサンプル・ストリームに関連した生のデータを変更して、即ち、ラスタ化して、所望の1目盛り当たりの時間及び1目盛り当たりのボルトのパラメータによる対応波形データを発生する。制御器125は、また、所望でない1目盛り当たりの時間、1目盛り当たりのボルト及び1目盛り当たりの電流のパラメータでの波形データを正規化する。制御器125は、表示装置135でのその後の表示のために、波形データを処理回路130に提供する。
処理回路130は、取込んだサンプル・ストリーム又は波形データをイメージ又はビデオ信号に変換するのに適するデータ処理回路を具えており、これらイメージ又はビデオ信号は、視覚像を与えるのに適応している(例えば、ビデオ・フレーム・メモリ、表示フォーマット及びドライバ回路など)。処理回路130は、表示装置135(例えば、組み込み表示装置)を含んでもよいし、又は、外部表示装置135が用いるのに適する出力信号を発生してもよい(例えば、ビデオ・ドライバ回路を介して)。
図1の制御器125は、好ましくは、プロセッサ140、支援回路145及びメモリ155を具えている。プロセッサ140は、電源、クロック回路、キャッシュ・メモリなどの如き従来の支援回路145と協働すると共に、メモリ155に蓄積されたソフトウェア・ルーチンを実行するのを支援する回路とも協働する。それとして、ここではソフトウェア処理として説明する処理ステップのいくつかは、例えば、プロセッサ140と協働する回路としてのハードウェア内で実行されて、種々のステップを行うように意図されている。また、制御器125は、入出力(I/O)回路150とのインタフェースも行う。例えば、入出力回路150は、制御器125へのユーザ入力及び出力を行うのに適するキーパッド、ポインティング・デバイス、タッチ・スクリーン、又は他の手段を具えてもよい。制御器125は、かかるユーザ入力に応答して、他の機能との間で、種々のデータ取込み、トリガ、処理、表示コミュニケーションを実行するように取込み回路115及び150の動作を適応させる。さらに、ユーザ入力を用いて、自動構成機能をトリガし、又は、表示装置135、ロジック分析、又は補間おデータ取込み装置の他の動作パラメータを適応させてもよい。
メモリ155は、他の揮発性メモリの中でもSRAM、DRAMの如き揮発性メモリを含んでもよい。また、メモリ155は、ディスク・ドライブ、テープ・メディアなどの如き非揮発性メモリ装置、又は、EPROMなどの如きプログラマブル・メモリでもよい。
図1の制御器125は、本発明に応じて種々の制御機能を実行するようにプログラムされた汎用コンピュータとして示されるが、本発明は、例えば、特定用途向集積回路(ASIC)の如きハードウェアにより実現してもよい。それ自体、ここで説明したプロセッサ125は、ハードウェア、ソフトウェア又はこれらの組合せにより等価的に実行できると広く解釈されることを意図している。
ここで説明した種々の機能を可能にするために必要なものとして、信号緩衝回路、信号状態調整回路などの如き標準信号処理コンポーネント(図示せず)を用いることが当業者には理解できよう。例えば、取込み回路115及び120は、充分に高いレートで被試験信号をサンプリングして、制御器125又は処理回路130が適切に処理できるようにする。この点に関し、取込み回路115及び120は、内部サンプル・クロック発生器122が提供するサンプル・クロックに応じて、入力信号を夫々サンプリングする。
図2は、図1のシリアル・トリガ・ブロック123の第1実施例のより詳細な図である。図2において、トリガ粗調整及びトリガ微調整を用いて、拘束トリガ位置の制御を行う。トリガ粗調整は、パターン長「n」を分割セグメントに等分割する少なくとも1つの値によりトリガを位置決めし、トリガ微調整は、パターン長「n」の分割セグメント内でトリガを位置決めする。受けたシリアル・ビット・シーケンスの異なる部分を見えるようにして、トリガ粗調整及び微調整を増やすか又は減らすことにより、拘束トリガ位置は、サンプル・ストリームの受けたシリアル・ビット・シーケンスに沿って左又は右に「シフト」する。この方法において、シリアル・ビット・シーケンスに沿った任意の位置で、受信データの安定した光景が得られる。
図2及び図3を参照して、本発明の第1実施例を説明する。位置拘束トリガ回路200は、外部クロック、クロック回復回路210を用いて求めたクロック信号、2つ以上のクロック信号を受ける追加入力又は要求されたビット・レートに基づく同期クロック信号を受ける少なくとも第1入力端を含んでいる。2つ以上のクロック選択が行われる場合、マルチプレクサ(MUX)220が設けられて複数のクロック信号の1つを選択する。選択されたクロックは、「S」分周回路225に供給される。S分周回路225からの分周されたクロックは、プログラマブル時間遅延ユニット230に供給される。こう的実施例において、「S」の値は2、5又は10であり、Nビット・バンプ可能(bumpable)カウンタ250の動作特性よりも高い周波数のクロック信号を分周する。本発明の範囲を逸脱することなく、他の分周値を用いてもよいことに留意されたい。プログラマブル時間遅延ユニット230は、プロセッサ140によりプログラムされ、入力端に供給されるクロック信号に選択的な時間遅延を与える。トリガ・パルスが特定ビットに拘束されると、プログラマブル遅延ユニット230からの出力クロック信号の遅延はゼロである。プログラマブル時間遅延ユニット230の分周された出力クロック信号は、Nビット・バンプ可能カウンタ250の入力端に供給される。Nビット・バンプ可能カウンタ250は、自己ロードのダウン・カウンタ(ホールドオフ・カウントとも呼ばれる)である。予めロードしたカウント値「N」からカウント・ダウンが開始する。なお、「N」は、パターン長「n」に等しい。ゼロのカウントに達すると、そのゼロ出力ポートからカウント・ダウン事象出力を発生する。ゼロ出力ポートからのカウント・ダウン事象周波数、ロード入力端に供給され、Nビット・バンプ可能カウント250がそのロード値入力のカウント値「N」を再ロードする。ゼロ出力ポートからのカウント・ダウン事象出力は、トリガ発生器回路240のクロック入力端にも供給され、付勢入力端のスコープ・レディー信号及び取込み開始(ACQINIT)信号と協働して、トリガ発生回路240にトリガ出力を発生させる。シリアル・ビット・シーケンスに沿ってトリガをシフトさせるのが望ましいとき、Nビット・バンプ可能カウンタ250と関連したプログラマブル時間遅延ユニット230は、シリアル・ビット・シーケンスに沿ったトリガの粗位置決め及び微位置決めを夫々行う。
シリアル・ビット・シーケンスに沿ってトリガをシフトするのが望ましいとき、Nビット・バンプ可能カウンタ250に関連したプログラマブル時間遅延ユニット230は、シリアル・ビット・シーケンスに沿ったトリガの粗位置決め及び微位置決めを夫々行う。プロセッサ140からのNビット・バンプ可能カウンタ250の別のロード値ポートに別のロード値「V」を供給する。ここで、「V」の最適値は、N±(N÷S)に等しい。拘束されたトリガの現在のビット位置とトリガを拘束する新たな所望ビット位置との間の差が「S」の倍数ならば、プログラマブル時間遅延ユニット230の時間遅延値(TD)がゼロである。拘束されたトリガ出力の現在のビット位置とトリガ出力を拘束する新たな所望ビット位置との間の差が「S」の倍数でないならば、Nビット・バンプ可能なカウンタ250の別のロード値「V」が新たな所望トリガ拘束ビット位置を5ビットの単位で増分し、プログラマブル時間遅延ユニット230への時間遅延値が新たな所望トリガ拘束ビット位置を1ビットの単位で増分する。プログラマブル時間遅延ユニット230の分周され遅延された出力クロック信号をNビット・バンプ可能なカウンタ250の入力端に供給される。もし存在するならば、プログラマブル時間遅延ユニット230からの時間遅延の後、別のロード値「V」からのカウント・ダウンを開始し、ゼロのカウントに達すると、そのゼロ出力ポートから出力カウント・ダウン事象を発生する。そのゼロ出力ポートからのカウント・ダウン事象出力をそのロード入力端に供給して、Nビット・バンプ可能なカウント250がそのロード値入力端にカウント値「N」をロードする。そのゼロ出力ポートからのカウント・ダウン事象出力は、トリガ発生器回路240のクロック入力端にも供給され、付勢入力端のスコープ・レディー信号及び取込み開始(ACQINIT)信号と協働して、トリガ発生器回路240にトリガ出力を発生させる。別のロード値「V」がN±(N÷S)の値に限定される必要がなく、他の別のロード値を用いてもよいことが当業者には認識できよう。しかし、別の他のロード値は、位置拘束トリガ回路200の全体的なトリガ出力周波数を減少できる。発生されたトリガ出力が取込み回路に供給されて、通常の方法でオシロスコープのトリガ動作を引き起こすことも当業者に認識できよう。以下の図面がトリガ出力をパルスとして示すが、トリガ出力は、状態を変化させる立ち上がり又は立ち下がりエッジでもよく、次のトリガ出力の前にリセット・パルスがあることが当業者には認識できよう。ここで用いる用語「バンプ可能」は、「一度に1ビット以上増加又は減少できる」ことを意味する。
トリガをシリアル・ビット・シーケンスにおける初期ビット位置からシリアル・ビット・シーケンスにおける新たな位置にシフトする第1例を以下に説明する。ビット・パターン「N」の長さは「30」であり、「S」分周回路225の分周値「S」は「5」であり、その結果、Nビット・バンプ可能カウンタ250へのカウント値が30となる。クロックを「5」で分周する有効な結果は、シリアル・ビット・シーケンスのビットを「S」の値だけ増加させる。トリガは、シリアル・ビット・シーケンスにてビット5に初め拘束され、新たな所望トリガ拘束ビット位置は「15」である。初期トリガ拘束ビット位置及び新たな所望トリガ拘束ビット位置の差は、「5」の倍数である「10」の値であり、新たな所望トリガ拘束ビット位置は、トリガを右にシフトさせるので、Nビット・バンプ可能カウンタ250の別のロード値ポートにおける別のロード値「V」を「32」の値に設定し、プログラマブル時間遅延230への時間遅延値をゼロに設定する。次に、トリガをシリアル・ビット・シーケンスでのビット15にて拘束する。Nビット・バンプ可能カウンタ250の初期カウントを30から32に増加させて、トリガを「10」(2×5)の値だけシフトする。新たな所望トリガ拘束ビット位置は、「5」の倍数の値なので、追加の遅延を分周されたクロック信号に与える必要がない。
トリガ出力をシリアル・ビット・シーケンスの初期ビット位置からシリアル・ビット・シーケンスの新たな位置にシフトさせる第2例を以下に説明する。パターン「N」の長さ及び分周値「S」が同じであるため、「N」カウント値は30に等しい。トリガは、初めにシリアル・ビット・シーケンスのビット5にて再び拘束され、新たな所望トリガ拘束ビット位置は、今度は「23」である。初期拘束ビット位置及び新たな所望トリガ拘束ビット位置の間の差は、「5」の倍数ではない「18」の値なので、Nビット・バンプ可能カウンタ250の別のロード値ポートにおける別のロード値「V」を33の値に設定し、プログラマブル時間遅延230への時間遅延値を「3」に設定する。Nビット・バンプ可能カウンタ250の初期カウントを30から33に増やすことにより、新たな所望拘束ビット位置を「15」(3×5)の値だけシフトして、新たな所望トリガ拘束ビット位置をシリアル・ビット・シーケンスのビット20に位置決めする。遅延値「3」は、Nビット・バンプ可能カウンタ250への分周クロックを、分周されていないクロックの3つ分だけ遅延させるので、新たな所望トリガ拘束ビット位置がビット23に位置決めされる。
図3を参照する。サンプル・ストリームに対応するシリアル・ビット・シーケンス300は、クロック・パルス310によりサンプリングされるシリアル・ビット・シーケンス300の5番目ビット毎に代表的に示されている。5番目ビット毎の間には、クロック・パルス310にてサンプリングされた5ビットがある。これにより、シリアル・データ・ビットの各々の論理状態を決めることができる。この方法にてシリアル・ビット・シーケンス300を表して、5の分周値「S」を有する「S」分周回路225によるプログラマブル時間遅延ユニット230のクロック動作を示す。なお、シリアル・ビット・シーケンス300の5ビットは、「S」分周回路225の分周クロック毎にクロックされる。シリアル・ビット・シーケンス300は、各々が5パターン長の3取込みに対応する3つの部分に分解されたものとして示す。「S」分周回路225の分周クロック毎にシリアル・ビット・シーケンス300の5ビットがクロックされるので、Nビット・バンプ可能カウンタ250のロード値入力端にロードされるカウント値「N」は、実質的に(N×S)に等しい。その結果、5パターン長が各トリガ出力の間に発生する。5の分周値を利用することは、単なる例であり、他の分周値も考えられる。
図3のbを参照する。図2のカウンタ250は、5完全パターン長「n」に等価なエッジの数に対するカウント・ダウン事象出力の発生を禁止するようにプログラムされる。プログラマブル時間遅延ユニット230は、ゼロの時間遅延値となるようにプログラムされる。カウンタ250及びプログラマブル時間遅延ユニット230の組合せにより、トリガ・システムが5パターン長毎に単一のトリガ出力を発生し、選択された位置にてパターンの効果を「拘束」させ、オシロスコープ表示に「静止」(即ち、安定)させる。
この点に関し、内部カウント・シーケンス330、340及び350により、カウンタ250が動作する。内部カウント・ダウン・シーケンス330は、ゼロ・カウント331までカウント・ダウンし、シーケンスの位置331にて新たなカウント値「N」をロードする。なお、Nは、全体のパターン長「n」である。Nビット・バンプ可能カウンタ250でのカウント値のロードは、クロックの1サイクル内に生じる必要がある。トリガ320は、シリアル・ビット・シーケンス300のビット10の位置に対応するゼロ・カウント位置331にて生じる。よって、カウント値「N」がビット10+(N)にてゼロに減少したときに、次のトリガ322が生じ、カウント値「N」が(N×S)であることを覚えておく、内部カウント・シーケンス340がゼロ・カウント341にカウント・ダウンし、位置341に「N」カウント値をロードする。カウント値「N」がビット10+2(N)にてゼロに減少するとき、次のトリガ324が生じる。内部カウント・ダウン・シーケンス350は、ゼロ・カウント351にカウント・ダウンし、同じ位置351にて新たなカウント値「N」をロードする。上述の如く、シリアル・ビット・シーケンス300のビット10の位置に対応するゼロ・カウント位置331にて、トリガ320が生じる。トリガ322は、シリアル・ビット・シーケンス300のビット10+(N)位置に対応するゼロ・カウント位置341にて生じる。トリガ324は、シリアル・ビット・シーケンス300のビット10+2(N)位置に対応するゼロ・カウント位置351にて生じる。したがって、その後のトリガ324が各シーケンス・パターンの同じ位置にて生じるので、図1の表示装置135のスクリーン上に安定した表示が行われる。
図3のcを参照する。ユーザが1つの拘束位置から別の位置に誘導したいとき、ひいては、受信したシリアル・ストリームのシリアル・ビット・シーケンス300の任意の部分を観察したいとき、ユーザは、拘束トリガ位置を一度に1データ・ビット以上を「バンプ」(即ち、増分又は減分)できる。この実施例において、カウンタ250に供給されるクロック・パルスを遅延するようにプログラマブル時間遅延ユニット230が伝えることにより、及び/又は、Nビット・バンプ可能カウンタ250のカウント・ダウンが増分若しくは減分、又はこれらの組合せをすることにより、拘束トリガ位置が「バンプ」される。プロセッサ140に制御された時間だけプログラマブル時間遅延ユニット230によりクロック・パルスの流れを中断することにより時間遅延を伝え、Nビット・バンプ可能カウンタ250のカウント・ダウンの増分又は減分は、ユーザにデータ入力に応答してプロセッサ140が制御する。ユーザは、上述の任意のI/O回路150(即ち、タッチ・スクリーン、キーボード、マウスなど)を操作して、どのビットをトリガ・ポイントとするかの情報を入力できる。これに応答して、プロセッサ140は、適切な時間遅延値をプログラマブル時間遅延ユニット230に供給すると共に、カウント値をNビット・バンプ可能カウンタ250に供給し、プログラマブル時間遅延ユニット230及びNビット・バンプ可能カウンタ250を制御して、遅延期間及び増分又は減分のカウント値を一度に実行する。
上述の如く、プログラマブル時間遅延ユニット230及びNビット・バンプ可能カウンタ250は、内部カウント・シーケンス370、380及び390に応じて動作する。内部カウント・シーケンス370は、ゼロ・カウンタ371をカウント・ダウンし、カウント・ダウン・シーケンスと同じ位置371にて、(N+2)に等しい別のロード値「V」をロードする。同時に、時間遅延値(TD)をプログラマブル時間遅延ユニット230に供給する。トリガ370がゼロ・カウント位置371にて生じるが、これは、
シリアル・ビット・シーケンス300でのビット10の位置に対応する。別のロード値「V」の値が(N)から(N+2)に増分し、時間遅延値(TD)がゼロから2に増分する結果、次のトリガ362がシリアル・ビット・シーケンス300のビット22の位置にて生じる。プログラマブル時間遅延ユニット230からの第1分周クロック出力は、Nビット・バンプ可能カウンタ250に供給される前に、非分周クロック2つ分だけ遅延される。別のロード値「V」カウントが2だけ増分し、これがシリアル・ビット・シーケンス300にて10ビット(2カウント×5ビット)だけトリガ362を遅延させる。プログラマブル時間遅延ユニット230の分周クロックを非遅延クロック2つ分だけ遅延させることと、別のロード値「V」を2だけ増分させることの組合せにより、シリアル・ビット・シーケンス300内でトリガ・ポイントが12ビットだけ移動する。よって、ビット22に対応する(ビット10+TD+V)にて別のロード値「V」がゼロに減分したとき、次のトリガ362が生じる。内部カウント・シーケンス380は、シリアル・ビット・シーケンス300でのビット22に対応するゼロ・カウント381にカウント・ダウンし、シーケンスの同じ位置381にてカウント値「N」をロードする。カウント値「N」がビット22+Nにてゼロに減分したとき、次のトリガ364が生じる。内部カウント・ダウン・シーケンス590は、ゼロ・カウント591にカウント・ダウンし、位置391にて新たなカウント値「N」をロードする。上述の如く、シリアル・ビット・シーケンス300のビット10の位置に対応するゼロ・カウント位置371にてトリガ360が生じる。シリアル・ビット・シーケンス300のビット22の位置に対応するゼロ・カウント位置381にてトリガ361が生じる。シリアル・ビット・シーケンス300のビット22+Nに対応するゼロ・カウント位置391にてトリガ364が生じる。よって、引き続くパターンの各々における同じビット位置(即ち、ビット22)にて、続くトリガ・パルス364が発生し続けて、図1の表示装置135のスクリーンに安定した表示が生じる。
位置拘束トリガ回路は、シリアル・ビット・シーケンス300内のパターン・ビット・シーケンス394を識別するパターン・ビット・シーケンス識別器126を含んでもよい。パターン・ビット・シーケンス識別器126は、繰り返しパターンを有するシリアル・ビット・シーケンス上で動作する。ユーザは、メモリ155に好ましくは蓄積される[10110]の如きパターン・ビット・シーケンス394を定義する。プロセッサ140は、パターン・ビット・シーケンス識別器126を開始させて、取込みシリアル・ビット・シーケンス300を介してパターン・ビット・シーケンス394を検索する。パターン・ビット・シーケンス394(例えば、シリアル・ビット・シーケンス300内のビット22)が見つかると、図3のc内のビット10である現在のビット位置トリガ360に関連して、パターン・ビット・シーケンス394の開始のビット位置に基づいて、別のカウント値「V」及び時間遅延値を計算する。内部カウント・ダウン・シーケンス370は、ゼロ・カウント371をカウント・ダウンし、プログラマブル時間遅延230に新たな時間遅延値(TD)をロードすると共に、Nビット・バンプ可能カウンタ250に別のカウント値「V」をロードする。シリアル・ビット・シーケンス300内のパターン・ビット・シーケンス394の開始のビット22位置に対応するゼロ・カウント位置381にてトリガ352が生じる。内部カウント・シーケンス380の位置381は、「N」のカウント値を再度ロードする。なお、「N」は、パターン長「n」に等しい。カウント値「N」がゼロに減分したとき、次のトリガ364が生じる。内部カウント・ダウン・シーケンス390は、ゼロ・カウント391にカウント・ダウンし、位置391にて新たなカウント値「N」をロードする。よって、引き続くトリガ364は、引き続くパターンにおいて同じポイント(即ち、ビット・パターン・シーケンス394の開始)にて、発生し続け、図1の表示装置135のスクリーン上に安定表示を行う。パターン・ビット・シーケンス識別器をフィールド・プログラマブル・ゲート・アレイ(FPGA)の如きハードウェア回路にて実現してもよく、これは、パターン・ビット・シーケンス394を定義するユーザによりプログラムされる。取り込まれたシリアル・ビット・シーケンス300がFGPAに供給され、このFGPAは、シリアル・ビット・シーケンス300を介してパターン・ビット・シーケンス394を検索する。パターン・ビット・シーケンス394を検出すると、プロセッサ140は、内部カウント・ダウン・シーケンス370内のトリガ360用の現在のゼロ・カウント位置371に関連して、パターン・ビット・シーケンス394の開始のビット位置に基づいて別のカウント値「V」を計数する。
図4は、図1のシリアル・トリガ・ブロック123の第2実施例のより詳細な図である。図4を参照する。事象カウンタ450に供給される可変rロード・カウントを用いて、拘束トリガ位置の制御を実現する。ロード・カウントの可変により、クロック信号に関数として、トリガの発生を進めたり又は遅らせたりし、その結果、拘束トリガ位置がサンプル・ストリームの受信シリアル・ビット・シーケンスに沿って左又は右にシフトし、シリアル・ビット・シーケンスの異なる位置を見えるようにする。この方法において、シリアル・ビット・シーケンスに沿った任意の位置での受信データの安定した表示が得られる。
図4、図5のa、b及びcを参照して、本発明の第2実施例を説明する。位置拘束トリガ回路400は、外部クロック、クロック回復回路410を用いて導出したクロック信号、要求されたビット・レート、2つ以上のクロック信号を受信する追加の入力端及び要求されるビット・レートに基づいた同期クロック信号も受信する第1入力端を少なくとも含んでいる。2つ以上のクロック選択肢が与えられた場合、マルチプレクサ(MUX)420を設けて、複数のクロック信号の1つを選択する。選択されたクロックをS分周回路430に供給する。なお、「S」は、2、5又は10であり、自己ロード・カウント40の動作特性よりも高い周波数のクロック信号を分周する。S分周回路430からの「分周クロック」は、自己ロード・カウンタ440の入力端に供給され、オプションとして、マルチプレクサ435に供給してもよい。選択されたクロックは、オプションとしてR分周回路425に供給してもよく、ここで、「R」の値は、好ましくは、1、2、5又は10である。「R」が1に等しいR分周回路425は、電気的導体トレース又はワイヤと等価であるパス・スルー・ラインと等価であることが当業者には認識できよう。一般的には、「S」及び「R」の値は、共通整数で除算又は乗算可能な任意の組みの関連整数でもよい。R分周回路425の分周クロック出力をマルチプレクサ435に供給する。マルチプレクサ435は、事象カウンタ450のクロック入力端に供給された2つの分周クロックの一方を選択する。自己ロード・カウンタ440は、プロセッサ140がプログラムしたプリロードしたカウント値からカウント・ダウンを開始し、「N」に等しくなる。ここで、「N」は、パターン長「n」に等しい。ゼロのカウントに達すると、自己ロード・カウンタ440は、カウント・ダウン事象出力を発生する。そのゼロ出力ポートからのカウント・ダウン事象出力は、そのロード入力端に供給されて、自己ロード・カウンタ440は、カウント値「N」をそのロード値入力端にロードする。そのゼロ出力ポートからのカウント・ダウン事象出力は、事象カウンタ450の開始入力端にも供給される。事象カウンタ450は、プロセッサ140がプログラムしたロード・カウンタをそのロード値入力端に受ける。なお、ロード・カウント値は、好ましくは(1から(N×(S))に等しく、「N」はパターン長「n」であり、「S」はS分周回路430用の値での除算である。最大ロード・カウント値は、(N×(S))に限定されず、大きな数を用いてもよい。事象カウンタ450は、事象カウンタのクロック入力端にてマルチプレクサ420から又はマルチプレクサ435からのクロック信号を用いて、ロード・カウンタをカウント・ダウンする。ロード・カウントがゼロに減分すると、それは、付勢入力端でのスコープ・レディー信号と、取込み開始(ACQINIT)信号と協働して、事象カウンタ回路450がトリガ出力を発生する。発生したトリガ出力が取込み回路に供給されて、通常の方法でオシロスコープのトリガ動作が行われることが当業者には認識できよう。
図5のaを参照する。サンプル・ビット・ストリームに対応するシリアル・ビット・シーケンス500は、クロック・パルス500によりサンプリングされるシリアル・ビット・シーケンス500の5番目のビット毎に代表的に示される。5番目のビット毎の間は、クロック・パルス510によりサンプリングされる5ビットである。これにより、シリアル・データ・ビットの各々の論理状態が決まる。この方法により、シリアル・ビット・シーケンス500が示されて、「S」分周値が5である「S」分周回路630による自己ロード・カウンタ440のクロック動作を示す。なお、シリアル・ビット・シーケンス500の5ビットは、「S」回路430で分周された全分周クロック用のクロック・パルス510によりサンプリングされる。シリアル・ビット・シーケンス500は、各々が5パターン長の3取込みに対応する3部分に分割されて示されている。シリアル・ビット・シーケンス500の5ビットが「S」分周回路425の総ての分周クロックに対してクロックされるので、自己ロード・カウンタ440のロード値入力にてロードされたカウント値「N」が実効的に(N×S)に等しくなる結果、各トリガ出力の間に5パターン長が生じる。単なる例として5の分周値を用いたが、他の分周値も考慮する。
図5のbを参照する。図4の自己ロード・カウンタ440をプログラムして、完全なパターン長「n」の5つ分に等価なエッジの数の間、カウント・ダウン事象出力の発生を禁止し、事象カウンタは、ロード・カウント値に等価な数のクロック・エッジの間、トリガ出力の発生を禁止する。これにより、トリガ・システムが5パターン長当たり1つのトリガ出力を発生して、選択された位置にて「拘束」されたパターンの効果を与え、オシロスコープ表示上で「静止」(即ち、安定)させる。
この点に関し、内部カウント・シーケンス530、534、540、544、550、554及び570、574、580、584、590、594に応じて、自己ロード・カウンタ440及び事象カウンタ450が動作する。以下の説明において、事象カウンタ450のロード・カウントが0のとき、初期トリガは、シリアル・ビット・シーケンス500におけるビット0位置である。しかし、初期トリガは、シリアル・ビット・ストリームにおける任意の位置であってもよい。自己ロード・カウンタ440の内部カウント・ダウン・シーケンス530は、ゼロ・カウント531にカウント・ダウンし、カウント・ダウン事象出力を発生し、このシーケンスの位置531にて新たなカウント値「N」をロードする。なお、「N」は、パターン長「n」である。自己ロード・カウンタ440でのカウント値のロードは、クロックの1サイクル内で生じる必要がある。カウント・ダウン事象出力は、事象カウンタ450内の内部カウント・ダウン・シーケンス534をロード・カウント値(10)からゼロ・カウント535にして、シリアル・ビット・シーケンス500のビット10位置に対応するトリガ520を発生する。自己ロード・カウンタ440のゼロ・カウントの前に、同じロード・カウント値(10)が事象カウンタ450に再ロードされる。事象カウンタ450のロード・カウントは、1の最小値を有してもよく、その結果、少なくとも1つのクロック事象がトリガ520を発生して、カウント・ダウン事象出力の後の1クロックでトリガ520が発生することに留意されたい。自己ロード・カウンタ440の内部カウント・ダウン・シーケンス540がゼロ・カウント541にカウント・ダウンし、このシーケンスの位置541にて新たなカウント値「N」をロードする。そして、カウント・ダウン事象出力が、事象カウンタ450の内部カウント・ダウン・シーケンス544をロード・カウント値(10)からゼロ・カウント545にする。このゼロ・カウントは、シリアル・ビット・シーケンス500のビット0+(N)位置に対応する。再度、自己ロード・カウンタ440のゼロ・カウントの前に、同じロード・カウント値(10)が事象カウンタ450に再ロードされる。自己ロード・カウンタ440の内部カウント・ダウン・シーケンス550は、再度、ゼロ・カウント551にカウント・ダウンし、このシーケンスの位置541にて新たなカウント値「N」をロードする。カウント・ダウン出力は、事象カウンタ450の内部カウント・ダウン・シーケンス554をロード・カウント値(10)からゼロ・カウント555にして、シリアル・ビット・シーケンス500のビット10+2(n)位置に対応するトリガ524を発生する。自己ロード・カウンタ440のゼロ・カウンタの前に、同じロード・カウント値(10)を事象カウンタ450に再ロードする。上述の如く、トリガ520がゼロ・カウント位置535にて生じるが、これは、シリアル・ビット・シーケンス500のビット10の位置に対応する。トリガ522は、シリアル・ビット・シーケンス500のビット10+(n)位置に対応するゼロ・カウント位置545にて発生する。トリガ524は、シリアル・ビット・シーケンス500のビット10+2(n)に対応するゼロ・カウント位置555にて生じる。自己ロード・カウンタ440の一定繰り返し内部カウント・ダウン・シーケンスと一定繰り返しロード・カウント値との組合せにより、次のトリガ524が次のパターンの同じポイントにて生じるので、図1の表示装置135のスクリーン上に安定した表示を行う。
図5のcを参照する。ユーザが、ある拘束トリガ位置から別の拘束トリガ位置に進んで、受信したシリアル・ストリーム・データの任意の部分を観察したいとき、ユーザは、同時に1つ以上のデータ・ビットだけ拘束トリガ位置を「バンプ」(即ち、増分又は減分)できる。この実施例において、事象カウンタ450に供給されたロード・カウント値を増分又は減分して、拘束トリガ位置を「バンプ」する。ユーザは、上述の任意のI/O回路150(即ち、タッチ・スクリーン、キーボード、マウスなど)を操作して、どのビットをトリガ・ポイントとするかの情報を入力できる。これに応じて、プロセッサ140は、適切なロード・カウント値を事象カウンタ450に供給し、事象カウンタ450は、自己ロード・カウンタ440の続く各ゼロ・カウントにロード・カウント値をカウント・ダウンする。
上述の如く、事象カウンタ450は、プロセッサ140からのロード・カウント値を受けて動作し、自己ロード・カウンタ440が供給したカウント・ダウン事象出力に応答して、ロード・カウント値からゼロにカウント・ダウンし、トリガ出力を発生する。図5のcは、内部カウント・シーケンス570、574、580、584、590及び594に関係する。自己ロード・カウンタ440の内部カウント・ダウン・シーケンス570は、ゼロ・カウント571にカウント・ダウンし、このシーケンスの位置571にて新たなカウント値「N」をロードする。なお、「N」はパターン長「n」である。カウント・ダウン事象出力は、事象カウンタ450のカウント・ダウン・シーケンス574をロード・カウント値からゼロ・カウント575にして、シリアル・ビット・シーケンス500のビット10の位置に対応するトリガ560を発生する。自己ロード・カウンタ440のゼロ・カウンタの前に、新たなロード・カウント値(22)が事象カウンタ450に再ロードされる。トリガ562は、自己ロード・カウンタ440の内部カウント・ダウン・シーケンス580がゼロ・カウント581にカウント・ダウンしたときに生じ、このシーケンスの位置581にて新たなカウント値「N」をロードする。カウント・ダウン事象出力は、事象カウンタ450の内部カウント・ダウン・シーケンス584をロード・カウント値(22)から、シリアル・ビット・シーケンス500のビット22の位置に対応するゼロ・カウント585にする。自己ロード・カウンタ440のゼロ・カウンタの前に、同じロード・カウント値(22)を事象カウンタ450に再ロードする。自己ロード・カウンタ440の内部カウント・ダウン・シーケンス590は、再びゼロ・カウント591にカウント・ダウンし、このシーケンスの位置591にて新たなカウント値「N」をロードする。カウント・ダウン事象出力は、事象カウンタ650の内部カウント・ダウン・シーケンス594をロード・カウント値(22)からゼロ・カウント595にして、シリアル・ビット・シーケンス500のビット22+(n)の位置に対応するトリガ524を発生する。上述の如く、トリガ550は、シリアル・ビット・シーケンス50のビット10の位置に対応するゼロ・カウント位置575にて生じた。トリガ552は、シリアル・ビット・シーケンス500のビット22の位置に対応するゼロ・カウント位置585にて生じる。トリガ564は、シリアル・ビット・シーケンス500のビット22+(n)の位置に対応するゼロ・カウント位置595にて生じる。事象カウンタ450のロード・カウント値を増分又は減分することで、シリアル・ビット・シーケンス500にてトリガをシフトして、シリアル・ビット・シーケンス500内のトリガ拘束ポイントを変化させる。その結果、次のトリガ564が次のパターンの同じシフトされたトリガ位置で生じて、図1の表示装置135のスクリーン上に安定した表示が行われる。今までの実施例で説明したように、位置拘束トリガ回路400は、パターン・ビット・シーケンス識別器を具えてもよく、パターン・ビット・シーケンスを識別すると共に、トリガをパターン・ビット・シーケンスの初めにシフトする。
回復クロックを用いたときに入手可能なビット・レートを広げるために、トリガ位置スキューを補償するように調整して、ユーザ入力周波数の端数に拘束するように回復クロックをプログラムできる。この場合、遅延されたエッジの数を端数の量によって減らし、総ての他のビットに対して、1ビットに等化な追加の取込みスキューをシフト動作に適用する。これは、シリアル・データに沿って一度に1ビット以上を進める能力を維持する。
典型的な端数の量は、NRZシリアル・データの2倍、又は8b10bシリアル・データの10倍である。回復したクロックの場合、入力データ信号は、充分な数のエッジを含んで、回復クロック回路が端数信号周波数に拘束されるように維持しなければならない。端数のビット・レートを用い、トリガ位置スキューを補償することは、広いビット・レート範囲にわたってトリガ回路を効果的にして、構成を安価にするばかりでなく、ホールドオフ・カウンタを再ロードするのに必要な有限時間の結果、帯域幅ホールの無効化が生じる。
本発明を用いることにより、従来のシリアル・パターン位置回路において用いるものよりも安価な回路により、一層高いビット・レートにて信号の試験を行える。これは、テクトロニクス社製のあるオシロスコープにて使用されるように設計されたオシロスコープ用先進トリガASICに既に含まれているカウンタ、クロック分周器、事象シーケンス、及び関連回路と共に、独自の「事象によるホールドオフ」回路を活用している。この点に関しては、2007年3月13日に発行された米国特許第7191079号「先進のトリガ機能を有するオシロスコープ」及び1990年12月25日に発行された米国特許第4980605号「オシロスコープ・トリガ制御回路」を参照されたい。
シリアル・ストリーム内のビット・パターンを一致させることなく、端から端までの信号試験を行えることに留意されたい。しかし、シリアル・ストリームが特定のビット・シーケンスを含むことが知られており、その情報を用いて、パターンが生じるトリガ位置を拘束できる。この回路は、シリアルNRZ、8b10b、又は他のコード化シリアル信号の位置を拘束できる。
Nビット・バンプ可能カウンタ450及び事象カウンタ650をダウン・カウンタとして説明したが、これらは、ロード・カウンタの適切な変更によりアップ・カウンタとして、又はこれらの組合せとしても実現できることが認識できよう。クロック回復回路410、610の機能をソフトウェアで実現できることにも留意されたい。
図1は、簡単なブロック図として、本発明による位置拘束及びバンプ回路とその論理信号の軌跡を示す。 図2は、簡単なブロック図として、本発明による位置拘束及びバンプ回路の第1実施例を示す。 図3は、図2の実施例を理解するのに有用なロジック信号の軌跡である。 図4は、簡単なブロック図として、本発明による位置拘束及びバンプ回路の第2実施例を示す。 図5は、図2の実施例を理解するのに有用なロジック信号の軌跡である。
符号の説明
100 オシロスコープ
105、110 プローブ
115、120 取込み回路
122 サンプル・クロック発生器
123 シリアル・トリガ回路
125 制御器
126 パターン・ビット・シーケンス識別器
130 処理回路
135 表示装置
140 プロセッサ
145 支援回路
150 I/O回路
155 メモリ
162 波形処理回路
200、400 位置拘束トリガ回路
210、410 クロック周波数回路
220、420、435 マルチプレクサ
225、430 S分周回路
230 プログラマブル時間遅延
240 トリガ発生器
250 Nビット・バンプ可能カウンタ
425 R分周回路
440 自己ロード・カウンタ
450 事象カウンタ

Claims (3)

  1. オシロスコープにて用いる位置拘束トリガ回路であって、
    クロック信号を受ける入力端を有し、Sの値で決まるレートによる分周クロック信号を発生するS分周回路と、
    上記分周クロック信号及びNビット時間遅延値を受け、遅延分周クロック信号を発生するプログラマブル・クロック遅延回路と、
    上記遅延分周クロック信号及びNビット・カウント値を受け、受けた上記遅延分周クロック信号に応じて上記Nビット・カウント値から終端カウントまでカウントを行い、上記終端カウントに達したことを示す信号を発生するカウンタ回路と、
    上記終端カウントに達したことを示す上記信号に応答し、トリガを発生するトリガ発生器とを具え、
    上記プログラマブル・クロック遅延回路及び上記カウンタ回路が第1モードにて動作して、上記Nビット時間遅延値がトリガ微調整を行い、上記Nビット・カウント値は、トリガ粗調整を提供し、上記シリアル・ビット・シーケンスの取込みの同じビット位置にて上記オシロスコープをトリガし、
    ユーザ入力に応答して、上記プログラマブル・クロック遅延回路及び上記カウンタ回路が第2モードで動作して、上記プログラマブル・クロック遅延回路の出力端での発生から、上記Nビット時間遅延値に関する期間だけ上記分周クロック信号を遅延させて、トリガ微調整を行い、上記カウンタ回路が上記遅延分周クロック信号及びNビットの別のロード値を受け、受けた上記遅延分周クロック信号に応じて上記Nビットの別のロード値から終端カウントまで一度カウントをして、トリガの粗調整を行い、上記カウンタ回路が上記終端カウントに達したことを示す信号を上記カウンタが発生し、
    続くシリアル・ビット・シーケンス内の異なるビット位置でオシロスコープがトリガするような値を上記Nビット時間遅延値及び上記Nビットの別のロード値が示す位置拘束トリガ回路。
  2. ユーザ入力に応答するパターン・ビット・シーケンス識別器と、
    上記シリアル・ビット・シーケンスを上記パターン・ビット・シーケンス識別器に供給して、上記シリアル・ビット・シーケンス内でパラメータ・ビット・シーケンスを探す制御器とを更に具え、
    探したパターン・ビット・シーケンスに応答して、続くシリアル・ビット・シーケンス内の上記パターン・ビット・シーケンスが定義する異なるビット位置にて上記オシロスコープがトリガする値を上記Nビット時間遅延値及び上記Nビットの別のロード値が示す請求項1の位置拘束トリガ回路。
  3. 上記シリアル・ビット・シーケンス、外部クロック及び同期信号から回復されたクロックの間で選択を行うマルチプレクサを更に具えた請求項1の位置拘束トリガ回路。
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